【あんこ】やる夫は何かに憑かれているようです【オカルト】 第十話：温泉旅館の思い出・後編
ホラー・ミステリ系 > やる夫は何かに憑かれているようです - 2022年08月19日 (金)
- 4679 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/19(火) 21:35:31.61 ID:Zhl7P/WB
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┌／／／／／＼--________／ ﾍ |㎞ﾞi おつかれさまです
┌‐／＿ ／―┐￣｀|／-'i´.E| | | |㎜ソ
┌／／／／―┐ ／ i ﾞi E| ｌⅢｌ_--､| 先週からリアルお仕事が詰まっておりまして、
「 |n|n| ﾞi＿＿__／´ﾞ┐┐ || E| / /三三 ﾞﾞi 暫く更新が不安定になる可能性があります
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ヽ────────‐'ＮＮ ＮＮ／／￣ ｌ┐
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ＮＮ／ Ｎ ／／ﾍﾍﾞiﾞi / / |
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. - 4680 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/19(火) 21:36:17.83 ID:y3BvTy1n
- 了解です
- 4682 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/19(火) 21:37:39.27 ID:mzDEAtGq
- 了解です
リアル大事重点でお願いします - 4684 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/19(火) 21:38:38.75 ID:6jgUd90O
- 了解です
- 4689 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 20:06:26.14 ID:jjIJykPe
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【 やる夫から相談を受けた五条くんの見立て 】 【1D3:2】
１：今も近くにはいるのだろうが、見えていないだけ
２：あまり近すぎると不幸を招くため、敢えて距離を取っているのだろう
３：既に近くにはいない。理由は兎も角、もう会うべきではないのだろう
. - 4691 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 20:08:06.90 ID:jjIJykPe
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:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／⌒＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i≧s｡./ ／ ／ _,,.､丶´
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:i:i:i:i:i:i:/ } ', ､:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〉 _、丶 `｀￣￣￣ ヽ
＞'ﾞ´ { / ,＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/--- ｀`ヽ、
.∧ 〈 |/ ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i| ｀`
∧ ＿ } ,′ ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
/ ＼ ` ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/
＿／ `ー , ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〈
: : | ｀￣￣￣￣￣￣∨ へぇ、この旅館の人がねぇ……
: : | ∨
、 . : :.八 ＼
=＼ /: : : : : :、 - _,,.､ｲ
ﾆﾆ ＼ ,/ : : : ＼ /￣
ﾆﾆﾆﾆ ＼＿＿: : : : :.＼ - 、 __ノ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼: : : : ＼ _ｿ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=＼＿___＼ /
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡.. _ /
＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡.. _
ﾆ=＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡._
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／
／￣￣￣＼
.. ／ ／ ＼ ＼ 話を聞くと、とても寂しそうで
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 力になってあげたいんですけどねぇ
＼ ｀ ⌒´ ／
／ ＼
. - 4695 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 20:14:13.65 ID:jjIJykPe
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､ /( i(
＼＿＿)V V ＼/(
､＿_) ＼／
＼ ＼ V / ／ (＿
／ ､ _.．-‐=‐- ､ (￣
/ ＼_､‐''゛:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:Y⌒＼ う～ん、人情として初恋の人に会わせてやりたい気持ちは分かる
)／⌒ﾏ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iｈ
ハ＞'ﾞ´ :j ￣￣|/ けれど、支配人さんには申し訳ないが、向こうがその気なら会いに
人_', / 来ることが出来る状況なんだよね？
＼ -―- ／|__
_､‐''゛ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ } だったら、相手にはその意志がない、もしくは片方が思っているほど
{ﾆﾆﾆ=}ﾆﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆ{ 強く心に残る思い出ではなかった、ということじゃないかな
_,､┴ﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆ|ﾆ_ﾆﾆ｀ 、
_､‐''゛ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ , ┐ﾆ,／ ／ 〉ﾆ ｀ 、 もう大人になって随分経つだろう？
_,､‐''゛ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ./ / ／ ／ ／ﾆﾆﾆﾆﾆ｀ 、
|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=/ ｀´ ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=∧ 他人が不躾に囃し立てた結果、会わない方が良かった、なんて
|ﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=′ 二二つﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ| 結果になったら目も当てられない
|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ _ ﾆ/ 二二つﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ]
|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=／ﾆ＼ ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ]
|ﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆ ＼__／ﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ |
|ﾆﾆﾆ,／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〉ﾆﾆﾆ｜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
./ﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／|ﾆﾆﾆ ｜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ,／ﾆ=|ﾆﾆﾆ ｜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
｜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ／ﾆﾆﾆ｜ﾆﾆﾆ |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=|
∧ﾆﾆﾆﾆﾆ ／ﾆﾆﾆﾆﾆ｜ﾆﾆﾆ |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
',ﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ |ﾆﾆﾆ ｜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ |
. |￣ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=｜ﾆﾆﾆ |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ｜
＿＿＿
／ ＼
／ ＼ そう、なんでしょうけど……
／ ノ ヽ､_ ＼
| （ ●） （● ）. |
＼ ｌ^l^lｎ__人__) ／
／ヽ L⌒ ´
ゝ ﾉ
. - 4699 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 20:19:37.44 ID:jjIJykPe
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/∨ |/ / /／ ／ ／
' ＼＿／(
/＼| / ＼＿
|＼| ;′ ′ ／ ／ (⌒
| 、 ヽ { / ＿＿＿ ／ ＜＿
:､ ＼ _,,.. -‐ '' "´:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i｀`ヽ、 ＜_⌒
＞ ／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ (⌒＾
'´ /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}⌒＼ 納得できないかい？
⌒丶{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼:i:i:i|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i ,-く
∨:i:i:i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:ｉ:/⌒{ー―――― ｖ ヽ
{i:i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＞'ﾞ´ {: : : . | } /
ヾ＞'ﾞ´ |＿/
ハ _, ;: :|
ヽ,', _ - ￣ ／ : |
＼ ´ - _、丶 `｀￣￣￣}
. ＼ _､‐''゛ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}
_､‐''゛ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ }
_､‐''゛ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〈＿
＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
｝ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
／￣￣￣＼
.. ／ ／ ＼ ＼ いえ……納得できない訳じゃないんです
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | ただ、スッキリとしないというか、モヤモヤとはしてます
＼ ｀ ⌒´ ／
／ ＼
. - 4700 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 20:23:28.77 ID:jjIJykPe
-
＿＿__
＼个トミ,_
､＿ ＼ ＼ }＼
＿＿＿ ＼ ｀`ヽ } ﾞ:, ′ , ／|
