国際的な小咄(試験農場) 2166 ごんぎつね
- 8451 : 語り人 ◆AZXXjocihFix : 2022/08/03(水) 10:16:06.957679 ID:mgVVmT2M
- 2166 ごんぎつね
8235 :常態の名無しさん:2022/08/01(月) 12:59:41.543107 ID:Mq/+kfUr
『ごんぎつね』の読めない小学生たち、恐喝を認識できない女子生徒……石井光太が語る〈いま学校で起こっている〉国語力崩壊の惨状
ttps://bunshun.jp/articles/-/55970
石井 長年、不登校や虐待の問題など、子供たちが抱えた生きづらさをめぐって、当事者や関係者に多くの話を聞いてきました。取材を通して感じたすべての子に共通する問題点は、「言葉の脆弱性」でした。
あらゆることを「ヤバイ」「エグイ」「死ね」で表現する子供たちを想像してみてください。彼らはボキャブラリーが乏しいことによって、自分の感情をうまく言語化できない、論理的な思考ができない、双方向の話し合いができない――極端な場合には、困ったことが起きた瞬間にフリーズ(思考停止)してしまうんですね。これでは、より問題がこじれ、生きづらさが増すのは明らかです。
以前はこうした実情を、〈うまくいっていない子〉に共通の課題だと認識していました。ところが数年前から、各地の公立学校に講演会や取材でうかがうことが増えるなかで、平均的なレベルとされる小・中学校、高校でも、現場の先生たちが子供たちの国語力に対して強い危機感をもっていることがわかりました。言葉によってものを考えたり、社会との関係をとらえる基本的な思考力が著しく弱い状態にあるという。
そしてあるとき僕自身、都内の小学4年生の授業で、新美南吉の『ごんぎつね』を子供たちがとんでもない読み方をしているのを見て、衝撃を受けました。
社会常識や人間的な感情への想像力が欠如
――どんな授業だったんでしょうか。
石井 この童話の内容は、狐のごんはいたずら好きで、兵十という男の獲ったうなぎや魚を逃してしまっていた。でも後日、ごんは兵十の家で母の葬儀が行われているのを目にして、魚が病気の母のためのものだったことを知って反省し、罪滅ぼしに毎日栗や松茸を届けるというストーリーです。
兵十が葬儀の準備をするシーンに「大きななべのなかで、なにかがぐずぐずにえていました」という一文があるのですが、教師が「鍋で何を煮ているのか」と生徒たちに尋ねたんです。すると各グループで話し合った子供たちが、「死んだお母さんを鍋に入れて消毒している」「死体を煮て溶かしている」と言いだしたんです。ふざけているのかと思いきや、大真面目に複数名の子がそう発言している。もちろんこれは単に、参列者にふるまう食べ物を用意している描写です。
んなアホな…と言いたい所だが、長い事匿名掲示板にいるとこういう奴子供だけじゃねーよなぁとも思う…
あまり言いたくないがこのスレも決して無縁な話じゃないし…
8236 :常態の名無しさん:2022/08/01(月) 13:06:41.116133 ID:iRX/c3+E
>>8235
国語教師のワイが言うたるけどこれは問題が悪い
その小さな、こわれかけた家の中には、おおぜいの人が集まっていました。
よそいきの着物を着て、腰に手ぬぐいを下げたりした女たちが、表のかまどで火をたいています。
大きななべの中では、何かぐずぐずにえています。
「ああ、そう式だ。」と、ごんは思いました。
「兵十の家のだれが死んだんだろう。」
文章はこうなっていて、鍋の中で煮えているものが何かは全文読んでも出てこない
つまりこれは「葬式の時には大鍋で沢山の料理をふるまう」という文化を知らないと
鍋の中身=客へと振舞うための料理に繋がらないのはあり得るし
今でも遺体を焼いて埋葬してるんだから
昔はそういうやり方で埋葬していたのかなと思ってもそれは不思議じゃない
これを国語力や語彙の問題にするのは絶対に違う
- 8452 : 語り人 ◆AZXXjocihFix : 2022/08/03(水) 10:18:09.665055 ID:mgVVmT2M
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/ (●) (●) \ いわれてみれば
| (__人__) |
\ ` ⌒´ ,/
/⌒ヽ ー‐ ィヽ 確かにあのごんぎつねの部分は
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
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| ヽ,.イ `二ニニうヽ. | 田舎の葬式知らぬと母を似ているようにも読めるな、と目からうろこ
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/ (●) (●) \
| (__人__) | 意外と言葉が抜けているから当時の常識を知らんと
./ ∩ノ ⊃ /
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| | 誤読するよなー、と指摘のコメントを見て納得
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i ( ●) (● ) i
| (__人__) |
、 ノ 自分の常識で昔の作品を見ると痛い目見るよね、の例ですねー
⊂⌒ヽ > <_/⌒つ
\ 丶′ 7
\ ノ ト、_/
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. i |
乂 イ
| /ー―一 、 |
し′ 、_j
おしまい
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