やらない夫は弱虫のようです 第五十一話 「父からの手紙・2」
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ヘンリーに渡した、最後の一枚を除く手紙。
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親父はその手紙で、言っている。
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伝説の勇者を、探せ、と。
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250 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:03:40 ID:d/k+1HGT [4/40]
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まだ殆どの者が気づいてはいないが、
世界に危機が訪れようとしている…、
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|:::::::l:::::ヽ、 , ':::l!:::::!
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|:::::::! ` ー', ,. ',."´-:|:::::ト
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,. ' ゙l、l:..:..:..:/.:..:..:..:..:..:./:..:..:.ノ'..:..:..:..:..:..:..:. .
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魔界の扉を開き、地上を自分たちのものにしようとしているものがいる。
母さんはその目的の為に、必要な力を持っていた。
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だから、母さんは、魔物から狙われていた。
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251 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:05:13 ID:d/k+1HGT [5/40]
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そして、たまたま。親父と出会い、
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/ ヽ
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\、__ (
_)_ ===\
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/ ヽ
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/ ノ | |
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(ヽ、__,/____ __,У
ヽ_ィ __ __ ̄ ̄_ ̄_,|
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あっという間に…、恋に落ちて。
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253 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:06:47 ID:d/k+1HGT [6/40]
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夫婦となり、親となり、家族となって…
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',;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;l 、,__ '"/;;|
:;:;:;:;ンヽ',;;;;;;;' ヽ、 ,/ l;;;;;;;l ――「この子には、強く…何より優しくあってほしいわ。」――
;:;:;:;/_/_',;;;;;;;', `丶、..., ' ´ |;;;;;;;l
r‐ ''"´ ',;;;;;;;',、 、 / l;;;;;;;l
ヽ ',;;;;;;;',\\/、 i;;;;;;;!
/,. -‐‐- 、 ',;;;;;;;', \ヽ、lヽ. l;;;;;;;!
`ヽ'、;;;;;;';、 \ ! ヽ、 ノ;;;;;/
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俺を産んで、間もなく…母さんは―――…
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254 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:07:54 ID:d/k+1HGT [7/40]
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そして親父は、旅に出る。
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(_人__) /
l`⌒´ /
| ヽ
__!、____/ \
/、 ヽ r 、 ヽ
ハ ヽ Y`l | > Y
{ ヽ_ゾノ | レi i i}
`¨´ ヽ ハ `'''
> / ヘ
/ /ヽ ヘ
_,/ / ご_ノ
( ヽ /
\__ノ
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生まれたばかりの、俺を連れて。
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親父は、世界中を巡る。たった一人の女性を探すために。
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255 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:09:04 ID:d/k+1HGT [8/40]
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そして、知る。
―――母さんの力の持つ意味と、重要性を。
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┌────┐
│ ━┓ │
│ ┏┛ │
│. ・ │
└────┘
【Unknown】
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母さんを助ける為には…『伝説の勇者』でしか
有り得ないという事実。
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それほどに、事は世界の危機に関わる
重大事であるということ―――
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.
256 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:10:52 ID:d/k+1HGT [9/40]
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世界中を回り(俺はほとんど覚えてないけど)―――、
親父が、唯一見つけた、『伝説の勇者』につながる手掛かり。
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『 …もういない父に、勝手な願い事を押しつけられ、…おまえはひょっとしたら、怒っているかもしれないな。 』
『 すまないと思っている。―――だがこの手紙を、おまえが見る時は…きっと、
わしはすべての手段を失った時だと…覚悟しているのだ。 』
『そうなったとき…、わしには、おまえしか…託せるものが、いないのだ。』
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それが―――…勇者のみが装備できるという、
『天空の装備』と呼ばれる武器と防具の存在。
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.
257 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:11:58 ID:d/k+1HGT [10/40]
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そして―――…
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『 許してほしい―――。
だが…それでもわしの最後の願いを、お前が叶えてくれることを、願っている…。 』
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やっと見つけた、天空の装備を、自分には装備できなかったという…事実…。
┛
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258 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:12:58 ID:d/k+1HGT [11/40]
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.
259 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:13:46 ID:d/k+1HGT [12/40]
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/ ─ ─ \ ………。
/ (●) (●) \
.| (__人__) |
\ ` ⌒/ ̄ ̄ ̄/
(⌒ / / ┏
i\ \ ,(つ ⊂) そんなに長い内容じゃない親父の手紙を、
| \ y(つ__.⊆)
| ヽ_ノ |_) ヘンリーはかなり長いことかけて、じっくりと読んでいた。
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ヽ、___  ̄ ヽ ヽ
と_______ノ_ノ
.
