┌───────────────────────────────────┐
│・この物語は天運を掴み、発言をコロコロ変えながらも中華圏史上に残る　　　　　　...│
│快挙を成し遂げたやる夫の物語です。彼の評価は文献によりさまざまで、　　　　　......│
│この物語のやる夫の評価が最も正確というわけではありません。　　　　　　　　　　　...│
│・基本的に史実に沿って行きますが、物語を読みやすくさせるために　　　　　　　　　 .│
│いくらかの脚色を行なっています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│・存命人物を主人公とし、現在進行形の台湾問題に触れた繊細なものなので、　　　..│
│あくまで作者の見解に基づく人物評、解釈ということを踏まえてご観覧ください。　　　..│
└───────────────────────────────────┘

　 　 　 　　　　　　　　　,　-‐ r ─― 、
　　　　　 　 　 　 　 ／　　 /　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　 /／ ,=vｼ＝=　、 ヽヽ ヽ
　　 　 　 　 　 　 // //　　　　　ヽ ヽ !　l　l
　　　　　　　　　〃{ i{ {‐-､　　　ィ尢ﾊl　i|　|
　　　　　　 　 　 {仆　f ＿　　 　 ＿　| 　|　|
　　　　　　　　　　 |ﾊﾑ ￣　,　　 ￣　l　 |）l|!　　　以上のことを踏まえて読んでね。
　　　　　　　　　　 ｌ `∧　　r‐‐v 　　li　 l l |l
.　　　　　 　 　 　 ,' 　i　ゝ､ ヽ ノ　 ｨ'l 　 ｌ　l !　　　　でないと後が怖いっさ！
　　　　　　　　　 /　 ,'　 ｌ　_}>‐匕!_ /　 ,'l　l |
　　　　　　　　　/rt/ 　 ィf＜ _ _ ｀/　 /_j　| l
　　　　　　　　ノ |l/ 　 ,' llﾆﾆ二ﾆ/　 /　 ＞､|
　　　　　　 ／　 / 　 /. ├ ￢ｰ/　 / ／／　ヽ
.　　　　 ／　　 / 　 /　　|　　 ,/　 /´,／　　　 ヽ
　 　, イ　　　 /　　∧　　| fA./　 /／ﾚ''´　　　　＼
　 〃≠-､,.ｲ/　　∧　＼,|　 /　 /　　ハ.　　　　　　＼
　〈 　 　 {　/　　/　 ＼__,jｲ/　 /　　/　 !｀ヽ､　　　≠､ヽ

┌───────────────────────────┐
│これまでの物語は以下のサイト様達で纏められています。　　　.....│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│【泳ぐやる夫シアター様】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
│http://oyoguyaruo.blog72.fc2.com/blog-category-368.html　　 　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.│
│【嗚呼！やる夫道様】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....│
│http://gokumonan.blog87.fc2.com/blog-entry-1230.html 　　　　....│
└───────────────────────────┘

┌──────────────────┐
│やる夫が祖国の運命を変えるようです　　....│
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .│
│第25話　　『持つ者持たざる者』　　　　　　　.│
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┌─────────────────────────────────────────┐
│1989年1月20日、民進党と国民党の親やる夫派の強い以降で『人民団体組織法案』が採択。　　 　 │
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 _＿＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　 _,.-‐'´: : : : : : : : : : :｀ヽ、
　　　　　　　　　　　　 ／: : : : : : : ;ｒ: : : : ､: : : : : : :＼
　　　　　　　 　 　 　 /: : : : : : : : : |｀゛｀|" ﾍ: : :ヽ､:: : :ﾍ
　　　　　　　　　　　 ｊ: : .::|: ::::||::||::|ヽ　 |　'´∨: : :|: :|ヽ､:|
　　　　　 　 　 　 　 |: : :::|: :.::| |/|/　 　 |　　 ∨:.::|: :|　 `
　　　　　　　　　　　|: : ::::|:: .::| ニ=- ,H -=ニ {::ヽ:|: :|
　　　　　　　　　　　|∧::（ゝ: :| ‐--‐'　`ｰ-‐' {)::::: : :l　　 ∩,／)
　　　　　(＼　 　 　 　 ∨:::ヽ:|　　 ゝ‐ｰ'　　 ,}::;ｲ:::/　　 r' ´∠　　　いやー、総統は話がわかるねぇ！
　　　　　 ,ゝヽ、　　　　 ∨ヽ::::`‐-｀ニ´-‐'":::/ |:/ 　 　 ゝ　辷}
　　　　　 { ソ λ　　　　　　,r'´"´ゝ_　_ノ｀~'｀ヽ、 　 　 /　/´
　　　　　 ｀ー､ ｀ヽ、　　　 ｊ　 y　　 ∨　　　　 λ　　 /　/
　　　　　　　　 ＼　＼__ノ´" /　　　　　　　/　　 ｀ｰr'.　/
　　　　　　　　　　＼　｀}　　 {　　　　　　　 ヽ､ 　 　 {_,,/
　　　　　　　　　　　 ヒｿ__,,-‐ヽ、　 ヽ　　　　/｀ヽ___{/


