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　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 やる夫は大天才科学者だったみたいです
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　R・A・ラファティ作「その町の名は」より


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～不純粋科学研究所～

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　　　　　／ . 　 ｜ﾆ| |＼| |ｉヾ|｜ﾆ| |ｉヾ| |ｉヾ|｜ﾆ| |ｉヾ| |ｉヾ|｜ﾆ|　 　 　 |二|　|＼|　|　　|ﾐ|　 |i　 |｡;:；ii:;;;：､;＿＿＿＿
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　　| |＼| |ｉヾ|｜ﾆ| |＼| .||＼|｜ﾆ| |:::::::||:: | | ﾆ| |＼| |＼|｜ﾆ| |ｉヾ| |ｉヾ|｜ﾆ|　|＼|　|　| | |　|:::: : :| || ||ー----------
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　　￣￣￣￣￣￣￣... .||-‐''"￣ ￣ . ||, - '"　￣￣￣￣￣,:'"':,:'"':￣,:'"':￣,:'"'"':　　 "'' 　　／
　　''"'"' "''' 　_,,.-‐''" 　　￣￣￣￣￣/　　　 　''"'　"' "'' 　';.；,,;､.ii:';　;..;;ｲ;;　 ;,ii.;;:'　　　 　／　　　　　..:.:.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　''"'"''.'

　　　　,ｒｎ　 　 ／￣￣＼
　　　r｢l l h. ／　ノ 　ヽ　 ＼
　　　|　､. !j |　（ ●） （●）　|
　　　ゝ　.f,　| 　 （__人__）　 |　　　　よう、所長
　　　|　　|　 |　　｀ ⌒ ´　 |
　 　,｣　　L_　|　　　　　　 |
　　 ヾー‐'|　 ヽ 　 　　　/
　　　|　　　じ_,,ゝ　　　 (,_
　　　＼　　　´ `ー-一´｀ヽ
　　　　＼　　　　　　　　 ,　|
　　　　　│　　 　 　 　 |　 l
　　　　　│　 　　　　　 l_　|
　　　　　│　　　　　 　 |'　}
　　　 　　＼　ー─‐一ヾ/
　　　　　　 |　　　 ij　　ﾉ
　　　　　 　 |　　　|. 　 |
　　　　　　　|　 　 | 　 l
　　　　 　 　 i'　　,}　 ,ﾉ
　　　　　　　 l　　 |　/
　　　　　　　 |,＿､|,/
　　　　　 　 （ﾞ　　）)

　　　　　　　　　　　 　　＿＿＿＿
　　 　　　　　　　　　／　　⌒　　＾＼
　　　　　　　　　　／　　（ ●） 　（●）
　　　　　　　　 ／　　::::::⌒（＿人__）⌒ヽ
　　　　　　　　 |　　　　　　　|r┬-|　　　|　　久しぶりだお！
　　　　 　　　　 ＼ 　　 　 　　`ー'´　 ／
　　　　　　　　/´⌒　　　　　　 ヽ￣　ｒー、
　　　　　　　/　　，　　　　　　　j　／　 ノ
　、　　　　/　　く}　　　　　　　　l'　　／
　 ＼ 　　 ヽ　　 ヾ　　　　　　　｜／　　　　　　　　　 ――　[] ]
　　　＼ 　　＼＿ノ　　　　　　　j　　　　　　　　　　　| ｌ￣ | |
　＼　　＼　　（　　　　　　　　,/　 　 　 　 　 　 　 　 |_| 匚. |
　　 ヽ、　　 ，へ 　 　　　＼ノ　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 | |
　　＿ /　￣ 　　＼　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　|_|
＼＼　＼､＿_ ／´ ＼　　 　　 ヽ　　　　　　　　　[] []　,-
　 ＼＼￣＼ ＼　　　 ＼　　　 /　　　　　　　　　　 ／／
￣＼＼＼￣| ＼＼　　// 　　/　　　　　　　　　 匚／
￣￣＼＼＼￣＼　＼//　　/
￣￣￣＼＼＼￣|　 //　　/
￣￣￣￣＼＼＼￣＼＿＞
￣￣￣￣￣＼＼＼￣|＿
￣￣￣￣￣￣＼＼＼ ＿＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　＿＿＿_
　　　　　　　　　　　r⌒ヽ､　　 .　 ／ノ 　 ヽ､_＼
　　　　　　　　　　/　＼　　＼. ／　（ ○）}liil{（○）
　　　　　　　　　_/　/　ヽ 　 ／　　　　　（__人__） ＼
　　　　　　　　〈__／ 　.　|　 |　　　　 ヽ　|!!il|!|!l|　/　|
　　　　　　　　　　　　　/　　.＼ 　　　　i⌒ｪｪ| 　　/
　　　　　　　　　　　　./　　 ／ ⌒ヽ, ＿.ヽ　 .＼／
　　　　　　　 ._＿　　 r　 ／　 　　　|／ｰ､`　　 ＼
　　　　　　　."ヽ |　　i,　　　　　 　 ﾉ　　　.＼　ﾄﾞﾝｯ!!
　　　　　　　　 .| ヽ./ ヽ､_../　　　/
　　　　　　　　 .i　/　　／_人､ノヽ
　　　　　　　　 .ヽ､_.／ )ヽ　　　　（　 ／ ￣'´￣｀ ヽ
　　　　　　　　　　　＜　　　　　　 ／　 　｀´　 ヽ　　＼
　　　　　　　　　　　.ノ)　　　　 て//, '///｀´| | | ヽ　 ､ヽ.
　　　　　　　　　　　|_／^⌒`Y´ 〃 {_{ ﾚ| 　 ﾚりりﾘ .ｌ彡||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　|!小 ｌ━　　　━ﾚ|　|、| |
　 　　　　　 　 　　　　　　　　 　ヽ| |　○　　　○ |.| |ﾉ.| |

　,r'⌒＼ 　　　,r'⌒r.
　|　　i.　ﾞｉ　／.　　 　ﾞｉ 　.
　|　　|＼／ 　　／　　|
　|.　　|_,r'　　　,r' |.　　|
　,r'　　　　　／＼ (,. 　|
　i　　 　　／. ＼__) ﾞｉ　|
　|.　　　　(,r'￣￣￣(＿＼　　　　　　　　 　 　 　 　 ／￣￣＼
　| 　　　 　＼　　　　　＼___)　　　　　　　 　 　 　 _ノ　　ヽ、　　＼
　ﾞｉ　　　　　　＼.　　　　　＼ 　　　 　　　　 　　 　（○）（○ ）　　　|
　ﾞｉ 　　　　　　 　　　　　　|,r'⌒)　　　　　　　　　 （__人__）　 　u　 .|
　　＼_＿＿_＿!､　　―ー''　／ 　　　　　　　　　　 ヽ｀⌒ ´　　　　|
　　　　　　　　　　｀'-――ー''　　　　　　　　　　　　｛　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　lヽ、　　,ｨ'.) ./
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 おい大丈夫か　j　.}ﾝ／／　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　ﾉ　'"´ ￣〉　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 {　　　　 勹..　｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　 ヽ　､＿_,,ﾉ　.　|

　　　 　 γ⌒)　))
　 　　　 /　⊃＿＿　　　　　　　やる夫は大丈夫だお
　 　〃/　/ ⌒　　⌒＼
　　γ⌒)（ ⌒） 　（⌒） ＼ ∩⌒)
　／ _ノ :::⌒（__人__）⌒ 〃/　ノ
（　 <|　 |　　　|r┬（　　　 /　/　））
( ＼　ヽ ＼ ＿`ー‐' 　／（ ⌒）
　　　　　　　　　　　　 　 /　/



　　　　　　 （⊃￣￣＼
　　　　　（⊃　　 _ノ　　＼　　いや、所長が足を引っ掛けたその装置は壊れてないか
　　　　（⊃　　 （ ●）（●）
　　　　　|　　　　 （__人__）
　　　　　|　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ ￣'´￣｀ ヽ
　　 　 　 |　　　　　　 　 } ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　 　｀´　 ヽ　　＼
　　　　 ／ヽ　　　　　　 }　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//, '///｀´| | | ヽ　 ､ヽ
　　　／ 　　ヽ､＿＿__ノ　　 　 ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〃 {_{ ﾚ| 　 ﾚりりﾘ .ｌ彡||
　 ／　　　　　　　　.　 　|　＿／　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |!小 ｌ━　　　━ﾚ|　|、| |
　|　 　　　　　　　／￣￣（＿)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ| |　○　　　○ |.| |ﾉ.| |
　 ＼　　　＼　／|　ＪＪＪ　（　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| |ﾍ⊃､_,､_,⊂⊃| |i | |
　　　＼　　／　　 ／⊂＿）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ /| |/⌒l,､ __,　イァト|/| |/│￣￣￣￣￣７!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　/:|./　 /::|三/::/／　 ヽ||∧ |　 　　 　　／ |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　 ヽ||　　l ヾ∨:::/ ヒ:::::彡,|　|　　 　 　／ 　.ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .　　　/ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣l 　 ／.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿___!／　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　 　 　　　　 　 　　 _____　 　 　　　|　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　 　 　ASAKURA 　 　//＼＼　 　　　 |　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　 　 　ISM　　 　 　 　//￣ ＼.＼.　　　| 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_______|／

　 　　　　 　ﾉ Ｌ＿＿＿_
　　　　　　　⌒　＼　／ ＼　　　　　こんなのどうでもいいお！
　　　　　　／　（○）　（○）＼　　　 これがなんの装置かやる夫も知らないんだお！
　　　　 ／　　　 （__人__）　　 ＼　　 あいつらが散らかしたままで出かけるからいけないんだお！
　 　 　 |　 　 　　　|::::::|　　　　　|
　　　　 ＼ 　 　 　 l;;;;;;l　　 　／l!| !
　　　 　／　　　　　`ｰ'　 　　＼ |i
　　　／　　　　　　　　　　ヽ !l　ヽi
　　 （　　 丶- 、　　　　　　 しＥ　|そ　　ドンッ！！
　　　　`ー､＿ﾉ 　 　 　 ∑　l､Ｅ ﾉ　<
　　　　　　　　　　　　　　　ﾚY^Ｖ^ヽｌ　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 　／　 ヽ､_　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 （●）（● ）　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 （__人__）　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　（　　　　　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　 .　　　他の研究員は外出中かい、所長　　　{　　　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 ⊂ ヽ∩　　 　 く
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　 | '､＿ ＼　／　 )
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　|　 |_＼　 “　.／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　 ヽ､ ＿_＼_／

他の研究員たち
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿　＿　　　　 　 ﾉ ,!__,ノ-＜`＿___　｀ヾ三ミ　:::::::::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_ノ,´'´二 ｰヽ_　　　 込{､Y´　 　 ｢￣￣｀¨ﾞ`ド=,=／｀ヽ::::
　　　　　 　 　 　_/　 ／_,ｨ　 　 /　　　　　ヽ__　　　　　 　 ゞY"⌒Z彡ミヽゝ　　｛　}'¨ゝ____ ノ　 ｕ　／　}　:i　)'ヽ　|:::
　　　　　　　／´　　 フ´/´,　　/　　 　 ／,イ/｀l　　　　 　　〈ィ≦ _ }j^〉　r'　　　ソ　　 、 　　 　 ,´ 　　! .:ｉ　'／_ノ::::
　 　 　 　 彳'´　　 ,ｨレ/ / ｨ ,ｲ　/　 / /,/-＜〈　　　　 　　厶｀　′ﾞへ_f´　　　 `┐`　′　　　｜　　/ .:ｉ＿／ヽ::::::
　　 　 　 /ｨ'′　　| ﾊ ﾚ'ゝﾊ,Ａ_ル! /!/! /　,　 ﾘ　　　　 　　　ｷ=,　／／へ_　　　　ﾋ.._＿_　　　　　　 ,/ .::i　　　　ﾚﾍ:
　　 　 　 "ﾍ　,イ　ヽ_'　　　｀Iijｰﾞヽ{　__/ ｨ/,　ﾉ　　　　　　　　 'ｰっt'´　 ／￣｀¨`ーﾊ｀￣　　　　 __,ノ ..:::i
　　　　　　　',"-ﾍ/〈〉 　 　 　 　 　 /ﾀ´/／ﾚ'　　　　　 　　　　　,ﾊ_ ／　　　　　 ／/,_　　 __,,ｨ''"　...::::,ﾂ |　　　,イ´
　　　　 __/｀ゝ　　';:ヽ　　　　　　　._j/l　´　　　　　　　　 　　　 ／ 『7　　　　　　 ,' ｨ".::"￣´...::::::::::::r''"　　|　／　／
　　／　　　　 '.、　';::ヽヽ　　　`"ｨ´ﾉﾘ　　　　　　　　　　　　 /　　　{{'"　　 　 　 l　ﾂ,＿__....::::::::ｨ'"　　　　,ﾚ′／
　/　_＿　　 　 i 　　';::::Y::i＞ イ　 ´　 　　　　　　　　　　　　ﾊ　　　 |!　 ｛{ラ　 ､ﾉ　 二ニ｛ ￣´ ヽ、 　／　／



実験機たち
　　　　　　　 　 ,ﾍ　 　ﾍ
　　　　　　　}∨∧＼～ ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　｜＼
　　　　　 　 ｀¨´/　　-─ ､ヽ　　　　　_＿　　　　　　　　　　　　　　　　＼　｜ 　＼
　 　 　 　 　 　 { 　/　ｆｊ　ｆｊ Y　　　　　|　 ⌒ｌ　　　　　 　　＼　　　　　　　＼| 　　　 ＼
　　　　　　　　　} /　‐ｖ─ｖｧ!　　　　　|○￣ｌ／⌒ﾞヽ　　　　 ＼へ―　フ　　＼　　　　 ＼
　　　　　　　　 υゝ　 ‐-‐'ノ　　　 　　l_＿ ((_)__,,（∴）　　　∠　△　／　　　　＼　 　　 |
　　　　　　　　　/ﾍ∧∧∧ﾍ{　　　　　／）)_;(∩) ⊃⊃　　　　Yw「ﾉﾉ￣￣＼　／　　　　 ｜
　　 　 　 　 　 （_ｨﾉ 　 　 　 ﾘ　　　　　し'　　 ∪　 ヽ) 　　　 厂／＼＼￣￣／　／￣＼ 　|
　　　　　　　　 　 丶_ｒ─ｒ_ｲ　　　　　　　　　　　　 　　　　　￣　　　＼|　￣ |　　| EVA ｜｜
　　　 　 　 　 　 (⌒_」　 L⌒)　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　〔§| ／|　　＼＿／／＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 （　　＼＼＿＿ 　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼　　￣￣￣＼＿　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＿＿＿　 ￣￣￣＼　　　 ＼　　　〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ミ＿　　　　　／　 　　＼　　　 |　　 |

さらに他の研究員たち
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, -‐‐ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __ ___　　　　　　 　 /　　　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨi´/ ／__ヽ.　 　 　 　」　　 { ﾆ、‐i　　　　　　　　　　　　　　　 _ ＿,_,___,_
　　　　 ,､, -,_　　　　　　　　 　 　 　 |r ､ノ'´ i }- i　　　 　 {'ゞ､ 　 ｀ﾌ_j｀!　　　　　　　　　　　　 __/'´´.:.:.:.:.:.:.:.:'ｨ
　　　r/:/.://｀>i　　,　--　、　　　 　 i!L_ , ‐_ヽVﾊ 　 　 　 ｀ri ｀i　, --v'　___／',ﾆ､-‐ｧ　 　 　 /.:.:.:.:.:.::ｬ‐-､ｲ/
　　　|､:{.:.i/, く.:_}ｨ/.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ 　 　 　 {r_ｬ｀'-' 　j'ﾉ　　 　 　 |ヽ、　 ￣ﾘ　/´.:.:.:.::｀l ヽゝ　　 　 'ｲ.:._.:.:.／ __-,ｲ
　　　|:{｀ー'　 L_:jl:ｨ´ ー '´ヽ! 　 　 ／|、L_,>　 |jゝ‐‐- ､_, ィ､ヽ｀ー_ｧﾍ､'ｧ'.:.:.|.:ﾄ 'ﾍ　｀Yヽ, ヘ　l:〈ﾑ.:|、´=｀ {!
.　　　｀L_,ﾊ∠　i!ﾊ{_　 - ‐jｨi|、　 ｲ'　/ﾍ｀二´/.:,ｨ,_,.:.:.:.:.:.｀¨く::｀::￣::::::::ﾉ|.:.l:|/}ﾉ　 _ゝ _|_/::::::::::｀ヽ'=!:!ヽ ノｧｲ
　　　　ヽ´}_｀　ﾉ|j＾i!｀ﾆｵ ゝi |j　　 !ｨ |〉:ヾーi´!.:/'/'ﾚ/ﾊヾ｀.:ヽL、￣´::::/.:.{`!'¨ｼ! ﾔ |!＼ヽ､___:::::::::::::｀ヽ'.く,ﾍi!
　　　　　ゝ‐-､ﾚ'::!ヽ、　'‐ '　| _, ィ::¨´:::/:::ﾄ-!::Y//:/ｲ:,'ﾊ.:ﾘ:jﾊ!|､ヽ::::::::::/,.:.｀}､　_z'_ ﾊ_｢-‐_ｪｪ_7ヽ:::::::::::|｀ｿ'!´＼
　　　　,ｨト_､｀ ヽ､|:::;{ゝ､´-｀/ﾊ:::::::::_,ｨ´::::::|イ:::i!ｲﾚァﾚ´弌/|:::::!::',::',::::::::7/ノ|ヽ、_r=='‐'´, -‐‐-､｀¨＞_//!:::ﾚ'´｀
.　　　´:〈､ ´|　 レ‐ﾍヽ::::￣:ｲ:::|‐::¨::::| ::::::::Vｨ:::::A、　_'_イ.:人::|::/:::_>‐‐i´:::::|ヽ,ｲ_,ゝ、　,'　 　 　 ',　 ´ｲﾉ:|'´!::::::::
　　　 :::::',｀ ,r ´:::::::::::ヽ:::::::::::j､::',:::::::::::l:::::::::::l'|ｲ/::::!ゝ ﾆ/ィ:: /::|':::,ﾍ:::::::::|:::::::| 　 l:ヽ_ ヽ 〉__ =､=__｣_ノｲ:::::|:::|::::::::
　　　 ::,ｨヽ_i:!:::::::::::::::::::ヽ:::::::|:::ヽi!:::::::::',::::::::::ヽ':::::::ﾄ､::::::::::! /｀ー┘､:::::::::!::::::|　 ,':::|ヽ_ ﾊ!‐=孑〈=-!Zノ::::::|:::|:::::::::
　　　 :i::ヽ_j::ヽ:::::::::::::::::::::＼:|:::::::|::::::::::::',:,ィ::¨´＼:::!::::::::::::ﾚ::::|‐-ｧ､∧:::::::',:::::!　,':::::! ヽﾑ_}、ノ -ﾍ i!ィ|::::::::!:::!:::::::::
　　　 :|::::::ﾉ::::::ヽ::､:::::::::::::::::{j::::::::!:::::::::::::i!ヽ::::::::::∧|:::::::::/'|:::::l:::::|:::i::::|:::::::::',:::|　!::::::!　　 |ﾊ!'v,==ﾉｲ::|:!:::::::l::::|:::::::::
　　　 :|::::::V::::::::',::::＼:::::::::::,ゝ::::::!:::::::::::::|::::|::::::::,'::::il:::::::::i!::!:::::|::::l::::|:::ﾊ:::::::::l:::l ,':::::::|　,ｨ/::| ヽ!j_jｲlヽ- ､ :::|::::!:::::::::
　　　 :|::::ノ:::::::::::',:::ヽ::ヽ::__|::::::::::|:::::::ノ::j:::::!＝===:ll::::::::{l:=＝＝|::::!'::::|:::::::::',::||, ‐ ¨´::/_::｣､/ゝｲ､|_:ヽ::::｀ヽ､|:::::::::
　　　 :ヽ'::::::::::::::::ヽ::::＼::::::ゝ ::::::!／::::::|__:::',::::::!:::::::ll::::::::!!:::::::|:::::|:::|___ﾊ::::::::::V::ヽ::::::::::',:::::ヽ |:::::! |:::｀,:::::::::::|:i:::::::::
　　　 ､::::::::::::::::::::::::＼:::::ーヽ、::::〉::::::::ﾉ-‐-ヽ::|::::::::||:::::::||:::::::|:::::|:::|:::::ノヽ:::::::}::::::',::::::::::ヽ:::::',|::::::l !:::/:::::::::::l〈::::::::::

　　　 　 　 　 ＿＿__
　　 　　 　 ／_ノ 　ヽ＼
　　 　 　／ （ ●）　（●）、　　　全員、「食えば食うほど痩せる牧草」の開発で出張中だお。
　　　 ／::::::::⌒（__人__）⌒＼　　この大天才科学者のやる夫が
　　　 |　　 　　　|r┬-|　　　 |　　そんな研究やめろと言ったのに
　　　 ＼ 　 　 　 `ー'´　　／　　　　あいつらぜんぜん聞かないんだお。
⊂⌒ヽ　〉　　　 　　　 ＜´/⌒つ　　家畜を骨と皮だけにしてどうするんだお！　　　　　　　 ／￣￣＼
　 ＼　ヽ　 /　　 　 　 　 ヽ　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　 /　ヽ､_　　　＼
　　　＼_,,ノ　　　　　　|､＿ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　. （　（● ）　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　. （人__）　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　r-ヽ　　　　　 　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　 （三） |　　　 　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　相変わらずだな、所長のところは。　 　　　　　>　ノ　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　/ 　/ ヽ　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　/ 　/　へ>　　　 <
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　|＿__ヽ　　＼／　 )
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　|＼　　　／|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　|　 ＼_／　|

　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
その「所長」ってのやめてくれないかお？　／　　 　 　＼
やめないと、やらない夫のことも　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　／ 　 （●） 　（●） 　＼
　　 ／￣￣＼　 　　　　　　　　　　　　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |
　／　　 　　　 ＼　 　　　　　　　　　　　＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　|　　　 ⌒　　　⌒　 　　　　　　　　　　／　　　 　ー‐　　　　＼
.　|　　　　 （__人__）
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　「理事長」とでも呼んでくれるのか？
.　 |　　　　　　 　 }
.　 ヽ　　　　　 　 }
　　 ヽ　　　　　ノ
　　　/　　　 く　　＼
　　　|　　　　 ＼ 　 ＼
　　　|　　　　|ヽ、二⌒) 　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　／_ノ 　 ヽ_＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　／（●　）（●　）＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
　　　　　　　　　 　「天下り」って呼ぶお！　 |　　　　　）　 ）　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　`ー' 　 　 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　 　ー　　　　＼

その呼び方はやめてくれ、「やる夫」。
　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　／　　　 　　 ＼　 　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　|:::::: 　 　　 　　｜ 　 　 ／⌒　　⌒＼
　　　　　.　|:::::::::::　　　　　｜　 ／（ ●） 　（●）＼
　　　　　　 |::::::::::::::　　　　｜／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
　　　　　.　 |::::::::::::::　　　　} |　　　　　|r┬-|　　　　 |
　　　　　.　 ヽ:::::::::::::: 　　 }　＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／　　わかったお、「やらない夫」
　　　　　　　 ヽ::::::::::　　ノ　　　|　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　/:::::::::::: く　　　　|　|　　　　　　　　 | 　|
-―――――|:::::::::::::::: ＼-―┴┴―――――┴┴――
　　　　　　 　 |:::::::::::::::|ヽ、二⌒)

　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 .ノ　､　、
ほんとうに久しぶりだお。　　　 　 　 ● ●） l　　　こっちに来るのも久しぶりだから
　　　　　 　 　 　 　 　 　 -　－ 、　　（人__）　|　 　 大学にも寄ってきたんだがな。
　　　　　　　　　　　　 　 ● ●） ヽ　 ヽ　 　 ノ　　　建物が全部建て替えられたせいか
　　　　　　　　　　　　　 （人__）　ノ　　 /　　 ヽ　　　我等が母校に帰った実感が全然ない。
　　　　 　 　 　 　 　 　 /　 　 　 ヽ　　l|　 （_ノ
　　　　　　　　 　 　 　 (|　　, 　 し'　　 |　 |ヽ ＼
　　　　　　　　　　　　　　ヽ(＿ﾉ　　 . （＿ﾉ.（_／

　　`　 　 　 　 　 　 　 　 , -┬- 、- ― ‐―　――― ―――‐―‐―――――――――.…..... .. ...
.　　　 　 　 　 　 　 　 ／|!　||　||　＼ 　＿＿　＿＿　. . . . . : : : : : :___ : :: : : : : : :: ＿ :: : : :: :: :: : ::: : : : : `
　　　　　 　 　 　 　 ./　.|ﾚ＝￢=、　|＼ 　　　　　　　　　. : : : : : : : : : : :: :: ::: :: :: : : : : : :: : : : : ::: : ::: : ::: : : :
　　 　　　　　　　　 /ｌ／　　　　　 ＼| 　|￣￣￣|｢￣￣￣￣￣￣￣￣￣|｢￣￣￣￣￣￣￣￣￣|｢￣
　 　 　 　 　 　 　 /l/　　　　　　　　 |　 |＿＿＿|ﾕ.＿＿＿＿＿＿＿＿__|ﾕ.＿＿＿＿＿＿＿＿__|ﾕ_＿
　　　　　 　　　　 ｌ/　　　　　　　 ＿」-‐T￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　 　　　」!　　　　　 __ィ王　　　　 {≡ﾄ、＿＿＿＿_　 　_＿＿＿__.{≡}＿＿＿__　 　 ＿＿ _＿
　　　　　 　　　　||　　　_ィ壬三_≦]. 　┌┤ 　 |＼.||＿||＿||　　 ||＿||＿||／||＼|l＿||＿||　　 ||＿||＿
　　　　 　　　　　||ｪ=壬|ｌ=┬‐T’　|　　 | ｜ 　 |_|| ＼　　　 |　　 ||＿||_.／＿||___l＼_||＿||　　 ||＿||_／
　　　 , - -――‐┴┴┴┴-..」. 　|　　 | 　　 　 　 　 , -―- ､.　.||___／_」|＿||___||__.＼._.||　　 |　 ／__.|
　　 /ｌ|ﾋｌ ＼　、 :　: : : : : : : :::::: ＼||┐.」 　　　　　　/　　　　　＼. 　_||___||＿||___||＿||_＼.　　 |／_||＿|
　　lﾚ'.|ﾖ|　　トｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｪｲ| |￣ 　　　　　 /　　＼_　　　|　　　　　　　　　　　　　 ＼／
　 j!!コｺｺﾆ≠IIIIIIl]]]]]￣￣]]]□＿| |　: :　　　 　 (●) （●）　　 |.　＿＿＿＿＿＿＿＿__| ﾊ,,ﾊ,,, ,,ﾊ,,ﾊ,,,
　 | ||..:::|　|　| | 　 | 　|￣￣￣￣￣| |　: :　　　 　　(_人__)　　　 /_＿　__＿ 　 ＿_　＿__　 彡炎ﾐy'彡炎ﾐ.
　 | ||:::::|　|　| |　　||　|:::||￣~||￣~|]| |　: :　　　　　 l｀⌒´　　　 / ＿__||＿__|　|_＿_||_＿_|　彡;災ミ彡;災ミ
‐┴===‐┴ー-ニ」|__|:::]]]]]]]]]]]]]]|..|　: :　　　　　　|　　　　　　ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿__|＿|ｌ|＿＿|ｌ|　.
　　　　　　　.　　￣　　　￣￣￣￣￣￣ 　 　　　　__!､＿___／　　＼￣￣￣￣￣￣￣￣　 ^""　　"~゛
　"　　''　　　　　　　　　 　　　　 : : : : : : :　　　　／､ ヽ　　　　　r ､　ヽ: : : : : :::: ::: :: ::: ::: :: ::: ::: ::: ::
　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　: . : : 　　 　ﾊ ヽ Y｀l　　　　 |　 >　 Y: : : : : : :::: ::: :: ::: ::: :: ::: ::: ::: ::
　　　　　　（あれ…こんな風だったかな…）　{　ヽ_ゾﾉ　　　　　|　ﾚi i i}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀¨´　　ヽ　　　　ハ　 `'''
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　>　　 /　ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　/ヽ　 ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 _,/　　/　ご_ノ　　ﾓｷｭﾓｷｭ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　ヽ　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼__ノ
　　　 - 　- 、
　. / (● ●）ヽそれは年のせいでいろいろ忘れているだけだお
　　ゝ（_人_） ノ

　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　／ _ノ　 .ヽ、＼　　なんだか懐かしくて仕事で来たことを忘れそうだな。
　　　　　　|　 （●）（●）　|　　今日は、例の世界一のスパコンの視察をさせてほしい。
.　　　　　　|　　（__人__）　.|　　独立行政法人SOS団の理事長として
　　　　　　 |　 .　'´ｎ｀'　 .ﾉ　　補助金の認可の推薦文を書かなくてはならんのでな。
　　　　　　 .ヽ　. 　| |　　}
　　　　　　　 ヽ..　ﾉ .ュノ　　　　　　　　　もっと長ったらしい名前の組織じゃなかったかお？＞
　　　　　　　　/　{ ..ﾆj､
　　　　　　　　|.　| "ﾂ　＼　　　　　独立行政法人科学整理戦略事業団、
　　　　　　　　|.　| .l　　|ヽ、二⌒)　Strategies of Ordered Scienceの略だ。



　　　　＿＿
　　 ／　　　＼
　／　　 _ノ　　＼　　　　　（（　(ヽ三/)
　|　　　 （ ●）（●）　　　　　　　(((i )＿＿＿　　　　　そうだったお！
.　|　　*　 （__人__） l l 　　　　 ／ ／⌒　　⌒ ＼　　　今日はうちの子をやらない夫に見せるんだったお！
　 |　　　　　｀ー 'ﾉ j l_　　　　( ／（●） 　（● ） ＼　　うちのスパコン、「情報統合思念機」は
.　 |　　　　　　 　 } ―i　　　　/::::⌒（__人__）⌒:::::　ヽ　発案から設計まで3日、
.　 ヽ　　　　　 　 }|::―|　　　 |　　　　|r┬-|　　　 　 |　そこから完成まで半年の超自信作だお！
　　 ヽ　　　　　ノ　ー '　　　　＼　　　`ー'´ 　 　 ／
　　　/　　　 く　　＼|＿|.　　　 　 ＼　　　　　　<
　　　|　　　　 ＼　　 ＼　　　　　　　　 |＿|と＿ノ
　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)､　 　 　　　　　 ＼

相変わらず超人的に仕事が早いな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　早いのは当たり前だお！やる夫は大天才だお！

　　　　　　　　　　　　 　 ∩＿
　　　　　　　　　　　　　　〈〈〈　ヽ
　　　　　　＿＿＿_　　　〈⊃　　}
　　　　 ／⌒　　⌒＼　　 |　　 |　　大天才科学者やる夫様が発明した
　　　／（ ●） 　（●）＼　 !　　 !　　「情報統合思念機」の能力を
　 ／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼|　　 l　 　今すぐにやらない夫に見せてやるんだお。
　 |　　　　　|r┬-| 　 　 　 | 　／
　 ＼ 　 　　｀ ー'´ 　 　 ／／　　　 有希ちゃん、お茶持ってきて。
　　/　＿＿　 　　　　　　/
　　(＿＿＿）　　　　　　/



　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　 　 ＼　　＼
　　　 　 ,'　　 　 /　　/　　　　　　　 　 　 l　　　　＼　　ヽ
　　　 　 ! 　 　 /　　/　　　　　/　 ,'　　　 |　　l　　 ﾊ　 ﾍ､ヽ､_,
.　　　　 | !　　 l　　 ｌ　　　　　/　 / 　 ,ｲ　! 　 i　　 ! l　ヽ ',｀￣
.　　　　 l |　　 l　　 ｌ 　,/　 〃　,/ 　 /│ l　　j　　 l│　 ! l
　　　　ノ | !　│ 　 |　/_／/ ／/　 /　,' ∧ / |　 /　j 　 ｌ│
　　　　　ﾉ l　ｧ|　　 |尢/‐=乞t/ ／　/∠ﾆ｢厂! /　,/　 / ﾘ
　　　　 ｲ 八{´ｌ　　!|<f{矛:下 '　　 　 ｲ孑代ﾌ.ｊ/.　 /　/
.　　　　　 　 Vﾊ　　|　 r';;z j　 　 　 　 r';;zﾘ　 /}, '/／
　　　　　　　 ヽ ', 　| 　　￣　　　　 ,　　￣　 ﾁ'　/　　　　　　　　　　　　　　わかった。
　　　　　　　　 `ﾍ　lヽ　　　　　　 _　　　 　 厶 ./
　　　　 　 　 　 　 ', {.代ﾄ､　 　 　 　 　 , イ |　/
　　　　　　　　　　　＼_'i|　＞ ､　_ , イ/ V　ｌ./
　　　　　　　 　 　 ／ ヽj　　　　　　 {｀ヽ 　 ′
.　　　　　　　 _ ／　　｢´　　　　　 　 ヽ}　＼
　　　 _, -‐ ´　　　　　l‐--‐､　＿　-‐ |　　 ` ｰ- ､
.　r＜＼＼　　　 　 　 ヽ '´￣　___ ｀ヽl|　　　　 / /ヽ
　y⌒ヽ ＼＼　　　　　　V　￣ ＿ ｀ヽl|　　 　 / /　∧
./　　　 ヽ. ＼＼　　　　　∨￣　　｀ヽ | 　 　 / /　/　 l
{　　　　　 ヽ　＼＼　　　　ヽ　　　　　/　 　 / /　/　 │

やらない夫天下りかよｗｗ

　　　　　／￣￣＼
.　　　.／　　　_ノ　 ヽ　　　　　　うまい茶だ。
　　　 | 　　　（ ●) (●)　　　　　新しい事務員さんはお茶を入れるのがうまいな。
　　　 | 　 　 　（__人__） 　∫　　ちょっと無愛想だけど。
　　　 |　　　　　｀⌒´ﾉ　∬
.　　　ヽ　　 　 　 　　} |￣|
　　　　　ヽ　　　　 ノ　|＿|）
＿＿__／　　　　　 ｲー┘ |
| |　　/　　/　　　 　_＿＿/
| |　 /　　/　 　 　　|
| |　（　　　￣￣￣⌒ヽ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|




　　　　　　　　 　 　　＿＿＿_
　　　　　　　　 　　／　　 　 　＼
　　　　　　　 　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 ／ 　 （●） 　（●）　 ＼ユッキーは事務員じゃないお。「情報統合思念機」の端末だお。
　　　　　　　 |　 　 　 （__人__）　 　　 |
　 　　　　　　＼　 　　 ｀ ⌒´ 　　 ,／
　r､　　　 　r､／　　　　　　　　　　ヘ
　ヽヾ　三　|:l1　　　　　　　　 　　　　ヽ
　　＼>ヽ/ |｀ ｝　　　　　　　　　 　　|　|　　　　　　　　　　　 　 　 　 , ｎ　／￣￣＼ .ｎ
　　　ﾍ　lノ `'ｿ 　　　　　　　 　　　　|　|　　　　　　　　　 　　　　 .　/ / ｊ.´_ノ　 ヽ、u'l lヽ、
　　　　/´　 /　　　　　　　　　　　　 |.　|　　　　　　　　　 　　　　　/,ｲ /　（○）（○） .ｌ i i i
　　　　＼. ｨ 　　　　　　 　 　 　 　　|　 |　　　 　　　　　 　 　 　 〈 .ｒ　{u　（__人__）　.i. } } 〉
　　　 　 　 |　　　　　　　 　 　 　 　 | 　|　　　　　　　　　　　　　　', ｉ. 　',　 　｀ ⌒´　/ 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .i　 　l.　　　　　　,'　 ./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　え？　.　 ヽ､_.ｲ、.　　　　人　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　 　〈_ノ ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　.／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　　　|　 　 . 　 |

　　　 　 　 　 . -─‐- 、
　　　　　　／　 　 　 　 ＼有希ちゃん、自己紹介して。
　　　　　/￣　 　 　 ￣ 　 ヽ.
　 　 　 / ＞　　　　＜ 　 　 ﾊ,4L_
　　　　 :　　（_ , ､ _）　 　 　 ノ　 /
　　　　 ゝ.　　`ー'　 　 _ ＜　 ／
　　　　　　＞,ー一 ""　　 ,／
　　　, ＜´　/　　 　 　 　 /
　　　1　 _ ｲ　　　　　　　 |
　　　 ￣＿i　 　 　 　 　 ∧
　　 　 .´　 　 　 　 　 　 　 `ー-．
　　　　i 　 　 r‐-　-‐、 　 　 　 i
　　　　ゝ、＿i　　　 　 `ー─一'



　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　 　 ＼　　＼
　　　 　 ,'　　 　 /　　/　　　　　　　 　 　 l　　　　＼　　ヽ
　　　 　 ! 　 　 /　　/　　　　　/　 ,'　　　 |　　l　　 ﾊ　 ﾍ､ヽ､_,
.　　　　 | !　　 l　　 ｌ　　　　　/　 / 　 ,ｲ　! 　 i　　 ! l　ヽ ',｀￣
.　　　　 l |　　 l　　 ｌ 　,/　 〃　,/ 　 /│ l　　j　　 l│　 ! l
　　　　ノ | !　│ 　 |　/_／/ ／/　 /　,' ∧ / |　 /　j 　 ｌ│
　　　　　ﾉ l　ｧ|　　 |尢/‐=乞t/ ／　/∠ﾆ｢厂! /　,/　 / ﾘ
　　　　 ｲ 八{´ｌ　　!|<f{矛:下 '　　 　 ｲ孑代ﾌ.ｊ/.　 /　/　　　長門有希。
.　　　　　 　 Vﾊ　　|　 r';;z j　 　 　 　 r';;zﾘ　 /}, '/／　　　　情報統合思念機に付随する
　　　　　　　 ヽ ', 　| 　　￣　　　　 ,　　￣　 ﾁ'　/　　　　　　対やる夫所長コンタクト用
　　　　　　　　 `ﾍ　lヽ　　　　　　 _　　　 　 厶 ./　　　　　　　ヒューマノイドインターフェース。
　　　　 　 　 　 　 ', {.代ﾄ､　 　 　 　 　 , イ |　/
　　　　　　　　　　　＼_'i|　＞ ､　_ , イ/ V　ｌ./
　　　　　　　 　 　 ／ ヽj　　　　　　 {｀ヽ 　 ′
.　　　　　　　 _ ／　　｢´　　　　　 　 ヽ}　＼
　　　 _, -‐ ´　　　　　l‐--‐､　＿　-‐ |　　 ` ｰ- ､
.　r＜＼＼　　　 　 　 ヽ '´￣　___ ｀ヽl|　　　　 / /ヽ
　y⌒ヽ ＼＼　　　　　　V　￣ ＿ ｀ヽl|　　 　 / /　∧
./　　　 ヽ. ＼＼　　　　　∨￣　　｀ヽ | 　 　 / /　/　 l
{　　　　　 ヽ　＼＼　　　　ヽ　　　　　/　 　 / /　/　 │