260 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/11(金) 22:14:30 ID:tf6Sym+I [2/5]
パパスさん、本当にヒーローしてるのにねぇ…
血統ってのは残酷だ…
261 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:15:17 ID:d/k+1HGT [13/40]
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,ヘ
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/\ /\ / /
/( ⌒) (⌒)\/ / 「 さー行くおーっ!! 」
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\ ` ー'´ /
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/ \ 出かける前は明るかったヘンリーも、
/ /\ ヽ ┛
/ \ ノ
U ヽ ノ
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-}ト 、 ト、 /T|::|:::::::|:::
Y:ヒ、 ,、 || r┘.:|-┐|.;|:|::|:::::::|:::
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__|_|_l工工;エエ|____]〕ニlニl 、.v,,!;:.v、ミ.:ゞ;yv;ゞ;ゞv;ゞ ,工/\>工工工
_|工|_;工工]エlエ|┴┬/>─‐> 、.v,,;..v、ミ.:ゞ;yv;ゞ;ゞv;ゞ.v;ゞゞ,上/ ./|エエ;工工
__|_|二l工工;エエ}┬//.::::/ 、.v,,;..v、ミ.:ゞ;yv;ゞ;ゞv;ゞ,v,,v,vゞゞ;;ゞv;ゞゞ,.上ェΥエl エ[工:[工[
_|_|_,工工]エlエ}//.::::/v、::.;.;... ;.w;ヾ.:゙;;ミ゙':ヾvv'w:,ゞ;;;ヾ.:;ゞ彡ゞ/.\\:|エエ{工[工工
__|二l_l工工;エエl/,,;;,/ ....-::.;.;::.::::-..... .. .... . ... ... .`"''、v,;.wVゞ;v;ゞ;';\::..:\{エlエ[工工工
_|_|_l;;工工;エエl-_L-|,,;..v、 ....::. ::: .:.;:へ.;.'.. ._... .'.. __ `.';;::.._/\二:トニH.{エエ[工l工工
、.v,,;..v、, 工工エエ|-l_ L|vゞ;ヾ.:゙;;ミ゙',,,ゞ、.v,,;..v、 ~~. .::/vへ\-/:/\へ . 、.v,,;.v<|ニHニ|エエ}工]工[ニ
ゞ;爻彡ヾ;ゞ;yゞ、.vk,,..vl,|ゞ゙;ミ゙、.v,,;..v<>'ニニTニニTニTニ>/./,:、:.:.\;ゞミ.:ゞ;y;、HニH.kv,l.v[工;工工
”v:";v;oゞゞ;yゞ ゞ;爻彡ヾ;,,;..v、,...:/ ./:/.ー~「l─「l─「l-|:|./ <;~~`.::: llニコ;;::/>.爻v;oゞ;ゞ彡ゞ゙;
.:゙;ゞ;ヾ.:゙;;ミ゙':,oヾv”v':,ゞ;;ミ゙'爻。....:~~'~<二二二>~ ~~ ~/ <\\ ゞ;ヾ.</:ゞ;yゞ゙;;ミ゙':,;oゞ;ヾ;
.:゙;;ミ゙':,”:";oヾv;;ミ゙'爻vゞ;ヾ.:゙;;ミ゙':,;.;:: .:. .... ..' . ....::.;.~~`´:~:.::~~.~`.... .. . __ ゞ;ヾ゙ヾ;ゞ;yゞ;ミ゙':,ゞ.彡
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サンタローズの村に着いた時には静かすぎるほど静かになっていた。
┛
.
262 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:17:12 ID:d/k+1HGT [14/40]
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____
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─ ─ \ とたんに顔が、
(●) ( ●) \
| (_人__) | ラインハット国王子としての顔つきになる。
\` ⌒´ / ┛
/ ー‐ ヽ
/ `
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ヘンリーは、巻き込まれただけなのに。
村がこうなったのは、自分の責任だ…とでも言いたげに教会に足を向けた。
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ヽ ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃ / 「 …あら 」
ヽ l⌒i _/
.l三三三三三l l三l
/ ___ l | ヽ
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残骸ばかりの村の建物の中で、唯一(といっていい)、無傷に近い状態なままの教会。
―――俺は、以前訪れたときに、そこのシスターに手紙と『あるもの』をあずけたんだった。
┛
「 リュカと…その、お連れさんね? 」
.
263 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:18:48 ID:d/k+1HGT [15/40]
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/ ̄ ̄\
/ _⌒ \
| (●)(●) 「 シスター…。はい、俺です。」
. | ⌒(__人__)
| |r┬| .}
. | ー―' }
. ヽ }
ヽ ノ
┏
シスターに「それら」を預けたのは、万が一にもヘンリーの目につくのが怖かったから。
国の事で頭がいっぱいになっているヘンリーに、余計なことを考えさせたくなかったから。
┛
_
/O \
|. ° |
\_,/
|
/  ̄ ̄ ̄ ̄\
/ \
/ ヽ 「 どうしたの? 」
| ノ ヽ、 .ヽ
| ● ● | 「 ラインハットに行くと聞いていたのだけど…何かあったの? 」
ヽ ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃ /
ヽ l⌒i _/
.l三三三三三l l三l
/ ___ l | ヽ
┏
親父が手紙で言っていた『世界の危機』とか、正直判らないけれど。
―――でも、これはあくまで私事だ、と思ったから。
┛
.
264 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:20:18 ID:d/k+1HGT [16/40]
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/ \
/ ─ ─\ 「 いえ…ラインハットには行ってきましたお…シスター。 」
/ (●) (●) \
| (__人__) | 「 この間は、世話をかけました。俺は…ヘンリーといいます。 」
\ ` ⌒´ ,/
ノ ー‐ \ 「 ラインハット国の―――王子です 」
┏
以前来た時は、子供みたいに泣きじゃくっていたヘンリー。
洞窟に入る時も、心はもうラインハットの方向へ向いていた。
┛
_
/O \
|. ° |
\_,/
|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ \
/ u ヽ 「 ラインハット国の…王子ですって!? 」
| __ノ ヽ、_ |
| ● ● U .|
ヽ ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃ / 「 じゃあ…あなたが…!? 」
\ └┘ /
:;l三三三三三三三l
| __ __ |
| |:::::::::| |::::::::::| |
┏
だから、シスターにも誰にも、ヘンリーは名乗りはしなかった。
優しいシスターも、慮ってヘンリーに何も聞かなかった。
単に旅の途中で知り合った仲間…ぐらいの認識だったみたいだった。
┛
.
265 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:22:04 ID:d/k+1HGT [17/40]
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____
/ \ 「 はい…パパスが俺をさらった…というデマカセを、
. / \ ラインハットを巣食っていた魔物が流し、この村を焼き打ちに追い込んだのです。」
. / ― ー \
| (●) (●) |
. \ (__人__) / 「 その魔物は倒しました。
. ノ ` ⌒´ \ ―――今、ラインハットは正常な方向に向かっています…。」
/´ ヽ
┏
ヘンリーはシスターに頭を深く下げた。
ひょっとして…ひょっとして、ヘンリーがこの村にキメラの翼を使ってまで来たがったのは。
┛
/ ̄ ̄\
/ _ノ ヽ、_ \
. | ( ●)(● ) |
. | ;(__人__) │ ((村の人に謝罪するため…?))
| `⌒ ´ |
. | |
. ヽ /
ヽ /
> <
| |
| |
.
