やらない夫は言えないようです (801)
213 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:30:57 ID:4Wy7FQOE
_____
/ ノ' ^ヽ_\
わーん わーん. ゚ / 。;'⌒) (⌒ヽ\°
. / o'゚~(___人___)~o°\゜
. | ゚ |/⌒ヽ| ゚ |
\ ` ⌒ ´ /
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) もう泣くなよ、女なんて星の数ほどいるだろ
. | (__人__) …そんで星と同じように手の届かないもんだけどな(ボソッ)
| ` ⌒´ノ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ mm
/  ̄ ̄ ̄ つノ
| | ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こうしてこいつを慰めるのも、何回目になるだろう。
イジメられたとき、失恋したとき、親に怒られたとき、友達とケンカしたとき。
そんなとき、いつもやる夫は俺のところに来る。
一通り泣いて、愚痴を吐き出して、俺の家に泊まって、
次の日は笑顔で自分の家に帰っていく。
子供の頃から変わらない、一連のサイクル。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
214 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:31:46 ID:4Wy7FQOE
____
/ \
聞こえてるんだお! o ○ o´ _ノ ヽ、_ `o ○ o
傷心中の親友に向かってやらない夫ヒドイおー.。゚ / o゚/⌒) ((<))゚o\ ゚
| 0 / /(__人__)' 0 |
\ / / `― ' /
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) 傷心っつったってお前あの娘で何十人目の失恋だよ
. | (__人__) 可愛い娘見つけては告白→玉砕の構図はもう見飽きただろ
| ` ⌒´ノ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ビシッ
/ く__,-ュ__ て
| ___ 三) (
| |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
正直、面倒臭いと思ったことが無いわけじゃない。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
_____
/ ノ' ^ヽ_\
わーん わーん. ゚ / 。;'⌒) (⌒ヽ\°
. / o'゚~(___人___)~o°\゜
. | ゚ |/⌒ヽ| ゚ |
\ ` ⌒ ´ /
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) もう泣くなよ、女なんて星の数ほどいるだろ
. | (__人__) …そんで星と同じように手の届かないもんだけどな(ボソッ)
| ` ⌒´ノ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ mm
/  ̄ ̄ ̄ つノ
| | ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こうしてこいつを慰めるのも、何回目になるだろう。
イジメられたとき、失恋したとき、親に怒られたとき、友達とケンカしたとき。
そんなとき、いつもやる夫は俺のところに来る。
一通り泣いて、愚痴を吐き出して、俺の家に泊まって、
次の日は笑顔で自分の家に帰っていく。
子供の頃から変わらない、一連のサイクル。
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214 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:31:46 ID:4Wy7FQOE
____
/ \
聞こえてるんだお! o ○ o´ _ノ ヽ、_ `o ○ o
傷心中の親友に向かってやらない夫ヒドイおー.。゚ / o゚/⌒) ((<))゚o\ ゚
| 0 / /(__人__)' 0 |
\ / / `― ' /
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) 傷心っつったってお前あの娘で何十人目の失恋だよ
. | (__人__) 可愛い娘見つけては告白→玉砕の構図はもう見飽きただろ
| ` ⌒´ノ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ビシッ
/ く__,-ュ__ て
| ___ 三) (
| |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
正直、面倒臭いと思ったことが無いわけじゃない。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
215 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:33:26 ID:4Wy7FQOE
____
/ \
そんなこと言ったって、やる夫みたいな奴は / _ノ ヽ、_ \
積極的に行かなきゃ彼女なんて一生作れないお! / o゚((●)) ((●))゚o \
人に誇れるとこなんてなんもねーんだお! | (__人__)' |
\ `⌒´ /
/ ̄ ̄\
/ u ノ \
| .u ( ●) | そんなに自分を卑下することないだろ…
. | (__人_) お前にだって良いところはたくさんあるだろ
| ` ⌒ノ
| }
ヽ u }
ヽ ノ
ノ \
/´ ヽ
____
/ \
/ _ノ ヽ、\
ほ、ほんとかお? / (○) (O) \
本当にそう思うかお? | || (__人__) ..|
\ ノi ! |. /
/ し' `⌒´ .ノ
| ./ ./
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ⌒)(⌒)
| (__人__) ああ、勿論だろ
| ` ⌒´ノ そうでなきゃ俺だってお前と友達でなんかいられないだろ
,| }
/ ヽ }
く く ヽ ノ
\ `' く
ヽ、 |
| |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
だけど、俺とは違って素直に感情を表に出すことができるこいつに、俺は憧れていた。
同い年とはいえ、弟のように可愛いとも思っていた。
だから迷惑だと思うことがあっても、俺は決してこいつを突き放さない。突き放せない。
はっきり口に出したことは無いが、一生の友でありたいとも思っている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
216 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:34:34 ID:4Wy7FQOE
____
/ \
/ _ノ ヽ、_ \
や、やらない夫… / o゚((●)) ((●))゚o \
| (__人__)' |
\ `⌒´ /
━━━━━━━━━━━━━━━
…心からそう思っているのに。
━━━━━━━━━━━━━━━
/ ̄ ̄\
.ノ \,_. .\ ありがとうだおやらない夫!
