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2026年2月yasuフェス振り返り

書くことがたくさんある回だった。

 


3世代シングル yasu vs おかぴ

www.youtube.comまずは初手のカビゴン対サンダーの対面がポイント。HPを見るとサンダーは耐久無振りの可能性があることがわかる。カビゴンのメインウェポンはのしかかりではなく恩返しだったがこれは対サンダーで重要なダメージラインの一つであると言える。A無振りの恩返しであれば耐久無振りサンダーをほぼ2発で倒せないため、カビゴンとしては少しAに振ることが考えられる。やや古典的な配分ラインではあるものの恩返しカビゴンを使う場合は把握しておきたい。ちなみに当時の想定としてはサンダーというよりも無振りボーマンダを調整対象としていた。
サンダー、ボーマンダとカビゴンの恩返しに関するダメージラインに関しては、以下のブログが参考になる。

poe-cbf.hatenablog.com途中控えめラティオスが臆病サンダーに抜かれて危ないシーンがあった。対ヘラクロスを考えるとラティオスは控えめにしないと火力が足りない場面があるのも確かだが、今回のように不意にサンダーに抜かれる危険性は把握しておくべきである。サンダーはサンダーで火力と耐久を両立するため控えめで採用されることが増えているように思え、臆病で採用する場合も85族抜きの150付近で留めることが多いが、余裕があれば控えめラティオス抜きまで抜いておくと活きる場面があるかもしれない。特にめざ氷持ちの場合は候補にあげても良いだろう。
この試合一番のポイントはカビゴン対サマヨールである。特にサマヨールは他の世代に比べてやることがイメージしにくいのである程度知識を持っておくことが必要である。まず素早さ関係については基本的にサマヨールは多少素早さを上げていると考えるべきである。種族値ではカビゴンの方が早いが無振り近辺のカビゴンはサマヨールに抜かれている可能性がある一方で、カビゴンも特殊技を持たない場合は多少Sを上げる余裕があるためサマヨール側も決して安心はできない。
サマヨールの最も一般的な型はシャドーボール鬼火封印眠るである。眠るとシャドーボールを封印することでカビゴンからの打点をカットしつつ回復も防ぎながら鬼火で処理することができる。交代で逃げられはするものの対カビゴンをかなり高い精度で任せられる方であると言える。鬼火はヘラクロスや炎タイプを除いた多くのポケモンに対して一貫する技なので、目の前のカビゴンに当てることができなくても後続に負荷をかけやすい。今回は立ち回りを見るに恐らくサマヨールは封印を持っていなかったのではないかと考えられる。その場合、カビゴン側に眠るがなければいいのだが、もし眠るを持たれた場合は鬼火で倒しきれない。封印以外にも優秀な補助技を覚えはするものの、カビゴンを確実に倒すということを考えると封印の優先度は高い。


3世代シングル 水希 vs おかしょー

www.youtube.com似たような構築で、初手もカビゴンミラー。サマヨールで流すもサンダーを繰り出され、雷でカビゴンが崩されそうかに見えたがそこから外して苦しくなる。なんとか釣り交代でサンダーの有利対面をもう一度作るも、またしても雷を外してほぼ無償でサンダーを失う。
結局カビゴンミラーに戻り、鈍いカウンターで水希さん側は苦しい展開となるも、逆に自爆を当てやすい盤面となったことでなんとか一対一交換には成功した。なお、ヘラクロスの鉢巻瓦耐えの物理耐久を持つカビゴンに対して、鈍いを一度積まれると自爆で倒し切るのは難しいのだが、A特化まで上げれば半々くらいの確率で処理し切れる。水希さん側のカビゴンのHPが236だったことから予想できるように、A特化付近まで上げたことで鈍いカビゴンを倒し切れたということである。
プテラ対サマヨールについて。サマヨールの火力はサンダーの身代わりを割れるかどうか程度なのでプテラの身代わりは当然割れる。それどころか乱数3発で倒されてしまう。逆にプテラの雪崩のダメージは、サマヨール側の振り方にもよるがこれも基本的には乱数3発で倒せる。少なくとも通常雪崩2発+チイラ雪崩であれば倒せると見てよい。昨今のサマヨールはラティオスやバシャーモなどを意識して特殊耐久を優先する傾向にあり、物理耐久が優先されることは少ない印象。つまり普通に打ち合うと、怯みもあってプテラが有利である。サマヨールは鬼火を入れたいが、身代わりの択もあるので打ち辛いところである。
最終的にはプテラミラーとなったが、HPから察せられるように、水希さん側はAS振りでおかしょーさん側は耐久振りと思われる。当然上を取っている方が有利であり、またAを特化から削るとプテラを一発で倒せる確率がどんどん下がってしまう。耐久振りの型は控えめラティオスを意識したものであるが、当然対ミラーは捨てることになる。