＼ ｀`ヽ) }/ }/ /／ ′
＼＿＿ } ／ ′
＼ `' `､ / / 君は正直だねぇ
＼ ＿＼＿_} ／ / ＿ ｀ヽ、
／￣ _､‐''゛:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〕iトミ/ ＼／ でもま、そういう所を気に入られているのかも
￣＼ /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼ ､＿＿／
／ _人:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:i:ﾞ:, ∧
／￣{ ｀¨¨´￣￣￣￣}＼:i:i:i:i:i:iW ､ ∧
{ { ! ^ / `､:i:ｉ:ｉ}＼(＼|
＼__| ^ ー _ ヾ:/
圦 ｀こﾆ=一 ハ
＿＿_| : .、 ／-ｲ
/≧s｡ ﾆ| : :＼ ／≧s｡. __
/ﾆﾆﾆﾆ≧s｡. _ : :`ー‐=≦/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}
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悟はやる夫のやや斜め後ろを（アイマスクで視線は分からないが）眺めつつ、肩をすくめる。
一方のやる夫は、一体誰に気に入られているというのだろうか？ と首を捻ったが、最近やる夫と仲良くなった人間は多いので、
そのうちの誰かだろうと深くは考えなかった。
. - 4702 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/24(日) 20:25:17.95 ID:bqdinLlN
- 「居る」んやろうなぁ
- 4701 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 20:24:30.70 ID:jjIJykPe
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. - 4704 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 20:31:20.34 ID:jjIJykPe
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ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=―
さて、やる夫を部屋に返し明日に備えて寝るか……と悟が伸びをした時である。
本来、やる夫とともに部屋からいなくなっているはずのものが、その場に留まっていることに気がついた。
部屋の気温が一気に低下し、冷房もつけていないのにまるで冷蔵庫の中に放り込まれたかのような心地になる。
わざわざ一体何の要件だ？
悟は居住まいを正し、相手の意思表示を待つ。
下手に刺激すると文字通り自分の命が危ない上に、真意はどうあれ相手がやる夫を困らせる事をしない存在だ。
まぁ、その読みが外れていた所で、ジタバタしてどうにかなる相手でもないのだが。
. - 4707 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/24(日) 20:33:08.92 ID:9M7m/yPx
- ひえぇ……
- 4709 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 20:41:33.01 ID:jjIJykPe
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暫く待って、机の上のメモ用紙にスラスラと文字が書かれ始めた。
「私の役に立たせてやる。喜べ」
横柄な言い草の割に、随分と人間的な手法でコミュニケーションを取る怪異もいたものである。
. - 4710 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/24(日) 20:42:03.26 ID:bqdinLlN
- シュール
- 4712 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/24(日) 20:43:45.54 ID:Y0JAQGu0
- ちょっとおもろいw
- 4715 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 20:45:18.60 ID:jjIJykPe
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取り敢えず、恭しく平伏しておく。
すると、頭の上に先程のメモ用紙がはらりと落ちてきた。
「やっぱ不快だから喜ぶな」
全く理不尽な言い草である。
. - 4716 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/24(日) 20:45:52.35 ID:bqdinLlN
- 草
- 4721 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/24(日) 20:48:36.01 ID:5GsL1Qa+
- めちゃんこ人間臭いなｗ
- 4724 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/24(日) 20:53:56.04 ID:AtEA2Uru
- 草
割と俗っぽいなオロチ様ｗ - 4726 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 20:56:32.04 ID:jjIJykPe
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悟の心情を慮る、という事をハナから考慮していないそれは、更に続けて文字を顕にする。
「今からあの支配人を殺しに行く。後は佳きに計らうように」
ハッと顔を上げた時には、既に気配は部屋にはいない。
弾かれたように飛び跳ねた悟は、廊下に出たのでは間に合わないと判断し、窓から壁を伝って外へ出る。
外の空気は、今までの湿り気を帯びた冷たい部屋とはうってかわって生温かい。
アレははっきりと「殺す」と書いた。
呪詛の権化とも云うべき存在は、まさにその言動や一挙手一投足に到るまでが呪いに転じる。
今の御時世、掲示板に殺害予告を書き込むだけで警察に捕まるが、こちらの世界ではその殺害予告だけで実際に
人が死ぬような世界観なのだ。
一体どのような心変わりをしたのか、そんな事を考える余裕もないまま、悟は一心に支配人家族が寝起きしている家屋へ向かった。
. - 4728 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/24(日) 20:57:14.78 ID:GTbxYPmy
- なるほどなー
お優しい大蛇様だ - 4729 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/24(日) 20:57:53.42 ID:bqdinLlN
- えぇ…
- 4732 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 21:03:11.19 ID:jjIJykPe
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突如、雷鳴が轟く。
今夜は翌日にかけて晴天。
雷雨を伴うような雲は何処にも掛かってなどいない。
遅かったか……！
雷が落ちた家を目指し、駆け出す悟の目の前に―――
. - 4733 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 21:07:42.19 ID:jjIJykPe
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， |｜ ||巛、；, | |/ / i|
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'´ + ,:'ﾞ , |｜ |!| |∵,r i ’, i| ,; i; `; , ´
, ,; i; `;, |｜ i | | i |｀;,´ l| ・｀';:'ﾞ'´ ｀';:'ﾞ'´
` ;・｀';:'ﾞ'´ ｀';:'ﾞ'´ |｜ . | | / ﾉ ；' || ， 〉 i; `;
ヽ,.､ ， ; （,;; `へ | |ノ / ⌒ ,ノ⌒ヽ(, /
＼ノ ;⌒,, ヽ ,从;,_ﾉi'从人,,i ヽﾉi'｡从ﾉi'从,/i' ; ;;⌒ヽ／/_,.-'
｀ﾞ''‐ ..,,,｀~´ ｀'-,,_,,,ノ `-..,,,___,,,ノ ｰ'',',,´... -ｰ''
｀￣ ' ' ''''''''' ' ' 一一 ' ' '''''''''' ' ' "
ぐしゃり、と。
人のような何かが落ちてくる。
最悪の光景を想像し、駆け寄った悟は、そこで想像もしていなかったものを見た。
. - 4734 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/24(日) 21:12:56.08 ID:5gELCC/2
- ﾏﾓﾚﾅｶｯﾀ……
- 4736 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 21:14:03.49 ID:jjIJykPe
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ﾊﾉl,
,M ,,ノ ,∠,
,/w | ,,ｲ´ﾞ´ﾞ /´
／..-‐┘‐ ｧ´.:.:.:.:.:./
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.i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:/.:.:.:.:.:.:;;;ｉ;ｉ;;;:.:.:.:.:.i| う、ぐぅ……っ……
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//.:i.:.:.:.:.:;:.:.:.:/;;;;;/;;;;;;; . ;;;;;;ｉ;ﾊ;;;;: :.:.:i |
//..ii:.:.:.:.;;; ;; /;; -----,,,___ﾉ__i :.i |
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.//.// : :;;／ ／i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i三｀ヽヽ|
|i / | :.／ ／三三三三三三三三i.i.iヽヽ
|i ／ ／三三三i.i.i.i.i.i.i..i.i.i.i.i.i三三i.i.ヽヽ
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ﾉi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾆ=‐/⌒ヽi:i:i:i:i:〔__ 丶
〈=‐i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:／ }ノ{---))}_____人 （いや、ここの支配人が魅入られた「何か」、なのか？）
Yi:i:ﾉ__i:i:i:i:i:i:i:iﾆ=‐ 〉 人 }___／(ﾆ=- _
／⌒¨¨¨¨¨´ }--彡__ /／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=- (_
< ,_ .' ‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=- ______
ヽ 人_ -=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐／(_
廴_ ィ(‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐
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'. ‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／=- _____
└ ‐=ﾆﾆﾆ}}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐
少女、のような「何か」。
人のようにも見えるが、人でないものも見える。
あたりを見渡すが、既に不穏な空気は消え失せ、空には満天の星空が広がっていた。
「アレ」が良きに計らえと言ったのは、間違いなく「コレ」の始末のことだろう。
やれやれ、随分と無茶苦茶なことをなさる。
悟はポリポリと頭をかき、「コレ」を抱きかかえるのであった。
. - 4739 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/24(日) 21:17:13.20 ID:gQV0hqAY
- “支配”していた存在……？
- 4738 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 21:15:59.08 ID:jjIJykPe
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. - 4742 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 21:20:11.29 ID:jjIJykPe
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／: : : : : : : : : : : : : : : : : : ://,､-‐┴┴: : : : : : : : ヽ: ,､ '": : :／
