【幕間】
やる夫とやらない夫のフランス革命口座

　　　　　 ／￣￣＼
　　　　／ﾉ(　_ノ　　＼
　　　　|　⌒(（ ●）（●）
　　　　.|　　　　 （__人__）　/⌒l
　　　 　|　　　　　｀ ⌒´ﾉ　|`'''|　　口座じゃなくて、講座だろ
　　　　／ ⌒ヽ　　　　 }　 |　 |
　　 ／　 へ　　＼　　 }__/　/ 　　 　　　　　　　　　／￣￣＼
　／　／　|　　　　　 ノ 　 ノ　　　　　　　　　　　／ ●))　((●＼’,　･
( _ ノ　　　 |　　　　　 ＼´　　　　　　 ＿　 　　（　　　(_人_)’∴　）,　 ’
　　　　　 　|　　　　　　　＼＿,, -‐ ''"　 ￣￣ﾞ''―---└'´￣｀ヽ　　　て　　若さ故のあやまちだお
　　　（　（　.|　　　　　　　　　　　　　三三三三三三三三三 ノ　　 　（
　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　＿,, -‐ ''"　　ﾉ　　　　　　 ヽ　　　ｒ'"￣
　　　　　　　　 ＼　　　　　　　, '´　　　　　　　　し/.. 　　　　| J
　　　　　　　　　　＼　　　　　(　　　　　　　　　　 /　　　　　 |
　　　　　　　　　　　 ＼　　　　＼　　　　　　　　　し-　 '^`-J

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／⌒　　⌒＼　　
　　　／（ ＞） 　（＜）＼　　　　　　　というわけで、このコーナーでは本編では長くてはさみにくい解説や
　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼　　
　 |　　　　/| | | | |　　　　　|　　　　　登場人物のこぼれ話なんかを紹介するお
　 ＼　 (、`ー―'´,　　 　／


　 　　 ／￣￣＼
　 　／　　 _ノ　　＼
　 　|　　　 （ ー）（ー）
.　 　|　　　　 （__人__）　　　　第1回の今回は、主要な登場人物の肖像画や性格なんかを
　 　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ
　 　.ｌ^l^lｎ　　　 　　}　　　　　ざっと紹介していこう。まずは主役のルイ16世からだな。
.　　 ヽ 　 L　　　 　}
　 　　ゝ 　ﾉ　　　ノ
　 　／ 　/　　　 ＼
　 ／　 /　　 　 　　＼
. /　　/　　　　　　|ヽ、二⌒)､
　ヽ＿＿ﾉ

　 　　 ／￣￣＼
　 　／　　 _ノ　　＼
　 　|　　　 （ ー）（ー）
.　 　|　　　　 （__人__）　　　　上は20歳頃の肖像だから、まぁ、第1幕の数年後ってところだな。
　 　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　
　 　.ｌ^l^lｎ　　　 　　}　　　　　ベルばらのせいで、10代からメタボってイメージが強いが　　　
.　　 ヽ 　 L　　　 　}
　 　　ゝ 　ﾉ　　　ノ　　　　　　実は結婚当初はスリムだったんだ。
　 　／ 　/　　　 ＼
　 ／　 /　　 　 　　＼
. /　　/　　　　　　|ヽ、二⌒)､
　ヽ＿＿ﾉ

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／⌒　 ー､＼
　　　／（ ●） 　（●）＼　　　　それと、幼い頃から読書が好きで、ラテン語や英語も習得していたお。
　 ／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼　　 国王になってからは、定期的にイギリスの議事録を取り寄せて
　 |　　　　　|r┬-/ ' 　　　|　　 原文のまま読んでいたので、イギリスの情勢については
　 ＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／　　　廷臣の誰よりも詳しかったとか。


