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2015年01月05日

サマンオサ編 裏話

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1 :◆vsQyY1yD2Q

      /\ー―、_                                          /|>_
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          <   L- ̄/V二/´-'―`ー´` ̄          `ー'    `―``―、__ノ | /  /
           ヽ∠― ̄                                    \__./
                    やる夫はDQ3の世界で生きていくようです

                          「サマンオサ編 裏話」

                        ((::))
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                         |:||:|     ィoヾヽ_____ヽ_                 ______
                        ( ヾj:Y¨ 、 i廴ノ_________]              ,ィ´   〈  )
                       (`ヾ.|:|',  ',. √,∠`         ヾ7、          /       ヾ/
                        (`´.|:(  .ノ、) {j))         / Y\      _ .ィ        }辷ス:、
                        ,辷彡 / ((  )       ,/   ,入: :\__ ..´/         ト、
                      =≡≡≡= `亡´     ,.ィ´  / _ ミx、:\―フ             ノ  ヽ
                        》=《ヽ  / `>ァ、rfチ彡 =彡' ̄  `ヾ::\、\_    /     /
                        | l | `く  〃 ヾr- ャ ィイ:/        \:}) /rヽ. イ     /
                        | l |    \     卞x¨ヾ { L、        ハ //ヽyミ、       _L.. _
                        | l |     `  ̄ ̄ヾX   ヾミx      i斗彡⌒7\_ ..'´    `ヽ、
                        | l |     ..-――ヾミー――:ヽ:、   /<:::/У: : :.\___    /
                        | l |   /       ト、`ー -ァ/`ー7/てイ:ィ/\: : : : :.\ `ー "


2 :◆vsQyY1yD2Q

  今回は サマンオサ編 裏話と言う事で、まずは原作にない各町について説明します。


                      ,ノ:;:;:;.丿   ._
                  : ,-":;:;:;:;.ヽ―'"△~゙‐'△△ヽ
                r-,i´:;:;:;:;:;:;:;:;△△△△△  △\   北の砦
                   |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;△          △△''',! .,-,,,,_、
                  r'":;:;:;:;:;:;△: : : :   ○          ○:△△△△i、
             _,l゙:;:;:;:;:;:;△: : : : : :  カブノール   : _,/゙.,i´  : : : : △│
              ,-'″::;:;:;:;:;:;△: : : : : : :    :;:;:;:;:;:;:;:-‐''"_,○`    : : : : △゙l
          ,/゛:;:;:;:;:;:;:;:;:;△: : : : : : : : : : : : : : :,i´ : /'''": :ロンベッタ  : :△_,!
         │:;:;:;:;:;:;:;△△:;: : : : : : : : : : : : : : : :゙''''△: : : : : : : : : :     △|
            l゙:;:;:;:;:;:;:;△△:;:;:;:;サマンオサ: :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;△: : : : : : : : :    △丿
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            |:;:;:;:;:;:;:;:;△△:;:;: : : : :  : : : :;:;:;:;. . . . . . . . . .△: : : :    △`'i、
         │:;:;: クレイク ○: : : : : : :::;:;:;:;:;:;:;. . . . . . . . . . △    △: : : ,l゙
         ‘!、:;:;:;:;:;:;:;:;:;△△:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;○;:リーマ砦. . . . . . △△△: : : :,i´
           \:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;△△:;:;:;:;:;:;:;:;. . . . . . . . . . . . . △△: : : : : : : │
            `く::;:;:;:;:;:;:;:;:;△△:;:;:;:;:;:;. . . . 、.'''',,,,,,.`く△△: : : : : : : : _,,i´
             `''┐:;:;:;:;:;:;:;:;△△:;:;:;:;. .△゙i、゙l_○| エムローム _/:
               ゙l、:;:;:;:;:;:;:;:;△△△△:;:;:ヽ,__,,ニr": : : : : : : ../
                  ゙!、:;:;:;:;:;:;:;:;△△:;:;:;:;:;: : : : : : : : : : : : : : : フ
                   ゙'i、:;:;:;:;:;:;:;:;△:;:;:;:;: : : : : ::  :: : : : : : : :,i´  ↓ アルヘンティーナ


  まず、小説版でも このあたりの事には触れられていましたが

  このスレでは、サマンオサだけ こんなに町がある訳ではなく
  各国、ゲームに登場していないだけで町や村は他にも存在していると言う設定になっています。


3 :◆vsQyY1yD2Q


  ―― ただし、イシスは除く。


                           ,        !i
                  ,, -=-''‐------z_丿}_丿!    仕方無いじゃない……!
                /  '´  =‐- 、         ノ
               /  /         {::::::ヽ 、 /::::\フ   オアシス以外、砂漠しかないんだから……!
               {  /:::X::} i    \::::::::∨::::::::::::::>___
        ι=‐-、,....__..L/:::::::/ /__    \::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
       ξ    {::::X:::::X::::/=-::::::::::l_     ⌒',::::::/\~ ̄
        ´"" ‐ - ゝ-‐‐‐‐ ′: : :. ̄ ̄: :.`ヽi      ̄    ゙゙ ‐-  ... _
              : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ノ              , '´::::X::`ヽ
              : : : : : : : : : : : : :.r::'´:Xヽ _  , ::-=- 、 _ -=彡::X:::::‐-;;;': : : : : ..
                    : : : : :.ん ‐- 、::::X::::::X::::::X::::::X::::::X:::ノ;;;;;;;;;;;/: : : : : : : :.
                      /   /ー--‐ア~ ̄`ヽ、彡-‐;;";;;;;;;;;/: : : : : : : : : :.
                       <,, -‐‐‐<: : : : : : /     /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/: : : : : : : : : : :.
                         ',    \: : ./     /` ー--‐ ~: : : : : : : : : : : :.
                        ゙ ,     ヽ, - . /: : : : : : : : : : : : : : : : : :. .
                       \   /;;;;;;;;;;}ー-t 、
                             ヽ /;;;;;;;;;;/  }   ~ ‐- ... _
                         i i;;;;;;;;;;;;{ー.{_          ~ ‐-
                         | |;;;;;;;;;;;;l   ~ -


  イシスは、南東の祠に集落があるかどうかと言ったところでしょうか。

  南側からのバラモスの脅威のせいで、とっくに廃墟になってそうな気もしますが。


4 :◆vsQyY1yD2Q


  それはともかく、各町についての解説を。

  名前については、サマンオサの名前の由来が 「アマゾン川」 だと言われていますので
  現地の川の名前をアナグラムしたり、もじったりして、ドラクエっぽい町の名前を作りました。


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                  : ,-":;:;:;:;.ヽ―'"△~゙‐'△△ヽ
                r-,i´:;:;:;:;:;:;:;:;△△△△△  △\   北の砦
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                  r'":;:;:;:;:;:;△: : : :   ○          ○:△△△△i、
             _,l゙:;:;:;:;:;:;△: : : : : :  カブノール   : _,/゙.,i´  : : : : △│
              ,-'″::;:;:;:;:;:;△: : : : : : :    :;:;:;:;:;:;:;:-‐''"_,○`    : : : : △゙l
          ,/゛:;:;:;:;:;:;:;:;:;△: : : : : : : : : : : : : : :,i´ : /'''": :ロンベッタ  : :△_,!
         │:;:;:;:;:;:;:;△△:;: : : : : : : : : : : : : : : :゙''''△: : : : : : : : : :     △|
            l゙:;:;:;:;:;:;:;△△:;:;:;:;サマンオサ: :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;△: : : : : : : : :    △丿
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            |:;:;:;:;:;:;:;:;△△:;:;: : : : :  : : : :;:;:;:;. . . . . . . . . .△: : : :    △`'i、
         │:;:;: クレイク ○: : : : : : :::;:;:;:;:;:;:;. . . . . . . . . . △    △: : : ,l゙
         ‘!、:;:;:;:;:;:;:;:;:;△△:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;○;:リーマ砦. . . . . . △△△: : : :,i´
           \:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;△△:;:;:;:;:;:;:;:;. . . . . . . . . . . . . △△: : : : : : : │
            `く::;:;:;:;:;:;:;:;:;△△:;:;:;:;:;:;. . . . 、.'''',,,,,,.`く△△: : : : : : : : _,,i´
             `''┐:;:;:;:;:;:;:;:;△△:;:;:;:;. .△゙i、゙l_○| エムローム _/:
               ゙l、:;:;:;:;:;:;:;:;△△△△:;:;:ヽ,__,,ニr": : : : : : : ../
                  ゙!、:;:;:;:;:;:;:;:;△△:;:;:;:;:;: : : : : : : : : : : : : : : フ
                   ゙'i、:;:;:;:;:;:;:;:;△:;:;:;:;: : : : : ::  :: : : : : : : :,i´  ↓ アルヘンティーナ


  エムローム ( 由来:Mamore )
   原作では 『サマンオサ南の洞窟』 ですね。

   シャーマンの色違いであるゾンビマスターが登場するダンジョンですので
   シャーマン族がいる町と言う事で、地下都市として登場する事になりました。

   DQ2のペルポイがありますので、そうDQから外れたものではないと思います。



  リーマ砦 ( 由来:Madre de Dios )
   原作では何もない場所で、ストーリーの都合上から誕生しました。

   一応、山・森と一番 地勢が厳しい場所で
   クレイクで採掘されたミスリル鉱石を、エムロームに運び
   またエムロームで作られた武具を王都へ運ぶための中継拠点と言う意味もあります。



  クレイク ( 由来:Ucayali )
   まいどおなじみ 『アイテム物語』 の 『アレフガルド教養講座』 に書かれている
   ミスリル銀が産出する地点です。

   ちなみに銀も産出するそうなので、サマンオサは銀貨が多く出回っているんじゃないでしょうか。



  カブノール ( 由来:Branco )
   原作では何もない平原ですが、『アレフガルド教養講座』 では薬草が採取できるとなっています。

   サマンオサは山に囲まれ、鎖国している状態。
   それなら食料は自給自足できるのだろうと言う事で
   サマンオサで一番広い平原がある辺りに、穀倉地帯カブノールの町を配置しました。



  ロンベッタ ( 由来:Trombetas )
   原作では橋がある場所ですね。こちらもストーリー上の都合から誕生しました。

   ロンベッタのストーリー上の役割は
   「できない夫軍と門閥貴族軍の争いを泥沼化させないためのフタ」 です。

   経済上の役割は、海外から入ってきた物品を一旦集めて、各地に分配するための中継点です。
   「ロンベッタ商人」 なんてものが登場したのは、この辺りに理由がありました。

   イゼルローンかガイエスブルクかなんて言われていましたが
   ちょっとフェザーンも入っていますね。



  コスタット ( 由来:Tocantins )
   原作では、旅の扉がある祠です。
   ロマリア南部と同じく、旅の扉封印の影響をモロに受けていました。

   アミバに貧乏地帯なんて言われていましたが
   旅の扉を通した貿易が復活しますので、ここから持ち直していくでしょう。



  北の砦
   名前は、旧・南の砦と対になっていました。
   原作では、浅瀬で河口が塞がれている地点です。

   ここを原作通りにするとサマンオサは本当に陸の孤島になってしまいますので
   浅瀬の代わりのフタとして砦を配置しました。


5 :◆vsQyY1yD2Q


  では、続いてストーリー方面の裏話ですが

  実は いくつか省略したイベントがあったりします。


                 /     〃   ´゙;:;:;`ゞ、
                /,r'´    〃      ゞ;;:ト、`ヽ
              / ,ィイ ,,-'' ,=-   , ,;:'´,:ゞj゙  j i
               i   イv,ィイ  ,ィイ'  ,r'゙""ゞ, .; ゙i ,!
               |   /  ,ィ ,、 ,. ,r'´    ゙、; リ |
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               !彡,イィ/  '´  '′       :::::l!ミ,!
              ir'ヽ;:;,! ,r≡=;、_,,   _,,、-==、,;:!,イ
              ゙、}>!リ   ,zモテr'゙  ,!斤テァ、  リYl
                i Y`、         l;;:     i,jノ   コルネリアス・ルッツ
               tト、, ',        l;.     ソ′   ( 銀河英雄伝説 )
                ヾj '      ,,  ,ィ、   ,!′
                `i       `ー'´     /
                 ,!       ー─‐--   /
                  ,fl   ヽ    ー一   /|
                ,}、ヽ、_ \       / ,i、
                ! ``丶、ー`ー----‐イィイ |
               ,rl    `,ゝー-、Y' ,イ`ヽ ,!、
             , イヾヽ、    ヾ'´`ヾ ,! l /⌒ゝ,!/`ー-、_
          -‐'´,ィ'´  \\     ,j l l′ /イ``ー、_ `


  たとえば、ラインハルトが最初に王宮を攻めた際に戦死したルッツ。

  実は、再度 王宮を攻めた際にアンデッドとして登場し、キルヒアイスと戦うと言うイベント案が ありました。


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              _,..-──‐- 、、
             ,r'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ、
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           ,!:::::::::::::::/     グリ  ヾ::::::l
           |;:;:;:;:;:;:;:j -=;、、_,,  、_,,、、、 |:::ノ
            !;:;:;:;:,ィリ´ ''´テェ'~´' ,斤ェ、`,!'
           l;;;;イ´ヾ'          `,   l
           ヾ;;;, ゝ         j   !
            〉;;`トーi        ` ´   ,'
            ヾ、j  l.    `ー-‐-'  /
             」  `、.     ` ̄  /
            i´ `ー-、\      , イ
            |l     ````ー‐‐'´lj
          , ィ^ヽ、    rr=、`Viイ^i
___, 、、- ‐ry‐'"´ヽ ``ヽ `ゝ、 ,ゝヽ,  jル ,jト、、
_   ̄`ヾ、   ,レ'´ ̄.:.:.:.:.:.:.:.:,ィ´``ゝ'^ヘ、 `ゝー-、、_
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                                        / .:.:::::;;;:;:;;/ クナ   .:.:〉;;;;;;;;,}
                                     〃.::::;:;:;:;,ノ   ,     .:::〈;;;;;;:;:;1
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                                        ゙,;;;ィ'´ ,ィ 6 ゞ;, '〈 6 冫.::::,リ'^〈
                                       ヾ!i    ̄ .;!  ´ ̄ .:.:::j 〈j ,!
                                          lj    〈 ,_    .:,' ノ /
                                            `i     -    .:.:仄リ^ゝ、
                                          .',    r===:、   .:/.:イ  i `ー- 、_
                                       / ,ハ   ゝ--‐'  .:/.:.:.i   |     ``ー- 、
                                    ,、‐'゙  / /ト、     /.:.:.:.,レ  ト、 _
                                 、-‐'´. _, イ^|  Y `ー一'゙   /    |  `ー- 、_
                                  ''"´     |  \       /      |       `ー-
                                        |  /ヽ   /^ヽ    |
                                        |  /  |   /    \   l
                                        |/    ヽ/        \/


  他にも、この二人が ジャミ&ゴンズと言う案も ありました。

  オーベルシュタインが正体を現した時、ジャミゾンビ&ゴンズゾンビとして再登場するはずだったのです。


  まとめて終盤のイベントですが

  この辺は話の流れを考えると蛇足になると言う事で、まとめて没にしました。


  オーベルシュタインの邪配合ネタは、彼等の登場が無くなったため

  「ゲマは出たのに、ジャミとゴンズは出ないの?」 と言う読者の疑問に対する回答です。

  これを やっておかないと、嫁泥棒を心配する人が現れるでしょうし。


  この際ハッキリと言っておきますが、ジャミは もう出ません。 オーベルのエサになりましたので。


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  それと、何度か雑談の中で言われていたラインハルトの姉・アンネローゼですが




