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l: : : : : : : : : : : : : :/: : : : : : :.:./:.:.:.:. :i:.:. :.:.:l:.:.:.: : : ,':.: : :.l: : :.!: : :.i
. l: : : : : : : : : : : : : ,': : : : : : :.:./:.:.l:.:i:.:.l:.:.i :./l:.:.:.: : /: : : : l:. : :l :.i: :l
l: : : : : : : : : : : : : i: : : : : : :.:/ハ:lヽl､:l:.:.:l/ l:.i:./:.ハ:.: :./:.:.i:.:l:. :l: l ん……ここは？
. !: : : : : : : : : : : : :.l:: : : : : :.:.,':l '"￣ﾘ￣ﾊヽlﾙ'l/ l: :/ l:.:,':.:l:.:/l:.l
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. ,': : : : : : : : : : : : ::i::: : : : : :::i: ｌ ヽヽ::::::ノ_ /=､/:/l lﾙ' ,','
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＞'ﾞ´ { / ,＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/--- ｀`ヽ、
.∧ 〈 |/ ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i| ｀`
∧ ＿ } ,′ ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
/ ＼ ` ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/
＿／ `ー , ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〈
: : | ｀￣￣￣￣￣￣∨ おや、目が覚めたかい？
: : | ∨
、 . : :.八 ＼ しかし、雑な仕事だなぁ
=＼ /: : : : : :、 - _,,.､ｲ
ﾆﾆ ＼ ,/ : : : ＼ /￣ 所々元の狼の姿が消せていない
ﾆﾆﾆﾆ ＼＿＿: : : : :.＼ - 、 __ノ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼: : : : ＼ _ｿ 背中を押すにしても、もっとこう、やり方があるだろうに
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=＼＿___＼ /
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡.. _ /
＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡.. _
ﾆ=＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡._
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／
. - 4748 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 21:24:52.81 ID:jjIJykPe
-
ｲ｀ﾍ
/: :| ヽ
/ : :/ ヽ ＿＿＿ _,,,:. .-: :´彡ﾌ
_ノ＼＿∠: : : : : : : : :｀: :-: :,:_:／彡 /
( : : : : : : : : : : : : : : ｀ゝ /
マ r::/: /: : | : : : : : : : : ::＼ /
//: /: : : |: : | |: : |: _: : : :ヽ
ジ {/ 7|｀＼/i: /|:|／|´: : : : :|ヽ なっ、何故人間がここに……！？
〉 ,‐-‐､｀|7 || |_::|,_|: : :|:::|: |
で ／ r:oヽ` /.:oヽヽ: :|: | :|
{ {o:::::::} {:::::0 }/: :|N
っ | ヾ:::ソ ヾ:::ｿ /|: : |
！？ ヽ::::ー-.. ／ヽ ..ー-::: ヽ::| r--ッ
-tヽ／´|｀::::::::::;／ `､ ::::::::::: /: i } ＞
::∧: : :|: |J ＼ ／ ／::i: | /＿ゝ
. ＼ヾ: |::|｀ - ,, ___｀-´_ ,, - ´|: : :|:::|
ヽ: |::|＼ ￣/ /| |: : :|: |
∧
＿＿ ∧ / ｌ ／ l
＿＿＼ ∨ ∨ l／ /
＼ ＼＿＿
l ／
＜ ￣ ￣＜ 何故も何も、ここは僕が借りた部屋だもの
> ＞
／ ―――――― ＜ 途方もない疫病神に力を全部持っていかれて、ウンウン唸っていた君を、
＜ ＿ ／------------------ ＼ ＞ ここまで連れてきて介抱してたんだよ？
／ ／----------------------｜＜
￣/ l------------------------ ｌ ＞ ふぁ～……お陰で寝不足
/ l -----------------------ノ ＜
￣￣/ ヽ― ￣￣ l ﾉ￣￣￣ ―∥}ｌ￣
/∧ ´ ｀ ∥ﾉ
/∧ ＿＿＿_ ∥
∧ ｀ ――‐ ´ ∥
l∧ ∥
＿＿_ﾉL ―――――――‐ ､＿＿
l ------------------------------7
| -----------------------------/
＞丶-==========================-"＜
＞ "-------=======================------"＜
. - 4749 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/24(日) 21:26:45.40 ID:yX/J5jah
- 疫病神www
- 4751 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 21:28:17.08 ID:jjIJykPe
-
| .:| :: :| .::| .l .:| .: ﾊ l:: |::: ∥ l
| ::| :: ::| .::|| .:| .:| .: / | ::. |:. |:: |::: ||:. l
/ ::| :: ::| .:::::|| .:::| .::| .::: / | ::::. |:: |:: . |:: | |: |
/ .:::| :: ::|lll .::::| | .:::| .:| :::: | | :::: |::: : |:: ::. |: | |:: |
/ .:::::| :: :| ||| .:::::|. | .:::|| ::|| .::::| | :: :::: |l::. |:: . ||:: .:: ::. |: | |: |
/ .::::::::| ::. ::|.∥|.::::::| | ::::|| :| | .::::| | :||:::: | |:: |::: :: ||::.:::: ::: | | |: | そ、そうでありんす！
/ .::::::::::::| :. :::. :|｀ヘ|::::| | :::::| |::| | ::::::| |::| |:::. | |:::||::::::| |:::::: ::::.|. | |: |
/ | ::. ::::::| ,.＿W｀'‐-Wヽl__||_,.| ::::::| |:| |:::: | |::|_|::::|_,|::::: :::::| ｜ |: | あの子は……！ あの子は無事なのかえ？！
ム_,.ニ＝- | :: :::::〈 （○￣::::::ーｧ ｿﾘ| ﾘ~Wｿ￣ ﾘ ﾚl /lｿ:: :::::| | |:.|
,. ' | ::: ::::::|＼丶 '''''''''' ノ "（ｃ￣￣ ﾉ ア/::ﾘｿ W | |:|
／ |::::: :::::| ￣￣ ヽ、''''''''ノ ／ /:::::: . |、 ||
./ |:::::. ::::| , '::::::::::::: | ﾒ
|:::::. ::::| ,' /::::::::::::: | ヽ
|:::::: :::| / /l:::::::: ::::: | 丶
|:::::. :::ﾄ ／ |:::::::: :::: | ',
|::::::. :::| ＼ '~ ‐ ―‐- イ |:::::: ::: | l
', |::::::: ::| 丶 ''''''' ,. ' ´ ,. |:::::: :: | |
', |:::::::: ::|ヽ、 ヽ ,. ' ,. '´ |:::::: :: | / l
' , |:::::::::. :| ｀ 、 ｀ - ´ ,. '´ |:::::: :: |/ /
､ /( i(
＼＿＿)V V ＼/(
､＿_) ＼／
＼ ＼ V / ／ (＿
／ ､ _.．-‐=‐- ､ (￣
/ ＼_､‐''゛:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:Y⌒＼ あ～、うん、無事無事
)／⌒ﾏ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iｈ
ハ＞'ﾞ´ :j ￣￣|/ というか、最初から狙いは君だったみたいだし
人_', /
＼ -―- ／|__ きっと近くに雷が落ちたんだな、くらいにしか思ってないよ
_､‐''゛ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ }
{ﾆﾆﾆ=}ﾆﾆﾆﾆ}ﾆﾆﾆ{ ま、今のところは……だけども
_,､┴ﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆ|ﾆ_ﾆﾆ｀ 、
_､‐''゛ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ , ┐ﾆ,／ ／ 〉ﾆ ｀ 、
_,､‐''゛ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ./ / ／ ／ ／ﾆﾆﾆﾆﾆ｀ 、
|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=/ ｀´ ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=∧
|ﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=′ 二二つﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ _ ﾆ/ 二二つﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ]
|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=／ﾆ＼ ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ]
|ﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆ ＼__／ﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ |
|ﾆﾆﾆ,／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〉ﾆﾆﾆ｜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
./ﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／|ﾆﾆﾆ ｜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ,／ﾆ=|ﾆﾆﾆ ｜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
｜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ／ﾆﾆﾆ｜ﾆﾆﾆ |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=|
∧ﾆﾆﾆﾆﾆ ／ﾆﾆﾆﾆﾆ｜ﾆﾆﾆ |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
',ﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ |ﾆﾆﾆ ｜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ |
. |￣ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=｜ﾆﾆﾆ |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ｜
. - 4753 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 21:31:52.03 ID:jjIJykPe
-
:.:. :.:. :.:. :. :. :. :. :. :. | :. :. :. :.| | :.| :. :. :. :.| |:.:..| :.| | :. :/ /／ .| :. :. :.
:.:. :. :. :. :. :. :. :. :| :. | :. :. :. :.| | :.| :. :. :. :.ｌ |:.:..| :.| / :./ ＿_ .| :. :. :.
