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GENICという写真雑誌を読んで、写真は素朴でいいと思えた

「GENIC」という写真の雑誌をいくつか買ってみた。

けっこう前に見かけたり、過去にも誰かが言及している記事を読んだりしていた、この雑誌。最近急に自分の意識に上がってきて、すごく気になって、猛烈に読んでみたくなった。
気づいたら、オフィシャルショップでポチっていた。すぐ届いてびっくりしたし、送料無料でありがたい。

genic-web.com

Amazonでも売ってるようです。


人のいない静かなところや、気に入ったものや、自宅のインテリアや、植物・猫・食事などを撮りたい自分にとっては、ちょうどよい感じがした。 キメすぎてない素敵な写真がたくさん。 若くて繊細な感性の写真家さんがたくさん。

バックナンバー一覧を見ると、けっこう前からこんなにたくさん刊行されていたことを知る。わたしが写真から離れたり再燃したりしているあいだに、淡々と存在し続けていたのか。と考えると、少し、悔しさと虚しさがある。リアルタイムで空気感を楽しめなかった寂しさがある… こんなに素敵な世界があったのに、それを逃していたのか。なんて。(なんだって“その時”がベストなタイミングなのよ、とも思うけど。)

すごく気に入ったので、バックナンバーもっと欲しいな。
3,6,9,12月に発刊されているようなので、ちゃんとチェックしたい。


過去にも、勉強になると思って、国内外著名な写真家の名作写真集をたくさん見た時があった。その時は、なんだかとても疲れてしまった。

散らかった人間の生活、壊された建物、汚れた街。 虚な目の男性、泣く女性や子ども。 コロコロ変わるパートナーとの激しい生活、きわどい女体。
ドキュメンタリーすぎて、この世界のことの重大さがビリビリきて、ちょっとつらかった。
それらも重要な事実だとわかっているけど、こと生活具体のレベルにおいては、きれいなものしか撮りたくないんだ。

こういう被写体しか、写真で手本にできるものはないのかと思っていた。

人間が写ってない写真が好きだ。

この写真雑誌に出会って、
こんなふうに生活を慈しんでいいんだ。
写真を撮ることを素朴に楽しんでいいんだ。
背伸びせずに自分の好きなものだけ撮ってていいんだ。
って再確認できて、なんだかうれしかった。

きれいだと思ったものを、自分のために、生きててよかったなと思えるように、集めて残しておきたいなと思うわけです。




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