                             .  -― ‐‐- .
                             /   、 v,       \
                           /:〃:/.ニ、 ,:/ヘ. 、   ヽ
                           /}':/〃/ {ミミ,.ゞ-ーラ/ } !   ',
                      ,r1 {:::;::::::.  } {!  リ {{ {i:|{:、  ヽ
                        〈 | l V:::}::::ノ,リ ` ( -‐\ヽ: ::..   、\
                      〈 }   V:::/'"´_ヽ.   rぃtヾヽ 、::... ヽ.ヽ    ラインハルトの母です。
              . ‐_二 ‐-、__\__ _ Y{.zゞ-'` }  ´  ノ,   }::::  i ',
             //::_::-‐:. .. _,.-f´:;/~ハ ヽ\  ノ   ーァ,   ノ:::/.:. } }.   息子が いつも
               i..:::;: -‐ニ:_:::>'´ ̄ヽ:::},ノ ヽヽ ` ´   〃   !/:::〃// ,'   お世話になっております。
                 j/:::::::::;>'´     ノ〃 :.:リノ ー==' {{   {{::{::i: l{:{  、__ノ
          ト、___ノ::;. -‐'´     ..::://  :::/:\     ヽ   . ヽ::::. ヽ.  \
        . -‐  ̄.::/      ..:::://::ハ   ::/i:::::ハ`ー-‐'´/   :} }}:::::.  ::::.. ',
      /.:_;.--‐:::; '         ..::::/ーf^ヽ}   :{:!|l〈_'ゝT:ト-_.'ノ .:/:;〃:/::}::}:川:: }
    / //:::/::/       .::::/l:::::ヽにフ/ .: ::}ー¬fー>'´ ..:::::::/`ー- .:__」. -‐=、
     l i  {::/::::r':::....   ...:::/::{:::{::::;. -‐''´..::/::ノヽ::、ti'::: 〃/::/:/-'´  :/::__;:}`ー- 、
      !|   { ::::ハ:::::::::__;;.-‐'´::::::::ノ/ .::/.._;,.イ::\  ‘、:.  {:{ V '´-‐'://〈:::,       ',
          !::::{::i`ー-、:_::::::::::::::::{://〃:/ /´//::ヽ 、     ヽ: !  ヽ -‐://ァ'´/       i
        ヽ:ヽ::::::::::{:´>ー-_,ハi::i!:::{. {-〈〈ヽ:::  :: ..ヽー'ノ , ノ .://、{::/         }
           `、: ::::i:V^ヽ./、__:}:::::::ヽV:- ヽヽ  ::/:/ /'´ -_‐'/ _,ノ:{:        .:::: {
          ノ::!::リノ  /へ._ノノ:ノ::ノr_‐::::=::\ーニ/ ./"´ ̄/:{く::::::/      _..::::ヽ
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         先代王妃 アンネローゼ・フォン・グリューネワルト ( 銀河英雄伝説 )


  この人はラインハルトの母親役で、既に亡くなっております。

  先代王は、本編でも一度だけ登場しているはずですが、フリードリヒ四世ですね。


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  他にも こんな隠しネタも ――

                                      ⌒ ー-、
                                /         、_}´`ヽ
                               /         ⌒ヾ'r'   \
                            、_ノ        i   rミ、   、 }
                            フ ノ ;  i  _ノ;   ( {ノ:;   乂
                            ( /;//  ノ l l フ′;}   Y /  ! \ヽ
                            }'//; ; < ノ} }八 (/ /;  ){! { ト-ィ )ノ
                            ∨// / イノ厶、_V∨/ /__乂ヽ‐ァ (
                            {〃八 /(_たtッ‐≧{/(f'tッ ラ イイ{ ト     実はな、キルヒアイス。
                             V {ヽ(ヘ(´     ′{    ノノ/ノ
                                ヽ乂 `Y       |    イイ/´     余は王女役だったのだ。
                               _ )ノハ、     ー '   /乂_
                               7/ | \  ´ ̄`  ,イ)ト- `
                               ?(ー、  ヽ    /|Vノ
                                    _ハ} `ーぇ≧、r'彡イ{、    yx───-   _
                        -─-x、  ィ代 ト、_)Yr‐、Y|!| r‐(ぅ)ー‐rく  \_____
                  ─ ´      ノノ}くヽ  `ミx〈_ノノ{[ト`¨゚/  / ノノ\ |
                |ヽ_    ─   ´ ̄ 人 \ー==ミヽ\/r=ヽ{ レイ彡'゚丿 「::「::「T‐r-r-r‐r‐
                | |        ィ个|::|\   ̄`ーx)__}! | } |> ´ /   |:::|:::|::|::i|::i|::i|::i|
                |ヽト─r::T::「:「:|::|: |: |::|::|  \       ̄ ̄   ̄    |:::|:::|::|::l|::l|::l|::l|

             原作:サマンオサ王女/ラインハルト・フォン・ローエングラム ( 銀河英雄伝説 )

             ※ 原作サマンオサ城に登場しています。


            _,,,_
        ,、、,ィ'"ィ'"ー--'ー-- 、、
      .r'⌒      ミ、 ヾ;:::::::::.ヽ
     ,r'"    ミソ  ,ィツ  ;i:::::::::::i^ヽ
    f   `ミ=彡'   ,ィ,,,,:'::::)(::::::::::::. ゙!
    (:::.    ̄  ,,>;;r=''''' クフ´``=!:::::リ
   、Jミヾ ミ、__,ィヅゝゝ  ´    -'1:::ツ
    (   `ー=/ _、、、、、,_  ,、-─レ′
     ゝf ,r-、マ ´,ィrか;   f''セ)`' リ
     ( | l 仆、!    `´   ゙!   ,|!   ……はい?
     `ヾゝ、_、 .u    ..., ,〉  ,l!
       )ィ :::ド、    _,,......、、 /
       '^1い:F\    ー  /
        `^ゴ  \、     /ゥ、
         ;'ゝ=-x-''ミ==''彡ヘ、_
      __,,、、」ミ,l7/ハ.「>)ノ ン'",、-"^ `''…ーッ,ニy-
  ,-‐ゥrイl」[..、-'ヘ_/l|l.i ヒ彡チ、-''^ー--、、_f∠ //_
  ハ-─'''''三≡、 -:jjj:`""´. _,ィ'^ミニー-、、、,,,__
  ,r'ニ ̄r='''ヽヽ、 lll   ,、-',、-'´c=ヽ`''ァ ,ィ‐-、`:、
  ゙!∫`| |   `i | ||| r''"-''" '⌒ヽ_ノ,ノ//  ⊂ノ


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                  ,.  ´ ̄ ̄`   、
                  /::::::;イ:i:::::i:::::ヘヽ::::ヽ
               /:::/: : i | |:: :|i::::::ハ:::}ゞ: ',
            {:::/!: : :| !i|:: :||: :: ::|::| ヘ:::}
            i:::{ '"三`' /  "´`゙ヽ }::i
              ヘ;:i'´ /:::/ .}   z==ミ .}/
              { ヘ./:::/ ノ 、     ,゙~}   私が、「サイモンの息子」 役だからな。
              ヽ,ハ ̄      "" i,X
             {`ヘ.u ⊂ニつ   イ }    単に私を女性化させたのではなく
                   > .____,. イ::::|
                    | ≧ ≦ |.|:::::|       サマンオサ王女と サイモンの息子の性別を
               , <ヽ. ∨ <> i     入れ替えていたと言う訳だ。
               ,<>'゙´  i´o.  `゙''<>、
           /  ヘ.     |       /  ',
            |   /      | o.      ∨  .!
            |  {       |.         }  .!



               ,r'′                     `ヽ
           .ィイ゙        ,′ ,jiii! !ミミ;;y′ jii!  ',   i!、
           ィイ 〃:.   :   ,′ ,jiii! !ミy′  jii!:.  i:.   i、
          , イ.:.〃.:.:.:.  人 __ノ .:.;′'゙゙′ V    jiiii!!.  !:.   ,!
          ノ.:.:.〃.:.:.ト、_ノ  /.;r'.:〃 〃   'V   .::j11.:.  !  ?
        /ハイ.:.:彳.:.:.:ト、 .:彡/.r'.:〃 〃    ,小 .:ノ川.:i    ?
         レイ.:.:jiiii.:.:.:ゞニ彡l∧ィイ 〃   ,.イハハ斗ムi.l.トト、,ィ彡..::!
          レイ.:.jiiトトV゙゙゙`ニ≧:、、,,,V  ィイイノ,,、ィ≦´十トトィ彡.::.:〈
         `ヾ.:.:.:N(  弋モ弐? ト イィイ<モテラ¨゙乍/1i.:.:.:.:ソ  国を乗っ取られていた期間を考えると
           ゙{.:.:.い     ̄   '、(      ̄    ,リ 11.:.:ノ   王が そのまま復帰するのは難しい。
             ゙{.:.:.い       .:.:;;i          リ ノノ:〃
            ゙{.:.ゝ',        .:.::l         ,'レイ:(     かと言って、後継者が王女となると
             )ハ:ハ       ヽ r'         ,'.:i.::トハ
               )ハ       _ _         ノイ.:.ノノ        勇者を婿入りさせて〜 と言う話が出てくるため
               ,小、   ´  ̄  ̄``    / いリ.       こう言う形に なったのだ。
              _ノ/`ヽ\    ´ ̄`     / / ,.イ
      ¨ニニ二二二7/     `ヽ、       /_//;;l にニニニニニ
          .:.:.:.:.:ヾヽ      , ミヽ、__ ,...イ, ‐.<:;:;:;:i. !.:.:.:.:.:.:.:.:.
           .:.:.:.:.:.\ヽ  ((⌒) いY レイ⌒)ノ;:;:;//.:.:.:.:.:.:.:.
            .:.:.:.:.:.:.\\  ノノ ∧1 .j(;:;:;:;:;:;:;://.:.:.:.:.:.:.:


  サマンオサ編が銀河英雄伝説になっていなければ

  やる夫がサマンオサ王女に協力してボストロールを倒すと言う展開も あったかも知れません。


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  なお、デーモンソードの登場や ブロワの暴走については予定通りです。

                                    _.. -'''"       `'、
                                  _,, ‐''"            /
                              _.. -''''"                _,,.. ‐゛
             ,/'''''''フ     ._,, ‐''"              _,,.. -‐'''"´
           ,/  .,..ィ゛ _,, ‐''"             _,,.. -‐'''"´                                 _..
            /  .‐彡-‐'"゛           _,,.. -‐'''"゛                                    _..-'"
     ,:¬‐゙_.. ;;シ'″      ._,,,.. -‐'''"゛                    _,,,,,,....,                _..-'"
     ,,-'丈゙‐'゙".゙ト,,_. _,,.. -‐''',゙´'‐!  \                      ゙'-、r''-、\         _..-'"    _..
   ...;'^; 〈_,,,... -'''''"       \│   \                        / .,.. 、゛-\      _..-'"   ._..-'"゛
  .l,゙,..! ゙y"┘       ,,,,    ゙.l     `''ー.,..―――-,,          _.. ‐''/ /   `'-.,゙ \   _..-'"   _..-'"
   .´. ̄          /_/     .l     ./.!  !  ,,.  \''゙ ̄ ̄ ̄  / ゛       `'j ,,>'_ ._..-'"゛
              ,〃"l゙ ``'''''――へ   ./  │ |  ″.,/゙`-ミ;; 、  ./           ,....!,ヽ'ミ./ .´
            / ./'''''''''''''''''''''''''ー''.ヽ, /..l   l .l .i'".!. i;ニ'"゙| l' l.l ./     .r、   .l,゙, / .`
           / . ,/          !  .ヽ ヽ. .ヽヽl.ゞ| |ヽゞフ i'二!|'、____/ l
       / ./           ,、.l,   l .`'-、.`'ヽ !\`゙ ゙</│........,,,,,,,_  l
      ,ノ /               /  .ヽ.  |    ..ノ''''ヽi,〉|.、、 / !|.″     .l,  !
 .,;- ...../;个、.             /   .l`' |ニ 、,∠" _ / .l-∨   !        l. !
  `''│l゙ /'ー !,,.  、     , '"     l   ./"""´           !           ヾl
    ヽ l_;;-、 ./´ `'''ー ..,y″    ,-- 、l .-、ヽ,:へ.r'" `、       !      i''''./ .!、
        .`''i_        `''ー ..,,. "_,,  "l、, `'" i".,,,.... l,,、    !      `.l."!i.'''ヽ、
          _>-..、       .`'''‐ニ,゙¨゙゙''' \ !¬ー- 、,.`''- ,,. !       ゙´゙‐`'-、./ ゙゙゙゙'ー..、
      _,,..-'"゛    .`'ー ,,,        `"ー ,,ヽ_.l、.... .._..`''-、 ゙'-、           \、   .`''ー..、
.,, -‐'''"゛           `ヘ..、         `゙''ー ..,、 `''-、\ .゙‐!\             `'-、     `''-、,、
                    /   `''-..、             `".、 .`..rハ |  \             `'-、.     .`''-..、



                      ,....-r::r‐:::-...
                     〃.:::::l:::|:::::::::::::::ヽ
                        ii::::::::::l:::L.:::::::::.、:::.
                        jj, -‐'::ー', =ミ::.\', コーホー
                        /〃⌒i}::::{、_:::)::}:::.\
                      ;:::i{ゝイ::Y^Y::::::::/.::::::::::.ヽ
                     ;::::::.〈:::://l l l\/.:::::::::::::::::.ヽ   ___
                     ::::::::::∨=-‐==7ヽ::::::::::::::::::::〉  {::::::::.\
                    i|:::::::::::.\/////.:::::::>==ミ:/   \:::::::::.\
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                     `¨¨フ777.:://.::,=ミ/.:::::/.::::::::::::i{::::::::::::::::::_:::}
                      _ . イ:::::/:/:/.:://.::::{::::::.\/.::::::::::::::::/ヽ.二ニ≠::::::/
                  /  //.:::/:/:/.:://.:::::/\::::::.`ァァ‐-<::::i{:::::::::::::`:::く
                    /  //.:::/:/:/.:://.:::::/.:::::/\::::::::::::::::::::::::::ヾー-::::::::::::::i
                 /  //.:::/:/:/.:://.:::::/.:::::/.:::::::}ー--:、:::::::::::::::::`¬:::::::::::|
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                 /.::::{:::::i|⊂⊃ . . : :.:.:i|゙::::::::|:::::::::::::::::::::.ヽ:::::::::::::::::::::::::::/