金銀 水希 vs おかしょー

www.youtube.comドガースに目がいくが、おかしょーさん側はカビゴンSA。一方の水希さんはサンダーとガラガラという、物理特殊の二大高火力エース。55サンダー+カビゴン+パルシェンというパーツがあるため、55カビゴン側はまきびし+吹き飛ばしで崩されないかまず注意が必要。55ガラガラもカビパには厄介な相手で、カビゴンがタイマンで負けてしまうので、裏で流すことは必須。今回のおかしょーさんの構築だと、スターミーでは後出しが効かないので、実質エアームドに全てを任せる形となる。エアームドでガラガラを捌けるか、逆にガラガラでカビエアを崩せるかという勝負になりそうだ。
水希さんの選出はカビゴン+ガラガラ+パルシェンで、おかしょーさんはマタドガス+カビゴン+エアームド。パルシェンがかなり刺さっているが、交代際に毒々が入ってしまう。これがかなり大きく、本来はまきびしを使ってからひたすら冷凍ビームを打つだけで勝率を確保できるのに、行動回数が大きく削られてしまった。水希さん側はエアームド対策が怪しく、おかしょーさん側はパルシェンが受かっていないのでお互いそこをどう突くかだったのだが、パルシェンから崩される展開となった。とはいえエアームドは冷凍ビームを食らうわけにはいかず、カビゴンは爆発を食らうわけにはいかないのだが、そこはおかしょーさんがうまいこと爆発を誘って、エアームドで受けることに成功した。水希さん側はカビゴンにもパルシェンにも鈍いがなく、相手のカビゴンの鈍いを咎める手段がなかったことも、早期の爆発を強いられる要因となった。こうなると特殊技のないカビガラでエアームドを倒さないといけないので相当苦しい。薄荷は既に消費させたので、水希さんとしてはなんとかしてエアームドを素眠りに追い込んで、そこに剣舞ガラガラを合わせたいところ。一度その場面を作ることができたが、剣舞にマタドガスを合わせて、爆発の圧力で引かせて1ターン捻出することに成功した。これによりガラガラに毒が入ってしまい、あとはエアームドで受け続ければなんとかなりそうな展開となった。が、ヘドロ爆弾でガラガラを倒し損なったせいで雲行きが怪しくなったものの、ホネブーメラン急所はなんとか回避しておかしょーさんの勝ち。
元々水希さん側は対エアームドが楽ではなく、サンダーを出せない場合は苦戦しそうな構築であった。おかしょーさん側もスターミーを出せないときは対パルシェンが厳しいが、毒さえ入れてしまえばあとはカビゴンとエアームドで時間を稼げればなんとかなる。回復手段のあるエアームドとないパルシェンの差が、先に崩されるかどうかの差になってしまった。毒を受けたパルシェンをもう少し温存した方がよかったかもしれない。あとはパルシェンの爆発を誘ってエアームドで受けられた点や、マタドガスがガラガラを引かせるといった、リスクのある択を二度通せたのも大きかった。
最後に、パルシェンを失ってカビガラでエアームドを崩さないといけなくなった場面をもう少し検討する。まずダメージ計算としては、ガラガラの雪崩をエアームドは3耐え。マタドガスの爆発をガラガラは確定耐え。カビゴンはガラガラの剣舞地震で高乱数一発。つまり、エアームドが寝ている間に剣舞を積んでガラガラで突破できれば、カビゴンはそのまま倒せてマタドガスの爆発も耐えるので、水希さんとしてはそれを狙いたい。例えばエアームドが眠るを選択するタイミングでガラガラを後出しすると、
ぐうぐう→剣舞→ぐうぐう→雪崩→起きてドリルくちばし→雪崩で倒す→マタドガス死に出し
となり、削れた分爆発圏内に入ってしまう。ただそこから水希さん側はカビゴンに交代して自爆すればガラガラで詰められる。カビゴン交代におかしょーさんがカビゴン交代を合わせても、鈍いを積んだところで自爆+地震で高乱数で倒されてしまう。あるいは剣舞のタイミングでマタドガスを合わせて紛れを求めることになりそうだ。
そのため、水希さんは眠るのタイミングをきっちり読むことが求められ、おかしょーさんはガラガラが出てくるタイミングを警戒し続けることが求められる。眠るを見てからガラガラを後出ししていては間に合わない。ここで重要なのは、カビゴンはエアームドを倒せないが、エアームドも眠るカビゴンを倒せないという点。眠るで粘りながらのしかかりの麻痺を絡めて、後出しを合わせる試行回数を稼ぎたいところであった。
あるいは、カビゴンの自爆を使うことも考えられた。自爆+雪崩はエアームドに耐えられてしまうが、例えば眠るのタイミングで自爆を合わせられれば、自爆のダメージ込みで
ぐうぐう→剣舞→ぐうぐう→雪崩
で倒せるので、これはこれで詰められる。タイミングを読み損ねたとしても、のしかかり麻痺を残して自爆で退場できれば、麻痺+怯みで強引に突破することも狙える。いずれにせよ、カビゴンで粘ってガラガラが崩せる盤面を作ることがポイント。マタドガスの爆発の火力を考えると、ガラガラのHPは一切削られてはいけない。
基本的にカビゴンのサブウエポンはよほどのことがない限り地震安定と考えているが、ガラガラやヘラクロスのように明確にエアームドで止まるエースの場合は、大文字を持たせることを検討してもよいだろう。



