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■2009/09/05(土) 恩を受けたらどんな方法でもいいからちゃんと返さないとね、というお話。

カテゴリータグ:作者別短編集 毎度短めバカ話。 落語・ジョーク・ネットコピペ系

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551 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 22:39:05.40 ID:cZ26pvco

さて毎度短めバカ話。
7レス予定でやらせていただきます。

今回は、恩を受けたらどんな方法でもいいからちゃんと返さないとね、というお話。



552 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 22:40:07.41 ID:cZ26pvco
1/7
┌───────────────────────┐
│                                  │
│ 突然で申し訳ないが、                       │
│                                  │
│  「 情けは人の為ならず、 巡り巡って己が為 」       │
│                                  │
│ という言葉をご存知だろうか。                    │
│                                  │
└───────────────────────┘

               / ̄\
                 |    |
               \_/
              __|___      これを進呈しよう。
            / :::\::::::/\
           / < ●>:::::<●>\   なに、気にするな。ちょっとした親切だ。
         /     (__人__) u  \
          |  u.    ` ⌒´    |
           \,,     :| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
           /⌒ヽ(^う オ  プ  ー  ナ (,,)
            `ァー─イ 購 入 権 利 書 |
           /     |___________|
             /      /
          /      ⌒ヽ
      ___/  / ̄ ̄`)  ノ
     (__r___ノ     (.__つ

┌─────────────────────────────────────┐
│                                                        │
│ 一時期は、                                              │
│                                                        │
│ 「情けはその人が甘えるきっかけになるから、かけない方が良い」               │
│                                                        │
│ という意味に取られる事があったと聞くが、 最近はそんな誤用は少なくなったらしい。   │
│                                                        │
│      ┌─────────────────────────────────┴───┐
└───┤                                                        │
        │ 本来の意味は                                                 │
        │                                                        │
        │ 「情けをかければその人だけでなく、自分にも良い報いとなって帰ってくる(はず)」     │
        │                                                        │
        │ という意味である。                                               │
        │                                                        │
        │      ┌─────────────────────────────────┴───┐
        └───┤                                                        │
                │ もちろん、相手にかけたのが本当に「情け」であった場合の話なのだが。            │
                │                                                        │
                └─────────────────────────────────────┘

553 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 22:41:17.11 ID:cZ26pvco
2/7
  _ ,,..._                   .,,___ 、..,__,,.
"´::ヾ::゙゙;`>                     `:;、;;`::ゞ:;゙
::´;;::=::;;::ヾ                   ,;''´;'::;; =、::;;゙  _,,....._
''´;;ヽ:::;゙=<        「「゙ニニニニニニ7´::;''::゙!::、:_'^:ヾ';"::゙;;ヽ::
、ゞ;;::''゙::;;、::`゙;       j |         ゙:;`ヾ;;`゙:=::丶::;''::,;''゙:::;:゙
::`':;;::''´::`゙''=;,    /_______゙ゞ、::ゞ:;;_`丶::゙':;;::='::;'
_゙´::i::`;;'"::゙:_::゙;,    弌竺竺竺竺竺竺竺;''::;::;;:::'':;;::ゞ:;;'゙::_::'
::`j':!::゙;;._::::;;::"゙ヾ‐;;.. -'┴┴┴┴┴┴┴ゞ;;::"!゙!;;::ヾ、l !'´::゙;
'';;:: i⌒;;::`゙i:;ー:''´゙;;===n==n===rn===n=゙;;::ヾ!:l::`:=::'゙:i::''´;;
ゞ;l;;'゙::''゙;;..:゙i::;;.:゙::;;' i i i l丁丁! ̄丁l ̄丁「 i:´:;''゙:iヾ::ヾj;il゙;;::;'::
::';;!:..;''::ヾ;;''";;)'´「「入「j_辷j_辷ヒ|_辷ゴ_辷ゞ;;ゞ,:`丶::゙':;;::='::;'
T゙j''i"i´´ |l|´ニニl:l幵;; ̄ ̄/フ三三三「l ̄;゙j::゙`丶::゙':;;::='::;'
`゙::''"":⌒゙''=::"゙゙ヾ゙''"ア7"二二二二二二l:|i{:「゙l``;;::::゙':::;;::::'
厂厂厂厂厂厂厂「l/ r―――――――|jl{jー{';;`;;::::゙':;;:'::::'