(ー)(ー ) | やっぱりやらない夫はやる夫の一番の友達だお!
/ ̄(__人__) //// |
/ _ノ .ヾ⌒ ´ |
/ ゚⌒ { . / ああ、俺にとってもお前は一番の友達だろ
| /// (__人\ .カ
\ ` ⌒´ン .ノノ ギューッ
/  ̄ ./ . .. し}
.(⌒二_⊿ニ⌒) .i
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
なのに、いつからだろう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
217 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:35:13 ID:4Wy7FQOE
__
/ .\
/ \
| ::::::::|
/ ̄ | :::::::::::|
/ _ノ .| ::::::::::::::|
/ ゚⌒ { ::::::::::::::| もうやらない夫がいてくれればそれでいいお!
| /// (__ { ::::::::::::::カ やらない夫、やる夫と結婚してくれお!
\ ` ⌒´ン ::::::::.ノノ
/  ̄ ./ . :::::::.し}
.(⌒二_⊿ニ⌒)::::::i
218 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:35:34 ID:4Wy7FQOE
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
…こんな軽口が、酷く「痛い」と感じるようになったのは。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
219 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:36:30 ID:4Wy7FQOE
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) さすがにそこまでは無いだろ
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ
. | } ミ ピコッ
. ヽ } ミ /\ ,☆____
ヽ ノ \ \ / \
/ く \. /\/ ─ ─ \
| `ー一⌒) / (●) (●) \ ですよね
| i´ ̄ ̄ ̄ \ | (__人__) |
\_ ` ⌒´ /
/ \
∩_
〈〈〈 ヽ
____ 〈⊃ }
/⌒ ⌒\ | |
/( ●) (●)\ ! ! でも大好きなのは本当だお!
/ :::::⌒(__人__)⌒:::::\| l 今日だって、やらない夫がいてくれて良かったお
| |r┬-| | / やる夫一人だったら今頃首でも掻き切って死んでるお
\ ` ー'´ //
/ __ /
(___) /
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「好き」だとか「大好き」だとか、やる夫が昔から当たり前のように口に出していた言葉。
昔はただ嬉しかったその言葉が、今は聞くたびに苦しくなっている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
220 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:37:16 ID:4Wy7FQOE
/ ̄ ̄\
/ u ノ \
| .u ( ●) | 怖っ、お前どんだけメンタル弱いんだよ…
. | (__人_)
| ` ⌒ノ まあいい、今日も泊まってくだろ?
