戦闘機などの非常時にはロケット噴射で座席が飛び出し、パラシュートで降下することでパイロットの身の安全が確保されています。
しかしながら射出時にパイロットに掛かる重力加速度は15〜20Gにもなるといい、適切な姿勢をとっていないと背骨骨折するリスクもあるようです。
そんな射出座席が発射される瞬間の写真をご覧ください。
戦闘機などの非常時にはロケット噴射で座席が飛び出し、パラシュートで降下することでパイロットの身の安全が確保されています。
しかしながら射出時にパイロットに掛かる重力加速度は15〜20Gにもなるといい、適切な姿勢をとっていないと背骨骨折するリスクもあるようです。
そんな射出座席が発射される瞬間の写真をご覧ください。
第二次世界大戦頃までは飛行機の速度が遅かったことから、脱出にはパラシュートを背負って自力でコクピットから飛び降りていたそうですが、速度が増すにつれて自機の尾翼にぶつかる事故が多発していました。
第二次世界大戦後にレシプロ機からジェット機に主流が代わると、空気抵抗は速度の2乗に比例することから自力での脱出は不可能になり、本格的に射出座席が普及していったとのことです。
粉々に砕け散るキャノピー。
発射テスト。
こちらもテスト中の写真。
首が下を向いていますが、15G〜20Gの世界なんて想像もつきません。
古い写真のようですが、真っ逆さまに墜落している状況でよくぞ脱出できたものです。
正面から見た写真。
下からの写真。
機体が溶けてしまいそうなほど激しいロケット噴射。
こっち向いています。
高度0速度0の状態、つまり地面から飛んでもパラシュートが開いて降下するのに十分な高度まで射出されるそうです。
へし折れる機体。パイロットは無事だったのでしょうか。
決定的瞬間。
射出座席による脱出およびパラシュート降下は、訓練されていないとむしろ危険のため、一般人向けの飛行機には搭載されないとのことです。