　　　　 ／￣￣＼
　　　／　　 _ノ　　＼
　　　|　　　 （ ●）（●　
　　　|　　　 　 （__人__）　　　　決して、狩りや錠前作りだけにうつつを抜かしてたわけじゃないってことだ。
.　　　|　　　　　　　　ﾉ
　　　 |　 　 　 ∩ ノ ⊃　　　　特に航海術にはかなりの興味をもっていたようで、海軍の指揮官にでもなれば
　　／ 　 　 .／　＿ノ
　 (.　 ＼ ／　.／_ノ │　　　　さぞ活躍したことだろうな。どっちにしても、オタク気質なことには変わりないが。
　　＼　 “　／_＿_|　 |
.　　　 ＼／ ＿＿＿ /　　　　 彼の悲劇は、本人すら望んでいなかったにも関わらず、国王にならねばならなかったことだ。

　　　　　　　　　　　　 (ヽ三/)　））
　　　　　　　　　＿＿　 ( i)))
　　　　 　　　／⌒　　⌒＼　＼
　　　　　　／（ ●） 　（●）＼ ）　　　
　　　　.／:::::: ⌒（__人__）⌒::::＼　　あと、愛人は持たずに、生涯マリー・アントワネットだけを愛したお。
　　　　| 　 　(⌒)|r┬-|　　　　　|　　
　　　 ,┌､-､!.~〈`ー´/　　　 ＿/ やる夫みたいに一途だお、やる夫も渚たん一筋だお。
　　　 | |　|　|　 __ヽ、　　 　/
　　　 ﾚレ'､ﾉ‐´　　￣〉　　|
　　　　｀ｰ---‐一'￣

　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ ●）（●）
.　|　　　　 （__人__）　　　CLANNADとか、ネタが古いんだよ。
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ
.　 |　　　　　　 　 }　　ミ　　　　　　　　ﾋﾟｺｯ
.　 ヽ　　　　　 　 }　ミ　 ／＼　　,☆＿＿__
　　 ヽ　　　　　ノ　　　　＼　 ＼ ／　　 　　＼
　　　/　　　 く　　＼.　　／＼／　─　 　 ─　＼
　　　|　　　　　`ー一⌒)　 ／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　 　 |　　　　i´￣￣￣ ＼ |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　人生をバカにするなお。
　　　　　　　　　　　　　　　＼＿　　 ｀ ⌒´　 　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　 　　　　　　＼

　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ ●）（●）
.　|　　　　 （__人__）　　ひとまずそれは置いておいて、次はマリー・アントワネットの紹介だな。
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ
.　 |　　　　　　 　 }
.　 ヽ　　　　　 　 }
　　 ヽ　　　　　ノ　　　　　　　　＼
　　　/　　　 く　　＼　　　　　　　 ＼
　　　|　　　　 ＼ 　 ＼ 　 　　　　　　＼
　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)､　 　 　　　　　 ＼




　　　　 ／￣￣＼
　　　／　　 _ノ　　＼
　　　|　　　 （ ●）（●　　　　　マリー・アントワネットはフランスの読み方で、ドイツ語での本名は
　　　|　　　 　 （__人__）　　　　
.　　　|　　　　　　　　ﾉ　　　　　マリア・アントーニア・ヨーゼファ・ヨハンナ・フォン・ハプスブルク＝ロートリンゲン、
　　　 |　 　 　 ∩ ノ ⊃　　　　
　　／ 　 　 .／　＿ノ　　　　　 もともと享楽的で、なにごとも楽しくなければやる気がしないって性格だ。
　 (.　 ＼ ／　.／_ノ │　　　　
　　＼　 “　／_＿_|　 |　　　　　そのためか、大の勉強嫌い。まさにルイ16世とは水と油だな。
.　　　 ＼／ ＿＿＿ /　　　　

　 　　 ／￣￣＼
　 　／　　 _ノ　　＼
　 　|　　　 （ ー）（ー）
.　 　|　　　　 （__人__）　　　ここまで見事に正反対だと、おそらく互いに互いのことが理解不能な存在だったろうな。
　 　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ
　 　.ｌ^l^lｎ　　　 　　}　　　　この夫婦には永らく子供ができなかったが、その理由に王太子の身体的欠陥ではなく
.　　 ヽ 　 L　　　 　}
　 　　ゝ 　ﾉ　　　ノ　　　　　性格の不一致を挙げている本もあるくらいだ。
　 　／ 　/　　　 ＼
　 ／　 /　　 　 　　＼
. /　　/　　　　　　|ヽ、二⌒)､
　ヽ＿＿ﾉ