　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　　　 ／ 　 　 　 ＼
　　　　　　　　／　―　　 ―　.＼
　　　　　　 ／ 　 （●）　 （●）　 ＼
　　　　　　 |　　　　 （__人__） 　 　　|　　ちなみに本体は地下にあるお。
　　　　　　 ＼　　　　｀⌒ ´ 　 　 ／
　　　　　　／´￣　　 　　　 　 　ｨヽ
　　　 　 〈 　 ￣ 　‐- 、　 　　　　　i
　　　　 　｀ｰ,‐ -、_ 　 ヽ 　 　 　 |　l
　　　　　　 / 　　ヽ.て　 〉　　 　 .|　l
　　　　　　 l　　　 | ､彡ｲ　 　ヽ_⊥-‐　､
　　　　　　 l　 　 _,l　　　 　 ￣／　　　　 ｌ
　　　　　 γ　 　　ﾄ､＿　　／￣ `l_-‐　´
　　　　　 （＿＿＿〉 　 ￣ヽ --‐'



（情報統合思念機　本体）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　 ―i二二i┼――‐‐
　　　　　　　　　　　￣￣￣rｪｪｪｪｪiｪｪj_￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　[i';';'i:.:.:.:i;';';'/]
　　　　　　　　　　　　　　　_｀ﾞ'}iHi:i:{''ﾞ´ｭ__
　　　　　　　　　　＿＿＿〔二二二二二〕／＿__
　　　　　　　　　　 ￣￣￣ヽヾ〕i i〔¨..::i／_￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　 Ｅ[「_二i ＿__i二_圭コ
　　　　　　　　　　　　　 二ニ_j　　i.::::::ﾆ二
　　　　　　　　　　　　　|_ 干rj　 　 iｭ::圭j_|
　　　　　　　　　　　　 __o_,','_}ttttttj_.::_:_::ｭ＿
　　　　　　　　　　　　 Ll_￣＿＿＿__￣__｣-‐'
　　　　　　　　　　　　 r‐! ｪ|ｪｪｪｪｪｪ|ｪｪｪ:|rｭ__
　　　　　　｀ ､　　　　└L|ｰ､ ・・・・ _,‐｣.:',',ﾆ{"
　　　　　　　 ｀ ､_＿＿__〕＝|＿＿__|ﾆﾆﾆ',',}{ｪｭ;　_＿__
　　　　　　　　_└ー--ﾆ}＿:_＿＿__..:::::::::::',',二{　ﾞ}―{ﾞｪｪj
　　　 　 ＼　|三j : /´￣＿:~""'''_‐-ヽ;二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆi
　　　　　　 ＼}ｰ rｪｭ _＿＿＿__　――'￣.::i:::{::::三三i:::::｢ﾆﾆi
　　　　　　　　|: /´￣ /oヽ、''_‐-ヽ;二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆi
　　　　　__,,.. ．-‐　'''";-ｰ‐,'｀""'''　‐- ．..,,__.::::::三i-j}‐┼‐‐＿__
　　　_＿';　　　　　/'　 ':,　;　...:::::::::::::::::::::::::::::｀""'''i￣jコ==== ﾆﾆﾆﾆﾆi
　‐―‐,r' ｀ヽ　　 /　　 　.:　　...:::::::::::::::::::::::::::::::_,,..-‐―-└====ヽ￣￣￣
　　　 {　¨¨　｀ヽ/　　　　 i　 .:::::::::::::::::::_,,.-‐''"　 ¨¨　￣ ￣ ｉj　ij　}
::::::::::::i 　 　 　 /｀':,　　　 :|　　..::::::, -'"　　　　　　　　　　゛ ゛ 　 　 |:::::::::::::::
::::::::::└ー-‐-/-ｰ-'ー-‐ 'ー-ｰ-'ー-‐ー ―ー-‐ー-ｰー-‐-ｰ-ｰ':::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　___........,,,,,,,_
　|　　　 （ ⌒）（⌒)　　え？きみはアンドロイドなの？　　　　　　　　　　　　>-''''': : : : : : : : :'''-､
.　|　　u　 （__人__)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　＞'''": : : : : : : : : : : : : : : :＼_
　 |　　　　　 |r┬|}　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　＞'''": : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼,
　 |　　　　　 |　| |}　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　＞'"　: : : : ::: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ,
.　 ヽ　　　　　｀ﾆ}　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,-'''"-'/　　::: : :: : : : : : : ::...: : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
　　 ヽ　　　　　ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　/::: :::./ : ::: : :::: : ::: : : : ::::...: : :::.: : : : :..: : : : : 'l
　　　/　　　 く　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　/::/: :::::: :..　　:::: : :::::.: : : : :::ヽ:..: :::.: : : ::::..: : : : :'l
　　　|　　　　 ＼ 　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /::/::::|:::: :::: : :. ...　　:::::..: : : : ::ヽ::..:::.: : : ::::::.: : : :　l
　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l:::/|: ::l:::::: :/|: : ::::|: : ....l..　　　　l　::::::: : : :::　　　　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:/ |: ::ヽ:::l:|┤: ::::|ヽ: :::l､:::::::.. : :.|::::::::: : : ::::::::: : : :|､|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|l　 |:::1ヽ:|ﾑヾ、:::.l ヽ、ﾒヽ、::::..::|:::::::: : : ::::::::: :::: :l ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.'　 ヽ:ﾄ､:::lﾚﾅﾄﾞ.､:::l　　ヾ､￣'-,,,l::::::::: : : ::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|l ヽ:::|ﾚ|ｶ　 ヽ　. ﾄ''''''ﾄ,,,,, |::/:::: : :/､::::::/:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l:::| " /　　　　.ﾄﾅｶﾞﾚ l:::|::::: : /| |::/|/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そのようなもの。　 l:ヽ、ヽ　　　　'''''''''　/:/::: : /.／/ .'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .l::::|ﾄ､　-　　　　　 .//l:::　/"::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.l::|'　＼"　　　__,,,/:ｸ::: :/|/l/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヾ　　　''''''''l"-,,/':/:／,-l'''':ヽ
　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　 ／ノ 　 ヽ､_＼　　　　r ⌒j
　　　　　　／（ ○）}liil{（○）＼　　/ 　 /
　　　　 ／　　　 （__人__）　　 ＼/ 　 / 　　／　 ）　　　ユッキーは「対やる夫所長コンタクト用」だお！
　　　　|　　　　　|i|||||||i|　 　 　/　　/　 ／　 ／　　　　やらない夫は話しかけちゃだめだお！
　　　　＼ 　 　　|ｪｪｪｪ| 　 　 /　 　'` ´ 　／
　　　　　　r´　　(⌒'ー―- イ′　　　　　´廴
　　　　　/　　　 ＞ 、　　　　　ヽ　　　 　 _　￣￣￣)
　　　　/　　 　　　　 -､　　　 　 } 　 　 　 　(　￣¨´
　　　/　　　 　 　　　　　ヽ._　　　　　　　__　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　｀　　　--‐'´　｀ﾞ' 、_.)

　　　／￣￣＼
　 ／ _ノ　 ヽ､_ ＼
.　|　（ ●）（● ）　|　直接話しかけちゃダメ？
.　|　　（__人__） 　│
　 | 　　｀⌒ ´　 　|
.　 | 　 　 　 　 　 |　　　　　　　　　　　_ -‐　´　　　　｀丶_
.　 ヽ　　 　　　　/　　　　　　　　　 ／／　　　　　　ヽ　　 ＼
　　 ヽ　 　　　 /　　　　　　　　　／　/　　 　 　 　 　 |　　 l　ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /／ / ∧ lヽ　＼　 　 !　　 !　 ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　 /ｲ !　lL⊥_ヽ ＼⊥≦-ｌ　　 l 　 lヾ
　　　　　　　　　　　　　　　 /ハ.l　.lヽl_　　　　＼__ｭ ｌ　 ｌ/ /　l
.　 　 　 　　　　　　　　　　　′　ﾞlヽﾄrﾃ心　　　'ﾁ::尤ｌ　/､/ __ ﾄ
　　　　　　かまわない。　　　　　//lﾊ.ﾋ_:ﾉ 　 　 ﾋ_:クl /ﾞｿ　_､!｀
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　lハ　　　　　 　/／´/l/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l/　＞- ｀ -:イ今／


　　　　 ／￣￣＼
　　　／.ー　　ー　＼（うぜえ）
　　　|（●）　（●） 　i　　　　　　＿＿＿
　　　|　（__人__）　 　|　　　　 ／ ー 　ー＼　　　　　　 ηノﾉ
　　　|　　　　　 　　 .|　 　 ／　（ ●）　（ ●）　　　　　 ﾉ, ∃
　　　|　 　　　　　　 }　　./　　　　　（__人__） ヽ　　 ／　/´　　有希ちゃんも勝手に返事しないで！
　　　ヽ　　　　　　　}　　 |　　　　　　｀i 　i´　　| ／　 ／
　　　　ヽ　　　　　ノ　 　 ＼ ＿　　　 `⌒　　／ 　／
　　　／　　　　　　ヽ　　　／ 　　 　　 ⌒　　　 ／
　　/　　　　　　　　　ヽ, /　　 　　　　　　　　／
　 /　　/　　　　　　}　 | |　　|　　　　　　　　|
　 |　　{ 　 　　 　　 |　 | ヽ、 ＼　　　　　　 |
　 |　　| 　　　　　　 | 　|　　|＼　ヽ　　　　 ﾉ

　　 ／￣￣＼
　／　　 　　　 ＼
　|　　　 ⌒　　　⌒
.　|　　　　 （__人__）
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　　　　　　っていうか、
.　 |　　　　　　 　 }
.　 ヽ　　　　　 　 }
　　 ヽ　　　　　ノ
　　　/　　　 く　　＼
　　　|　　　　 ＼ 　 ＼
　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)､



世界一のスパコンにお茶汲みさせてんじゃねー！
　　　　　 ／￣￣＼
　　　　／ﾉ( 　ゝ 、_,ﾉヽ　　　　 　　　r'´ ﾞヽ　　　 　 ／｀ヽ　　　 　 　 　 ＿＿＿_
　　　　|　⌒(（ ●）（●）　　　　　　　 ヽ 　 ヽ从从/　　 /　 　　　　 　＼　　　／＼
.　　　　|　　　　 （__人__）　/⌒l　　　　　＼　 ＼／　 ／て 　 　 　　（●）liil（●） ﾉ( ＼
　　　 　|　　　　　｀ ⌒´ﾉ　|`'''|　　　　∑　ヽ／　　／ 　そ 　　 　／ （__人__）　　⌒ 　 ＼
　　　　／ ⌒ヽ　 　　　}　 |　 |　　　 　　,)／　　／ ＼　く　　　　 | 　　|!!il|!|!l| 　 　 　 　　|
　　 ／　 へ　　＼　　 }__/　/　　　 　 ／　　 ／＼　　＼ 　　　　 ＼i⌒ヽｪｪ| 　　　　　／
　／　／　|　　　　　 ノ 　 ノ　　　　／　　 ／ YＹY＼ 　　＼　　　　　＼　＼　　/⌒,/´
( _ ノ　　　 |　　　　　 ＼´　　　 ／　　　／ 　　　　　 ＼ 　　＼ 　　　 / ＼　＼/　 /ｌ
　　　　　 　|　　　　　　　＼_,／　　　／　　　　　　　　　＼　　　＼_／　 　 ＼_＿ノ |＼
　　　　　　 .|　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　＼　　　　　　　　 　　　　|)　）
　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　＼ 　　　　　　　 　　,r' ／
　　　　　　　　 ＼　　　　　　, '´　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｀' ,　　　 　 　 ／ｰ'′
　　　　　　　　　　＼　　　　 (　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　)　　　　 ／
　　　　　　　　　　　 ＼　　　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　うちの情報統合思念機の能力を
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やらない夫に見せてやるためだお！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なんと情報統合思念機は！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　茶葉のコンディションを正確に見極め！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その旨味を極限まで引き出すことができるんだお！

お茶汲みとかじゃなくて、
素人でも「すげー」ってなる派手なデモンストレーションを見せてくれよ。
推薦文が書けないだろ。
　　　　　　　　　　　＿＿
　　 　 　 　 　 　 ／　　　＼
　　<`◇　⌒　／　　 _ノ　　＼
　　◇､>　　　|　　u　（ ●）（●）　　　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿_
　　 　 　 　 　 |　　　　 （__人__）　　　　　　　　　　　／　 　 　　＼
　　　　　　　　 |　　　　　|r┬| }　　　　　 　 　 　／　　 　 　　　　＼
　 　 　 　 　 　 | 　 　 　 |　| | }　　　　　　　　 ／　　　 　　　　　　　 ＼
　 　 　 　 　 　 ヽ.　　　　｀ﾆﾆ}　　 　 ＼ 　 　 | 　 ＿, 　　／　 　 　 　 |
　　　　　　　　　 ヽ　　　　　ノ　 　 　 　 ＼　　＼（ー⊂ヽ､∩ 　ｕ　 　 ﾉ　　うーん・・・
　　　　　　　　　　/　　　 く.　＼ 　 　 　 　 ＼　 ノ　 　ゝ＿ ＼　／ 　)　　　デモンストレーションねぇ・・・
　　　　　　　　　　|　　　　 ＼ 　＼　　　　(⌒二　　　　　　＼　　”　／.
　　　　　　　　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)、　 　 　 　 ＼　　　　　　＼ ／

　　　 　　　　 |
　　　 　＼　　__　　／
　　　 　＿　（ｍ）　＿
　　　 　　　　|ミ|
　　　 　 ／ 　｀´　 ＼
　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／⌒　　⌒＼
　　　／（ ●） 　（●）＼
　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
　 |　　　　　|r┬-|　　　　　|
　 ＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／

　　　　　　　 　 　 _. -─‐-
　 　 　 　 　 　 ／　 　 　 ─ ＼　　　　　　　やらない夫は
　　　 　 　 　 /　 ／　　　(● ） ＼　　　　　　母校に行っても何も思い出せなかったんだお？
　　 　 　 　 / 　 （ ●)　 ､＿)　　　⊂ヾ、
　　　　　　 |　　　 　 （__ノ 　 　 　 　 |Ｅ ）　ｺﾘｺﾘ
　　　　　　 ヽ　　　　　　　　　　　 _ノゝ ヽ
　　　　　　　 ＞　　　　　￣　　　　 ｀　　ﾉ


　　　　　　 （⊃￣￣＼
　　　　　（⊃　　 _ノ　　＼
　　　　（⊃　　 （ ●）（●）　　　　　　　　何も、ってわけじゃないがな。
　　　　　|　　　　 （__人__）　　　　　　　　　学生時代の思い出はちゃんとあるんだから。
　　　　　|　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　　　　　　　　　でも、その思い出と今の母校の光景がしっくりと来ないんだ。
　　 　 　 |　　　　　　 　 } ＼
　　　　 ／ヽ　　　　　　 }　　＼　　　　　　　　　　　・・・もうその話はいいだろ。
　　　／ 　　ヽ､＿＿__ノ　　 　 ）
　 ／　　　　　　　　.　 　|　＿／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　_.. -''''ﾞﾞﾞ´　 　　ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、
　　　　　　　　　　　　　　_..-'″　　　　　　　　　　　　 ｀ﾞ'-､、
　　　　　　　　　　　　／ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀''-、
　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼
　　　　　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ
　　　　　 ./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　 !　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ
　　　　　.!　　　　 　`'ｰ ,,_　　　　　　　 　　　　　　　　　 _,,,＿__　　　　 　 　 !
　　　　　|　　　　　-.、　　 ｀''ｰ ..,、　　　　　 　 ....ｰｰ''"´　　 ._,-　　　　 　 　 !
　　　　　l 　 　 　 　 广''┬--v-‐．　　　　　 　 .'i-----r‐''ﾞ］　　　　　　　　 i!
　　 ,..-'".ｌ　　　　　　ヽ,、.ゝ-'ﾞ _./ 　　　　　　　　ヽ_.ﾞｰ'" .／　　　　　　　　 ,l～　..,,,
　 ´　　　 ヽ　　　　　　 .｀ﾞﾞﾞﾞﾞ./ 　　　　　　　　　 　 ヾﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ　　　　　　　　　 /　　　　 ﾞﾞ'-､、
　　　　　　 .＼　　　　　　　│　　　　　 　 　 　 　 　 l　 　 　 　 　 　 　 ／
　　　　　　　　.｀'-､,　　　　　ゝ..＿__＿,..-ｰ .＿＿___ノ　　　　　　　 ,..-'´
　　　　　　　　　　　｀''- ..,_ .、,__,＿＿_＿_＿_＿_＿_..,_ .、,__, -'''"

実は、やる夫も最近、何かを忘れているような気がしてならないんだお。
というよりむしろ、何か重要なことを強制的に忘れさせられたような気がするんだお。

　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ ●）（●）　それこそ年のせいじゃないか？
.　|　u.　　 （__人__）　それに本当に重要なことだったら
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　どこかにメモとかしているだろ、常識的に考えて。
.　 |　　　　　　 　 }
.　 ヽ　　　　　 　 }
　　 ヽ　　　　　ノ
　 　 i⌒＼ ,__(‐- ､
　 　 l ＼　巛ー─;＼
　　 　|　｀ヽ-‐ーく＿）
.　　　 |　　　　　　l


　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　／　　 　 　＼　　　　きっと、強制的に忘れさせられたときに
　　　 　／　ヽ、　 　_ノ　＼　　　メモはもちろんありとあらゆる記録も
　　　／ 　 （●） 　（●） 　 ＼　　すべて抹消されてしまったに違いないんだお！
　　　|　 　 　 （__人__） 　　　　|
　　　＼　　 　 ｀ ⌒´　　 　 ／ヽ
　　　　/ 　　　　　　　　　　　　　＼
　　　 （　　ヽγ⌒) 　 　 　 　ヘ 　 ＼
￣￣￣＼＿＿／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　｛;;;;;;;｝　　　＿＿
　　　　　　　 L;;;;」　　／::::::::::＼
　　　　　 　　　　　／:::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　 　　|:::::::::::::::::::::::::u:::|　　　　　　妄想の域に達しているぞ。
　　　　　　　　 　　|::::::::::::::::::::u::::::::|
　　　　　　　　 　　|:::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　　　　　　 　{::::::::::::::::::::::u::::|
　　　　　　　　　　　{:::::::::::::::::::::::/ 　　｛;;;;;;;｝
　　　　　　　　　/⌒丶_＿__＿人　　　L;;;;」
　　　　 　　　／　　　　　　　　　 ⌒＼
　　　　　　／　　へ 　　　　　　　　　　ヽ
　　　　 ／　／　　 |　　　　　　　　|丶　　）
　￣ ／　／　￣￣　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣

　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　／　　　　　＼　ｷﾘｯ
　　　　　 ／　　 ＼ ,　, ／＼　　　　妄想かもしれないけど、
　　　　／　 　 （●）　 （●） ＼　　　何かを忘れているような気がしてしかたないのは
　　 　 |　　 　 　 （__人__）　　　|　　　確かなんだお！
　 　 　 ＼　 　 　 ` ⌒ ´　　,／
.　　　 　 /⌒～"￣,￣￣〆⌒,ﾆつ　だから今回のデモンストレーションは、
　　　 　 |　　,＿_＿ﾞ＿__､rヾｲｿ⊃　　やる夫が何を忘れてしまったのかを
　　　　　| 　 　 　 　 　 　｀l￣　　　　　情報統合思念機に発見してもらうことにするんだお！
.　　　 　 |　　　　　　　　　 |

　　　　　　　　　　　　 　 ∩＿
　　　　　　　　　　　　　　〈〈〈　ヽ
　　　　　　＿＿＿_　　　〈⊃　　}
　　　　 ／⌒　　⌒＼　　 |　　 |
　　　／（ ●） 　（●）＼　 !　　 !　　有希ちゃん、お仕事だお。
　 ／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼|　　 l
　 |　　　　　|r┬-| 　 　 　 | 　／　　「その存在が知られていないあるものを、
　 ＼ 　 　　｀ ー'´ 　 　 ／／　 　 　証拠の不在を綿密に検討することによって発見すること」
　　/　＿＿　 　　　　　　/
　　(＿＿＿）　　　　　　/


　　　　＿＿
　　 ／　　　＼
　／　　 _ノ　　＼　なんだそれは。
　|　　　 （ ●）（●）　　　　　　　　　ｷﾘｯ　＿＿＿_
.　|　　　　 （__人__）　　　　　　　　　　　／＼ 　 ／ ＼　　証拠がないことが証拠だ！ってやつだお。
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　　　　　　　　 ／（ー）　 （ー）　＼
.　 |　　　　　　 　 }　　　　　　　　 ／　⌒（__人__）⌒　　 ＼　記録や証拠がある物事を調べることは
.　 ヽ　　　　　 　 }　　 　 ＼ 　 　 |　　　　|r┬-|　　　　　　|　旧式のコンピュータでも可能なんだお。
　　 ヽ　　　　　ノ　　　　 　 ＼　　＼　　　`ー'´　　　　 _／　 でもうちの情報統合思念機は
　　　/　　　 く.　＼ 　 　 　 　 ＼　 ノ　　　　　　　　　　＼　　証拠が全くない物事を調べることも
　　　|　　　　 ＼ 　＼　　　　(⌒二　　　　　 　 　 　 　 　 |　　可能なんだお。たぶん。
　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)、　 　 　 　 ＼　　　　　　　　｜　 |

　　　　たぶん、か。

　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　 　 ＼　　＼
　　　 　 ,'　　 　 /　　/　　　　　　　 　 　 l　　　　＼　　ヽ
　　　 　 ! 　 　 /　　/　　　　　/　 ,'　　　 |　　l　　 ﾊ　 ﾍ､ヽ､_,
.　　　　 | !　　 l　　 ｌ　　　　　/　 / 　 ,ｲ　! 　 i　　 ! l　ヽ ',｀￣
.　　　　 l |　　 l　　 ｌ 　,/　 〃　,/ 　 /│ l　　j　　 l│　 ! l
　　　　ノ | !　│ 　 |　/_／/ ／/　 /　,' ∧ / |　 /　j 　 ｌ│
　　　　　ﾉ l　ｧ|　　 |尢/‐=乞t/ ／　/∠ﾆ｢厂! /　,/　 / ﾘ
　　　　 ｲ 八{´ｌ　　!|<f{矛:下 '　　 　 ｲ孑代ﾌ.ｊ/.　 /　/
.　　　　　 　 Vﾊ　　|　 r';;z j　 　 　 　 r';;zﾘ　 /}, '/／
　　　　　　　 ヽ ', 　| 　　￣　　　　 ,　　￣　 ﾁ'　/
　　　　　　　　 `ﾍ　lヽ　　　　　　 _　　　 　 厶 ./
　　　　 　 　 　 　 ', {.代ﾄ､　 　 　 　 　 , イ |　/　　　　　　　　　　・・・・・・
　　　　　　　　　　　＼_'i|　＞ ､　_ , イ/ V　ｌ./
　　　　　　　 　 　 ／ ヽj　　　　　　 {｀ヽ 　 ′
.　　　　　　　 _ ／　　｢´　　　　　 　 ヽ}　＼
　　　 _, -‐ ´　　　　　l‐--‐､　＿　-‐ |　　 ` ｰ- ､
.　r＜＼＼　　　 　 　 ヽ '´￣　___ ｀ヽl|　　　　 / /ヽ
　y⌒ヽ ＼＼　　　　　　V　￣ ＿ ｀ヽl|　　 　 / /　∧
./　　　 ヽ. ＼＼　　　　　∨￣　　｀ヽ | 　 　 / /　/　 l
{　　　　　 ヽ　＼＼　　　　ヽ　　　　　/　 　 / /　/　 │



　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　／　　ヽ_　　.＼　困っているように見えるぞ。指示が抽象的過ぎるんじゃないか？
　　　　 （●）（● ）　　 ｜　　　 　　　　　＿＿＿_
　　　　 （__人__）　 　 　 | 　 　 　 　 　 ／　　　 　 ＼　　　　それじゃ指示しなおすお。
　　　　　ｌ｀ ⌒´　　　　｜　　　　　　／─　 　 ─　　＼
.　　　　　{　　 　 　 　 ｜ 　 　 　 ／　（●） 　（●） 　　＼　「概念そのものが完全に消去されている何物かを
　　　　 　{　　　　　　 /　　　　　 | 　 　 （__人__）　　　　　|　　再構成できるかどうか試すこと。
　　　　　 ヽ　　　　　ノ、　　　　　＼ 　　 ｀ ⌒´ 　　　 ,／　　それが決して存在しなかったという過大な証拠を検討して、
　　　 　／ |／＼／ l ＾ヽ　　　　　/７ 　 　 　 　 　 　 l─､　　それを見つけられないかどうか試すこと」
　　　 　|　|　　　　 　|　　|　　　　｜l　　　　　　 　 　 ｜　｜

　　　　　長ったらしくなっただけだろ。

　/, 　 　 　 　 　 |　　　　　　/:: , l:: i::. }::ヽヽ::.ヽ　＼
.//　　　　　　　 .:! :| :　　　 /:::/:/::/i: /: !: }i:',ヽ:|
i,i　　　　　　　　.::| :|: ::　　　!,/_ﾑ/_ l:/::: l:: !l::! i::!
. ! l .:　　　　　: .::::| :i:.::　　　ﾚ',ｿ,＿/｀!::/i:/ i:!　|
. !.:! ::.　　　:　.:.::/´', !:::　　| !　ヾ.i´:i｀ !/ /　 !
　i:l', :::::. :.　::. ::〈 ､'_ﾞil::::.　 |.| 　　j_ｿ　ﾞ､_
　ヽヽ､:::::::::. :::.::::＼ニ',::.　ii::!　　　　　　ﾉ
　　　　ヾ､i::::l::::l::::',:|　 ',::.　!',!　　　　 ｨ´　　　その再構成すべき「何物か」は、
　　　　　 i|ヾ:!:::i::::/ヽ　 ヽ. l 丶. 　　/　　　　　やる夫所長に関係する事物？
　　 　 　 ﾉ /ii/lノ　　　　 ヽ:r‐y┬ '
　　　　　 イ'"｀'‐- ､　　　 / ヽl/ '
　　　　　 /　　　　　　＼__{ヽ､
　　　　／_,, -‐‐‐-- ,,_　　＼_,ヽ‐､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,..-――-..,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　 ／　　　　　　__ .｀ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 /　　　 　 　 ／＿　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 ./　　 　 　 .／,,旬丿　　　',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　.,' ,.-―‐- 　 └''"´　　　　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .　　l 　 =＝　　.、＿_ ） 人　　.l
　　　　　そうかもしれないし、そうでないかもしれない。.　　|　　　 ゝ__ノ_,,-'' ,　 Ｙ　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 ',　　　　　　 ｰ''"　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　ヽ _　　　　 -‐''"´　　ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　 __￣￣7　　　　　　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　,--、/./　　 /　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ..| 　 　 .{　　 /　　 ／　　　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ..|　　 　 ｀''‐‐--''"　　　 ／　　　.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ..ヽ＿　　　　　　　　　.／ 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　 ｀ﾞ''-..,,_　　　 ／　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 .|　｀''‐''´　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　|　　　　　　　　　　　　 |

　　　　　　　　　 _,.　─　､.　--　._
　　　　　　 　 ／　　　　　　　　　 ｀ヽ
　　　　　　／　　　　　　　、　　、　　 ＼
　　　　　/,.　 ,.　/　 　 l.　 | ヽ　ヽ　ヽ.　ヽ
　　　　/ / i'/　/　 ,|　 |　 ,!　 |　 ',.　！　 ',
　　∠-7 j |.|　 |　./|　,1　ハ. ハ　| 　 |l.　l |
　 　 　 | | |l.',.　} ﾅTｧ-| ./　l./'''Tﾅ{.　,ﾘ　 |1
　　　　 l！Mヽ.{<ｨﾃtﾄ !' 　 ' t5ﾓト,.ﾚ!' ,1 ,!　　やってみる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-　－、
　　　 　 1',l.|　ﾞﾄ　'ぅり　　,　　2tﾀ /　 /,!'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　● ●） ヽ
　　　　　　｀| l. ｢ヽ　　　 __　　　　/! ｲ/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　有希ちゃん、できそう？＞　（人__）　ノ
　　　　　　　l.ﾄ. |l. ヽ､　　　　 _,.ノｲ/ |!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　ヽ
　　　　　　　｀ ヽl ﾍゝl｀　-　´lﾙ　′　　　　　　可能かどうかはわからない。
　　　　　　 　 　 ／.ノ　　　　ヽﾞヽ、　　　　　　　もし可能ならば、今夜か明朝に結論が出る。
　　　　 　 _.. - ´　 L._,. -- .._...| 　 ｀ ‐ ､._
　　 　 ,f´l.　|　　　 「 _,　-　､._j　　　　/ / ｽ
　　　/　l. ',　', 　 　 ｢_,. --　..｣　　　 / / /　',
　　　!　 ヽヽ ヽ　 　 |　　　　｜　　 / / /　　l


　　　 ／￣￣ヽ
　　 /　 ⌒　⌒ヽ
　　 |　（●）（●)|　　結論が出る瞬間にも立ち合わせてもらうよ。
　　 .|　　（_人_） |　　ホテルも取ってあるから夜中でも大丈夫だ。
　　　|　　 　　　 |
　 　 ヽ_　　　 _/
　　　/　　　　ヽ

　　　 _..::':::¨¨:::ヽ、
　　／:::::､:::::::::::::::::ヽ、
　 ｲ::rヾ^ﾍ::::::|::::::::::{ﾞ　・・・・・・・・・
　　 ﾍ 〈::;! |::::ト;::;::r｀
.　　 |:〉、 ''ﾙｲシ″
　┌‐1　ブ¨ﾍヽ
　｜ (.l二ィ　|｀′　　　　　　　　　　　おい、また動きがとまっちまったぞ。＞
　└ー'　rL...ﾄ,　　　　　　　　　　　　　フリーズしているんじゃないよな？
　　　　　｀ｌＴl´
　　　　　 -'-′　　　　　　　　　　　　　大丈夫、ユッキーに話しかければ反応するお。＞


　　　　　　　　　　　　 　 ∩＿
　　　　　　　　　　　　　　〈〈〈　ヽ
　　　　　　＿＿＿_　　　〈⊃　　}
　　　　 ／⌒　　⌒＼　　 |　　 |
　　　／（ ●） 　（●）＼　 !　　 !　有希ちゃん、
　 ／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼|　　 l　取り掛かって早々で悪いんだけど
　 |　　　　　|r┬-| 　 　 　 | 　／　途中経過を教えてくれるかお？
　 ＼ 　 　　｀ ー'´ 　 　 ／／
　　/　＿＿　 　　　　　　/
　　(＿＿＿）　　　　　　/

　　　　　　　　　　　 _,;-ーｰ-;;...〟,､
　　　　　　　　　 ,／::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾞ:､
　　　　　　　　,／,'::::::,:::::,:::::::::::::::::::::::::、ﾞ:,
　　　　　　,,／ｹ/:,'::::l::l:l:ﾞl::､:::ﾞl､::ﾞl::ﾞl:::::ﾞlヾ､
　　　　　'"´ ,/,jj::l:::ﾊl:l:ヾ:_ヽ:::::ﾞl:::ﾞl::ﾞl::::l::ﾞヾ､　・・・・・・
　　　　　　 / ,j',l::l'l,ﾆ,'lヾ､'',二ﾞ_'ヾ:l:::l:::::l::､ゝ、
　　　　　　　 ,j ,j''l:lﾞﾔj 　 ﾞ '廴ｱﾃ:l:lﾞl:ﾞl::l:ヾ:､　「検討事項-
　　　　　　　　 ,j　l|　 、　　 ｀´,l'::;ハﾞ〉':ﾄ'､　　　米国ノースダコタ州のとある町には、名前がない」
　　 , 'ﾝﾂ'ﾌﾞj　　　 lヽ.　o　　 ,/:;ｲｰ':::l'j' ﾞ
　 ', l"r' / /　　　　ﾞ|! ﾞヽ､,,ィ'/;''　lﾞj';:l､l'
　 ﾞv' '　' ,'ｭ,.、　　　　　__,ォ" 　　l>)、ﾞ
　　｀ヽ.､,_　　j,_　　,,;-'",／l　　／"　,＞､
　　　 ｀）: ﾞ':':7" ,;´,l' ,r',-_.､,,／　 ／,;-ｰヾ,
　　　,/: : : : :l,イ | l　|´｀ﾞﾞﾞ7　　,/ ／: : : : :|　　　　　 ＿
　　 /: : : : : l'､: : | | .|　　/　 ,/'／: : : : : ,: :l　　　　／　 ￣|￢¨¨`ー─── ､
　 ,/: : : : : :.l':.ヽ:lﾞl l |　./　／／: :/: : : :/: :.l　　　　｀7　 　 |　 　　　　　　　/⌒' r‐､_
　 l: : : : : :,: }: : :ﾞl,ﾞl.l,| /,／イ: : : .l: : : :/: : : |　　　　　_>'´￣｀ヽ.　　　　　　 }＿_r'　　 ＼
　 'l: : : :／/: : :,;オ ﾄ,l'"'": :|: : : .|: : /: : : : :l　　　　´　　　　　 ゝ.＿＿＿＿＿＿＿_,,.-'
　　ﾞ､:;_〟--'"　 l:,,rﾞk': : : : l: : :.| ;/: : : : : :|　　　　　　　　　　　　 |　　　★　　　　/
　　　　　　　　 ,/;'ﾌrｯ;l,: : : :l: : :./: : : : : : l'　　　　　　　　　　　　 V　　　　　　　 /
　　　　　　　　,;;l /|-l::l:l: : : :∨:l: : : : : : : |　　　　　　　　　　　　　　＼＿___,-=-j'
　　　　　　　 rl::l::ﾉl..ﾄ;_ﾞ',: : : : : l: : : : : : : |　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　|_rｧ　::...
　　　　　　　 l::l｀ ;l .l: :|::|: : : : :l: : : : : : : :|
　　　　　　　j'": :/　|: :Ll: : : : :l: : : : : : : :.|
　　　　　　 ,l': : //　|: : : : : : :.| : : : : : : : :|
　　　　　　 |: : :l,l　 ,|: : : : : : :.|: : : : : : : : |
　　　　　　 〉: :l.l　 ,l: : : : : : : :|: : : : : : : : |
　　　　　　'､: :l'l　 j: : : : : : : : |: : : : : : : : |
　　　　　 ,/｀ﾞj l　 ｀ﾞ'ｰｰｰｰ''"|: : : : : : : :.l
　　　　　,/　,j l　　　　　　　　ヽ: : : : : : :|
　　　　 ,/　,j　l　　　　　　　 　 ）: : : : : : '､_
　　　　 'ｰ､,j､_l　　　　　　　　 'ｰrr'r''t''t''"
　　　　　　　　'ｰ-,---,----ｰｰ''| j ﾞ､ﾞ:､ ﾞl
　　　　　　　　　　l　　|　　　　　 ./l_,l ﾞ‐'´

　　　　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　／　─　　─＼
　　　　　　　　　　| 　　（●）（●）|
　　　　 ＿＿＿_. .|　　 （__人__）　|
　　　／　　 　 　＼　　　｀ ⌒´ 　ﾉ
　 ／　　─　 　 ─＼　　　　　 　.}　　「「なんじゃそりゃ？」」
／ 　　 （●） 　（●） ＼　　　　　}
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　 ノ.ヽ
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／∩ノ ⊃|　 |
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／／＿＿＿ ／



　　　　　　　　　　　_ ---───　-　.　_
　　　　　　　 ／￣　　　　　　　　　　　　 丶.
　　　　　　 ;　　　　　　　　　　　　　　　　　　`　.
　　　　　 ｲ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼.
　　　　/　　　　　　　　　　　.　　　　　　　　　　　　 ヽ
　　　 .　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　＼.
　 　/　　　　　　　　　　　/　　　　　　　 i　　　 .　 .ヽ　 .ヽ
　　/　　　　i　　　　　　 /　　　　.　　／ｿ　　!　　 |　.ヽ　 ゝ.
　　|　　　　　.　　　　 !　 |　　／ ／´/　　ノ |　　.|　　 ﾍ　　|
　ﾉ|　　　　　!　　　　|　 | ／.／ =. /　　／ /　 / |　 i　.!　 !
　　|　　　　　|　　　 丶 |ﾉ ´ 　　 /　 .ｲ　 / ／__|　　 |　| 　|
　　ヾ|　　　丶.　　　 ｿイ＝=__ / ／　/／　　　　|　 /　/| /
　　　ﾊ　　　i ヾ　　　　|;;;;;ъ0ﾐ　　　 /　　　　　 |　/／　||
　　　 ＼　ヽ rヽ　　　 |∂;;;;;;/　　　　　　-＝=ﾐ |／/ 　　|
　　　　 .| 　 《(　|　　　|ゞ-- ´　　　　　/ .;;;;δｱ/／
　　　　　＼　 |ゝ |　　 |　　　　　　　　 ;;;;;;ο /　 /
　　　　　　 ヾ 　丶|　　 |　　　　　　　,　　-　/　 /　　　　　検討中の事項。
　　　　　　　 从　 ヽ　　|　　　　 __　　　　 /　 ｲ　　　　　　鍵となりうるもの。
　　　　　　　　 ﾙ＼|丶　|　　　　　　　　／| 　 |　　　　　　 その中から簡潔に言語化できるものを抽出した。
　　　　　　　　　　 ｿ　ﾊ　|ゝ　..　..　r　´ ｿ |　|
　　　　　　　　　/＼　　ヽ|　　|　　　　　　　|/

　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ ●）（●）
.　|　u.　　 （__人__）
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　その町の名前を調べているの？
.　 |　　　　　　 　 }
.　 ヽ　　　　　 　 }
　　 ヽ　　　　　ノ
　 　 i⌒＼ ,__(‐- ､
　 　 l ＼　巛ー─;＼
　　 　|　｀ヽ-‐ーく＿）
.　　　 |　　　　　　l