  アルヘンティーナ以降 行方不明になっていたヴァンがエムロームで発見されたのも

  さすおに がサマンオサ戦役に参戦したのも、全てはデーモンソードに つなげるための伏線でした。


11 :◆vsQyY1yD2Q


  ブロワの暴走については、結構 無理のある動きをしていますが


                         _,.ィ'三三二ニ二三ミー 、、
                       ,ィ'´ィィィィ彡三ニエニ二三ミミヽ
                      ,ィf//ィ'ィ'ィ'ィ'/ィシ' ``ヾヽミミミヽミミヽ
                      ノィ'//,'イ///,イ!lj/    l|lトミミミtゝ、ミ'、
                    //イ{|{lh{lilililil|l| |i,'       li八ミヾ`ヽヽミ':、
                        ハ{{{N、',',',、{((li| |l   ,.........||_!l|l|lトトゝミヽ丶、
                        !|l{lトi、',ミミミ','ji|l|l!:||:.i /:.:.,:'ィリftiミkjljljlj|j|トミミミ≧ュ、、
                        、ヾミミヽヽ',',}}l|:.||: | ,':.:.: ``lF彡ト'リl|l|l|l|lト、liトミ三ミミヽ
                        ハ',',}}}iトN|}|ljj|:.|!  !:.:..  |l {l|l{lリハトl|l|、}〉|  `ヾヽヽ
                        ハリトミ',W八リノツ'.:.リ ,..、   |l  |トトWl|l|l|lNjljl|    ヾソ}
                        {{{{{lリハリllツノ/.:.:/: '―'    '、.:リト、{{、',NNhト、    ノリ′
                   ,)}W/}}リノ,イ:,、'_____,.メィリj}j>、{((NトV、  ,イjリ
                        イノリ//ハ}l//イ/` ―----― ´ /リノハノハトミヾミミミゝ、/ノ/
                     //イノハリノイノトi{、`:.:.‐;,-;,‐.:.:´ イツノ八トミミト`ヾヽ、ミ{{{/ー- 、
                     {{{i{i{i{(({i{i{i|l|l|リハトi、,イi{,,,}iト、ィツ{fリイ ハliliトミヾヽ',iトミヾWト、  ヽ
                  ,})})}lトiトl|l|l|l|| `ツノリ{{{M}}lリィfイヾ! LlLlレ‐=ミ)}lト}|l|liヾ'、ヽ、
               、__,.ノィメイト'、',',lililili|::..'´,ンiメ!ルイl/lイ八`/ {´ ̄/   W!,リリハ ヾミ、i}
               `ニ彡'´ 'リ ヾ',lNi|l:.:.:、 ´jツ ヾ'  / ,':: '、::/    ヾミ彡小、_, リ
           , - 、_,. -'´ / /|   ヾ',W  :.    / '  ,'::  ∨      X` ,ノ   '′
        ‐ '´     /  ,':|     ',iリ      .::ノ   /:::  /      ∧`ー-、
              /   /:::|      }ト、     /    ,':::: /        ∧、   丶、__
             /     /::::::|   ,ノノヾ、ヽ      /:: //:``丶、     ∧ヽ、
           /       /.:.:.:.:l  ,ィツ′ 丶、    ノ::./ /:::::::::::::::::::::`丶、 ∧ ヽ、
         /      , ':.  -‐|=彡'    /^ヽヽ   .:.:. /ノ::::        〈丶、ヘ  \
        '´       , '::    |       ./:::::::丶',     //          ',  \〉
        、_,,.. -― /:::       |      /::::   ヾ!   ,'/           l
        ´      /::::       |     /     .ヽ  ,'             l
             /:::::.       .|   /        '、,'              l―- 、、_
            ,'::::::::      |  /          .Y:::.             l      `
            ,'::::::::::         | /            〈:::::             l
            !:::::::::        .'              |:::             l
            ',:::::::                       |              ',
            ',:::::                  ,ノ               '、





                          _ ,, .... ,,、__
                          /ィ彡彡彡'三三≧、
                           fr'ノィ//r''^`ミミミミミヽミミヽ
                       ソノ八l     ヽ!l|l|lトトゝミ  しっくすーん
                       〃 {_{ー    ー!l|l|lトトゝミ
                       li':./ノ●    ● ト'リl|l|l|l|lト
                       川|l  、_,、_,   |l{lリハトl|l|、}
                        l|i       リ}}iliリト、',ミ
                          /:::::::::::ソ/ハツノノWl::::::::ヽ
                       |;::::::::::::::ヽ000/ l::::::::::::|


  この落差が、納得力を生み出してくれましたw


12 :◆vsQyY1yD2Q


  最終的にデーモンソードは逃げてしまいました。


         : : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..... : 丶、::::/〃 / / |/: : : : : :
         : : ー: : : : -r─-、- 、: : : : : : : : : : : : : : : : `ー--、_/_/: : : : : : :
         _:_:_:/:::::::::::::l {:ミノ::::::::ハ`7ーァ 、_: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
           |:::::::::/::::| `l:::::::::::|: .ソ: .!‐ャ-ニト_、_ヽ: : : : : : : : : : : : : : . : : : : : :
           レ´j/|::::ヽ.:|::::::::::|.: . : . ` ー`ニ~ゝ\_: : : : : : : : : : : : . : : : : :
            |: : ∨´ヽ:::::::ヾ  . : . : . ~´: ^jノ》ヘ、: : : : : : : : : : . : : : :
            |/: : : ∧lヘ、ノ      . : . : . : . : l `:リヽ、: ヽ: : : : : . : : :
              l: . :  {. : : .                   |:. :/;;;;;ミ `丶、ヽ: : : : . : :
             `, . : ヽ: . :               |/ヾソ     \: :  : : . :
              `、: . : : \: :               |          ヽ: : : . :
              `、: . : : :ヽ :        ___´冫ー'ヽ           \: : :
               `、: . : : :ヽ.    ,. -‐´二二ン:.:.:.:.:./\            \:
             ト、   `、_,..- 、_: : 、 ゝ   . : : : /:::::.:.:.:.l/:.:.:.:.\
             l l   ∨     ̄|\      |:::::::.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:/\
             \\  ヽ     |:::::\   _丿:::::.:.:.:.:.:|:.:.: : /: : : :ヽ


  さすおに に関しては、一度 夢の対決ができた時点でネタは済んでいますので

  今後は、正式に さか奈パーティから離れて やる雄パーティに加入したヴァンが
  デーモンソードを追ってくれるでしょう。


13 :◆vsQyY1yD2Q


  さて、ここで できない夫パーティの一人、レイトンについて お話ししましょう。


                             , - −  ̄ − - 、
                          |`−-- ____ --−´|
                          |          |
                          |          |
                          |          |
                          |          |
                          |          |
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                          |          |
                          |          |
                          |          |
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                          |          |
                          |          |
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                          |          |
                          |          |
                          |          |
                          |          |
                          |          |
                          |          |
                          |          |
                          |          |
                          |          |
                          _ -|`−-- ____ --−´|- _
                         i´   `−-- __ --−´   `i
                        `−--___    ___--−´
                           i´| ● ̄i ̄● |`i    ルーク、私の帽子は容量次第で
                              `|    i'´     |´
                            |   `      |     いくらでも伸ばせるのだよ。
                             `   ー−'   ´
                               `−-−´


  最終的にはビッテンフェルト預かりとなり、やる雄パーティに加わった彼ですが

  この結末は 「ほぼ」 予定通りでした。


14 :◆vsQyY1yD2Q


  予定通りでなかった部分は何かと言うと

  ビッテンフェルト預かりになった事と、やる雄パーティに加わった事です。


                         r<: ̄:\:.\:ヽ...
                       ≦=─- : : : :.V: :}: :}ハ.
                        / _:_:_:_:_:_::ヽ: 寸: |:./: /:ム
                     / /: : : >==卞寸_:斗<: : ム
                    ./  イ: :/    ( {ハl    V ハj
                   /イ/ : : /      .ノ j     }ムノ
                   Z/: : :. :/ _       彡  V:}
                  ム:.イ V:{  ーtテ≧  r≦tテ- 小
                  八: :{l八 、        |      ハj
                    V:\ }ハ      l |    /
                  -ー从: :八     <_j.7  .ハー-  __
             >≦ \  | ム     ー─ ─  ./} }   }    7寸=ー-
           <  \    >弍Yム \    ¨¨  /リ|≦。__ ム   /  ||   l|ム
            ヽ  >≦二二ム乂\...\    /イ/二二二≧<  ||   ||二
            ≦二二二二二二∨Y > ≧=≦4./二二二二二||  ノム /二二
            |ニニニニ二二二二二寸 (⌒辷匕)∠ニニニニニニニニニl| .〈〈  .|二/二
            |ニニ二二二二二二二≧=ー┴く二二二ニニニニニニ||  〉〉 |=/ニ二
            |ニ二二二二二二二>≪.ィ ⌒ ≫<ニニニニニニニ|| .//  .|/ニニ二
            |ニニニ二二二>≪r<  __{ (  ) }  ≫<二ニニ||// .//二二二
            |ニ二二Y≪    {{   ⌒Y `´ /⌒  }}  Y}.ニノハ寸//ニ二二二
            |ニニニニ | 辷==彡个ミ=彡个? r个ミ=彡个=彡寸(  //ニニ二二二
            |ニニニニ | |==-─テ--<二二二} {二二二二7/||ニ圦匕/ニニニ二二二
            二二二/   ̄⌒  ノ二二二Yニニニニニニ//=||二ニムニニニ二二二二
           二二二7      / )二二二二二二二{ {ニ ||ニニムニニニニ二二二二
           二二 Y        イ二二二二二二二ムVV/二7ニニニニニニニ二二二
           二二. |        イ二二二二二二二二}レ/二7Vニニニニニニニ二二二
           / ̄/        /二二二二二二ニニニノ.イ二7  V二二二二二二二
              {        ノ二二二ニニニニニニ寸7/二ニ7   Vニニニ二二二二二
              |      イ二二二二二二二二//二ニ7    .Vニニニニニニ二二二
             .八  _。r<|二二二二二二二二二ムVニニ7     Vニ二二二二二二
              .寸/ニニ||二二二二二二二二ニニ7/ニニ{.      Vニニニニニニニ二二


  と言うのも、元々の予定は 「レイトンはヴァンの仲間になる」 この一点だけでした。


15 :◆vsQyY1yD2Q


  と言うのも、実は この人

  こんなシンプルな顔して  ヴ ァ ン と 似 た よ う な 経 歴  の持ち主だったりします。


                       i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : i
                           i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.: : i
                       i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.: .i
                      i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.: i
                          i_: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : _...i
                       i  ̄    ‐‐--‐‐     ̄  ├‐‐-. .、
                ,. . -‐: :  ̄ i                 i: : : : : : :`
                   〈: : : : : : : : : : `   ‐‐--------‐‐‐: : : : ´: : : : : :_ : -
                 `   ‐-     _: : : : : : : : : : : : : : _  、....-t‐ ´
                        i     ̄ ̄ ̄ ̄     ヽ:::::i
                           i´|  ● i      ●    ∨ `、
                           ヽi    ,.'                /
                          |    `               ,イ-、
                      /: :|               i::;'/i
                     /: : : :.i   _      _...      //:i
                    、ヽ: : : : 、     ̄  ̄    __. .</: : :|
            ___       ∨ ‐--. 、. .、      / ̄-‐ :´: : : : : : :|
       __ i< ´    ̄ `ヽ、   ∨: : : : |: : : ` :┬---‐ヽ: : : : : : : : : : :.|\
.     〈 、-|     ̄   ̄  ´i    ∨: :..:.|: : : : /i   _,.i: : : : : : : : : : /: : :`
      ヽヽ-、         /     〉、: : |: : : :i 〈 ,-‐´ ./: : : : :_ : -‐: : : : : : :
   //´  /ヽ       /   /: : : :..|: : : :.i  i i  /: : : :´: : : : : : : : : : : :


  彼には教授になったらプロポーズしようと思っていた恋人がいましたが
  その女性は ある男に殺されてしまいました。

  彼が その仇に対して どう言う対応を取ったかは、ネタバレになるので伏せておきます。


16 :◆vsQyY1yD2Q


  と言う訳で、レイトンとしては
  自分と同じような立場のヴァンが どうするのかを見届けたいと言う気持ちがあるので

  やる雄パーティの一員として、ヴァンと行動を共にするのは望むところなのです。

  実は、レイトンがサマンオサ編序盤から単独行動をして人助けのために奔走していたのも
  読者に 「できない夫パーティの中でも、レイトンはマシ」 と思ってもらうためでした。


                          x-───-x
                         |三三三三三i|
                         |三三三三三i|
                         |三三三三三i|
                         |三三三三三i|
                         トミ三三三三i!
                       r--ト、______i_
                      >t--....========'
                       ',:{⌒′ -' ヽ!___
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   __,.   -----====三三三三三///////7i-、_/'/|ニニ',∧
  (:::::::::::ヾ',ニニニニニニニニニニニV////∧/i! ヽ:∨,-tf斗:|:!
   >.'ヘ:::::',zニニニニニニニニニニニ∨////∧ム,x<//Xム::i |
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      ,':::::::弋_,. ======-- 、ニニニニ==7/////,'/7////ム77}       }::::i..,'
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     .|::::::{:{   _,. ---ハ:::::i>'ニニニ弋/////.イzx////////∧/////j:::<-z.._
      V::ヘ:',ニニニニニヲ::::,':/ニニニニニ>-'ニニニニニiマ///ハ/////ニニ>xヽ:ヽ
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      弋. -x::::::{:i─--- :、::::::::::ヽヽニニニニ>‐ャ≦´   T:::V///?    i::::{::L_
         i:::::::|:|      i:::::r'i- ≦ ̄              7V///ム  , --:、:::::)::)
         V:::/,′       i::::i:::i                /:::V/ T:::テ::::::,ィ ) ̄
      Y⌒`:::://       |::::|::L__                  弋'-x::i'´::::::::イ ./
        ̄ ̄        V::::`Y:::)              `` ' V/z-<
                   ヾ---'                   ̄


  ただ、それだけでは罰にならないと言う事で、そこにビッテンフェルトの手綱握りが加わっています。

  サマンオサ編終盤あたりから、やる雄、ヴァン、ビッテンフェルトが行動を共にしていたのは
  最終的に この落し所に つなげるためでした。

  まずビッテンフェルト預かりになる事を受けたのも
  彼がヴァンと行動を共にしている事を知っていたためですね。

  勇者が きめえ夫でも ギャラナイ夫でもなく、やる雄になったのは
  「レイトンが最も苦労する勇者は誰か」 と言う理由で選ばれていたりします。


  結果として、やる雄(戦士・武闘家・盗賊)、ヴァン(戦士)、ビッテンフェルト(戦士)と言う
  とてつもなく前のめりなパーティを、レイトン(戦士・賢者)が支えると言う

  レイトンによって辛うじてバランスが保たれる超攻撃的パーティが誕生しました。


17 :◆vsQyY1yD2Q


  予定通りにいかなかったのが この人。


                           __,, ___
                         _/: . . . . ,, . . . . . . ヽ
                         /: :'':'':‐-: :_: ,;;;''; : . . . . ゝ、
                       /.: :,; : : : :'':'';' :`Y,,-、. . .ミ. . . .`)
                        !.;.'': : :彡 : : /゙゙゙`´""! . . . 、. .〈
                       ノ': : :彡彡ノイ ,.- .、`ト、. . ! . . )
                         {: : ; ;. : : ノ :ノ ,. =、 .,,_,リ从:. .〈
                       〉 '/,'´ヽ彡' = 、=・=ーく. kェゞソ
                         i: ;;; l. λ|八     ̄    ヽマ"!
                         {: '' :ヽゝ、  ヽ       ,.  :. V
                      ヽ: : ; ,!ーi  l   /  ̄`イ
                       〉: ;ソ : 、  i   i ‐''二¨ ,′
                          {:从   :. > `       ノ
                      /  ≧ ..,,  ヽ      }
                      _/       ≧ .` ー、‐''
                --─‐<''<     ,.',. --、ヽ`Yス
                      >`'<.. ー   ヽY.|.l.i
                、ヽ.       >`'<,,__,,,ノノ |.l.l、
                 ヽヽ          > ー '゙ |.|.l゙l.|゙'' - ,,__,、
                '' ─-ヽ  ..,,_     `ヽヽ,ノAV,l       ヾーヽ-ヽ-n


  割と原作通りの人だと思うんですけど、なんで こんなに人気なんでしょう?w


  自分でも考えてみましたが、視点変更の妙でしょうね。

  味方の立場で見たからこそ、同情が集まった感じでしょうか。


  彼の去就は本編では まだですので、とりあえず ここまで。

  悪いようにはしませんので ご安心ください。


18 :◆vsQyY1yD2Q


  完全に予定外だったのは、彼女達です。


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                      八:::|:::::::|i:≪癶_ソ       /   :::::/.:::/::::|::::::V}:
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                -‐- __ '’-‐=ミ ).〉 、\     i }   〃}}   ,.::::/ /´ .,,::    ,
              ´    /       :, У     // 〉 {{}___ / .:/ /  ´"′   ′
            /     ′        {     / '`^{「}}  ::::/∨        |
            _  ′ .:  ,′          :,     /〉〉   },{{ {ハ{ /          |
             {{7  ":   ′,,::. /        :,==='彡{コ / ?? / ,,.:.     __, !
        r=圦ーァ.、  /        {     ∨:./:.:∧{v   {{_}},.:        ´   ’
        〈{}}  \〉〉/           .:        ∨:./:.:∧}}ァ.  ∨        /    /:
        「{ハ   7          .::        ∨=彡' }r=ミ.       ,.::   /}|
         ゝ∧  ,:                     ,  ∨く{{n?    ゙\   /ノ .〉
         .: 〉∧ ,:            :i          ‘,  ∨?_「}〕  <<ニ==ミ==ァ_/
          .:: ?}〉.′         ,:             ‘,  ∨≧x」}<\¨¨´└=彡〉〉
         .:::  r'ニ7            ∧            ‘   } ゞ==}} \     {__}」
       .:::  「r}}’          ∧:|           ‘,   ∧}.-=ニ\   {


  実は、リーマ砦の話を書くまでエリミネーター族を出す予定なんてありませんでしたし

  モルジアナを登場させる予定も ありませんでした。


   『銀河英雄伝説』 と言う事で、北部カブノールでは農奴が問題になっている。

   → クレイクが鉱山町なら、鉱山ドレイがいるのでは?