266 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:24:04 ID:d/k+1HGT [18/40]
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_,-‐、
/O \ )
|. ° | ̄ ̄ ̄ ̄\
\_/ \ 「 デマカセですって? 」
. / ヽ
/ .| 「 何人死んだと思ってるの? 若者も、老人も、男性も、女性も。
| _ノ ヽ、_ | みんなみんな、逃げ遅れた人は殺されたのよ。 」
.. ヽ o゚⌒ ⌒゚o /
\⊂⊃、_,、_, ⊂⊃ / 「 サンチョさんだって、気づいたら行方が判らなくなったし… 」
lr'⌒)三三(´ j三三l
/ヾ三}_. {彡'`}_`、 「 デマカセで、サンタローズの村は滅ぼされかかったっていうの? 」
l ノ | .ヽ ヽ |│
┏
シスターは過去のことを思い出したのか、静かに泣いた。
―――ヘンリーは何も、言い訳しなかった。……自分が悪いわけじゃないのに。
┛
/ ̄ ̄\
/ ノ \ \
| (>)(●) | 「 シスター! 待ってくれ。」
. | u.(__人__) .|
r、 | ` ⌒´ .| 「 ヘンリーが悪いわけじゃないんだ。」
,.く\\r、 ヽ ノ
\\\ヽ} ヽ /
rヽ ` ヽ / ァ'´ヽ 「むしろヘンリーはずっと、そいつらにその存在を利用されて…」
└'`{ . \.| / i
ヽ、._ ヽ、_,r' .|
`ヽ、 /' |
`'ー'´
┏
俺は思わず助けに入る。
―――これでやっと、合点がいった。親父の手紙を見たがるなんて、口実だったってことに。
┛
.
267 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/11(金) 22:25:44 ID:B0dXPeEN [1/3]
ヘンリーがどこまでもカッコいいヤツになっていく
268 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:26:04 ID:d/k+1HGT [19/40]
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_
/O \
|. ° |
\_,/
| 「 私は神に仕える身。神は、「ひとの罪を許せ」と仰います。」
/ ̄ ̄ ̄ ̄ \
/ \ 「私の修行が足りないのでしょう。私は、あなたたちを許すことができません。 」
. 。/ ノ' ^ヽ_ 。 ヽ
/ 。;'⌒ ⌒ヽ ゜ | 「 だって…だって、人が殺されたのよ。訳もなく、理由も知らされず。
| o'゚~ 、_,、__, ~o° | 私の腕の中で死んだ人もいるのよ。助けられなくて。 」
ヽ ゚ |r―、| ゚ /
\_ `⌒ ´ / 「 それが、それがデマカセからだなんて。ねぇ、リュカ。
l三三三三三三三l. 私は、それを許すことなんて、できはしないわ。 」
/ __ ___ ヽ
┏
シスターは我慢できなくなったのか、大きく泣いた。
┛
/ (__人__) \
| ` ⌒´ | 「 本当に…本当に、申し訳ありませんでした。 」
\ /
/ \ 「 気が済むのなら、幾らでも殴ってくれて構わない。
| ) 許してほしいなどと、言える立場ではありませんから 」
| | / /
| | / / | 「 でも、誓わせてください。サンタローズは、必ずラインハットが。
| | / / | 俺が、復興させて見せますから。 」
(YYYヾ Y (YYYヽ |
(___ノ-'-('___)_ノ
┏
きっと、ヘンリーは来たかったんだ。すぐにでも…この村に。
┛
.
269 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:27:58 ID:d/k+1HGT [20/40]
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大国ラインハットの王子が、ひざまずいてシスターに頭を下げている。
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_ ,-‐、
/O \ )
|. ° | ̄ ̄ ̄ \ 「 前来た時も…、あなたは、とても悲しそうにしていましたね。」
\_,/ \
/ ヽ
/ ノ ヽ、_ | 「 私に事情は判らないけれど…、きっと、あなたにも
| 。● ●。 | 色々あったのですね。 」
ヽ ⊂⊃、_,、_, ⊂⊃ /
\_ /⌒l / 「 それになにより、あなたはリュカの友達だわ。
l/ /三三三三三l. ……責めたりして、ごめんなさい。 」
/ | l ___ ヽ.
┏
ひとしきり泣いた後、
シスターは頭を上げようとしないヘンリーに声をかけた。
┛
| │ (__人__) | 「 いえ…みんな、俺が悪いのです。」
\ ゚ ` ⌒´ ,/
ノ ー‐ \ 「俺が十年前、馬鹿な子供でなかったら。この村は…
リュカは…パパスは…。 」
┏
ヘンリは静かに、続けた。ずっと顔を上げずに。
┛
.
270 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:31:03 ID:d/k+1HGT [21/40]
1373
┏
ごめん、約束をやぶって。
―――小さく、ヘンリーの声がした。
┛
____
/ _ノ ヽ_\
/ ∩l^l^lnnl^l^|\ 「 俺がもう少し賢かったら…
/ 。ヽ ∥ ノ \
| / 人 l | 少なくともこの村やリュカたちは、幸せでいられたはずなんだから…!」
\ / /|ii!i!|\ \/
. | /. |;;;;;;| \ |
`ー´
┏
ヘンリーは、また、泣いた。
前この村に来たときのように、子供みたいに…ずっと…。
┛
.
271 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:32:30 ID:d/k+1HGT [22/40]
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_
/O \
|. ° |
\_,/
|
/ ̄ ̄ ̄ ̄ \
「 これが…この前、リュカから預かった、 / \
. / ヽ
手紙と、剣です。 」 / ノ `ヽ |
| ● ● |
ヽ ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃ /
\_ /⌒l /
l/ /三三三三三l.
/ | l ___ ヽ.
┏
ヘンリーが泣き止むのを待っていてくれたシスターは、
俺の預けていたものを出してくれた。
┛
____
/ \
/ ─ ─\
/ (●) (●) \ 「 …剣?」
| (__人__) |
./ ∩ノ ⊃ / 「 ああ、あのでかいと思ってたもう一つの荷物――― 」
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
.
272 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:33:33 ID:d/k+1HGT [23/40]
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/ ̄ ̄\
/ ノ ヽ、\
. | (●)(●)|
. | (_人_)│ 「 そうだよ、ヘンリー。これが、
| ` ⌒´ | 親父の残した、もう一つの…ものさ。」
| |
. ヽ /
ヽ / 「 『勇者』を探す…という話は聞いてただろ?
.> < この剣、こそが――― 」
| |
| |
┏
サンタローズの洞窟の、一番奥に、こっそりとあった、
親父の私室。
┛
┏
そこに、俺が見つけるのを待っていたみたいに封印されていた、
手紙と――――、
┛
.