| } 一回家戻って着替えとか持って来いよ
ヽ u }
ヽ ノ
ノ \
/´ ヽ
,ヘ
____ / /
/\ /\ / /
/( ⌒) (⌒)\/ /
そうさせてもらうお! / :::::⌒(__人__)⌒:::::\ /
| |r┬-| |
\ ` ー'´ /
/ \
/ \
/ /\ ヽ
/ \ ノ
U ヽ ノ
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__) …
| ` ⌒´ノ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
.> < バタバタバタ…>
| |
| |
221 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:39:09 ID:4Wy7FQOE
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そして一番厄介なのは…
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ー)(ー)
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ
. | }
. ヽ } ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ヽ ノ
.> < どうして苦しくなるのか、俺自身とっくに気づいていることだ。
| |
| | ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
222 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:40:11 ID:4Wy7FQOE
~ その夜 ~
:: / ̄ ̄\
:: / ヽ_ .\ ったく食うだけ食って、飲むだけ飲んでダウンかよ…
:: (●)(●) |___ ホンットガキん頃から成長してないだろ
:: (__人__) u | \
:: ( `⌒´ | ⌒ \
::: { |) (─) \
::: { /)__人__) |
:::: ヽ ノ `⌒´ /
(l (⌒二二  ̄ ノ
| ト \ /
| | ヽ ヽノ
―――――――――――――――――――――――――
やらない夫家・空き部屋(やる夫お泊り用)
─────────────────────────
.∥|:l\
.┌―――┐ i| i:! | |\
_________ | ̄ ̄ ̄ ̄| i| i:l::| |! l!::|||i
[. ] l ̄ ̄ ̄ ̄| i|::l:i | |i!:: !|||i
/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .l .l ̄ ̄ ̄ ̄| i|::i!!:| |li l l||||
______ r~~~~~~~~ヽ ._l ̄ ̄ ̄ ̄|__l "'''ヾ !i!: il||||
/ ::'; :}  ̄ ̄ ̄ ̄ \ ゙'ヾ、|li:l
,/ l \ '!リ
/ __ _ . _ _ _ _,} \
レ'´ `´ `´ `´ ´ ヽ!
'| |'
/ ̄ ̄\
/ _ノ .ヽ、\
| (●)(●) | ほらよっと
. | (__人__) .|
| ` ⌒´ ノ
. r─一'´ ̄`<ヽ }
. `ー‐ァ , ) , -'~⌒ヽ、
ノ {. ,ヘ ,l. ゝ、_ .'ヽ).
. /, 、 _ /. | . ', . .. .ヽ、
(/ / // / / ...| ...|\..\\ \_)
/ // / / . . \_\_)、_)
ー' {_/ノ ."´
223 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:40:52 ID:4Wy7FQOE
."⌒ヽ.
ヽ ,'
゙、;´ ドサッ!
_(_`Y´ )
/ |r┬`| \
/ `ー'´ \ 、´`ヽ
/ ヽ ⊂´rィ_;ヽ、
| 、__/;;: ` `⌒ ̄ ̄` >
「`ィ、- -‐ャ,--─´⌒  ̄`,. ̄ ,イ , -─ ´
、'ゝ_ /,____`_ ゝ、 ヽ´
X/  ̄`ヽ ヽ
| 、
| ヽ
|,´ ` ´ `ヽ
/ ヽ
/ .,_──‐-、 ヽ
′ / 、 ヽ
, ′ ヽ' ヽ,´ ヽ ,-、
,イ / ヽ ゝ- ´`'"ゝ
l、` ̄ ,' l `j ラ
ヽ i `、_ ,_ _.,~ノ
ゝ- ‐ ^─´
/ ̄ ̄\
_ノ ヽ、 \
( ●)( ●) | 布団は肩までキッチリかけてっと
(__人__) | ../}
_ ヽ`⌒ ´ | / / __
(^ヽ{ ヽ { ./ / . / .ノ
( ̄ ヽ ヽ i ヽ / 厶- ´ /
.(二 ヽ i i |,r‐i ノ. ヽ / /
ヽ / ノ / r一'´ ー 、  ̄ ̄ ̄)
i { イ―イ / .`ー―. 、__ .〈 ̄ ̄
ヽ. `ー '/ / /\ \ゴソゴソ
`ー '  ̄ ̄! | ヽノ
224 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:41:51 ID:4Wy7FQOE