   → せっかくだから蛮族をドレイ兵にして出そう。


  大体こんなノリで出しました。

  モルジアナが選ばれたのは、当時アニメでマギを見たところだったからです。


19 :◆vsQyY1yD2Q


  問題は、最初 「サマンオサにデスストーカーが出現する」 と勘違いしていた事でした。


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       |                        \  丶             ヽ
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       |      /     |      、   |   | \   |   \       、
       |       /   '   |、       \ |}-‐=¬==‐-  丶      丶
       |       ,′ /   |x<      \|ハ } __ 」j_ i  }     ヽ       \
       |    / i  }/ |/イi| \    \_  \}〃 ,ハ 厂刈  丶ハ        \_>
        /     ;  i| 〃  ,ィ゙|  ,」jL::::.\   \ア7ァィ灯j/匸刈_,   }ヽ} }        丶、 __,ノ
.       /    |  i|.仆/八|X´ 厶斗ミハ  、 ___Zノ {{...{:::}゚...}iア / } } }  \   ー--‐/
      /   |  _|/l| ! `Yiヽヽx灯匸ハ  }人厂 ̄    ゞ==彡'/{人ノイ } ハ≧=‐--‐ ´
    ,. '゙ }   i|  ! 八|   レ' }'{{...{:::}゚.斗┐  .:::l   .::::::::::::::ー=彡、 \)N⌒V \
  /  /  /i|  ! {{ \,ィ   ト ゞ=''"/ /_ハ ::::ノ     r=‐ "  \  ヽヽ ∨`ー-
    /  / |   | い / |   l\::::::/ /  ノ        ` ー=ニ入  ヽ  i |  〉
  _/-‐/ /j  |∧\ゝ {  ト `_彡'  /               ー=彡'^     | | '
       フ ∧  レヘ.{  |  ト=/ /  /       _ _,   -‐'′    } | |/
   ー--‐≦}∧ V^i \|  |∨   /     ー ´ __ ,ノ /             ノ\
       ,ノ   \{ 人トミ}   〈   i  {`ヽ          /           .ィ゙ |   ヽ
           丶 \ \          丶、      {     _     /八|
         ,. < ̄ ̄``丶\ \          \     }       `ヽ/' /  `ト、   l
.     /⌒:、:\ : : : . . \ ヽ   、           `==‐-くj.       ∨/    | '.  l
.    /   : .\ : : : : : : : iヽ \ \          }  人          、 l  |  !   l
    /      : : : .ヽ : : : : : |.∧   \ 〕      ,    \         \l  | |  |
.   /   :.   丶: : : : : : : : |ノ∧   /      /        \         \|i  |  |
  i     : : : :.   \: : : : : :|   '  /      ∧       |\         \┴ ¬‐-ミ
  |   : : : : : : : . \: : : :|    ∨       /  \      | \         \  | : : : `ヽ


  公式ガイドブックで出現場所を確認し

  北方大陸のデスストーカーより、アープの塔のエリミネーターの方が連れて来るのが楽と言う事で
  エリミネーター族に変更。

  『ロトの紋章』 でアープの塔が多次元アンテナとして登場していた事から
  ここで神と交信できるのでは? と考えてストーリーを いくつか変更する事にしました。


  ええ、割れたラーの鏡が登場したのは、エリミネーター族が登場したリーマ砦の後。

  あの時点でエリミネーター族を助け、アープの塔で太陽神ラーから鏡をもらう青写真は できていました。


  また、太陽神ラーの高木社長が ここで登場する事になったため
  伊織が魔ゐより一足先に嫁になるのが決まりました。


20 :◆vsQyY1yD2Q


  当初の予定通り、デスストーカー族を助けていた場合

  モルジアナではなく 「ですぅストーカー」 が登場していたかも知れませんw

                           _ ......... __
                       ,.ィ"/,. ィ'":.:.:.:\:.:`丶、
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                 く   ,'  l:.:.:.:l:.:.:./:.:.://_/ .l:/ー-ヽ:.:| ',|
                   ヽ、.」  l:.:.:.:.l:.:.l_:/フ ' /' 、,,,,,.ノ:./ ′
                     /:.:.{  !:.:.:.:.Vr   ,,ィ ′  ///イ}
                    /:.:.:.:{   ヘ:.:.:.:\=''"//   _   ハ!
                   /:.:.:.:.:.{   ,イ_ヽT rr‐',  <ノ  , ' }          ,、
                  /:.:.:.:.:.:..{ r-,.‐-.、>、ヽヽヽ ..__/   }           //
                 /:.:.:.:.:.:.:.:{ </: : : : :ヽ} ヽ、  ,ヽ,‐;.:.::{   }        //
                /:.:.:.:.:.:.::.:.{ {l: : : : : :.:.!{,〃゙Yニ - _ュく{.   }       //
                 , ':.:.:.:/:.:.:.:{ /:|:.: : : : : :ヾ,ヽ='ィ、ニ. r.イYヽ   }      _..rY、
            , ':.:.:./:.:.:.:.,イ/:.:.|:.:.',: : /: : : \/ !  / /{:ハ.  }.   /,_ィ_〉 〉
             , ':.:.:/:.:.:.:.:./ /:.:.:.:!:.:.:.∨: :_:_: : / l   ' .,'イ: : :!  }. ,イ    'ー- ._
         , ':.:./:.:.:.:.:.:./ ./:.:.:.:.:.!:.:.:/: :/r =7     ,'.フ: :ヽl   }Y フ '´ ̄`二- '-'
        ,.':.:/:.:.:.:.:.:.:/ /:.:.:.:/ハ:/:.:.:.イ7/〈:、     !'.):.:. : : `ヽ/'、ヽ二-フ´
        /:.:.:.:.:.:.:., '  /:.:./:./:./:.:.:.:/://:.:.:ヽ:\   |ヘ:r,.-.、、/  ゙ーァ'´
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        :.:.:.:.:.:.:.{  /:':/_.. -‐'::::`7:.:.:.:.:.:.:.:.:./:/   /:.:.:.::|': :.ヽヽ/ヽ、


21 :◆vsQyY1yD2Q


  あ、この人は完璧に予定通りですw


                          ∩____∩
                         /  詩   \
                        ./   ●   ●  .', 〜♪
                        l     ( _●_)    l     __
                       彡、    |∪|    ミ    「  /
                       i"    ヽノ    ',ヽ  〆/´"
                       ヽ       〆 ̄ヽ/(~ン
                        ヽ  ヽ―〜     /
                        / ゝ___)        し
                        |          ノ
                        ヽ ※ トゥーラ /  |
                         ', ヽ___,ノi!  /
                         (___/    \___)


  実はサマンオサ編は、『銀河英雄伝説』 の原作イベントを踏襲しつつ

  原作よりも良い結果を残すと言う裏テーマがあり

  「ランズベルクが良い意味で王を救出(皇帝を誘拐)する」 と言うのは
  「ミッターマイヤーが間に合う」、「キルヒアイスがラインハルト暗殺を阻止するが生き延びる」
  「フレーゲルが一騎討ちを受けてもらえる」 と並ぶ原作ブレイクでした。

  そう言う意味では、シュターデンの結末も原作ブレイクかも知れませんね。


22 :◆vsQyY1yD2Q


  ですが、最大の原作ブレイクはラインハルトかも知れません。


                  // , -、         f⌒’└、     ヽ
                 // E{ 0∃         !∩ nノ      \
               [l⌒i    ) ヽ、____,.‐'´ へヽ      N゙i
              f^ ゞj__ノ ノ^ヽ――――ー ' ´   \ゝ   〈V j
               ゞ| r―――´ ,  --- ――――-- 、_`''二二≧ィ
                U  _,..- ' ´ _ , ---―――-- 、  ``丶、 ノ
                 ゞ、  ,. ‐ ' ´              `' ゝ、 /
                  ヒ'´  _ ,、---――――――--.、_ {゙
                _, 以≧=彳シ::::: :: :ji::...|!:.:.:. i........i、. . . .ヽ:::ヽ
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               {jj リノ:::ノ ノ:::)八゙iゝjjノj_、jj----弋'、__::,.-'´..;;jり
               レ'==ジ人_-_-ゞ; {…ェ代ア¨フ:.:ヽ.:.::;;ノr 、.::...:..ゝ
                {イ ハTイ<弋テヘ.} `リ       =≦ノ/.:..:.};;;;;;;;;り}
                { l(ゞミヤ    ,!         .:.:../;イ ハ)ノ;;;;;j..从j
                ゞ'ヘ、゙i     |   、      :.:.:.{/:レ'´/;,;,;,リ..:::.ノ- …jト‥ 、 _   、ィ _
                   ノゞ、   'vr::':´      :.:.::.V{:/..jノリハ:::,ィ        ` '´   ` 、
                   フjハ    ._ _..,     :.:.:.:/ト{/,イ;;;;;;:ゝ(_               ;
                ,. ‐' "´!Nハ   ´ ...... ?    ./:八. f f ;;;;いj「   , -   、
             rv'´        `、         /:.:. /:.:. )リ ;;;リ'´         ゝ
          iv ' ´          ハ、       /:.:. :.:.ノ.:. :.ノハ l j,'
        , ' ´            カjヘ _,,, ィ'´.:. :.:.__.. - '' "_.. -j j";
       ィ               从┤:.: _.. - ''_"、_.. - '' ";;;;;;;;j/
     、_ i               ,ヶ-、`'V .,r^,-―- 、;;ir;;;;;;;;;;;;,'
     >      ‥ - 、    r'´し-、i.|j l;;/ r;⌒ヽJ((;;;;;;;;;;,'      , -‥ - 、
    ,'                {{|;;;;;;;j ||! .l;;{ {;;;;;;;;;;;;;;;;;>二{


  原作では燃え尽きるように早世した彼ですが

  このスレでは 「先送り」 と 「丸投げ」 のスキルを覚えたので精神的な負担も減って
  きっと図太く長生きしてくれる事でしょう。





  その分、サマンオサ復興に苦労する事になるでしょうが。


23 :◆vsQyY1yD2Q


  と言う訳で、ここで できない夫パーティの二人目、ヤン・ウェンリーについて お話ししましょう。


                         ,.. .::::゙゙゙゙゙゙゙`ヽ、
                     ,'. ''"´.:.:::::::::::::::、:::::::、:.:.`ヽ
                   ,.ィ´.:.:.:::::::::.:.``ヽ:::::.  ........: : :ヽ
                  〃.::::::l:l:||:i:::::::、:::::::.`ヽ.::::::::::::::::::::.:.`ヽ
                  レ'.::::l::l:l:||:|、;;;;:、::、::::.:.ミミヽ::::ィイ::::::::::::.:.ヽ
                  l:!.:.l.l.:川1トミミゞミミミヽ.;ニニ三彡::::::::::::::::::}
                  リ.:;l.l.:トト、ミミヽ>=='''''' `ヾミミミヽ:::::::::::}
                、 _ノ,;ノノノ,. 'ニヽ`゙`'‐t〒テ  :: ミミレ' ヽ::::、::::゙i
                彳i.:lj小 ,ィtテ;冫   ` ̄  :: ノノ い´',::i:!:::リ
                  V,;i.:l.', ´~ノ         ′)_ノ/:!N::(
                     ``ハ  く .:.;;;.          ,..イl.:l.:.:.VV
                    ヾ',   -    ,.     /ハi.:l.:l.::.:ノソ
                         ゙、 ´ニ二´     /  ノハl.:リリノ
                         .゙、        /   _ノノ:\
                        ゙、     /,. '´.:.:::.::::::::::::.ヽ
                         `ーェ‐'彡'´ /ヽ.::::::::,. .:::‐‐\
                        ,r'7⌒i`ヽ.::::く_/.:rェュイ─- 、:.:.:.\
                          / ′/:l::::::.',.:::::::,..ム______ フ´¨¨¨¨``ヽ、
                       {ぃ. /.:.:l.:::::::レ'´. : : :,r'"´. : : : : : : : : : : :.`ヽ
                          い / _/:/.: : : `¨`7.;;;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..',
                      ,r'´.:.:::::::::::::/.:::::::::::::::::/.;;.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:::l
                     /.:.:./.:.::::::::::/.:rュ.:::::::::::::i.:;;;;;;;::::::::::.:.- ==== 、:.:.:.::.:i
                      /.:.:./.:.:::::::::/.::/_ソ.:::::::::::,';. -‐ ー-rr 'ニニニニニヽ.::::::l
                   /.:.:./.:.:::::::::/.::/〃::.....:.:./.:;;;;;;;;;;;;;:;:;:;;l1: : : // / ヽ\:|


  彼の結末も、「ヤン生存」、「ラインハルトがヤンを部下にできる」 と言う原作ブレイクを目的としたものでした。

  どうして できない夫に従っていたのかとスレでは何度も言われていましたが
  それは封建制が当然、民主主義は話の中にしかない世界で生まれ育った者の限界だったのでしょうね。