┌───────────────────────────────┐
│                                                  │
│ さて、これはまだ天子様が京の都におわした頃のお話。           │
│                                                  │
│ ある国の山中に何某という寺があった。                         │
│                                                  │
│      ┌───────────────────────────┴───┐
└───┤                                                  │
        │ 寺には僧が一人住んでおり、                           │
        │                                                  │
        │ 多少頭のネジが緩かったが、毎日それなりに修行に励んでいたという。. │
        │                                                  │
        └───────────────────────────────┘

      |┃
      |┃  ____
      |┃/⌒  ⌒\
      |┃ (―)  (―)\   部屋におしっこ撒く修行も楽じゃないお。
───|┃:⌒(__人__)⌒:::::\
      |┃           |
      |┃          /
      |┃ヽ・    ・ ̄ /
      |┃ \    ,.:∴~・:,゜・~・:,゜・ ,
      |┃ヽ_)つ‘∴・゜゜・・∴~・:,゜・・∴
      |┃  (::)(::)  ヽ    ・゜゜・∴~゜
      |┃/    >  )    ゜゜・∴:,゜・~
      |┃     (__)    :,゜・~:,゜・゜゜・~

554 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 22:42:16.64 ID:cZ26pvco
3/7
┌──────────────────────────────────┐
│                                                  │
│ 寺は山の奥にあったが、ふもとにはそれなりに町があり 布施やら寄進やらで.   │
│                                                  │
│ 細々とではあるが日々の生活に困る事はなかった。                      │
│                                                  │
│      ┌──────────────────────────────┴──────────┐
└───┤                                                                │
        │ ある日、僧は土蔵の二階で狐が子を産んでいるのを見つける。                          │
        │                                                                │
        │ なにぶん山奥である。床下や土蔵の中に獣が一時的に住み着く事も珍しい事ではなかった。   │
        │                                                                │
        └─────────────────────────────────────────┘

      |┃
      |┃  ____
      |┃/⌒  ⌒\
      |┃ (―)  (―)\
───|┃⌒(__人__)⌒ U\
      |┃  u        |             /:/  -  ̄  ハ ` ‐ 、ヽ  !,
      |┃          /           Y .// / /  |:i    \、 i
      |┃ヽ・    ・ ̄ )                /ー-、/、_ :/ ', i i,.ヘ ',  ヽ:i|
      |┃ \   / /               r―´   ´  /   i /:  ト 、  i:ヘ
      |┃ヽ_)つ_ノ              ノ          ヘ | ,.ィ  i  `ー 、 i
      |┃  (::)(::)  ヽ           i ,.イ        / ハi,|//|  i    `
      |┃/    >  )          /   i ハ  i /  i|`ー- |
      |┃     (__)         'i i  ハ ト! ィ:ハ i ハ   ノイ /  i
                        ハ/|  |iL__V`'くハハ     |イハ  :i
                        / V\ト卞乏`ミヾ`  ー-=≠―| ./
                      /  | :ト、ゞ、:.:.:´彡  i えzゥ‐ラ/:/  /
                     /   :/| /iト-=;,;_i'    `   ‘/イi イ /
                  - ´  / :/ | i :ヘヾ、;,/       /イ//イ |ハ
                     /  /,.イ :/ :||;ヘ=:{ _`´_   /イ|i  |  i
                    / .:ノ´./:/  |:|:i,:\{ `ー- `  ,.イ: `| i |   i
                  /_ -/ //  /:|:i:',: \ ` ,. イi;:/:.  | l ト、
                  ニ -/  :/´  :/ \:i,.  ` ´  i:;ハ:  | :l | ヽ
                  .:/   /´  /   `!      /  ヽ |  i:l ヘ

                 オナカスイタヨー     オナカペコペコー
                   .r‐x‐,           __
                 . '´ ´i不! ヽ          . '´, ,  ヽ
                  i(((.!l!l!l!l!lj|リ          i!(((从从リi!
                 |iゞ(l゚ ヮ゚ノ!'           ゞゝ゚ ヮ゚ノツ
                ノj とj」rviつ、           と.j卯iつ
                ((((. ノ/拙ヽ ))        //_j_jヽ
                ` ` `~じ'フ~´         ん じ'フ ノ