/ ̄ ̄ ̄ \
/ ― ―\
__ / ( ー) (ー) \ zzz…
( | (__人__) |
\ヽ\__ `ー ´__/ \
\( ̄ ⌒⌒⌒⌒ ̄⌒ ⌒ ⌒ヽ
ヽ \
\ \
/ ̄ ̄\
/ ヽ、_ \
(⌒)(⌒ ) |
はは、気持ち良さそうに寝てるだろ (__人__) |
( |
. { |
⊂ ヽ∩ く
| '、_ \ / )
| |_\ “ ./
ヽ、 __\_/
/ ̄ ̄\
/ ヽ、_ \
(●)(● ) |
…やる夫。 (__人__) |
( |
. { |
⊂ ヽ∩ く
| '、_ \ / )
| |_\ “ ./
ヽ、 __\_/
225 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:43:03 ID:4Wy7FQOE
/ ̄ ̄\
/ ヽ、_ \
(●)(● ) |
(__人__) |
寝てる、よな? ( |
. { |
⊂ ヽ∩ く
| '、_ \ / )
| |_\ “ ./
ヽ、 __\_/
/ ̄ ̄ ̄ \
/ ― ―\
__ / ( ー) (ー) \
( | (__人__) |
\ヽ\__ `ー ´__/ \
\( ̄ ⌒⌒⌒⌒ ̄⌒ ⌒ ⌒ヽ
ヽ \
\ \
/ ̄ ̄\
/ ヽ、_ \
(ー)(ー ) |
……… (__人__) u |
( |
. { |
⊂ ヽ∩ く
| '、_ \ / )
| |_\ “ ./
ヽ、 __\_/
226 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:43:49 ID:4Wy7FQOE
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
l / .! ヽ l
l ヽ__/ \__/. l
. l l: : : : : : : : : l l …俺は、
.l lr―‐┬―‐l . l
l ` ー―― ' l
. l ー―- . l
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
l / .! ヽ l
l ヽ__/ \__/. l
. l ` ⌒ ´ l お前が…
.l l
l l
. l l l
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
227 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:44:46 ID:4Wy7FQOE
――― だ。
/ ̄ ̄ ̄ \
/ ― ―\
__ / ( ー) (ー) \
( | (__人__) |
\ヽ\__ `ー ´__/ \
\( ̄ ⌒⌒⌒⌒ ̄⌒ ⌒ ⌒ヽ
ヽ \
\ \
__
/ .\
/ \
| ::::::::|
| :::::::::::|
… | ::::::::::::::|
{ ::::::::::::::|
{ ::::::::::::::カ
´ン ::::::::.ノ
│ . :::::::|
│ ::::::|
/ ̄ ̄ ̄ \
/ ― ―\
__ / ( ー) (ー) \
( | (__人__) |
\ヽ\__ `ー ´__/ \
\( ̄ ⌒⌒⌒⌒ ̄⌒ ⌒ ⌒ヽ
ヽ \
\ \
228 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:45:22 ID:4Wy7FQOE
/||ミ
/ ::::||
/:::::::::::||____
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| / ̄ ̄ヽ|| ガチャ
|:::::::::::::::|/ ヽ
|:::::::::::::::|| |
|:::::::::::::::|| |
|::::::::::::::||| |
|::::::::::::::||ヽ_ _/
|:::::::::::::::||/ ヽ|
|:::::::::::::::|| i } |
|:::::::::::::::||ノ | } |
\:::::::::::|| | i |∪
\ ::::|| ̄| ||ー| ̄
\|| (_/_ノ
/ ̄ ̄ ̄ \
/ ― ―\
__ / ( ー) (ー) \
( | (__人__) | バタン>
\ヽ\__ `ー ´__/ \
\( ̄ ⌒⌒⌒⌒ ̄⌒ ⌒ ⌒ヽ
ヽ \
\ \
229 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:47:16 ID:4Wy7FQOE
/ ̄ ̄\
/ \
|:::::: |
. |::::::::::: |
|:::::::::::::: | ....,:::´, .━━━━━━━━━━━━━━━━━
. |:::::::::::::: } ....:::,, ..
. ヽ:::::::::::::: } ,):::::::ノ . 俺は何を言うつもりだったのだろう。
ヽ:::::::::: ノ (:::::ソ: . いや、言うつもりなどなかった。
/:::::::::::: く ,ふ´..