　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／⌒　　⌒＼
　　　／ 《;･;》 　《;･;》 ＼　　　当然だお？
　 ／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
　 |　　　　 ﾄｪｪｪｲ　　　　　|
　 ＼　　 　ヽﾆﾆｿ　　　 ／

┌─────────────────────────────────┐
│この法案により長い党禁が終わり、結社の自由が認められただけではなく　　.....│
│結党から2年経ち、民進党は合法政党となった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
└─────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∠う￣￣ヽ/￣￣／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣／￣　　　　　　　　　　　￣
　　 　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　/￣|　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　⊿〆　　│|ヽ　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　／／　　く//　　ｖ 　 ヽゝゝ　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　 /　/＼ヽ＼　　┌ノ￣＼＼　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　| ヽミ、_ ||　　　|-∠-三ヽヽ　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　|￣="'ﾌ　　ﾐ　　￣三￣ 丶　-、　　」　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ　　／"　u　　"　ヽ"!"ｖ　/ /^丶|　　|　　　　　やった・・・・！　やった・・・・！
　　　　　　　　　　　　　　　　　 i! ∠　 --つ　　ｖ　 !!　　　ﾉﾉ￣//　　|　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　 !i　i"二二￣二"ヽ　　　 /ﾉフ /　　　ﾉ　　　　圧倒的勝利・・・・！
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ ［＝＝二￣"フＵ　　/ﾉ-／　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　 Ｕ　　＿　 ￣￣　　／! ￣　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　 -　　　　 ,,ノ　　i　　　　　|ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　| ヽ　ｖ　　,ノ／　　　 |　　　　　!　ヽ￣--
　　　　　　　　　　　　　　　／￣!　 ヽ ／"　／　Ｕ 　|　　　　　|　　丶　　￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　|／　　　　　　|　　　　 |　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　/↑　　ｖ　　　 |:　　　　||

┌──────────────┐
│その翌日、事件は起こった。　　....│
└──────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　, -──‐‐-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ ,-─==-‐‐､＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /　,,---､　　,,,---､ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 i　''"フ-ｧ'ハ ,ｒ‐＜　i
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 | 　 '`ｰﾟ 」　 L`ﾟ‐'＾　|
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 __|　,,､--└Ｌi┘---､　|___　　『機構の雑誌に掲載された文に反乱罪嫌疑あり。
　　　　　　　　　　　　　　　　 　{ ｔi／　　　／＼　　　＼iｧ }
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 Ｙ 　 　.／´￣｀＼　　　Ｙ´　　　　よって令状を提出する』
　　　　　　　　　　　　　 　　　　ノ　　∠＿_／＼＿ヾ､　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　 　　 ／　／　 ／　　i　　ヽ　ヽ　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　 　　i　 /　　 ,'　　　　i　　　ヽ　ヽ　　　!
　　　　　　　　　　　　　　 　|　i　　　i　　　　 i　　　　i　　}　 　 }
　　　　　　　　　　 　,.､-‐‐┤ :　　　!　　　　 !　　　　}　　!　ﾉ ﾉ‐--､,_
　　　　　　　 　,､-''"　　　　ヽ ヽ　　ヽ丶　　 !　　　ノ　ノ　 ／　　　　`‐-､,_
　　　　 　,､-'"　　　　　　　　 ＼ ＼　ヽヽ　　!　 ／ 　　 ／/　　　　　　　　 `'‐､,_
　　 　 ／　　　　　　　　　　　 ＼ヽ､,,__　ヽ､,, i／　／／　 /　　　　　　　　　　　　＼
　 　 / ＼　　　　　　　　　　　　　ヽ　　`r-､,　 _／ /　　 /　　　　　　　　　　　　／　i

