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読了『十八時の音楽浴 Kindle版』『『十八時の音楽浴』の作者の言葉 Kindle版』 海野十三 青空文庫

こないだ見た『海野十三と日本SF』で、「1984年」のようなディストピア小説としてタイトルを意識した作品。
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青空文庫の底本が1976年1月15日初版発行のハヤカワ文庫ということで、執筆時期の情報ナシ。
Wikipedia によれば『モダン日本』昭和12年(1937年)4月増刊号に掲載されたとのこと。
ja.wikipedia.org
1984年』は1949年に刊行されたそうなので、こっちの方が早い。
ja.wikipedia.org

独裁国家で、毎日決まった時間に音楽浴を義務づけられていて、それによって洗脳に近い状態で国家に忠誠を尽くす社会。
性自認や性転換手術に関する話があったり、性行為を思わせる記述があったりする。
天才的な科学者が国のために人造人間を開発していて、これが十七、八の美少女で、全裸で登場するというなんか中二病な展開が、もっと凄い話になっていくんだけど。
エロもグロも遠慮がなくて、青少年がワクワクするような科学小説を書いていた人という印象がだいぶ修正されてしまった。
昭和12年ってけっこう自由だったのかな。
短編なのであっという間に読めて、楽しみました。。
青空文庫の奥付を見ると、入力が大野晋先生になってた。

青空文庫では『『十八時の音楽浴』の作者の言葉 Kindle版』というのが独立したタイトルになっていたので、ついでにこれも読んだ。
1939年発行の単行本としての『十八時の音楽浴』に収録されたもので、科学小説を巡る環境についてとか、同書に収録の他の作品についてのコメントもある。
なかなか興味深かった。




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