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／⌒　　⌒＼
　　　／（ ●） 　（●）＼　
　 ／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼　マリーアントワネットと言えば
　 |　　　　｡｀,⌒ﾟ:j´ 　　 　|　
　 ＼γ⌒/■)' 　　 ＿ ／　　「パンがなければ、ケーキを食べればいいのに」のセリフで有名だお。
　　　(　^ノ￣　　　 　　 ヽ　　

　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　／　　　 　　 ＼
　　　　　　|:::::: 　 　　 　　｜
　　　　　.　|:::::::::::　　　　　｜
　　　　　　 |::::::::::::::　　　　｜　　　　　　　　　　　　やる夫、ちょっと待て。
　　　　　.　 |::::::::::::::　　　　} 　　　　　　　　　　　　　
　　　　　.　 ヽ:::::::::::::: 　　 } 　　　　　　 　,）:::::::ノ　.それは違うぞ。一部で王妃の言葉として出回ってしまったが
　　　　　　　 ヽ::::::::::　　ノ　　　　　　　　（:::::ソ:　.
　　　　　　　　/:::::::::::: く　　　　　　 　　,ふ´..　　　　実際は、別の貴族の言葉らしい。
-―――――|:::::::::::::::: ＼ -―,――ノ::ノ――
　　　　　　 　 |:::::::::::::::|ヽ、二⌒)━~~'´　　　　　　　ま、当時の人にしてみたら、王妃なら言いかねないってのはあったんだろうな。

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／─　 　 ─　　＼
／ （●） 　（●）　　　＼
|　 　 （__人__）　　　　　 |　　「赤字夫人」なんて、呼ばれてたくらいだから
＼　　 ⊂ ヽ∩　　　　 <
　 |　 |　 '､＿ ＼　／　 )　　よっぽどフランス国民から嫌われていたんだお。
　 |　 |＿＿＼　 “　 ／
　　＼ ＿＿＿＼_／

　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ ●）（●）
.　|　　　　 （__人__）　　結婚後、数年ほどはフランスでも歓迎ムードだったんだがな。
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ
.　 |　　　　　　 　 }　　　元が敵国の皇女だから、社会情勢が悪くなると
.　 ヽ　　　　　 　 }
　　 ヽ　　　　　ノ　　　　　　　　＼　　　　　　　　　　憎悪が集中しやすいってのもあったと思う。
　　　/　　　 く　　＼　　　　　　　 ＼
　　　|　　　　 ＼ 　 ＼ 　 　　　　　　＼
　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)､　 　 　　　　　 ＼

　　　　 ／￣￣＼
　　　／　　 _ノ　　＼
　　　|　　　 （ ●）（●　　　　　
　　　|　　　 　 （__人__）　　　　お次はルイ15世だ。
.　　　|　　　　　　　　ﾉ　　　　　
　　　 |　 　 　 ∩ ノ ⊃　　　　若い頃はなかなかの美男子だったらしい。上の画像は戴冠式のものだ。
　　／ 　 　 .／　＿ノ　　　　　
　 (.　 ＼ ／　.／_ノ │　　　　
　　＼　 “　／_＿_|　 |　　　　　
.　　　 ＼／ ＿＿＿ /　　　　

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／─　 　 ─　　＼　　　　　　
／ （●） 　（●）　　　＼　　　若いというより、むしろ幼い感じだお。
|　 　 （__人__）　　　　　 |
＼　　 ⊂ ヽ∩　　　　 <　　　 ま、5歳で即位したらしいから、当然といえば当然だお。
　 |　 |　 '､＿ ＼　／　 )
　 |　 |＿＿＼　 “　 ／
　　＼ ＿＿＿＼_／