:. :. :. :. :. :. :. | :.| :. | :. :. :. :.| | :.| :. :. : / / :. | :.| /／ ／￣ ヽ ７| :. :. :.
:. | :. :. :. :. :. :l :.| :. | :. :. :. :.| | :.| :. :. / / :.／|:/ ／::::;;;;;;;｡ l | :. :. :.
:. | :. :. :. :. :. :l :.| :. ﾄ : :. :. :.| | :.|/| :/ /／ ／○:::::;;;;;;;; ｡.l | :. :. :.
:. | :. :. :. :..| :.| :.| :. |ﾍ:. :. :.:.|/|/ |/ ／ ゝ;::::: ,.／ | :. :. :.
:. | :. :. :. :..| :.| :.| :. | ﾍ :. :.| / ‐- _ ‐''´ | || :. :. 今のところは、と言うと？
.:. :.＼ :. :.:..| :.| :.|＼| ﾍl＼ l l.| :. :.
:. : : |＼ :. | :.|ﾍ|￣￣｀゛ l l | :. :.
:. : : | ＼lヽ| ,. -―- ､ ｜|.| :. :.
:. : : |＼ ／○:::;;;;;;ﾟ | ', | | | :. :.
＼ :. | :. :.＼ / ゝ;:::: o,.! , ｜| | :. :.
:. ＼| :. :. :. :.ト= ＿＿ ‐／ ; ｜l .| :. :.
:. :. :. :. :. :. :. :. :.｀､ ; ｜| .| :. :.
:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. ヽ ,' ｜l | :. :.
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／⌒＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i≧s｡./ ／ ／ _,,.､丶´
:i:i:i:i:i:i:i:i／ ⌒ ∨:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i≧s｡. ／ ￣￣｀`ヽ、
:i:i:i:i:i:i:/ } ', ､:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〉 _、丶 `｀￣￣￣ ヽ
＞'ﾞ´ { / ,＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/--- ｀`ヽ、
.∧ 〈 |/ ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i| ｀`
∧ ＿ } ,′ ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
/ ＼ ` ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ ああいう手合は執念深いからね
＿／ `ー , ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〈
: : | ｀￣￣￣￣￣￣∨ ふとした拍子に殺し損ねた相手を思い出して、
: : | ∨ 戯れ半分に呪い殺すかもしれない
、 . : :.八 ＼
=＼ /: : : : : :、 - _,,.､ｲ 常にそばに居て守ってくれるような誰かがいれば、
ﾆﾆ ＼ ,/ : : : ＼ /￣ 多少マシになるかもしれないけれどさ
ﾆﾆﾆﾆ ＼＿＿: : : : :.＼ - 、 __ノ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼: : : : ＼ _ｿ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=＼＿___＼ /
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡.. _ /
＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡.. _
ﾆ=＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡._
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／
. - 4754 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 21:35:12.78 ID:jjIJykPe
-
,.ﾍ-v
_ｘ＜_,、（
_ -:―一:'´ : : ／:ド7
｝￣＾Z=:ー―-‐'´: : : : : : : : : : : : -＜ ;:!│
'. え=-､: : : : : : : -‐: : : : : : : : : : : : ＼;.ｉ: |
. ﾏ ;. ;＞'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヾ:ﾄ､
∨';／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: : : :V:ヽ
∨ / : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : '.
ﾊ/: : : : : : ,': : : : : : : : : : : : : :ヽ : : l : : : :'; |
. | l.: : : : : : :l: : : : :/ : : : j: : : : : :}: : :.|: : : : :l l それは、どういう意味でありんす？
| l:/|: : : : : |: { / :{: : {: :ハ: }: :j小 ｌ: |: : : : :|│
l.:|:l |: : : : : |: l {_从: :ﾊ:{ j仏斗≦k |: : : : :|:！
. |: l ! | : : : : :Vﾚぅﾃ≧ｰ ´込zｿｲｉ: : : : :|: :|
l: :ﾚ: | : : : : :.|ﾍ 込zｿ ::::.::: ﾘ : : : :.|:八
. l: : : :│ : : : : |、 :::::::.: :j /: : : : : 厂了ヽ
|: : : : :|.: : : : :.:|丶 - ‐ ,.': : : : : :∧／:::ハ
| : : : : l : : : : : 〈::::介:､_ ´ ／/: : : : :/::::}:::::::::::::|
. |: : : : :∧ : : : : : Ⅵ｢/∧＞ -＜／: : : : :/::::: ::::::::::::: |
. |: : : : :.:い : : : : : :Ⅵ| Ｌ、 _ /: : : : /::::::/:::::::::::!:::|
|: : : : :.〈∧:ｌ: : : : : |》| l ヽ_ '´__/: : : : /:::／:::::::::::::i::::|
|: : : : : :{::::|:l: : : : :ｌ:|ヾ{{=气==''/: : : :.:,'〃:::::::::::::::::::i ::|
. | : : : : : l::::ﾚ!: : : : l/ 弋不勺 l: : : !: :|:{／:::::::::::/￣￣
. | : : : : :│::::|: : : : :|::::::〃廿＾ヽ| : : | : |ﾉ:::::::::::／
＼ ｀`′ | Y / ／ ￣￣／ /
〉､ ＼ ＼ { / ／ ／ ＜＿__
∠＿＼ ＼ ＿＿＿{＿＿＿＿／＿_ ／ ／￣￣＼
＿／ ､ _､‐''゛:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i≧s｡._ ／ ＼
⌒＞―ｧ /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼ ＼￣￣＼
'´⌒Y:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼:i:i:i:i:i{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/､⌒＾ さぁて、それを僕が言うのは野暮じゃない？
i^ヾi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:／ ',
| |＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i, -=ミi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:／V } さ、歩けるようになったんなら然るべき相手に
∧ | ｀ ｰ--‐ ´::| ｀ ｰ-----‐ ´ ,､ 助けを求めな
∧∧ / / ／=＼
/ﾆ ＼', ヽ _ / イﾆﾆﾆ ∧ ずっと君を忘れられずに、人生の大半を棒に
/ﾆﾆﾆ=人 /|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|=∨ 振り続けた一途な少年が待ってるよ
/ﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆ＼ ＿＿＿ ／: :!ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆ}＿
＿{ﾆ=|ﾆﾆﾆﾆﾆ|: :.＼ ´ ー一 ｀ ／: : : ::|ﾆﾆﾆﾆ,/ﾆﾆ/ﾆﾆ≧s｡. _ ほら、出てった出てった
_､‐''゛ﾆ∧ﾆ∨ﾆﾆﾆ=|: : : : ＼ ／: :/: :∧ﾆﾆ／ﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
_､‐''゛ﾆﾆﾆﾆﾆ∧:ﾆ＼ﾆﾆ/: 、: : : : :＼＿＿／: : :/: : : : ／ﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
_､‐''゛ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=＼ﾆ ＼: : : ＼: : : : : : : : : : : : :/: . : ／ﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ:＼ﾆ ＼: : : ＼: : : : : : : : : /: :／ﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆ
／ﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ /ﾆﾆﾆﾆﾆ二＼ﾆ )h｡.,, ＿＿＿＿＿,,.､丶´ ＞'ﾞ´ﾆﾆﾆﾆﾆ |ﾆﾆﾆﾆ=＼ﾆﾆ
ﾆﾆ｜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ`''＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/＞'ﾞ´ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
. - 4757 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 21:38:44.18 ID:jjIJykPe
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,ｨ^､
}Y^ﾄ､
､＿＿ ＿_ . ../ ｷﾊ: :'.