  きめえ夫から話を聞いてからは、できない夫の限界を見切っていたのではないでしょうか。


  そんな彼が最終的に できない夫を助けたのは、エビルプリーストであった孔明と手を組み
  できない夫をサマンオサの内乱に引き込んだ責任を感じていたからです。

  今後はラインハルトの下でサマンオサ復興のために尽力するでしょう。

  きめえ夫の話も きっちり覚えていますので
  いずれ復興が一段落つけば、民への教育を考え始めるかも知れませんが

  フレデリカが きっちり手綱を握っていてくれるので、問題になるような事はしないでしょう。


24 :◆vsQyY1yD2Q


  では、次にモンスター側の裏話を。


                 【 ヽ           / 】
                 \ \        / /
                   \ ヽ-‐  ‐-' /
                   /          ヽ
                   ノ  ●    ● ',               ポケモン十五周年。
                   .{     ‐       }
                    ';:::)   ー'ー'  (:::ノ            下天の内を比ぶれば
                 /´ |`ー      一'` 、
               /    | |         | |    \        夢幻の如くなり。
              ,/     ,| |         | |      \_
              {       | |         | |- 、_ハ   ヽ
              |       | |      {三    \  }
              |   -‐ -         `ー-‐―'   ,'
              |_/  〈  \     /    /\ ヽ/
               ,ー‐一 ヽ  丶__  -‐   ´ ,、  ー'
               ヘ____ `    ` 、___L_
             /   [___l_ヽ、j_j ) )___ノ \
                  |\        / |    ハ
                    \| ̄\   /_/      }
             `ー----一 |  (:::::::) |::|  `ー---一'
                      |    ̄  |::|
                     \____/


  まず、ボストロールにピカチュウが配役された理由は

  これはピカチュウのネタAAの中に 「ビル街を歩く巨大ピカチュウ」 と言うものがあった事。(AA録2には未収録)
  ピカチュウバルーンが一時期ネットで話題になった事。
  原作でラインハルトが 『金髪の孺子』 と呼ばれていたのと 『金髪の鼠』 でネタにできる事の三つです。

  実は戦闘AA・ダメージAA・ネタAAが豊富で、ポケモン勢の中では かなり使いやすい部類ですよ。


25 :◆vsQyY1yD2Q


  オーベルシュタインに関しては、ジャミ&ゴンズの出番がカットされた以外は予定通りでした。


                               , .:.:.:.:;:;-─‐‐--、、
                           /.:.:.:;;:;:;:;:;:;;;:;:;;;;;;;;;;;:;:;;:;ヽ
                          /.:.:;:;:;:;;;;;;;;;r'"´ ̄`ミ;;;彡-ミヽ
                         ./.;;〃.;:;:;;;;ィ´ 彡'"二y'彡⌒ヽヽ
                        /,;;〃;:;;;;,ィ´ 彡'"  ̄``''´`゙゙ヽ1 !
                         /,;;〃;:;;ィイ 彡'′        !1 !
                      /,;;;〃;:;;:;;;;;/              '; ',
                       i;;;;〃/⌒V  ´゙゙゙二`ヽ、   _,,、、jミミ;
                        V;;;ハ い;'  "゙‐trぇr、.;;` ,斤ッ‐;イシ′
                      /;:;;〃、_, ',.  ``  ~"´ ト ̄  /
                       !.:〃:;:;;;;ij. ;      ;.._  l  ,'゙
                      V.:;:;;;;;ハ',         `"  /
                      /.;;;;;;/  ヽ、    -‐''ニニ'' /
                       !.:;:;;/、    \        /
                      `y二ヽヽ、.   \ _ _,:'′
                      _/  ゙,1  r二ニヽY ̄〕
                   ,.ィ<``丶、 レノ '  ̄`)i 1レハ
                ,.ィ< ``ヽ\   \ _ノノ 1Lノト、,,,_ ___
                 ``ヽ\  \\  \< ノノハVノ 1  ``ヽ\`


  ちなみに、オーベルシュタインがゲマ≒役になった理由は、 「 顔 が 似 て い る か ら 」 だったり。

  長めのアゴが、結構 似ている気がしますw


26 :◆vsQyY1yD2Q


  本編では、最後まで読者を騙しきった感のあるオーベルゲマですが

  実はサマンオサ編は、「三つの陰謀が同時進行している」 と気付かない限り
  オーベルゲマの真意に気付くのは ほぼ無理と言う構造をしていました。


                   ___  ___
                 ,r''"..::::::::::`i":::::::::::.ヽ,
                 l..::: __  __ :::: |
                 |::::::r'──V──`i;:::: |
                 l:::::l           l::: |
                 l:::::l、___ ___, |::::}
                  {::rリ-=◎=.i =◎=-カ:::}
                  {:::i l    :l__   , l }::}  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                 l::.ミl ヽ ┌-┐  /リノリ < オーベルマジーック!!
                  `!ミ゙l ヽ |∩|  / /,ツ'   \__________
                    ヾ\ └┘ /"
                      |\_/
                    _,l二三ミll'ヘi
                   ,/´⌒,r''ヽル゙_ゞ       ズビーシ
                  Y´⌒ ,/,r‐-‐-‐/`ヽ、≡=─
                  |´⌒`゙ ;|_,|_,|_,hに!丿ヽ ≡=─
                  .|:;::::::: : .| `~`".`´ ´“⌒⌒)≡= -
                  .| ;:;:;:;:: 人  入_ノ´~ ̄ ≡= -
                  l;;;;;_/   // /''  ≡=─


  具体的に言うと、原作通りに人間を苦しめて絶望させる 「ボストロールの陰謀」
  できない夫を利用してサマンオサを内乱の坩堝に叩き落とす 「孔明の陰謀」
  そして、一度上げてから叩き落として より深く絶望させる 「ゲマ≒の陰謀」 の三つです。

  「ボストロールの陰謀」 は、原作通りに玉座で ふんぞり返り
  門閥貴族を放置し、できない夫軍を押さえ付けようとしているだけ。

  できない夫軍については、「できない夫達のやっている事は、魔王軍も喜ぶんじゃね?」 から
  「本当に魔王軍が関わっているのかも」 となって 「孔明の陰謀」 までは辿り着く事はできたでしょう。

  しかし、別ラインで進行している 「ゲマ≒の陰謀」 までは辿り着けないのです。

  オーベルはオーベルで色々とやっているのですが
  「ゲマ≒の陰謀」 は、ボストロールを倒した後からが本番なので
  ボストロールを倒すために協力しているようにしか見えないのもポイントでした。


27 :◆vsQyY1yD2Q


  オーベルは、それとは別に色々と絶望の種を仕込んでいましたが
  それらも全て 「オーベルらしい」 で済まされてしまったのですから、ほぼ完璧に騙しきったと言えるでしょう。


                    ___
                ≧ニ二三三三二ニ=-
              /`寸ム-ー=ミ 寸ニ二二ニム
               .Y /`¨¨´: :.  ヽ }二二二ニム
              l |: : : : : : :   } 弋二二二ニム
              {リ: : : : : : :   人 乂二二ニ圦
              Yヽ_: : : :__/ ̄` 寸辷>ー寸ニム
              YモェY  k-tチ   }ノ 卞 }ニニ}.   卿らが、ラーの鏡の一件で
               V::/             7V/ニニノ
               '/_         ーくニニ7    私を信じてしまったのだとすれば
                ',: _        八二ニニ{
                :.:ー `    /  }二二:|
                 ',:.:    /   从小八    正しく計算通りだな。
                 ー─  ><    ∧
                 /Y≦     )⌒寸. ∧
                 ||∧V ⌒辷´>≦苡≦ム
                苡|j::∧V-=≦二二>≦三≧=-
              /二二二二二二二二二二二二ニニ=-
              二二ニニ/ ̄`寸ミ二二二二二二二ニ
              二二ニ/⌒Y  /ニニ))二二二二二二ニニ
              .二ニ/´  )丿/ニイチ二二二二二二二二
             二ニ/  )才 /二二二二二二二二二二二
            ニニ./ /⌒才二二二二二二二二二二二二
           二ニ/ 才二二二二二二二二二二二二二ニ
          ムニ二|l二二二二二二二二二二二二二二二ニ
          {二二|しイ二二二二二二 V二二二二二二二〈


  これはもう 「オーベルシュタインだからこそ成立した荒技」 でしょうね。


28 :◆vsQyY1yD2Q


  では ここで、できない夫パーティの三人目、孔明先生に関する裏話です。


         あ 極 あ      |
         ろ は の       |
         う  い 蒼      |
         の ず 空      /
         う  こ        /
            で       /   ___
                _,/_, -−'´ヾヽ ヽ,
     ______,,, -―一、|   くく_,-,   ヾヽ ヽ、
                   .ヽ<<  , -`_´,_,i
                    ヽゝ`´,.,ィ;> ,,___ヽ
      , --,、_            〉´:::::||/ ´ くi!} ヽ、
     /  /,  )       r-r-、/:::::i´`|l  ´"  ノ
     l   l.`ー'- __ _____i i  i:::::::::``Y|l  /-ーi          /i
     ヽ, ヽ       l;;;;;;;;;;;;;l`ーヽ;;;;、-‐'ヽ,ヾ、、_.ノ         / ヽ            --z_
      | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄l;;;;;;;;;;;;;;;l-//  \  〉し´ヾi)       /'    ヽ    |         ,>
      |  |  _______/;;;;;;;;;;;;;;;// \  \´ ヾ、|l|      /'      i、_ _,-'|         l;;;;
      |  |  i: : : /;;;;;;;;;;;;;;;;i/     ヽ、. \  ヾ}     /'       .i,、`ゝ;;;}   ,_, -ー 、_丿;;
      |  |  i: : : l;;;;;;;;;;;;;;;;;;|      ヾ、  \ ヽ,   ,|`  i    i  .|;;;;;;;;;;;;;}   ヽ、,-、;;;;;;;;;;;;;
      |  |  i: : : l;;;;;;;;;;;;;;;;;|        \   ヽ, ヽ  .l` .i .i    i i .l;;;;;;;;;;;;;;}      !;;;;;;;;;;;;;
      |  |  i : : l;;;;;;;;;;;;;;;;;;|         ヽ   ヽ. ! |` .i .i    i i .l;;;;;;;;;;;;;;}      ヽ-、;;;;;
      |  |  i: : :l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|          \. ,、 | | !, l i_, -ー、/,//;;;;;;;;;;;;;;;}        ゝ;;
      |  |  i: : :l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|         、 `,! `' |  ヽi/ ゝiillノ 〉ヽ、__, -、}
      |  |  i: : : l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|          ヽ、. \ .!   >,((i;r-ー '、  /l,`ー'ー、    /ヽ----
      |  |  i: : : :l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|           \ \rゝ、,i 〉--ー-〈 / .| ヾ  、ヽ, / i \
      |  |  i: : : : l;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ            `ー  !`7ー----、''´  l  ヽ   / |   ヽ


  実のところ、サマンオサ編における彼の役割は
  できない夫達に対する読者の反応に応じて味方、敵、黒幕と変化することが折り込み済みでした

  この辺りは、『ジャイアントロボ』 の孔明と、二種類を使い分ける事ができる強みですね。


29 :◆vsQyY1yD2Q


  予定されていた結末は二つ、本編通りにエビルプリースト≒として黒幕になるか

  サマンオサ編終結後は、サマンオサ復興のために内政手腕を発揮するかです。


                            _____
                               f{ l l l l lヽ
                              || l l l l l |             .  ,′
                              || l l l l l |           、     ,
                              ト、_|__|__|__|__|イ          、     ノ}   ,
                           ハ ___ o __ノ!         ‐-   / 〈   ´    臣
                           ム::レ 、_  ̄ _, 、|:!        -   {   !   ‐
                          八: |  ̄  「 ̄ i:|          -   V}ノ   -    亮
                            /|::::::i /__ノ_、/:人        ,   _L  、
                     / ̄   |::::::ト _,/::::|   ̄ヽ         |  :| ゙        申
                    /   |i   |::{(二ィ⌒トニ)}   i ヽ.        |  :|
                       < (ヽ   |l r、 |::::::{i ノ} |{/::::|     |  '.       |  :|          す
                  /  ヽ | | |  i:::::ヘ}/ |{:::::::l    | |   '    r─┴‐┴─、
                   /     Y | |  i:::::{从ノイ:::::|    | |    .   ヽ:::::::::::::::::::/
                    /       _」__|_|_   ;:::::{人リ:::::/    |/     '     ' :::::::::::::/
                /     / 二二ス  ';:::::∨/::::/    |   j  '.    Y::::::/
               /  >イ ̄   マ 「   ';::::::::::::/     j  /   '     |::::::|
                / /{::::: |__ ィ^_ノL|  「ヽ_>:::::::ムイ|   ノ, /     ヽ.  |::::::|
              {    |::::::|「 ̄}ト、  ハ  !:::::::::::::::::::::::: !ー‐イ / _/ ̄  '. |::::::|
                ト、   |:::::::|  }ト   マ    ̄|:::::ハ:::::::「    ̄「/-<__   , .!::::::!
                | ヽ  |:::::::| /       //::/ ハ:::::|  _ノ──-、::::::::\/| |::::::|
       ─ ───┴─ ┴ー┴ー────┴┴─┴┴/〃, __ノ::::::::::::::::}ノ::::::ト、
              /⌒ー───────────</ノノ´  ∨r‐、{ ̄/::::::::::::::ヽ
              /__________________厶(0)j  `ー─‐一´
                                              ̄


  ラインハルトとしては、こっちの方が有難かったかも知れませんね。


30 :◆vsQyY1yD2Q


  エビルプリースト≒になった最大の決め手は、やはり できない夫に対するヘイトの大きさですね。

  ぶっちゃけた話をすると、ヘイトが集まるのは予想通りで
  エビルプリースト≒にならない可能性は三割以下だと考えていました。

  そのため、孔明は割と早い段階からエビルプリースト≒になる事が決まり

  同時にオーベルシュタインに向かうかも知れない疑念を引き付ける囮役も こなしてもらってましたね。

  気付いている人も結構いましたが、孔明が助言する時は
  一見 軍師としての仕事をこなしているように見えつつ、実は悪い方向に進んでいました。


                                  イ
                               }
             ___     ___     乂
          /        `ヽ /   `ヽ   才    ....-──-....
         /           ) )     .} イ  r=≦:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ
        /            .//      /     {:i:i/\:i:i:i:i:/\:i:i:i:ム
     ⌒寸           .//      /    .ム:ij__ `¨´___ >:i:i:ム
       \\         //     /      {i:i{ ==。ミY  =。=ミ 寸:iム
         \\    ___//            (l | ` ̄ |   ̄ ´ l|寸i:,
          \\  //⌒寸=ミ  /         .从     |       .l|ノi:i:}
            寸┘{  /⌒V/         l:i:∧ _ ヽ  、  .小:i:i:/
     ≧      ( ( ̄   |   V           V:i:i>{人二二ア}〉/|:i:i:/ー-
          ≧=ーミ\ .V人   \       -─/:7  { \ """ / 八 `Vム     ̄ `ヽ
           |     _ミ寸`Y   寸  ̄    /:/  | \V77´: :./  '  Vム          V
           `7ミ.....( / } .|__   }      /:/    l    ∨7:i:く   |   Vム       }
           八   `¨¨´ ̄  } /      '::/     '\  /:i:i:i:i:\/|   Vム       |
            V \ ___l イム      |::{___ Vヽ/ 寸:/  |.  //    )  八
              .寸\     l/} /      ー──ァ::/V   ハム   |<::く __   /   /
            ∧:\ ` ̄ ̄ l//           //  V  .|i:i:i:iム. |   ー-v〉 |    |
           ./  V:::辷ニ二¨´ 》       //     ∨ !:i:i:i:i:i| |     // .:|    |
           /   寸::::((_  )Y  ./   く:::く        \|:i:i:i:i:i| /     //  .'    |
         /   (l}  \:::: ̄ミ彡' /{     \\       \:i:i:/   /:'       |
         .|   (l}      ̄ / ./  V       寸ー─----   /  //   /    |
        八            〈/    .V          ̄ ̄ ̄¨¨¨¨/ /´     ./      .|
          \         )      V