金銀 1192 vs miya

www.youtube.comおなじみのカビゴンSA。サイドンでカビゴンを流しながら崩していきたい。パルシェンやスターミーはまず出てくるので、こちらもスターミーを選出。あとは相手のスターミーをより盤石に受け出せるカビゴンを選出したかったが、相手のガラガラが重めだったのでナッシーを優先。miyaさん側としては、サイドン+スターミーのサイクルをパルシェンやガラガラで崩したい。
対戦が始まると目論見通り、カビゴンにサイドンを後出しして地震で削っていく展開。サイドン→パルシェンのダメージ計算は事前に知っていなくても、バンギラス→パルシェンの結果が分かっていれば予想できる。黄金がなければ雪崩で2発、黄金持ちの場合は高乱数で2耐えされる。そのため、実戦では地震→雪崩と打ったが、雪崩→雪崩だったとしても確定数に影響はそこまでない。
パルシェンが削れて次の地震が受からないところまできたので、パルシェンが爆発を切るかどうかの盤面。面子からしてメインウエポンは波乗りではなく冷凍ビームだろうと思われるので、サイドンで突っ張って受ける選択肢もあったが、無難にスターミーを受け出したところ爆発で一対一交換された。miyaさんの裏はスターミーだったため、ナッシーの爆発をスターミーに当てるか、眠り粉か電磁砲をスターミーに当てるかの勝負となる。miyaさんとしてはスターミーが爆発されないように注意しながら、ナッシーを削り切れるかどうか。実際の展開は眠り粉をカビゴンに受けられ、ナッシーが捨て身を被弾し、電磁波を食らったナッシーの爆発をカビゴンに受けられてmiyaさんの勝ち。
明確な敗着はナッシーがカビゴンの捨て身を食らったシーン。miyaさん目線はいかにナッシーを削り切るかという戦いをしているのに、安直にナッシーのHPを半分差し出しているようではいけない。あとはサイドンの電磁砲を、パルシェン相手もスターミー相手ももって積極的に打ってもよかったかもしれない。また、パルシェンの爆発をスターミーで受けたところも、やはりよくなかったと言える。波乗りだった場合は負けだが、冷凍ビームであれば耐えるので、残数有利をキープした方がよかった。サイドンのHPを大事にした方がよいかと思ったが、カビゴンがノーマル技一本であろうことを考えると、裏がスターミーやゲンガーなら関係なし、ガラガラであってもスターミーナッシーが裏にいるのでおそらく大丈夫、と考えるとサイドンで突っ張ってよかった。miyaさんはサイドンに対して水二枚できっちり受けてきたのが功を奏した。
なお、サイドンお試し月間だったためはなからヘラクロスを選出するつもりはなかったが、出すならヘラクロス+カビゴン+ナッシーorスターミーのような選出でもよさそうだ。爆発からのヘラクロスで詰められる。