　　　　　　　　　　　,..　--- ..
　　　　　　 ,..-.:.￣.:..:..:.. : : : : ｀丶、
　　　 　 ／:..:..:.　..: : : : : : : : : : : : :＼
　　　　/:ﾍ=､､:.＿: : : : ＿＿:ヽ:_:　-^,.ﾄ､
　　　ノ:..:..:./:.. ￣: :７´:―― : :|‐: :´､: ヽヽ
　　ｰ-/:..:.i:../:. : : ,/:..:.:ｲ:.ﾊ:.. : j:.. :}:.､ヽ:. ﾄヽ
　　　 !:..:..:|:.{/:..ィ_jz≦ﾉ '　}:.／_}_ｲ:. } |:.｜||
　　　 Vl:.:.|:. Vl´｢＿　､｀　ﾉ′ ＿ﾉ:ｿ:ｲ: ﾘ ﾉ
.　 　 　 }:ハ: : l f7｢::｀ﾊ　　　/:::7}7ｲ:/}/　　　そうであるともいえるし、またそうでないともいえる。
　　　　 ﾉﾍｰl､: :!VZﾂ　　 　 ﾋ:ﾉ/:.//　　　　　　これはあくまでも検討中の事項の一部。
　　　 　 　 ｀ｨﾍ:ﾄ､ _　　　_ 　 ノ:ｲ/　　　　　　　本当にごく一部。
　　　　　 rく､＼｀ ヽ二コ:千:|K、′



　 　 , -‐ノ　、
　　/ 　（● ●　だから直接話すのは・・・
　　ゝ　 （__人）　まあいいお。
　 |　　　　　 ヽ

　　　　　　＿＿＿＿
　　　　／　　⌒　　＾＼
　　 ／　　（ ●） 　（●）
　／　　::::::⌒（＿人__）⌒ヽ
　|　　　　　　　|r┬-|　　　|　　　「その町の名は？」ってところかお。
　＼ 　　 　 　　`ー'´　 ／



　　　　　　　　　　　　 (ヽ三/)　））
　　　　　　　　　＿＿　 ( i)))
　　　　 　　　／⌒　　⌒＼　＼
　　　　　　／（ ●） 　（●）＼ ）　それもクイズみたいで面白いけど、
　　　　.／:::::: ⌒（__人__）⌒::::＼　もっとやる夫に関係しそうなことを調べて欲しいんだお。
　　　　| 　 　(⌒)|r┬-|　　　　　|　できれば、もっと壮大なことを調べて欲しいんだお。
　　　 ,┌､-､!.~〈`ー´/　　　 ＿/
　　　 | |　|　|　 __ヽ、　　 　/　　　　　他には何を検討中なんだお？
　　　 ﾚレ'､ﾉ‐´　　￣〉　　|
　　　　｀ｰ---‐一'￣

　　　　　　　　　　　　 __
　　　　　　　_,. -－' ´　 ｀ヽ､
　　　　　 ／　　　　　　 　 　 ＼　　　　・・・・・・
　　　　 /　 　 , ,　l　　、　、　　 ヽ
　　　 /ｨ'　 l　l |　|　l､ ＼ ヽ　ヽ　ヽ
.　　　' |　l. |　N､ |ヽ| ＼_lゝ: l.　|　 |　　「検討事項-ドイツのとある辞典のとある版では、
　　　　ﾍ. ', lv-一　　　´_`...VlV　|｣　　　日本の山伏の頭巾について
　　　　　Yヽﾄ ､t￢. 　 ´v,. | 1　ﾚ'　　　　不必要に冗長な記載がなされている」
　　　　　　ヽ ヽ　ｰ'　　　￣　| /
　　　　　　　ヽＮ.､_　 - _,.ィ ´″　　　　　　　　　　　　　　　　　(参考画像)
　　　　　　　　　　　｀,ｵr .ｺ
　　　　　　　　 　 　 トﾚ'´　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.へ
　　　　　　　　 　 　 |{　l、　｜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　頭巾⇒　　 ∠______ﾍ＼
　 　 　 r' ￣ ヽ　　｜|　 | 　 |、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,|/　　　　',_7.._
　　　　l　 　 　 l _,.rｵ |　 | 　 | ｀ヽ,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. '"::::｀ー──'ヽ､::｀ヽ､
　 　 　 ヽ ___ノ　フ ｸ‐ヽ　ゞﾌ 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::i::::::::i::::::::;::::::ヽ;::::::',
　　　　　　..__..　 r '′　ヽ.___,..-'′　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:::/:::::､:::ﾊ:::::ﾊ::::::ﾊ:::::::ﾊ::::::::!
　　　　　　‐-‐ 　 7-､..＿_....,」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｲ:::i:::/::ﾊﾄ､_ﾚ'　 V,.イﾚ/:::!:::::::|
　　　　　　 　 　 /　　 ,ｨ　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　__r‐┐_!ｲ_/:ﾚ;ｲ「'ﾊ　　　-‐‐- ﾚ'i:::::::::|
　　　　 　 　 　 / ｀ ｧ　L.___|　　　　　　　　　　　　　　　　　「「]　 [| ￣|,.!､:iﾊ! ゝ-' ,　　　　""/!:::::::::::|
　　　　 　 　 _/　　/　｜　｜　　　　　　　　　　　　　　　　 | |　【○】　|-,i:::/l.""　 r─┐ 　 /::ﾊ:::ﾊ:::|
　　　　　 　 ヽヽ／　　,! 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　,(ヽ､====,/　!::::/＞.､　 ､__/　,.ｲ／ｰ'､/!/
　　　　　　　　｀　　　r'二ュ　　　　　　　　　　　　　　　　　 iヽヽ､￣　　　iVﾚ＞''/｀Ｔ'''T〈／　　　 ﾊ〈
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽi｀'ー-､,　　'く_/´' !　 /|／/　　　　　　〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ　　ﾍ　 　'く / ヽ!　ﾚ 〈_r,へ_　　 _/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　',　　〈' ,　　 ＼ /ハ／　　 ｀>_r'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',　　　'へ､ 　　｀ヽ'　　　 ／/　 　 ,.-─-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ､__／　 ﾄ ､　　　　 ／　〈　　　 !。::::。::!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 く　｀'r-r'"　　　 　>､　 i⌒7:::::::'､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／/へ/　 ＼　　　／/ ＼.ヽ/:::::::i:::ヽ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-‐''"／　/　　　　/ヽイ　 i　　ﾊ ﾊ:::::::::|:::::ﾊ

　　　　＿＿
　　 ／　　　＼
　／　　 _ノ　　＼　　おいおい、どんどん壮大とは逆の方向に行っているじゃないか。
　|　　　 （ ●）（●）　　　　　　　　　ｷﾘｯ　＿＿＿_
.　|　　　　 （__人__）　　　　　　　　　　　／＼ 　 ／ ＼
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　　　　　　　　 ／（ー）　 （ー）　＼
.　 |　　　　　　 　 }　　　　　　　　 ／　⌒（__人__）⌒　　 ＼　これは壮大な臭いがするお！
.　 ヽ　　　　　 　 }　　 　 ＼ 　 　 |　　　　|r┬-|　　　　　　|　例えばこんな感じだお！
　　 ヽ　　　　　ノ　　　　 　 ＼　　＼　　　`ー'´　　　　 _／
　　　/　　　 く.　＼ 　 　 　 　 ＼　 ノ　　　　　　　　　　＼
　　　|　　　　 ＼ 　＼　　　　(⌒二　　　　　 　 　 　 　 　 |
　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)、　 　 　 　 ＼　　　　　　　　｜　 |

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「あるとき、ドイツ語からひとつの単語が完全に抹消された。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「すると、辞典には不自然な空白が生じる。」

　　　　　　　　 N /i/´ ﾞ￣￣｀`ヾ)＿　　　　　 ∧　　/
　　　　　　　 Nヾ　ﾞ　　　　　　　　ﾞヽ　　　|＼/　∨l/
　　　　　　　Nﾞ､　　　　　　　　　　　 ﾞi　_|｀
　　　　　　 Nﾞゞ　　　　　　　　　　　　.! ヽ
　　　　　　 ゞミﾐ､　　ノ,彡ｲﾊヾ、　　i　Z　　その空白を埋めるために
　　　　　　 ー-r-==､'リノ_ﾉ_,.ヾミ,.ｨ,ﾆi　ヽ　同じページにあった頭巾の説明が
.　　　　　　　　{i (●);l={　(●)}='´ﾞ'r_/　〈　水増しされたんだお！
.　　　　　　　　｀ iー'/　ヾ､__,.ﾉ　 /i´　　/
　　　　　　　　　　! (__人__)　 u / ,ト,　∠_
　　　　　　　　 　 ヽ、i'､_丿　／／/ ヽ　/_
　　　　　　　　＿,.ｨﾍヽ二 ｨ'_／　/　　ﾞi＼|／Wlﾍ
　　-‐ '''" '￣／　i　ヽ_.／´ 　 ./　 　 .|　｀＼　　 ∨＼
　　　　　　／　　/ィ´￣ﾞi　　　/　　　ir＝､　 l'i"ヽ､
　　　　 ∠__,,..-ｲ　i　　 /＼_,ｲ,=-、　i ､,.ゞ､ | ﾞ'"ヽ ＼
! 　 　 .i-'´　　,i | ./｀ﾞ'i'　　 /i_.!._,..ヽ＜!　　ﾞi､ﾞi.　 =ﾞ!　 ＼
!　　　 |　　　.,iﾞ::|/　　.|　 ,/::/-i　　 ﾞi　ﾞi　三ﾞi ﾞi　　 | /⌒
i/　　 .|　　　,iﾞ:::i'　 　 | ,/ ::/= .|三.　ﾞi/.|　　 .| .|　　.ij:.
.l〉　　 |　　 ,iﾞ :::|　　　.!' ::::iﾞ'i　　ﾄ.　　ﾞi　|　_,.. V　＝,!
　!　　 |　　,iﾞ ::::|　　 / ::::::|　l=　ヾ!.._　ヽ｣　"´;i　　:.:i　./
. |　　 .|　 .,i ::::::|　 ,/::::::::::|　 ヾ:.:.　ヾ::"　ﾞ　　　　　/／
│　　 |　 ,i::::::::| ,/ .::::::::: |　　　ﾞi.:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／,ｨ'"´
.| 　 　 |　 i::::::::,ｲ::::::::::::::::|　　　/ﾄ､;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::,ノi|Y



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　 　 ,. ､ 　 　 　 /　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　 ,.〃´ヾ.、　　/　 ／
　　　　　　　　　　　　　／ |l 　 　 ',　 / ／
　　　 　 　 ,､　　 　 ,r'´　　||--‐r､ ',　　　　　ナ ゝ　　　ナ ゝ　/　 　 十＿"　 　 ー;=‐　　　　　　　　　|! |!
　　　　　 　l.l.　,..ィ'´　　　　l',　　'.j　'.　　　　　　cト　　　　cト　/＾､_ﾉ　 | ､.__　つ　 （.__ 　 ￣￣￣￣ 　 ・ ・
　　　　　　 'r '´　 　 　 　 　 ',.r '´　!|　　＼
　　　　　　 l!　　　　　....:.:.:.:.:.:ヽ､ 　 ,ｌ　　　　＼
　　　　　 　 ゝ､.,_ ---‐‐‐----ゝ､ノ
　　　　　　　 | |
　　　　 　 　 .| |
　　　 　 　 　 | |
　　　　　　　　| |
　　 　 　 　 　 | |
　　　　　　　　 | |
　 　 　 　 　 　 | |
　　　　　　　 　 | |
　　　 　　 　 　 .| |

　　　 　／￣￣＼
　　　／　　 ⌒　⌒＼で、その抹消された単語はなんなんだ？
　　　|　　　 （ ●）（●）　　　　　　　 　　 　 　 ＿＿＿_
.　　　|　　　⌒（__人__）　　　　　　　　 　　　／⌒　　⌒＼　　わかるわけないお。
　　　 |　　　　　|r┬-|　　　　　　　 　　　／（●）　（●）　＼　この世界から完全に抹消されたんだから。
.　　　 |　　　　　`ー'´}　　＼　　　 　　／:::⌒（__人__）⌒:::::: ＼
.　　　 ヽ　　　　　 　 } 　　　 ＼　 　 　|　　　　|r┬ | 　　　　　|
　　　　 ヽ　　　　　ノ　　　 　 　＼　　 ＼　　　｀ー ´ 　　　_／
　　　　　/　　　 く.　＼ 　 　 　 　 ＼　 ノ　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　|　　　　 ＼ 　＼　　　　(⌒二　　　 　　　　　　　　 　|



　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ ー）（ー）
.　|　u.　　 （__人__）　　・・・・・・
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ
.　 |　　　　　　 　 }
.　 ヽ　　　　　 　 }　　　　　 ／￣￣￣＼
　　 ヽ　　　　　ノ　 　 　 　/　　⌒　　⌒ ＼
　 　 i⌒＼ ,__(‐- ､　　 　/　u （ー) ::::（ー)ヽ
　 　 l ＼　巛ー─;＼　　| 　 :::⌒（__人_）⌒:l　このテーマは失敗だったかお？
　　 　|　｀ヽ-‐ーく＿）　　＼　 　 ｀ ￣´　／
.　　　 |　　　　　　l　　　　　 i⌒＼､___ ィヽ
　　　　|　　　　　　|　　　　　.l ＼　巛ーﾞ‐;＼
　　 　 ﾘー──‐‐t_＿__.　　| 　 ヽ-‐≠ー '′
　　　　l 　 "　~￣￣⌒ヽ｀ヽ.|ﾞ￣￣⌒ヽ￣ヽ
───`ー───ｿ　　|　 |┴‐─-r　 |i'　 |───────┐
　　　　　　　　　　　|　　|　 | 　 　 　 |,＿|, __|　　　 　 　 　 　 　 |,
　　　　　　　　　 　 |＿､| __|.　　　　 （´＿)ﾞ＿)
　　 　 　　　　　　　l'＿__)_＿)

　　 ／￣￣＼
　／　　 _⌒　 ＼
　|　　　（●）（●）　いや、もう少し続けてみないか。
.　|　　 ⌒（__人__）　途中経過がバラバラすぎて、
　 |　　　　 |r┬| .}　少し面白くなってきた。
.　 |　　 　　ｰ―' }
.　 ヽ　　 　　 　 }
　　 ヽ　　　 　ノ



　 　　　＿＿＿_　　　　　　 ヽ v /
　　　／⌒　　⌒＼　　　　　-（ｍ）-
　 ／（ ●） 　（●）＼ 　 そ 　 ≡
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
|　　　　　 `ー'´　　　　 |　そうだお！
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／　　ユッキーは完璧すぎて
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　ユーモア精神が足りないんだお！
.＼　“　　／＿＿|　 |　　　こういうユニークなお仕事をすれば
　 |＼ ／＿＿＿ ／　　　　きっとユーモア精神も身につくお！
　 |　　　　　　　　　 ﾉ
　 ヽ　　　y　　　　/
　　 ＼　/　　 　 /
　　　　/　　　／
　　　（_＿＿）_）

　　　　　　　　　　　　ミ||＼
　　　　　　　　　　　　　||:::: ＼
　　　　　 　 .＿＿＿＿||:::::::::::＼
　　　　　 　 || , ―,ノ 、||:::::::::::::::|
　　　　　 　 || ｌ　　（● ||:::::::::::::::|
　　　　　 　 || | 　.（__ﾉ)||:::::::::::::::|
　　　　　 　 ||　／￣￣||:::::::::::::::|
.　　　　　 　 ／―　― ||:::::::::::::::|
　 　 　 　 ／ (⌒)　(⌒||:::::::::::::::|　有希ちゃん、またあとで途中経過を聞きにくるお！
　　　　　 | 　　　(_人_) ||:::::::::::::::|　ユーモアあふれるユニークな経過報告を期待しているお！
.　　　　　 ＼ 　　＿＿_||:::::::::::::::|
　　 　 　 　 ||ゝ,.＿＿＿)::::::::::::::|
　　 　 　 　 ||　　 ＼ i､._)::::::::::::::|
　　 　 　 　 ||　　　　＼||:::::::::::::::|
　　 　 　 　 || 　　　　　||:::::::::::::::|
　　　　　 　 '￣￣￣￣||:::::::::::／
　　　　　　　　　　　　　||:::: ／
　　　　　　　　　　　　　||／



　　　　　　 　 　 　 ／ :. ィ.;:.:.:.:.:.:.:ヽ
　　　　　　　　　　ｲ:.:.:.:/-|/|∧:;､:.:.〈
　　　　　　　　　　ﾘ:.:./ ● 　 　く!:,:.:..、
　　　　　　　　　　 l:.:.l　　　　●/:./￣　ユニーク・・・
　　　　　　　　　　　vﾍ　 - 　 ノ:./
　　　 　　　　　　　 _,-+　匸ﾍ/V
　　　　　　　　　　,《　ﾋ⌒j　》、
　　　　　　　　　　l::＼ l　/∥::l
　　　　　　　　　　|:::::::ﾄ,Ｖイ:::::|
　　　　　　　 　 　 |:::::::l介l:::::::|
　　　 　 　 　 　 　 l::::::|人|:::::::l

夕方

::::: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::: ::::: :: ::::
::::::: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::::::::::::::::: : : : : ::::::::::::::: : :::::::::: : : : :::::::::::::::::::: ::::: : :
: : : : : : : : : : : : : ::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : : : : : ::::: : : : : :::: : : : ::::::: : : : : :
:::::::::: : : : : : :: : : : : :^^:::::::::::::ｶｱ:::::: : : ::::::::::::::::::::::::::: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
::::::::::::::::::: ::::::: : : : : : : : ^^: : :::::::::::::::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　: :::::::
::::::::::::::::::::::::ｶｱ:::::::::^^::::::::: ^^:::: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :::: :::::::: : : : : : :::::::::::::::::::::::
::　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:　:
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, 'ﾆ￣ﾆヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （　二ニ ﾆ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／~＼　ヽﾆ＿ﾆノ 　,／⌒ヽ
＼　　　　 ～ ､　　　　　　／⌒ヽ,,　　／ 　 　　＼　　　　 ／　　　　　^ヽ､
　　ヽ,,,／　　　＼_　,,,,,／　　　　　''''　　　　　　　　＼,,,／　　　　　　　　　＼ 　　／
　　　　　　　　　　 ~　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ー '
￣￣￣|＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／|￣￣￣￣￣￣￣￣￣
田　田 |:::..|　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿　　　　　　　|.::::|　田　田　　　 田　田
　 　 　 |:::::| 　|iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|;;;;;| 　 　　　　　|:::::|　　　　　　日
田　田 |:::::|　　|　＿_　＿＿＿＿＿_ ｜ | 　 　 　 　 　 |:::::|　田　田　　　 田　田
　 　 　 |:::::|　　|　|//| |//////////|　|　| 　 　 　 　 　 |:::::|　　　　　　日
=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=i=

　　　　　　　　　　　　 ／）
　　　　　　　　　　　／／／）
　　　　　　　　　 ／,.=ﾞ''"／　　　　　　　　　　　　　　人人人人人人人人人人人人人人
　　　／　　　　 i f　,.r='"-‐'つ＿＿＿_　　　　　 ＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞
　　/　　　　　 /　　　_,.-‐'~／⌒　　⌒＼　　　　＜　有希ちゃん、お仕事は進んでる？＞
　　　　／　 　,i　　　,二ﾆ⊃（ ●）.　（●）＼　　　＜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞
　　　/　 　　ﾉ　　　 ilﾞフ::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼　　　YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY
　　　　　　,ｲ｢ﾄ､　　,!,!|　　　　　|r┬-|　　　　　|
　　　　　/　iﾄヾヽ_/ｨ"＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／



|　|
|　|　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＿,. -―- .､
|　|　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／: : :::::: : : : : : : :.｀丶
|　|　　　 　 　 　 　 　 　 / ::::::::::::: : : : : : : : : : : : ＼
|　l 　 　 　 　 　 　 　 ／:::::::::::::::; :' :／: : : : : : : : : : :'
|　|.　　 　 　 　 　 ー‐ｧ:::::::::::::::/:／:::::／; ' : : :/: : i: : ',
|　|　　　　　　　　　　 i:::::::::::::::/:/:::::::/:::/::::／//::::,'::!:!:',
|　|　　　　　　　　　　 |'|::::::::::/:/:::::::/:＿／/／:::,'/:::.!:!::l
|　|　　　　　 　 　 　 　 !:::;::::r/::::／/ ｧ=ﾐ/ヾ::／,rﾄ ﾉ |i}　　検討事項は逐次増大しているが、
|　|　　　　　　　　　 　 ハ;}:::/／:::/.| {:::ﾘ／ ' ,ｲｿ／'!/ﾉ　　 ひとつの結論に向けて収斂しつつある。
|　| 　 　 　 　 　 　 　 　 ハN:|i::::::::i| ｀¨　　 ‘,〃::/,/　　　　今夜23時頃には結論をお伝えできる。
|　l　　 　 　 　 　 　 　 　 ＿八!|:::::i| 　 　 - ィ}}／ ′
|　|　　　　　　　　　　　_/:::ヽ　　!ヽ|´丶r≦::/ﾉ
| └――――――／ー- ､: ＼　':!ヽ＼j／―――――――――――
..=============//￣｀丶＼＼＼-―‐|lヽ========================
　　　　　　　　　　|{　　　　ヽ:::ヽヽ::Yニﾆ!|!ﾄ､
　　　　　　　　　　 {　　 ＼　 ヽ ヽヽi: : : |.|!| i
＿＿＿＿＿＿_.（　!　　　 ＼.ハ::ヽ::i:.:. :|.|:l__i_ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
','////////////∧ .!　, -‐'´￣｀iヽヽ:iλi|.!==i､//////////＿_/////////
',','////////////∧.>':.,x=＝＝=ヽヽヽ !|! !イフ//////,','／ヽ三｀丶､./ヽ,
,','/////////////∧Y／ ／￣ ﾏ’　ヽヽ! ヽ ｉ//////,'／　／　　｀丶_{_／
,'///////////////,' ゝ--!　　　 ヽ､　ﾊ::)ヽ/＼//,',／　／　　　　／／///
','///////////////∧∧_ム　　　　 ｀丶､:::〉　 ヽ<　.／　　　　／／/////
',','///////////////∧∧_;_ゝ､　　　　　　｀　‐-=λ'　　 　 /¨´i'´//////
,',',',///////////////∧∧:.:.:.:.:.:.｀i.丶...､__　　　　　｀ ー=‐'　　/　//////

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,_.-､,-‐､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,ノ　　　　　｀＾"!_._
　それじゃ途中経過　　　　　　,-'i＾""''{　　　　 ､ﾄ-.,_｀＾┐
　・・・の前に、一杯飲むお！　}./.　　 ｀ｰ,　　〉｀´　　｀'､_}
　やらない夫が　　　　　　　　　|::::..　　　　｀‐'´　　 　　 |
　美味い地ビールを　　　　　　|::::::　　　　　　　　 　 　 |､
　持ってきてくれたお！　　　　|::::::　　　　　　　　 　 　 |_)
　　　　　　　　 ＿＿＿_ 　 　 　 |::::::　　　　　　　　 　 　 |_.）
　　　　　　　／⌒　　⌒＼　　.　|::::::　　　　　　　　 　 　 |_)
　　　　　 ／（ ＞） 　（＜）＼　　|:::::::　　　　　　 　 　 　 .|_)
　　　　／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼|:::,.--―￢''''''￢‐-..,,,_　|/
　　　　|　　　　/| | | | |　　　　 　|'´::::..._,,...-----....,,,,_　ヽ{
　　　　＼　 (、`ー―'´,　　 　／.}‐'""´-‐‐￢‐‐‐--..,｀ヽ{
　　　　／　 　￣￣￣　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞ｰｰｰ-------‐''"´



飲ませて大丈夫なのか？
　　　　 　 　 　 ＿＿　　　　　　　 　 　 　 　 　 γ⌒)　))
　　　　　　 γ⌒)　))＼　　　　　　　　　 　　　 /　⊃＿＿　　　　　　　　大丈夫だお！
　　 　　　 /　⊃ _ノ　　＼　∩⌒)　））　 　〃/　/ ⌒　　⌒＼　　　　　　有希ちゃんは未成年じゃないお！
　　 　〃/　/　 （ ●）（●） /　ノ　　　　　γ⌒)（ ⌒） 　（⌒） ＼ ∩⌒)
　　　　　γ⌒)　　（__人__）/　/　））　　／ _ノ :::⌒（__人__）⌒ 〃/　ノ
　　　　／ _ノ　　　.｀ ⌒´ﾉ（ ⌒）　　　（　 <|　 |　　　|r┬（　　　 /　/　））
　　　（　 <　　　　　　　　}/　/.　　　　( ＼　ヽ ＼ ＿`ー‐' 　／（ ⌒）
　　（( ＼　ヽ　　　　　　. }　/ 　　　　　　　　　　　　　　　　　 　/　/

　　　　　あ、そういう問題なんだ。

　　　 　 　 l´　 |　 | 　 |　 　 　 _＿＿..___　　 _l´　 |　|.　 |
　　　 　 　 |　　|　 | __⊥-‐"￣: : : : : : : :￣｀ヽ| 　 |.､|.　 |
　　　　 　 ┼=ﾆ二´;: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : | 　 |: :|　 |
　　　 　 　 |,.イ´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :| 　 |｀|　 |、
　　 　 　 ／: : : : ::/: : : : : : |: : : : : : : ::|: : : : : : ;|.　 |. |　 |:ﾍ、
　　　　 /:.::/: : : :/ : : : : : : :|: : : : : : : : |: : :: |: ::|:|　 | |　 |: :ﾄゝ
　　　　 |::/|: : : :/: : : : ｉ: : :/|: : : : : :λ::|: : : :|: :|::|　 |.|　 |:: :|
　 　 　 |/ l: : : :|: : : : ::|: :/　|: :ｉ:: : : :| |::ｊヽ､:::|_:|:::|　 ﾄ､ .|: : :|
　 　 　 　 |: : :.:|: : : : ::|:/‐-､|:/|: : : :ｊ_ｊ;/-‐∨､|:::ｊ｀　 　 ヽ::.:|
　　　　 　 |: : :.:|: : : : ::/〒云ｵ ∨::/〒云弐ｱ|: :| 　 ┃┃l､:|
　　　　　　ヽ:ｉ:.:ヽ､: : :ﾊ lﾄ::t:ｊ:|　 ∨　|ﾄ::t::ｊ:;j,'|: ::| 　 　 x　| `
　　　　　　__人__:::ヽ､:|::} `ｰ‐'　 ,　 　 `ｰ‐'" |: :::{_＿＿_,,ﾉ
　　　　　　 ｀Ｙ´ヽ::|::|::::ｊ xxx　　　　　　 ｘｘx |: : :/:.: :/ｊ/
　　　　　　　 !　　｀ﾄ:|:::ヽ､ _＿＿__rっ_＿,,.ィ|:: :/ヽ;/
　　　　　　　　　　 ヽ|:::::::::/ﾘ |:::,､:;ｨヽ　 ｀ｱ`|:;/ヽ、
　　　　 　 　 　 　 　 ∨::/　　V / {_＿__/　 '"_ 　 ＼
　　　　　　　　　　　　 ∨　　　/ ,{ |ﾆﾆ/　,イ´二二ヽ〉
　　　　　　　　　　　　　　　　 {:|　| |　/／／_,ｒ-─-.､ｊ
　　　　　　　　　　　　　 　 　 |::ヽ.゛|/´／,ｲ´::::::::::::::::::}



　　　 ／￣￣＼　飲んだら雰囲気が変わったような・・・？
　　／　　 _ノ　　＼
　　|　u 　 （ ●）（●）　 　＿＿＿_
　　|　　　　 （__人__）　 ／　　　　　＼
　　|　　　　　｀ ⌒´ﾉ／　　⌒　　　⌒＼　　　それじゃ改めて、
　　 |　　　　　 　 ／　　　（ ⌒）　 （⌒） ＼　 具体的な検討事項を教えて欲しいお！
　　 ヽ　　　　 　 |　 　 ::::::⌒（__人__）⌒:::: |　　 ユーモアあふれる報告を期待するお！
　　　>　　　　 　 ＼　　　　＿｀ ⌒´ 　 ／
　　/　￣＼　　　 /⌒(⌒) 　　　　　　　ヽ

　　　　　　 　 ,. :-:.' ｰ ' ¨ :.ゝ.､
　 　 　　　 ,.:´: : : : : : : : : : : : : ヽ.
　　　　 　,.': : : : : : : : : : : ',: : : : : : ヽ､
　　　 　 ,':.:;':.:.:;'.:.:.;'.:./.:;'.:.:|i:';:.:.:.:.:.:.::`､｀ゝ
　 　 　 ,':.:.i:.:.:.i:.:/i:.:/i:.:ﾊ:.:l:i:.:.i:.:i:.:.:.';.:.:',
　　　 /ｲﾊ:!:.:.:l:/ i/ ﾉノ ﾉリﾘハﾘ:!:i:.:.!:.l
　　　　i/!:.:!:.:.;;;;;;;;;;;;;;;;　 　 ;;;;;;;;;;;;;;l:.!:ﾊ!
　　　　　∨|:.:.!　　　　　　　　　 ﾉ/i/ﾉ
　　　　　 　ﾍ!:|　　　　　　　　　ﾉ!/′　　では。
　　　　　　 　ヾ!＞ｰ- 　 -- ＜ｲﾘ
　　　　 　 　 （ﾍ:::::＼i＝/／:::::/)
　　　 　 　 　 ｛;;＼::::::!n/:::::／;/
　　　　　　　　 ト､;;＼;;ii;;／;;;/′
　　　　 　　　 /;;;;ゝ;;;;∨;;;;;;;入
　　　　　　　 （;;;;;(⌒)∨(⌒);;;;）
　　　　　　　　｀´￣｀￣￣´￣´

　　　　　　　　　　　_,..-‐::─:.─::─-:.､_
　　　　　　　　 ,.イ´: : : : : : : : : : : : : : : : `:ｰ-.､__
　　 　 　 　 ／: : : ;: : : : : ; : : : : : : ｉ:. : : : : : : : : :｀ヽ、
　 　 　 　 /: : : : :/: : : : :/: : : : : : : |: : : :.､: : : : ::ﾍ￣`
　　　　　/: : : : : ｊ: : : : :/: : : : : : : : |､: : : :ｉ: : :.､:: :∧
　　　　 ｊ: : : : : : |: : :-‐|‐-::/:ｉ : : : :|-‐‐-:l: : : :l: : : :ﾊ
　 　 　 |: : : : : : l:: : : :/|:: :/|::|: : : :/ ∨:.:/: : : :ｊ:: : : : :|
　　　　|: :; : : : : :V: :/__|::/ ｊ;ﾉ: : :/ ___ｊ::/∨:: :/:.: : : : :|
　　　　ｊ;/|: : : ::|:: :∨ﾃ弐ｵ´ｊ:.;／　〒弐ﾃｊ:／::.: :/＼::|　「検討事項
　　　　　 |: ::（"|: : :| {:k:ｨ:;ｊ　´ 　 　 |:kｨ:;ｊ,'ﾊ::: : :/　　 `　　-ある病院の閉鎖病棟では、
　　　　　 |: : ::`|: : :| `ｰ-" 　　 　､ `ｰ'" {:::|:;／　 ｊ^l　　　洗面所に意味不明な落書きが
　 　 　 　 ∨: :.:∨ :|　　　　 　　 　 　 　 ｊ:::l"　　ｒ' _ﾍ、　　繰り返しされている」
　　　　　　 ヽ､::::∧:|ヽ､ __＿/⌒)_＿_,.ィ::::/　　 {__ヽ_,,〉
　　　　　　　　∨　ヽ::_,::-‐'´{'￣ヽ〉ｰ-V∨　　 /:::￣::}
　　　　　　　　　　 ｒ'ヽ、　　 |'ﾆニ}　 / /::ヽ､,,ノ:::::::::::/
　　　　　 　 　 　 /:::＼＼ 　 |゛￣|　/ /:::::::::::::::::::::::;/
　　 　 　 　 　 　 {:::::::::::＼＼ | 　 | / /:::::/:::::::::::::／

　　　　　　　　　　　 _,..:-:‐:─::─::─::--..､__
　　　　　　　　　,.ィ´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :`:ｰ::‐:-‐:ｧ
　　　　 　 　 ／: : : : /: : : : : : :: : : : : : : |:: : : :＼: : :＜´
　　　　　　 /: : : : : : |:: : : : : : :|: : : : : : : |: : :|:: : :ﾍ: : : ﾍ
　 　 　 　 / : : : : : : :|: : :.:|:: :/'|: : : : : :: :|ﾍ:.:|ﾊ:: : ﾊ: : : ∧
　　　　　 ｊ : : : ::|: : : :|:‐:-|､/__ |:: : : :∧:|_,|-}‐ﾔ: : :|: : : : :ﾍ
　　　　　 |: : : : ::|: : : :|::/_ｊ/＿｀|:: : :/ _´__ｊ;/_　V:: : : : :|＼::|
　　　　　 ｊ: : : : : |: : : :|'〒弐〒ｊ::;／　〒弐〒ｱ∨:: : : :|　 `
　　　　　'´|: : : : ;|: : : :|l |ｆ‐':::l:| '"　 　 |ｆ‐':::l:| l ﾊ:ヽ:ｉ:: :|　 「検討事項
　　　　 　 |: : : r' |: : : :|､|l::t::ｊ;j　　　　 |l::t:::ｊ;j,' {:: : : ﾄ､:|　　-近年まで"ドム"という単位が
　　　　 　 ﾚﾍ:.:ヽ_|:.: : :| `ｰ-‐'　　　 '　`ｰ-‐'　l: : : :|　`　　使われていたらしい。
　　　　　　　　＼:.:|: : : | : : : ..　　 　 　 　.. : : : }:.: :/　　　　何の単位かは不明。」
　　 　 　 　 　 　 ｀ﾚﾍ: :ﾄ､._＿＿__ｒｭ＿＿__,,ノｉ: :/
　　　　　　　　　　 __,ヽ::|'´ ヽ'　　ﾒ､｀ヽ､:∧::::::|:/
　　　　　　　　　/:＾:､＼＼　 ＼ﾆニ〉　} }ヽ｀ﾍｊ/

　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　゛ |::" ゛:::| "　　　　　　　　　　|＿ o
　　　　　　　　　　　　 　 " |::::.. ...::| ゛　　　　　　　　　　|＿__
　　　　　　　　　 　 _,.-‐'"::￣￣￣゛:`ｰ-.､_
　　　　　　 　　 ／´:: : : : : : : : : : : : : : : : : :｀ヽ、　　　　 ｀ヽ ／
　　　　　　　 ,ノ: : : /:.:/: : : : : : : : : : : : : :ヽ､:.: :ﾍ　　　 　 ／
　　　　　　∠;; : : :/:.:/: : : :/: :.;|: : : :λ:: : : :ﾍ:: :.:ﾊ　　　　　　　　　「検討事項
　 　 　 　 　 j: : :.:l: ::j:: : :;ｰ|-:/|: : : ::| |:ﾄ､:: : :|: :|: :|　　　　　‐┼ o　-湾北大湿地帯の
　　　　　　　|: ::|: :|:.::|: : /__|:/_､ヽ､::ﾘ_|ｊ__ ∨:;|: :l:ｉ::|　　　　　/ | ヽ　　地質学的な研究は停滞している」
　　 　 　 　 ｊ,ｨ:.:|:.:|:.:ｊ:.:/〒弐ｵ　 ∨ｵ弐ﾃ∨ｊ;/::ﾄ､|
　　　　　　 '´|（´|::|/:∨ !ﾄ'::ｨ:;|　　　 ﾄ'::ｨ:;|!|: : : :ｊ　　　　　　　 |
　　　　　　　 |:.:`|:: :: :|　 `ー"　　 　 `ー" l:: : :/　　 　　 　 　 |
　　　　　　　 ∨:.:|::.: :|､: : :　　　　　　 : : :,ﾉ:: :/
　　　　　　 　 ∨:;ﾊ､::|::＞..、_＿‐　__,,..イ:|:.:/　　　　　　　　｀ヽ ／
　　　　　　　　 ∨:::ヽ:|'´__,.ｒ‐'}　 {｀ｰｭ､_ﾚ|:/　　　　　　　　　 ／
　　　　　　　　　　　／:::∨ 　 |'ﾆﾆ}　　 /::ヽ、
　　　　 　 　 　 　 /:.:.:::,'.:∨　 | 　 | 　 /::ｉ:.:.:ﾊ
　　 　 　 　 　 　 /:.:.:.:.:{:.:.:∨　|　 |　 /:.:.|:.::.:.:}
　　　　　　　　　 j:.:.:.:__;|.:.:.:.|ヽ､|　.| ,/ |::.{:.:.:.:.:|
　　　　　　　　　 {:.:.:.:.:.￣￣:γ´￣,>>ｭ_ｊ:.:.:.:.:}
　　　　　　　　　 ヽ､:.:.:.:_＿_:ゝr'二二ｭ::.:｀:.:.:.:ｊ
　　　　　　　　 　 　 ￣ｊ:.:.:.::|　l＿＿__ｊ,ﾒ-‐ｒ'´
　　　　　 　 　 　 　 　 |:.:.:.:.:|ﾆﾆ| |ﾆ| |ﾆ|:.:.:|
　　　　　　　　　　　　 ｊ:.:.:.:.::| 　 | |　| |　|:.:.:|
　　　　　　　　　　　　 |:.:.:.:.:.|　　~　　~　|:.:.:.|

　　　　　　　　　　　　　 　 _＿＿＿___　　　　／:|
　　　　　　 　　 　 _,..-─'":: : : : : : : : :￣｀ｰ'´: :/
　　　　 　 　 　 ／: : : : : ,:: : : : :: : : : : : : : : : : :￣:￣:゛ｰ-.､__
　　　　　　　　/: : : : : .::/: : : : : ; : : : : : : : : : : : :､:: : : : :ﾍ-一"
　　　　 　 　 /: : : : : .::/: : : : ::/: : :;|:: : : : : : : : : :ﾊ::. : :､: :｀ヽ、
　　　　　　　j: : : : : .::/: : : : :;/:: : :/|::. : : : : :|::. : : :|:: : : :ﾍ:: : :ﾊ
　　 　 　 　 |: : : : : :/: : : : .:/|::. :/　|::. : : :; :ｊヽ､::. :ｊ::. : : : :|:: : : :l
　　　　　　 ｊ: : : : : :ｊ: : : ::ｰ/┼:/-､,|:: : :;/∨,-┼;/‐::.: : : :|:: : : :|　「検討事項
　　　　　　 |: : : : : :|: : ::／:/ﾔ弐行ｊ::;／　〒弐ﾃァ|:: : ;∧|: :ﾄ､::|　　-ある玩具会社の資料館には、
　　　 　 　 }:;/: : : ::ｊ:;／:::;ハ |ﾄ-':;ｊ:|'"　 　 |ﾄ-'::ｊ:|´ｊ:;／::: : : :|　`　　折れた鉄塔に
　　　　　　ｊ:ﾉ|: : :|: :´::.: :/　 ､V::ｨ:;ﾘ 　 　 , V::ｨ:;ﾘ,'{::::::::::: : : :|　　　　ひょうたんが寄り添っているような形状の
　 　 　 　 　 |: : :|:.: : : :/　,ィ'⌒ヽ" 　 ｒ─┐￣"　∨:::: : : :/　　　　オブジェが収蔵されている。」
　 　 　 　 　 |: ::人: : ;/､（.ｒｭ:　,,,ﾉ　　 {　　,{　　 ,.ィ:::::|:: : ;/
　　　　　　　ｊ:／￣￣￣／,ト''´::ｰ--__ニﾆ-‐'"´_,|::;/|;／_＿＿_,.-‐─ｭ､_＿＿__
　　　　　　／　 　 ___／ ／ｊ::::/|:::;ｨ::|ｉ＿_/ }::::|'´　'"　　　　　　 　 　 /{{{´　,ｒｧ‐'"
　　　　 ／￣￣￣,／l／／ ,r‐'´ |:::|ヽ-/　|::::|　　　 　 ,　　　　　 　 {　ゞゝ､_,,⊃
　 　 　 l｀￣￣￣",／／}￣"　,　|::
　 　 　 lﾆ二二二"ィ´}　|::.　　l　 ｊ:

