1: ◆mqlRkew9nI/5:2017/05/01(月) 00:16:18.88 :eZazry0a0
病状が日に日に悪化していく加蓮と、それでも寄り添い続ける奈緒のお話です。
2: ◆mqlRkew9nI/5:2017/05/01(月) 00:17:04.05 :eZazry0a0
―――事務所
凛「はぁ……」
未央「ため息なんてついてどーしたの、しぶりん?」
卯月「凛ちゃん、何か悩み事?」
凛「あ、未央に卯月。……ちょっとね」
未央「もう、水臭いよ、しぶりん。何か悩んでるなら、私たちに話してみなって」
卯月「うん、相談に乗るよ」
凛「……ありがとう、2人とも。実は……奈緒と加蓮のことなんだけど」
未央「えっ……」
卯月「未央ちゃん? どうかしたの?」
未央「う、ううん、なんでもない。かみやんとかれんがどうしたの?」
凛「ほら、2人ってその……付き合ってるでしょ? それで、同じユニットの私に気を遣ってるんじゃないかって思って……」
卯月「そんなこと――」
未央「そんなことあるわけないよ!」
凛「み、未央?」
未央「そんなこと……そんなことあるわけない! あの2人が、気なんて遣うわけないじゃん!」
凛「そ、そこまで断言する⁉」
卯月「み、未央ちゃん、確かに気は遣ってないと思うけど、そんな剣幕で言うほど……?」
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―――事務所
凛「はぁ……」
未央「ため息なんてついてどーしたの、しぶりん?」
卯月「凛ちゃん、何か悩み事?」
凛「あ、未央に卯月。……ちょっとね」
未央「もう、水臭いよ、しぶりん。何か悩んでるなら、私たちに話してみなって」
卯月「うん、相談に乗るよ」
凛「……ありがとう、2人とも。実は……奈緒と加蓮のことなんだけど」
未央「えっ……」
卯月「未央ちゃん? どうかしたの?」
未央「う、ううん、なんでもない。かみやんとかれんがどうしたの?」
凛「ほら、2人ってその……付き合ってるでしょ? それで、同じユニットの私に気を遣ってるんじゃないかって思って……」
卯月「そんなこと――」
未央「そんなことあるわけないよ!」
凛「み、未央?」
未央「そんなこと……そんなことあるわけない! あの2人が、気なんて遣うわけないじゃん!」
凛「そ、そこまで断言する⁉」
卯月「み、未央ちゃん、確かに気は遣ってないと思うけど、そんな剣幕で言うほど……?」