┌───────────────────────────────────────┐
│21日、鄭南榕は自身の雑誌に掲載された『新憲法台独案』が反乱罪の容疑をかけられ、　　　 │
│高等裁判所から令状を受け取った。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　...│
└───────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　 _,､-‐ｰ‐-､ ＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　, -'´　　 ,､-''"´　　　 ｀‐､　　　　　　　　　　　　　
　　　　 ／　　　 ／　　,､-､　l⌒ヽ　ヽ 　 　 　 　 　 　 　　　
　　　　/　　　　/:::　　 l　　 l !∩ﾉ　　＼　　　　　　　　　 　　……私のどこがハレンチだというのだ。
　　　 /　　　　/:::::::　　ヽ∩_,､-‐ｰ､　　 ＼　　　　　　　　
　　　l　　　　 /::::::::::　　　/ -=＝ ノ　　　 ヽ＿＿　　　　　　
　　 |　　　　 |::::::::::::::　　 ヽ-‐''"´_,､-‐''"´＿　　　｀`‐-､　　
　　|　　　　 |::::::::::::::::　　　　 ,､-'´ ,､-‐ｰ───---､._　/ﾆヽ　
　　|　　　　／￣ヽ::::::＿ ,-'´,､-' ´　_,､-‐''"´￣｀`‐-､._ l/／ﾆヽ
　　|　　　 /:::::　　 |／ _ ＼　　,､-'´ ,､-_,､-‐ｰ‐-､._　　　　∠人|
　　|　　　ヾ::::　　/　ヽ ＼ノ　　 ,､-''"´　､＿_ノ;;;;;;;;;｀`‐､　＼＼ヽ
＿ |／|　 /:::　／ へヽヽゝ　／ ､＿／　　　 ヽヽ;;;;;;;　　 ヽ　ヽヽ |
|／|￣　 /:::／　/　/　／ ／　/　　　　ヽ`‐-' ヽ｀､;;;;;;　　 ､　l　 .|

┌─────────────────────────────────┐
│令状を受け取った以上、出廷しなければならない。しかし台独という　　　　　　　 │
│タブー中のタブーに触れた以上、待っているのは拷問と長期の懲役……。　　　 │
│鄭南榕は施明徳のような辛抱強さは持っておらず、むしろ議論で白熱して　　　 .│
│相手を殴り飛ばしたこともある人物でもあった。そこで彼は……　　　　　　　　 　 │
└─────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /　　　　　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,-‐!‐‐-、　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ｻｰﾋﾞｽ　＼　　.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　ﾏﾝ　ヽ　 .|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |　　 ,-､　,-､　　|　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |　　l (_i　lーi 　 |　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　/`i　　`-'　`-'　　|`i　 |
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　l　|　　 i''二ﾆ`i 　 |　|　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 丶 ヽ　 `ー―'　 ./ ./ .lXl
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　卜 ヽ　　 　 　 / ,ｲ 　 し
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 | ヽ ヽ　　 　 / / |

┌────────────────┐
│26日から事務所に引き篭もった。　　....│
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　　＿＿＿＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|＼
　 || ......::::::::::::::::::||　　　　　　 　 　 　 　 　 　|￣￣￣￣|　　　 　 　 　 　.|　 ＼||
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　 || 　 　 　　....::|| 　 iヽ＼/￣￣|「］　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿.!　　 　　＼
　 || 　 　 　　....::|| 　 |, |二二二二|　 　 　 |＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＼　　 　　＼||
　 || 　 　.....::::::::::|| 　 |, |＿＿＿LI.|　 　 　 |.　|　＝　||　＝　||　＝　||　＝　|　　　　　　＼
＿|| ......::::::::::::::::::||＿_|, |＿＿＿LI.|＿＿＿|　.|　　 　||　　 　||　 　　||　　 　|　　　 　　　　＼
　　　　　　　 　 　 　 ヽ|＿＿＿＿|　　　　..＼|　＝　||　＝　||　＝　||　＝　|　　　　　　　　　＼||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　____　　　　　　＿　　　　　＿　　　　　　　　　 　.　　＼
　　　　　　　　　 　　　　　|＼ ￣￣￣￣ ＼ ￣￣￣ 旦 ＼ l＼　　　　　　　　 　.＼
　　　　　　　　　　　　 　 　|＼ヽ　＼三＼　 ＿.___.　　　　　＼ il　　　　　　　　　　　＼
　 　　　　　　　　　　　　　 |　 i、＼＿＿____i|＼＿ ＼　　 　 　＼　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　 /＼|_ ＼|＼ ＿　||/ !　i　　|￣￣￣￣ ＼ l＼　　　　　　　　 　＼
　　　　　　　　　　　　　 　　 /　i　i..|＼＼＼＼|__.i___/ 　　　 　 　　 ＼ il　　　　　 　 　 　 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .|　 i、＼⊂～　　　 ＼　　　　. 　　 ＼　　　　　　 　 　 　 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　./＼|_ ＼||￣￣￣￣￣|||￣￣￣￣￣||
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　|.　||￣￣￣￣￣|||￣￣￣￣￣||