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555 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 22:44:05.02 ID:cZ26pvco
4/7
┌────────────────────────┐
│                                    │
│ .古来より狐は幸運を与えてくれるものだという。.     │
│                                    │
│ この際だから、色々と恵んでおこう、と僧は思った。.    │
│                                    │
│      ┌────────────────────┴────┐
└───┤                                      │
        │ 小豆飯を炊いて与えたり、油揚げを食わせるなどして、.  │
        │                                      │
        │ 折にふれ世話をしてやったという。                   │
        │                                      │
        └─────────────────────────┘
                       ,.ヘ、___ __
                    ,心、_| ハ \ミ\ \ヘ癶、 
                  /ノ ノ rミl:l:lハ  ヽ `ヽ \ー'\      君は我々に食料を提供する。
                 〈  /  |ジ´,,´´} /Nヽ ト,l\ V Yヘ
                 ノ 〈l  lハ  ゞjノー--H/、| } lハ \〉    我々は君に幸運を提供する。
                // / Nゝ!'^`ヽ  ~''´_,z≧、_N | l ∧ ヽ
               /  l {イ弓彡、ミ_j  、_´¬‐’='^j/ l ハj)ハ   子供でもわかる取引だろう、ミスター?
                |  l ! トト!〃_(・'`/        ゚ // /イ 〉 |
                \l,! ヘ|Z彡7ヽ r、      !イ/ /ト! } |      ∫⌒
                 ヽ、|ミ彡彡{          ス//|rノ |
                   |lマ三彡7∠_ 二`ニー'    j/´| ! |       ((
                   | l∨辷/           |  | ! |    ( ⌒ )
                   | ll \払   ´ ミ      /|  | ! l   (~  ノ
              /}       | |l  l\}         /ケl  |   |   ノ
     ヾ 彡\ /ー'/        ! li  | l |\           |  |   lヽ∫
    /`ヾ /  /       ノ| l  | llハ ::::\ _ ィ   _ィ|  |l   r_i~\
   /  /  / \─‐-、_/ム|  l  l/ハ  ヾ壬/   `ヾ|  l|ハノ人、ヽ_三⌒ヽ
  | _/  /‐ヾ、ノリ\::::::::::::::::|  l |三∧    _ _    __,|z ニ1'\ヘ\ _`ヽ_ミリ
  ヽ  ー'´ー=ハヾ、ジ ==二_ァこ- |-¬'}^´ ̄ー´  ̄   │! lヘ:::::::`ー--..、ル(_rヘ
   l     _/  〉:::::::::::::::::::::::/  ノ |  /     ノ    ',  、、\::::::::::::::::::::`丶、
   |l       .ィ:::::::::::::::::::::::/ ハ/  l ─--、   く_.. --─∧ゞ ニ _\__:::::::::::::::::::::
   /::\    ´ ヽ:::::::::::::::::/{ !  _ノ|ゝヘ   `~    z‐、/::::::\ _ ヽ ム:::::::::::::::::
  /:::::::::∧      }::::::::::::〈 ノヽソ (::::||彡〈       〈ミ/::::::::::::::::::ソ フ ノ::::::::::::::::

557 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 22:45:22.61 ID:f5xYsuUo

怖い狐だなwwww




556 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 22:45:06.24 ID:cZ26pvco
5/7
┌───────────────────────────────────────┐
│                                                            │
│ そして心をこめて養ってやること二ヵ月、子狐が成長したので、親は山へ連れて帰った。   │
│                                                            │
└───────────────────────────────────────┘

       / ̄ ̄ ̄\
     / ─    ─ \
    /  ( ○) ( ○) \   た、助かったお……。
    | \  (__人__)  / |
    \ |   `⌒J´  | /
    /              \                               コレヨリ ソコクニ キカンスル
                      .r‐x‐,  , .、          __                 __   ___
                    . '´ ´i不! ヾ/#/       . '´, ,  ヽ            ///〃//Vヾヽ
                     i(((.!l!l!l!l!li/#/ヽo         i!(((从从リi!           } !i!iミ{{{{`´}}}}
                    |iゞ(l゚ ヮ゚/#/  大         ゞゝ゚ ー゚ノツ          ノノリ弋i {゙゚゙-゚ノ!{
                   ノj . ノjiつとj、           7j卯i、         '(('(('゙ ノiソゞy)》'、
                   ((((. ノ/拙ヽ ))             ソ/_j_jr=r‐rュ     `゙ くノ /f __j/'i
                   ` ` `~じ'フ~´          ん じ'フ ノ.ノ__,ゝ          ん'、 じ'フ ゝ

┌───────────────────────────────┐
│                                                  │
│ 繰り返しになるが、古来より狐は幸運を与えてくれるものだという。.    │
│                                                  │
│ しかし待てど暮らせど、あれから何の福も来ない。              │
│                                                  │
│ ある日、僧はこんな独りごとを言った。                          │
│                                                  │
└───────────────────────────────┘