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 __,
　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,..-:‐::───:‐-.､__,ノ:;/
　　　　　　　　　　　　　　　,.イ´:;: : : : : : : : : : : : : : : : :＜、
　　　　　　　　　　　　　 ／: : :.:/: : : /: : : : : : : : :|:: : : : : :｀ヽ、
　　　　　　　　　　　　／: : : :.:/: : :.:/: : :/: : : : : : |:.: : : :ﾊ: : : :＼
　　　　　　　 　 　 ／: : : : : :/: ::､:/:: : ;ｲ:: : : : : : :|: :|: : : :|: : : :､::＼
　　　　　　　　　,ノ: : : : ::|: :.:|: : : :|＼:/ |:: : : : : : :|: :|: :.;_:.:|: : : :ﾍ￣`
　　　　 　 　 　 ￣|: : : : |: : :|: : :/|:.:/`ｰ|: :.;: : : : :ｊ斗:'´:.: :|: : : : ﾊ
　 　 　 　 　 　 　 |: : : :.:|: : :{: :;ﾏﾁ弐ﾔ ∨|: : : :/_∨ﾍ::.: :|:: : : : : }
　　　　　　　　　　|: : ::l'´|: : :∨ V::tｨ::}　　 ∨::/ﾃ弐ｱ∨::l:: : : : : :|
　　　　　　　　 　 |/|: ::ゝ|:: : : :|⊂ゞ-" 　 　 ∨ん':;ﾘ,' /∨､: :/＼:|　　「検討事項
　　　　　　　　　　　∨|: :V::. : :|　　　　　　　｀　`ｰc" {::: : :∨　　 `　　　-日本における
　　　　　　　　　　　　 ∨:.:＼::.:|　 　 　 /´￣|　 　 　 }::: : :|　　　　　　　環状都市の発達は
　　　　　　　　　　 　 　 ｀ヽ:/ヽ:|、　　 /＿__,ｊ　　　 ,人::.: :|　　　　　　　他国に類をみないものである」
　　　　　　　　　　　　　　　／ ,r=＝=-.､-r-､-‐＜_　　＼:|
　　　　　　　　　　　　　 ／　/:::::::::::::::::::｀ヽﾆﾆ7 //::ヽ､_＿
　　　　　　　　　　　　　 ＼,/::::::ゝ､::::::::::::::::＼///:::::::::´:::::::;}ﾌ
　　　　　　　　 　　 　 ＿,ノ::::::::::ノ:｀ヽ::::::::::::::::＼::::::::;/_:;／
　　　　　 　 　 　 　 <´:::::::::::::／:::::::／ ＼::::::::::／`ｰ=っ
　　　　　　 　 　 　 ,ノ＼::::::::::::::::／｀ヽ､_V`ｰﾍ､_,っゝ'´
　　　　　　　　/´`r'＼.　＼::::;／　 　 }＞＜{/::::/
　　　　 　 　 /_ノ´ヽ(´＼　 ~ 　 　 　 ,//ヾ/:::::::〉

　　　　　　　　　/7
　　　　　/7　　　 7__
　　　　　　V　. : ´: . : ｀ : . 、　 ＼ _. . . . . . _
　 　 　 　 　 /: . : . : . : . : . :.ゝ. : :´: : : : : : : : :｀: : . .　__＿__
　　　Vヽ　 i: . : . : . : . : . : .√:ゝ : : : : : : : :ﾍ: : : : : : ヽ 　　｀
　 　 　 　 　 !: . : . : . : . : . :/: : : : : : : : : : : : : !: : : : : : : :ヽ、
　 　 　 　 　 ' 、 : . : . : . :./: : : :./ : : : : : : : : :i: : : l: : :_＿: :＼
　　　　　　　　ヽ : . :_._:ノ : : : :/ !: : : : : : : : / : : :.!: （　　_｀ゝ:＼
　　　　　　　r ､　/: : l : : : : :./　!: : /!: : : : ﾊ: : : :.!: : :〉´::::::ﾍ⌒ヽ
　　　　　　　lｌ い{: : :.l : : : : /ｰ十:/メ: : : / ｀ー‐:|-:〈:::::::::::::::ﾍ
　　　　　　　ヽ_＿V:.:.l: : : :/_＿,|/二∨ /　二|＿|_∨:::::::::::::::::}
　　　　　　　く::::::::::::V:l: : /:l んﾆ寸!　∨　 んﾆ寸! :i 〉:::::::::::::::l　　「検討事項
　　　　　　　　V:::::::::ﾊ:l /: :l に::::ﾉﾘ　　　　に::::ﾉﾘ //:::::::::::::::::l　　-ある旅行代理店で使用されていた
　 　 　 　 　 〈::::::::::::ハi : :⊂⊃一/ / / / ー‐⊂⊃::::::::::::::::::l　　　システムは、いわて花巻空港の空港コードを
　　 　 　 　 　 ∨::::::::::∧: : :l　　　　　　　　　　 //::::::::::::::::::::::l　　　ミスタイプすると深刻なエラーを起こすため
　　　　　　　　　ヽ:::::::::::∧ : ｌ ､＿＿ ｒ-，＿__ //:::::::::::::::::::::::,'　　　廃棄された」
　 　 　 　 　 　 　 ＼::::::::::＼!:::ｌ　l:l lムｰ //／ｲ:::::::::::::::::::::::,'
　　　　　　　 　 　 　 ＼::::::::::::::ｌ　l:l ! 二//　　/::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　 ＼:::::::ﾊ　l:ｌl　 //　／:::::::::::::::::::::::/
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ:::∧ l:l__//／::::::::::::::::::::::::: /
　　　　　　　　　　　　　　　　∨::::ヽル/　l::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∨::::::介 、ヽ:::::::::::::::::::::::{
　　　　　　　　　　　　　　　　　 〉／:.へ:.:＼i:::::::::::::::::::::ﾊ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／ヽ／:/l:.l＼∧:::::::::::::::::::ハ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ﾉ:::::::::://: l:.l: : : :i::::::::::::::::::::::::i
　　　　　　　　　　　　　　 ム一〃/ :/:/ : : /::::::::::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　 　 厶- ､: : : :〈:/.: : :└┴┴ｰｰｰｊ
　　　　　　　　　　　　 ／　　 　 ｀ヽ: :_:_:ハ: : : : : : : : :ノ
　　　　　　 　 　 　 　 /　　 　 　 　 /　　 ￣ ｀ヽ : :, ＜、
　　　　　 　 　 　 　 乂.　　_. -－/　　　　　,.イ:i:i:i:ﾍ　 ＼
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ￣ 　 　 ｛　　　　　　 j:i:i:i:イへ ___)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ー - 一 ´

　　　　　　　　　　　　　　　　　 //　　　　　　　　　　 　 　 ヽヽ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 | |　　　　　　　　　　 　 　 　 | |
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 | |　　　　　　　　　　 　 　 　 | |
　　　　　　　　　　　　　　　　　 |_| f｢l　　　　　　　　　 　 「|　| |
　　　　　　　　　　　　　　　　　{三}｣ Ｌ,,　　　　　　　　　 ｣ L{三｝
　　　　　　　　　　　　　 ___　　 У　　　 ｀ヽ 　 　 　 ／⌒ﾟ¨ﾟ⌒ヽ x===､
　　　　　　　　　　　　／￣ヽ∠ィ∨∨∨V　　　　　l/l／＼l＼ﾄ仆､_n ﾑ
　　　　　　　　　　　　ﾚｸ) ／二二二二二}　　　　 ,'二二二ニニﾑ_　｀V　　　「検討事項
　　　　　　　　　　　　ゝ／二二二二二二} 　 　　 lニ＞' ´￣￣￣｀ヽく　　　　-個人レベルでの書籍の電子化が
　 　 　 　 　 　 　 　 ／／二! 　 /＼二二}　　　　l二l　　　 　 　 ∧ハ ＼　　　一般的な習慣となることは、
　　　　　　　　　　／7/Yfテ l　 / ｀ヽ＼二l　　 　 lニl　 /⌒Vl　/fテハニ ヽ　　以前は全く予想されていなかった」
　　　　　　　　 ／二ﾚ'　 じﾟ ∨ `fテ l　ﾑﾆ|　　 　|ニ|　 |Yfテ V　じﾟ ﾍ!ニニﾑ
　　　　　　　 /二二八　　　　　　じﾟ/ / 二| 　 　 |ニｌ　 |　じﾟ 　 　 　丿 二二ﾑ
　　 　 　 　 /二二二　＞､^__＿＿/ /　二|　　 　lニﾍ　之_＿,　^ ＜二二二二ﾑ
　　　　　　/二二二二二二二二 ﾉｲ 二二|　 　　 lﾆﾆﾄｲ二二二二二二二二二 ﾑ
　 　 　 　 {二二二二二二二二二二二二|　; ; 　　l二二二二二二二二二二二二｝
　 　 　 　 {二二二二二二二二二二二ﾆ/　'　 　　'V二二二二二二二二二二二 ｝
　　　　　　{二二二二二二二二二二二/　,'　'　　　',V二二二二二二二二二二ﾆ'
　　　　　　 V二二二二二二二二二二'　 ,'　,'　　　　,＼二二二二二二二二二ﾆ'
　　　　　　　｀マﾆニニニニニニニ ／　／／ 　 　 　 ヽ ＼ 三三三三三三三У
　　　　　　　　　 ` ＜二二二二＞' _ ／　　　　　　　　　＼ ` =ﾆ二三三三＞'

　　　 　 　 　 ＿＿__
　　 　　 　 ／_ノ 　ヽ＼
　　 　 　／ （ ●）　（●）、
　　　 ／::::::::⌒（__人__）⌒＼
　　　 |　　 　　　|r┬-|　　　 |　　やっぱりバラバラだお。
　　　 ＼ 　 　 　 `ー'´　　／
⊂⌒ヽ　〉　　　 　　　 ＜´/⌒つ
　 ＼　ヽ　 /　　 　 　 　 ヽ　/
　　　＼_,,ノ　　　　　　|､＿ノ



　　 ／￣￣＼
　／　　 _⌒　 ＼
　|　　　（●）（●）
.　|　　 ⌒（__人__）
　 |　　　　 |r┬| .}　書籍の電子化、いわゆる「自炊」は
.　 |　　 　　ｰ―' }　一時のブームかと思っていたのに、そのまま定着したな。
.　 ヽ　　 　　 　 }
　　 ヽ　　　 　ノ

　　　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　 　 　 ／⌒　ー､＼
　　　 　 　 　 ／（ ●） 　（●）＼　　　　バラバラだけど、内容にユーモアが足りないお！
.　　　　　　／::::::⌒（__人__）⌒::::::＼　　　アクションでごまかしてもダメだお！
　 ｃー､ 　 |　　　 　|r┬-/ ' 　 　 　|⌒,一っ
　,へ　λ　＼　　　 `ー‐' 　 　　 ／　入　 へ、
<<<／ヽ　 　 　 　　 　 　　　　　 　 　　/＼>>>


　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　／⌒　　⌒＼
　　　　 ／ （ ●） 　（●）＼　　　追加データとして
　　　／ ::::::⌒（__人__）⌒:::::＼　　やらない夫のブログとSNSを読んでもらうお！
　 　 |　　　　　 |r┬-|　　　　 |　　きっと何かみつかるお！
　　　＼　　　　 `ー'´　　　 ／
　　　ノ　　　　　　　　　　　 ＼
.　／´　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ 　 　 　 　 　 　 　 　 カ
　|　　　　ｌ　　 l||l　从人 l||l 　　　　 l||l 从人 l||l 　 カ　 　タ
　ヽ　　　 -一''''''"~~｀`'ー--､　　　-一'''''''ー-､. 　 　 タ
　　ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒)　)　　(⌒＿(⌒)⌒)⌒))
　　　┌ ┌┬┬┐┌┬┬┬┐┌┬┬┬┐┌┬┬┬┐
　 ,. - ''"|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ρ￣`ｌ
　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ノ￣￣



　　 ／￣￣＼
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　|　　　 （ mn）（mn）
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　 |　　　　|　 |⌒|　 |　少し恥ずかしいだろ。
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　　 ヽ　 /　/ ノ ノ
　　　/ ノ,,ノ　　　 |
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　　　　　　　　　　　 ,.:-::‐':´:: :: :: :: :: :: :: ::￣::`:ｰ::-:.､_
　　　　　　　　 　 ／:: :: : ;':: :: :: :: :: :: :: :: ::､:: :: :: :: :: :: ｀ヽ、
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　 　 　 　 　 l:: : :: :: :: :l:: :: ::l:: ::|:: :: ::|:: :: :: :: :| ∨: :|:: :: : l: :∧､:::＼
.　　　　　 　 |:: :: :: :: :: |:: :: ::l＼l:: :: ::|:: :: :: :: :|　|: ;／:: :: :|::: ::ﾊ　￣`
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　　　　　 　 |:: :: :: ::|:..::|:: :: /ｊ/_|:::/_ |:: :: :/|/＿|::/_∨:: ::|:: :: ::|
　　 　 　 　 |:: :: :: :::|:: :|: :/:lマ云弐 |:: ::/　,ｵ弐Zｱ∧::../:: :: ::|
　　　　　　,ﾉ:;/: ::/｀|:: :∨:::|l |_)::t;:| |:／　 ´|_):t;:|　ﾊ:∨::: :: : |　　 　 ｉ
　　　　 　 ￣|:: ::l　 |:: :: :: ::|､弋:z:ﾘ 　 　 　 V:z:ﾘ,' ﾊ::: :: :: ::|::| 　 ＿人＿
　　　　　　　 |/|::ゝ､|:: :: :: ::|　゛-‐　　　　　　‐-"　l:: :: :: |::/ｊ/　　　｀Ｙ´
　　　　　　　　 ∨: ::∨:: :: ::|、"　　　　　　 　 　 ゛,':: :: ::/l/　 　 　 　 !
　　　　　　　　　∨:::|∨:: :: :|::＞-::..＿ rっ ＿ ,.イ:: :: ::/　　　「検討事項
　　　　　　　　　　ヽ:|｀＼:: ::|::／　〈::ﾉ ￣´lｭ＼:::/|:: :/　　　　-やらない夫は、
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ:l´　　　ﾍ-─‐-|　 ＼|::/　　　　　　官僚時代から続く長距離通勤にうんざりしている」
　　　　　　　　　　　 　 　 /:＼＼　　 ＼　　|　　./∧
　　　　　　 　 　 　 　 　 /::::::::::＼＼　　 ＼,|　 //::::ﾊ



　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　／　　 _ノ　　＼
　　　　　　　|　　 　（ ⌒）（⌒）
　 　 　 　 　 |　　 　　（__人__）
　　　　　　　 |　　 　　 ｀ ⌒´ﾉ　今のオフィスも官庁街なんだ。
　 　 　 　 　 ,|　　 　　　　　 }　　通勤時間は仕事の準備や勉強で有意義に使っているけど、
　　　　 　 ／ ヽ　　　　　　 }　　　やっぱり毎日だと疲れるな。
　　　　　く 　く ヽ　　　　 ノ
　　　　 　 ＼　`' 　　　 く
　　　　　　　 ヽ、　 　 　 |
　 　 　 　 　 　 | 　 　 　 |

　　　　　　　　　　　 　 　 　 _＿＿＿＿__
　　　　　　　　　　　 ,.:-::‐':´:: :: :: :: :: :: :: ::￣::`:ｰ::-:.､_
　　　　　　　　 　 ／:: :: : ;':: :: :: :: :: :: :: :: ::､:: :: :: :: :: :: ｀ヽ、
　　　　　 　 　 ／:: :: :: ::/:: :: :: :;':: :: :: :: :: :: ヽ:: :: : ､:: :: :: ::.＼
　　　　　　　 /:: :: :: :: ::/:: :: :: : |:: :: ::|:: :: :: :: :|､:: :: :|:: :: :､:: :､::＼
　 　 　 　 　 l:: : :: :: :: :l:: :: ::l:: ::|:: :: ::|:: :: :: :: :| ∨: :|:: :: : l: :∧､:::＼
.　　　　　 　 |:: :: :: :: :: |:: :: ::l＼l:: :: ::|:: :: :: :: :|　|: ;／:: :: :|::: ::ﾊ　￣`
　　　　　　　|:: :: :: :|:: ::|:: :: ::|:.:/＼;:/|:: :: :: : :|､／::|l:: :: : :|:: :: ::|
　　　　　 　 |:: :: :: ::|:..::|:: :: /ｊ/_|:::/_ |:: :: :/|/＿|::/_∨:: ::|:: :: ::|
　　 　 　 　 |:: :: :: :::|:: :|: :/:lマ云弐 |:: ::/　,ｵ弐Zｱ∧::../:: :: ::|
　　　　　　,ﾉ:;/: ::/｀|:: :∨:::|l |_)::t;:| |:／　 ´|_):t;:|　ﾊ:∨::: :: : |　　 　 ｉ
　　　　 　 ￣|:: ::l　 |:: :: :: ::|､弋:z:ﾘ 　 　 　 V:z:ﾘ,' ﾊ::: :: :: ::|::| 　 ＿人＿
　　　　　　　 |/|::ゝ､|:: :: :: ::|　゛-‐　　　　　　‐-"　l:: :: :: |::/ｊ/　　　｀Ｙ´
　　　　　　　　 ∨: ::∨:: :: ::|、"　　　　　　 　 　 ゛,':: :: ::/l/　 　 　 　 !
　　　　　　　　　∨:::|∨:: :: :|::＞-::..＿ rっ ＿ ,.イ:: :: ::/　「検討事項
　　　　　　　　　　ヽ:|｀＼:: ::|::／　〈::ﾉ ￣´lｭ＼:::/|:: :/　　-やらない夫は、
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ:l´　　　ﾍ-─‐-|　 ＼|::/　　　一人暮らしをするには大きすぎる家に住んでいる」
　　　　　　　　　　　 　 　 /:＼＼　　 ＼　　|　　./∧
　　　　　　 　 　 　 　 　 /::::::::::＼＼　　 ＼,|　 //::::ﾊ



　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　 /　ヽ､_　　　＼
　　　　　. （　（● ）　　　　|
　　　　　. （人__）　　　　　 |
　　　　　r-ヽ　　　　　 　　 |
　　　　 （三） |　　　 　　　 |　　掃除が面倒なんだよ。
　　　　　>　ノ　　　　　　 /　　　知らない間によくわからないがらくたがたまっているし。
　　　　/ 　/ ヽ　　　　 /
　　　/ 　/　へ>　　　 <
　　　|＿__ヽ　　＼／　 )
　　　　　　　|＼　　　／|
　　　　　　　|　 ＼_／　|

　　　　　　　　　　　　　 　 _＿＿＿___　　　　／:|
　　　　　　 　　 　 _,..-─'":: : : : : : : : :￣｀ｰ'´: :/
　　　　 　 　 　 ／: : : : : ,:: : : : :: : : : : : : : : : : :￣:￣:゛ｰ-.､__
　　　　　　　　/: : : : : .::/: : : : : ; : : : : : : : : : : : :､:: : : : :ﾍ-一"
　　　　 　 　 /: : : : : .::/: : : : ::/: : :;|:: : : : : : : : : :ﾊ::. : :､: :｀ヽ、
　　　　　　　j: : : : : .::/: : : : :;/:: : :/|::. : : : : :|::. : : :|:: : : :ﾍ:: : :ﾊ
　　 　 　 　 |: : : : : :/: : : : .:/|::. :/　|::. : : :; :ｊヽ､::. :ｊ::. : : : :|:: : : :l
　　　　　　 ｊ: : : : : :ｊ: : : ::ｰ/┼:/-､,|:: : :;/∨,-┼;/‐::.: : : :|:: : : :|
　　　　　　 |: : : : : :|: : ::／:/ﾔ弐行ｊ::;／　〒弐ﾃァ|:: : ;∧|: :ﾄ､::|　「検討事項
　　　 　 　 }:;/: : : ::ｊ:;／:::;ハ |ﾄ-':;ｊ:|'"　 　 |ﾄ-'::ｊ:|´ｊ:;／::: : : :|　`　　-やらない夫はカラオケに行くと、
　　　　　　ｊ:ﾉ|: : :|: :´::.: :/　 ､V::ｨ:;ﾘ 　 　 , V::ｨ:;ﾘ,'{::::::::::: : : :|　　　　20年近く前に流行した悲しい曲ばかり歌う」
　 　 　 　 　 |: : :|:.: : : :/　,ィ'⌒ヽ" 　 ｒ─┐￣"　∨:::: : : :/
　 　 　 　 　 |: ::人: : ;/､（.ｒｭ:　,,,ﾉ　　 {　　,{　　 ,.ィ:::::|:: : ;/
　　　　　　　ｊ:／￣￣￣／,ト''´::ｰ--__ニﾆ-‐'"´_,|::;/|;／_＿＿_,.-‐─ｭ､_＿＿__
　　　　　　／　 　 ___／ ／ｊ::::/|:::;ｨ::|ｉ＿_/ }::::|'´　'"　　　　　　 　 　 /{{{´　,ｒｧ‐'"
　　　　 ／￣￣￣,／l／／ ,r‐'´ |:::|ヽ-/　|::::|　　　 　 ,　　　　　 　 {　ゞゝ､_,,⊃
　 　 　 l｀￣￣￣",／／}￣"　,
　 　 　 lﾆ二二二"ィ´}　|::.　　l
　　　　　　/　ゞ彡",ノ'　:::　　 |
　　　　　　　　　　｀＼　　　 ,,/
　　 　　　　　　　　　　`ー-'´



　　　　　　　＿＿＿_
.　　　　　／　　 　 　 ＼
.　 　　／　　 ─　　 ― ヽ　場が盛り下がるお！
.　　／ 　 　（ ●） 　（ ●）'　　ミ　　　　　　　　ﾋﾟｺｯ
.　　|　 　 　 　 （__人__） 　　|　ミ　 ／＼　　,☆
　　 ＼　 　　 　 ｀ ⌒´ 　,／　　　　＼　 ＼／￣￣＼
　　　/　　　　　　　　　 く　　＼.　　／＼／ _ノ　 ヽ､_ ＼
　　　|　　　　　　　　　　　`ー一⌒)　 　|　（ ●）（● ）　|
　 　 |　　　　　　　　　　 i´￣￣￣ ＼.　|　　（__人__） 　│　好きな歌ぐらい歌わせてくれよ。
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| 　　｀⌒ ´　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.| 　 　 　 　 　　 |
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　 　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　 　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 >　 　　 <
　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　 　　 |

　　　　　　　　　　　 　 　 　 _＿＿＿＿__
　　　　　　　　　　　 ,.:-::‐':´:: :: :: :: :: :: :: ::￣::`:ｰ::-:.､_
　　　　　　　　 　 ／:: :: : ;':: :: :: :: :: :: :: :: ::､:: :: :: :: :: :: ｀ヽ、
　　　　　 　 　 ／:: :: :: ::/:: :: :: :;':: :: :: :: :: :: ヽ:: :: : ､:: :: :: ::.＼
　　　　　　　 /:: :: :: :: ::/:: :: :: : |:: :: ::|:: :: :: :: :|､:: :: :|:: :: :､:: :､::＼
　 　 　 　 　 l:: : :: :: :: :l:: :: ::l:: ::|:: :: ::|:: :: :: :: :| ∨: :|:: :: : l: :∧､:::＼
.　　　　　 　 |:: :: :: :: :: |:: :: ::l＼l:: :: ::|:: :: :: :: :|　|: ;／:: :: :|::: ::ﾊ　￣`
　　　　　　　|:: :: :: :|:: ::|:: :: ::|:.:/＼;:/|:: :: :: : :|､／::|l:: :: : :|:: :: ::|
　　　　　 　 |:: :: :: ::|:..::|:: :: /ｊ/_|:::/_ |:: :: :/|/＿|::/_∨:: ::|:: :: ::|
　　 　 　 　 |:: :: :: :::|:: :|: :/:lマ云弐 |:: ::/　,ｵ弐Zｱ∧::../:: :: ::|
　　　　　　,ﾉ:;/: ::/｀|:: :∨:::|l |_)::t;:| |:／　 ´|_):t;:|　ﾊ:∨::: :: : |　　 　 ｉ
　　　　 　 ￣|:: ::l　 |:: :: :: ::|､弋:z:ﾘ 　 　 　 V:z:ﾘ,' ﾊ::: :: :: ::|::| 　 ＿人＿
　　　　　　　 |/|::ゝ､|:: :: :: ::|　゛-‐　　　　　　‐-"　l:: :: :: |::/ｊ/　　　｀Ｙ´
　　　　　　　　 ∨: ::∨:: :: ::|、"　　　　　　 　 　 ゛,':: :: ::/l/　 　 　 　 !
　　　　　　　　　∨:::|∨:: :: :|::＞-::..＿ rっ ＿ ,.イ:: :: ::/　　「検討事項
　　　　　　　　　　ヽ:|｀＼:: ::|::／　〈::ﾉ ￣´lｭ＼:::/|:: :/　　　-やらない夫は官僚時代に
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ:l´　　　ﾍ-─‐-|　 ＼|::/"　　　"名前通りの、もやもやの検問所め！"
　　　　　　　　　　　 　 　 /:＼＼　　 ＼　　|　　./∧　　　　と罵られたことがある」
　　　　　　 　 　 　 　 　 /::::::::::＼＼　　 ＼,|　 //::::ﾊ



これは何だお？
　　　　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　／　─　　─＼
　　　　　　　　　　| 　　（●）（●）|
　　　　 ＿＿＿_. .|　　 （__人__）　|　　ええと…。そうだ。すったもんだの末に
　　　／　　 　 　＼　　　｀ ⌒´ 　ﾉ　　事業の許認可が出せなくなったときに言われたんだ。
　 ／　　─　 　 ─＼　　　　　 　.}
／ 　　 （●） 　（●） ＼　　　　　}
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　 ノ.ヽ
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／∩ノ ⊃|　 |
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／／＿＿＿ ／

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
　　　　　　　　 ／￣＼
　　　　　　　　|　　　 　|
　　　　 　　 　 ＼＿／
　　　　　　　　　＿|＿__
　　　　　　　／　　　　　＼　　　　　　ここまでいろいろ書類を作らせて
　　　　　 ／　　::＼:::::::／::＼　　　　　おまけに何度も足を運ばせておいて
　　　　／　 　 <●>::::::<●> ＼　　　　ワゴン販売の許可が出せないとはどういうことだ！
　　 　 |　　 　 　 （__人__）　　　|　　　　この、名前通りの、もやもやの検問所め！
　 　 　 ＼　 　 　 ` ⌒ ´　　,／
.　　　 　 /⌒～"￣,￣￣〆⌒,ﾆつ
　　　 　 |　　,＿_＿ﾞ＿__､rヾｲｿ⊃
　　　　　| 　 　 　 　 　 　｀l￣
.　　　 　 |　　　　　　　　　 |



　　　　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　／　　 _ノ　　＼
　　　　　　　　　　|　　　 （ ●）（●）
　　　　　　　　　　|　　　　 （__人__）
　 　 　 　 　　　　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ
　 　 　 　 　 　　　 |　　　　　　 　 }　　　私の名前がどうかいたしましたか？
　 　 　 　 　　　 　 ヽ　　　　　 　 }
　　　　　　　　　　　 ヽ､.,＿＿ __ノ
　　　_, ､ -― ''"::l:::::::＼ｰ-..,ノ,､.ﾞ,i ､
　　/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_　l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
　丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::＼:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::＼:::::ﾞ､|||:::/::::::::::|:::



　　　　　　　　　　／￣＼
　　 　 　 　 　 　 |　　　　|
　　　　　　 　　　 ＼＿／
　　　　　　　　ﾉ Ｌ＿_|＿_
　　　　　　　⌒:::＼:::::／::＼
　　　　　　　／　<●>::::<●>＼
　　　　　 ／　　　 （__人__）　　 ＼
　　　　 　|　 　 　　　|::::::|　　　　　|
　　　　　 ＼ 　 　 　 l;;;;;;l　　 　／l!|　　勢いで言っただけだ！！
　　　　 　／　　　　　`ｰ'　 　　＼ |i　　揚げ足を取るな！！
　　　　／　　　　　　　　　　ヽ !l　ヽi
　　　 （　　 丶- 、　　　　　　 しＥ　|
　　　　　`ー､＿ﾉ 　 　 　 ∑　l､Ｅ ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾚY^Ｖ^ヽ　ﾜｺﾞﾝｯ！

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

　　　　　　 ／￣￣＼　あまりにも意味が分からなかったから、つい聞き返してしまったんだ。
　　　　　／　　ヽ_　　.＼そうしたら、さらに怒られたっけな。
　　　　 （●）（● ）　　 ｜　　　 　　　　　＿＿＿_
　　　　 （__人__）　 　 　 | 　 　 　 　 　 ／　　　 　 ＼
　　　　　ｌ｀ ⌒´　　　　｜　　　　　　／─　 　 ─　　＼
.　　　　　{　　 　 　 　 ｜ 　 　 　 ／　（●） 　（●） 　　＼
　　　　 　{　　　　　　 /　　　　　 | 　 　 （__人__）　　　　　|　両方とも大人げないお。
　　　　　 ヽ　　　　　ノ、　　　　　＼ 　　 ｀ ⌒´ 　　　 ,／
　　　 　／ |／＼／ l ＾ヽ　　　　　/７ 　 　 　 　 　 　 l─､
　　　 　|　|　　　　 　|　　|　　　　｜l　　　　　　 　 　 ｜　｜

　　　　　　　　　　　 　 　 　 _＿＿＿＿__
　　　　　　　　　　　 ,.:-::‐':´:: :: :: :: :: :: :: ::￣::`:ｰ::-:.､_
　　　　　　　　 　 ／:: :: : ;':: :: :: :: :: :: :: :: ::､:: :: :: :: :: :: ｀ヽ、
　　　　　 　 　 ／:: :: :: ::/:: :: :: :;':: :: :: :: :: :: ヽ:: :: : ､:: :: :: ::.＼
　　　　　　　 /:: :: :: :: ::/:: :: :: : |:: :: ::|:: :: :: :: :|､:: :: :|:: :: :､:: :､::＼
　 　 　 　 　 l:: : :: :: :: :l:: :: ::l:: ::|:: :: ::|:: :: :: :: :| ∨: :|:: :: : l: :∧､:::＼
.　　　　　 　 |:: :: :: :: :: |:: :: ::l＼l:: :: ::|:: :: :: :: :|　|: ;／:: :: :|::: ::ﾊ　￣`
　　　　　　　|:: :: :: :|:: ::|:: :: ::|:.:/＼;:/|:: :: :: : :|､／::|l:: :: : :|:: :: ::|
　　　　　 　 |:: :: :: ::|:..::|:: :: /ｊ/_|:::/_ |:: :: :/|/＿|::/_∨:: ::|:: :: ::|
　　 　 　 　 |:: :: :: :::|:: :|: :/:lマ云弐 |:: ::/　,ｵ弐Zｱ∧::../:: :: ::|
　　　　　　,ﾉ:;/: ::/｀|:: :∨:::|l |_)::t;:| |:／　 ´|_):t;:|　ﾊ:∨::: :: : |　　 　 ｉ
　　　　 　 ￣|:: ::l　 |:: :: :: ::|､弋:z:ﾘ 　 　 　 V:z:ﾘ,' ﾊ::: :: :: ::|::| 　 ＿人＿
　　　　　　　 |/|::ゝ､|:: :: :: ::|　゛-‐　　　　　　‐-"　l:: :: :: |::/ｊ/　　　｀Ｙ´
　　　　　　　　 ∨: ::∨:: :: ::|、"　　　　　　 　 　 ゛,':: :: ::/l/　 　 　 　 !
　　　　　　　　　∨:::|∨:: :: :|::＞-::..＿ rっ ＿ ,.イ:: :: ::/　　　「検討事項
　　　　　　　　　　ヽ:|｀＼:: ::|::／　〈::ﾉ ￣´lｭ＼:::/|:: :/　　　　　-やらない夫は、
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ:l´　　　ﾍ-─‐-|　 ＼|::/　　　　　　母校に行っても何も思い出せなかった」
　　　　　　　　　　　 　 　 /:＼＼　　 ＼　　|　　./∧
　　　　　　 　 　 　 　 　 /::::::::::＼＼　　 ＼,|　 //::::ﾊ



　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ ●）（●）
.　|　　　　 （__人__）
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　もう、その話はいいって！
.　 |　　　　　　 　 }
.　 ヽ　　　　　 　 }
　　 ヽ　　　　　ノ　 　 ﾋﾞｼｯ
　　　/　　　 く＿＿,-ｭ__ 　 て
　　　|　　　　＿＿＿ 三） 　（
　 　 |　　　　|　 　 　 ￣　　 ´

　　　　＿＿
　　 ／　　　＼なんで俺の日記からこんなに検討事項が出てくるんだ？
　／　　 _ノ　　＼　　　　　（（　(ヽ三/)
　|　　　 （ ●）（●）　　　　　　　(((i )＿＿＿
.　|　　*　 （__人__） l l 　　　　 ／ ／⌒　　⌒ ＼
　 |　　　　　｀ー 'ﾉ j l_　　　　( ／（●） 　（● ） ＼
.　 |　　　　　　 　 } ―i　　　　/::::⌒（__人__）⌒:::::　ヽ　いよいよユッキーにも
.　 ヽ　　　　　 　 }|::―|　　　 |　　　　|r┬-|　　　 　 |　ユーモアが備わってきた証拠だお！
　　 ヽ　　　　　ノ　ー '　　　　＼　　　`ー'´ 　 　 ／
　　　/　　　 く　　＼|＿|.　　　 　 ＼　　　　　　<
　　　|　　　　 ＼　　 ＼　　　　　　　　 |＿|と＿ノ
　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)､　 　 　　　　　 ＼

23時。

ﾟ　･　。：　．ﾟ：．　。*　o・　：ﾟﾟ　。ﾟ　　：∴ﾟ　･　。：　．　ﾟ：．　。*　　o・：ﾟﾟ　。　ﾟ：∴。：　　ﾟ。
　∴　。o　．ﾟ　：． 　　。　o　　・　：ﾟﾟ　　　・　：　ﾟﾟ　。ﾟ　　　： 　　ﾟ∴　ﾟ　　･　。　：　．　*ﾟ
o・　。 ﾟ：　．ﾟ　･　　。　*：　o・　：ﾟﾟ　　。　 ／　　　　ﾟ∴．ﾟ　：． 　　。　o・　：ﾟﾟ　。ﾟ：　ﾟ∴　ﾟ：
。　：ﾟ。　ﾟ　･oﾟ　･　。：　　．ﾟ：．　。*　　／　o・：　　ﾟﾟ　。ﾟ　：∴。：　　ﾟ。　　ﾟ∵：　。ｏﾟ　　･　。
　　　。　o・　　　　：ﾟﾟ　　　。ﾟ： 　ﾟ　　／　　∴ﾟ　　･　。：　　　*∵　　　ﾟ∵　　　　　*。　：。　ｏ゜ﾟ
∴　。　o・　：ﾟﾟ　。　　ﾟ： 　　ﾟ　　　／　　　∴ﾟ　　　　。：　．　　　　　　　　　　*ﾟ：．。　　ﾟ∵*　：
　　　　。ﾟ：　ﾟ∴．　　　　ﾟ：． 　 ／　　　。 ｏﾟ　･　　　　　o・。 ﾟ：　．ﾟ　･　　・：　ﾟﾟ　　。ﾟ：
　　　　　　　　･　。：．ﾟ：　　　／　　　　　．。　　o・：ﾟﾟ　　　　　　　　　　。ﾟ：ﾟ　∴　ﾟ　：　ﾟ　∵
　ﾟ　･　　　。ﾟ　･　。　　：　☆　．　　ﾟ*　・　　ﾟ。　：．　　。　*o・：　ﾟ　ﾟ　。ﾟ：　　ﾟ。　 。ﾟ：ﾟ　　*ﾟ　ﾟ
∵　ﾟ∵：　　o・：ﾟﾟ　　　。　　　　　ﾟ：ﾟ∴　。ｏ　*ﾟ　･　。：　　　　．　ﾟ：．。　　　o・：　ﾟﾟ*：　　o・
　　　　　。ﾟ：ﾟ　∴　ﾟ　　　ﾟ：　ﾟ　∵ﾟ。ﾟ∵o：。ｏﾟ　･　　　　　o・。 ﾟ：　．ﾟ　･　　　　　。∴。：　ﾟ。
。：　．ﾟ：．。　o　　　　　・：ﾟﾟ∴　。o・：　ﾟﾟ　。ﾟ： ﾟ　∴ﾟ　･　。：　　．　*ﾟ：　．。　o・：ﾟ　。　ﾟ： ﾟ。
　　＿　＿　＿＿　　＿　＿　 ＿＿　　＿　＿　 ＿　＿　＿＿　 　＿　＿　 ＿＿　　＿　＿
＿|田|_|ﾛﾛ|_|　ﾛﾛ|＿|田|.|ﾛﾛ|_|　ﾛﾛ|＿|田|.|ﾛﾛ|_|田|.|ﾛﾛ|_|　ﾛﾛ|＿ |田|.|ﾛﾛ|_|　ﾛﾛ|＿|田|.|ﾛﾛ|_

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｎ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 l^l.| | /）
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 | U ﾚ'/／)
　　　　　　＿＿＿　　　　　　ﾉ　　　 ／
　　　　／ ⌒　　⌒＼　　ｒニ 　　　　|.
　　 ／　（⌒）　 （⌒） ＼　　ヽ　　　/
　／ 　 ///（__人__）/// ＼ / `　 /　　有希ちゃん、お仕事はできた？
　|　　 　 　 `Y⌒y'´　　　 | 　　／.
　＼. 　 　 　 ﾞー ′　　,／　 ／
　　/⌒ヽ　 　ー‐ 　　ｨ　　／
　 / rｰ'ゝ　　　　　　　　／
　/,ﾉヾ　,>　　 　 　 　 ｲ
　|　ヽ〆　　　 　 　 　 |