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│以下の言葉が伝えられるように、彼は死を覚悟していた。　 　 .│
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　　　　　　　　 _,､-‐ｰ‐-､ ＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　, -'´　　 ,､-''"´　　　 ｀‐､　　　　　　　　　　　　　
　　　　 ／　　　 ／　　,､-､　l⌒ヽ　ヽ 　 　 　 　 　 　 　　　(国民党は我が屍を捕らえど、我を捕らえる事は叶わず)
　　　　/　　　　/:::　　 l　　 l !∩ﾉ　　＼　　　　　　　　　 　　
　　　 /　　　　/:::::::　　ヽ∩_,､-‐ｰ､　　 ＼　　　　　　　　　『國民黨抓不到我的人，只能抓到我的屍體。』
　　　l　　　　 /::::::::::　　　/ -=＝ ノ　　　 ヽ＿＿　　　　　　
　　 |　　　　 |::::::::::::::　　 ヽ-‐''"´_,､-‐''"´＿　　　｀`‐-､　　
　　|　　　　 |::::::::::::::::　　　　 ,､-'´ ,､-‐ｰ───---､._　/ﾆヽ　
　　|　　　　／￣ヽ::::::＿ ,-'´,､-' ´　_,､-‐''"´￣｀`‐-､._ l/／ﾆヽ
　　|　　　 /:::::　　 |／ _ ＼　　,､-'´ ,､-_,､-‐ｰ‐-､._　　　　∠人|
　　|　　　ヾ::::　　/　ヽ ＼ノ　　 ,､-''"´　､＿_ノ;;;;;;;;;｀`‐､　＼＼ヽ
＿ |／|　 /:::　／ へヽヽゝ　／ ､＿／　　　 ヽヽ;;;;;;;　　 ヽ　ヽヽ |
|／|￣　 /:::／　/　/　／ ／　/　　　　ヽ`‐-' ヽ｀､;;;;;;　　 ､　l　 .|

┌─────┐
│3月6日　 　 │
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　━┓･･━┓･･ .━┓･･
　　　　　:::.:::.:....:..: .⌒`　.. .: .: ... 　 '⌒`　　（: :.::::...　　　　┃　 .　┃　　　 ┃　ゴゴゴ ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
　　　　　　　　　　:...（　　）:.　　 　　　　　　　　　　　　 ━┛　.━┛　　━┛
　　　　　　　　　:::.:::.:....:..::.⌒`　.. .:.: ... '⌒`､:.（: :.: :...
　　　　　　　　　　:...（　　　　　　　　　　　　　 ）:.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.. .:.: ... .:..　　/i　　≡=-
　　 　　　　　　　　　　　　　　γ⌒)　 ::.. . 　　　　　　　　　　　　　　 ／;;/　≡=-
　　　　　　　　　　　　　 ....:...⌒`　　 '⌒`;　　 　　　　　　　　　　　 ／;:;:;/　≡=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. .:.:'⌒`..　 　　　　　　　____,／;:;:;:;:/　 ;;;;,;:.;,,,,::.≡=-. ..
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 i二／;:;:;:;:;:;;;;:;:/=　 ;;;;,;:.;,,,,　　　　 ／／≡=-
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　` ー-────'i__ ;:;:; :;:;:; :;: _;,.ー''￣￣￣￣　　＼＼　　　≡=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼;:;:;:;:;:;:;;;/　 ;:;;;,;:.;,,,,≡=-　　　　　￣　≡=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i二＼　　.:.|=　　;;;;,;:.;,,,,≡=-
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TTTTTTTTTTTTTTTTi　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　 :|　 ＼≡=-
￣￣￣￣￣￣￣￣￣|＼　　　　　　　　　　　　　　　 ／ ／l　|　　　＼