273 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:34:19 ID:d/k+1HGT [24/40]
1376
. Λ
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l ,' ', l
l l :l l
. l l :l l
ト、|_l )〉 :l_|_,.イ
//ー' う) 'ーヘ ',
} },イー'○ー'ハ { { 「 世界でたった一人。
. //ムニマTフニムハ.',
/// ,勹!l_ノ〔¨ ' ', 『伝説の勇者』にしか装備できないといわれる至宝 」
. 〈〈 /「 !|f,.ィ:Π\ 〉〉
', | | l廴ノ.:l | | /
',l l l .:l l l/ 「 ―――天空の剣、だよ。 」
l l l l
. l l :l l
. l l l l
l l l l
| l . ::l |
| l ::l |
| l ::l |
| l ::l |
| l ):l | ┏
l l l_)l l ―――この、ひと振りの剣。
,' , ハ{ ',
,' ,',ィニヽ ', 親父が以前見つけ、装備できず―――
/ ,Yうハ ヽ
ヽ{弋Zヲノ }厶、_ 封印しておいた……母さんへの、唯一の手掛かり…。
. ,イ ,.-‐ァ)ノ比{ (フ=イ^\ ┛
l人-r;ァく,ィァテア´,.-、寸∨!\_心、
(⌒)y'爪}〈〈〈{ { } }人!ト、__/Λ
`゙'^'⌒' ̄ ̄`ヽ二,ノYTY,ハV ハ
}从|くj_У′ |lく,ハ|
l从| ,从_У
lfハ! ,イ {/
}刈 /ハ/
. }ム{. └'´
比|,.、
,ィ凶l(
込O})}
`''┴''´
.
274 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:35:19 ID:d/k+1HGT [25/40]
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// \ \ l|
// 〃 ヽヽ ∨\
// 〃 〃 〃 || |l ∥∥ | ||
// 〃 l |l |l /∧ ∥ |l ll |l ∥ ト、∧
| |l |l |l || || ∥ |l |ハl |l |l ∥ | |〃
| || |l |l || || ∥ |l |l |l |l || ∥ | |《 なんだか…凄い剣ですね。
| || |l 廾=|-」、|∧|| ヾ、|! |l_」斗 'i|´|| l| | 》
Vハ |l || z=≠≧、 ヽ/,z≦示z、|| l| |《 そこに在るだけで神聖な何かを感じます。
|ヾl|ト|| 《 |L:::j::|l`` ´´|L:::j:::l| 〃| l| |/
|l lトハ lL辷」! l!L辷j」 || l| |
|l |lハ l|| l|/
|l |lトハ {{ /z|| l| きっと魔物の私どもが持てば…
|l |||‐人 /'´ || l| 大変なことになるでしょうね。
|l ||| __\ ´ ̄ /ー、,|| l|
|l |||//7/iヽ、 ,. イ|ト、`\|| l|
|l |||////_」==>=≦zr‐zl|_ ヘ || l|
|l |||////ム____|__|__|| }_ト|| |l〉
_____ |l 川 ̄ ̄ ̄ __ ,、- 、 ̄\| 〃
/」==== =z\ |l 〃/| \ハヽ {{ | /ー 、
// ヾ>イ|//ム<三三≧z、\ハ ヾ=ヘ ィレ |ー──‐--、
┏
魔物でも優秀な剣士であるピエールが、
率直に感想を言う。
┛
.
275 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:36:28 ID:d/k+1HGT [26/40]
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__ \ / __
/ \>-―-</ ヽ
| (>)(<) | たしかににゃー。いっそスミスに持たせたら、
⌒ ⌒ l |`v―v´| l ⌒ ⌒ 腐ってる下半身が浄化されて元の人間に戻れたりして。にゃはは。
_ヽ`――´ノ _
\Y  ̄|| ̄ Y/
゙====
┏
そう、天空の剣は剣にしてはそれほどの大きさを誇るもんじゃない。華奢とは言わないが。
でも、存在を見ているだけでなにか訴えられる。心に、精神に―――そんな力を、まざまざとみせつけていた。
┛
_,r'´::::::::::::::::::::::::::`'、.
{::::::::rr-‐-‐'^i::::::::::::::i.
゙l'´゙《 __,,,ゝ:::r、:::::l 面白いこと言ってくれるじゃないの、ドラきちくんよ。
ト=r;、 ゙"rィァ‐リメ }:::::}
゙i`"l  ̄ ソ::::ヽ 試してみたいとこではあるが…、まぁ負けは確定だな。
゙i. ゝ^ , /ヾヾヾ、
ヽ ゙こ´ / ヽ、
ヽ、 /__,∠、 `'-、 こうしてみてるだけで下半身が縮んでるのが
`゙ク'゙´ ` ゙'、 ヽ 実感できる。神の御業ってやつなのかね。
/ 〉 ヽヽ
ィ ヽヽ …それに俺が人間だったのは昔の話だ、もう戻れないよ。
_,,-'´::: ゙i
/ ` }
/ ,-ィ‐r'´´ / l
__r'〈 ,ノ / ```l / l
-‐ ´ ‐ '' ´ /l::: l ー'´ l
.
276 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:37:40 ID:d/k+1HGT [27/40]
1379
┏
俺も以前、試しに手に持ってみたことがある。
───この剣は、信じられないくらいに重かった。
それなりに鍛えてる俺でも、まともに持てないくらい。
┛
__
/ノ ヽ\ ズシッ
/.(○)(○)\
|. u. (__人__) | (( 重っ!!))
. | |
| | ((とても戦いに振える剣の…重さじゃない!))
. ヽ ノ
ヽ /
/ ヽ
| |
| . |
┏
だけど、手に持たず腰などにかけておくと、普通の剣くらいの重さしかない。
┛
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ○)(○) ((あれ? あんなに、重かったのに))
. | U (__人__)
| |r┬-| ((やっぱりこの剣は…装備できる人間を、選ぶのか?))
. | ι `ー'´}
. ヽ u }
ヽ ノ
/ く
| \
| |ヽ、二⌒)、
┏
――――間違いない、と思えるものだった。
┛
.
277 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:38:58 ID:d/k+1HGT [28/40]
1380
ハ
, ' .丶 それで、どうすんだ? リュカ。
,. '´ ` 、
γ ● ● ヽ パパスの親父さんのかたき討ちとか、ゆーしゃってのを探しに行くんだろ?