  これはオーベルシュタインもそうなのですが
  フォークの採用とか 「原作でもやりそう」 なミスだから納得されたのでしょうね。

  孔明は、原作でも馬謖などを重用して失敗したりしていますし。


31 :◆vsQyY1yD2Q


  続きましてはストーリー面の裏話を。


  身も蓋もない話をすると、ヤン、孔明、そしてオーベルシュタイン。

  この三人は、それぞれの得意分野で勝つのは至難の業です。


  と言う訳で、この三人には最初からカウンターを用意していました。


                          ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ
                         〈● ノ\   /\ ●〉
                           ヽ彡'  ヽ /   ヾ_ノ
                           )    Y    (
                          /γ⌒     ⌒ヽ\
                         /  |         |  ヽ
                         |   ヽ__人__ノ   |
                         \     `ー'´     /


  ヤンに対しては、この世界の人間故の知識の限界を突くために元・公務員の きめえ夫が。

  レーベで 「古代米で町おこし失敗した〜」 と言う話題が出たのも
  暗に きめえ夫が公務員であった事を伝えるためのものでした。


32 :◆vsQyY1yD2Q


  孔明に対しては、戦術も戦略も関係ない戦いで孔明を討つ事ができる
  「武」 としての ねらう代&ねらう夫姉弟です。

                   ______
               ,,''"´::::::::::::::::::::::``  .,
             , '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::` .,
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             .′::::::::::::::::::::::::::{:::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::\へ:::::::\
     /    ′:::::::::::::::::::::::::::::';:::、:::::::';:::::::-=ニ_::::::::::::ヽ >:::::::ヾ 、
.     /      ′:::::::::::::::::::::::::::::::::';::l\::::';::::ニ=-≦z_::::::';:::::::::::::\
   .′     .′:::::::::::::::::::::::::::::::::: ';l.  `/、_,斥、 ̄丁:::::::::::';:::::::::::::::::ヽ
   |      .i:::::::::::::::::::::::::';:::::::::::::: ', ./  ,.乞rハ  |∧:::::::::';::::::::∧lへ',
   |      .|::::::::::::::::::::::::::';:::::::::::';:::',./  .{{、__ン .リ  ':,::::i、:';、≧=-  ,._     _
   !      .|∧:::::::::';::::::::::::'、:::::::::',、',.   、___. '    ',::l ヾ',∨二二二二二二二ニ心
    、      ',ハ::::::';::::::::::::';\:::::',    、/         ',l!.  Vニニニニニニニニニニ∧
    `  .,____,.メ::::L、::::::::::';/,.斗z_.x  } 、        .ll.   ∨二二二二二二二二∧
             ヽ::::丶::::::::'〃乂_ン ノ    ,    .' !    ∨二二二二二二ニニニハ
              '.::、::::\、::\ー--z      _... イ l へ、 ∨二二二二ニニニニニリ
              ',} \ト、',:::::>、≧=-,, -―- ミ  ヽ  \∨ニ7二二二二ニニニ∧
               ,.イ二>'"    /        ` 、 }   |ニニ7二二二二二二二ハ
             __,x-=≦ニニア     .'             \ .|二ア二二二二二二7ニニ{
      /二ニ  ー<二/  ___. {              ヽニア二二二二二二ア二ニ∧
     /-― ニ       /`7二二二二ニ=―-  .,_   }     ン二二二二二二ア二二ニ∧
    〈 /二二.._     .' ん二二二二二二二二二ニ==-≦二二二二二二7ニニニニニニ∧
     ∨/二二二≧=--=廴廴二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニ/二二二二ニ∧
     /≦二二二二二二二二二二二二ニ=-┐二二二二二二二二二ニニニニ/二二二二ニニ|
.    {二二二二二二二二二二二二二ニ/ ̄二ユ二二二二二二二二二ニニ/、二二二二ニニ∧
     `'<二二二二二二二二二二二ニ7 /   ``'<二二二二二二二ニア  `<二二ニニニニ∧
        ``''<二二二二二二二二ニニ{ .{       `'マ二二二二二ア    `<二二ニニニニ|
            ̄`丁゙ー<二二O二o{≧ヘ-x、      マ≧=----=彡      `<二ニニニニ∧
             l::::::::::::::: ̄`ー-<∧ニ7:::::`,      ‘:,              `<ニニニニ∧
               l:::::::::::::::::::::::::::::::/ `'くン::::::::::',     ‘、              `<二二ニ∧



         ____
       /- 、 ! ,. -\
      /ヘ二_爪_二ヘ\
    / ヾニ・ニハ ハニ・ニフ \
    |     / | | \    |   おい、扱いに差がないか?
    \    ィニニニュ   /
    ,--ゝヘ  ー   ノ゙-、.
   /  | '; ゝ_____ ノ. |ヽ  i
   l   |.  ヽ/゙(__)\/| i.  |
   |   |   ヽ. ハ..ノ | | |


  孔明を戦いの場に引きずり出すのは、ヤンや できない夫の力も ありました。

  孔明を討つ役目が他の誰でもない ねらう夫になったのは
  「『三国志』 なら、矢軍師は お約束」 と言うネタでした。 落鳳坡ですね。


  この役割に関しては、他の勇者でも良かったのですが
  ここは新顔である ねらう夫達に花を持たせる事にしました。


33 :◆vsQyY1yD2Q

                           *  ______
                    / ̄|  +   /        ヽ   +
                    | ::|    / ⌒    ⌒    ヽ
                    | ::|x  /  ( ●)  ( ●)     ヽ.  人
                  ,―    \   | ::::::⌒(__人_)⌒::::     |  `Y´
                 | ___)  ::| .!     l r┬‐|        /
                 | ___)  ::|+ヽ     `ー‐‐'      /  十
                 | ___)  ::|   /           \
                 ヽ__)_/   /                 \


  そして、オーベルシュタインと このサマンオサの魔王軍そのものに対してですが
  これは やる夫がカウンターとなっていました。

  門閥貴族軍では できない夫軍に勝てず、できない夫軍も 王国軍も、勝ち負けが付かない。
  ボストロールも オーベルシュタインも、当初は この泥沼状態を維持する事が目的でした。

  状況的に国内だけでは どうしようもない状況ですね。


  そんな無理ゲー状態に対して、ゲーム盤そのものを引っ繰り返してしまうような外部の力。
  それがサマンオサ編における やる夫の役割でした。

  オーベルシュタインに対しては、やる実達の方が目立っていましたが
  彼女達もまた、やる夫が用意した 「外部の力」 なのです。


34 :◆vsQyY1yD2Q


  以前、各町ごとに担当の勇者がいると言う話をしましたが

  船出以降は、こんな感じになっています。

  ※ 順番は公式ガイドブック順。
     徒歩でも行けますが、紹介してなかった気がするのでムオルも入れています。


   ムオル … やらない子
    実は、普通なら船で行く所に あえて陸路で行くと言うのが やらない子の役目でした。

    それだけだと一発ネタで終わってしまいますので
    やる夫&やらない夫の幼馴染みと言う役割も加えられています。


   ジパング … 能登麻美子
    米ですね。米。


   テドン … ドヤが夫
    既に魔王に滅ぼされた村と言う事で、魔王側の勇者です。


   ランシール … 担当勇者無し、あえて言うなら お断りします
    もしアッサラームから海路でダーマに行き、バハラタが無視されていた場合は
    ここがヤルカイザー初登場になってストーリーも変わっていたでしょう。


   エジンベア … 担当勇者無し
    と言うか、そこまで話の本筋に関わってませんね、エジンベア。


   スー … やんねえ香
   海賊の家 … さか奈
    この二人は、↓の できない夫と合わせて 「勇者で連合を組んで船を出す」 と言うのを してもらいました。

    これは、大掛かりなものになるサマンオサ編の下準備として
    できない夫を知っている人間を やる夫側に入れるための配置でもありました。

    と言う訳で、この二人は最初っからニュー速で商会に入る事を前提に能力なども決めています。

    仲間のヴァンがパーティを離れましたが、これも最初から離れる前提のパーティ編成をしていました。


   いく夫バーク … ねらう代&ねらう夫
    いく夫バークの新商品 「かくれみの服」 を持ち帰り
    順調に発展している事を伝えてもらうのが二人の役目でした。

    それだけで終わるのは何なので、サマンオサ編の援軍も担当してもらいました。

    戦争だったら弓兵が役に立つだろうと言う事で、狩人パーティです。


    当初は、ここでキル子と兄+2人のパーティが登場する予定だったり。


                      , : ´  ̄`゛ :: .
                    ,::´:,::':::::::::::::::::::::::::\
                     .:::::/:::::,::::::::,:::::::、:::::、:::゙:.
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                   |:::::|::::::|(○) (○)|::::|::|
                   |:::::|:::::_|u    ,   j:::::| `  ……えっ?
                   |:::::|:´:|、_   /,\ :::i `
                   |:::::|:::::{´ ヽ.V,   ヽ|
                    |:::::|:::::| ヽ /| 、   ゙.
                    |:i|:|:::::|   |┴l ゝ 、_ ノ
                    |:||:|::,i'l  .|._k   ヽ.
                    || |ッ',__|:┴ ヽ、 ,/
                   | |:{ lェrl|     |´
                      ゝ  /|     |
                       |V |    |
                       |   |    |
                       |__|___,|
                       {ーイ リrヘ、
                       `ー'  .`ー"


    これまでの情報からも分かる通り、キル子の兄は 「戦士タイプ」 です。

    戦争に飛び込むサマンオサ編では、弓兵の方が活躍しやすいだろうと言う事で
    ここは キル子兄妹ではなく、ねらう代姉弟を登場させました。

    その際に色々と変わり、キル子は一人でパーティを率いる事になりました。

    兄の方も いずれ自分のパーティを率いて登場するでしょう。


35 :◆vsQyY1yD2Q

  そしてサマンオサ担当は、ご存じ できない夫です。

  それでは、最後の裏話 『反逆の勇者』 できない夫について お話ししましょう。

                                           |
                                           │
                                       __人__
                              ――           ̄`Y´ ̄
                           /        ヽ       !
                          .   ⌒   ⌒  .         |
                                  ( t:ク) (t:ク )
                  |           |     !      |
                  │,        |.     `    .|
              __人__      |  ┌=ニニ=┐          Y'∩Y
                     ̄`Y´ ̄         ヘ  `ー― ‐'  /           |│| |ヽ
                 |          !\       /          |│|│|
                 │  _. xz≦ニ/ニ|ニ∧`ー--‐'小、_         /).! !亅l
                 xz≦ニニニ二/二l|ニニ\_/ニ/二ヽ≧zx     i ,イニ=-  }
                     /fムニニニ二./ニニ.!ニニ/\=/ニニニl!ニニニ`ヽ  {  ヽ   }
                 /ニニムニニニ./ニニニlニ/ 〉‐〈 /二二/ニニ二∧ 人_  イ_
                   /ニニニ.ム二二\ニニニ∨. /   /ニニニ./ニニニ二//ハ _|三三三|_
               /ニニニ二l|ニニニ二.\t二∨  ./ニニニ./ニニニ二/ニ二 |ニ二二二|
                 /ニニ二二|ニニニ二二\二\/ニニ/ニニニ/ニニ二.|ニ二二二|
             /ニニニニニニ|ニニニニニニニニ`マ/ニ/ニニ二二7ニニニ二|ニ二二二|
               /ニニ二二二|ニニニニニ二二二/_/ニニニニニ二7ニニニニニ|ニ二二二|
           /ニニニニニニ二|ニニニニニニニニニニニニニニ二二二7ニニニニニニ|ニ二二二|


  原作のサマンオサは、DQシリーズの中でも数少ない 「乗っ取られた王家」 です。

  住民ごと滅ぼされた王家と言うのは それなりにありますが
  住民は残ったまま乗っ取られたとなると そんなにありません。

  しかも 「王族が生き残っている」 となると、レア度は かなり上がります。

  その珍しい状況を どうするかと考えた際に浮かんだのが――


36 :◆vsQyY1yD2Q
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                    練習がてら ドラクエ4コマをAA化してみる

                     ドラゴンクエスト4コママンガ劇場 1巻
                           増田佳子先生
                          「けわしき王の道」



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             (ヽ三/) ))
         ___( i)))
        /⌒ニセ⌒\ \
      /(.●)  (●.)\ )
     / ::::⌒(__人__)⌒:::: \
    .|   (⌒)|r┬-|     |  サマンオサの王様を助けたおー!
    ,┌、-、!.~〈. `ー´   _/
    | | | |  __ヽ、   ./
    レレ'、ノ‐´   ̄〉  |
    `ー---‐一' ̄

                              ワー!
                         \ ヽ     /  /  /

                         (Д´) ∧_∧ ∧_∧
                         ノノ⊂(∀・  )、(∀`∧ ∧
                         ┌ <   (^ニ  /l  .(Д゚,, )
                              (_┌ (_ ○ニ ○v
                               し  l l  l \


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                      ⌒ ー-、
                /         、_}´`ヽ
               /         ⌒ヾ'r'   \
            、_ノ        i   rミ、   、 }
            フ ノ ;  i  _ノ;   ( {ノ:;   乂
            ( /;//  ノ l l フ′;}   Y /  ! \ヽ
            }'//; ; < ノ} }八 (/ /;  ){! { ト-ィ )ノ
            ∨// / イノ厶、_V∨/ /__乂ヽ‐ァ (
            {〃八 /(_たtッ‐≧{/(f'tッ ラ イイ{ ト
             V {ヽ(ヘ(´     ′{    ノノ/ノ   皆の者、心配を掛けた。
                ヽ乂 `Y       |    イイ/´
               _ )ノハ、     ー '   /乂_      バラモスにより この国は
               7/ | \  ´ ̄`  ,イ)ト- `      多大なる被害を受けてしまった。
               ?(ー、  ヽ    /|Vノ
                    _ハ} `ーぇ≧、r'彡イ{、    yx───-   _
        -─-x、  ィ代 ト、_)Yr‐、Y|!| r‐(ぅ)ー‐rく  \_____
  ─ ´      ノノ}くヽ  `ミx〈_ノノ{[ト`¨゚/  / ノノ\ |             原作:サマンオサ王
|ヽ_    ─   ´ ̄ 人 \ー==ミヽ\/r=ヽ{ レイ彡'゚丿 「::「::「T‐r-r-r‐r‐  ラインハルト・フォン・ローエングラム
| |        ィ个|::|\   ̄`ーx)__}! | } |> ´ /   |:::|:::|::|::i|::i|::i|::i|.   ( 銀河英雄伝説 )
|ヽト─r::T::「:「:|::|: |: |::|::|  \       ̄ ̄   ̄    |:::|:::|::|::l|::l|::l|::l|