　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 、　　　　 ヽ.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼　 　 　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　--- ､　　ヽ.、　/
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,. . : :´: : : : : : : : : : ｀丶}:}∠
　　　　　　　　　　　　 　 ／ ＿: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀丶､
　　　　　　　　　　　 ,､.:.´￣.:.:　:　:　:　:　:　:　:　:　: : : : : : : : : ｀丶､　ノ
.　　　　　　　 　 ,､:'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／ .:.:.:.:.／ .:.:.:.:.:.:.:.:.:./　:　:　｀丶　ヽ￣
.　 　 　 　 　 ／ '"7 :.:.:.:.:.:／ .:.:.::::::,:' .:.:.:.／:.:.:.:.:.:/:.:.,':.:.:.:',:.:.:.:..＼: ＼
　　 　 　 　 '´　　/:.:.:.:.:, / .:::::::::::::/ .:.:／/ .:.:.:.／':.:./:.:.:.:.:.i::: :.:.:.:.:ヽ:.:.｀丶､_
.　　　　 　 　 　 ,':.:.:.:／/.:::::::::／/:.:／　/:.:.:／ / :./ ヽ: :.:.:}::;:.:.:.:.:.:.:.i￣￣
　　　　　　　　　|:.／:::/:::::::／:イ「/￣ 7:.／ 　/:／　　',:.:.:ﾊ:;.:.:.:.:.:.:.:.i
　　 　 　 　 　 ／:::::::,'::::／:::::::/ ﾋ＝=／ヽ　 ／ 　 '"´.「/丶:.:.:.:.!:.:.:.:}
　　　　　　ー―‐‐ｧ:i:／,'::::::::/ ｛{::f. }: }ヾ　　　 　 ,ィ＝ﾄ､　|!:.:.:,':::.:.:.;'
　　　　　　　　　 /ｲ {::::,:::::::::l. 　 う｀´ｿ 　 　 　 　 ﾊ::J::} ）,i::.:./':.ﾊ:/
　　　　 　 　 　 /　!:::/!!::::::/　 　 ｀¨¨　 　 　 　 　 う_У /:j／':/ ﾉ
.　　　　　　　 　 　 {'　 |::::/ヽ.__　　　 　 　 　 ′　　 ｀ ,:':／:/:/　　　　結論が出た。
　　　　　　　　　　　 　 !:;′ヽ::＼.　　　　　 '"'　　 　 /:.:.:／ |'
　　　　　　　　　　　 　 ':{　 　ﾉ丶丶、　　　 　 　 　 ,'::／{
　　　　　　　　　 　 　 　 `　　　　_ヽ} `　 、 　,　＜/'′
　　　　　　　　　　　　　,　､､--':. :.｀丶、　　　{こヽ、
　　　 　 　 　 　 　 ,ィ;';';'｀ヽ＼＼:. :. :. :ヽ-'´￣＼ヽ ｰ ､_
　　　　　　　　　　/;';';';';';';';';'＼ヽヽ:.＿＿ヽ=＝=､｀}:. :. :.} }丶
　　　　　 　 　 　 i';';';';';';'{';';';';';'ヽУ||: : : : :.￣￣￣ : : ￢} }:.|;ﾊ
　　　　　 　 　 　 |;';';';';';';ヽ;';';';';';'|| .||: : : : : : : : : : : : : : :.:|ﾘ:/;';';i
　　　　　　　　 　 {;';';';';';';';';ヽ;';';';'}! .!!: : : : : : : : : : : : : : : |:/;';';';'|
.　　　 　 　 　 　 ！;';';';';';';';';'＼;';'} .||: : : : : : : : :＿,､-､-‐､__;';';';ヽ



　　　 ／￣￣＼
　　／　　 _ノ　　＼
　　|　　　 （ ●）（●）
　　|　　　　 （__人__）
　　|　　　　　　　　　ﾉ
　　|　　 　 ∩ノ ⊃ }　　　ほう。
　 /ヽ　　 ／ ＿ノ }
　(　ヽ　 /　　/　ノ
　　ヽ　“　　/＿|　 |
　　　＼＿_/＿＿ /

　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　　　　 ／　＼　 　 ／　＼　　　概念そのものが完全に消去されている何物かを再構成できた？
　　　　　　／ 　fてﾊ`　 ｨて刀 ::＼　　それが決して存在しなかったという過大な証拠を検討して、
　　　　　　|　 　 　 （__人__）　:::::::::::|　　それを見つけることができた？
　　　　　　＼　 　　 　`^´　　:::::::／
　　　　　　／　　　　　ー‐　　　　＼

　　　　　 　 ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:､:.:.:.:.:.:.:ヽ､
　　　　 　 /:.:.:.:./.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.ヽ:.､:.:.:.ヽ:.＼
　　　 　 /,:.:.:.:/:./:.:.:.:.:.:./:.:.!:.:.:.!:.:.:.l:.:.l:.ヽヽ:.:.:.:.:ヽ:.ヽ
.　　　　//:.:.:.,':./:.:.:.:.:.:./:.:. /:.:.:.:|:.:.:.|:.:.|:.:.l:.:.!:.:.､:ヽ:.ﾄ. ',
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　　 ノ'´|:.|:.:.:l:.:|:.-rｰｧｘ...」:_:.ノ!:.:.ハ:.Ａ ｫ-:!:.:.:.|:.:}:.:.|　!
　 　 　 |:.|:.:.:|:.l:|V|;ｫf＝=レ ´ﾙ'　 /ｨ-ﾍ|:./:.:.,!:./|:./
　　　　 1l､:.l:.ﾊl:.:.|｀ {ﾟ: ::|　　　　　 {ﾟ: ::ﾙ',!:.:.ｨ:/ ,ﾘ
　　　 　 ﾞ ',:.ﾄl､!:.:.|　 ﾞ-┘　　　、　｀ｰ' /:イ,ｼ　/
.　　　　　　ヽヽヽ:.l､　　　　　_ _　　　　/:.:.!
　　　　　 　 ｀　lハ:lヽ､　　　　　　　,.-1:./
　　　　　　　　　　ヽN |｀ ‐ ､__,. ィw　 '/
　　　　　　　　　　 ,r'^,!　　 　 　 ｢ヽ､'´
　　　　　　　　_,.-'　　|　　　　 　 ヽl　ヽ､.._
　　　　_,. r　´　　　　 |　　　_...._　　|　　　l. ｀ヽ.._
　　　r{. l. |　　　 　 　 |-‐ ´ _...._｀ -|　　　|　　 l. ﾄ、
　　/　ヽヽヽ　　　　　 |-‐ ´ ,.- ､｀ｰ|　　　|　　 | l ヽ

それが決して存在しなかったという過大な証拠の検討を実施した。
その結果、20年前に、当時の世界最大の国際都市の中心部が
ある人為的な行為によって壊滅していたことが判明した。

　　　　　　　　　.　　 　　.／￣￣＼
　　　　　　　　　　 　　_ノ　　ヽ、　　＼
　　　　　　　　　　　　（○）（○ ）　　　|　 .＿＿＿
　　　20年前？　　　（__人__）　　u　. |／ー　 ー .＼
　　　　　　　　　　　 　 ヽ｀⌒ ´　 　 ／(○ ）) (○ ）)＼
　　　　　　　　　　　　　 {　　 　 　／　　（__人__）)　　　 ＼
　　　　　　　　　　 　 　　ヽ　　 　|　　 　　）r┬ﾘ　u.　.　　|
　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾝ 　　＼　　 ｀ ⌒ ´　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　 　i´　　　 .　ﾝ　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　 　|　　 .　／　　　　　　　 　　　　　＼

　　 　 　 　 ＿＿__
　 　 　 　／　　 　 ＼
.　　 　／　　　　　　　＼
.　　／　／）　ノ ' 　ヽ､　＼
　　|　／ .ｲ '=・=　　=・=　u|　20年前にニューヨークでそんな事件があったのかお？
　 　 /,'才.ﾐ)　（__人__）　／　聞いたことないお？
.　　 |　≧ｼ'　　｀ ⌒´ 　 ＼
　／＼　ヽ 　　　　　　　　　ヽ



　　　　＿＿
　　 ／ノ　ヽ＼
　／.（○）（○）＼
　|. u.　（__人__）　|　20年前なら、世界最大の国際都市は上海か広州、あるいはムンバイか？
.　|　　　　　　　　|　どの都市にせよ、そんな事件はなかったはずだが？
　 |　　　　　　 　|
.　 ヽ　　　　　　ﾉ
　　 ヽ　　　 　/
　　　/　　　　ヽ
　　　|　　　　　|
　 　 |　 　 . 　 |

　　　'､
　　　ヾ 、　　　　　　　　　　　　 ,　-‐-　、
　　　　', `　、　　　　　　,　 '　´　　　　　　｀ヽ､
　　　　 ＼　 ｀　""ﾞ　´　　　　　　　　　　　　　￣￣｀ヽ 、
　　　　　　ヽ 、,　'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　　ヽ
　　　　　 ／ ´　 .,　,　'　´　　　　　　　_＿__　　　　　　　｀, 　 ヽ
　　　　／　　 ／´　　　 ,　 ,　　　　 ´~　　　ヾ ー ,__　　　',　　｀,
　　 ／ _/　／　　　 　./　　',　　　　　　　　､　＼　　｀ヾ, ､ ! 、 ｀,
　 / ／/　/　　　　　 /!　　　!　　　　　　　　ヽ、 ヽ,ヽ､　＼　 ヽ ヽ
　l /　 |　,!　　　　 , ./ |　　l　!､ ヽ、　ヽ　　　　ヽ　 ヽ　ヾ､､ヽ,　', ヽ、
　`　　.|　|　　　 _!,! ,'　| l　 ',　,ヽ　ヽ　 ヽ ＼　　ヽ　 ヽ　　ヾ､!　',',ヾ
　　　　l /|　　| `,才ト､| ﾄ　 ',　', ＼ヾ､　 ヽ　＼ ヽヽ ',　　　　 ヽヽ'.、
　　　　ヾ ヽ　|　 !汁ド､トﾊ　 ヽゝ‐-ヾ-'=､__!＿ ヽヽヽ ',　　　　/ } ',ヽ
　　　　　　 ヽ}',　', ﾝ:::rﾘヾ＼　ヾ -ー‐ヽ ヾ,} ヽ　', ', ゞr,!　　 /ノ ', !
　　　　　　　.i| ヽヽ` ｰ´　　 `｀ヾ 斗云弐ﾐ=!,ヽヾ 　 ,ヾﾉ　/.// 　 ',!　　どの都市も違う。今のあなたたちはその都市を知らない。
　　　　　　　´',　ヾ,ゝ　　ﾉ　　　　　リ::::r〃"} ﾊ ', 　 ',Y /, {/　　　　　　そのとき、そこには数百万人の人間がいた。
　　　　　　　　ヽ　ヽ　　　　　　　　 ｀￣´　 /　} ､　　 ',.}　 ´　　　　　　 そして、全員がその町と運命をともにした。
　　　　　　　　　＼ |＼　ヽ 、　　　　　　　 / /.ハ　　 ',!　　　　　　　　　その間、わずか７秒足らず。
　　　　　　　　　　 ｀`　＼｀´　　　　　,　'´/ ／　 ',　　i,!
　　　　　　　　　　　　　　 〉ー－ ' ´　　 ´}´　　　 ',!　,!



　　　　 ／￣￣＼
　　　／ .ー　　ー ＼
　　　|　（○）　（○） |　　　　　 ＿＿＿
　　　|　　 （__人__）　|　　 　 ／ ー　ー ＼
　　　|　　　｀i 　i´　 |　　. ／ （○） 　（○）ヽ、
　　　|　　　. `⌒ 　 }　 . /.　　　（__人__）　　 ヽ
　　　ヽ　　　　　　　}　　|　　　　 ｀i 　i´　　　 .|　・・・・・・
　　　　ヽ　　　　　ノ　 　.＼ ＿.　 `⌒　　　／
　　　／　　　　　　ヽ　　　／　　　 ⌒　　　 `ヽ、
　　/　　　　　　　　　ヽ, ./　　.　　 　　,９ｍー　）
　 /　　/　　　　　　}　 | .|　　|　　　　　`ーー‐'ﾞ
　.|　　.{.　　　　　　.|　 |　ヽ、 ＼　　　　　　 |
　.|　　.|.　　　　　　.| 　|　　 |＼　ヽ　　　　 .ﾉ

　/, 　 　 　 　 　 |　　　　　　/:: , l:: i::. }::ヽヽ::.ヽ　＼
.//　　　　　　　 .:! :| :　　　 /:::/:/::/i: /: !: }i:',ヽ:|
i,i　　　　　　　　.::| :|: ::　　　!,/_ﾑ/_ l:/::: l:: !l::! i::!
. ! l .:　　　　　: .::::| :i:.::　　　ﾚ',ｿ,＿/｀!::/i:/ i:!　|
. !.:! ::.　　　:　.:.::/´', !:::　　| !　ヾ.i´:i｀ !/ /　 !
　i:l', :::::. :.　::. ::〈 ､'_ﾞil::::.　 |.| 　　j_ｿ　ﾞ､_　　　あまりにも悲惨な事件。
　ヽヽ､:::::::::. :::.::::＼ニ',::.　ii::!　　　　　　ﾉ　　　そのため、国際機関からの要請を受けた政府は、
　　　　ヾ､i::::l::::l::::',:|　 ',::.　!',!　　　　 ｨ´　　　　すべてを秘密にして
　　　　　 i|ヾ:!:::i::::/ヽ　 ヽ. l 丶. 　　/　　　　　　気持ちよく忘れてしまおうという政策を採った。
　　 　 　 ﾉ /ii/lノ　　　　 ヽ:r‐y┬ '
　　　　　 イ'"｀'‐- ､　　　 / ヽl/ '
　　　　　 /　　　　　　＼__{ヽ､
　　　　／_,, -‐‐‐-- ,,_　　＼_,ヽ‐､



　　　　　　　　　　　 　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　　 　／　ノ　　＼ ＼
　　　　　　　　　　　 　|　 （●）（●）　|
.　　　　　　　　　　　　 |　u.（__人__）　.|
　　　　　 　 r､ 　　 　　|　　 ｀ ⌒´ 　.|　　気持ちよく忘れるのは難しいだろ。
　　　　　 ,.く＼＼r､　　 ヽ　　　　　　ﾉ　　常識的にかんがえて。
　　　　　 ＼＼＼ヽ}　　　ヽ　　　 　/
　　　　　　 rヽ ` 　 ヽ　　/　　　ｧ'´ヽ
　 　 　 　 └'｀{　 . 　 ＼.|　　　/　 　i
　 　 　 　 　 　 ヽ､._　　　ヽ､_,r'　　　.|
　　　　　　　　　　　　｀ヽ､　　　／' 　|
　　　　　　　　　　　　　　 ｀'ｰ'´

　　　　　 　 ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:､:.:.:.:.:.:.:ヽ､
　　　　 　 /:.:.:.:./.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.ヽ:.､:.:.:.ヽ:.＼
　　　 　 /,:.:.:.:/:./:.:.:.:.:.:./:.:.!:.:.:.!:.:.:.l:.:.l:.ヽヽ:.:.:.:.:ヽ:.ヽ
.　　　　//:.:.:.,':./:.:.:.:.:.:./:.:. /:.:.:.:|:.:.:.|:.:.|:.:.l:.:.!:.:.､:ヽ:.ﾄ. ',
.　　　 /｣:|:.:.:.|:.|:.:.:.:.:,.ｲ:.:./|:.:.:.:,!:.:. /:.:.l:.:.:|:.:.|:.:.:!:.:.l:.:.! １
　　 ノ'´|:.|:.:.:l:.:|:.-rｰｧｘ...」:_:.ノ!:.:.ハ:.Ａ ｫ-:!:.:.:.|:.:}:.:.|　!
　 　 　 |:.|:.:.:|:.l:|V|;ｫf＝=レ ´ﾙ'　 /ｨ-ﾍ|:./:.:.,!:./|:./
　　　　 1l､:.l:.ﾊl:.:.|｀ {ﾟ: ::|　　　　　 {ﾟ: ::ﾙ',!:.:.ｨ:/ ,ﾘ
　　　 　 ﾞ ',:.ﾄl､!:.:.|　 ﾞ-┘　　　、　｀ｰ' /:イ,ｼ　/　　非常に難しい。
.　　　　　　ヽヽヽ:.l､　　　　　_ _　　　　/:.:.!　　　　　　しかしそれは成し遂げられた。
　　　　　 　 ｀　lハ:lヽ､　　　　　　　,.-1:./　　　　　　たった20時間で。
　　　　　　　　　　ヽN |｀ ‐ ､__,. ィw　 '/
　　　　　　　　　　 ,r'^,!　　 　 　 ｢ヽ､'´
　　　　　　　　_,.-'　　|　　　　 　 ヽl　ヽ､.._
　　　　_,. r　´　　　　 |　　　_...._　　|　　　l. ｀ヽ.._
　　　r{. l. |　　　 　 　 |-‐ ´ _...._｀ -|　　　|　　 l. ﾄ、
　　/　ヽヽヽ　　　　　 |-‐ ´ ,.- ､｀ｰ|　　　|　　 | l ヽ



　　　　　　　　　＿＿＿
　　 　　　／）／ノ '　ヽ､＼
　　 　 ／ .ｲ '（●） 　.（●）＼
　 . 　/,'才.ﾐ).　 （__人__）　　　＼
　 . 　|　≧ｼ'　　 ´ ⌒｀　　　　　|　２０時間で？
　　.　＼　ヽ 　　　　　　　　　 ／　どうやってだお？

　　　　　　　　　　　　,,　 -　―─ 　-　､
　　　　　　　 　-　¨　　　　　　　　　　　　｀　、
　　　　　　／'　　　,　　　　　　 ＼　　　、　、 ヽ
　　　　 〆/　 ' 　/ l　　＼　　　　 ヽ　' , 、 l　　',
　　　　/ /　′　.!　 l　　ヽヽ　　ヽ　l 　 l l　|　 ､ ',
　　　/　,!　l　 ,　l　 ∧　　ヽヽ　　',　|　 | .! .!　l | .!
　 　.!　,'|　.l ./,　! .,A-ヤー-､l　　 l　 　 l l .!　| .!, l
　 　!./ l|　,!. ! ', |ｲ,;;斗去=ァ‐l　　 ト､　,! .! '　.!　|' ,!
　　 ,'　|,! .,l t|'､〉l "ﾞi::rl 　 !ﾞヽ|　　 | .,' / /!'　,' l ,!　ヽ
　　　　ﾞ ',.! i ゛ﾉ ` 　､ﾂ- ´　/}　　l ｼ ,! / ,!　,! l/
　　　　　 ' 　∧　　　　　　 /,l　　,!i　 ; / /／/"
　　　　　　 //;ヽ ＿　　　 /'.! 　/!'i l ./ /´ ﾂ　　正確なところはわからない。
.　　　　　 // ﾘヽ　,、　　　_.ｵ ./ .! |ﾘ,' /
.　　　　　ヽ'　　 ｀､l ゝｔ ヾ　 |/　 　 ﾄV｀ヽ
　　　　　　　　　　 ｀,゛-'ｰ}　´　　 ,..=彡ﾞﾞフヽ、
　　　　　　　　 rイﾌ　 √,!　　　/ /´,＜〆⌒ﾞヽ
　　　　　　　　ﾉ l l 　 /ヽ. , ‐ ﾞ/ /　,　 ,!　　　　｀ヽ
　　　　　　　/ .!_l_l__./'三ヽ==ﾞ＝ヲ{　 ,'　　　　　　 ヽ
　　　　　　 / ,,ノ-―''''''¨¨¨￣￣l　|　 }　　　　　　　 lヽ
　　　　　 ノ/ |　　　　　　 ＿　 　l　|／ヽ　　　　　　　､ヽ
　　　　 / /　 |　 _ ,,, - '''¨　　｀ヽl　| ⌒ヾ、　　　　　　'、ヽ、



　 　　　　 ＿＿＿_
　　　　 ／_ノ 　 ヽ_＼
　 　 ／（ ●）　（ ●）＼
　 ／ ::::::⌒（__人__）⌒::::＼　　わかっているところだけでいいお。
　 |　　　　　　 ￣　　　　　 |
　 ＼ 　 　 　 　　 　　 　 ／

　　　　　　　　　　　　 __
　　　　　　　_,. -－' ´　 ｀ヽ､
　　　　　 ／　　　　　　 　 　 ＼
　　　　 /　 　 , ,　l　　、　、　　 ヽ
　　　 /ｨ'　 l　l |　|　l､ ＼ ヽ　ヽ　ヽ
.　　　' |　l. |　N､ |ヽ| ＼_lゝ: l.　|　 |
　　　　ﾍ. ', lv-一　　　´_`...VlV　|｣　それは、
　　　　　Yヽﾄ ､t￢. 　 ´v,. | 1　ﾚ'　　「急進的情報連結解除装置」
　　　　　　ヽ ヽ　ｰ'　　　￣　| /　　　と呼ぶべき発明品によって実現された。
　　　　　　　ヽＮ.､_　 - _,.ィ ´″
　　　　　　　　　　　｀,ｵr .ｺ
　　　　　　　　 　 　 トﾚ'´　ヽ



急進的情報連結解除装置　(画像はイメージです）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,.-￢‐-.__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,ｲヽ､_/´, ,.,,.,￣L
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 r'ｨﾍ ,-!し{,ｲ〃,./　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ ,. ﾊ L|　 | Tｧ^り川
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／／ム',.ィ　f|　｀ （ｲﾉﾜ
　　　　　　　　　　　　 　 　 ,.-'´／　,　_,.〈|　ﾄ､_.ン｀¨´
　　　　　　　　　　　　　,.-'´　, '/　 /'＾ヽ.　', Lヽ_ |
　　　　　 　 　 　 　 ／　　　{. ﾊ　 l、　　',　１',￢. |
　　　　　　　　　 ／　　　／ ヽ! ト- ﾆ､　ヽ.　　l　| ｀ｰ''フ
.　　　　　 　 　 /　,.　 ／　 ／ 　 　 ／　　｀ヽ､l　lﾝ‐ '
.　　　　　　 　 ,′/／　,／　　　 ,／､　　　　__.ヽﾚ　ヽ
　　　　　　　　| .／　／　　　　／　 /　__ ＿'ｭ ｨ.､ヽ　ヽ
　　　　　　　　l/　／　　　　／ｒ'　　,ゝ´　 ／/ { ﾄ、 __ ヽ
　　　　　　　 / ／　　　　,ｒ'　ﾉ|　 ﾉ　　　 ｰ ニ=ヽﾆｨ´　 ｀l
　　　　　　　' {　　　　　,ハ　|　Y´　　　　　　　　　 ',ヽ､_,-ﾍ.._、
　　 　 　 　 l/｀ ｔ　　 ,/　ハ l.-'’　　　 /　　　　　　 ｰ=: ｰ-‐┘
　　　　　 ,.-へ.　ゝ-<　 |　 ',ﾄ、　　　 ∧　　　　　　∠ﾌ
.　　　　 /　 　 {´　　 ｌ　|　　　ヽ､__　,/__ヽ＿ ＿／|
　　　 rム-ｚ_ノ　　 　 ',｜　　　　 ヽ¨　　　｜　 　 |
　　　 / ｿ､　　 　 　 　 ',|　　　　 　 ヽ　 　 ｜　　 |
　　 / /　　　　　　　　　1　　　　　　 ヽ　 　 |　　 |
　 / /　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ　　 |　　|
.　|/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,!　　 | 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　　　ﾉ　　|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l ヽ... ｨ　ﾄ.___,.ｨ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |　　/ 　 l　　 |
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　 ./　　 l. 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 l.　/ 　 　 l 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l.　/　　 　 |　｜
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 l.　 l　　　　 l‐- |
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ｰ'　　　　｜　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ｰ'′

　　　 　 　 　 　 　 ＿＿
　　　　　 　 ／´￣　　　￣｀丶、
　　　　 　 /　　　　　　　　　　　＼
.　　　 　 /　/　　　　　　　　　　　 ｀ ､
　　 　　/　 l　　　　　　　　　 　ヽ　　 i
.　　 　//l　l　　　 ｨｲ/ヽ　 ∧ 　 l　　 l　その装置は、放送電波や微弱な電磁波による永続的な催眠を行った。
　　　 {ｲ l　l　　//‐－　}／ ‐ﾍ　l　l lﾉ　催眠の効果は、惑星全土を覆い、惑星外空間に拡散した。
　　　　{小ｲ 　 l/T弐ト 　 r=ヌⅥ　lﾉ　　その都市に関する事項を思い出すことは
　　　　　}从 　l|　ヒ::ﾘ　　 ヒ::ﾘ川V　　　強力な禁則事項として人々の潜在意識に刻み込まれた。
　　 　　　　 V l|ヽ、　　, ､　 イﾙ刈
　　　　　　　∧j＼｀￢ニＴ´ }｀ヽ、　　　そして世界中の人がその都市の存在を忘れた。




機能Ⅰ：記憶の抹消　(画像はイメージです）
　　　　　　　,. : 　´　　　　　　　　　　　_　　　￣ ｀`'' :; ､,.
. 　 　 　 .r''´ｒｰ､ 　 _,. 　-‐ '' ﾞ´￣　 .'　’. ‐＝ﾆ≠ｰ-　 .,｀'' : ..､
:　 ,. ;:ｒ''´　 ,.{ 　 ヽ　.　-‐-　.,:｀)　　;′　:} ‐-　 .,｀丶.、　｀`'' :､ ｀:;､
ｒ''´　　　　｛: '. 　　 ヽ 　 .　-―- 　 ’　　 !　　 　 ｀'' :､｀' :､　　 ｀ヾ ｀' :､　　　　　　＿＿
.　　　　 　 ヾ ':, 　 　 ' 、　　　　　　 '.　　 ; 　 ,.ｒ''"´ 　｀ヾ、;､　 　 .ﾞ':､　ヾ　　.　'"´ 　　　｀ﾆ=-‐‐ ､
　　　　　,. 　-‐ヾ 　　　'， -‐=＝:ﾆ　'.　　'，‐-｀' .､ 　 　　';,　'､ 　　　ヾ　｀:ｒ'ｧﾆ三￣　ｱ´ 　 　 i　}}
　　,. :'"´ 　　,r ´ヽ　　　ヽ 　 　 　 　 '.　　:，,.ｒ''´　｀丶.、 . ':　 ;., 　 　　':, /ﾍ.　 ‐- 　 { :i　 ｌ!　 :| :l:|
,r''´　　　 　 :',,.. ｨ' ヽ.　　　＼,r''´￣｀' '.　　';{ 　　　　　　ﾞ':､ .; 　 ;.. 　 　 ｒ′ ヾ.ミ 　 .-l :|ｌ_ｊ七云_:ｊ」
　　__　 　 ;:'´　 ;:''"　ヽ　　　 ＼ ヾ ;､　;　　 '._':､ 　 　 　 　 ヾ 　 ﾞ; 　 . :´ ヾ　 ' . ｀ （.{ | 　 { 仞｛
.:ｆ´　 ヽ　.' 　 .;''　 　　 ヽ　　　　＼_ .': ’　　 ':､｀ヽﾆ¨￣ ¨''ｰ- 、　. :´　　　ﾊ　; '､.　ﾊ |i　 :|　　丶
:.ヽ　　 ｀　　.;' 　 :(´;'.,　　ヽ　　　　　　 　 　 　 ヾ　 ｀ヾｒ ､　　　￣｀ｒ――-:､:,_　　 　 '.ｖ　ｌ|　 ｰ′
　 ｀ ＜　　　｀ ｰ-　.　　　.′　　　　　　　　　　　':、　　Ⅵヽ　　　　 '.　　　　　 ' ，　:.ハⅥ廴.ｲ
　 　 .' ｀ .;　　. 　 　 ｀　ｰ′　　　　　　　　　　　　 ':,　　 Ⅶ '.　 　 　 '.　　　　　　'. : ﾞ; . '.´
;　　.′ :'　　　｀　‐-　.,　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｀: .　 Ⅷ;}　　　　 ;　　　　 　 }}:　 '.　'.
ｰ‐'ﾞ　　':‐- .,,　　,:'　 .′　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｀ ｰ-　.,＿___ ,.;.,..、　　　.’{: 　 i. }}
.　　　 ＿__,.　 -‐　´¨　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }　　　ｊ　'，ｉ : :;ﾘ
.　く￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　-‐-　　.,＿_ ,.．'´ ｒｰ＜　∧　 /
　　｀ ー- 一…　''¨￣´`ｰ- 、　　　　　　 . -‐一　''´.'7-‐ '´　　:. -‐　´￣:' 　　　　}／;
;　　;　;､ .,r'ﾞ;. 　 ; 　　 ';　 　; ｀丶､.__ ,.才´ ¨ ` ー-=ﾆ=-‐≠ﾆ¨´　　 　 シ′ 　 　 .′.;
'; 　 `ー-､　;. 　 ':、　 :ヾ、 : -:､　　';､ｰ- ‐ ''",:'／ﾉ ,;ｒ' ／　　　¨ ー-ヾ´:｀ミ､ ≫''´　.;'

　　　 　 　 　 　 　 ＿＿
　　　　　 　 ／´￣　　　￣｀丶、　　　　　それと同時に、急進的情報連結解除装置は
　　　　 　 /　　　　　　　　　　　＼　　　　非電子記録の自主的な電子化と原本の破棄を
.　　　 　 /　/　　　　　　　　　　　 ｀ ､　　催眠により世界中の人々に行わせた。
　　 　　/　 l　　　　　　　　　 　ヽ　　 i
.　　 　//l　l　　　 ｨｲ/ヽ　 ∧ 　 l　　 l　　そして、電子化された全ての記録から、
　　　 {ｲ l　l　　//‐－　}／ ‐ﾍ　l　l lﾉ　　その都市に関する部分を抹消した。
　　　　{小ｲ 　 l/T弐ト 　 r=ヌⅥ　lﾉ
　　　　　}从 　l|　ヒ::ﾘ　　 ヒ::ﾘ川V　　　　さらに、方法は不詳だが、
　　 　　　　 V l|ヽ、　　, ､　 イﾙ刈　　　　非電子記録の改竄も速やかに行われた形跡がある。
　　　　　　　∧j＼｀￢ニＴ´ }｀ヽ、



機能Ⅱ：記録の抹消　(画像はイメージです）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ ´　＞ 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 Ｙ::: :::／　＿ __ ＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 }:::／ ´ :: ::: ::: :: :: :: :　:｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ :: :: : ::: : :: :: : ::: :: :: : : :: ::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／::: ::: :::／::＞ --─ -- ＜: :: :::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　´ ﾚ'::: :＞ --＜:: :: ::: ／::／　　　　　　　　　 ＼::::ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／:: :::: ::/:::::::::::::::::＼:: : :: ::/::/:/　　　　　　　　　　　　 } :: }
　　　　　　　　　__　　ト、　　 ./:: :/::::::M::i::::::j::、::: :::ﾊ:: :: /::/:/　 ＿ _　　　　　　　　　ﾉ:: ﾉ
　　　　　　　／::: :::＼}ハ　　/:/:/ :::: l　「::Ｘ´ :ﾊ:::::i::::ﾄv ' /::/ ´:: :::: ::: ::｀ヽ　　　　 ／⌒
　　　　　 　 ﾚ ⌒ ＼:::: ∧　ル1:ｌ:l:::l::|　|::ﾘ心:l:::l::::|:ﾙ: :メ メ ´ ￣ ￣ ｀ヽハ
　　　　 　 　 　 　 　 ＼::::: ー :: :l:l:::l:ﾊ ﾙ' 以ﾘ::ﾘ::ﾘ人__ メ ＞　　　　　　 }:::}
　　　　　　　　　　　 ／ ￣ ￣　从ﾙ'　､- ｧ ル':::/: : : : :／　　　　　　　ノメ
　　　　　　　　　　 / 　 　 　 　 ＿__　＼_ .イ:::／´￣ | {　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　　　 ／: :::: :: :＞-':: ／　　 　 l| ト、　　 ・　　　 ；
　　　　　　　　　　　　 　 ／:: :／⌒/ ／￣　　　 /　 ﾘ ⌒
　　　　 　 　 　 　 　 　 /::: ／　　 ／　　　　 _／　　人 _
　　　　　　　　　　　　　レ'　r= ／　　　　 ／　　 ／　　/::｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 j／　　　_. イ　 ー　'　　 _./: : : : :＼
　　　　　　　　　　　　　__／　　　／: : : :￣ ＞-- ＜: : :}: : : : : : 〉
　　　　　　　　　　 　ノ　 　 　 ／: : : /: : : ヽ.: : : : ://: :ﾘ: : : : : /
　　　　　　　　　　 /　　 ＿　/＼: : /: : : : : : Ｖ: : //: :/: : : : : /
　　　　　　　　　　 {レ'´＿_メ ⌒⌒「 ￣ ｀ヽ. :!∨/ : : : : : : ／
　　　　　　　　　　 {:_:_:_:_/　　　　 ∧　　　　 ＼: : : : : : イ´
　　　　，　・　　 ／　 /　　 　 　 　 ∧　　　　　|　/￣
　 ＿＿＿ __ _/// r' ー┐　　　　　 ∧　 　 　 |./
　 `ー --‐⌒└└ ' '￣　 　 　 　 　 〉ﾍ　　　 l}'
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　 　 　 　 　 _ノ　　ヽ、　　＼
　　　 　　 　（○）（○ ）　　　|
.　　　　　　 （__人__）　 　u　 .|
.　　　　　　　 ヽ｀⌒ ´　　　　|
　　　　　　　　｛　　　　　　　/　　そんなすごい装置が20年前に存在したのか？
　　　　　　　　lヽ、　　,ｨ'.) ./
　　　　　　　　j　.}ﾝ／／　ヽ
　　　　 　　　ﾉ　'"´ ￣〉　　|
.　　　　　 　 {　　　　 勹..　｜
　　 　 　　　 ヽ　､＿_,,ﾉ　.　|



　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　 　 ＼　　＼
　　　 　 ,'　　 　 /　　/　　　　　　　 　 　 l　　　　＼　　ヽ
　　　 　 ! 　 　 /　　/　　　　　/　 ,'　　　 |　　l　　 ﾊ　 ﾍ､ヽ､_,
.　　　　 | !　　 l　　 ｌ　　　　　/　 / 　 ,ｲ　! 　 i　　 ! l　ヽ ',｀￣
.　　　　 l |　　 l　　 ｌ 　,/　 〃　,/ 　 /│ l　　j　　 l│　 ! l
　　　　ノ | !　│ 　 |　/_／/ ／/　 /　,' ∧ / |　 /　ｌ 　 ｌ│
　　　　　ﾉ l　ｧ|　　 | ｨｆﾃ云ﾐx / ／　/ｨ示坏x.! /　 ﾘ　 ハ!
　　　　 ｲ 八{´ｌ　　!|　 {じ刈　' ´ 　 　 ﾄc刈 》ｊ/ 　 /　/
.　　　　　 　 Vﾊ　　|　弋ｚソ 　 　　 　弋zソ　 } 　,/／
　　　　　　　 ヽ ', 　| 　　 　　 　 　 ,　　　　　.ｲ　/´
　　　　　　　　 `ﾍ　lヽ　　　　　　 _　　　 　 厶 ./
　　　　 　 　 　 　 ', {.代ﾄ､　 　 　 　 　 , イ |　/事件発生後に発明された。わずか20時間で。
　　　　　　　　　　　＼_'i|　＞ ､　_ , イ/ V　ｌ./
　　　　　　　 　 　 ／ ヽj　　　　　　 {｀ヽ 　 '′
.　　　　　　　 _ ／　　｢´　　　　　 　 ヽ}　＼
　　　 _, -‐ ´　　　　　l‐--‐､　＿　-‐ |　　 ` ｰ- ､
.　r＜＼＼　　　 　 　 ヽ '´￣　___ ｀ヽl|　　　　 / /ヽ
　y⌒ヽ ＼＼　　　　　　V　￣ ＿ ｀ヽl|　　 　 / /　∧
./　　　 ヽ. ＼＼　　　　　∨￣　　｀ヽ | 　 　 / /　/　 l
{　　　　　 ヽ　＼＼　　　　ヽ　　　　　/　 　 / /　/　 │

　 　 　　＿＿＿＿
　 　　／　　　　_ノ ＼
　　／　　　　　（ ●）}|）_
　 / 　　　　:::::⌒ （＿ﾉ､）
　 |　 　　　　　　　|┬‐'
　 |　 　　　　　　　|_|___　　　そんな恐ろしい装置を20時間で発明できる人間がいたのかお？
　 ＼　　　 　　　　`ー‐'ﾉ



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, ‐'´　　　　　　　　　　　　｀ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　 　 _／　　 ／　　　 ／　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　 　 ｰ=ァ'´／ ／..,　´　 〃　　/　　　ヽ:.. 　 ::::::ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　l ::{:::!ﾊ::::|代尓ﾐkハ::::::::iﾑ七弋 :::ｌ:::::::::::::::::::l
　　　　　　　　　　　　　　　∨Ｎ':::ヽ:{' rf;;;i./`　＼:::{　ｨﾃ与､:j::::,::::::j :::八
　　　　　　　　　　　　 　 ｨｧ'´￣l :::::lヽゝｰ'　　 　 ＼　rf;;j /ﾘ::,' :::/:/l:!　　　　発明できた人間はたった一人。
　　　　　　　　　　　　 ／ ﾉ＞、ﾊ::::::ｌ　　　　　 '　　　 ''‐ ' /:::/:::/}/. ﾘ
　　　　　　　　　　　　ﾊ. l" ／__,∧ ::ﾄ､　　 　 っ 　 　 　 /:::/:::/ノ―- ､　　　それが、あなた。
　　　　　　　　　　　 ﾉ j│ ﾚ'´／,∧:ヽ ＼　　　　　　　ｨ':／;イ(: : : : : : : ｀ー- ､
.　　　　　　　 　 　 /‐^! 　 l fﾝ'う　 ＼l／}iヽ､ _,,　＜〃::／　" ヽ: : : : : : : : : : : ｀ー-―‐-､
　　　　　　　　　　/　 ∧　　 rｲ　　　∧ _j　　　　／-= '　, ｨ_ﾆ二＞､: : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ ＿＿
　　　　　　　　　,r'￢/　〉　　　ﾊ　　/　`､.　　 ／　　　／／　, イ⌒ `ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　/´　〃　 ＼＿/　} .∧ー―‐／　　　 /　/　 /　　　　　　ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　 〃　　 {{　　　　　　　Vヽ_三三/　　　　/　/　／　　　　`ー―ゝ､: : : : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　／/　　　　　　　　　　　ji　　　　/　　　 ノ　ノ／　　　　　　　　　　　＼: : : : : : : : : : : : : : : : :
　 　 　 / ノ　　　　　　　　　　　ｲ　　　／　　／,-'´／　　　　　　　　　　　`ヽ､　ヽ: : : : : : : : : : : : : : :