..! ゝ_‐----‐_つ .}
. 丶.. ___ _ ,, .. ' のんびりお城生活もいいけど、いい加減動くんだろ? なー。
┏
スラリンが何気なく聞いてくる。
┛
l /
′/
___
/ \
/ ─ ─ \
/ (● )(● ) .\ リュカ…。
.| (__人__) |
\ ` ⌒/ ̄ ̄ ̄/ お前、ラインハットを出る気だったのかお?
(⌒ / /
i\ \ ,(つ ⊂)
| \ y(つ__.⊆)
| ヽ_ノ |_)
| |_
ヽ、___  ̄ ヽ ヽ
と_______ノ_ノ
┏
スラリンの言葉に、ヘンリーがこちらをみた。
┛
.
278 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:39:59 ID:d/k+1HGT [29/40]
1381
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ ああ…、明日にでもビスタに行って、新しい大陸に行こうと思う。
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
┏
サンタローズに戻ってこれたのは、そして手紙をヘンリーにみせられたのは、
いいきっかけだったと思う。
┛
____
/ \
─ ─ \ 落ち着いたら祝いをする、って言ったはずだお。
(●) ( ●) \
| (_人__) | 忘れたのかお? リュカ。
\` ⌒´ /
/ ー‐ ヽ
/ `
┏
ヘンリーと、……道をたがえて進みだすことの。
┛
.
279 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:40:57 ID:d/k+1HGT [30/40]
1382
/ ̄ ̄\
/ _ノ ヽ、_ \
. | ( ●)(● ) | 忘れてないよ。
. | (__人__) │
| `⌒ ´ | ―――でも、ごめんな。ヘンリー。
. | |
. ヽ /
ヽ / 俺は…もう、ヘンリーと違う目的を、持ってしまっているから。
> <
| |
| |
┏
十年間、ずっと一緒だったヘンリー。
仲間なんて言葉じゃ言い表せない。兄弟ともまた違う関係の俺たち。
┛
____
/ \
/ ─ ─ \ …リュカ。
/ (●) (●) \
| (__人__) |
\ `⌒´ ,/
/ ー‐ \
┏
ヘンリーがじっと俺を見る。
苦しいことも、辛いことも。楽しいことも―――みんな、分けあって生きてきた。
┛
.
280 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:42:00 ID:d/k+1HGT [31/40]
1383
/ ̄ ̄\
. / _ノ ヽ
| ( ⌒)(⌒) そんな顔すんな。今生の別れってわけじゃなし。
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ
ン } ラインハットは今、お前が必要だろ?
. /⌒ヽ、 _ノ
/ ノ \__ィ ´
/ / '|.
( y |. ―――な、親分。
┏
でも。違う目的、理由ができてしまった今では、
ここらが離れる時なんだろうと思う。
┛
.
282 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:43:54 ID:d/k+1HGT [33/40]
1384
____
/ \
/ ─ \ ┏
' (●) \ ヘンリーはラインハットの王子として、
(l、__) |
⌒´ / ラインハットとサンタローズの復興を。
`l \ ┛
l \
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●) )
. | (__ノ、_)
┏ | ` ⌒ノ
俺は親父のかたき打ちと、 . | }
. ヽ }
伝説の勇者を探す旅を。 ヽ ノ
┛ .> <
| |
| |
.
283 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:44:20 ID:d/k+1HGT [34/40]
1385
/ ̄ ̄\
/ _ノ ヽ、.\
| (●)(⌒) .| マリアと仲良くな!
! (__人__) |
, っ `⌒´ |
/ ミ) / ┏
./ ノゝ / だからさよなら、親分。
i レ'´ ヽ ┛
| |/| | |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『 リュカ。リュカ。』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
____
/⌒ ⌒\ な、なにをいってやがるおっ!!
o゚((●)) ((●))゚o
/::::::⌒(__人__)⌒:::: \
| ゝ'゚ ≦ 三 ゚。 ゚
\ 。≧ 三 ==- ┏
-ァ, ≧=- 。 これからは別々に、頑張っていこう!
イレ,、 >三 。゚ ・ ゚ ┛
≦`Vヾ ヾ ≧
。゚ /。・イハ 、、 `ミ 。 ゚ 。 ・
.
284 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:44:57 ID:d/k+1HGT [35/40]
1386
<ななな何を言ってるのかなぁ?
リュカくーん
┏
ヘンリーに渡せなかった、手紙がある。
┛
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『リュカ。息子よ。』
『―――父さんはな。』
『最後に、これだけは、伝えたいのだ。そして、忘れないでほしい。』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏
親父の…俺と、母さんに対する想いが…切々と、語られていた。
最後の、俺への手紙の一枚。
┛
.
285 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:46:05 ID:d/k+1HGT [36/40]
1387
別に俺とマリアは何もなくて
というかマリアは修道女だし神に仕える身であって>
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ⌒))
. | (__ノ_) はいはい。
| `⌒ノ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
.> < ┏
| | さすがにこればかりは、ヘンリーにも見せるわけにはいかない。
| | ┛
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『リュカ。お前は、父さんと母さんが、愛し合って生まれた子供なのだよ。』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏
親父の、ずっとずっと深い心を、俺だけにあてたものだったから。
┛
.
286 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:47:17 ID:d/k+1HGT [37/40]
1388
┏
親父。―――俺、頑張るから。
┛
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『父さんと、母さんは……、この世の誰よりも、お前を愛していた。』
『父さんは、母さんとお前のためなら喜んで身を捨てられる。』
『きっと、それは母さんも同じだ。』
『おそらくこの手紙を読んでいる今、わしはお前のもとにはいないだろうが…。』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏
親父の叶えられなかった願いを、俺が…叶えられるように。
┛
.
288 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 22:48:20 ID:d/k+1HGT [38/40]
1389
『 ―――リュカ。父さんはな。 』
『お前と母さんを。』
 ̄ ̄ 、
´ \
. / \
/ ヽ
i 丶
l /  ̄ 丶
| __ ヽ 丶
ヽ/ i イ`丶 l 丶
ヽ ヽ ゝ _ ',
丶i イ`丶 l `ヽ ヽ
ゝ , ヽ _ 丿 \‐、-..、
ヽ ゝ ノ , ‐ ´ ソ:.:.:.:\
ヽ ´ ' /:.:.:.:.:.:/\
\ / /:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.ヽ、
\ / /:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ、
ヽ / /:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ、
ヽ __ ィ /:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
『世界の誰より。愛して、いたよ…。』
.