-―――――|:::::::::::::::: \ -―,――ノ::ノ―― …それも違うな。
|:::::::::::::::|ヽ、二⌒)━~~'´
━━━━━━━━━━━━━━━━━
/ ̄ ̄\
/ \
|:::::: |
. |::::::::::: |
|:::::::::::::: | ....,:::´, .━━━━━━━━━━━━━
. |:::::::::::::: } ....:::,, ..
. ヽ:::::::::::::: } ,):::::::ノ . ただ、「言えない」だけだ。
ヽ:::::::::: ノ (:::::ソ: .
/:::::::::::: く ,ふ´.. ━━━━━━━━━━━━━
-―――――|:::::::::::::::: \ -―,――ノ::ノ――
|:::::::::::::::|ヽ、二⌒)━~~'´
230 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:48:21 ID:4Wy7FQOE
, -――-、
/ \
/:::::::::::::: ヽ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/:::::::::::::::::: ヽ
|:::::::::::::::::::::: / 伝えることで、あいつを失ってしまうかもしれないことが。
.| / そしてそれ以上に、俺を親友として信頼してくれている
\ / あいつを傷つけてしまうかもしれないことが。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
―――ただ、怖くて
__
.,/,-、 \
/ ノ:/ ノfヽ.. \
| /:/ /...| | | ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
l レ ./..ノ .,''´} i
l ' ´ .〃 / | 眠っているあいつにさえ、その言葉を言えずにいる。
ヽ. . 〈 .ノ
\.,_ ._ノ / ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/ / ヽ
./ / |
i ./ . |
231 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:49:22 ID:4Wy7FQOE
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
なあ、やる夫?俺な、時々考えてしまうだろ
もし、俺とお前の親同士が親友じゃなくて、
俺とお前が幼なじみで親友なんて関係じゃなくて、
産まれたときからずっと一緒だったわけじゃなくて、
ただの同級生、クラスメート、なんでもいい、幼なじみ以外の関係だったなら。
毎日嫌でも顔を突き合わせてしまうような関係じゃなかったら。
俺とお前が、もっと違う形で出会えていたなら。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/ ̄ ̄\
/ \
|:::::: |
. |::::::::::: |
|:::::::::::::: | ....,:::´, .
. |:::::::::::::: } ....:::,, ..
. ヽ:::::::::::::: } ,):::::::ノ .
ヽ:::::::::: ノ (:::::ソ: .
/:::::::::::: く ,ふ´..
-―――――|:::::::::::::::: \ -―,――ノ::ノ――
|:::::::::::::::|ヽ、二⌒)━~~'´
232 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:49:54 ID:4Wy7FQOE
/  ̄ ̄\
/ ノ ヽ
|:::::: (● )
. |::::::::::: (__人)
|:::::::::::::: ⌒ノ
. |:::::::::::::: }
. ヽ:::::::::::::: }
ヽ:::::::::: ノ
/:::::::::::: く
|:::::::::::::: |
|:::::::::::::::| |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この関係は、変わっていただろうか。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/ ̄ ̄ ̄ \
/ ― ―\
__ / ( ー) (ー) \
( | (__人__) |
\ヽ\__ `ー ´__/ \
\( ̄ ⌒⌒⌒⌒ ̄⌒ ⌒ ⌒ヽ
ヽ \
\ \
233 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:50:33 ID:4Wy7FQOE
/ ̄ ̄\
/ \
(( |:::::: | …やめよう。
. |::::::::::: | そんな想像なんて虚しいだけだろ
. |::::::::::: |
|:::::::::::::: | ....,:::´, .
. |:::::::::::::: } ....:::,, ..
. ヽ:::::::::::::: } ,):::::::ノ .
ヽ:::::::::: ノ (:::::ソ: .
/:::::::::::: く ,ふ´..