　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　 ／ノ 　 ヽ､_＼　　　　r ⌒j
　　　　　　／（ ○）}liil{（○）＼　　/ 　 /
　　　　 ／　　　 （__人__）　　 ＼/ 　 / 　　／　 ）
　　　　|　　　　　|i|||||||i|　 　 　/　　/　 ／　 ／　　確かにやる夫は大天才だから
　　　　＼ 　 　　|ｪｪｪｪ| 　 　 /　 　'` ´ 　／　　　　そのくらい20時間で作れたかもしれないお！
　　　　　　r´　　(⌒'ー―- イ′　　　　　´廴　　　　でもそんな理不尽な政策に協力するわけがないお！
　　　　　/　　　 ＞ 、　　　　　ヽ　　　 　 _　￣￣￣)
　　　　/　　 　　　　 -､　　　 　 } 　 　 　 　(　￣¨´
　　　/　　　 　 　　　　　ヽ._　　　　　　　__　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　｀　　　--‐'´　｀ﾞ' 、_.)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __,.- _ /::/／∠.‐‐--‐,ﾆ.´..
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　､　　　 ,._-‐ﾆニ::￣:::｀ヽ:〃::::::::::二ニ=......
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞≪＝.:'´-‐:;::´:;:::´;::::/:::::::丶:‐--－.........
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／´　／／::::／::／／;:‐7::/::::ヽ::ヽ:ヽ:::::ヽ.......
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／イ／::／;.'/／　 {:::ﾊ:l::::::l､::ヽ::ヽ::::ヽ......
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 '"　ﾉ´;イ/-∠/　 　 l:::ｌ ヾ:::::lヽ::::l::ヾ:::::l.......
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 _,.／／l:::l:l::/_　 ｀ヽ、 !::l　 ヽ;l　ﾄヽl::::゛ｌ::l.......
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 フ;:イ// !::ﾘ:l´ｒ;ﾐヽ、　　';ｌ　　‐- ､l:l:ヽ::::::l:l.......
　　　　　　　　　　　　　　　　　／"´/^ハ ｌ:::ﾊｌ_!､:::::;ﾊ　　 　 __　 　 l`:::::::l::ﾘ:l.....
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /'　l/l/!:/ｌ　` ｰ'′　　　´,ｒ.:::ﾞヽv!::l::::::l::ヽ!...
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ! ' 1:l::ｌ　　　 　 ,　　　ﾋ_:::.,ﾌｲl:::l;:::ll::ﾘ::l...
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾒﾊl:ヽ　　　_ 　 　 　｀ "／ﾊ:l::〉:!Vﾊｌ...
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l∧l;､>、　 ｀　　　 ,.イフ:://ハl ﾘ ′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. ‐￢￣７-⊥.V ｀ ｰ-‐ァ7´ｸﾉ /:/ '　 丶
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　 　 ,′/ 　 　 　 　 　 〈 ′′/'´
　　　　　　　　　　　 　 　 ／　._　 　/　/　　　　　　 _　　ヽ、　′
　政府と国際機関からの協力要請は、その日たまたまこの研究室を訪れていた人物、
　当時行政の要職にあり、やる夫所長の親友でもあった人物を通じてなされたと推測される。



　　 ／￣三＼
　／;;;;　_ノ 三 ＼
　|;;;;;;;　　 （ ○）（○）
.　|;;;;;　　　 （__人__）
　 |;;;　　　　｀ ⌒´ﾉ　俺のことか？
.　 |;;;;　　　　　 　 }
.　 ヽ;;;　　　　 　 }
　　 ヽ;;;l　　　　ノ
　　　/　　　 く
　　　|　　　　 ＼
　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)

　　　　　　　　　　　　　　 _.,.-－－-..､._
　　　　　　　　　　　 .,.-.'´: : : : : : : : : : :,｀: :､
　　　　　　　　　 ,.-'´: : :.,':.,:.': : : : :｀: : ､:.､: : :＼
　　　　　　　　／:,: :,: : : :｀': : : : : : : : : : ヽ:ヽ: : :.ヽ
　　　　　　 ., ':／／: ｉ: : ､: : : : : : :.､: : : : : ヽ:ヽ: : :ヽ
　　　　　　/: /:/: : : :l: : :.ｉ: : ､: : : : :',ヽ: : ｉ: : l: :l: : : :ヽ
　　　　　./: /:/: : : : :.l: : :.ﾄ､: ヽ: : : :.l: ',: :.l: : l: :l: : : : :l
　　　　 /: :/:.l: : : : : : l､: : ヽ＼:ヽ: : :l_:.l､-l: ┼:.l: : :.､:.l
　　　 ./: :./: :l: : : :ｉ: : :lヽ: :.ヽ: :.l‐l.-':!l:ハ:ﾊ: l: : l,‐､: ヾ､　　そう。
　　　/: : /: : l: :ｉ: :.l: : :l ._ヽ ヽ: :l´l ./.!'_ .lハ:l‐,/.l　}: :l｀ヽ　あなたもこの事件で苦しんだ。
　　./,ﾍ:./: : :ﾊ: l､_ﾊ‐: l´　 ｀ヽ/ .l:/.'´,ｨ'´:｀:'Y: :.l /: ,:l　　　やる夫所長は、そんなあなたの様子を見て
　　'´　.〉: : : l lく.ヾ､.＼l＿‐､ .'　 '　　 .l::::::::::ll: : !': :l' '　　　政策への協力を決断したと推測される。
　　　 ./: : : :l: :l:ヽ_ゝ／/:::::ヾ　　　　　 ゝ -.'l: ｉ:.l/ヾ
　　　./: : : : l: : l:ゝヽ｀ .ヽ: : _l　　　　　　　　l: l:./
　　　l: : : : :.l: :.,:.l: l｀ｰヽ .￣　　　 ｀　　　　.,!:.l/
　 　 l: ｉ:ｉ: : :l､/l ,ﾍ',ヽ: : ヽ_　　　　　' ´　／l:/'､‐- ､._, -､＿
　 　 l: l l: : :l ' l/ . ヽ｀＼,､┌ フ　 --　'　 /':　:,':　,:　:　: l　 ヽ
　　　ヽl｀ヽ l　.'　　 .｀　 ｀ ｀／ .ｉ_:　:　:　: ': ,　'　, ':　:　:　l　　 l
　　　　｀　.゛!　　　　 　 ._／:　:　: ｀゛｀　‐:　:　､':　:　:　 ' ,'　　 .l



　　　　　　　　　　 _-─―─- ､._
　　　　　　　　 ,-"´ 　 　　ゝ　　 ＼
　　　　　　　　/ 　 　 　 　　　　　 　ヽ
　 　 　　　　 / 　　　　　　::::／::::::::＼::ヽ
　　　　　　　|　　　　　　 /　ヽ ｀::::´ /｀ヽ
　 　　　　 　l　　 　　　 （　○ﾉ::::::::::ヽ○.;l　その装置はその後どうなったんだお？
　　　　　　　` ､　　　　　　　 （__人_）　 .;/
　　　　　　　　　`ｰ,､_　　　　　　 　　／ﾟ
　　　　　　　　　／　　`''ｰ─‐─''"´＼o

　　　　　　　　　　　　　　　　　,／´　￣´｀ 　＼ 、＿ _
　　　　　　　　　　　　　 , - ´: : : ::::::::::::::::::::::::::::::::: : : : : : ｀ヽ、
　　　　　　　　　　　, ／: : : : : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　／: : : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ:::::::::::::::::::::::::｀、
　　　　　　　／: : : /: : : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
　　　　　／: : : ::/: : :: ::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::: :｀、
　　　　/: :/: ::::/: :::: : :::::/:::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::|:::::::::: :`､
　　　/／/: :::/: :::::: ::::::/::::::::|::::::::::::::|:|::::::::::::::::::::::::::::､:::|::::::::::::::::|:::::::::: : : |　　　急進的情報連結解除装置の効果は永続的。
　　/ ´ /: :::/: ::::::: ::::::::i:::::::: ﾉ:::::::::::::::|:::;::::::ヽ::::::::::::::::｀l;;;|::::::::::::::|::::::::::: : : |　　　だから現在は、スリープモードになっている。
　/　　/: : /: ::::::: : :::::::::::::::/ l:::::::::::::::::::iヽ:::::ヾ:::::＼::::::｀il:::::::::::::::::::::::::::: : :|
´　　 |: : :|: :::::::::: ::::::::::::::::::|　 l|:::::::::::::::::|::|＼:::::＼:::::＼::::|::::::::::::::::::::::::::: : :|　　　　次にその装置を使うべき時が来れば、
　　　|: : /l: ::::::::: ::::::::::ﾊ::ﾉ十-i::::::::::::::::::: ﾄｰ＼:::｀_＼:::::::|:::::::::::::::l::::::/:::: ::｀、　　　この研究所の人々は
　　　|:/　|: ::::::::::: ::::::::| ::　:　　ヽ:::､::::::::::|　rｰ＼ヽ　ヾ::l:::::::::::::::|:::::|::::: :::il: ｀、　 　自動的にその装置の存在を思い出す。
　　　|;　 |: : ::::l:::: ::::::::|r===三　＼ ＼:::::i　,=＝==｀‐､):::::::::::::::/:::ハ:: :ﾄ:: r-｀
　　　|l　 ヾ :::::|::::::::::::::|ｲ ::ﾟ。:::|　　　　＼:i´"ｆ:::ﾟ;;;;;::ﾘｱ/::::::::::::/:::/　 |/ |l:|　　　 　しかし、その装置は今のところ
　　　　　 ヽ: : :::::::|::::::::|　弋_ノ　　　　　 ｀　　ﾋ_ﾆソ　ﾉ::::::::::::://　) | |　|l　　　　　誰にも意識されることなく
　　　　　　 ｀､ﾊ:::|::::::::ヾ　　　　　,　　　　　　　　　　/:::::::::::::::/　／ i　　　　　　　 この研究所で眠っている。
　　　　　　　 i　l:i il::::::::ﾄ　　　　 ´　　　　　　　　　 /ｲ:::::::::/ ノ:::::::::|
　　　　　　　　　 ｀ |:::::::｀、　　　 　_ ＿　　 　　　 / i|:::::::/::::::::::ハ:/　　　　　　　　そして所長は毎日それにつまずいている。
　　　　　　　　　　　|:ﾄ::::::ヽ　　　　　　　　　　　　　ｲ:::::/|::::://
　　　　　　　　　　　 ilヽ::::::::|＼　　　　　　　　／　 /::/　|::/
　　　　　　　　　　　 |l ｀､::::|　　｀ヽ、　_, -　´　　 /／ノ=ﾚ´￣i
　　　　　　　　　　　　｀　ヽ:|　　　　　 i:ﾄ　　　　 /　／;;;;;;;;;;;;;;;;;;i、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 iﾊ　　　 ´/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／｀　／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　´　　 /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼

　　 　　　／￣￣￣＼
　　　　／　＿,　、＿　＼
　　 ／　 （●） 　（●）　 ＼　　階段の下のあの装置かお？
　　 |　　　　（__人__）　　　　|　　あれは研究員のだれかが散らかしていっただけだお！
　 　＼　　　 ｀ ⌒´　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ ￣'´￣｀ ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　 　｀´　 ヽ　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 //, '///｀´| | | ヽ　 ､ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃 {_{ ﾚ| 　 ﾚりりﾘ .ｌ彡||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|!小 ｌ━　　　━ﾚ|　|、| |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ| |　○　　　○ |.| |ﾉ.| |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | |ﾍ⊃､_,､_,⊂⊃| |i | |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼ /| |/⌒l,､ __,　イァト|/| |/│￣￣￣￣￣７!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　/:|./　 /::|三/::/／　 ヽ||∧ |　 　　 　　／ |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　 ヽ||　　l ヾ∨:::/ ヒ:::::彡,|　|　　 　 　／ 　.ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .　　　/ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣l 　 ／.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿___!／　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　 　 　　　　 　 　　 _____　 　 　　　|　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　 　 　ASAKURA 　 　//＼＼　 　　　 |　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　 　 　ISM　　 　 　 　//￣ ＼.＼.　　　| 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_______|／

　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　／　　　u　＼
　　　　 　／　　＼　 　 ／＼
　　　　／ 　し （○） 　（○） ＼　・・・いや、毎日つまずいている機械の正体に
　　 　 |　∪　 　 （__人__）　 J |　　疑問を抱かないのは、確かにおかしいお。
　　　　＼　　u　　 ｀⌒´　 　／

　　　　　　　　＿＿＿＿_
　　　　　 　／　　　　.r┐ヽ「|
　　　　　／　　r-､　　| .|　./ l　lﾞl
　　 .　／　.__,ノヽ ﾞ､_,ﾉ　'-'　.|,,/ |
　　　｜ 　　（●）ヽ　　　　　ﾉ ´/
　　 　|　　　　　　　〉　　　　　 〈_,,.-､
　　 　.|　　 　（__人{　　　　 　 　 .r''´　さっき俺のことを「苦しんだ」と言ったな。
　　　 .| 　　 　´ ⌒|　　　　_,.-i'´　　　　俺自身もなにか被害にあったのか？
　　 .　.{　　　 　　　l-‐'''''''ｰl　}
　　　　｛　　 .　　　|´￣￣｀`l }
　　　　 {　　　　 　.|　　　　　|.}

　　　'､
　　　ヾ 、　　　　　　　　　　　　 ,　-‐-　、
　　　　', `　、　　　　　　,　 '　´　　　　　　｀ヽ､
　　　　 ＼　 ｀　""ﾞ　´　　　　　　　　　　　　　￣￣｀ヽ 、
　　　　　　ヽ 、,　'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　　ヽ
　　　　　 ／ ´　 .,　,　'　´　　　　　　　_＿__　　　　　　　｀, 　 ヽ
　　　　／　　 ／´　　　 ,　 ,　　　　 ´~　　　ヾ ー ,__　　　',　　｀,
　　 ／ _/　／　　　 　./　　',　　　　　　　　､　＼　　｀ヾ, ､ ! 、 ｀,
　 / ／/　/　　　　　 /!　　　!　　　　　　　　ヽ、 ヽ,ヽ､　＼　 ヽ ヽ
　l /　 |　,!　　　　 , ./ |　　l　!､ ヽ、　ヽ　　　　ヽ　 ヽ　ヾ､､ヽ,　', ヽ、
　`　　.|　|　　　 _!,! ,'　| l　 ',　,ヽ　ヽ　 ヽ ＼　　ヽ　 ヽ　　ヾ､!　',',ヾ
　　　　l /|　　| `,才ト､| ﾄ　 ',　', ＼ヾ､　 ヽ　＼ ヽヽ ',　　　　 ヽヽ'.、
　　　　ヾ ヽ　|　 !汁ド､トﾊ　 ヽゝ‐-ヾ-'=､__!＿ ヽヽヽ ',　　　　/ } ',ヽ
　　　　　　 ヽ}',　', ﾝ:::rﾘヾ＼　ヾ -ー‐ヽ ヾ,} ヽ　', ', ゞr,!　　 /ノ ', !
　　　　　　　.i| ヽヽ` ｰ´　　 `｀ヾ 斗云弐ﾐ=!,ヽヾ 　 ,ヾﾉ　/.// 　 ',!　　その日が来るまで、
　　　　　　　´',　ヾ,ゝ　　ﾉ　　　　　リ::::r〃"} ﾊ ', 　 ',Y /, {/　　　　　　あなたは家族とともに広い自宅に暮らしていた。
　　　　　　　　ヽ　ヽ　　　　　　　　 ｀￣´　 /　} ､　　 ',.}　 ´
　　　　　　　　　＼ |＼　ヽ 、　　　　　　　 / /.ハ　　 ',!　　　　　　　　　そしてその日、あなたは多くの友人と同僚、
　　　　　　　　　　 ｀`　＼｀´　　　　　,　'´/ ／　 ',　　i,!　　　　　　　　　 そして家族を失った。
　　　　　　　　　　　　　　 〉ー－ ' ´　　 ´}´　　　 ',!　,!


　　　　　　 　.　＿＿
　　　　　　　.／::::::.　＼
　　　　　　 /::::::ヽ;;:　　 ＼
　　　　　. （:::::（::::冫 　　　|
　　　　　. （:人;;;） .　　　　|
　　　　　r‐-;::::::. .　 　　　|　俺に家族がいた、だと・・・？
　　　　 （三））:::::..　.　　　|
　　　　　>::::ﾉ:::::::::.　　　 /
　　　　/::: / ヽ;::::::::: 　 /
　　 　/::::/ ⌒ヾ:::::::::::.〈
　 　 （;;;;__ゝ:;;:::::＼／:::::）
　　　　　　.　|＼::::::::::::;;:1
　　　　　　.　|:::::＼;;／:::|

　　　　　　　　　　　　,　--ｖ‐‐-　､
　　　　　　　　　　／ 　　　　　　　 ヽ,
　　　　　　　　　/　 　 　.　　　　　　　ヽ
　　　　　　　 ／ 　 ,　 /　 , 　.j　 ヽ 　　ヽ
　　　　　 　　 ７　 i|　l　 /.i　/l .,ﾄ､ l　i ﾄ､l　　急進的情報連結解除装置は、すべての人々から
　　　　　　　 ./ｨ　,l|　.ﾚ'‐-|/ .ｊ∠+‐N ﾊ. ｀　　失われた家族に関する記憶をも抹消した。
　　　　 　 　 　 |/（|　|ｨｆ'卞　　,ｨ'卞.|ﾍj　　　　人々はなぜ自分が悲しいのかを忘れた。
　　　　　 　 　 　 l/|　|.''ｰ'　 　 'ｰ' ,ｌ/l　　　　　ただ悲しみだけが残った。
　　　　　　　　　　　.l .ト､.　　-　 ,,ｲ./　　　　　そのため、悲しい歌が世界的に流行した。
　　　　　　　　　　,ｨ'''l|´.|l,.` ｰ.イヽｌZ_
　　　　　 　 　 , ｲ'i |　　 | ｀ー'ﾞ l 　l |｀iヽ.



機能Ⅰ：記憶の抹消　(画像はイメージです）
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 i⌒Y
　 　 　 　 　 　 　 　 　 「｀ヽ　 　 :|　 |:　　　 /⌒
　　　　　　　　　　　　 　 ﾟ， ﾟ，　 :|　 |　　　/　 /
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 | 　ﾟ｡　 |　 |　　 /　 /
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾟ，　ﾟ， |　 |　／　 /
　　 　 　 　 .へ‐=‐／:.､　　ﾟ，　Ⅵ　 Ⅳ　 ／
　　　　　.:´.:.:.:.:.rf:.:.:.|.:.i:.:.ヽ ｛ 　　　　　　 ヽ　＿＿
　　　　 |:.|:.:!:.:|:.|=i:.:.:|:.:|:.:.!:.} }　　　　　　　(　 ＿＿
　 　 　 {:i川」:L{　}:〕L:」:.:|//　　　　　 　 　 /
　　　　　|:i:.r芹　　r芹ﾒ乢′ /　　}
　　　　　|:込 ¨ '__　¨　|／　 /　 ／　　 ノ
　　　　　Ⅵ:i:へ｀´_ .／ 　 ／二 ≧=彡{
　　　　　 }ヾ{.:|ﾉ＿込zr=彡｀ー-=彡'　/
　　　　 〃.:|f:|{. . . }. |.:.:.:|ヽ　　　　　／
　　 　 //i.:.!{ハ . /.ハ.:.:.!　 ＞--　´
.　　　///!:.:.{ . ∨. {.:.:.}.:.| /.:.:.:∧
　　 // { ﾍ:/＼ |.／Ⅵ､:i/.:.:.:.:.:.∧
　　{.:{　/　 } {＞＜}　　 {.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾟ，
　　{.:{ {⌒ <=={{=}}=====>.:.:.:.:.:.:.:.∧
　　ヽ/ 　 /. . .{{. }}. . . . . ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾟ，
　　 / 　 /. . . .{{. }} . . . . . . ＼.:.:.:.:.:.:.∧

　　　　　　　　　　　　,　--ｖ‐‐-　､
　　　　　　　　　　／ 　　　　　　　 ヽ,
　　　　　　　　　/　 　 　.　　　　　　　ヽ
　　　　　　　 ／ 　 ,　 /　 , 　.j　 ヽ 　　ヽ
　　　　　 　　 ７　 i|　l　 /.i　/l .,ﾄ､ l　i ﾄ､l
　　　　　　　 ./ｨ　,l|　.ﾚ'‐-|/ .ｊ∠+‐N ﾊ. ｀
　　　　 　 　 　 |/（|　|ｨｆ'卞　　,ｨ'卞.|ﾍj
　　　　　 　 　 　 l/|　|.''ｰ'　 　 'ｰ' ,ｌ/l　　　そして、急進的情報連結解除装置は多幸症もまき散らした。
　　　　　　　　　　　.l .ト､.　　-　 ,,ｲ./　　　　最終的に、すべての悲しみも覆い隠された。
　　　　　　　　　　,ｨ'''l|´.|l,.` ｰ.イヽｌZ_
　　　　　 　 　 , ｲ'i |　　 | ｀ー'ﾞ l 　l |｀iヽ.



　　　　　　　　　　 　　　_________
　　　　　　　　　　　 ／　 　 　　 'r r.r.r.i
　　　　　　　　　　 /　　　　　　　 | | | | |
　　　　　　　　　　/　　　　　u　 .ﾉ.ﾉ.ﾉﾉﾉ
　　　　　　　　　 ﾊ_ノ　 ヽ､__　 /　　　/ﾉ
　　　　　　　　　/ (●）（● )　.(　　 　l ヽー―ー-､
　　　　　　　　/　 .（__人___）　 ﾑ　　 ｲ　 　　r　　　　ヽ
　　 　 　 　 ./　　 / ヽ`⌒´　　 |　　 .l　 　 /　　　 　､ l　　　まさか、そんな・・・
　　　　　　/ 　　 / 　八_ ､__ ／l　　　| 　 ,'　　　　　 l 　l
　　 　.　 /　　　,'　　　　　　　ヽ|　　　|　ﾉ　　　 　 ﾊ　　 l 　　そういえば俺の家のがらくたには
　 　 　 /　　　 .l　　　∧　　　　|　　 　ﾚ'　　　　 ノ　 　　 l　　俺が買うはずがないものが含まれていたような・・・
　 　　/　　　　 l　　ノ　　ヽ 　　|　　 　 |　　 　 ﾉ 　　 　　 }
　 　∧　　 　 / ,〆　　　　 ﾍ　 l　　　　　　　, '　　　 　　　l
　　　 ヽ､＿,ﾉ'´　　　　　 　　ﾍ .l　　　　　　/　　　　　　　 ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　', |　　　　 /　　　　　　　　 ,'
　　　　　　　　　　　　　　　 　　 ﾄ､　　 ノ　　 　　　　　　　ﾉ

　　　 　 　 　 　 　 ＿＿
　　　　　 　 ／´￣　　　￣｀丶、
　　　　 　 /　　　　　　　　　　　＼
.　　　 　 /　/　　　　　　　　　　　 ｀ ､
　　 　　/　 l　　　　　　　　　 　ヽ　　 i
.　　 　//l　l　　　 ｨｲ/ヽ　 ∧ 　 l　　 l
　　　 {ｲ l　l　　//‐－　}／ ‐ﾍ　l　l lﾉ　ごく一部の者は催眠の影響を逃れた。
　　　　{小ｲ 　 l/T弐ト 　 r=ヌⅥ　lﾉ　　その一人は閉鎖病棟の患者で、
　　　　　}从 　l|　ヒ::ﾘ　　 ヒ::ﾘ川V　　　その都市の名前を何度も落書きした。
　　 　　　　 V l|ヽ、　　, ､　 イﾙ刈　　　しかし理解できる者はだれもいなかった。
　　　　　　　∧j＼｀￢ニＴ´ }｀ヽ、



　　　　　 　 _＿＿＿
　　　　　 ／　　　　　＼
　　　　／　　 　;　　 _ノ′
　　　/　　　　　∪　:::（●
　　　|　　　　　　 　　"｀(__）　　・・・・・・
　　　＼、　　　 　 　 　 /´ヽ　それはどんな名前だったんだお？
　　　　　)　　　　　 　ィ （"_ノ
　 　 　 / /⌒ヽ　　　 ヽ ）　|
　 　 　 i l　　　|　　　 　|　　|
　 　 　 | |　　 |　 　 　　|-‐'
　 　 　 |.|　　 |　　 　 　 |
　 　 　 i〆　 /　　 　 　 |
　　　　 ヾン´　　　　 　 l
　　　　　 |　　　　 ィ　　|
　　　　　　l　　　　| 　 /
　　　 　 　 〉　 　 ノ　丿
　　　　　　/　　　/／
　　　　　 く、.,、,.,,（,≒,.,.,、 ,, ,. ,,, 、,,,., ,

　 　 　 ／ / 　 /　　　/　 / / 　/! 　 /　 l 　　! 　l　 ､　丶　 　 丶 ヽ
　　 _∠‐ 7　　/　　　/ 　/ /　 / ｌ　 /!　 ﾊ　　l　 ハ　ｌ　　ｌ 　 丶ヽ＼!
　　　　　/ 　 /!　　　'　 / /　 /　l　/ ｌ　 ハ　 / /　 l　l、　l　 　 〉､ｌ　′
　 　 　 / 　 / l　 　 ′/ /‐‐/- .ｌ /　l　/　 l / /-‐-l　Lヽ !　　 ハl
.　　　 /　_ / /l　　 '　/ｌ/ｌ　/　　ｌ/　 l /　　 ! /　　 ｜ハ Y　!　 |　′
　　　/／ / /　!　　l / ﾘ l /___　　　　′　　 ´　　 __｣/_　l l　ｌ　 ﾍ
　 　 ' 　 /ｲ　　',　　l' 　 fr"ﾁ卞ﾐヽ　　　 　 　 ,rﾁ千卞>y j　!　､ _＼
　　　　 // !　 ハ　 ﾍ　 l.バrj::::.::ﾄ　　　　 　 　 lr,:::::.::j /,/　 l　、＼ ｀
_ 　 　 /´　l　/ Y＾､　',　ハ ﾞぃ_シ　　　　　　　　ヒ_.ソ　/｝ 　lヽl＼. ＼
　　　 　 　 !/　 ﾄ　ﾍ　',　 ﾊ　　　　　 　 ,　　　　　　　 /ｲﾍ.　! ｀　 ＼. ヽ
　　　 　 　 ′　l/ヽ_ﾍ. ',　 ﾍ　　　　　　　　　　 　 　 / /　 ', l　 　 　 ＼ヽ
　 　 　 　 　 　 '　,´　｝､ヽヽ丶 　 　 　 rヽ　　　 　 ｲＶ　 　 ',l　 　 　 　 ｀`
　　　　　　　　 　 ｌ 　 い,､＼ヽ＞ _　　　　　　 , イ､/　　　　 '!
　　　　　　　　　　l　　l ′＼Nヽヽ｀ｺ ｰ-‐ ' ´　{｀>'-――‐ ￢ 丁卞ー-、
　　　　　　　　　　l　　j　 _＿ヽ‐'´_rﾉ　　　　 　 Ｙ　　　　　 　 |　|　|　　　＼
　　　　　　 　 _　_｣、　ヽ´　 　 　 /´　　_＿_　　 |　　　　　 　 |　|　|　　　　 ｀丶‐- 、
　　　 　 ,r‐-'´｀´　 ;　　ﾞ!　 　 　 |　　／　　 ｀‐-ｌ　　 　 　 　 |　|　|　　　 /　　　　　＼
　　　　　j　　､　　i´　 　 V _, -‐亠､´ ／￣｀‐-｜ 　 　 　 　 ｌ　ｌ　ｌ　　　 l
　　 　 rr'　　 ヽ　 ヽ　　　´　　_, イ　´ ／￣丶 ｣　　 　 　 　 ｌ　ｌ　ｌ　　　 l
　　　　ﾊ 　'、　ヽ､_冫　　_ イ´　　ｌ_／　　 　 　 | 　 　 　 　 / /　/　 　 　 l　　 　 ＼
　　　 /ハ､_ﾊｰ‐'ﾆ‐--‐'´ /　　 　 l　　　　　 　 |　 　 　 　 / /　/　　　 　 l　　 　 　 ヽ
　　　//　厂　　｀ｰ-－ ´　ｌ　　　　 ｌ　　　　　　 l　　 　 　 / /　/　　 　 　 l!　　　　　　ヽ
　　 //／　　 　 　 　 　 　 〉　 　 　 !　 　 　 　 l　　　 　 / /　/　　　　　/ !―--　　_

あなたたちはその町の存在も名前も完全に忘れてしまっている。
だからその町の名前は今のあなたたちにとって全く意味をなさない。

その町があった場所の名前ならあなたたちも知っている。
そこは、今では湾北大湿地帯と呼ばれている。

　　　　　　　　　＿＿＿＿＿
　　　　　　　 ／　　　　　　　 ＼
　　　　　　／　ヽ　 ､:　: ,　 / 　 ＼
　　　　 ／　　　 ゝ_ﾉ: : :ゝノ　　　　＼
　　　／　 　 ( ○　):.:.:.:.( ○　)　　　 ヽ
　 　 |　　　　　 /　　 !　　ヽ　　　 　 　 |　　湾北大湿地帯？
　 　 |　　　　　 ゝ _ノ ゝ _ノ　　　 l j　　|　　すぐ近くじゃねーかお！
　　　＼　　　　 |!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!|　　　　　 ／
　　　／　　　　 l!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!|　　　　　 ＼
　　/　　　　　　 ー――‐ '　　　　　　　ヽ



　　　　　　　 ／´￣￣￣￣ ｀＼.
　　　　　　／　　　　　　 　 　 　 ＼
　　　　　/　　　　　 　 　 　 　 　 　 '.,
　　　　　|　 　___ノ'′　　 ﾞヽ､___　　 ..|
　　　　　|　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 .|
　　　　　|　;;;（　● ） ﾉヽ （ ●　） 　 |
　　　　　|　　.´"''",.　　　　 "''"´　　 |　　その町の名前を教えてくれ！
　　　　　|..　　　（　　　 j　　　 ）　 　.l　　本当に俺に失った家族がいたのなら、
　　　　　|　　 　 ｀ｰ-‐´｀ｰ-‐′　　 /　　その町の名前を聞けば思い出せるかもしれん！
　 　 　 .丶　　 　|ｉ|!ｉ|!ｉ|!ｉ|!ｉ|i|!l| 　　./
　　　　 　ヽ　　　ｌｴｴｴｴｴｴｴｌ 　　./
　　　　　 　ヽ　　　　　　　　　　　/
　　　　　　 　 ゝ　　　 ＿　　　／イ＼
　　　　　　／　　　　　　　　　 　 　 　 ＼
　　　　 ／　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼

　 ' 　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .:　　　　│ ＼　＼
　 ｉ　　　　　　　　　　　 　　　/　　　 　 　.:　　　　　　 ｌ :::　 　 :　│　　ヽ　　,
　 ｉ 　　　　　　　　　　　　　 /　　　　.:　 .:::　　　　　 　|::　　　.::: │::　　 '　　 '
　│　　　.:　　 /　 /　　 　.:/　　　　.:::　.:::::　　　　　　|::　 　.:::::: /.:::::　　 |::　　|
　　　 .:::　　/　 /　　　.::/　　　　.:::::: .:::::　 　/　　　|　　/|::::::/:::::::::　:　|ヽ::　|
　 |　　　::::　 / 　 /　 　.::/　　　　.:::::::::::::::::　 /　　十|' ナｰ::::/　|:::::: .:::　| ヾ:: |
　 |　　　.:::　|　 　|:　　.::::ｉ　　　　.:::::::::/^､:::　 ｉ　　 |　|／　 ﾚ_｀ヽ|:::: .:::　ﾉ 　ｉ::|
.　|　　　 ::::. |.　　|　　.:::::ｉ　　　 .:::::::,ィ　 ﾉ.::　 ｉ:　　ｉ　| ㎞ﾐミｯ_ﾞ /.:::/|: /　　 ｉ:ｉ
　ﾉｿ,　ヽ ::::..|　　|　 .:::::::ｉ :　　.:::::::::/,　〈.::::::　 ｉ:: 　ｉ　　ヾ弋ﾟﾒ゛/.::/ . ﾂ　　　ﾘ
　　ﾘｉ　　l.:::::|　　|　.::::::::ｉ.:: 　..::::::::::' ﾊ .ﾍ.::::: 　ｉ:::　ｉ　 　 .ﾄﾂ　/／
　　　ヾ　 |::::|　　| .::::::::::ｉ::::　.:::::::::|ゝ､ヽ ﾍ:::: 　ｉ::.　ｉ　　　ヾ'　〈
　　　　ヽ. |:::|　　　::::::::::::::::: .:::::ﾊ::|　　1 ./.::::　ｉ.::　ｉ　　　　　　　ヽ ,
　　　　　ヽ|::|　 .:　:::::::::::::::::::::::ﾉ 八　　ゝ':::::::　ｉ:::: |　　　　　　　　/
　　　　　　乂　.::: .::::::::::::::::::::::/.　　＼　 |::::::::::　|::::|　　　　　　　 '
　　　　　　　|　.:::::::::::::::::::::/|:/　　　: : : :|::::::::::　|:::|　　　　　` ｒ´
.　　　　　　 | .::::::::::::::::::::/　ﾘ　　　: : : : : ﾘﾊ::::::. |::|　　　　　 '
　　　　　　 ﾉ::::::::::::::/.／　　　　　: : : : :/: : .ヽ:::::|:|　　　　 /
　　　　　 ノ ﾉ::::::::／　　　　　　　　: : : : : : r‐‐.:::||_:_...＿ ﾉ
　　　　　　/.:::／　　　　　　　　　　 : : : : :/ﾊ ﾍ:::::|
　　　　　/／　　　　　　　　　　　　　: : : / 乂　ﾍ.|
　　　　´　　　　　　　　　　　　　　　　: :/　　　　 ヽ､

日本の環状都市群は湾北大湿地帯を取り囲むように連なっている。
もともと湾北大湿地帯には、環状都市群の中核となる町があった。
それがその町。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　 ＿＿＿_　　　　　／ _ノ　 .ヽ、＼
　　　　　　　／　　 　 　＼　　　.|　 （●）（●）　|
　　　　　 ／　　 ＼ ,　, ／ ヽ 　 |　　（__人__）　.|
　　　　／ 　 　（● ） 　（● ）' 　|　　 ｀ ⌒´ 　ﾉ　環状都市群が湾北大湿地帯を囲んでいることぐらい
　　　　|　 　 　 　 （__人__） 　　| .ヽ　　._　　　.}　　誰でも知っている！
　　　　 γ⌒ヽ　　　｀ ⌒´　,／　　ヽ_/ }　.　ﾉ　　　今知りたいのはその町の名だ！
　 ＿＿_|　　/ 　　ー‐　　　　＼　／､ 〈　　く
　!　i　i　| _ノ、　　　　　　　　　　|ﾊ ヽ Y｀ー.､i
　l　!　l　| 　　ヽ_　　　　　　　　　|{　ヽ_ゾﾉ-‐１
　￣￣￣⌒ヽ＿)　　　　　　　　 |｀¨´┬'　.　｜

　　　 　 　 　 　 　 ＿＿
　　　　　 　 ／´￣　　　￣｀丶、
　　　　 　 /　　　　　　　　　　　＼
.　　　 　 /　/　　　　　　　　　　　 ｀ ､
　　 　　/　 l　　　　　　　　　 　ヽ　　 i　 日本の環状都市群は、
.　　 　//l　l　　　 ｨｲ/ヽ　 ∧ 　 l　　 l　 君津から千葉にかけての工業地帯、ビジネス街の幕張、国際空港の成田、
　　　 {ｲ l　l　　//‐－　}／ ‐ﾍ　l　l lﾉ　　私たちのいる研究学園都市つくば、文化都市鷲宮、官庁街さいたま、
　　　　{小ｲ 　 l/T弐ト 　 r=ヌⅥ　lﾉ　　 商業都市立川、工業都市川崎、古都鎌倉、そして首都横浜からなっている。
　　　　　}从 　l|　ヒ::ﾘ　　 ヒ::ﾘ川V　　　 これらの都市の中核となっていた町の名は・・・
　　 　　　　 V l|ヽ、　　, ､　 イﾙ刈
　　　　　　　∧j＼｀￢ニＴ´ }｀ヽ、



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　☆鷲宮　　　　 　 ☆つくば
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　 　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　 ／
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿☆さいたま＿＿／
　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　 　 ／　　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::　＼
　　　　　　 　 　 ／　　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿☆成田
　　　 　 　 　 ／　　　　::::::::::::::::::湾::::::::::::::::彡彡彡　　＼　　　　　　　　　／
　　　 　 　 ／　　　::::::::::::::::::::::北::::::::::::::::彡彡彡彡彡　　＼　　　　　　／
　　　 　 ／　　::::::::::::::::::::::::::大:::::::::::::::::彡彡彡彡彡彡 　 　＼　　　 ／
　　 　／　　　::::::::::::::::::::::湿:::::::::::::::::彡彡彡彡彡彡彡彡彡　☆幕張
　　 　|　　　　::::::::::::::::::地::::::::::::::::::彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡 ☆千葉
　 　☆立川:::::::::::::::帯::::::::::::::::::彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡　|
　 　　| 　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡　|
　 　　.l　　 :::::::::::::::::::::::::::::彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡　|
　 　 　 ＼　　::::::::::::::::::::彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡　／
　　　　　　＼　　:::::::::彡:彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡 ／
　 　 　 　 　☆川崎＝トンネル＝＝島----橋----_／
　　　　　　☆横浜　　彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡　´☆君津
　　　　 　 ｜彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡　 ＼
　 　 　　　｜彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡＼
　　 　☆鎌倉彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡彡ヽ

　　　 　 　 　 　 　 　 　　 ＿＿＿＿_　 　 　　 　　 _＿＿_
　　　　　　　 　 　 　　 ／　　　　　　　｀ヽ.　　　 /´　 　 　 ＼
　　　　　　　 　 　 　／　 　 　　　　　　　　＼　/　 　　　　_ノ ヽ
　　　　　　　 　 　 /　　　　　　　 　　ヽ、 　　∨　 　 　 　 （ ●）,）
　　　　　　　　 , イ;　　　　　　　　 　 　 ヽ,_ j ,'i 　　 　 　　´（__ﾉ_）
　　　_ ＿__, ィ　　j　　　　　　　　 　 （ ●）　7ｲ 　 　 　 　 　｀⌒ﾉ　　その町の名は！？
'"´　　　　　 i　　 |!　　　　　 　 　 　 　 "´ 　〈　　　　　　 　 　 i'
　　　　　　　 |　　 |　　　　　　　　　　　（ __ﾉ､ﾉ./ヽ　　　　　　　}
　　　　　 ＿_」　　 !　　　　　　 　 　 　　｀⌒ﾉ　',　 ＼　　　　_ノ
　　,r'"´ 　 　 !　　 !　　 　 　 　 　 　 　 　 /　　 '､　/ヽ　　 ﾊｰ- ､
　/　　　 　 　 |　　 !　　　　　　　 　　_＿ノ 　　　 V　　｀ヾ/　j!　　＼
,/　　　　　　　 l ／ ヽ　　　 , イ / 厂!　　｀`ヽ　　　 　 ＼j!//　　　　ﾄ､
　　　　　　　　　　　　i　 ,r'´ヽ!/ /　,ﾊ　　　　 ＼　　　　　 j 1　　　｀,　 ﾄ､
　　　　　　　　　　　　 y′　 / /　/　 ﾄ､　　　　 ヾ|!　　　　jﾘ　　　　i| ﾉ　j＼
　　　　　　　　　　　／　　　/ /　/　　j! |　　　　 　ヽ　　　　|!　「yara!,r,nt､　＼
　 i 　 　 　 　 　 ／ _ ＿　/ｲスﾌ　　/　 !　　　　　　 ＼ﾆﾆヽ!　　　　ﾘ/ //　　　＼
　〈　　　　　　／　/yaruo7/　　 _／　　 !　　　　　　　　ヽ　 !ー ─ ､''"´ ￣￣｀`ヽ!
　　!　　　　 / 　 　 ￣｀`7　　　　　　　　 |　　　　　　　　　L_」.:.:.:.:.:.:;;/ﾆﾆフ^ヽ､　　|
　　| ｰ--‐'/　,r＝= _ ／　　　　　　　　　 |:::.:.:.　　　　　　　　＼;:;;:;:/　　　　　　　　j
　 //＿/ /　　　　／　i　　　　　　　　　　 !:::::::::.:.:.　　　　　　　 ﾄ､｀`ヽ　　　　　　 /
ヽ/　 , イ　　　 ／ 　　 |　ゝ---‐ イ ﾆ二 ,|::::::::::::::::.:.:... .　　　　　　　　ﾄ､ー---‐'′
　 ＼ /ﾉ　　／　　　　　|　 　 ｀二ﾆﾆﾆ '￣|＼:::::::::::::::::::.:.:. .　_ _＿ 　 / |!