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    レ/   ,、r,r'゙Yx'、'゙   _,-'゙   >、≧三シ'゙    !l  ,!     i
    リf゙ ノ ,r,r'゙`〜-ニ==三'',";'  ッイノ/ / ,i ,!   ヽヾ、/;'  ;'   |
  、.__」レ'゙ 〃   _,、-‐'''" ̄ '';';'_,:ィ'゙ '゙,/,イ,ィ N      ト;、ヾ '; ;';   l
  >      /ィ'" _,,、、ァ=テ、_ェニ-‐'゙ /イハ い,゙!、  ノ lト,ヾ!'; ';';';';'; i
 /゙/ 〃  //,、-''"」「 i゙ i゙ ;'゙   ̄``''-、_゙!、ヾ、`ー''",ノノ ゙!ll ';';'i, ;';': `:、
. l/゙/; '    //,;、-^、 、ヽ_ト、!   '"~`T''ァッ'ミ=、ニヽi「´,´ ,ィ リ   ヾ, ゙i、「i`ー'
 !/ l l  , ; /rィ"i゙ ⌒、゙、゙'tーゝ       `''ー゙-` `i「 リノィノ'゙レ「 !、 ヽ,il ;!|
 Y l    i f゙ff ;';| リ´,ハ ゙! ヾ;          `    -'"彳テミ,_トミ,_ヽ ゙いリハ!
  ヾ    i ! || !.!| ヽ(.  ! ;l゙'|                    | ``゙ー ノ,:ンラ | l'′  この国を建て直すための
`ー'゙,、  ,  ゙!゙!゙!\`ヾ、| ,ハj                l  ーデ-彡ィ'゙リ.    費用が必要だ。
>'゙ ,r',,r'゙   ゙  〃:、゙リ/ ソ                 i,  ,「" '"´ '゙
, ィr'゙ィ'゙ , //  | ,〃  フf               '゙¬,r'"  /ト=‐'       よって税金を上げようかと思う!
ダィ'゙ , /// ,;! ;l ハ|   l゙、          ,、<`ー-ニ、   /リノ
f゙/////  ,;'タ,ハ!゙:!   ! \        !、_  ̄`¨`/  /ノ'′
/! ,r' ,、-'ノィ゙`''-、_   i  \         ̄`¨`''′ /
`L/!/-‐''"`'-、_ `'-、!i    \            ,:'
 ミ\      _`'-、_ `'-、_   `'-、_       /
  `、\    '" ̄`ヾ`-、_ `'-、    `'-、__   /
   -'  \      |l _....`-:、_`'-、_ /゙ ト「 ̄
       \   -‐'ン゙",、--、,_ `'-、_ Y`iノ、`ヽー-、

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                  |\         /ヽ
                  |  \       /   |
                  i    \___/    |
                  ヽ,.           |
                  /   _ヽ,,  ノ_   |   あの王は、まだ偽者モナ。
                  i              |
                   ヽ    ノ ̄|      /    倒して欲しいモナ。
                   >   ´  ̄ `    <



       ____
     /      \
   / ─ ニセ ─ \
  / -=・=-   -=・=- \  はぁ?
  |      (__人__)  U |
  \.     `⌒´     ,/

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  ―― このDQ4コマでした。


37 :◆vsQyY1yD2Q


   頼りにならない王家に反逆しよう。

   →その名目は?

   →異世界転生物の お約束の一つとも言える、「貴族を打倒して民主主義」 にしよう。


  と言う訳で、できない夫の役割は 「DQ世界で民主制の成立を目指す」 と言う事になりました。


                          ─ -
                       /      \
                        , '          '
                     /            |
                      i ∧    ヘ      |
                     |               |
                         ( ●) ( ●)     |
                                  {
                        |        ハ 、
                        ヽ 、`_ ノ   ./ / }..\
                      , -.\     / /  l::::}::::..... _
                    /i::::::::::::l:::i. ̄、 ./    l:::::i:::::::::::::, '::ヽ
                   /:::::i::::::::::::l::::l  〉∧   ./:::::l::::::::::,:::::::::::::ヽ
                  /::::::i::::::::::::l:::‖./i:::::iヘ  ./:::::::l:::::::::i::::::::::::::::::l
                  /:::::::::i::::::::::!::::l.∨.{::_::}∧/::::::::::l:::::::::i:::::::::::::::::::
                 /::::::::::::i::::::/:::::|   l::::::l  ./::::::::::l:::::::::i:::::::::::::::::::
                   ./::::::::::::::i::::/::::::l  l:::::::l  ./::::::::::::l::::::::i::::::::::::::::::::
                   /:::::::::::::::i::/::::::::l   l::::::::l /::::::::::::::l::::::::i::::::::::::::::::::


  結局 革命は失敗に終わりましたが

  問題となっていた門閥貴族達の一掃は、紛れもなく彼の功績と言えます。

  他にも色々と残した 「影響」 がありますが、それについては今後をお待ちください


38 :◆vsQyY1yD2Q

  ここで三賢者の配役理由について説明しておきましょう。

  そもそも、どうして できない夫のパーティが三賢者なのかですが
  これは、できない夫のモチーフソフトがSFC版DQ1だからです。

  DQ1には太陽の石、雨雲の杖、虹のしずくの三賢者がいるからですね。


  「賢者」 と言って納得できる人選と言う事で、先に決まったのはヤンと孔明でした。

  三人目は できない夫パーティがダーマに辿り着く前の前衛を任せられる人を探し
  ヴァンとのつながりが持てるレイトンが選ばれました。


  そして、ここから更に三賢者の一人をサマンオサ関係者にしようと考え

  つながりができるように同作品関係者を捜してみたところ ――


                      ,r'7'7'フヽ、
                   / / / / ,r-、i
                   _/_/_/_/ /  l|
                __/_o__o__  ̄``i
                {,、r‐'"´<||: : : : : ̄:゙、
                ,' ,,r―ヾ||:: : : : : : : :',
                  { イけフ  .||f^l: : : : : : :',   ぶっちゃけAAが足りないのです。
                  /   ̄   ||_リ: : : : : : : ',
              〈、      ll |:: : : : : : : : :}  私やレイトンの原作では。
                |―‐ヽ 〃 l: : : : : : : : /
                  l    〃=.、ヽ、_:__:__:ノ
                ├π'"タ=-′/::::::::::::>、
                ′`ラi|   /::::::::::::/   `ヽ、
                 //!l|l   /:::::::::::/      `ヽ、
              / /::ll || /:::::::::::/  /´       \
             /  /::::ll 0./:::::::::::/   l l        ヽ
             /   /:::::ll /:::::::::::/   l.l
            /  /:::::::ll /:::::::::::/     ll
            /  ,':::::::::0/:::::::::::/       l
           /   l:::::::::|/:::::::::::/       l


  『三国志』 でも行けたかも知れませんが
  その場合は、サマンオサ編は 『ジャイアントロボ』 になっていた可能性が高いですw


39 :◆vsQyY1yD2Q


  と言う訳で、三賢者のサマンオサ関係者はヤン・ウェンリーとなり

  サマンオサ関係者も 『銀河英雄伝説』 から選ばれる事になりました。

  そして選ばれたサマンオサ王がラインハルトです。


                                     -―…  ..____
                                  /         `厂\_
                                〈{__/          /  ⌒>  \
                             /⌒´  /  {   /    /⌒   }
                                {/⌒     }   乂__ノ     {    }  ハ
                               (/ / /{_ノ  /⌒   \___〉   ノ  :}
                               V_,ノ乂__ノ ⌒>/ /  / } / i {  {八
                              /⌒  乂___ノ(/V{/{ /)ノVハN } 〉
                                 {/{⌒ /ア Y/-r茂ミx∨ ,r茂ラ  )ノ)ノ
                              \ 八〈 {乂        |    __ノ /
                               __)/  \`⌒       :|〉 /ア人
                             ノイ /  八     ヽフ   / ノ〉
                                ⌒7    /  、    ‐ .. ‐  7⌒´
                                   {人  厂\ \      /
                                 )ノ⌒\\ ` ..__/|____ ___
                            _____ r< \  人_)\_____][_/)、 \________ \
                         -=ニ      ̄⌒}\ \___     ][{/ \__[____________]
      ̄ ̄\            r< ⌒V⌒ヽ  ___/  〉=- ..,_ ̄\ ((⌒V _/j}|」_jハ」人\\
         \        r辷=厂 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄「    /|    ~ =- .._  /⌒>'⌒〉|i|i_/|Vハ_j
             ヽ    〈/[ア{__________________[____,/}」i」、 \     「^ア__,/   /〉_j/{ |_j{」i」
            __,.. ` =--〈_/人_〉/ / /人// //冂|],/U/人  ヽ   } /⌒  '´  |  {人Ljノ
    _____  ̄       /7 /]|_|{/[/〈 /{/V{_/ i| ,リ] (////\  \ /        人  \{
             /〈/ {/:|_|jLjじ(_/]ノ(/ 〈/(/ _,ノ//// ゚‰g*゚ {        / ノ    〉
              / /   //           /八'//////////,} }       /   \/
.            /  〈 (__/            /j{///}///////( ̄\′    /     〉
          /     }   ,..  '゙   ______///∧//レ'/////__/ ̄\\  /⌒\\   {
             /   / ________//////////∧///////(___\___))L\ハ////∧ ヽ 〉
                / / /{  ∧////////////∧////////\ 〃⌒i})/////∧   {
          / / /  {   ∧/////////////}'////////八_人__,ノ///////∧  }


  若過ぎると言う事で王ではなく王子となりましたが、それは些細な事。

  ぶっちゃけ、ヤンとラインハルトが揃えば、戦記物にならないはずがありませんよねw


  と言う訳で、サマンオサ編は 「DQタクティクス」 になる事が決まりました。

  サブタイトルで、オウガバトルシリーズのチャプタータイトルを使ったのも そのつながりです。


40 :◆vsQyY1yD2Q


  つまり できない夫は異世界勇者の中でも数少ない 「敵」

  最初から群雄の一人として やる夫の前に立ちはだかる立場であったのです。

  しかも、影響力の大きさで言えば、どこかの誰かなど 「うまのふんの売値」 です。


                           ___
                          / ヽ '' ノ\
                        / ( ○ ) (◯ )\
                      /;:::::⌒,   ゝ⌒:::::\  オイ!
                      | ;     ト==ィ'     |
                _,rーく´\ \,--、  `ー'    /
                  ,-く ヽ.\ ヽ Y´ /     ー  ´ ! ` ー-、
               { -! l _」_ノ‐′ / ヽ        |    ∧
                  ヽ ゙ー'´ ヽ  /   ヽ       i   |/ハ
               `ゝ、  ノ ノ     ヽ     |

                    これまでの功績
                     ガイアの剣(偽) 破壊
                     やらない夫の胃にダメージ

                     喪黒マージの胃にダメージ


  それだけに、彼の結末は最初から決めていました。

  ぶっちゃけ、改心して仲間になっても読者には受け容れられませんし
  死んでしまってもスレは荒れていたでしょう。

  「心を折って、反省させてから、生きたまま退場」 と言う結末は
  ハッキリ言ってしまうと 「これしかない」 針の穴です。


41 :◆vsQyY1yD2Q


  もっとも、この 「心を折る」 と言うのが至難の業だったんですけどね。

  第129話「新たなる序曲」 の対できない夫のシーンで
  予定の倍以上のレス数が掛かってしまったのは ここだけの話です。


                       /::::::::::::::::::::::::::::::::::::,、::::::::::::::::::丶
                    /::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ `^1::::::::::::::ヽ
                    ,':::::::::::::::::::::::::/::::::::/    l::::!:::::::::::::|
                   .,:::::::::::::::/::::/:::;|::::::/!    .l:ハ :::::::: |
                  /:::::::::::::/!:::::|::/ |ハ/ |     {ハ::|ヽ::::: |              /
                  /:;!:::::::::::|」=┴:::::´:|  ヽ二二ニ_ヽ|!:::::::|                 /::
                  イハ/V彡= _二ニ´    -― ミ  !-V!             ./::::
                    '^Y^ヽ ´    ,         ハl             ./:::::::
                     .l  '.     l         .!  l            /:::::::::
                      '.  ,!.    , l.   .〉 、   .| /            /:::::::::::
                      \_!  /  `ー'´   `ヽ  l/              /:::::::::::::
                        ! {  と二ニ⊃  }  !            ./:::::::::::::::
                        ゝ.          ,. .イ、           /:::::::::::::::/
                       「<__`丶    ,. イ/ .|           ./:::::::::::::::/
                       /    爪`¨¨´f´    ゝ._         /:::::::::::::::/
                      _.┌───────────┐- _   /:::::::::::::::/
                _.. -‐ 二|:. |  やさか   きよし     |`丶_:.:.:. ̄「`丶____/
           _. -‐ 二:.-‐:.:´:.:.:.|:.:.|   八坂.      清.  (41) |:.:.:.:.:.:`ー:.|:::::::|-:.__ヘ`ヽ
       -rlニ´:-‐:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.|      ハンター       |:.:.:.:.:.:.:.:.:.l::::::::!:.:.:.:.:.:.}:.:!
       :.| |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:└───────────┘:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:::::::!:.:.:.:.:.:.:!:.|


  ちなみに あのシーン。

  さすおに登場は予定通りだったのですが、それでも突破口が開けないと言う事で

  途中から 「できない夫の被害者であり、サマンオサとは完全に無関係な民衆側の人」
  八坂さんに登場してもらう事にして、一度シーンを書き直したと言う裏話があったりします。

  彼もまた、やる夫が用意した 「外部の力」 ですね。

  ある意味、ボストロールやエビル孔明、オーベルゲマより強敵でした、できない夫は。


42 :◆vsQyY1yD2Q


  逆にできない夫 「軍」 の終わり方については、まったくの予定外でしたね。

  当初、できない夫軍は一旦 王都を占領し、北部一帯を押さえられる予定でした。




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                           '''!i; "''l、   ‐t;;-..,, ゙'l_ `l!
                             l! r'゙'     ゙'l, `゙l! l-fl!
                      ,,,,     /゙ ..||_      ト-''
                      l,."'‐''';;;;ニ ',,r‐''l..;゙'l、  '!l{ニ'l..,_
                       `゙'''"´ ノ │   | l|    '':、 ゙'::,
                          / │   || l     'l;  'l、
                         ,f' _jl′   j| l!    ___|,  ''j
                        f! l!    丿 ||  ''liiiii-''t、 │
                       ,l' jl´    ;l! j        ゙゙゙`
                      rノ f! ゙lil;;''l....r'l |l′
                      l |l   `゙l _,..|{`
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  最初の内は三賢者だけで何とか回っていましたが

  王都まで押さえた事で占領地が広くなり過ぎ、手が回らなくなってしまい

  結局は、内政破綻で再びクーデターが起きる予定だったのです。


43 :◆vsQyY1yD2Q


  実際に この流れで痛い目を見れば
  もっと楽に できない夫の心を折って反省させられたのは確かなのでしょうが。

  これをやってしまうと流石に被害が大きくなり過ぎます。

  流石に それは不味いと言う事で、おなじみのアレが発動しました。


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                   ____ /        /    /     /    /    .::゙-、.\  \
                   ────/        /    /∧_∧  /  ../     ::::::゙-、::..\ .::;/
                        /        /    /(´Д`;)/   /    .....:.:.::::..;;..;;;;;;゙-;;/
                       /        /    /  予定 ./  ./       ..:...::.:.::::;;;;;/
                      /          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ./      ......::.:.:.:.::.:.;;;;;;;/
                     /                      /   ....:....::.:.::.::.:.:.:.;;;;;;;;;;;;;/
                    /                      /    ....:.:..:.::.:.:.:..:::;;;;;;;;;;/
                   /                      /    ......:::..:...::::::.::.:.:;;;;;;;;;/
                /______________ /      ....:.:.::..::::;;;;;;;;;;;;;;;;/
                \                     \....:.::..:..:.:.:.::::;;::;;:;;;;;;;;;;;;;/
                  \                     \.....::;:::;;;;;;;;;;;:;::;;;;;;;;;/
                   \                     \::;;;;;;:;;;;;::;;;;;;;;;;/
                     \                     \ ;;;;;;;;:::;;;;;/
                      \                     \ ;;;;;;;/
                        \                     \/
                          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          ミ
         ∧_∧ ミ
        ( ´∀`)つ  ここまで考えた予定を投げ捨てろ。
        / つ 丿
      / /) )
     (__) (_)