ﾐ_ｭ＜ﾆ-:'´: : : : :､: ﾐ:ｰ､}: : ヽ
ﾞ}〉´: : : : : :,: : : ＼ヽ: ヽ: : ﾄ､
/: : :./: : : /: /: |: : :Y: : :ヽ: : ヽ
/: : : :|: : :./: /|: :ﾄ､:.,ｲ: : : : ',: : :',
.':|:i: |:.ﾊ: :/ﾄ:/_ｨ升_V_|: : : : : !: : :l
ハ|: |ﾘｪⅥj∧´''ﾋiソノ|: : : : : !: : :| あっ、ちょ、ちょっと……！
j从'ﾋiｱ ::::::::: '|: : : : : |: : :|
}: ', ::::〈 |:i: : : : :|: : :|
|:八 r ､ |:|: : : : :|: :.:|
ﾄ､:.:＼ ゝ ' _ |:|: : : : :|: : |
|/＼: :＞､_ ＜ !:i: : : : :|: : |
ﾉ: : ::≧_: : : ＼ i: !: : : : |: : {
,: : ／ ｀丶: ヽ ヽ丶: : :.',: :ヽ
/:./ _ -‐ ハ: : :', ＼ヽ: :ヽ: : 丶
∠ﾆ='´ }: : : !二＼ヽメ:.:.',: : : ',
__}＿＿＿____ !:|: : } ＼＼∧: ',: : : ',
／ __ |:|ﾊ: | >∧rﾐ: ',: : : ',
／ _ -=＜ || }: ! /_/}爻ﾄ､:ﾄ､:.:.ﾊ
／ ／ヽ ＼ |! |:.| {i:i:i:i)ヽハ八!
まだ話は終わっていないとでも言いたげな犬耳の少女を、まるで野良犬でも追い払うかのように
シッシッと部屋から放り出し、悟はようやくふかふかの布団に倒れ込んだ。
時計は既に夜明けの時間を指している。
今から寝たら絶対寝坊だなぁ……そう思いながら、少しでも体を休めようと脱力する。
. - 4760 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 21:46:35.35 ID:jjIJykPe
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＼ ＼ _.．-‐======‐- _ / ／ ＼／
＼ ,／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:｀丶、 (
＿_) ＼/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼＿＿／ (￣
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_､‐''゛ -､. ∧ 八 'ー- ＼ / ／
_､‐''゛ ,／ 〉 } ∧ |: :＼ / イ
∨ C／ゝ- ' / ∧---- ＿＿｜: : :.＼ _､‐''゛|＿＿＿
∨ / ／ ∧ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡. : :＼＿＿＿__､‐''゛ |ﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡. ＿
∨ ./ /: ∧ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|≧=‐-‐=≦ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
.∨:/ /＿＿＿＿ . ∧ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=/
.∨ ／ ｀ 、:∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ:!
| / ＿＿_、 ＼∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
| ./ /_､‐''゛＼､＿__ノ ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ｜
| / _､‐''゛ ＼: ∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ:|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
/ ／ _ - ､ `､ /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ]ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
しかし、今回「アレ」がとった行動は完全に悟の想像を超えたものであった。
やる夫がその存在を知らないことからも、人間とコミュニケーションをとるタイプではないと考えていたが、
第三者であるはずの自分とは容易にコンタクトを取る。
その上で、これまではやる夫に害をなす怪異を容赦なく殲滅してきた訳だが、今回はやる夫に害が及ぶ
案件でもないにも関わらず自ら行動を起こした。
一体、どうしたというのか。
まるで人間のような気紛れさを発揮する途方もない怪異の行動を振り返りながら、悟は情報を整理する。
やる夫が望んだから、そう動いたのか。
或いは、「アレ」自身の利害から自ら動いたのか。
確証が得られる要素が何一つない、仮定を堂々巡りさせていく中で、ふと……こんな事を思った。
. - 4770 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 21:54:38.55 ID:jjIJykPe
-
／::::::::::::::::::/ /ﾆニ{{＞ ､ （__}::::::::::::::≧=―┘:::::乂_ 〈⌒〉､ﾆﾆﾆ∨_ -=ﾆ二二二Y::::::::::::::::::::::::::::::＼
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{ V{ ヽ ＼:/:∧ ｀ヽ: : / /::::/:::::/ }／／ ／／ /::／ 从:::
{ 从 /ニ{ ＼ﾄ:{＼ ∨ /::::/}:::/ ;ｨく ／／ ／ /}::/}::
{ {::::ヽ 乂八 {＼ .} }::/ j/ .}し》 ／／ / /' .八
乂::{ Yしへ､{i{ ; 八〈.／／ /
｀＼ ﾉ廴/し乂｀＞､ / ｲ､/{ｿ／
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/ :} : : l| : : : : : : : :l斗七仄人: {八ﾊＮ｀`八乂′jｬﾋ笊弐 爪: : : : .: .:i ー=ﾆﾆﾆ=-
γ7 : {: : : l|: : : : : : .: .:Ⅵ 乂 Ν二ヽ Ⅳ ^ 夊ｰジ,.′{: : : : : : :|、 ｰ=ﾆﾆヽ、
｛ {: : :{: : :八: : : : : : : : : :ﾟ｡,;ｔ竓笊苳苡¨”｀ ｀¨”´ !: : : : : : :!= ‐=ﾆ＼
入‐=弍 : : : ヽ: : : : : : : : : 入 夊辷ジ ,,.､ ﾑ: : : : : :八= ＼=}
ﾉ `‐===- __ :‘，: : : : : : : :‘， “¨¨”´ :. 八: : : : :ｲ/}==} )′
( ` ｰ===- _ : : : : : : : :‘， / .: : : : :／: }/}==′ ,／
｀`マﾆ=- ､ ` ｰ==- _: : : : : : } . : : : :／: .: .:}/=‐′ ∠二二
. ,′ ｀ヽ､ ` ｰ== _: : : :| r v=== ア ／: : :／ : : : :_-=‐′ /{
{ ｀ヽ､ `ｰ== _人0o｡ ｀` ｰ‐ ´ ／: : :／: :/.: :_ ==‐/ /} { ／
{ `ｰ== _ ＞ ／: : :／ : : /: _-=‐ ｲ 八∨´
. 〉､ ＼ `ｰ== _ ｀ﾌ爪｛: : : : : .: .:/:_=ｧ'´ / ｝ / ⅰ
{ ＼ ＼ `ｰ== _ 厂 / ｛ : {: : : : :_ =‐′ / / ./ }
. ｛ ＼ ＼ `ｰ==-_,/ ｛: 八 :{: : :_ ==‐′ / / ./ ﾊ ／
廴_ ＼ ` ｰ=ﾆ二二二二ﾆ=‐ ´ , ∧ ./ メ }／
)、 介o｡.,｀¨¨¨¨¨¨¨ﾗ¨¨´ ／ ﾊ､乂,_ / ／ }
{ ー‐―――=彡(○ﾆ=---≠----‐=彡 } L＼ / ﾌ´ /
} ー―――=彡 ／⌒}＼ // ｀¨´／ /
「アレ」も「コレ」も、人外の側が人間に想いを寄せながら、人間側の事情を慮って姿を消し、見守るという形で寄り添う選択を
取った事案である、と。
人妖の色恋沙汰は古今問わず枚挙に暇がない。
しかし、その多くが相互不理解や哀しいすれ違いなどによって悲恋に終わるのだ。
やる夫の件も、支配人の件も、これらの王道とは少し外れた、言わば怪異の側の十全な理解と多大な譲歩によって人間側の
平穏が保たれている。
そんな共通点があるように思えたのである。
. - 4780 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 22:04:01.80 ID:jjIJykPe
-
蠶蠶蠶蠶蠶醴蠶蠶蠶醴體髏髏蠶醯醴蠶醴髏蠶醴醴醴醴髏蠶蠶蠶蠶蠶醴醴醴醴髏蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶鬮諄醴蠶蠶躔霾醴醴蠶蠶蠶醴醴髏驩醴醴醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶醴醴醴醴醴蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶醴蠶幽繹蠶醴雖雁聴隅醴蠶蠶醴羈贍貔躍醴蠶蠶髏髏蠶髏醴醴醴醴醴醴醴醴蠶蠶蠶蠶
蠶髏蠶蠶髏蠶軅體詣觀召銈召状隅醴羇剤錐鋸醯艪蠶髏歡笵髏醴醴靃醴醴醴醴醴醴醴蠶蠶蠶
蠶蠶醴鬮醴髏醢儲諟鑓鈊羽Ы⊇没踈佼Ⅵ荘繍醴髏蠶蠶甑璢靏靃靃霾躔醴醴醴醴醴醴蠶蠶蠶
蠶蠶蠶髏勧醴靃藹韲菅莢べ⊇∃Ц它∬⊇羽讙蠢蠶葢温輻蠶醴諸荻Ⅵ羽貍隴醴醴醴醴醴蠶蠶
髏蠶鬮醴靃鐔醴露媛どベ ベＳ辷Щ坦旦鏥醴蠶蓜驩讒髏鬪舜悠⊆ジⅥ羽穉躔醴醴醴醴蠶蠶 人間が好き
醴醴蠶蠶齬醯譴甜Ρ ｀∃Ш珀伽躇鑈醴髏醴髏體芦サⅥ川ジベ介Ⅵ羽誧霾醴醴醴醴蠶
蠶醴髏髏髏靃醯佼三、 ベ∃滋譴靄謔醴靃蕓Ρ¨ ｀｀ベ⊇川浴壮穉隴鏞醴醴醴蠶 でも相手を思うからこそ、
蠶盛護燗燗鷦妓冖マ∴、 ベ俎罎靄躇諚牧べ ベ⊇川衍掘雁隴躔醴醴蠶 なかなか寄り添えない
蠶醢世鎰鋸謐幽廷レ、 沼貍隴謡鈷⊆゛ ｀ベ∃氾狛挧鍠薩醴醴蠶
蠶蠶蠶靉咒謐醴蠶蠶醢止 ∃堀鍠狽拔シ｀∴ ベベ川Ⅵ珀掘鐫鑈醴醴 分かるわぁ
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶醴髏髏蠢〟 ‘氾荘珀召Κ｀∴、 ベベ川Ⅵ壮掘隴醴醴
蠶蠶蠶蠶蠶蠢蹟蠢蠧熨醴影 ベⅥ珀笠に∴３、 ｀ベ介衍衒鐫醴醴 やっぱ相手が幸せであって