         ノ L____       二ヵ月間世話をしてやったのに結局、何の礼も無いお!
        ⌒ \ / \
       / (●) (●)\     ましてや何の幸運もやってこないお!
      /    (__人__)   \
       |       |::::::|     |   あの狐は恩知らずだお!
      \       l;;;;;;l    /l!| !
      /     `ー'    \ |i   せめて幼女が空から降ってくるくらいの事があってもいいと思うお!
    /          ヽ !l ヽi
    (   丶- 、       しE |そ  ドンッ!!
     `ー、_ノ       ∑ l、E ノ <
                レY^V^ヽl

558 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 22:46:05.76 ID:cZ26pvco
6/7
┌──────────────────────────────────┐
│                                                  │
│ その翌晩である。                                        │
│                                                  │
│ 戸が何度も叩かれ、恐る恐る僧が開けてみると、あの狐が門前に座っている。. │
│                                                  │
│      ┌──────────────────────────────┴──┐
└───┤                                                │
        │  傍らには米やら芋やら、僧が狐に施した量の何倍もの食料を携えていた。   │
        │                                                │
        └─────────────────────────────────┘

          z-へ へ へー-
        ノ ̄i┴   /- // \
      < /  i   V/l \\l
      / /  / / l  l     \ゝ
    / /〈〉 l/  / ∧ l  \ l \\     
   /  l / l l 彳\V/丿( ヽ\ \
   l  / .l l トiイ l \/ヽ\ )  l  ト   この前はおかげで助かった。
   / / l l l∧ i li    レハ. /人 l 丿 〉
   l  ハ  r ー-ii-、\  ,,-ーll-、l/l l/    これは礼だから遠慮せずに取っておけ。
   l l l i L-〒Tァ=  ,  ッtTゥ、/l ) /
    \ヽ ヾ丶=~"  . l   "~./レイ l    もちろん盗品ではなく、ちゃんと金で買ったものだから安心しろ。
    / l、≡三イ    l      7 イ l l
    / l ヾ ミ》   .- ・    /l  l  l
   /l l l  ヌ ミゞ ャ-=ュ〟. / l  l  l l
   l l l l l  \  .ゞ≡\\/\ l  l l l\
   / l l l  l\l \   ゾ\㍉ {  l  lヽ \
  /. l  l  l\ .ヽ. . ゝ- <   lヘヽ_l\l lヽヾ \
 r .l l /. l  .l \ \,    \ l l l l .  l  l\\ l\
r  ー/   l  ヽ\ \,     ト\ l . .l . l゙ ゙ ゙ヘーーヾミーミ
⌒/ /   l, l ヽ  L,,     .  \l l l l  //三二=彳
,,/  /  r ヘ\,, l  \ ,,)        l . \\l /  ll /  ∥
  /  / 《 / く,, l    l,,       /\ \ \ .ll  ll .∥
 /  / 《 /  ,L A \l,, \ \.     l \ ゞ .> ll  ll\∥
ムヘ/ .《 /  ソL く ヘ ヘ,,    し   <\ \ l ll ll ll ∥
   \./   / l,, > y ヘ, l ミゞ\ ゙゙\  }ミ\ ヾ \ll ll ll 》
     \//  l,,    V \ミミミミヽーへ、_ミ ミ\ \\ ll ll ∥
      /   l, ソ,r    〉ミミミミミミミミ\/ミミミミミ\ y\} ll ∥
     く     \l l\ ゞlミミミミミミミミミミ\ミミミミミミミ\l彡 ll ∥

┌───────────────────────────────────┐
│                                                    │
│ そう言うと狐は食料をそのままにして山に帰っていった。                    │
│                                                    │
│ 僧は喜んで土蔵に運び入れ、その後一ヶ月ほどは豊かな食事を楽しんだという。   │
│                                                    │
└───────────────────────────────────┘

559 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 22:47:10.19 ID:cZ26pvco
7/7
┌─────────────────────────────────────────┐
│                                                                │
│ さて、その年の暮れ。山のふもとの町にある大店の使いが寺に現れてツケを払え、と僧に言う。  │
│                                                                │
└─────────────────────────────────────────┘