289 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/11(金) 22:49:14 ID:B0dXPeEN [2/3]
パパス…
291 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/11(金) 22:51:34 ID:Ydll0vRD
乙です
オリジナルでも今までの回との違和感もなく、とてもきれいな話だったと思います
292 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/11(金) 22:51:35 ID:B0dXPeEN [3/3]
乙、ペロペロ
ついにカボチか
小説は読んでないがゲームではちょっとアレな所だな
295 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/11(金) 22:53:58 ID:ZpeTmWGH
乙
次はカボチということはアイツとの再会か
296 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/11(金) 22:54:47 ID:Pyiy3jx3
乙
完全オリジナルで違和感全く無しってのは凄いね・・・
親の愛は素晴らしいな。
298 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/11(金) 22:57:41 ID:0AwKaWnl
乙でした
パパスの愛が心にしみるぜぇ……
299 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/11(金) 22:59:38 ID:TeU7SYFi
おつおつ
パパスはやっぱり偉大だ…
次はカボチか…あそこも難義なイベントだよね
300 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/11(金) 23:26:12 ID:d/k+1HGT [40/40]
_,,. -─- .== -,..-‐、
. _,厶-ク \v`ヽ\´- ヽ
/ / ,ハ ハ ハ } 改めまして、作者です。乙ありがとうございました!
. / /イ /ヽヘ/r、_},ハ // ヽ
{イ /!仏ムヘ/ `ソイ リi // | 青年編「ラインハット編」これにて終了となりました。
Vi ハ ● ●.^ヾイ}.リ| |
ハ/||ミ彡》、_,、_, ⊂⊃/ |ノ| | | 相変わらず主人公がそれほど目立たない回でしたが、
\トゞミゞ ヽ._) / | }.| | いかがでしたでしょうか。
| |> ァr‐七⌒ | |リ | |
| |/ {メ^く_/ | |ヽ | | でも次の話からいよいよ主人公が主人公らしく
| ト /:∧∨ 〉.| ト | | なっていくと思います。何せ「あいつ」との再会話もありますし。
カボス編もがんばりますのでよろしくお願いしますね。
_,,. -─- .== -,..-‐、 実は、最初に考えていた「父からの手紙」の話は、
. _,厶-ク \v`ヽ\´- ヽ 1話目だけでパパスの手紙は終わったことにするつもりでした。
/ / ,ハ ハ ハ }
. / /イ /ヽヘ/r、_},ハ // ヽ あとはひたすら、リュカとヘンリーの男の子の話し合い、
{イ /!仏ムヘ/ u. `ソイ リi // | そして別れにするつもりだったんです。
Vi ハ ─ ─.^ヾイ}.リ| |
ハ/||ミ彡》、_,、_, /// / |ノ| .| | だけど、昨日の自分の書き込みが思わぬヒントとなり、
\トゞミゞ ヽ._) / | }.| | ぜーんぶやり直すことにしました。
| |> ァr‐七⌒ | |リ | |
| |/ {メ^く_/ | |ヽ | | 「愛」って言葉は時に恥ずかしいけど、
| ト /:∧∨ 〉.| ト | | でもすごく温かくて、重みがありますよね。
「愛している」と…主人公も、いつか言える日が来るのかな。
誰かに。ね。
.
301 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/11(金) 23:33:55 ID:tf6Sym+I [5/5]
カボスって何だよw
302 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/11(金) 23:43:07 ID:rgTTKkPt
乙。愛するって言葉に重みがあっていいね…
303 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/11(金) 23:51:57 ID:HsHx1Q26 [2/2]
乙でした!
たまたまBGMにfeel~VoiceのCDかけてたから涙ぼろぼろw
304 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/12(土) 00:45:37 ID:kirEjrN0 [1/2]
引き続き乙ありがとうございます。
「家族」「愛」がテーマだと(作者が)思っているドラクエ5、これからもがんばります。
>>カボスって
かぼす 0 1
ダイダイに近縁の柑橘類の一種。ユズに似るが小形。果肉は酸味が強い。厚い果皮は特有の香りがあり、香味料とする。大分県で多産。
(Infoseek国語辞典より)
って…うわぁ! 私は主人公たちをかんきつ類の村にでも連れて行く気か! なんかさわやかそう!
305 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/12(土) 00:49:26 ID:rpQXjj0R
深夜にまた暴走してる>>1可愛いよ…ペロペロ
猫って柑橘系ダメだった様な気がするけど…
306 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/12(土) 01:07:47 ID:9nC7W4q/ [1/2]
サンマにカボスは合うよね!我が家はスダチ派だけど。
307 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/12(土) 01:14:33 ID:D889DGBx
カボス スダチ
カボスダチ
カボチ
ハッ
308 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/12(土) 01:20:33 ID:eFfRNONb
>>307
お前天才だろ…
309 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/12(土) 01:32:27 ID:9nC7W4q/ [2/2]
>>307
その発想は無かった。
310 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/12(土) 03:20:05 ID:D0i7faJW
乙!
次はカボチか…小説版ではどんな風になってるのか楽しみです
312 名前: ◆VeXhfoQdhw [sage] 投稿日:10/06/12(土) 16:44:15 ID:kirEjrN0 [2/2]
今日は夕飯は寿司だー。わーい。(楽ができるから)
>>猫に柑橘系
ところがうちの猫は、結構好きなのか匂いをかいでくるんだぜ?
うちもサンマにはスダチ派です。
>>307
天 才 発 見
>>カボチ編
小説を読み砕きつつ、またオリジナルをあれこれ入れてくることになります。
今日の夜から、さっそく書き始めます。よろしくお願いします!
よく考えると、昨日で最初のスレを立てて2カ月だったんですね。
早いような、長かったような…。
青年編の一人で動き出すまで2カ月か…。ラストは一体いつになるんだろう。
313 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/12(土) 17:25:56 ID:8++aq/Xi
ここは数あるドラクエⅤの中で一番繊細で丁寧だから好きだぜ。だから頑張れ…
小説版では描写されなかったけど出来ればオラクルベリー編も見たかったな…。
2人ともいい歳した若者なんだからたまには辛い旅なんて忘れて息抜きを…なぁ?
