「転生したらスライムだった件」を読んでるんだけど
主人公の独白が、ヲタク同士の親近感や仲間意識をうまーく
突いてくる
内面描写を細やかに行える小説ならではの面白さ
18/06/07 06:45 0.net ID:?
「転生したらスライムだった件」を読んでるんだけど
主人公の独白が、ヲタク同士の親近感や仲間意識をうまーく
突いてくる
内面描写を細やかに行える小説ならではの面白さ
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スライムという設定は、当初ゲーム内の最弱キャラという意味だったのに、
何の形にでも変身できるチートキャラという意味に変わって行く
>>3
ドラクエの最弱モンスターのスライムの知識を前提にして
それを引っくり返す面白さなんだが
弾力があるから物理ダメージ無効だとか、理屈でそれに
説得力を与えてるというか、その理論的なスライムの新解釈が
なかなか面白い
「ユニークスキル『大賢者』を獲得しました」とか、
主人公が転生するまでの過程で、いろいろすごい能力を得るんだけど
RPGにおける「主人公が強くなっていく際の快感」がある
しかもRPGと違って、レベリングしすぎて敵が手応えなくてつまらん、みたいなのを
小説では回避できる
小説でわざわざ弱い敵との戦闘を何度も繰り返す必要はないからな
だがRPGをやりなれてる人にだけわかる部分が多いから読者を選ぶというか
ターゲットがヲタクに限定されてしまい、それ以上読者層が広がらないのでは
まず「転生したらスライムだった件」って5ちゃん風の
タイトルからして、5ちゃんをやりなれてる読者に親近感を持たせる作り
主人公も冴えないヲタクでDTでって、ヲタク読者の親近感に訴えかける設定
ドラクエの既存の芸術と違うところは、
主人公がしゃべらなかったり、バトルも主人公視点だったりして
「プレイヤーが主人公になったつもりになれる」ことに特化されてる
ところなんだが
それを小説でやると、大多数の読者と同じ「現代日本のヲタク」の主人公が
いったん死んで、ファンタジー世界で生まれ変わるって設定になる
異世界転生は読者がヒーローになったつもりになるための道具
どうせ美少女スライムや美女スライムや可愛い幼女スライムにまでモテまくるハーレム展開なんだろ
ロードス島戦記とかは有能なヒーローという他者に
読者が感情移入する仕組みだが
なろう系は、冴えないヲタク主人公を経て、有能な
ヒーローになる流れだから感情移入がある意味容易になる
こういうのってよくしらないけどVIPとかで連載されてた小説とかの類似品でしょ?
こんなつまらん漫画が他スレに貼ってあったが
この程度の分析でよく自分が思考停止してないと思い込めるなという
https://i.imgur.com/DgD6haj.gif
https://i.imgur.com/cuKijv5.gif
https://i.imgur.com/Kav4vH9.gif
そもそもなんとなーく悪いイメージで使われる言葉の「現実逃避」の
何が悪いのか考えてない
逃避は「危険から遠ざかって心身を守る」ってことで、安全を得ることができる
悪い面だけではない
特徴としては特に労せずして能力や成果を手に入れるという点かな
これは現実で苦労して何かを手に入れた人間からはあまり出てこない発想で感情移入もしにくい
>>41
ワンピースも修行シーンがほぼ割愛してあるしそれが
時代精神だよ
亀仙人のもとで修行するドラゴンボールから時代は流れたんだよ
>>43
心理描写もやってやれないことはないんだが
映画や漫画では外面的なアクションを描くほうが効果的とされていて
小説のように独白だけで構成するのに向いてない
現実では何も得られない人間でも虚構の世界では英雄になって困難をくぐりぬけて
成功を勝ち取る物語が昔はちゃんと支持されていたはずなんだけどな
なんで空想の世界でまで努力を放棄して楽したがるようになったんだ
>>46
読んでつまらなかったり苦痛を感じたりする場面は
割愛するのも一手じゃない
ファンタジーで人間の醜い部分とかリアルを下手に描かれてもなあ
転生したらスライムだった件
http://ncode.syosetu.com/n6316bn/
つか、スレ立てるなら >>1 にリンク貼れよ
「つらい現実から一時的に逃げて楽しみたい」
「チート能力で活躍して他人に承認されたい」
「モテまくりたい」
なろう系はそういう願望を充足させてくれるもんなんだけど
たとえばドラえもんだって空想への逃避だし
秘密道具はいろんな願望を充足させてくれる装置
その要素自体いけない理由はなくて、その要素入りで
名作になる可能性はいくらでもある
熱血漢やタフなヒーローに感情移入できない人には
キモヲタが死んで転生してヒーローになる設定が効果的なんだろう
転生は
主人公が世界観を知る過程=読者が世界観を知る過程にできる
FF10とかやってみればその効果がよく分かるだろう
異世界物はドラえもんの宇宙開拓史の焼き直しということでよろしいか
>>70
藤子不二夫AもFもそういう話を結構描いてるが
重力が軽い世界で大活躍ってのは映画のスーパーマンもそうだし
昔からそういうエンターティメントはあったと思う
「異世界転生してハーレムになってチート能力で無双」も「現実世界で努力して壁や挫折を乗り越えてほんの少しの成功」も
逃避という意味では同じだよなぁw
漫画だってSFだって小説だって出始めのころは
年寄りには「読むとバカになる」と言われがちだった
修行シーンてのも肉体的な鍛錬よりは精神的な忍耐がフォーカスされてることが多いからな
頑張ってない奴には責められてるようで見てられないんじゃないの
>>88
俺はがんばってる他人を応援するって人の本能から疑ってる
他人に働かせて自分が利益を得たいっていう社会動物としての
本能で、必ずしもいいものじゃないのでは
それが24時間TVのマラソンや炎天下の甲子園につながってる
無駄な心身の酷使や消耗なんてしないに越したことはないのでは
あれはちょっとの忍耐でデカいリターンが来るところが爽快感とテンポを生んでるのだから
頑張ってない人間が心苦しくなるような忍耐じゃない
頑張ってる人は頑張ってるキャラクターに自分をダブらせてるんじゃないの
苦しみや忍耐が共感できる
その褒美として試合に勝ったり何かを得ることが出来るというのが物語のカタルシスになってるんだろ
楽して儲けるのがいいのは誰でもそうだけどそれではリアリティがなさすぎるし
現実世界で頑張ってる自分と異世界で楽してるキャラクターとの接点が無くなってしまう
スライムの一巻読み終わった
次は「無職転生 〜異世界行ったら本気だす」でも
読むかな
異世界モノは序盤は凄く面白いんだけど
だんだん普通のファンタジーになってマンネリ化する
それをうまく回避したのがSAOだと思う
貧相な読書歴のやつ多そうだな
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