　Ⅵ:.:.:|:.: ｉ:.:.:.:.:. ｌ:.i:.:.:./|:.:.:.:.:ｉ:.:. |:.: /:.:.／　　　　!: :.／　/／　 /'
　　|:.ｉ:.|:.: |:.:.: : /:,:|: /　!:.:.:.:.ｌ:.:.:.|:.:.ｉ／　　　　　　 < 　 /　　／
　　|:.!:.|:.: |:.:.:.:/:/ ｌ:.|　 ｌ:.:.:.:.|:.:.: !:. ｌ　 　 　 　 　 　 '
　　|ハ|: ,:|:.: /:/　 !:!　 l:.:.:.:.|:.:.:.ｌｌ: ｌ　　　　　　,...:´ｉ
　　'　 l:/ |:.∧′　|| 　 !:.:.:.:|:.:.:ｌ ｌ ｌ　　　　‐,-':.ﾊ: ｌ　　　　　その町の名は、「東京」。
.――く′|:′　　　!　　:. :.:.:ｌ:. ｌ　!:!　 　 /´:.: /　} !
: : : : : : : : : ､　　　　　　 〉:.:.!: |` ｌｌ　　 /ｌ:.:.:./　 j/
: : : : : : : : : : : : ､　　　 / :. :.:. |　 !　｀´　!:.:,'　 /'
: : : : : : : : : : : : : :＼　 i 　 :. : |　　　　　 ｌ:.i
: : : : : : : : : : : : :. :. :.＼!　　 :. |　 　 　 　 !ｌ
: : : : : : : : : : :. :. :. :. :. :.＼　　:|　　　　　　!
三≧=- ､: : : : : : :. :. :. :. :.ヽ　 ＿
三三三三≧ ､: : : : : : : : : : :<ｉ:ｉ:ｉ:ｉヽ
三三三三三＼≧: ､: : : : : : :.Ⅹｉ:ｉ:ｉ:ﾍ
三三三三三三＼三＼: : : : :. :.Ⅹｉ:ｉ:∧
三三三三三三三ヽ:三:＼: : : : : :Ⅹ:i:∧
:三三三三三三三∧三三＼: : : : :.Ⅹ:i:ｌ
:三:三:三三三三三∧三三ﾆ＼: : : : :Ⅵ

　　　／￣￣＼
　 ／⌒　　⌒　＼
.　|( ・ )　( ・ )　 　|
.　|　 （__ 　　　 　│　　 　　　　　 ＿＿＿_
　 | 　　_|　　 　 　|　　　　　　　／　　 　　　＼
.　 | 　 ｰ 　 　 　 |　　　　 　 ／⌒　　⌒ 　　　＼
.　 ヽ　　 　　　　/　　　　 ／（ ・ ）　（ ・ ）　　　　＼
　　 ヽ　 　　　 /　　　　　|　　 （__　　　　　 　　　　|　　・・・東京？
　　　>　 　　 <　　　　　　＼　 　_ｌ　　　　 　　　／
　　　|　　 　　 |　　　　　 ／　　ｰ　　　　　　　　＼
















.

　　　　　　ｸ　　　 ｸ　｜|　プ 　//
　　　　　　ｽ　 ｸ　ｽ　　| | │　//
　　　　　　 ／ ｽ　　　　| | ッ //　 　ｸ　　　ｸ　 ｜|. プ 　//
　　　　　　 ／　　　　　　 　 //　　　ｽ　ｸ　ｽ ＿ | | │　//
　　　　　　　　 ／￣￣＼　　　　　／　 ｽ　　 ─ | | ッ //
　　　　　　　／　　_ノ　　.＼　　 　 ／　　　　　　　　　//
　　　　　　 ｜　　（ ＞）（＜）　 　 　　　＿＿＿_
.　　　 　 　 ｜　　⌒（__人__） 　 　　.／　⌒　 ⌒＼
　　　　　　　 |　　　　｀ Y⌒l　　　 ／　 （＞）　（＜）＼
.　　　　 　 　 |　　　　. 人__ ヽ　／ 　::::::⌒（__人__）⌒ ＼
　　　　　　 　ヽ 　 　 　 　 }|　| | 　 　 　　 ｀ Y⌒ l__　 　 |
　　　　　　　　 ヽ　　　　ノ､|　|　＼ 　 　　　 人＿　ヽ ／
. 　 　 　 　 ／^l 　　　　　 / /　 　,─l　　　　　　 ヽ　＼



　　　 ／￣￣￣＼　　なんだその名前は！
　　／ _ノ　　 ヽ､　＼　「ひがし」の「みやこ」で「東京」とか安直すぎてありえねーだろ！
　　|oﾟ((●))((●))ﾟo |　　 　　　　＿＿＿_
　　|　　（__人__）　　 |　　　　　／⌒　　⌒＼　　　ありえねーお！
　　.|　　　|r┬-|　　 |　　　　oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo　　　ここまで真面目に聞いてきたのに
　　.|　　　|　|　|　　 }　　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼　やっぱり全部でっち上げだったんだお！
, -‐ (_)　 `ー'´　　 } , -‐ (_)　　　 |r┬-|　　　　　|　ユーモアを通り越してひどい冗談だお！
ｌ_ｊ_ｊ_ｊ と)　　　　　ノ　ｌ_ｊ_ｊ_ｊ と)　 　 `ー'´ 　 　 ／

　　　　　　　 　 　 　 , -‐-'´　ー- ､._
　　　　　　　　　,､' : 　 ,:-'´: : : : : :　 :＼＿
　　　　　 　 ／: : :／: : : : : : : : 　　: : : : ＼
　　　　　　ノ　/:/ : /: : :, : : : : : :/: : :| : : : ヽ.
　 　 　 　￣ﾉ': : :/: :／;.､=7;､イ;i: : |: |:: : ､:::ヽ
　　　　　　 ! !: : /|': :'´ ;/'iｧz;､,'ﾄ: :/;ｲ: : : }: i l
　　　　　　 Ⅵ :( .!: : : :{ 　`''゛' '|:/ﾊ /ｲ;ｨ:/ｲﾘ
　　　 　 　 　] : :>,| : : |　　　　　 ｨ)y'/;ｨ:/　　　信じてもらえないことは想定内。
　　　　　 　 ノﾍ:|'; :|: : |　 　 _　　ｒ./!' !'　　　　　突拍子もない名前にしか思えないのも
　　　　　　 　__　.|ヽﾍ` | ､　　´, ィ':i/|　　　　　　急進的情報連結解除装置の効果。
　　　　　　　/: :｀丶､ `　 {_´´l／ﾘ
　　　　　　/: : : : : : : ＼. ﾄ ヽ、
　　　 　 /;: ＝==: : : : : : L_＼:ヽ_
　　　　</　　　 ヽヽ: : : : :＼=￣{
　　　 　 !　　　　　'､'､: : : : :ヽ、. !',
　　　　 /　　　　 　 ヽヽ､: : : :ヽ !: !
　　　　/　＿＿　　|　 ＼＼. : :　ｙ i
　　　 ｒ: : : : : : : : : ﾍ　　　ヽヽ .: :i: h



ここまでシリアスな感じだったのは、このオチに持っていくためかお！
ユーモアが足りないとか言って本当に申し訳なかったお！
　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿_ 　　　＋
　　　　　　　　　　　／⌒　　⌒＼ + 　　　　　　　 　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　 ／／・＼ .／・＼＼　　　　 　　　⌒　⌒ 　　　＼
　　　　　　　　／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼ 　　　　　／・＼／・＼ 　　|
　　　　　　　　|　 ┬　トェェェイ 　　　.|　　 　 　（_人__） ⌒:::::::: 　|
　　　　　　　　 ＼│　 　`ー'´ 　 　 ／ 　　　　　　 トェェェイ　 　|　いやーこれは一本取られた！
　　　　　　　 　 ／ ￣ <ヽ　　　/>￣ ヽ　　　　　　 i `ー'´ 　　　 |
　　　　　　　　（　　　　　　` Y　　　　　ｌ 　　　　 　　ｌ　　　　＃　/
　　　　　　　　　ヽ_⌒）━|| ＿＿＿　　　　　　　　　ヽ　　　　　ノ
　　　　　　　　　　　　　　／／／／フ|　　　　　 ｌ^ｌ　　＞　⌒ ヽ
　　　　　　　　　　　　 < ／／／ ／| ||　　　　 （⌒￣ 　　　　　|

　　　　　　　／　　　　　　　　　　 　　　　　ヽ
　　　　　　/　　 ::　...::　　　　　　　 　　　　　　 ＼
　　　　 ／　　 ..::::.　　 　　　　　　　 　　　　　　　 ＼
　　　 /　　　　　　　　　　　　　　 ..:::::..　　　:.　 :..＼ ｀
　　　l　　　　　　　　　　　　　　..:::::::::::::::.. ::　:::ヽ :::..ヽ `､
　 　 l　　　　　　　　　　　　 .. .:::::::::::::::::::::.l::.　::::::!:::::.. lヽ
　 　 !　　　　　　　　　　.:: ..::::::::::::::::::::::::::::::l:::. .::::::l:::::..lヽ､　　　　　　　そんなオチはない。
　　 ﾉ　　　　　　　　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::}:::.::::::::|:::::::l　　　ヽ
　　,ｲ　　　　　　　　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::l::::}:::} 　　　　｀ヽ ､　急進的情報連結解除装置はとても優秀。
　 　 | l　　　　　　　　: .:::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::l l /}ノ　 　　　　　//　だから信じられない。
　　　!/ヽ　　　 　 　　:: :::::::::::::::::::::::::::::r､:::::::::::l/　　　　　　　　　//　でも東京は本当に存在した。
　　　　　ヽﾄ　　l 　　 .::.:::::::::::::::ﾉ:::::::::/ /:::::::::::l　　　　　　 　　 //
　　　　　 　 ',　 l　　 :::::::/::::／:::::::,::/／|::::::::::;へ　　　　　　 _ //
　　　_ 　 ____}　 ｌ　 .:::::::/／::::,ｨ / !　 ,ｨ:::::::::,'　　　 ｀ヽ､ 　 f　!/
　 , /// 　　ｬノ､!　.::::::/::::/r'､ |/ ,　'　 l/:::/　　　　　　 /､`}　ﾚヽ
　i/// 　　　 ｀-} ／}/ |:/ {　　~ 　 　 /:::/　　　　　　　 }､ﾝ 　 　}
　| l l　　　　　::::::::::::｀..‐-　｀_､　　 　/／　　 　 　　　　 | {　　　/
　| | l　　　　　　:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　 　 　 　 　 　 　 r┴‐‐-〈
　l l l　　　　　　　 :::::::::::::::::::::::::::::::＼　　　　　　　　　{　　 .:::::::::}
　 ! l　　　　　　　　　 :::::::::::::::::::::::::::〃` ､_　　　　　／　　:::::::::ﾉ
　　l l　　　　　　　　　 ..:::::::::::::::::::::〃:::/::::::::ヽ　　 f　ﾉ 　 ::::::::{
　　　　　　　　　　　　.::::::::::::::::::::::〃::/::::::::::::::ヽ　/／　 ..::::::::::}



　　　　　　　　 ／￣￣＼　　とうきょう？
　　　　　　　／　　 _ノ　　＼　だめだ、トンキンとしか読めねーわ！
.　　　 　 　 |　oﾟ(（へ）) (（へ）)ﾟo　　　　＿＿＿_
　　　　　 .　|　　.:ﾟ~（__人__）~ﾟ　 　 　 ／　_ノ　ヽ､＼
.　　　　　　 |　　　　|ｒ┬-|　ﾉ　　　／oﾟ(（へ）)　(（へ）)ﾟo　中国か！中国か！
　　　　　.　 |　 　 　 ゝ－'　.}　　／　 　 .:ﾟ~（__人__）~ﾟ:＼
　　　　　.　 ヽ　　　　　　　 } 　 | 　 　 　 　 |ｒ┬-| 　 　 |
　 　 　 　 ／⌒　　i⌒i 　.ノ　　 ＼、　　 　 i⌒i‐' 　 ,;／
　　　　／　 　　ヽ.ﾉ　ﾉ　く　　　 ／　 ⌒ヽ.ﾉ　ﾉ　　く
　　　/　,＿ ＼　l||l 从＼ ＼ 　/　,＿ ＼　l||l 从＼. ＼
　 　 と_＿＿）_ヽ＿つ_;_ヾ_つ.;と_＿＿）_ヽ＿つ_;._ヾ_つ.;.
　　　　　　　　　ﾍﾞｼﾍﾞｼﾍﾞｼ　　　　　　　　　 ﾍﾞｼﾍﾞｼﾍﾞｼ

　/, 　 　 　 　 　 |　　　　　　/:: , l:: i::. }::ヽヽ::.ヽ　＼
.//　　　　　　　 .:! :| :　　　 /:::/:/::/i: /: !: }i:',ヽ:|
i,i　　　　　　　　.::| :|: ::　　　!,/_ﾑ/_ l:/::: l:: !l::! i::!
. ! l .:　　　　　: .::::| :i:.::　　　ﾚ',ｿ,＿/｀!::/i:/ i:!　|
. !.:! ::.　　　:　.:.::/´', !:::　　| !　ヾ.i´:i｀ !/ /　 !
　i:l', :::::. :.　::. ::〈 ､'_ﾞil::::.　 |.| 　　j_ｿ　ﾞ､_
　ヽヽ､:::::::::. :::.::::＼ニ',::.　ii::!　　　　　　ﾉ　　　あるドイツ語の辞典は
　　　　ヾ､i::::l::::l::::',:|　 ',::.　!',!　　　　 ｨ´　　　　東京（TOKIO）の項目にできた空白を
　　　　　 i|ヾ:!:::i::::/ヽ　 ヽ. l 丶. 　　/　　　　　頭巾（TOKIN)に関するたわいない記事で穴埋めした。
　　 　 　 ﾉ /ii/lノ　　　　 ヽ:r‐y┬ '
　　　　　 イ'"｀'‐- ､　　　 / ヽl/ '
　　　　　 /　　　　　　＼__{ヽ､
　　　　／_,, -‐‐‐-- ,,_　　＼_,ヽ‐､



　　　　　　　　　　　,, -──- ､._
　　　　　　　　．-"´　　　　 　 　 ＼．
　　　　　　　：/ 　　　_ノ 　　　ヽ､_　ヽ.：
　　　 　 　 ：/　　 oﾟ(（●）)　(（●）)ﾟoヽ：
　　　　　　：|　　　　 　　（__人__）　　　 |：
　　　　　　：l　　　　　　　 )　 (　　　 　 l：　　それは元々やる夫の言った出まかせだお！
　　　　　　：` ､　　　　　　 `ー'　　 　 /：　　ネタを盗るなんてひどいお！
　　　　　　　：, -‐ (_).　　　　　　　 ／
　　　　　　　：ｌ_ｊ_ｊ_ｊ と)丶─‐┬．''´
　　　　　　　　　　：ヽ　　　：i　|：
　　　 　 　 　 　 　：/　　：⊂ノ|：

　　　　　　　／ : : : : : : :i: : : : : : : :.＼: : :　　　　　　`、　　 ｌ　　　　: : : : : : : ; : : : : : :`、
　　　　　　,´ :　　　;　　 ｌ　 　.　　　　 ＼　　　　　　　`、: : :.ｌ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: :,
　　　　　　　　　i　.l　　　l　　　　　 ｋ: : ::＼: : : : : : : : : : : : : ｌ: : : : : : : : : : : : : ; : : : : : : : ;、
　　　　　´　　　l　.l　　　 ｋ: : :.l: : : : `＼: : :＼: : : : : : : : : ヽ .l: : : : : : : : : : :l: : : :: : : : : ; : : 、
　　　　!　　　　ｌ　 l　: : : :::lヽ: ::l＼: : :ヽ`ヽ、__＼＿ ___: : : : : y: : : : : : : : : : l: : : : : : : : 、: ;: :、
　　　 ! 　: : : ::.ｌ: : ::i: : : : :::ｌ　＼ｌ　＼: : ヽ　ナ ￣＼: : : : : : : :ｌ: : : : : : : : : : !: : : : : : : : ..:!: : ::`、
　　　,:::ｲ: : : : :ｌ: : : 、: : : : :l　　 ＼ 　 `: :＼ .　 ｒ　__ﾆﾆニER ｌ: : : : : : : : : :.l: : : : : : : : : .l::,l＼ヽ
　　 ,l: :ﾊ: : : : :ｌ: : : : :`..---+ .、　 　 　　`　＼ 　ｲﾉ:::::::::::::::::ｌｌ |: : : : : : : : ::.l: : : : : : : : : :..N　　`、
　　 l: :l .ｌ: : : :: l: : : : : :＼: : l　　__　　　　　　　　　 .ｉ: : : : : :/　.ｌ.: : : : : : : :...l`ヽ: : : : : : : / l
　　 ｌ;:l　ｌ: : : : ::l: : : : : : : iヽ::l=＝ヾ　　　　　　　　　 ｂ.⌒ ﾉ　　!:: : : : : : : :..l. 　 !: : : : : /
　　 ｌ:i　 lヽ: : : :.`: : : : : :! ｒ´ｉ: ::::::ヽ 　　　　　　　　　ゝ‐　　　　ｌ: : : : : : : ::..ｌ　 /: : : : :/
　 　 |　 :l: :、: : : :` : : : : :l ヾ .ｄ:_:_:I　　　　　　　　　　　　　　　 ｌ: :/: : : : : .ﾚ / ｲ: : :/
　　　l　 .l: :.ｉ`、: : : :＼: : h　　V__.ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　 l::ｲ: : : : : :/;:.': :/j: /
　　　　　.l: :!　`: : : : : ::＼ﾍ　　　　　　r　　　　　　　　　　　　　 ｌ/ｌ: : : : : ｒ: : :/ l/
　　　　　 !::|　　`: : : : : : :::|::`　　　　　　　__　　　　　　　 　　 　′ｌ: : : :::ﾉ: : /　l
　　　　　 ‘ｌ　　　`、:::ﾍ: : 、: :`!　　　　　`　 　　　　　　　　　　,/.. l: : : :/: : /
　　　　　　　　　　 `: ::ｌ ＼ｌ: : : l　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 l: : :/: : :/
　　　　　　　　　　　.` ｌ　　 !: : : :ゝ　　　　　　　　　　　　　　　　　 l: :/Ｋ:(
　　　　　　　　　　　　　　　 l ﾍ: : : : `　　、　　　　　 ／　　　　　　ｌﾉ　＼___
　　　　　　　　　　　　　　　 .i l ＼: : : : :ｌ　 .＞　　イ　　　　　　　　 ｌ　　　　／￣;`．--　‐‐ 　 、
　　　　　　　　　　　　　　　　.l　　` : : : :!　　　　　 .ゝ　　　　　　　　　　 　′: :::::/　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼;l 　　　　　 ﾉ　＼　　　　　　　　/　: : :::/　　　　　　　　　　`.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`　.. ___ ／　　　　ｌ　　　　　　 /　: : :::::Y　　　　　　　　　 　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　/: :::ｒ　　　　　　　　　 _...　/ 　: : ::::/ 　　　　　　　　　　　 .!

米国ノースダコタ州には「Tokyo」という名前の町があった。
その町は「東京」を連想させるため、名前を抹消された。



　　 .r-、 _００　　　　 　 　 　 /::::'┴'ｒ'
　　 .|::::'´::::r┘　　!「`L00、|.l└ｸ_;厂　 /
　　 .|::::「|:::|　 　 l| |Lｎ:::r┘|.l _lﾆユ、 ./
　　 .￣└r''"´］_ l| | ｒﾞ=ﾞ┐ |└ァ::/　/　 /
　　 ､ヽ、 ,ゞ´_::::| l| |「二:::7 .|.l └′/　 / ／
　　 . ＼＼｀´ |:::|. l| l　〈::/　 ､ !　　 　 '／
　　　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　 ／　 ﾉ_ ヽ,,＼
　　　　　　　　／　≦ﾟ≧ﾐ:≦ﾟ≧
　　　　　　　　|　　　　（__人__）|
　　　　　　　　|　　　　　|r┬|　}
　　　　　　　　 |　　　　 |　| |　}　　　そんな日本語のような名前の町が
　　　　　　　.　 |.　　　 ｀ﾆﾆ　 }　　　アメリカにあるわけないだろ。
　　　　　　　.　 ヽ　　　　　　}
　　　　　　　　　 ヽ　　　　ノ

　　　　　　　　　　　　,,　 -　―─ 　-　､
　　　　　　　 　-　¨　　　　　　　　　　　　｀　、
　　　　　　／'　　　,　　　　　　 ＼　　　、　、 ヽ
　　　　 〆/　 ' 　/ l　　＼　　　　 ヽ　' , 、 l　　',
　　　　/ /　′　.!　 l　　ヽヽ　　ヽ　l 　 l l　|　 ､ ',
　　　/　,!　l　 ,　l　 ∧　　ヽヽ　　',　|　 | .! .!　l | .!
　 　.!　,'|　.l ./,　! .,A-ヤー-､l　　 l　 　 l l .!　| .!, l
　 　!./ l|　,!. ! ', |ｲ,;;斗去=ァ‐l　　 ト､　,! .! '　.!　|' ,!
　　 ,'　|,! .,l t|'､〉l "ﾞi::rl 　 !ﾞヽ|　　 | .,' / /!'　,' l ,!　ヽ　　東京にあった日本最古のドーム球場は、
　　　　ﾞ ',.! i ゛ﾉ ` 　､ﾂ- ´　/}　　l ｼ ,! / ,!　,! l/　　　　　しばしば体積の単位として使われた。
　　　　　 ' 　∧　　　　　　 /,l　　,!i　 ; / /／/"
　　　　　　 //;ヽ ＿　　　 /'.! 　/!'i l ./ /´ ﾂ
.　　　　　 // ﾘヽ　,、　　　_.ｵ ./ .! |ﾘ,' /
.　　　　　ヽ'　　 ｀､l ゝｔ ヾ　 |/　 　 ﾄV｀ヽ
　　　　　　　　　　 ｀,゛-'ｰ}　´　　 ,..=彡ﾞﾞフヽ、
　　　　　　　　 rイﾌ　 √,!　　　/ /´,＜〆⌒ﾞヽ
　　　　　　　　ﾉ l l 　 /ヽ. , ‐ ﾞ/ /　,　 ,!　　　　｀ヽ
　　　　　　　/ .!_l_l__./'三ヽ==ﾞ＝ヲ{　 ,'　　　　　　 ヽ
　　　　　　 / ,,ノ-―''''''¨¨¨￣￣l　|　 }　　　　　　　 lヽ
　　　　　 ノ/ |　　　　　　 ＿　 　l　|／ヽ　　　　　　　､ヽ
　　　　 / /　 |　 _ ,,, - '''¨　　｀ヽl　| ⌒ヾ、　　　　　　'、ヽ、



　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　　／⌒　　⌒＼
　　　　　　　　　⊂。（ﾟ＞）　（＜ﾟ）。つ
　　　　　　⊂ ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼　つ　　　　体積の単位に球場を使う！？
　　　　　⊂　 |　　　　/| | | | |　　　　　|　　つ　　　その発想はなかったお！
　　　　　　　　＼　 (、`ー―'´,　　 　／
　　　　　　　　 （　ヽ　 __＿＿_　.／.／
　　　　　　　　　＼ ＼|　 .,　　ﾚ゛／
　　　　　　　　 　　.＼旨EX ξﾝ┐

　　　　　　　 , -‐: ¨:￣:￣:~｀¨:ｰ‐-. .､
　　　　 　 ／ : : : : : : : : : : : : : : ､ : : : :＼
　　　　　/: : : : : : : : : : : :＼: ＼ : ＼: ＼: ＼
　　　 ／: : : : : : : : : : : : ヽ :ヽ :ヽ : : ヽ : ヽ:ヾゝ
　　 /: : : : : : : : : /: !: :| : :| : : L.;,ﾑ: : : }: : ﾄ､|
　　 |: : : : : : !: : : |: :ﾑ:」∨!: :∧|　ヽ: : |: ! :| ﾘ
　　 | : : : : : |: : : :!ノ V　　lノ 　ｲﾁﾘ>ﾚi: ﾊﾉ
　　 |: : : :ヽ |: : : :|,,ｲﾃｶ　　　 　ゞ:｣　 |レ:|
　 .ノィ: : : :` !: : : !`ゞ:::｣ 　　　　,　 　 }: /.|　　玩具会社の資料館にあったオブジェは
　 　　ヾ!: : : ヽ: : :ヽ　 　　　　 rｧ 　 /:/ ﾘ　　有名な映画のワンシーン。
　　 　 　＼: : : ＼: :ヽ　 　　　　　 /: :|　　　　東京のランドマークだった東京タワーに
　　　　　 　ﾘヽNﾚゞヽゝｰ--┬‐_' !ハ|　　　　巨大な蛾の繭ができたところ。
　　　　　　 ,,==ﾍ^ヾヘ ＼ 　 l ヾヽー-- ､
　　　　　／::::::::::::＼＼＼ ｀く￣ｔ―-､| | |＼
　　　　 /::::::::::::::::::::::ヽ ヽ }　ｒ'ミ/7）　｀</:::::|
　　　　 |:::::::::::::::::::::::::::|　| |　ヽ〈 ヾ　　 }:::::::::＼
　　　　 {:::::::::::::::::::::::::::! ヾ＼　L ___ 　 /＼:::::::::|
　　　　　ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ　＼〈:::::::::::ヽ!　/＾ヘ::ヽ



　　　　　　　． … ．
　 　 　　　：＿＿＿_：
　 　　　：／_ノ　 ー､＼：
　　　：／（ ●） （●）｡ ＼：　　　そんな荒唐無稽なシーンのある映画が
　 ：／::::::　r（__人__） ､ :::::＼：　　有名なわけないお！
　 ：|　　　 {　l／⌒ヽ　　　　|：
　 ：＼ 　　／　　 ／ 　 　／：

　　　　　　　　　,. . : : ￣: : : : :.‐-ﾐ
　　　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : :＼
　　　　　／:,. :´: : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ
　　　　/: :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.: .
　　　/: : ′ : ./: : : : : : : : : : : : : : : : l: :.
　　ノ: : :.|: : :./: : :,ｲ: :.:// : /}: : : : :.:.:|: :i　　あなたは毎日、武蔵小杉の自宅から
　　'ﾌ:.:.:|: : :{/,イ‐|: :// : //| :/i: : : :l : |　　ほぼ真北にあるさいたま新都心に通うため、
　　　./f^|: : :|ｨ芹ミ、厶イ/‐|/ﾄﾙ:/:/: :l!　　一旦北西に向かう電車に乗り、多摩県の府中で
　　　ﾌ乂Ⅵ |弋cｨﾘ　　　,ｨ芹ミ ,/:/: : |!　　北東に向かう電車に乗り換えている。
　　　　　}.:.Ⅵ　 ｀　　 　 弋cｨｿ}从: : 八
　　　　　Y|人　 　 　 '　　　　//:ﾑ:.ﾘ　　　　でも、あなたが武蔵小杉に家を建てたのは
　　　　　　|!:|>＼　 ‘'　　 , イ!ﾊﾉーｧ 、　　 東京の官庁街まで電車で３０分で行けるから。
　　　　___〃 /　　　　　 /　 ,ﾙ' ／:::::::..
　　　｢|| 　 ./ヽ､　　　´/　〃　/:::::::::≠ﾐ.　　官庁街があった場所は「霞ヶ関」。
　　./|.|| 　/　　　　　 /　〃　ｲ::::::::::::::::::::}　　つまり"もやもやした検問所"。
　　|::|.||　.{__　 ‐…‐/　〃／::::Y:::::::::::::::::|



　　　　　　　　　　／￣￣＼
　　　　　 　　　_ノ　ヽ、　　　＼ ｸｽｸｽ
　　　　　　　 （●）(（●）)ﾟo　　|
　　　　　　 　（__人__） 　　　　 |
　　　　　　　　／/'}n　　　　　 |　　そんな地名のところに官庁街を作るわけがないだろ、
.　　　　　　　ｲ / /./,n　　　　 |　　　常識的に考えて.。
　　　　　 　〈 . ' / '|//　　　　/
　　　　　　　.ヽ　　..ｲ　　　　/
　　　　　　 　　＼ く/　　 　ヽ
　　　　　　　　　　ヽ.ノ　 .　　|
　　　　　　　　　　　|　　　 .　|

　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　 　 ＼　　＼
　　　 　 ,'　　 　 /　　/　　　　　　　 　 　 l　　　　＼　　ヽ
　　　 　 ! 　 　 /　　/　　　　　/　 ,'　　　 |　　l　　 ﾊ　 ﾍ､ヽ､_,
.　　　　 | !　　 l　　 ｌ　　　　　/　 / 　 ,ｲ　! 　 i　　 ! l　ヽ ',｀￣
.　　　　 l |　　 l　　 ｌ 　,/　 〃　,/ 　 /│ l　　j　　 l│　 ! l
　　　　ノ | !　│ 　 |　/_／/ ／/　 /　,' ∧ / |　 /　j 　 ｌ│
　　　　　ﾉ l　ｧ|　　 |尢/‐=乞t/ ／　/∠ﾆ｢厂! /　,/　 / ﾘ　ある旅行代理店のシステムには、
　　　　 ｲ 八{´ｌ　　!|<f{矛:下 '　　 　 ｲ孑代ﾌ.ｊ/.　 /　/　　　東京にあった空港のIATAコード「HND」が
.　　　　　 　 Vﾊ　　|　 r';;z j　 　 　 　 r';;zﾘ　 /}, '/／　　　　登録されていた痕跡が残っていた。
　　　　　　　 ヽ ', 　| 　　￣　　　　 ,　　￣　 ﾁ'　/　　　　　　そのため、いわて花巻空港のIATAコード「HNA」を
　　　　　　　　 `ﾍ　lヽ　　　　　　 _　　　 　 厶 ./　　　　　　　「HND」とタイプミスをすると深刻なエラーが発生した。
　　　　 　 　 　 　 ', {.代ﾄ､　 　 　 　 　 , イ |　/
　　　　　　　　　　　＼_'i|　＞ ､　_ , イ/ V　ｌ./　　　　　　　　　その空港の名前は「羽田空港」。
　　　　　　　 　 　 ／ ヽj　　　　　　 {｀ヽ 　 ′
.　　　　　　　 _ ／　　｢´　　　　　 　 ヽ}　＼
　　　 _, -‐ ´　　　　　l‐--‐､　＿　-‐ |　　 ` ｰ- ､
.　r＜＼＼　　　 　 　 ヽ '´￣　___ ｀ヽl|　　　　 / /ヽ
　y⌒ヽ ＼＼　　　　　　V　￣ ＿ ｀ヽl|　　 　 / /　∧
./　　　 ヽ. ＼＼　　　　　∨￣　　｀ヽ | 　 　 / /　/　 l
{　　　　　 ヽ　＼＼　　　　ヽ　　　　　/　 　 / /　/　 │



　 　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　 ／_ノ 　ヽ､_＼
　ﾐ　ﾐ　ﾐ　　oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo　　　　　　　ﾐ　ﾐ　ﾐ
/⌒)⌒)⌒) :::::⌒（__人__）⌒:::＼　　　　　　/⌒)⌒)⌒)　　空港の名前が「羽だ」！？
|　/　/　/　　　 　 |r┬-|　　　　|　　　(⌒)/　/ / /／　　「とうきょう」以上に安直だお！
|　:::::::::::(⌒).　　　 |　|　 |　　 ／　　　 ゝ　　::::::::::/
|　　　 　 .ノ　　 　 |　|　 |　 　＼　　　/　　）　　/
ヽ　　　　/　　　　　`ー'´ 　 　 　ヽ　/　　　　／
　|　　　　|　　 l||l　从人 l||l 　　　　 l||l 从人 l||l
　ヽ　　　 -一''''''"~~｀`'ー--､　　　-一'''''''ー-､
　　ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒)　) そ.(⌒＿(⌒)⌒)⌒))
　　　　　　　　Σ　／￣￣￣＼て　　 Σ　／￣￣￣＼て

　　　　　　　　　 _,.　─　､.　--　._
　　　　　　 　 ／　　　　　　　　　 ｀ヽ
　　　　　　／　　　　　　　、　　、　　 ＼
　　　　　/,.　 ,.　/　 　 l.　 | ヽ　ヽ　ヽ.　ヽ
　　　　/ / i'/　/　 ,|　 |　 ,!　 |　 ',.　！　 ',
　　∠-7 j |.|　 |　./|　,1　ハ. ハ　| 　 |l.　l |
　 　 　 | | |l.',.　} ﾅTｧ-| ./　l./'''Tﾅ{.　,ﾘ　 |1
　　　　 l！Mヽ.{<ｨﾃtﾄ !' 　 ' t5ﾓト,.ﾚ!' ,1 ,!
　　　 　 1',l.|　ﾞﾄ　'ぅり　　,　　2tﾀ /　 /,!'　　　あなたたちの母校は東京大学。
　　　　　　｀| l. ｢ヽ　　　 __　　　　/! ｲ/　　　　だから筑波大学に行ってもなにも思い出せない。
　　　　　　　l.ﾄ. |l. ヽ､　　　　 _,.ノｲ/ |!
　　　　　　　｀ ヽl ﾍゝl｀　-　´lﾙ　′
　　　　　　 　 　 ／.ノ　　　　ヽﾞヽ、
　　　　 　 _.. - ´　 L._,. -- .._...| 　 ｀ ‐ ､._
　　 　 ,f´l.　|　　　 「 _,　-　､._j　　　　/ / ｽ
　　　/　l. ',　', 　 　 ｢_,. --　..｣　　　 / / /　',
　　　!　 ヽヽ ヽ　 　 |　　　　｜　　 / / /　　l



　　　　　 　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　 　 ノし. u:_ノ｀ ,,＼.
　 　 　 　　 　　　/⌒`　 （ ◯）（Ｏ):
　　　　　 　 　 　.:| 　　j（ 　　（__人__）
　　　　　　　　 　:|　　 ＾　　､｀ ⌒´ﾉ:
　　　　　　　　　　|　　u; 　　 　ﾞ⌒}:
　　　　　　　　　　ヽ 　 　　ﾟ　　" }:　　　　　　　　　　もうその話はいいから！
　　　　　　 　　　　 ヽ　:j　　　 ノ:　ｉ |ｉ　|
　　　　　　　　　／⌒　 　 　 ヽ　 | ||　|　　|
　　　　　:: ／￣￣ヽ :: 　 　 　 ＼　|| 　 　 |i
　　　　:: （｢　　　 ｀rﾉ ::　　　　　　＼　　　||i　　＼
　　　　　:: ヽ　　　ノ ::　　　　　 　 　 ＼　　　　 　 ＼
ガタッ！　　|　　 | r 　 　 　 　 ｢＼　　 ＼　　　　 　 ＼
　　　　　　　|　　 | | 　　　　　 ﾉ　　＼　　 ＼＿＿　　　＼
　 　 　 　 　 ヽ＿ノ　　 　 　 /||| l　　 ＼_, 　 　 　 ｀ヽ　　 ＼
　　　　 || ｉ　　/　　　　 　 　 | ||| |　　　　(＿つ￣と_ノ)　　　 ＼
　　　　 || ||　 |　　　　　　 　 | ||| |　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼

　　　　 　 　 　 ＿＿　　　　　　　 　 　 　 　 　 γ⌒)　))
　　　　　　 γ⌒)　))＼　　　　　　　　　 　　　 /　⊃＿＿
　　 　　　 /　⊃ _ノ　　＼　∩⌒)　））　 　〃/　/ ⌒　　⌒＼
　　 　〃/　/　 （ ⌒）（⌒） /　ノ　　　　　γ⌒)（ ⌒） 　（⌒） ＼ ∩⌒)
　　　　　γ⌒)　　（__人__）/　/　））　　／ _ノ :::⌒（__人__）⌒ 〃/　ノ
　　　　／ _ノ　　　.｀ ⌒´ﾉ（ ⌒）　　　（　 <|　 |　　　|r┬（　　　 /　/　））
　　　（　 <　　　　　　　　}/　/.　　　　( ＼　ヽ ＼ ＿`ー‐' 　／（ ⌒）
　　（( ＼　ヽ　　　　　　. }　/ 　　　　　　　　　　　　　　　　　 　/　/












急進的情報結合解除装置の効果は永続的。
だから、もうすぐあなたたちは私がこの話をしたことも忘れる。
,そのあまりにも安直な町の名前すらもう二度と思い出せなくなる。