                    _  _r― 、_
                     r-'´  `´、 |   ⌒Y⌒ヽ、_
                r‐-'´ ヽ \   ヽ|i i __ / /`ヽ
                 ) \ , -‐ '´ ̄` ̄   `¬-、 / \
              ノ `、 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\ / ヽ
               (   / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ -‐ )
             )_`/: : : : : :/ : : : : : : : ',: : : : : : : : : : : : :i  (   八幡大菩薩の名に誓い
           〈. ,': : : : : : i: : : : : : : : : ト,: : : : : : : : : : : : l _`!
            L_{ : : : : : : ',: : : :、、 : : :| | |: /i i: : : : : : : | .ノ  すべての不払いに鉄槌を。
               ゝ: : ヽ: : :ト、:|ヾヽヾ: i レ!/ノ|::ノ//: : :  厂
               i´rヽト ィr--r‐、ヾ-ー{ ´,.ィr‐‐rヶ'レ } ^l
               ! ( トl\ `´ ̄ ゛ ノ  ',  ´ ̄´′//.>:!
             \、ト、 ヽ、___/   、 ヽ、_  _ノ iレ' /
                >:.:ヘ        ′    ̄  ,'.‐'\
                く:.:.:.:.:.\      ___      ,イ:.:.:.:.:.:/
              >:.:.:.:/ ヽ、   ´  `   , ' >:.:.:.:ヽ
               く:.:.:.:.:.ヽ _」 `ヽ 、 __ ,. イ::::::ト、ヽ:.:.:.:.:.>_
                __>:.:.:.:/ 〈 ` ¬‐-- --― '´ ̄! >:.:.:〈   )__
         , ::'´::::く:.:.:.:.:.ヽ _>        O       〈:.:.:.:.:.:>  ヽ::::::`ヽ、
        /::::::::::::::/:.:.:.:.:〈´        O     ヽ:.:.::.ヽ   ):::::::::::\

┌───────────────────────────────────────────┐
│                                                                    │
│ 僧はたいそう驚いて事情を訊いてみると、どうやらあの食料は 狐が僧に化けてツケで買ったらしい。  │
│                                                                    │
│ 情けと打算の境界線は何時の世も測り難し、と言ったところだろうか。                        │
│                                                                  ┌┘
└──────────────────────────────────────────┘lli
       ____                                                     □
     /  ノ  ヽ\
    /  (○)}liil{(○)
  /     (__人__) ヽ
  |       |!!il|l|   |
  \        lェェェl /
   /         ヽ
   しヽ        ト、ノ
     |    __    |
     !___ノ´  ヽ__丿         |   |  ─┼―``   | -┼ ``  ,ヽ、  .i   、  ──,``  -|- エ   ┼  ヽ
                   |   |   ,  | 、.    |   |   ∠--、 |   ヽ    /   lニ|コ|三|  α
                     _/  /  |  \   し αヽ   _ノ  ヽ/   '    ヽ_    /|ヽ ハ   |___ノ

560 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 22:48:20.19 ID:cZ26pvco

元ネタは「笈埃随筆」の「狐怪」から。

読みやすくするためにすべて台詞の一行開けをやってみましたが、
容量的にちょっとキツいですね。
罫線で囲うのをやめるか、一行開けをやめるか悩むところです。
もう少し小刻みにレスを構成するのも一手ですかね。うーん。



561 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 22:49:22.40 ID:TstsEk6o


ヘタにマフィアと関わるとロクな事にならんという事ですね



562 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 22:50:35.46 ID:SYd6Iboo

枠線の右側だけ消して行末空行削除とかしたらいいんでね?

ともかく乙。



563 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 22:54:34.48 ID:f5xYsuUo

乙wwww



564 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/09/02(水) 22:55:43.04 ID:swz3Quso

乙でした
そうそう美味い話なんてありませんよ、とwwww



565 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 00:27:57.33 ID:fqKOLv.o

スカーフェイスが相手じゃしょうがない




566 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 03:56:12.15 ID:2ssdkQoo

乙っす。

なんか見やすくなったと思ったらそんな工夫を凝らしていたとは。
どうしていいかは解らんが応援しているよ。

最後の枠が欠けたのに笑った。




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■御感想or寝言

6537 名前:無関係な名無しさん [] 投稿日:2009/09/05(土) 22:31:26 ID:-

ヒドスwwwwww


6538 名前:無関係な名無しさん [] 投稿日:2009/09/05(土) 22:57:54 ID:-

ひどいwww


6539 名前:無関係な名無しさん [] 投稿日:2009/09/06(日) 00:07:14 ID:-

狐は確かに嘘は言ってないなw


6554 名前:VIPPERな名無しさん [] 投稿日:2009/09/06(日) 08:38:08 ID:-

桃鉄のボンビーwww


6686 名前:無関係な名無しさん [] 投稿日:2009/09/09(水) 17:42:59 ID:-

561
それ絶対に違うからwwwwwwww


8547 名前:無関係な名無しさん [] 投稿日:2009/10/28(水) 08:25:56 ID:-

>>561
今回は当てはめたキャラの個性の方が強すぎたなww


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