  どう考えてもこれは、読者の反応を見ながら微調整していかなければならない繊細な問題なのです。

  それならば、最初から 「心を折って、反省させてから、生きたまま退場」 だけを決めて
  他は その場のノリで行ってしまった方が良いと判断しました。


44 :◆vsQyY1yD2Q


  できない夫解放(反乱)軍のストーリー上の存在意義ですが


  これは、もっさんを追い詰める要因。

  またの名を  「 も っ さ ん 嫁 化 計 画 」  です。


.     /:::::: /://:::::::/:::::/:|:::|::::::::::::|::::|::::|V∧::::: Vハ:三二ニ=ハ
.      ,::::: : /://:::::::::|: :/ |:|:::|::::::::::::|::::|::::| |::::|::::::::|::|| ゞー==ニ|
      '::::::::::||:|:|:::::::::::|:::| |:|:::|::::::::::::|::::|::::| |::::|::::::::|::|| }二ニ=-|
    |:::::::::::||:|:|:::::::::::|:::| |:|:::|::::::::::::|::::|::::| |::::|::::::::|::|| ヾ::::::: /|
    |:::::::::::||:::二≧ュ.、、_|:|:::|::::::::::::|::::|.斗:ヒT二丁> } /::::;′
    └―ヘ.   ´ ̄/::::::>、/     ´-‐         !' :::::::/
.        λ  /::::::/  .                   /´ ̄ヽ
         |゙ハ/::::::/   |               / /`Yハ   まぁ、良くも悪くも
       Vヘ ::/     ′      ゞ====彡' / (`ヽ./ /
         |Vハ′     /             / ノ.,/, '    あいつらがいなければ
         | `{ ̄ ̄´     、      """"   |'´ ̄ /
         l. 人                   u  / ̄「          こう言う結末にはならなかっただろうな。
.             \         _           / ::::: |
                      `      .ィ:::|::::::::::::|
                     .      .     !:::| ::::::::: |
                    __| >--<.     |>、:::::::: |
                /`ヽ   /´ ̄ ̄   |::::::::::|
                 |  |  /           | ::::::: |


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  そして できない夫の持っていた 「異界の勇者」 としての役割

  それは現代知識も使い方を間違えれば大変な事になると言う実例でした。


.    //:/:::i:l:::::|::iヘ:、:::::::: \:::::::::\:::::::::::/::/:::::::: ハ\::::::::::::::::\
  / /:/:::/|:l:::::|::| ∧ヽ;::::::::::\:::::::∧:::::::::::::::__:::::::::::|  \:::::::::::::::`
 /  /:/ :/:::|:l:::::|::lV:∧ ∨::::::: ∧V:::∧ :::::/  `ヽ:::|   \::::::::::::
   /:/ :/:::/|:l:::::|::| V:∧ ∨:::::::::∧V:::/ヾ/ /´`ヽ V       \::::::
.   / i:| /:::/ .|:l:::::|::l ∧::/ / ::::::::::∧V. |{,, ̄` / \      \   いなければコスタットは安泰だっただろうが
  | l:|'::::::l .|:l:::::|::l/  /   ` ̄ ̄`    |   )ノ' /∨`ヽ > .
    `\::| / .へ. _,.ノ     ,         |     丿 ∨: /  / > .   門閥貴族がカブノールに健在では
.      ` |/ / \ `ヽ /       ‘、 厂 |  ∨   /
.       /  '  ´ ̄ヘ   ノ'              |  |  `゙'<    ボストロールを倒しても
.        |    了` }         u       /   .|      `゙'   サマンオサは平和にならなかっただろう。
.        |     lゝく               /  /    |
.        |    /゙> > . --、    .イ:./     /
.        |     / l|/     ≧ュ.、、__/|: く       /
.        |     ! /               \ \


  最終的な結果を考えると
  できない夫軍はサマンオサを引っかき回して潰れること自体が存在意義だったのかも知れません。


46 :◆vsQyY1yD2Q


  ちなみに、最後に動物達だけを連れて旅立つと言う結末は、これはもう完璧に予定通りのものでした。

  そうでなければ職業に 「羊飼い」 は入っていません。


  できない夫が、償わないまま退場したと言うレスが いくつかありましたが

  それは間違ってはいませんが、正しいとも言い切れません。


                             /  ̄ \
                            l       l
                             |      |
                                !       .!
                                〉:-:ー:-〈
                             , .-:´ :  ̄: : `:- 、
                          r: : ´: : : : : : : : : : : : : : :`.: :t
                       l:l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : l:l
                          l::l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : l::l
                       {: :l : : : : : : : : : : : : : : : : : : : l: }
                       }: :.lィ: : : : : : : : : : : : : : : : : :.l: :|
                       | : :ii: : : : : : : : : : : : : : : : : :.l: : !
                       l : ヾ!:、: : : : : : : : : : : : : : : {: : l
                          l: :シl: :`: : : : : : : : : : : : : : l: ソ
                       ヽ={: 、: : : : : : : : : : : : : : |´
                         リ: :`:ー: =:--:= -: : ´: :.|
                          i: : : : : : : : : : : : : : : : : :i
                        i: : : : : : : : : : : : : : : : : : :i


  彼は心を折られ、そして反省しました。

  そして本当の意味で人助けをするために旅立ったのです。

  彼の長い長い償いの旅は、これから始まるのです。


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  では、最後に できない夫に関する最大の裏話を一つ。






























               *           ノ(⌒Y⌒)   °
                   +   γ⌒´.(⌒*☆*⌒)
                      // "'⌒(__人__)~)
                       i /   ⌒  ⌒ ヽ )
                       !゙   (= )` ´( =)i/
                。      |     (__人_)  |
            ⌒)        \    `ー'  /  °
            *⌒)      (二二       二.つ      *      (⌒Y⌒)
            __)~(⌒Y⌒)     |      /     +   .(⌒Y⌒) (⌒*☆*⌒)
             (⌒*☆*⌒)    |     /     (⌒Y⌒(⌒*☆*⌒)`Y⌒)__)~
              (__(⌒Y⌒)    ヽ ヽ /  (⌒Y⌒)*☆*⌒)__人__)~*☆*⌒)
            Y⌒)(⌒*☆*⌒)  〈_/   (⌒*☆*⌒)人__)~(⌒Y⌒)(__人__)~


  実は、できない夫には没配役があり

  当初の予定では ↑の やるぽっぽが サマンオサ担当の勇者になる予定でした。

  没理由は色々な意味で 「お話にならない」 からですw


48 :◆vsQyY1yD2Q


  サマンオサ編は色々とありましたが

  その結果として、やる夫はロマリア南部のニュー速で商会周辺の地域の領主に
  そして もっさんは、サマンオサ・エムロームの総督になりました。


                     __,,........,,,,,__
                     ,..''"        `丶、
               , :'" ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
              /:::::/:::::/::::/::::::::i::i:::::::',::::::ヽ,-'"~:'.,
           , -'"/:::::/:::::/:::,イ::::::::/|:|:、::::::i:::::::::i::::::::::::i
             ,イ:::::/:::::/:::/ |:::::::i |:| .i::::::i',:::::::i::::::::::::|
              !.!::::/::,'"~"''丶!:::!/_,..-‐- . i:::::::::::|
                   ヽ|'´ ̄/ヽ/  .-‐     ` i:::::::::::|、
                  | ././  .|   、._______,  ',__.::::/:::、    私達は夫婦だからな。
                |/./ ,ノ     `""´ ./,ヘ i/::::::::`、
                  /|' ̄ ´ ヽ         / .iくり !` ,:::::::丶  私のものは、やる夫のものでもある。
              /.  '、.  ┌―‐┐   !.乂_/  '.,::::::::`、
                   \ 丶 _..,ノ   ,/       ',:::::::::`、
                        \    ,..' |         .'.,:::::::::`、
                         ,.`i'''''"   .!┐        '.,:::::::::::、
              ___________,,.| ̄i / ̄ ̄´ |          ',:::!、:::`、
             /|======/\|/ _,. .-‐´~,.''‐.,,      ',::i ヽ:::',
           /  |      / O     "'==、._`ヽ、    i::i .',:::i
        / ̄` /  _,..っ../              ヽ'´`>、   |:|  |:::|
     /ヘ'三二ニZ;,.-'" <__/__            /  |    |:|  |:::|
  ,-‐ '''""~´    /     ----く             /   |   .!/  | :|
 /          |     二二う           / ./ |   /  |:/
./              |`7`丶--‐‐‐'´           ∨ /   .|     /
.\     _,..-''''''-V     !                 |.       ',
..  ~""'''''"´     \    |                 |       ',
             < 、.  | O         /  |        ',
              |    |               / ヘ.       ',
.                  |.     |             /   ',.     ',
                 |     . |            |    ',  ==‐‐‐',
             |    | O             |.    ',   , : ´\


  ムーの高炉とサマンオサの鍛冶技術。

  これらを手に入れた事により、対バラモスの準備が更に進められていくでしょう。

  やらない夫達の修行や、ジパング探索、そして いく夫フラグの行方など
  イベントは他にも色々とありますが

  その辺りは次回以降の お楽しみと言う事で。





次回更新は、1/11(日) は 『やる夫はDQ3の世界で生きていくようです』 を更新する予定です。

変更があれば、こちらと まとめサイト『やる夫よろず』でお知らせします。

それでは、また次回の更新でお会いしましょう。


    ∧∧  ミ _ ドスッ
    (   ,,)┌─┴┴─┐
   /   つ.  終  了 │
 〜′ /´ └─┬┬─┘
  ∪ ∪      ││ _ε3
           ゛゛'゛'゛


第129話へ 第130話へ


posted by 文月みと at 23:19 | Comment(21) | TrackBack(0) | やる夫はDQ3の世界で生きていくようです
この記事へのコメント
少し歴史がねじ曲がって解釈されれば
遠い未来だとできない夫も評価されそうだなー
Posted by at 2015年01月06日 00:01
こういった紆余曲折を微塵も見せないんだから凄いよなぁ…

しかし…。

ジャイアントロボ配役になったサマンオサも見てみたかったなぁw
Posted by at 2015年01月06日 00:14
ビッテン強すぎw あとポケモンは割りと本気でそろそろ世代交代した方がいいかもしれない。妖怪にとはいわないけど、ね…
Posted by at 2015年01月06日 00:57
いちばん書くのが大変な登場人物はできない夫だろうなあ、とは思ってた。
スレをちょっと読むと、彼は見事なまでにトコトン総スカンされていて、
何を言っても何をしても誰かしらに難癖をつけられていた。ゴミ以下の扱いとかもうね……
ヘイトが高まりすぎた結果、できない夫はあそこまで無能せざるをえなかったのかなあ、なんて思ったりも。
Posted by at 2015年01月06日 06:52
オーベルのネタには感心したよ
実は言ってる事は首尾一貫してたんだよなぁ……
鏡の件だってホントに「ゴミ」だったわけだし
Posted by at 2015年01月06日 07:54
先生!
できない夫の最大の功績はリュカをやる夫に引きあわせたことだと思います!
Posted by at 2015年01月06日 08:57
オーベルシュタインに騙されたのはラーの鏡の所為ではない…あの時点では疑っていた……
オーベルゲマシュタインに騙された瞬間、それは彼が潜在的・消極的敵であった偽王軍を磨り潰そうとした時……
将来的に損であろうとも不穏因子と弱者を切り捨てるオーベルらしさを見た瞬間だ……!
Posted by at 2015年01月06日 10:14
こんだけ勢力と各個人の立場が違ってそれぞれが動いてるお話を骨子決めて描けるってすごいね
キル夫?がパーティーつくって登場ってヤツではないのかもしくはメンバーが犬とかなのか楽しみだね
Posted by at 2015年01月06日 11:05
私もラーの鏡の時点ではオーベルに不穏なものを感じてたけど
オーベルマジックにかかったのは同じく偽王軍を共倒れさせようとしたときだわ

今回でも言われてるように門閥貴族は潰しておかないといけない要素だったから
偽王に従ってる連中も同じように考えてしまったけど
考えてみれば浮動票みたいな連中なんだから、潰すより獲得を考えるべきだったんだよなー


それにしても嫁泥棒の心配が残らないように気を使ってくれたりする主による匠の心遣い好き
Posted by at 2015年01月06日 11:44
もょもとの中身がキル夫かもと思ってたが
普通に別枠で出るみたいね
こうなるともょもとの中身が出ることはもうなさそうだな
Posted by at 2015年01月06日 12:50
↑もょもと=キル夫は去年のお年玉投下で否定された
Posted by at 2015年01月06日 15:06
もょもと は性別不詳みたいだし、ねらう緒なんかいいかも。
Posted by at 2015年01月06日 19:08
ぽっぽは反省しないから…
Posted by at 2015年01月07日 00:07
というか、キル子の兄=キル夫とも明言されてなくね?
Posted by at 2015年01月07日 12:21
>実は、できない夫には没配役があり
>当初の予定では ↑の やるぽっぽが サマンオサ担当の勇者になる予定でした。

もし、この配役だったら言い訳場面でディスプレー叩き割ってた自信あるわ
ムカつき過ぎるw
Posted by at 2015年01月07日 14:31
レイトンのPTがマジつらすぎる…
戦士3人に賢者って鈍足PT、相手に必ず殴られるやんw
Posted by at 2015年01月08日 12:06
> 原作よりも良い結果を残すと言う裏テーマ

『ポプランとビッテンフェルトは死亡させるつもりだった。が、できなかった』
の、より良い方向での原作ブレイク――が見てみたいです。

と、無茶・無理・無謀な希望を書いておきますね。
Posted by 只野人 at 2015年01月10日 00:21
できない夫の落とし所はなるほど納得の針の穴

ただ…なんだろう、確かに救う方法を間違った事を反省しているのだけど
あの時ベイダーに言い放った悪辣な台詞…アレを撤回した描写がない上に謝罪もしていないのがトゲになって引っかかってる人が多いんじゃないかな
サマンオサに対してだけ謝罪したというか…
Posted by at 2015年01月16日 15:56
まぁ心が折れた直後はそこまで考える余裕なんてなかっただろうし、
すぐヤン預かりになって表向きは処刑されちゃったから謝罪したくても会いにいけないんだけどね。
ベイダー卿自身もあのザマを見て怒りが治まったみたいだし。
Posted by at 2016年11月06日 14:10
裏話を読み逃していて、読めば分かったよね的なコメントをいくつか残しちゃいました……。反省。

できない夫がこれから贖罪の旅に出るのだという回答については納得です。
このスレでは(一部を除いて)られっか夫のように「最初は酷いものだけど、のちのち成長する」ポップパターンのキャラが散見されますから、できない夫もまた今回の一件を踏まえて物語の本筋には関係しない形で成長した姿を見せていくのでしょう。
サマンオサ編はあまりに被害が大きくヘイトを集めすぎた点はありますが、あれはヤンがヘイトを集めづらいキャラだった影響も大きい。できない夫を異世界・異国の反乱に引きずり込んだのはヤンですが、彼へはあまり批判が出ませんでしたしね。
Posted by at 2018年02月19日 21:40
>問題となっていた門閥貴族達の一掃は、紛れもなく彼の功績
これは結構重要で、ラインハルトだろうがやる夫だろうが「誰がやっても問題になることをやり遂げて退場する」って成果を挙げてるんだよな。退場しないと問題になるから退場するとこまで含めてができない夫の成果。
敢えて言えば"もょとも"みたいな社会から隔絶された勇者なら出来たがそれ以外には出来ない芸当だった。
Posted by at 2023年12月11日 21:25
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