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│やる夫、初の外遊先としてシンガポールを訪問。　　　　.│
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　　　　／　　⌒　　＾＼
　　 ／　　（ ●） 　（●）
　／　　::::::⌒（＿人__）⌒ヽ　よろしくですお！
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　　　　　　　　/:;ｲ::;::::::/:::::,ｲ::/　　　　　　　　　　　 l::::|l::::l::::::::i:::::::l::::.ヽ::::::.ヽ
　　　　　　　 // ﾚ'::::/i:::::/-H,_　　　　　　　　　　　.l:::l.|::: ﾄ;:::::::|:::::::l:::::::l:::::::::l
　　　　　　　.i:l 　|::::iﾞ l::::ｌ　 |;!. ヽ､　　　　　　　　　 .l:| .|::| lヽ::::l:::::::l:::::::|::::::::l
　　　　　　　|!　 .|:::l　l:::|　 ＿　　　　　　　　,,;=‐‐''''|!‐l:;l､ |:::i:::ﾄ;::::::l::::::l:::::::::|
　　　　　　　　　 .|:!　.〉;! /ﾞb:::ﾞヾ.ヽ　　　　　　　　　 　|;!. `|:::|/:.ヽ:::|::::::|:::::::::l
　　　　　　　　　　ｌ!./::/l ﾞ ,!::ill::;!ﾞ'　　　　　 '' ,,ィ-==-､_　　l:::::::::::.ヽ!:::::l::::::::::l
　　　　　　　　　　/ノ::::|　わ!ｯﾘ 　 　 　　　　ﾞ/O:;;;;:::::;iヾ　l:::::::::::::l:::::::l:::::::::::|　　よく来てくれたね、シンガポールへ！
　　　　　　　　,,ィ´;::::::::l　 ﾞ'=-''ﾞ 　 　 　 　 　 l:::j:illii:;i::jﾞ. ' .l:::::::::::::l:::::::|::::::::::::ﾄ
ヽ､＿＿,,,ィ''´::;;ィﾞ:::::::::{ 　　　　　　､ 　　　　,;iつ､;;;ﾂﾉ 　 .l:::::/::::::|::::::l::::::::::::::l:ヽ
::::::;;=＝'''ﾞ_;;:''.:::::::::::::::;;:ゝ.　　　　r.x.__　 __, 　｀ﾞ''ｰ=''ﾞ 　　 l::::l|:::::::l::::::|:::::::::::::::::i:::.ヽ
二;;;;;;;ｪ=''.:::::::::::::::／.:::::::.ヽ　　　l/　　　 Y 　 　 　 　 　 ,ｲ:::l.|:::::::|:::::::l:::::::::::::::::::i:::::::.＼
_,,ィ'´.::::::::::::::,,:::''.:::::::::::::::／ ＼ 　ゝ 　 ,ノ　　　　　　,／::i::::l |:i|:::l:::::::::l::::::::::::::::::::l::::::::::..ﾞｰ-,,,
::::::::::::::::;;::=:'':::;;;:=-'''´`'ﾞ　 .／:;ヽ.　￣　　　　 ,, ='''",ﾉ::;;:l::::| |:|,!:l､:::::::::l:::::::::::::::::::.ヾ､:::::::::::::;;;｀二＝=､
ラ''':::::_;;r'''￣　　　　.|　 ／, ',.'.:::::`ｰ--r ''' ´　 ,,='''´;:: ,"|:::|. |:l::|:|ヽ;:::::.ヽ;::::::::::::::::::::.ヽ`ｰ-ｪ､..
:::_;;=''::::l　　l 　 　　{ .i,/, ',ｨ'.::::::::::::;;ｧ''´.!　 ,,=''´.:; '' ,..:'';ｨ|:::| .|:|. l:l. ヽ;:::::.ヽ;::::::::::::::::::::::.＼::::::::.ヽ､_
'':::::::::::;;|　､ l　　　　∨//:::::::::;;r＜ヽ 　.／.::::::／／::／ .|::::| .|:l　l:l　 ヽ;::::::ヽ;::::::::::::::::::::::::..ヽ::::::::::::::ヽ
:::;;:-:''::::l 　ヾ､._　　.iﾞ/./::::::;r'´-.､ ｀''x''´.::::::／／:／　 /|:::::| .|:l　|:l　　ヽ::::::::.＼::::::::::::::::::::::..ヽ::::::::::::::
":::::::::::::}　　　 ｀''i'-|:i l::::::/ﾞ⌒ヽ｀r'´.:::::::／.／::/　　 /　l::::::| .|:l　|:l　　　＼::::::::.＼::::::::::::::::::::..ヽ::::::::::