316 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/13(日) 02:17:22 ID:4lvHXmZ/
昔のドラクエ4コマでも天空の剣ネタあったな。
装備して構えようとしても重くて振れないのに、受け渡す時はヒョイヒョイやってるってやつ。
317 名前: ◆VeXhfoQdhw [] 投稿日:10/06/13(日) 05:20:37 ID:P7wocXQz [1/58]
乙ありがとうございます! 力が出ますっ!
>>オラクルベリー
確かに、小説には出てこなかったけどどうやら二人(リュカとヘンリー)は
オラクルベリーに寄っているようです。
(昨日確認のために読んでいたらそんな描写がありました)
いつか書こうと思っているヘンリーの短編で書こうかと思います。
そのころはヘンリーも事実を知らず、明るいままの青年のはずですし。
きっと少しは楽しんでると思いますよw いろいろと。
>>天空の剣
ドラクエ4コマ! 昔読んでた! 懐かしー。
鞘から抜けない、っていうのがほんとなんですがなにせ改変能力のない
作者は鞘を作れないので…そんな設定にしました。
もうすぐ出来上がりそう。今日の夜に投下にまいります。
あとスミス(阿部さん)の性格、ぜんぜん違うことに。阿部さんに大分引っ張られちゃいました。
小説版のスミス好きの方、おられましたら申し訳ありません。
318 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/13(日) 12:30:03 ID:wv9eXULb [1/2]
ようやく追いつきました。作者さん乙です。
ビアンカの配役から考えて、真紅がフローラかと思ったら違いましたw
フローラが誰になるか楽しみにしています。
あとドラきちがそのままなのにワロタw
ところで、ここから先は要望なのですが、
キャラの配役表があるとありがたいです。
何のAAを使っているか分からないキャラもいるので。
さしあたってはマーサが誰なのか知りたいです。
319 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/13(日) 12:59:56 ID:9dqNEP3y
遅ればせながら乙です
相変わらずオリジナル部分がいい
夜に向けて待機させてもらいます
スミスの性格が引っ張られるのは見てる分には楽しかったり
阿部さんを完全にスミスにするなら、最初からスミスのAA使う方がわかりやすくていいってなっちゃうw
320 名前: ◆VeXhfoQdhw [sage] 投稿日:10/06/13(日) 15:18:09 ID:P7wocXQz [2/58]
完成―。今日は一日一人なので思い切り制作三昧。
今日の…21時に投下にまいります。
ちょっと読みにくい回かもしれません。ご容赦。
乙ありがとうございます。
>>フローラ
うおー。そろそろ近くなってまいりましたね―。配役は決めてるんですが、
うまく動かせるか心配です。だだって、あそこって青年編の見せ場の一つよ?
ドラきちがそのままだったのは、「吸血コーモリ」とどっかで表現された記憶のある
ドラキーの代わりになるAAを探す気力が失せたからですw まさかコーモリそのまんま
出すわけにはいかないしねぇw
>>配役表
了解。作ります。ちなみにマーサは昔のジャンプで連載されていた、「るろうに剣心」と
言う漫画に出てくる「雪代巴」というキャラです。1994年から連載されていたから…
うぉー。連載最初の話読んでたの覚えてるのに。年取ったわ―。<作者
>>オリジナル
ありがとうございます。カボチ編1話書き終わった今としては、なんかもう
スレの1に「小説版を原作としてますが、基本はオリジナルです」
とか入れたい気分になってきてます。キャラの心理描写が楽しすぎます。
>>スミス
ありがとうございます! ホッとしました。いい男にしてきますから、見ててくださいね。
322 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/13(日) 16:09:24 ID:8UP9wu3i [1/4]
そういえば巴のAAって地味に珍しいよな
323 名前: ◆VeXhfoQdhw [sage] 投稿日:10/06/13(日) 19:14:03 ID:P7wocXQz [3/58]
とりあえず配役表作ってみました。
324 名前: ◆VeXhfoQdhw [sage] 投稿日:10/06/13(日) 19:15:10 ID:P7wocXQz [4/58]
┌──────────┐
│主人公・主人公の家族...│
└──────────┘
┌──────────────────────────────────────────────┐
│ 主人公 リュカ 出典・2ちゃんねる (やらない夫) │
│ │
│ 主人公の父 パパス 同上 │
│ │
│ 主人公の母 マーサ るろうに剣心(雪代 巴) .│
│ │
│ 主人公の家の召使 サンチョ クッキングパパ(荒岩一味) │
│ │
│ 主人公の友達 プックル(キラーパンサー) 狼と香辛料(ホロ) │
└──────────────────────────────────────────────┘
┌──────┐
│リュカの旧友...│
└──────┘
┌──────────────────────────────────────────────┐
│ 船乗り ドゾフ アカギ(赤木しげる) .│
└──────────────────────────────────────────────┘
┌───────────┐
│サンタローズの村民たち .│
└───────────┘
┌──────────────────────────────────────────────┐
│ サンタローズ村長 トムスン 2ちゃんねる(いく夫). │
│ │
│ シスター オプー子(オプーナ). │
│ .│
│ 酒場店主 テーミス 2ちゃんねる(きめぇ夫) │
│ │
│ サンタローズ入口見張り ドムゼル 2ちゃんねる(ダディクール). │
└──────────────────────────────────────────────┘
.
325 名前: ◆VeXhfoQdhw [sage] 投稿日:10/06/13(日) 19:15:49 ID:P7wocXQz [5/58]
┌─────┐
│グータフ編 .│
└─────┘
┌──────────────────────────────────────────────┐
│ 洞窟の見張り ドラゴンクエストⅢ(オルテガ) .│
│ │
│ 薬調合師 グータフ DRAGON BALL(シェン) ...│
└──────────────────────────────────────────────┘
.