-―――――|:::::::::::::::: \ -―,――ノ::ノ――
|:::::::::::::::|ヽ、二⌒)━~~'´
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
どんなに考えたところで、俺とやる夫の関係は、「幼なじみ」で「親友」。
この関係はきっとずっと変わらないだろう。
何より、俺自身がこの関係を失いたくないと思っているんだ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
234 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:51:36 ID:4Wy7FQOE
--- ─ ─ ─ = = = = = = = = = = = = = = = = = =≡≡≡≡≡≡≡≡≡
___
/⌒ ⌒\
/ ● ● \
| ⊂⊃ (_,、_,) ⊂| やらないお、きょうはなにしてあそぶお?
\ (_/ /
| ┌─┐|
| ⊃. ○
\_  ̄ \
と_____ノ_ノ
―――いつでも、
--- ─ ─ ─ = = = = = = = = = = = = = = = = = =≡≡≡≡≡≡≡≡≡
___
/⌒ ⌒\
〃 / ● ● \ ミ
やるおとやらないおはずっとともだちだお! /⌒ヽ|⊃ (_,、_,) ⊂⊃ |/⌒i
\ll|l ヽ._) l|lll /
人l||l |l||l 从 バンバン
( ⌒ ) ( ⌒ )
―――どんなときも
--- ─ ─ ─ = = = = = = = = = = = = = = = = = =≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
____
/ \
/ _ノ ヽ、\
/ (○) (O) \ やらない夫~!
| || (__人__) ..| できる夫の奴がひでぇんだおー
\ ノi ! |. /
/ し' `⌒´ .ノ
| ./ ./
―――あいつは
--- ─ ─ ─ = = = = = = = = = = = = = = = = = =≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
_∩
/ 〉〉〉
{ ⊂〉 ____
| | /⌒ ⌒ \
やらない夫が好きそうな本屋さん見つけたんだお! | | /(●) (● ) \
今度一緒に行こうお | |/:::⌒(__人__.)⌒::: \
ヽ | |,┬‐ | |
\.\ `ー ´ /
\ __ ヽ
ヽ (____/
―――俺の隣にいた。
--- ─ ─ ─ = = = = = = = = = = = = = = = = = =≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
235 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:52:32 ID:4Wy7FQOE
/ ̄ ̄\
/ \ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
|:::::: | …失えない。
. |::::::::::: | あいつの中の、俺の居場所を。
|:::::::::::::: | ....,:::´, 親友としてのポジションを。
. |:::::::::::::: } ....:::,, ..
. ヽ:::::::::::::: } ,):::::::ノ . 俺にとってはその位置が、世界で一番尊いのだから。
ヽ:::::::::: ノ (:::::ソ: . ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
/:::::::::::: く ,ふ´..
-―――――|:::::::::::::::: \ -―,――ノ::ノ――
|:::::::::::::::|ヽ、二⌒)━~~'´ …だから、頼むから
--- ─ ─ ─ = = = = = = = = = = = = = = = = = =≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
―――――もうやらない夫がいてくれればそれでいいお!やる夫と結婚してくれお!―――――
--- ─ ─ ─ = = = = = = = = = = = = = = = = = =≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
236 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:53:02 ID:4Wy7FQOE
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そんなことを言わないでくれ。
そんな、現実には絶対になり得ない、滑稽で幸福な想像をさせないでくれ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
237 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:53:31 ID:4Wy7FQOE
 ̄ 、
´ \
/ ヽ
/ 、_ ヽ
' :::::::::`ゝ"ヽ
l ::::::::::::::::,、__
. l ::::::::::::::::| ', ',`,
. l 冫.:::::| ', ', ',
l l ::::l ', ', ',
l {`ヽ u ::::} ヽヽヽ
l ',´ ヽ J / } …はは、今日のタバコはやけに目にしみるだろ
! ', ヽ、_/ ./
,' ヽ ./
 ̄ `ー - `, ,'
` 、 ゝ ,'
:.:.:.:.:.:... 、 /ヽ 〈
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. .:.:ヽ _ ´ | .i
ー- :.:.:.:.:.:.:.:.. ..:.:.:.:.:.:ヽ | |
` 、:.:.:.:.:.:.:...:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ | |
、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\ | |