蠶蠶蠶蠶蠶醪攤鸙蠡鸙髏’ ‘∃衍衒旦Щ辷゛ ベ∃衍衒鋸鑈醴 くれて初めて愛と呼べるのよね
蠶蠶蠶蠶蠶蠶記鷦騾粳” ベⅥ珀狛錐自． ベ∃衍珀鍠疆醴
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠢，｀｀ ｀ヨ召Ⅵ羽霾此 ベ∃汾珀掘儲醴 あんたよく分かってるじゃない！
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶監 ベ交ベヨ疆齔 ∴Ｓ⊇浴衒鍠譴醴
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠢』 ベ三ヘベ鴪彭 ベ⊇⊇氾衒掘儲醴 ちょっと力貸してあげましょ！
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶鋻 ∃川シ ヅ’ ベベ３氾珀伽疆醴
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶』 ｀当癶、 、 ｕ∴ ベベ⊇Ⅵ珀雄醴蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶鬮。 ″ シ 、ｕムЩ糴庇 ∴シ⊇汾衍儲醴醴
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶監 ∴、∃ヨ櫨蠶醴齔 ｀３⊇氾珀鑈醴醴
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶鈊 逧此払（錙蠶髏醴靃㍗ ベ３⊇氾衒躔醴醴
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠢』 『蠶鸙鸙髏醴醴醴影忙 ベ⊇⊇浴郤弭儲蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠢〟 『醴醴醴醴醴靃Г ベジ⊇Ⅵ交氾据醴
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶鹹 情靃苛泣罅 ∴３Ｓ川Γ ヨ据醴
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶醢〟 ヴ県戸” ⊇⊇ジ ∃据醴
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠧〟 ⊇⊇゛ ヨ溷醴
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠧止． ベシ 旧疆蠶
摺醴靃靃霾醴髏蠶蠶鸛躔か ベ∃壮鎧醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
勺儲靄靄醴醴醴蠶體酌羽紜益㎎益山∴ ベヨ迢鋸醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
∃儲霾誧露繍蠶髏騾臥猶鬱㍗ ご笵此∴ ∃㌶謳廱躔騾蔑薺薺體髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶
ヨ儲諸隴躇醴蠶歎勺尓俎赴 ㌶蠶蠶蠢レ ∴㌶醴蠶鬪扠川ジ⊇氾衒鑵醴蠶蠶蠶蠶蠶
ヨ鐘諸薩讒蠢欟厂 ベ状抃 傭蠶蠶髏厂 .ヨ繍蠶蠶臥べ泣澁価価櫑蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶 はぁ？
㌶罐諸醴蠶蠶歎 マシ‥…ヲ冖 .∴瀦醴蠶襲㌦鸙鶴門門攤蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
加罐讒蠶蠶欟厂 ヘ ∴㌶醴醴蠶甑欄鬮°㌶蠢蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶 好きだからって考えなしに
溷霾醴蠶蠶勸 ∴ヨ繍醴蠶蠶鬮狡圷し醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶 人とまぐわってんじゃねぇわよ
醴蠶蠶蠶蠶髟 ベ湖醴醴蠶蠶蠶庇⊇⊇樰體髏髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶欟 ㌶繍蠶蠶蠶蠶蠶曲三三巛憫髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶 そんなもん、私が一番やりてぇ
蠶蠶蠶蠶歉 澁畄＿迢艪蠶蠶蠶蠶蠶蠶甜川⊇川川衍捫軆髏髏蠶蠶蠶蠶 んだっつうの！！
蠶蠶蠶蠶髟 コ醴蠶奴繍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶齡辷シジ⊇川介堀醴醴蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶鬮か .ベ苛ザベ繍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶醯己に⊇三介㌶繙醴蠶蠶蠶蠶蠶 でもあの子のために我慢してんの！！
蠶蠶髏鬮シ 尽慵蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶自辷三沿滋鐘醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶醴勸 氾隅髏蠶蠶蠶蠶蠶靦鉱琺雄躍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶 なのにあんたみたいな雑魚が欲望
蠶蠶醴訃 ∴∴∴沿滋溷醴髏蠶髏髏韲譴躇醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶 むき出しで人を魅了するですって？
蠶蠶蠶髟 ＿山辷ム㌶蠡舐鑓躍醯罎體體體驩讎櫑蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶㌢ ㌶躍蠶蠶鸙蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶醯註珀雄醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶 はぁ、切れちまったわ
蠶蠶蠶廴 ㌶醴蠶欟閇憊體醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶靦錐讒醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶欟シ 禰蠶蠶蠢螽螽㌶醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶躍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶 お前ちょっと歯ぁ食いしばれ
蠶蠶監シ ∵ヴ門夢曠髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶㌢ ∴シ∃愬嚶髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶診 ベ沿益旦以迢益讒醴髏曠醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶髏蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶甑シ .げ隅艪蠶蠶蠶蠶蠶蠢鸙蠶髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶鬮ヒ ベ状隅髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ
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ﾉi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾆ=‐/⌒ヽi:i:i:i:i:〔__ 丶
〈=‐i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:／ }ノ{---))}_____人 （多分、当たらずも遠からずだと思う）
Yi:i:ﾉ__i:i:i:i:i:i:i:iﾆ=‐ 〉 人 }___／(ﾆ=- _
／⌒¨¨¨¨¨´ }--彡__ /／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=- (_
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ヽ 人_ -=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐／(_
廴_ ィ(‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐
'， ‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〔____
'. ‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／=- _____
└ ‐=ﾆﾆﾆ}}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=‐
. - 4781 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/24(日) 22:05:20.80 ID:szb+l/3E
- ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ - 4785 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/24(日) 22:05:36.86 ID:T83MolTC
- AAこわっｗｗｗｗｗ
- 4787 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/24(日) 22:06:56.37 ID:Zf7z4FMH
- 純愛こそ至高！
- 4792 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 22:11:21.67 ID:jjIJykPe
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/ ∨:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i| ヽ ｀´ ＼:i/ |
, ∨:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i／￣＼_} { ヽ ヽ } ＼ |
| ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:i:/ 、 ヽ ヽ }: } ∨＼/
∧ | ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:| ヽ ヽ }: . ∨: ＼