　 　　 ／￣￣＼
　 　／　　 _ノ　　＼
　 　|　　　 （ ー）（ー）
.　 　|　　　　 （__人__）　　　政治には全くの無関心で、その上、極度の女好き。
　 　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ
　 　.ｌ^l^lｎ　　　 　　}　　　　60歳を過ぎても、30以上も歳の離れたデュ・バリー夫人を囲ってんだから
.　　 ヽ 　 L　　　 　}
　 　　ゝ 　ﾉ　　　ノ　　　　　女好きもここにきわまるって感じだな。
　 　／ 　/　　　 ＼
　 ／　 /　　 　 　　＼
. /　　/　　　　　　|ヽ、二⌒)､
　ヽ＿＿ﾉ

　　　　 ／￣￣＼
　　　／　　 _ノ　　＼
　　　|　　　 （ ●）（●　　　　デュ・バリー夫人は見た目は綺麗だが、貧しい平民の出で　
　　　|　　　 　 （__人__）　　　　
.　　　|　　　　　　　　ﾉ　　　　そんな女を愛人として、ヴェルサイユに出入りさせたことで
　　　 |　 　 　 ∩ ノ ⊃　　　　
　　／ 　 　 .／　＿ノ　　　　　王家の威信を失墜させたんだ。ちなみに、下が肖像画だ
　 (.　 ＼ ／　.／_ノ │　　　　
　　＼　 “　／_＿_|　 |　　　　　
.　　　 ＼／ ＿＿＿ /　　　　
おっと、そろそろ時間だな。

　　　　　 ／￣￣＼
　　　　／ﾉ(　_ノ　　＼
　　　　|　⌒(（ ●）（●）
　　　　.|　　　　 （__人__）　/⌒l
　　　 　|　　　　　｀ ⌒´ﾉ　|`'''|　　やる夫、最後に1発蹴らせてくれ
　　　　／ ⌒ヽ　　　　 }　 |　 |
　　 ／　 へ　　＼　　 }__/　/ 　　 　　　　　　　　　／￣￣＼
　／　／　|　　　　　 ノ 　 ノ　　　　　　　　　　　／ ●))　((●＼’,　･
( _ ノ　　　 |　　　　　 ＼´　　　　　　 ＿　 　　（　　　(_人_)’∴　）,　 ’
　　　　　 　|　　　　　　　＼＿,, -‐ ''"　 ￣￣ﾞ''―---└'´￣｀ヽ　　　て　　たわば！
　　　（　（　.|　　　　　　　　　　　　　三三三三三三三三三 ノ　　 　（
　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　＿,, -‐ ''"　　ﾉ　　　　　　 ヽ　　　ｒ'"￣
　　　　　　　　 ＼　　　　　　　, '´　　　　　　　　し/.. 　　　　| J
　　　　　　　　　　＼　　　　　(　　　　　　　　　　 /　　　　　 |
　　　　　　　　　　　 ＼　　　　＼　　　　　　　　　し-　 '^`-J

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　γ ⌒⌒ヽ
　　 ／￣￣＼　　　　　　　　　　 （　(　ヽ )　ﾉ
　／_ノ　　 　　＼　　　　　(⌒) 三　 ﾉ 从 ゝ
　（ ●）（ ●）　　ヽ 　 三/　|　ニ　　＿＿＿_ 　 　　(⌒)
.　| （__人__）　u　　}　　　|　 |　　　／＼　　 ／ ) し　/ |　　ミ
　 |　｀ ⌒´　　　　ﾉ　　　! 　 ､ ／(○ ）::（○ ）⌒＼/　|　ミ
.　 |　　　　　　 　 }　　　　＼.／:::::::（_人＿）::::::::　 i' 　 |　　いきなり、何するんだお
.　 ヽ　　　　　 　 }　　　　　　|　　　　 ）ww） 　 　　|　　|
　　 ヽ　　　　　ノ　　　ヘ　　 ＼　　　 `ー"　　　　　　ﾉ　　　本編じゃ、配役上蹴りたくても蹴られないからな　　
　　　/　　　 く ､＿／っ/ 　 　　　＼ ．　　　　．　　　＼　　　1幕の時も、どれだけ蹴りたくてうずうずしてたか
　　　|　　　　 ＼--一'' 　 　 　 　 　 ＼
　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)､　 　 　　　　　 ＼