238 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:54:08 ID:4Wy7FQOE
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
きっと何日かすれば、あいつはまた俺のところに来るのだろう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
--- ─ ─ ─ = = = = = = = = = = = = = = = =
____
/ \
o ○ o´ _ノ ヽ、_ `o ○ o
やらない夫~っ!.。゚ / o゚/⌒) ((<))゚o\ ゚ 。
| 0 / /(__人__)' 0 |
\ / / `― ' /
--- ─ ─ ─ = = = = = = = = = = = = = = = =
って。
泣きながら、俺を呼ぶのだろう。
どんなときでも、あいつは俺を頼りにしてくれるから。
239 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:55:00 ID:4Wy7FQOE
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, ──.、
/ _ノ \ __
| ( ⌒ ⌒) /⌒ ⌒\
. | (__人_) (● ●) \
ゝ ⌒/ (_人_) )
-(_.)--(_)_.)──(_)─
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…ガキの頃から守り通してきたそのポジションを
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/ ̄ ̄\
/ _ノ ヽ .____
| ( ⌒)(⌒)/⌒ ⌒\
. | (__人__) .(●) ( ●)\
| ` ⌒ノ ⌒(__人__)⌒:::::\
. ヽ } . |r┬-| . |
.ゝ_,. ノ____`ー'´___./
-(___.)-(__)___.)─(___)─
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今さら捨てるなんて俺には出来そうにもない。
240 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:55:23 ID:4Wy7FQOE
/ ̄ ̄ ̄\
/ \
/ ヽ
| |
| |
| l
| /
| 〃/
\、__ (
_)_ ===\ (だから、俺は―――)
/ \
/ ヽ
| , i
| | l.|
| l | |
| |. |. l
l | |.│
/ ノ | |
/ / l /
(ヽ、__,/____ __,У
ヽ_ィ __ __ ̄ ̄_ ̄_,|
j l |
241 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:56:03 ID:4Wy7FQOE
―翌朝―
/ ̄ ̄\
/ ヽ、_ \
(●)(● ) |
(__人__) |
(`⌒ ´ |
{ |
{ ノ
__ ヽ ノ __
| |=====> く=============| |
| | / l ヽ | |
| | / /l 丶 .l | |
| | / / l } l ̄ヽ____| |
/ ̄ーユ¨‐‐- 、_ l !__ノ /| |
_ / ` ヽ__ `- {し| / | |
/ ヽ `ヽー、} ./ /| |
ノ ヽ__ `ヽ./ / .|_|
/ ノ | /
/ |/
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…だから、俺は
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/ ̄ ̄\
/ ヽ、_ \
(ー)(ー ) |
(__人__) | …よし
(`⌒ ´ |
{ |
{ ノ
__ ヽ ノ __
| |=====> く=============| |
| | / l ヽ | |
| | / /l 丶 .l | |
| | / / l } l ̄ヽ____| |
/ ̄ーユ¨‐‐- 、_ l !__ノ /| |
_ / ` ヽ__ `- {し| / | |
/ ヽ `ヽー、} ./ /| |
ノ ヽ__ `ヽ./ / .|_|
/ ノ | /
/ |/
━━━━━━━━━━━━━━━━━
この気持ちに、蓋をする。
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242 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:57:31 ID:4Wy7FQOE
____
/ \
やらない夫、おはようだおー / _ノ ヽ、_ \
/ /⌒) ⌒ \
ウニュウニュ | / /(__人__) |
\/ / ` ⌒´ /
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) ああ、おはようだろ
| (__人__). もうすぐ朝メシできるからリビングで待ってろよ
| ` ⌒´ノ
ヽ }
ヽ ノ ||
__,/! |`ヽ工{ヽ___. ||
{:::::`ヽ|  ̄ V::::::/.一'||) (⌒ヽ o
Y⌒V| _ l|‐r'´ ̄.|| r‐( )
\ } リ ||⌒ ⌒ヽ
乙ノ| | ┌「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|┐
| |. `| |´
| | | |
|_____| | |
| ,′| ,′ 、_______/
| ′.│./ / r‐――┐ `ヽ
し′. ...し / 」 |____j
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そしてただひたすら、このポジションを守り通して
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
243 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:58:07 ID:4Wy7FQOE
n
l^l.| | /)
| U レ'//)