∧ | ＼＿__／⌒ヽ: : ヽ } }: : ∨: : } （それにしても、「私の役に立て」……か）
ヽ | { : : : : : ヽ ∨:.:}
＼_| { ､ {: . : : . |: :.} （気に入られた、というよりは目をつけられたんだろうなぁ）
_､‐''゛ﾆ∧ { ＼丶 |: :.}
_､‐''゛ﾆﾆﾆﾆﾆ∧ ＼ ＼ : : }＼ （これで、「役に立たなくなった」らどうなるのか）
{ﾆﾆ、ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ |＼ ＼＿:∨ : :/ﾆﾆ＼
{ﾆﾆ ＼ﾆﾆﾆﾆﾆ |: : ＼ ー＝ニ', . : /ﾆﾆﾆﾆ ｝ （やれやれ、恐ろしいことだよ全く）
∨ﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆ :|: : ＼ ー∨ . : {ﾆﾆ／ﾆ/
∨ﾆﾆﾆ=＼＿ |＿＿＿丶 ∨ . : {／ﾆﾆ ' （全く、呼吸をするように人を呪いで縛り付けるんだから、
＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∨ .: : :{ﾆﾆﾆ/ 傍迷惑な―――）
}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.∨ ／￣￣￣￣＼ }
厂ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ∨ ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=∨ ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ:｝
＿_{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二∨ ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}＿
_､‐''゛ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ∧_／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ｜ﾆ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二｜ﾆ
＼ ./ 人(____
＼ '/ ｌ / / 二ﾆ=‐
.＼ '/ .| ./ / ／ .／ ⌒ヽ)
＼､ '/ } | / / ／ ／ 人(
＼ '/ } |_ --‐…………‐- _ ／(⌒丶
＼ ＼ _ -=ﾆi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾆ=- _(⌒丶
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＼___／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾆ=‐i:i:i:i:ｉ} / ./ ⌒ヽ （―――ああ、そうか）
‐‐／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾆ=‐ ＼i:i:ｉ:ｉ:} ./ ./
／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾆ=‐.:::＼ ＼i:i} ′ / （きっと、だから入速出君に会えないんだ）
.:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:／i:i:i:i:ｉ:ｉ:ﾆ=‐ ｨｆ芫芫＼ 丶 ＼{､ /
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:／i:i:i:i:iﾆ=‐__::::::::::､_((①)_ｨ⌒ヽ 人￣ .′____ （自分の力が強過ぎて、容易に彼の心を捻じ曲げてしまうから）
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:／i:i:ﾆ=‐.:::::| ⌒＼_______ -‐⌒ '/ ＼___'，
V/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ:ﾆ=‐.::::::::::::::::| '/ ＼ ＼_____
.:V/i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾆ=‐‐.::::::::::::::::::::::::::::〉 丶 （それを思えば、少し哀れかもしれないなぁ）
V/ﾆ=‐ .:::::::::::::::::::::::::__:::::::::::/ ＼ {:.
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'， -----彡 |{ { ､____､
'， .:{.／∧ {ﾆ=- ____
______ 八ﾆﾆ∧_____________
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人 ⌒ ´ _- ‐=ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
ﾆ-_ |ﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
}ﾆ- _ ／ ／|ﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
}､ ﾆ=- _ ィ( ／ﾆﾆ|ﾆﾆﾆ|､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
. - 4795 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 22:13:50.34 ID:jjIJykPe
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. - 4798 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 22:19:23.54 ID:jjIJykPe
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:i:i:i:i:i:i:i:i／ ⌒ ∨:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i≧s｡. ／ ￣￣｀`ヽ、
:i:i:i:i:i:i:/ } ', ､:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〉 _、丶 `｀￣￣￣ ヽ
＞'ﾞ´ { / ,＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/--- ｀`ヽ、
.∧ 〈 |/ ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i| ｀`
∧ ＿ } ,′ ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
/ ＼ ` ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/
＿／ `ー , ＼:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〈 ん～……今回の依頼は何事もなく終わったね
: : | ｀￣￣￣￣￣￣∨
: : | ∨ なによりなにより
、 . : :.八 ＼
=＼ /: : : : : :、 - _,,.､ｲ いつもこれくらい楽だと助かるんだけど
ﾆﾆ ＼ ,/ : : : ＼ 、 /￣
ﾆﾆﾆﾆ ＼＿＿: : : : :.＼ `＝= 、 __ノ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼: : : : ＼ _ｿ
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=＼＿___＼ /
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡.. _ /
＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡.. _
ﾆ=＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡._
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒＼ 流石に前回みたいなのが毎回だと参っちゃいますよ
／ （ ●） （ ●）ヽ
l ⌒（__人__）⌒ | あ、そういえば……昨日泊まった旅館の支配人さん、初恋の人と再会できたんですって
＼ ｀ ⌒´ ／
／ ヽ
. - 4804 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 22:22:38.40 ID:jjIJykPe
-
＿＿__
＼个トミ,_
､＿ ＼ ＼ }＼
＿＿＿ ＼ ｀`ヽ } ﾞ:, ′ , ／|
＼ ｀`ヽ) }/ }/ /／ ′
＼＿＿ } ／ ′
＼ `' `､ / /
＼ ＿＼＿_} ／ / ＿ ｀ヽ、
／￣ _､‐''゛:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〕iトミ/ ＼／
￣＼ /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼ ､＿＿／
／ _人:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:i:ﾞ:, ∧
／￣{ ｀¨¨´￣￣￣￣}＼:i:i:i:i:i:iW ､ ∧ へぇ～、そうなんだ
{ { ! ^ / `､:i:ｉ:ｉ}＼(＼|
＼__| ^ ー _ ヾ:/ そいつは良かったね
圦 ｀こﾆ=一 ハ
＿＿_| : .、 ／-ｲ
/≧s｡ ﾆ| : :＼ ／≧s｡. __
/ﾆﾆﾆﾆ≧s｡. _ : :`ー‐=≦/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ}
{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧s｡. _＿,/_,,.. -‐'' "´:}
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＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼ ええ、将来結婚して夫婦二人三脚で旅館を切り盛りするつもりだそうです