　　　　　　／￣￣＼
　　　　／ﾉ( 　ゝ 、_,ﾉヽ　　　　 　　　r'´ ﾞヽ　　　 　 ／｀ヽ　　　 　 　 　 ＿＿＿_
　　　　|　⌒(（ ●）（●）　　　　　　　 ヽ 　 ヽ从从/　　 /　 　　　　 　＼　　　／＼
.　　　　|　　　　 （__人__）　/⌒l　　　　　＼　 ＼／　 ／て 　 　 　　（●）liil（●） ﾉ( ＼
　　　 　|　　　　　｀ ⌒´ﾉ　|`'''|　　　　∑　ヽ／　　／ 　そ 　　 　／ （__人__）　　⌒ 　 ＼
　　　　／ ⌒ヽ　 　　　}　 |　 |　　　 　　,)／　　／ ＼　く　　　　 | 　　|!!il|!|!l| 　 　 　 　　|
　　 ／　 へ　　＼　　 }__/　/　　　 　 ／　　 ／＼　　＼ 　　　　 ＼i⌒ヽｪｪ| 　　　　　／
　／　／　|　　　　　 ノ 　 ノ　　　　／　　 ／ YＹY＼ 　　＼　　　　　＼　＼　　/⌒,/´
( _ ノ　　　 |　　　　　 ＼´　　　 ／　　　／ 　　　　　 ＼ 　　＼ 　　　 / ＼　＼/　 /ｌ
　　　　　 　|　　　　　　　＼_,／　　　／　　　　　　　　　＼　　　＼_／　 　 ＼_＿ノ |＼
　　　　　　 .|　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　＼　　　　　　　　 　　　　|)　）
　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　＼ 　　　　　　　 　　,r' ／
　　　　　　　　 ＼　　　　　　, '´　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｀' ,　　　 　 　 ／ｰ'′
　　　　　　　　　　＼　　　　 (　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　)　　　　 ／
　　　　　　　　　　　 ＼　　　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　 ／
　　　　　　　　　　　そんな理由で、蹴るんじゃねーお
　　　　　　　　　　　1発くらいいいだろ、減るもんじゃなし

　　　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　／　　ー　　‐＼
　　　　　　　　　|　　 （ ●） （ ●）
　　　　　　　　　|　　　　 （__人__）
　　　　　　　　　|　　　)　 ｀ ⌒´ﾉ
　　　　　　　　　|　　　　　　　　}
　　　　　　　r⌒ヽｒヽ，　　　　}
　　　　　　/　　i／　|　__　　ノヽ 　　　　　 　＿＿___
　　　　　./　 ／　　/　　　　　　) __　　.　 ／ ー 　ー＼
　　　　 ./ ／　　／　　　　 /／　　＼. ／　（ ●）　（ ●）　　と、どつき漫才してる場合じゃないお。
　　　　/　　　.／　　　　　/￣､⌒)　／　　　　　（__人__） ＼
　　　 .ヽ､__.／　　　　 ／ ⌒ヽ￣　 |　　　　　　　｀ ⌒´ 　　|　
　　 　　　　 r　　　 ／　 　　　| /　　＼ 　　　　i⌒＼　　　/　そうだ、第2幕の準備だろ、常識的に考えて
　　　　　　/　　 　　　　　　　ﾉ 　　 ／ ⌒ヽ, ＿.ヽ　 .＼／
　　　　　/　　　　　 /　　　 / 　 .／　 　　　|.／ｰ､＼ 　 ＼
　　　　./　　　　／/　　 ／i,　　　　　　 　ﾉ　　　　＼＾　　 .i
　　　 /.　　　.／ ./　 ／､/ ヽ､_../　　　/　 　　　 .　 ヽ､__ノ
　　　i　　　／　./ ／ .| ./　　／/　　／
　　　i　　./　.ノ.＾/　 .ヽ､_.／ ./　 ／
　　　i　 ./　　|_／　　　　　　./ ／
　　　i　/　　　　　　　　　　ノ.＾/
　　／ /　　　　　　　　　　|_／
　 (_／

というわけで、第2幕は16日or17日に開幕予定です。

では、また　ﾉｼ