326 名前: ◆VeXhfoQdhw [sage] 投稿日:10/06/13(日) 19:17:28 ID:P7wocXQz [6/58]
┌──────┐
│レヌール城編 │
└──────┘
┌────────┐
│アルカパ村の住人..│
└────────┘
┌────────────────────────────────────────────────┐
│ 主人公の幼馴染 ビアンカ 涼宮ハルヒの憂鬱(あちゃくら・朝倉涼子) .│
│ │
│ ビアンカの母 マグダレーナ Black Lagoon(バラライカ) │
│ │
│ ビアンカの父 ダンカン Black Lagoon(ダッチ) │
│ │
│ 旅籠の番頭 ジェリコ Black Lagoon(ロック(岡島緑郎)) │
│ │
│ │
│ いじめっ子1 やせぎす ドラえもん(骨川スネ夫) │
│ │
│ いじめっ子2 ふとっちょ ドラえもん(ジャイアン(剛田武)) │
└────────────────────────────────────────────────┘
┌───────┐
│レヌール城住人..│
└───────┘
┌────────────────────────────────────────────────┐
│ レヌール王 エリック コードギアス(ルルーシュ・ランペルージ)......│
│ .│
│ レヌール王妃 ソフィア コードギアス(ナナリー・ランペルージ) ...... │
│ .│
│ 親分ゴースト Rozen Maiden(真紅) │
└────────────────────────────────────────────────┘
.
327 名前: ◆VeXhfoQdhw [sage] 投稿日:10/06/13(日) 19:18:19 ID:P7wocXQz [7/58]
┌─────┐
│妖精の村編│
└─────┘
┌─────────────────────────────────────────────┐
│ 妖精 ベラ 涼宮ハルヒの憂鬱(ちゅるや) ..│
│ ...│
│ 妖精の女王 ポワン 涼宮ハルヒの憂鬱(朝比奈みくる) .│
│ ...│
│ ドワーフの少年 ザイル 涼宮ハルヒの憂鬱(キョン) .│
│ ...│
│ 雪の女王 キリオ 涼宮ハルヒの憂鬱(涼宮ハルヒ) ...│
│ ...│
│ ザイルの祖父 涼宮ハルヒの憂鬱(古泉一樹) ..│
│ ..│
│ 書典官 涼宮ハルヒの憂鬱(ながもん) │
└─────────────────────────────────────────────┘
.
328 名前: ◆VeXhfoQdhw [sage] 投稿日:10/06/13(日) 19:19:13 ID:P7wocXQz [8/58]
┌────────────┐
│ラインハット編(少年・青年)...│
└────────────┘
┌───────┐
│ラインハット王族.│
└───────┘
┌───────────────────────────────────────────────┐
│ ラインハット第一王子 ヘンリー 2ちゃんねる(やる夫) │
│ .....│
│ ラインハット国王 ベルギース 2ちゃんねる(オプーナ) │
│ .....│
│ ラインハット王妃 ペシュマレンドラ ドラゴンクエスト4・2ちゃんねる .│
│ (アリーナ・やる夫のカーチャン) │
│ .....│
│ ラインハット第二王子 デール 2ちゃんねる(やる太) ......│
└───────────────────────────────────────────────┘
┌──────────┐
│ラインハット城臣下たち..│
└──────────┘
┌───────────────────────────────────────────────┐
│ 兵士 トム 佐原(賭博黙示録カイジ) .│
│ │
│ ラインハット城メイド Black Lagoon(ロベルタ) │
└───────────────────────────────────────────────┘
┌───────┐
│ヘンリー誘拐犯...│
└───────┘
┌───────────────────────────────────────────────┐
│ 野盗 伊藤開司(賭博黙示録カイジ) │
└───────────────────────────────────────────────┘
┌──────────┐
│修道女(奴隷中の仲間)│
└──────────┘
┌───────────────────────────────────────────────┐
│ 修道女 マリア かんなぎ(ナギ) │
└───────────────────────────────────────────────┘
┌───┐
│ 黒幕 │
└───┘
┌───────────────────────────────────────────────┐
│ ニセ太后 Rozen Maiden(蒼星石) │
└───────────────────────────────────────────────┘
.
329 名前: ◆VeXhfoQdhw [sage] 投稿日:10/06/13(日) 19:20:19 ID:P7wocXQz [9/58]
┌───────┐
│ 仲間モンスター │
└───────┘
┌───────────────────────────────────────────┐
│ ドラキー ドラきち ドラゴンクエスト ..│
│ ..│
│ スライム スラリン 同上 .│
│ ..│
│ 腐った死体 スミス くそみそテクニック(阿部さん) .│
│ ..│
│ スライムナイト ピエール Fate/stay night(セイバー) │
└───────────────────────────────────────────┘
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330 名前: ◆VeXhfoQdhw [sage] 投稿日:10/06/13(日) 19:20:44 ID:P7wocXQz [10/58]
┌──┐
│仇敵│
└──┘
┌─────────────────────────────────────────────┐
│ ??? ゲマ Rozen Maiden(水銀燈) .│
│ │
│ ゲマの手下 ゴンズ 皇国の守護者(新城直衛) │
│ │
│ ゲマの手下 ジャミ DEATH NOTE(夜神月) ...│
└─────────────────────────────────────────────┘
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335 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/13(日) 19:52:21 ID:dOKfumFj [1/2]
乙
この配役表完全版がこのスレの最終回で流れるわけですね
ごくり……
336 名前:318[sage] 投稿日:10/06/13(日) 20:35:51 ID:wv9eXULb [2/2]
>>320
レスありがとうございます。巴とは気づきませんでした。
るろ剣は2回ほど読破しているはずなのですが。あまりAAで見かけないからでしょう。
>>325
オルテガだったのか・・カンダタだと思っていました。
337 名前:名前なんて無いだろ常識的に考えて[sage] 投稿日:10/06/13(日) 20:36:39 ID:8UP9wu3i [3/4]
>オルテガだったのか・・カンダタだと思っていました。
同じだろww
管理人※良く逃げずに筋を通したヘンリー。
パパスの手紙は泣けるイベントだなぁ。
と、当然これを張らずにはいられないわけで……
http://www.youtube.com/watch?v=JeaanJ9pPKs
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後、管理人さん!そのサービスは嬉しいけど涙が!涙が!
世界中かけずり回って、ようやく見つけた妻への手がかりが
「おまえではマーサを助けられない」って示すんだから。
その絶望がまだ幼いリュカへの手紙を書かせたのかもしれないな
原作FC版的に全く以って正しいんだけど、怪人・覆面パンツ男をオルテガにしないであげてwww
カンダタにしてあげてwwww