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
| |r┬-| | それを聞いて、やる夫も何だか嬉しくなっちゃって
＼ `ー'´ ／
／ ＼ いやぁ、なんだかいいなぁって思いますよね
（ 丶- 、_=≡≡=_ ,.-,' ）
`ー､＿ﾉ ＼ ／ (＿,-ｰ´
. - 4808 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/24(日) 22:31:46.10 ID:9M7m/yPx
- ふんすふんすしてそう。
- 4810 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 22:34:57.21 ID:jjIJykPe
-
/∨ |/ / /／ ／ ／
' ＼＿／(
/＼| / ＼＿
|＼| ;′ ′ ／ ／ (⌒
| 、 ヽ { / ＿＿＿ ／ ＜＿
:､ ＼ _,,.. -‐ '' "´:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i｀`ヽ、 ＜_⌒
＞ ／:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽ (⌒＾ お？ 結婚願望が芽生えたのかな？
'´ /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}⌒＼
⌒丶{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼:i:i:i|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i ,-く もしかして、気になる子が近くにいるとか？
∨:i:i:i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:i:ｉ:/⌒{ー―――― ｖ ヽ
{i:i:ｉ:ｉ:ｉ:ｉ:＞'ﾞ´ {: : : . | } /
ヾ＞'ﾞ´ |＿/
ハ _, ;: :|
ヽ,', _ - ￣ ／ : |
＼ ´ - _、丶 `｀￣￣￣}
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_､‐''゛ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ }
_､‐''゛ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/
〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ〈＿
＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
｝ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
＿＿＿
／ ⌒ ⌒＼
／ （⌒） （⌒）＼ え？
／ ///（__人__）///＼
| u. `Y⌒y'´ | いやぁ、そんな……
＼ ﾞー ′ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ あっはっは
/ rｰ'ゝ _=≡≡=_ 〆ヽ
/,ﾉヾ ,>´ ＼＿／｀ヾ_ノ,| あ、次のサービスエリアで休憩しましょうか
| ヽ〆. | | |´ |
悟の質問に、珍しく言葉を濁すやる夫。
これは、あまり深く追求すると藪蛇かも知れない。
そう感じた悟は、「りょ～かい」と気の抜けた声で返事をすると、大きな欠伸をした。
彼も彼で、本人の預かり知らない所で途方もないモノに魅入られている。
その言霊一つに、或いはそこらの霊能者とは比較にならない力が宿るのだ。
沈黙は金なり。
アレが人間同士の恋愛にまで関与してくるつもりかは、正直分からない。
だが、少なからず人と人外の恋愛に興味を示しているのは確かで、そのデンジャーゾーンに自ら踏み込んで行く程、
悟は愚者でも勇者でもなかったのである。
. - 4812 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 22:36:51.41 ID:jjIJykPe
-
ハヽ. ／.' {
/ '´ﾍ ＼ ,.. -― －‐- .._ ／／､ ',
,' ヽ '´ : : : : : : : : : : : : : : ｀:'´／ ｉ, i
丨 , . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＾ヽ ｜
l,. : : ／ : : : : i : : i: : : : : : : : : : : : : : : : ､ ;j
/: : :i′: i: : : : !: : :l: : : : l: : : : :i: : : : ヽ: : :ヽ ,ハ
,: : : :i: : : | : : :￤: : l: : : : :!: : : :｜: :|: : :l: : : : ｉ: :.:',
i: : : :l: : : l : : : i| : : ｉｌ: : : : |: : : : :!: : :!: : ｌ: : : : ｌ: ｉ: i
i : : : l: :_;.∟:.Ｌ｣ｌ: : :i |: : : : !: : : : |: : :|: :i:|: : : : |: l: :i
ｌ : : : |'´:/|: : :!/ |: : | !: : : :|i´￣下:￢:､ｉ|: : : :｜: :￤
l: : : : !ｧ''ﾃ示ﾐ､、! : ! ﾄ､: ;ハ_;.:⊥∟L: :i: : : : :! :. i i
|: : !:.ｲ{ i:{ t.:ﾊ:iヽ ┘ ´ァ7ｽ.だ:ﾊ ヾ;_!: : : : l: :. l:.|
|: :.ｉ .:ﾘ ぃ辷ｯﾘ {:{. し' }ﾘ }f:i: : !:｜:.: ! l
|: :,ﾚく ,,,,,, ｀－'´ j ヾ辷ッ _」j: :,: :!l:. :..i: |
／､ ,、ヽ 〈 '''''' i'´ , ､∨: :!|:.!:.:.!:.l
r'´⌒ヽヽ〉┘ ___ l／,.ヘヽ: :!|:.i:.:.:ｉ:.l
| 7´,ｨ' /'、 ∨ﾆ辷＿￣¨_二ﾏ ヽ〈 r'´ヽ:l:!:.l:.ｉ:.ｌ:.|
l `ｉ└ｸ l＞ .._ －￣ _,.イﾍ} } V:.:.!:.l:.ｌ:.l
ｌ ∨ |｢"´{ﾑ＞ ､ _,.. 爪} ヽ冫′ 广¨ﾞﾊ:.:.|
,.-┤ ! j |::::::!::{:::::ぃ｀ ｰ '"´ /::/ ／ /_ : /:ハ:.l
ﾉ: : ! ﾉ ,':.:l::::::∨こハ､ ', /_八. / ﾑ :V ; : : ',:|
r‐': ｉ: : :', ' , イ;i:.:.:!:::::::｝ﾍ__ ヽヽ} ,.-‐／r‐‐:ヘ{ _ノ/: : ヽ:._ : : ､
,|: : : !: : : ､ /:j }:!:|i:.:.:i:::::::: : :､::::} ｀:ー=彳: _;〉::::::| ﾄ＼ /: : : : : : :i､: :ﾍ
/ ｌ: : :､: : : : V:／:ﾉ:.:i:l :.:.!:::::::､:.. ヽ:ｰ－┘::｀´: : : :｜!::j::::>': : : : : : : : |:＼:ヘ
／: : ! : : ｀ー:::.:..:／i|:. :!|i: : l:::::::::＼__;二:::-‐:'´: : : : : l:.ﾄ､'´_;,: :, : : : : : : j : : ＼ ＼
,／: : : : :ｌ : : : : : :::::::::::ﾘl: : !l:l : :|::::::::::::::::::; : :´: : :／ : : : i: |: `辷_´::: : : _;／: : : : : :｀ｰ-､
／: : : : : : : `ｰ- : __;;:::イ/.l: : 川 : :!:::::::::: : : : : :, : '´ : : : : : |: :!: : |:.:i｀ヾ¨´::: : : : : : : : : : : : :＼
【あんこ】やる夫は何かに憑かれているようです【オカルト】
第十話：温泉旅館の思い出・後編 了
. - 4814 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/24(日) 22:37:28.35 ID:Zf7z4FMH
- 結婚出来てヨシ！
- 4816 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/24(日) 22:37:53.55 ID:GTbxYPmy
- 乙でした
藪八岐大蛇 - 4819 ： ゴジュラス＠◆ZX2DX6eltM ★ ： 2022/07/24(日) 22:39:20.26 ID:jjIJykPe
-
iﾞiﾞｌ￣￣￣ｌ
iE ､iﾞ ﾕﾃ￣￣￣ﾃｌ
／ 〈 i￣￣＼￣￣ ￣＼
／Ο ﾞｉ', __＿ ＼ ∧ ﾞｉ
ｺ｀''--_jﾞｉ', iﾞｉ＿ﾝ､ ＼_＿∨＿ﾞｉ
iﾞ㎞| ﾍ ＼________--／＼＼＼＼＼┐ 今回はここまで
ソ㎜| | | |E.｀i'-＼|´￣┌―＼ ＿＼‐┐
|､--_ｌⅢｌ |E iﾞ i ＼ ┌―＼＼＼＼┐ お疲れ様でした
iﾞﾞ 三三ﾞｉ ﾞｉ |E || ┌┌ﾞ｀＼__＿＿iﾞ |n|n| 1
|. 三三三i |ｍｍ|E┌┐| | ┌ i i i ‐‐‐‐‐|
ﾞｉ､三三三i | 'NNNN'''‐ | .| i |┃┃| | | | | ||
┌ｌ ￣＼＼NN NN'‐────────,r'
／￣┌ iﾞiﾞ＼＼ Ｚ ＮＮＮＮＮＮＮＮＮＮ
| ﾞｉ ﾞｉ iﾞiﾞﾍﾍ＼＼ Ｚ ＼ＺＺ
ﾞｉ ﾞｉ ﾍﾍ ,r'|＼＼ＺＺ Ｚ
ﾞｉ ﾞｉﾍﾍ ,r' | |＼ ＼ＺＺＺＺＺＺＺＺ
ﾞｉ＼冂匚 | |三＼,＼------‐'''''＼
ﾞｉ ＼ | |三 ｀｀￣￣￣ﾞｉ ﾞｉ
. - 4821 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/24(日) 22:40:47.28 ID:t+zA7w+7
- 乙でした
めでたしめでたしｗ - 4822 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/24(日) 22:41:22.51 ID:bMOdtAVB
- 乙
- 4824 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/24(日) 22:47:26.67 ID:yX/J5jah
- 乙でした
- 4825 ： 暇な名無しさん ： 2022/07/24(日) 22:47:27.67 ID:/UZKl7vp
- 乙でした
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