金銀 トマテ vs おかしょー

www.youtube.comピッピに目がいくが、サンカビパルとガラガラ+麻痺の構築に見える。対するトマテさんはカイリュー+バンギラスの稀によくあるWA。
初手はトマテさんの有利対面だったが、出てきたピクシーが電磁砲を打ったところで雲行きが怪しくなる。ピクシーは両立不可の組み合わせがややこしいポケモンであり、アンコール*1や腹太鼓、プレゼントが初代技マシンと両立できない。そのため最も問題に挙がるのが電磁波+アンコールを両立できないことなのだが、電磁波を電磁砲と両立したということなのだろうか。そう考えると、結局ピッピは出てこなかったものの、2体採用することで両立できない範囲をカバーしたいということなのかもしれない。
電磁砲が見えたというのはトマテさん側にとってかなり厳しく、迂闊にパルシェンを後出しできなくなってしまった。しかも電磁波をアンコールされたため、ガラガラの無償降臨がチラつく。
ここで最も警戒すべきことは、パルシェンに麻痺が入ることである。トマテさんの選出は波乗りや冷凍ビームのないカイリュー+レベル差の付いたサンダーであるため、対ガラガラはパルシェンに一任している。しっかり黄金+リフレクターを所持しているため、ガラガラを無償降臨されて交代際剣舞を決められても、まだ間に合う*2。パルシェンのリフレクターは初手で使ったように対面から使う技ではなく、ガラガラに展開されてしまった場合の保険として機能する技であると言える。具体的には交代際剣舞、光の壁、高速バトン(バトン際にパルシェン後出しを合わせる前提)に対応できる。本来剣舞地震はレベル差が付くと一発で倒されてしまうのだが、リフレクターがあれば黄金込み2耐えできる。そのため無償で剣舞されてしまっても、
リフレクター→地震(黄金発動)→冷凍/波乗り→地震(これを耐える)→冷凍/波乗り
で倒せるようになる。光の壁爆発でガラガラを出された場合も、
ガラガラとパルシェン死に出し(壁残り3ターン)→リフ→剣舞→冷凍/波乗り→地震(黄金発動)→冷凍/波乗り→地震(これを耐えて壁が切れる)→冷凍/波乗り
で倒せる。高速バトンに対しても同じような流れで剣舞とリフレクターを交換して、処理が間に合う。リフレクターがない場合は、事前にまきびしを撒いて置いて爆発で無理やり処理、としなければならない。HP満タンであれば爆発を耐えられるので、最悪後続で上を取れていないと壊滅しかねない。
という事情を加味して、サンダーで電磁波を打ち続けた方がよかったと思われる。噛み合ってアンコールが切れればそこからめざ氷を打てばよい。なお、この世代のアンコールは2~7ターン。
パルシェンに電磁砲が直撃した時点で、勝負ありだった。
同じようなことはナッシーでも起こりうる。ガラガラ受けにナッシーを選出するもスターミーに受け出して電磁波を食らい、ガラガラに上を取られて負け、など。麻痺+ガラガラはシンプルで基本的な戦術ではあるが、少し処理を間違えると簡単に3タテされるリスクがある。


金銀 トマテ vs yasu

www.youtube.comこれまたカビパ対サンダーガラガラ。初手は圧倒的カビゴン有利対面かと思われたが、自爆をムウマでかわしていきなり数的有利を取った。yasuさんとしては悪魔のキッスが受からないので、おそらく持っているであろう薄荷を盾に強引に処理しに行ったといったところだろうか。
ただ裏からいばみがサンダーが出てきて、まだ油断のならない展開。実際カビゴンが雷で麻痺を食らってしまい、ムウマでカビゴンを流しながらサンダーの試行回数を稼いでいく。トマテさんのカビゴンの型はかなり古いもので、毒でyasuさん側のムウマを崩したいところだったが、奇跡で一度カットできたこともあってyasuさん側のムウマは状態異常を撒き散らす働きを見せた。なんとかして麻痺+混乱を残してサンダーの身代わりを残したいところだったが、トマテさん側が要所で動いてなんとか勝利。サンダー本体に冷凍ビームが一度直撃したのも大きかった。催眠の圧力と氷技の火力というルージュラの持ち味がよく活きた対戦だった。yasuさん側もムウマが妨害をしまくって、あわよくば残数不利をひっくり返しかねない勢いであった。

*1:ポケスタ金銀を使えるならアンコールと初代技マシンの両立は可能

*2:鈍いや麻痺治し、奇跡などを持っている場合はこの動きができず、ガラガラストッパーとしての性能がやや落ちてしまう点は注意。その場合は滅びや爆発、吠える吹き飛ばしなど他に展開を阻止できる手段を入れておくことが望ましい。




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