∨: : ／' : : : : : !.: : :/ 　　 　 　 }.: 　 　 　 ｉ　　　　　　　　 i : : : . 　　 !　 　 　 　 　 　 ヽ　　　　 |　 　 i 　∧
.ﾊ:／ /.: : : : :.: |.: .:/　 　 　 　 /:.: 　 　 　 ﾄ,　　　　　　 　 |,: : : . : : : .|　　　　　　　　 　ﾊ　　　　|　　　l 　 ∧
　 .　/.: : :.: : : .:{: :/　　 　 　 .∧:.: 　　　 　i ∨ : :.　　　　　|∨ : : : : : |: : : : : : : . 　 : . 　 i　　 　 |　　 ｜　　 '
　 ∨: : : : : : : : V 　 　　 　 / .∧:. 　　　　|　∨: : .:: . . 　 ｜∨: : : : :.l、: : : : : : : .　: : 　 ﾄ　　　｜　　 l　 　 ∧
　　 ,: : : : !: : : : ′　 　 　 /: : :.∧:. 　 　　| 　 '､: : :. : .:. 　 | 　 ､: : : : !ヽ: : : : : : :.:.　:.:.　 |ﾍ　 　 |　 　 ｌ　　　 ∧
　　 ∨: :｜: :. :′ 　　　 ./ !: : :.i　'、.　　　|　　 丶: : : : : .　l　　 ＼: : |　 ＼ : : : : : : : : 　| ﾍ　　 |　 　 ｌ　　　　∧
　　　∨: :! : : ,'　　 　 　 ｆ ∧: :｜　＼　　 |　　　　＼ : .: : :.l　　 　 ＼! 　 _ ≧ ＿__: : :. :.| 　',　 ﾘ　 　 | 　 　 :ﾄ､ﾍ
　　 　 V ｊ: : /　　　　　 ｊ:/　∨ |　　　＼　|　　　　　 ＼: : :.l　　 　 -‐ 　　 　　＼ : :￣ : | 　 ', / 　 　 l 　 　　! ｀丶
　 　 　 ゝ≠'　　　　　　|′　 ヽｊ ,.｡rz====ミｘ　　 　 　 ヽ: :! 　　　　　 z=====ミ气.:.:. : :l　　ﾉ′　　　l　　 ｉ　|
　　　　 　 　 　 　 　 　 i　　　 .イ ん::::::::::::::::ﾊ汽 　 　 　 ＼ 　 　 　 ｒ芹云示圷ﾐｘ: :ｉ|　　 　 　 　 ｌ|　　ﾘ　|
　　　 　 　 　 　　 　 　 { 　　 《 　{:: O:::::::::::::ﾉ} . -―‐- 、　　　　　〃んo:::::::::::::ﾊ　} 》 :ﾘ　　 　 　 　 ﾘ 　 ′ !
　　　　　　 　 　　 　 　 ﾍ　　　 　'::::::::::::::::::.ィ´　 　 　 　}　　　　　 　 {ﾄ:::::::::::::::::ﾉ} ﾉ从/　　　　　 　.ｲ 　ｲ　 :′
　　　　　　　　　　　　　　ﾍ､ 　 　 ∨う::::／　　　　　　 /　　　　　　　 Vう::::::::::://　　 ｊ　　 　 .:　　//　/ !　/
　　 ／　　　　　 　 　　 　 ﾊ':, 　 　 ヾン　　 　 　 　 ／　　 　 　 　 　 ヾ辷rｚン′ 　 ′　　.:. : 　 ﾝ　/　} /
　／　　　　　　　　　　　　　}∧ 　 ァ´　　　　　 　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　′　 .: : : 　 ′ '　ノ'′
　　　　　　　　　　　　　　 乂_厶イ　　　　 　 　／ 　　　　,　　　　　　　　　　　　　　.′　.: : :.: 　 ′,′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　／　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　 .: .: : :ｉ: . /　/
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　　　　　　 '　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 .イ/: : .: .: : : ｲ.:/　/
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　　　 　 :′　　　　　　　　　　　　　 　/: : ﾄ､　＞ 　　　　　　　　　　＜ ミ .イ /. : .: :／′ / i /
　　　 　 !　　　　　　　　　　 　 　 　 .ｲヽ: :|.イ ｌ　 　 ＞ｰ---ｚ＜ 　　 i 　 ＼/ : : .イ /　:/ 　}′

　　　　　　　　　　 　 ‐ '"´￣｀　ｰ　､
　　　　　　　　　　　　　＿　,. -‐　´￣｀　ｰ- ､
　　　　　　　　　一 ' "´／: : : : : : : : : : : : : :.:.:＼
　　　　　　　　　　　 ／ ／: : : : : :/: : !: i: : ヽ..:.:.:.ヽ
　　　　　　　　　 ,. ' ／/: : : : :/ :/ : :/:./: :.!: : ;.:.:ヽ:.i
　　　　　 　 -‐'´　/:.:/: : :/: /: /!: :/:,ｲ: :./: : :.}.:.:.:}:.:l
　　　　　　　　　／: :/!: :.l.|/|:.:/ |:./|/ |: /!: :.l.:.l.:.:从:.l
　　　　　　　 ∠ ﾍ: /:l人代ﾅ7'‐l/　　'l7十ト|/.:/:/:!::ﾄ､
　　　　　　／ 　 　〈ｲ.l: :.lｲtx=ﾐ　　　 彳=‐ｧri/:/:.∧|　＼
　　　　　　　　　　 /.!:.ﾄ､lﾊ 廴 }　　　　廴/ﾉ/r､:/ 　 !　　　急進的情報結合解除装置の効果は
　　　　　 　 　 　 /ｲ|/l:.ﾄ:.ﾄヽ 　 　 :.　　 /／/ｲ/　　　　　　私にも及んでいる。
　　　　　　　　　　　　/!:!:〉;: ...､　　‐‐ ／/:.:/:/
　　　　　　　　 　 　 / l/ ! l/ﾄﾚ＞　　イ/／/　　　　　　　　私ももうすぐ全てを忘れる。
　　　　　　　　　　　　 　 __,. -‐'ﾌ　　　/}＼
　　　　 　 　 　 　 ,. ｨ'TT　　　 |--､ ,.--!　 ｀　 7ｧ､
　　　　　　　　 ＜　/| |::|　　 　 |ニ二ニ!　　　// /
　　　　　 　 　 　 ｀7 l ＼＼　　 |　　 　 |　　 // ∧
　　　　　　　　　　/:.:.:.:＼ fァrr-､ 　 　 |　　// /:.:.:l
　　　　　　　　　 /:.:.:.:.:.:.:「f i ! fl　〉ﾄ､　!　 // /!:.:.:.:|
　　　　　　　　　/:.:.:.:.:.:.:〈 ! '' ' lイ .ll|rl !　//./:.:;.:.:.:;.l
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　　　　　　　＿//_／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ,.ヘrﾆ二コ:/:.!:.:.;.:.:|
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　　 　 ヽ　　　 　／／　　　／　/＿___ ,.　 ィ"´　＼:.:.:.:{
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　　　　　　 ｀ヘく　　 　 . : : 　　　　　　　 :.:l　　　　／/
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　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:ﾊ: :ﾊ:.:.:.',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:.:.:.:..:.ｉ:.:∧:.:.ヽ:.､:. :∨:.ｉ:.:.:.ｉ:.:.:.:ｉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :ﾊ:.:.:.:.＼
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /:./:.:.:.:.:.:.∨:.:.＼:.ﾍﾊ:.､ﾊ:.:|:.:.:.|:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : :ｉ:.:∨:{｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /.:ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.､:.｀: ｉ l!:ﾄ:ｉ :ｌ:.:.:.|:.:.:.:ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :!:.: :',:ﾍ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 / '　ｌ:.ｉ:.:.:.:.:ﾍ:.:.:.＼｀ーlハ! ｌ:.:!:.:.:.ｌ.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.: ｉﾊ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　 |:.l:.!:.:.:ｉハ ー一ィr示㍉:ﾊ:.:/.:.:.γ､:.:.:.:.:.: : :/.:. :ｉ.ﾄ､:.
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 !;ﾍﾄ､:.ﾊ:.:ヽ　〃八ぅ::} }'ｉ:.:/:.:.: :' ぅ}:.:.:.:.:.:,:./.:.ｉ :ﾊ|　｀ヽ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 {　 !/.:ｲーﾊｉ 　 　 ゞ'　/;ｲ:./:. :'.:ソ.:.:∧/.:.／}:′!　　　　　　　　全ては消失する。
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 / '　!: :! ﾉ　　　　　/' /ｲ:.:.:.ﾊ.:.:.:.:.ｉ :/}.:'
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／´　 ; :/　｀ヽ _　__　　　 !:. :'　ｌ:.ｉ:.:.:!/
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　　　/: ' ,ｲ　　 ヽ 　 　 　 !.ｲ　ﾊ:ｌ:.ﾊ!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:'　/.; .ｲ 　 /ｧ‐ ´ ! /' ﾊ ＿!:'＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/: '／　／´　　　 '. : :´: : : : : : }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｋ: :ｰｧ 　 　 　 ／ : : : : : : : :.:.人　　　 　 　 　 ＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |ﾄ<´ 　 x―.／: : : : : : : : : : : .:.:.:.≧x....＿...x≦: : :｀: .､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |!　 　 /:.:／: :＿.: :　- ― -　､―: : : ´: : : ＿＿: : : : :.＼
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　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　-､ ヾ／/　　　　　:.′　　　　　:.　.: }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ∨ -､ Y: :/ 　 　 　 　 :.ｉ　　　 　 　 :..: ｉ
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　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 { ￣ ＿＞‐〈〉;　 :.　　　 .: 　 ｌ　　　:.　　 .: l!
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ￣匕／:.:./ /　 : 　. 　 　 　 !　:.　　:..　 .才}
　　　　　 　 　 　 　 　 　 xｪｪェ≦斗／:.:.／　′　:　　.　　　 |｀: : :－: : :´: : :ﾊ
　　　　　　　　　　　 ..ィ才´￣ 　 　 ＼／/ /　　　:　　　.　　 |: : : : : : : : : 　 斗
　　　 　 　 　 　 ..イ／　　　　　 　 ／:.／　＼_　. : ..　　　　　｀　 ―┬　 ´　ｉ
.　 　 　 　 　 ／:.／　　 　 　 　 ／:.／　　　　 ヽ－　 ´ ￣ ｀ ー　　' l　　 　 !
　　　　　　／:.／　　 　 　 　 ／:.／　　　　　 　 }＿＿.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＿!　　 　 ｌ
　　 　 　 /:.: :'　　 　 　 　 ／:.／　　　　　　　／　..:.:.:/｀´￣｀´￣.:.:ヾｌ　　　　ｌ
.　　　　 〈: :./　　　　　　 /:.／　　　 　 　 　 /　.:.:.:. :/:.:..　　 . .:.:.:.:.:.:.:.:.ｌ　　 　 !

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: :rｧ竓芹丐ミ/　 | : :/　　　 x竓芹丐ミ､ |: : :i.:.:.:|:.: :.l∧|　　　　ﾟ
: :{ ｛ |:｡:::::::::}　｝　| :/　　 　 ｛　|:｡:::::::::} } l|: : :|.: .:|:.: :.|{　|
: :/ .人o .。ﾉ, 　　|/　　　　 　 弋o 。人ﾟ/ : :.:|.: .:|:.: / .ノ 　 　 　 　 o
: {:|　　´¨¨｀ 　 ／　　　 　 　 　 ´¨¨｀ﾟ /｡|: : :| : : :｡ﾟ　　。　　　　　　　　　　 もうすぐ消失する。
:.:l:|　　 。°　　　　　　　　　 　 　 　 oﾟ:.:/:/}人 ://
:.从　　　　　　　　　 '　　　　　　　／ /:/:/:.:.:/ // 　 　 ﾟ o　　 　 　 　 。
:.:|: :ﾟ:。　o　　　　　_　　_　　　　　　 /:/:/:.:.:/彡′
:.:|八:.:＼　　　　　　　 　　 　 　 　 ｲ彡′ﾟ/　　　　　　　ﾟ　　　　　o
:.:|{　｝人 ﾟ::.。　　　　　　　　　 イ:ﾟ//: : ://　　o
:.:|{　｝ 。 ) |　ﾟ : .。　　 .。:　ﾟ| 乂//: : ｡ﾟ{:{　　　　　　　　　 　 。
:.:|{＼ _／¨|　　　　ﾟ 　 　 　 |＼ /:.:／　|:　　ﾟ 　　　o
:人.ﾟ／:.:o/　　　　。　　　　｜､/／ _ .乂　　　　　　　　。
:=彡:.:.:.:./　　　　　o　　 　 　 ／｝:.:.ﾟ:.:..。　　　　　　　　　　　　　　　○
:.:.:.:.:.:.:.:｛　 　 。 　 　 　 　 　 　 |:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾟ:.:...。
:.:.:.:.:.:.:.:.|　　　　 　 　 　 　 　 　 |:.:.ﾟ:.:.:.:.o:.:.:.:.:.:.:.ﾟ:.:.:.。　　　　　。ﾟ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |ハ : |: :ハ　　　　　,　　　 　 / : : 从: ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 {　ﾊ: |ｉ: : :ﾄ､　　 　 　 　 　 ノｲ: : ﾊ/}'　}　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾟ
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾉｲﾊ: 人　　　　‘｀　　 　 人:/:ｲ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 o　　　 人: :{ﾊ:. .　　 　 　 . .:ﾊ} /}′　...　　 ｡　　　　　　　　　　　もう消失した・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ヾ　 _ｉ .＞-＜. ｉ_　ﾉ′　　:. .:
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｡ . :´ : ｌ 　 　 　 ｌ : ｀:　｡
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 o　ﾟ.:´: : : : :K　＿＿_　ヾ: : : : :｀:.ﾟ　o
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /{:. :. :. :. :. :. :.:|／　　　 ＼|:. :. :. :. : : : : }Y
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ∧:.:. :.:｡:. :. :. :|　　_＿_　　|:. :. :. : : : : :./::ｌ
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　 ..　　　　　 　 　 ｎ ｎ―‐　､ ＿/:::::::::::∧:. :. :. :. :. :.　　　　　. :. :. : : : : /::::::::::ハ ＿＞――‐ ァ
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　　　　　　　　　ヽヽ{. {ヽ _　 　 /ｃ:::}:::::::Ｙ:::::＼o:. :. :. :. 从ﾊ . :. :. :. :／::::::/:::::{::::|　　　ィ ﾉ ﾉ ｲ ノ
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　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｉ｀ヽ∨.:´　 |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ
　　　　　　　　　　　　　　　 人:::::::::::::::::::ｲ:::::::::::::::i::::::|戈}夲{丈 |:::::::::::::::八:::::::::::::::::/　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ...
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ―　´　|::ｉ:::::::::::::::::::| 个:ｉ ｉ:个 |:::::ｉ:::::::::::::ｉ｀　―　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:. .:
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　　　　　　　　　'.:/　':.:|: : :|!:匕|「| :/　｀{　 ､:.ﾊ　´　＼{ヽ｀ |:. :.:|:.:.:ｉ:..
　 　 　 　 　 　 |/　 |: :|: : :|ｌ: : | ｘﾃ笊ミ　　 ヽ乂ィ笊伝ﾐy:ハ: :l: : ﾄ､:..
　 　 　 　 　 　 {' 　 |: :|: : 八: :|《 {うｆ:j::}　　　　　 r':ｆ:j:::} 》': : : :.!: :.l　｀＼　　　・・・・・・いま私は何を？
　　　　　 　 　 　 　 |: ﾊ: ｉ:.小 :.　乂:::ソ　　 　 　 乂:::ソ ﾊ /: /）:.:.|
　　　　　 　 　 　 　 |:'　从:.:|: ヾ:.　　　 　 　 '　 　 　 　 ﾑｲ:.:/ｲ∧乂　　　　　私はなにかを失敗したらしい。
　　　　　　　　　 　 　 八! ヾ : ｉハ　 　 　 　 _　　　　　 : : : ｲ ﾉ′　　　　　　　でもエラーログも空白。
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ∨: : ヽ　　　　　　　　　　ｲ: :/}'
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ハ: : 从:＞　　　　　 .＜ /: :ｉ
　　　　　　　　　　　　　 　 　 人: :.| ヾ小　≧≦　小/: ﾍ{
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 >乂:. :r'　　 　 　 ノｲ ＼
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ : : : : :|　＿＿ 　 /:. :.: :.:＼
　　　　　　　　　　　 　 　 ...イ:. :. :. :. :. :|´＿＿ ｀:/:.: :.: :.: :. :.＼
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ﾊ:ｉ::|:. :. :. :. :. :.|´. :. . :.｀/:.: :. :. :. :. :. :./ヽ
　　　　　　　　　　　　　 |　ヾ:.. : :. :. :. : :. : . : . :/:. :. :. :. :. :. ／／:.
　　　　　　　　　　　　　 |　　ヾヽ : :. :. :.ﾊ fﾃｧ/:.: :.: :. :. :.／／ 　 |

　　　　　　　　　＿＿＿
　　 　　　／）／ノ '　ヽ､＼
　　 　 ／ .ｲ '（●） 　.（●）＼　　・・・やる夫は有希ちゃんに
　 . 　/,'才.ﾐ).　 （__人__）　　　＼　何か無茶なお仕事をお願いしてしまったようだお。
　 . 　|　≧ｼ'　　 ´ ⌒｀　　　　　|　そのお仕事が何だったかは思い出せないけど。
　　.　＼　ヽ 　　　　　　　　　 ／



　 　 　 　 　 　 ／￣￣＼
　 　 　 　 　 _ノ　　ヽ、　　＼
　　　 　　 　（○）（○ ）　　　|
.　　　　　　 （__人__）　 　u　 .|　・・・そうみたいだな。
.　　　　　　　 ヽ｀⌒ ´　　　　|　俺も何も思い出せない。
　　　　　　　　｛　　　　　　　/　それにどういうわけだかやたらと眠い。
　　　　　　　　lヽ、　　,ｨ'.) ./
　　　　　　　　j　.}ﾝ／／　ヽ
　　　　 　　　ﾉ　'"´ ￣〉　　|
.　　　　　 　 {　　　　 勹..　｜
　　 　 　　　 ヽ　､＿_,,ﾉ　.　|

　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　　　 　 　　＼
／ 　　　　　　　　　　＼　やる夫もばかに眠いんだお。
|　 　　　＼　　 ,＿　　 |　統合情報思念機のデモンストレーションは
/　　ｕ　 ∩ノ ⊃―）／　　また後日でいいかお？
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／



　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ ー）（ー）　　いやもう十分だ。
.　|　　　　 （__人__）　　デモンストレーションは失敗したようだが、
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ　　統合情報思念機が優秀なことはよくわかったよ。
.　 |　　　　　　　ｎｌ^l^l　推薦文にはうまいこと書いておくさ。
.　 ヽ　　　　　 |　　 ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 -　－、
　　 ヽ　　　　ヽ　く　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＝ ＝） ヽ
　　　/　　　　　ヽ　＼　　　　　　　　　　　ありがとうだお。 （人__）*.ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ‘ｰ'

　　　　　　　　　　　　ミ||＼
　　　　　　　　　　　　　||:::: ＼
　　　　　 　 .＿＿＿＿||:::::::::::＼
　　　　　 　 || , ―,ノ 、||:::::::::::::::|
　　　　　 　 || ｌ　　（● ||:::::::::::::::|
　　　　　 　 || |　 .（__ﾉ)||:::::::::::::::|
　　　　　 　 ||　／￣￣||:::::::::::::::|　それじゃ有希ちゃん、今日もお疲れ様。
.　　　　　 　 ／―　― ||:::::::::::::::|　おやすみ。
　 　 　 　 ／ (⌒)　(⌒||:::::::::::::::|
　　　　　 | 　　　(_人_) ||:::::::::::::::|
.　　　　　 ＼ 　　＿＿_||:::::::::::::::|
　　 　 　 　 ||ゝ,.＿＿＿)::::::::::::::|
　　 　 　 　 ||　　 ＼ i､._)::::::::::::::|
　　 　 　 　 ||　　　　＼||:::::::::::::::|
　　 　 　 　 || 　　　　　||:::::::::::::::|
　　　　　 　 '￣￣￣￣||:::::::::::／
　　　　　　　　　　　　　||:::: ／
　　　　　　　　　　　　　||／



　　　　　　　　　　　　　　　　　,／´　￣´｀ 　＼ 、＿ _
　　　　　　　　　　　　　 , - ´: : : ::::::::::::::::::::::::::::::::: : : : : : ｀ヽ、
　　　　　　　　　　　, ／: : : : : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　／: : : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ:::::::::::::::::::::::::｀、
　　　　　　　／: : : /: : : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼
　　　　　／: : : ::/: : :: ::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::: :｀、
　　　　/: :/: ::::/: :::: : :::::/:::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::|:::::::::: :`､
　　　/／/: :::/: :::::: ::::::/::::::::|::::::::::::::|:|::::::::::::::::::::::::::::､:::|::::::::::::::::|:::::::::: : : |
　　/ ´ /: :::/: ::::::: ::::::::i:::::::: ﾉ:::::::::::::::|:::;::::::ヽ::::::::::::::::｀l;;;|::::::::::::::|::::::::::: : : |
　/　　/: : /: ::::::: : :::::::::::::::/ l:::::::::::::::::::iヽ:::::ヾ:::::＼::::::｀il:::::::::::::::::::::::::::: : :|
´　　 |: : :|: :::::::::: ::::::::::::::::::|　 l|:::::::::::::::::|::|＼:::::＼:::::＼::::|::::::::::::::::::::::::::: : :|
　　　|: : /l: ::::::::: ::::::::::ﾊ::ﾉ十-i::::::::::::::::::: ﾄｰ＼:::｀_＼:::::::|:::::::::::::::l::::::/:::: ::｀、
　　　|:/　|: ::::::::::: ::::::::| ::　:　　ヽ:::､::::::::::|　rｰ＼ヽ　ヾ::l:::::::::::::::|:::::|::::: :::il: ｀、
　　　|;　 |: : ::::l:::: ::::::::|r===三　＼ ＼:::::i　,=＝==｀‐､):::::::::::::::/:::ハ:: :ﾄ:: r-｀
　　　|l　 ヾ :::::|::::::::::::::|ｲ ::ﾟ。:::|　　　　＼:i´"ｆ:::ﾟ;;;;;::ﾘｱ/::::::::::::/:::/　 |/ |l:|
　　　　　 ヽ: : :::::::|::::::::|　弋_ノ　　　　　 ｀　　ﾋ_ﾆソ　ﾉ::::::::::::://　) | |　|l　　　　　おやすみなさい。
　　　　　　 ｀､ﾊ:::|::::::::ヾ　　　　　,　　　　　　　　　　/:::::::::::::::/　／ i
　　　　　　　 i　l:i il::::::::ﾄ　　　　 ´　　　　　　　　　 /ｲ:::::::::/ ノ:::::::::|
　　　　　　　　　 ｀ |:::::::｀、　　　 　_ ＿　　 　　　 / i|:::::::/::::::::::ハ:/
　　　　　　　　　　　|:ﾄ::::::ヽ　　　　　　　　　　　　　ｲ:::::/|::::://
　　　　　　　　　　　 ilヽ::::::::|＼　　　　　　　　／　 /::/　|::/
　　　　　　　　　　　 |l ｀､::::|　　｀ヽ、　_, -　´　　 /／ノ=ﾚ´￣i
　　　　　　　　　　　　｀　ヽ:|　　　　　 i:ﾄ　　　　 /　／;;;;;;;;;;;;;;;;;;i、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 iﾊ　　　 ´/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／｀　／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　´　　 /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｎ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 l^l.| | /）
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 | U ﾚ'/／)
　　　　　　＿＿＿　　　　　　ﾉ　　　 ／
　　　　／ ⌒　　⌒＼　　ｒニ 　　　　|
　　 ／　（⌒）　 （⌒）＼　　ヽ　　　/
　／ 　 ///（__人__）///＼ / ` 　 /　　やらない夫、待つんだお。
　|　　 　 　 `Y⌒y'´　　　 | 　　／　　　玄関まで送るお！
　＼. 　 　 　 ﾞー ′　　,／　 ／
　　/⌒ヽ　 　ー‐ 　　ｨ　　／
　 / rｰ'ゝ　　　　　　　　／
　/,ﾉヾ　,>　　 　 　 　 ｲ
　|　ヽ〆　　　 　 　 　 |



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　＿＿＿_
　　　　　　　　　　　r⌒ヽ､　　 .　 ／ノ 　 ヽ､_＼
　　　　　　　　　　/　＼　　＼. ／　（ ○）}liil{（○）
　　　　　　　　　_/　/　ヽ 　 ／　　　　　（__人__） ＼
　　　　　　　　〈__／ 　.　|　 |　　　　 ヽ　|!!il|!|!l|　/　|
　　　　　　　　　　　　　/　　.＼ 　　　　i⌒ｪｪ| 　　/
　　　　　　　　　　　　./　　 ／ ⌒ヽ, ＿.ヽ　 .＼／
　　　　　　　 ._＿　　 r　 ／　 　　　|／ｰ､`　　 ＼
　　　　　　　."ヽ |　　i,　　　　　 　 ﾉ　　　.＼　ｶﾞｯ!!
　　　　　　　　 .| ヽ./ ヽ､_../　　　/　 　　 .
　　　　　　　　 .i　/　　／_人､ノヽ
　　　　　　　　 .ヽ､_.／ )ヽ　　　　（　 ／ ￣'´￣｀ ヽ　　 .
　　　　　　　　　　　＜　　　　　　 ／　 　｀´　 ヽ　　＼
　　　　　　　　　　　.ノ)　　　　 て//, '///｀´| | | ヽ　 ､ヽ.
　　　　　　　　　　　|_／^⌒`Y´ 〃 {_{ ﾚ| 　 ﾚりりﾘ .ｌ彡||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　|!小 ｌ━　　　━ﾚ|　|、| |
　 　　　　　 　 　　　　　　　　 　ヽ| |　○　　　○ |.| |ﾉ.| |

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ⌒)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／（　 ／　ノ⌒)
　　　　　　　　　 　 　　　　　 ／　/ / 　 （　,／
　　　　　 ＿＿＿＿　/⌒⌒｀ヽ / ./　　/ /
　　　　／　　 　 　　＼　　　　_　＼ 　 / /
　　 ／　 _ノ 　ヽ､_　　＼　　 / ＼　ヽ'　/
　／ 　oﾟ⌒　　　⌒ﾟo　 ＼／＼__.＼__ノ
　|　　　　 （__人__）　　　　|　　またつまずいたお。
　＼　　 　 ｀ ⌒´ 　 　 ／
　 　／／￣￣￣ / /
. ／／ 　 　 　 　 / /
（_/ 　 　　 　 　 / /
　　　　　　　　 （_/



　　　　 　 _,. _-_‐_‐-､
　　　 ,.-<'　｀ 、　 ＼　ヽ
　　 r'l　 ' r､､ ヽ ヽ　ヽ'_´ﾍ
　 /　 l　|｀‐ﾍ', ﾊ__ヽ　ﾍ　∧
. /　 l l　ﾍ　　ｻ´‐'´',´｀<､､　＼
/l　　', ',,ｨﾍ　　　ｨ彡 ∨'ヽ' ｀ヽ　ヽ、　　　_,、
| l　ヽヽ∧ z彡　 　 　 ∨ ｀ヽ、 　｀ﾆ｀ニ´∠
　｀ ｀ﾞ｀T ﾊ　　　　_ ,.ｨ','ヽ　 Y´｀' ‐-､　 　 /
　　　　 }　, ト‐‐ｯ'´｀ノl　　ヽ'　　　｀ヾ､ヽ,/
　　　　/,　',l, ／　l　　|　/　 ヽ　　　　 >
　　　　l､l、_/ﾄv'´ﾊ　 ｀'´　　　,.>、 ／
　　　　　l /　´ 　　ﾍ　　　　／ ∨
　　　　　ﾚ　 　 l　　 {,.,.-r‐'〈_X　|
　　　　　 |,.--､ﾊヽ‐'ﾞ'''l-7'´　　｀'
　　　　　 　 　 　 　 　 ∨

　　 　　 ＿_　　　　 ━┓
　　　 ／　～＼ 　　┏┛
　　／ ノ　　(●)＼　・
.　｜　(.／) 　 ⌒）＼　　　　　　　それはいったい何の装置なんだ？
.　｜　　 （__ノ￣　　 ＼
　　＼　　　　　　　　　 |
　　　　＼　　　　　　　/
.　　　　　 ＼　　⊂ヽ∩
　　　　　　/´　 　 (,＿ ＼.
　　 　 　 /　　　　　　 ＼. ＼
　 　 　 ./ 　 / 　 　 　 |. ＼ソ
　　　　（ 　y'　　　　　 .|



　　　　　 ,.、-- ､
　　__r-'､' 、｀ ､　｀ヽ
　 ,l '　 lヽl' ﾍ､_,,､、､ ヽ
　l´　l　ﾍ 　　ヾ _,.ﾄ、,ﾊ,ヽ
　|　　〉'´ヽ　 　 r'_:)ﾄ',ﾞlヽ.＼
　l　', ','Y')'ヽ　 , ﾞ ｰ'　ヽ',　ヽ＼
　 Y､ヽ<ﾞ zタ 　 。 　 ノ　､丶 ｀ ｀‐_-_‐ﾆ
　　ヾ,Y ヽ　　　 _, ィ')‐ヽ. ',-､_ ､　 　￣7
　　　 ',lﾍ ｀'T'''ｽ_｀__ﾉ　＼',ｰ''"　 ｀､:､./
　　　　ll ',　ヽ'､ ,　<, ┼┐ヽ　　 　 ヽ
　　　　ll　ヽ>-､,l　ム l　┘　ヽ　, ' ´
　　　　ﾘ　 (>-'　',　　　　　,.<ヽ>
　　　　|　　　l　　 l_,..,-r‐'ヽ >< ヽ
　　　　| 　 　 ',＿,..L..'-r‐''´　　｀´
　　　　 ￣￣　　　　 ヽj

　　　　　　　　　 ＿＿＿
　　　　　　　　／　　 　 　＼　　　ｳｶﾞｰ
　　　　　,---､　　＼　 　 ／＼―、
　　　　 .l　　　ｌ　 （●） 　（●） ＼ |　　知らないお！
　　　　 |　　 　|　 　 （__人__）　 　 | |　　また誰かが散らかしていったんだお！
　　　　 .|　　　|　　　|!!il|!|!l|　　 ／ /
　 　　　　ゝ　　　　　|ｪｪｪｪ|　　　ノ
　　　　　　＼　　　　　　　　　／
　　　　　　 /　　　　　　　　　 |
　　　　　　/　　　　　　　　　　|

　　　　　　　,.-‐' ´フ^ヽ,｀イ´ヽ,.-ﾍ、　　／>
　　　　　／ 　　／　　　　,　 ,　｀　　ヾヽ｀'´ ／ ／＼
　　　　/ 　 　 /　　　 / /　 ,' ', ∧l　 ｀ ﾍ　' ／ 　／
　　　 /　　　/　　 　 ,'　ｌ　l lﾞ‐-‐'| l　　　 ',　ヽ／
　　　,' 　 　 ,'　　　 , l ,斗ト,|　　　ﾄ-、l ,　ﾊ
　　 {｀ーー '|　　　 l |　ﾊ ﾊ|　　　ﾘ |. l |　 l|
　　 ト- ､_　|l　　　 l |　| '-' '　　　'└r','　 ﾊ
　　 ,l、ヽ　｀ﾊ　 ___,|r´　┃　　 　┃r‐l‐'''´　　（新しい使命ですか？）
　　,'　｀ヽ､γ|￣ |　|　　┃　 　　┃l　|　　　　 （今度は何を抹消すればいいのですか？）
　 ,'　 ,'　 /ヽ.|　　', .|　　　　　　　　 ', |
　,'　 ,'　 /　 ﾊ.　　', |　　　　　_　 _,ノ |
. ,'　 ,'　/　　,' ',　　　|｀ﾆ､r‐､‐ T´　　|
.,'　 ,'　/　　 ﾚヾ,　　 |',=ﾆ|　 /ｽ|　 　 |
,' 　,'　/　　/　｀ '、　 ',.',　| // ﾊ　　　|
　　l /　　 ,'　　　',｀ヽ､ﾄ', ﾚ'/. 　| 　　 |

　 　　　　 　ﾉ Ｌ＿＿＿_
　　　　　　　⌒　＼　／ ＼
　　　　　　／　（○）　（○）＼
　　　　 ／　　　 （__人__）　　 ＼　あいつらが帰ってきたら片付けるようにいうんだお！
　 　 　 |　 　 　　　|::::::|　　　　　|　忘れていなければ。
　　　　 ＼ 　 　 　 l;;;;;;l　　 　／l!| !
　　　 　／　　　　　`ｰ'　 　　＼ |i
　　　／　　　　　　　　　　ヽ !l　ヽi
　　 （　　 丶- 、　　　　　　 しＥ　|そ　　ドンッ！！
　　　　`ー､＿ﾉ 　 　 　 ∑　l､Ｅ ﾉ　<
　　　　　　　　　　　　　　　ﾚY^Ｖ^ヽｌ



　　 　／￣￣￣＼
　　／　　　　 　 　 ＼
　 /ﾉ　 ヽ､_　　　　　 ヽ
　（ ●）（ ●）　　 　 　|
　 | {　.!　　)　 　 　 　 |.　　それじゃ俺はホテルに戻るよ。
　 |. ¨´ ｀¨´　　　　　 l.　　　おやすみ。
.　 |　　　　　　　　　 /.
　　|　　　　　 　 　 /
　 　＼__　　　 　 （
　　　　 _）_ =＝＝＼
　　 　／　 　 　 　 　 ＼
　 　/　　　　　　　 　 　 ヽ
　　 |　　　　,　　　　　　　 i
　　 |　　 　 |　　　　　 　 l.|
　 　|　　 　 l　　 　 　 　 | |
　 　|　　 　 |.　　　 　 　 |. l
　　 l　　　　|　　　　　　 |.│
　　/　　　 ﾉ　　　 　 　 |　|
　 / 　 　 /　　　　　 　 l /
　（ヽ､__,/＿＿__ 　_＿,У
　 ヽ_ｨ　 __ __￣￣_￣_,|
　 　 　　j l　 　|

　　　 　 γ⌒)　))
　 　　　 /　⊃＿＿
　 　〃/　/ ⌒　　⌒＼
　　γ⌒)（ ⌒） 　（⌒） ＼ ∩⌒)　　おやすみ。
　／ _ノ :::⌒（__人__）⌒ 〃/　ノ　　　また来るんだお！
（　 <|　 |　　　|r┬（　　　 /　/　））
( ＼　ヽ ＼ ＿`ー‐' 　／（ ⌒）
　　　　　　　　　　　　 　 /　/

　（　 ／　　　　　　　　　＿＿＿＿　　　　　　　 　 ヽ __　　）　|
.　 ヽ|　　　　 ,. ,-r::T:「´　 |::|:::,.zｪｪk｀::T::l::r:-...､_　　　 ├ ' 　 |
.　　 |　 ,..ｨ::'::l:;zュ=+::|　　 |::l:´:「::::::「｀ﾞ:ﾄ::|::|::;:::::::::l｀ヽ､. |　　　|
　　　Y´::::|::l:;ｲ´::ﾊ:::|ﾊ　　 リ;::::|:;ｨｚェﾐ|::::|::l:,'::::::::::ト､:::::r'　　　|
　　　 |:::::::|::l::::Vｨ'ヽ｀ヽ　　　´　ｲ _)ヽ:仆;:|::l,':::::::::├-ミ::}　　　|
　　　 |:::::::l:::´l { r-'::ﾊ::l 　 　 　 らﾟ:ハ::} V ,'::::::::::::l:::::::::::l　　　|｀ヽ
　　　 ﾞl:::::::´:ﾍ ﾞ う;::::ﾘ:l 　 　 　 {弋_:ｿ:ﾘ 'ﾚ::::::::::::::l:--r‐{　 　 |.:.:.:.　　（私の出番はもう少し先のようですね)
　　　　|｀TT｀:',　 辷Zｿ ,　　　　ゞ=ﾆン　/:::::::::::::::ﾊ:::::|::::ト--┘.:.:.　　 (それではおやすみなさい）
　　　　|::::l::|::::::}xx｀´ 　 　 　 　　 ｘｘｘｘ /::::::::::::::,'ノ::::::|::::l.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　|::::l::|::::::、　　　　　 __,.　　　　　/:::::::::::::::/::|::::::::|::::l.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　|::::l::|::::::::｀:rｰ-....＿＿_ , ... _-ノ:::::::::::::::/::::::|:::::::|:::::l.:.:.:.:.:.:.ノ
　　　　|::::l::|::::::::::::|:::::::::::::l,ｨ';},. ' ´／::::::::::::::::;ｲ:::::::::|:::::::|:::::「￣ ´
　　　　|:::::l:|::::::::::::|l:::::::／ノ´　／:::::::::::::; イ:::::|::::::::::|::::::|:::::|
　　　　|::::::l|::::::::::::| V/'´ l　／::::::::;　' ´　 ﾊ::::|:::::::::::|::::::|::::|
　　　　|:::::::ﾊ::::::::::| /´ﾉ　|/::::::::／ 　　 　　 }::|::::::::::::|::::::|::::|

　　　　　　　　　　　　　.＿
　　　　　　　　　　　　　 ＼ヽ,　,、
　　　　　　　　　　　　　　　`''|/ﾉ
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　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　`ｰ-ヽ|ヮ
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　　　　　　　　 _,／　　　　ﾊ　　　　 ::..ヽ::::::::.ヽ
　　　　　　　　￣ﾌ　　 / ｛ 人　　ﾄ､　:::::l:::::::::::ﾍ
　　　　　　　　　 |　l　 l　 i八iゝ、 l ヽﾄ ｜:::｜i::ゝ
　　　　　　　　　 {ﾊ|　｛ i__ﾚ__ゝ ヽj __ｊ_Vl ::::::!::ﾚﾄ
　　　　　　　　|　　ﾉ　ﾄ｛ ｨfｧｯ　　　 ｨfﾃ､i::::::|/:/
　　　＼　　　　　　ﾍ{ iトi. 辷ｿ　 .　　辷ﾉ|::::/ﾍ{
　　　 　 　{ﾐi⌒f.}　　　i　ﾄ、　　 _　　　ノi::/
　　─　　{ﾆ} o } 〉　　　!ﾄ! ゝ､ .._ ,.. ｨ'´　j!
　　　　　　ヽ｀´ノ　　 _,-─ '´/　　　{＼
　　　　　　| ｀‐´｝ ／ｉ　||　　 ﾚﾆ二ﾆi　 ｀￣/ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　 ｄ⌒)　./|　_ﾉ　 __ﾉ

乙

面白かった

乙

不思議な作風が面白かったよ

ありがとうございます。

大体原作どおりです。
原作では長門はもうちょっとお調子者ですが。

舞台を日本にしたら原作以上に先の読める展開になってしまったので
早めのスピードで投下しました。
リアルタイムで読んでいただいた方には申し訳ありません。