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│この訪問のハイライトは、記者会見に前後して起こった。　　　...│
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　　　　　 　 　 　 　 ／　　 /　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　 /／ ,=vｼ＝=　、 ヽヽ ヽ
　　 　 　 　 　 　 // //　　　　　ヽ ヽ !　l　l
　　　　　　　　　〃{ i{ {‐-､　　　ィ尢ﾊl　i|　|
　　　　　　 　 　 {仆　f ＿　　 　 ＿　| 　|　|
　　　　　　　　　　 |ﾊﾑ ￣　,　　 ￣　l　 |）l|!　　はーい、じゃあ記者会見開きまーす！
　　　　　　　　　　 ｌ `∧　　r‐‐v 　　li　 l l |l
.　　　　　 　 　 　 ,' 　i　ゝ､ ヽ ノ　 ｨ'l 　 ｌ　l !
　　　　　　　　　 /　 ,'　 ｌ　_}>‐匕!_ /　 ,'l　l |
　　　　　　　　　/rt/ 　 ィf＜ _ _ ｀/　 /_j　| l
　　　　　　　　ノ |l/ 　 ,' llﾆﾆ二ﾆ/　 /　 ＞､|
　　　　　　 ／　 / 　 /. ├ ￢ｰ/　 / ／／　ヽ
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　 　, イ　　　 /　　∧　　| fA./　 /／ﾚ''´　　　　＼
　 〃≠-､,.ｲ/　　∧　＼,|　 /　 /　　ハ.　　　　　　＼
　〈 　 　 {　/　　/　 ＼__,jｲ/　 /　　/　 !｀ヽ､　　　≠､ヽ

　　　　　 　 　 　 　 　 ,　-‐ r ─―　、
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　　　　　　　　　　 /／ ,=vｼ＝=　、 ヽヽ ヽ
　　 　 　 　 　 　 // //　　　　　ヽ ヽ !　l　l
　　　　　　　　　〃{ i{ {‐-､　　　ィ尢ﾊl　i|　|
　　　　　　 　 　 {仆　f ｨ=ﾐ 　 　 ｨ≠ﾐ 　|　|
　　　　　　　　　　 |ﾊﾑﾍr;_j　,　　jr;_ﾘl　 |）l|!　　こちら『台湾から来た』総統。
　　　　　　　　　　 ｌ `∧　　r‐‐v 　　li　 l l |l
.　　　　　 　 　 　 ,' 　i　ゝ､ ヽ ノ　 ｨ'l 　 ｌ　l !
　　　　　　　　　 /　 ,'　 ｌ　_}>‐匕!_ /　 ,'l　l |
　　　　　　　　　/rt/ 　 ィf＜ _ _ ｀/　 /_j　| l
　　　　　　　　ノ |l/ 　 ,' llﾆﾆ二ﾆ/　 /　 ＞､|
　　　　　　 ／　 / 　 /. ├ ￢ｰ/　 / ／／　ヽ
.　　　　 ／　　 / 　 /　　|　　 ,/　 /´,／　　　 ヽ
　 　, イ　　　 /　　∧　　| fA./　 /／ﾚ''´　　　　＼


