前
後
意外と知られていないのだが、ドラえもんの動力は「原子力」である。体内に特殊な原子炉を
もっておりそこから発生されるエネルギーにより体を動かしているという
とんでもない仕様。その状態のまま飛んだり跳ねたりハチャメチャを繰り返しているのだから、
いつかメルトダウンするのではないかと心配になりそうだ。そんな心配を反映してか、
最近のドラえもんの仕様が変わったようだ。
以前は原子ろが、体内に設置されていた。この原子炉は我々が良く知っているウランやプルトニウム
を原料とした炉ではなく、普段の食生活から得られるエネルギーを原子力エネルギーに転換する特殊な装置。
もちろんメルトダウンなど起こらないクリーンで安全な装置だという説明がされているが、最近その雲行き
が怪しくなってきたのか仕様が変更された。もちろん、その背景には東日本大震災等の影響。
確かに原子力・原子炉の文字は消えている。何を食べてもエネルギーになる・・・としか記載が
されていないが、それがいわゆる原子力であるのかもしれないが、あえて表記はされていない。
やはり昨今の世相を反映させた影響なのか、原子力がいつしか危ない物と言うイメージが強まり
ドラえもん自体に悪い印象を与えることを避けるための手段なのかもしれない。
しかし、この設定が裏目に出てしまいネットでは残念だなどの声も。
Twitterの反応
https://twitter.com/FUKUBLOG/statuses/263839046793560064
夢や希望を描いた漫画でさえも、事件があるごとに、定説であった設定が徐々に取り除かざるを
得ない日本の体質に憤りを感じるのも無理もない話だ。
せめて空想の世界だけでもオリジナルの設定は活かしてほしいと言うのが、世間の声のように感じる。
http://www.yukawanet.com/archives/4325945.html
日本の国民的アニメ「ドラえもん」が海の向こうで思わぬ論議を巻き起こしている。
ディズニー・チャンネル・インディアを通じて同アニメが放送されているバングラデシュでは、
子どもたちの教育のためにと視聴禁止を呼び掛けている声もある。
バングラデシュにおける「ドラえもん」批判が掲載されたのは、世界中のブログなどで発信された
情報をまとめたウェブサイト「グローバル・ボイス」。日本語訳版で「バングラデシュ:ドラえもんは
子供の教育に悪いのか?」と題された記事では、ドラえもんのひみつ道具には、
ごまかしたり、うそをついたりするものが多く、子どもたちが悪影響を受けていると批判されている。
また、バングラデシュはベンガル語圏に属するものの、「ドラえもん」に関してはヒンディー語
吹き替え版が放送されていることも論議の的に。
同アニメでヒンディー語に慣れ親しんだ子どもたちが、家族と話をするのにも母国語ではなく
ヒンディー語を使うようになっているのだといい、一部論者は放送チャンネルであるディズニー・
チャンネル・インディアの同国内での視聴禁止を呼び掛けている。
こうした議論は、バングラデシュでは主要メディアにとどまらず広がっているとのこと。
中にはのび太のように勉強をサボったり、ウソをつく子どもが増えていると主張する人もおり、
議論はまだまだ続きそう。同国で「ドラえもん」が人気を博しているからこそ発生したともいえる問題だ。
ちなみに日本で「ドラえもん」は「青少年に見てもらいたい番組」に選定されており、日本民間放送連盟
オフィシャルサイトによると、その理由は「ドラえもんは奇想天外なひみつ道具と心温まるストーリーで
子どもたちに夢を与えてきた。親子で安心して見られ、幅広い層が楽しめる内容になっている」となっている。
(編集部・福田麗)
シネマトゥデイ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120704-00000030-flix-movi
小田急電鉄は22日、人気漫画「ドラえもん」などに登場するキャラクターを車体に描いた電車が、東京都屋外広告物条例に抵触していたと発表した。小田急は10月からこの電車を通常のデザインに戻す。
小田急によると、原画などを展示する「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」が9月3日、沿線にオープン。記念として、車体に人気キャラクターを描き、扉のデザインをドラえもんの道具「どこでもドア」に見立てた電車1編成(10両)を、8月3日から各線で運行。
東京都は8月中旬、電車のデザインが同ミュージアムの広告に当たると小田急に連絡。「屋外広告物条例に抵触する」と指摘した。
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011092201000636.html
藤子・F・不二雄ミュージアムが開館…川崎
開館した「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」で、人気作品「ドラえもん」のモニュメントなどが設置された広場で遊ぶ子どもたち(3日午前10時53分、川崎市多摩区で)=上甲鉄撮影
「ドラえもん」など国民的マンガを生んだ藤子・F・不二雄さん(本名・藤本弘、1933~96年)の世界を楽しめる「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」が3日、川崎市多摩区にオープンした。
原画約5万点を所蔵するほか、藤子さんの仕事場も再現。藤子さんの妻・藤本正子さんが出迎える中、訪れた人たちは原画を熱心に見つめ、キャラクターであふれる館内を散策するなどして楽しんだ。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110903-OYT1T00283.htm?from=os4