___ ノ / わかったお!
/ ⌒ ⌒\ rニ | やらない夫のご飯は美味しいから楽しみだおー
/ (⌒) (⌒)\ ヽ /
/ ///(__人__)///\ / ` /
| `Y⌒y'´ | /
\. ゙ー ′ ,/ /
/⌒ヽ ー‐ ィ /
/ rー'ゝ /
/,ノヾ ,> イ
| ヽ〆 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今日もまた
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
244 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 20:58:31 ID:4Wy7FQOE
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ⌒)(⌒) ははは、調子のいい奴め
| (__人__).
| ` ⌒´ノ
ヽ }
ヽ ノ ||
__,/! |`ヽ工{ヽ___. ||
{:::::`ヽ|  ̄ V::::::/.一'||) (⌒ヽ o
Y⌒V| _ l|‐r'´ ̄ .|| r‐( ) ━━━━━━━━━━━━━
\ } リ ||⌒ ⌒ヽ
乙ノ| | ┌「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|┐ 本音を、隠して。
| |. `| |´
| | | | ━━━━━━━━━━━━━
|_____| | |
| ,′| ,′ 、_______/
| ′.│./ / r‐――┐ `ヽ
し′. ...し / 」 |____j ─END─
245 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 21:06:08 ID:4LM/+JYI
ぅああああぁぁ切ない! こんなに仲いいのに!
でもこういうの、よくあるシチュでもあるんですよね……「あぁどっちか片方が
女の子だったら何の問題もないのに、ってここは男子校だそれじゃ出会えん!」
とか。そうでなくとも、異性だとたとえ幼馴染でも、小学校で既に壁が
できますからね普通は。
同性だからこその至近距離、同性だからこその永遠の距離。この
やるやらも、正にそれですなぁ。
おつ華麗さま! ぜひまた悶えさせて下されぃ。
246 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 21:14:52 ID:wcV71QaG
乙 やっぱこの二人はいいなあ~
247 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 21:20:10 ID:VNYjxI54
うほ
やはり片思いは至高
248 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 21:35:47 ID:l3+hHiKP
一線がこれほどまでに明確だと
本当に悲しいなぁ~…。
いい話だった、ありがとう!
249 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 22:18:07 ID:wQMlxlHP
乙。切ないな
250 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/16(月) 22:46:41 ID:+LOJQoFh
乙
なんていうか切ない。誰より近くにいるのに超えられない一線がある。
定番だけど至高。語り口もいいよなあ。ありがとう。
253 名前:ID:4Wy7FQOE[sage] 投稿日:09/11/17(火) 21:45:58 ID:MPbb30TQ
>>213-244を投下したものですが、こっそり投下したつもりが
投下終わって数分もしないうちにレスついてて驚きましたw
>>245
悶えさせられるかはわかりませんが、今回の話の続編的なものの構想は脳内にできています。
自分で書いててなんですが、やらない夫が見てて悲しいのでもうちょっとこう、報われるような話を…と。
(その続編中でも両思いにはしないつもりではありますが)
でも雰囲気的に考えて、今回の話だけで終わらせた方がいい気もするし…と悩み中です。
実際作って投下するかどうかは未定ですが、もし投下することになったらそのときはぜひまた見て下されぃ。
255 名前:ID:4Wy7FQOE[sage] 投稿日:09/11/17(火) 21:57:23 ID:MPbb30TQ
やる夫スレ自体初投下でドキドキしましたが、やっぱりレスがつくと嬉しいですね!
昨日は投下後緊張に耐え切れずに逃亡してしまいましたがw
「801における超王道的な片思い」をテーマに書いた拙作ですが、
少しでも人の心を揺さぶれるものが書けたなら幸いです。
レスくれた皆様方ありがとうございました。
256 名前:風と木のやる夫[sage] 投稿日:09/11/17(火) 21:59:18 ID:MD/6kV0z
大丈夫、その内慣れてくると
「ここギャグのつもりだし、演劇でいう笑い待ちするかなーやっぱめんどくせ」
とか思い出すから。
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