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　　　　　　／　　 （◯）,　 ､（◯）＼　　ﾄﾞﾔｯ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r―=＝二￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 >‐-_'´　u V:::::|
　　　　　　　　　 r―-―=＝ 、　　　　　　　　　　　　　　　, '　r-- ､　　 }:::::|
　　　　　　　　　 アー-'^⌒}:::::!　　　　　　　　　　　 　 　 （　 '　 　 }　 「r､:::|
　　　　　　　　　/　　　 u　 〉:::|　　　　　　　　　　　　　　　 > i}　　ﾘ　 |ヒ}}: |
　　　　　　　　 ヽ =＝ﾍ　 /-､::!　　　 ＿　 __　　　　　　 ／　ｰ-u'　　 |ン::: |
　＿　rｧ__　　 ／ i　　 }}　|ヒ}!::|　　　＞ ^´　 ヽ　　　 ∠__r=_`-ｲ丁ヽ.|ヽ:::::|
＞::::^':::::::::'.　/　　=u彡　 |ン::::|　　　イ/⌒く　 |　　　､---ヾエヱ二」 !　＼|r
そ:／ヽ:::::_::! ｀1工エｴﾊ ./＼:: 「｀ヽ　 .> i う ヒ}l　 　 <r ､V^ｰ ´｀ー '_|　／／
　ハ｡＝Y{.）|　　 _}-r‐://　　 ヽ＼ﾘ　<_r-┬!ﾄ､|_　　∠≦ﾘ::}　 ,　イ　／／.....
　 <.｀_^､/く:|　　Lー-ｲ/　　／/:.:.:.＼　 f＝' j　| ヽー-＜j /ｲ　　 ＼/／..........
　　〉-- / ／＼ （＿,イ　／:.:./:.: |｀Y´|＼イ-､　l　|　　　/｀ヽ#＼　 /...................
　　ヽ__/／　　 ＼　　　　（ ＼:.:.:.|　|　|:.::__|　|　K´　　　l　　 ＼#Y=―- ､.........
＼　　 }-― 、　　＼r──　　`'┴┴r!（___　 _ア´￣｀ヽ{　　 　 }/.................ヽ....
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:.:.:.:.:.:V　　__/　　　 :.Y´￣￣￣　　 >:.:/:./ 　 /＼　　 }　} ◯./..◯...................../
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　　　　　 rfﾆ､ヽ
　　　　　 l｡ ｡ f9i
　　　　　 t≦_ﾉゝ､　　　　　　　　　　　　,,....,,,,__　　　　　　　　,rrテ≡＝=-､
　　　　　　｀フﾞ´,,:: -- ::､　　　　　　　,r''"''''''ヽ:::｀ヽ.　　　　　（〃彡三ミミ::｀ヽ
　　　　　 ,rﾆｭf::r-‐t::::::::ヽ　　　　　f´,,..、　r"::::::::::i　　　 　 /"~´　　　i三ﾐ::::i,
　　　　　/,,,　Y.. -‐ ヾ::::::::l 　 　 　ノﾞ f･=　 7:::::::::::l.　　　　f:､　‐-:、　(ミﾐ:::::::l　　おいおい、『台湾』かよ……。
　　　 　 ﾑﾟﾞﾞ' く､'ﾟ`　 ﾞ'"):::l　　　　ヽ''　　　　ﾞ'⌒ﾘ:ﾉ　　　　ﾉﾟｦ　''・=　　ﾘ::r-､ﾘ　　　
　　　　　l=,,;;:. l=､　 ..::" ,)ヽ、　　　j⌒　　　 ﾄ'"fノ　　　　 l (-､ヽ'"　　 ﾞ'´ﾉ),）　　　これ、大問題にならないか？
　　　 ／`ゝ-''^ヽ''"　 ,/: : : :＼　　ヽ、: : : '" ノ^i,　　　　　lｨｰ-､　　　　ﾉ-ｲ
　 　 /rf´ i′　 ,f^ヽノ:,. - - 、 ヽ,,. -ﾃ）　,／　　｀ヽ、　　 t_ﾞﾞ 　 _,,.. :: "　 l、
　　　ﾞ'ﾞ　 l　　　l: : j :f´: : : : : ヽ,/　　 '''"´　　,,.: -　 ヽ 　　 ｀ﾕﾞ"　　　　,ノ::ゝ､　　　だよな……相手は頑固な国柄だぞ？
　　　　　 !　　 /: :ﾉ l: : : : : : : ノ,　　　　　　,:'"　　　ﾞヽ i,.r‐(´::::〉　　 ,.ｨ":::::/::::::
　　　 　 /-‐-/: :/: l: : : : : : ,/ /　　　　　/　　　　　　,f´:::,::ヽfﾄ--テ:::::::::ノ:::::::::
. _,,..::-,テ　　 /`7: :（: : : : : /ヽ/　　　　 〃　　　　 　 ﾘ:::,'::::::ゝ!r7/ｰ一'":::::::::::::
｀_,:ｨ''"　 _,r''"　f: : :ト---ヲ　/　 　 　 fﾉ　　　　　　 /::/::::::://://::::::::::::::::::::::::::::
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､..､く´＿,,∠"ｨ''"´ ／　　　,>　　　　 /＼、　　　,ノ:::/::::::://://::::::::::::::::::::::::::::::::
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ｰフ´ > ヽ`ｰ､／　　　 ／く _,,..ィ''"ﾞ'　　＿,,:ｨf-:､::::::!::/｀ﾞﾞフﾞ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　…………。
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼


　 ∧＿∧　
　（；@∀@）　 ……やる夫さん、シンガポールを訪問中、シンガポール側は
　(φ 朝　）　ずっと『台湾から来た総統』と呼称されていますが……。
　｜ ｜　|
　（_＿）＿）

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／_ノ 　 ヽ_＼
　　　／（　●）（　●）＼　　　
　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼　　いいんじゃないかお？
　 |　　　　　（　 （　　　　　 |
　 ＼　　　　 `ー'　 　 　 ／


　 ∧＿∧　
　（；@∀@）　 え？
　(φ 朝　）　
　｜ ｜　|
　（_＿）＿）

　　　 　 　 　 ＿＿__
　　 　　 　 ／_ノ 　ヽ＼
　　 　 　／ （ ●）　（●）、　　　確かに『中華民国総統』じゃないのは不満だお。
　　　 ／::::::::⌒（__人__）⌒＼　　でもこの国は元々我が国と国交が無いのだから、
　　　 |　　 　　　|r┬-|　　　 |　　正式名称で呼ばないというのも理解できるお。
　　　 ＼ 　 　 　 `ー'´　　／
⊂⌒ヽ　〉　　　 　　　 ＜´/⌒つ　ま、これくらいは受け入れられる程度だお。
　 ＼　ヽ　 /　　 　 　 　 ヽ　/
　　　＼_,,ノ　　　　　　|､＿ノ

┌──────────────────────────┐
│当然反発はあったのだが、やる夫はこれを無視している。　 　 │
└──────────────────────────┘

　　　　　　　 ＿＿＿_
　 　 　 　 ／　　　　　＼　　ｹﾞﾌ
　　　　 ／　 　─　　─ ＼
　　　／　 　（ ―） 　（―） ＼　　　　　　　ダニがうっせーお。
　 　 |　 　　　　（__人__）　　　| 　　 　_＿＿＿＿＿＿＿＿＿_
　　　＼　　　　｡　|　|　　　 ／=3　　.| |　　　　　　　　　　　　　|
＿＿／ 　 　 　　 ⌒　 　　＼ 　　 　| |　　　　　　　　　　　　　|
| |　/　　　,　　|￣￣￣￣￣| ヽ　||　| |　　　　　　　　　　　　　|
| | /　　 /　　 ヽ回回回回ﾚ 　 ヽ||　| |　　　　　　　　　　　　　|
| | |　⌒ ーnｎｎ.ヽ＿＿＿/ 　　.(⌒)|_|_＿＿＿＿_＿＿＿＿_|
￣ ＼＿_､("二）　└─┘￣ｌ二二ｌ二二　 ＿|_|＿_|＿

┌───────────────────────────────┐
│この後もやる夫はリー・クアンユーと何度か会談の場を持つのだが、　　 　 │
│リー・クアンユーは回顧録でやる夫について以下のように語っている。　　　.│
└───────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　__　_
　　　　　　　　　　 　　　 ／　　　 ヽ 　 　 　　　,. 　-─ ..､ __ , ........　__
　　　　　　　　　　　　　 '　　　　　 　＼　　_ ／:::::::::::::::::::':::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
　　　　　　　　　　　　 　l　　　　　　 |, ' ´::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　 　　'　　　　　　/:::／::::::::::::__ヾ_,. -- ､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　 　　　|　　 　　 ／V::::::::／　　　　　　　 ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　 　 　 　 　 　　 　　　-|　　　　.'　/::::::':/､　　　　　　　　　　ヽ::::!::::::::::::::::::::::::::::: ﾞ
　 　 　 　 　 　 　 ／ :::::|　　　　|　l:::::::|/ 　ヽ.　　　　　　　　　 |:::|::::::::::::| :::::::::::::::: |
　. 　 　 　 　 　／::::::::::;_|　　　 　 ∧::::ﾊ　 _　l　 　　　 　　 　　|:ﾉ:::::::::::/::::::| ::::::::: |
　 　　　　 　／::::::::::／　| 　　 　/::::ゝ| iイ7ヾ　　　　　　_ ＿__/j_::::::::::,' :::::::, :::::::::: |
　　　 　　 .'::::::::::::／　　 |　 　 , '::::::::::i`　ll::::j　　　　　´_　　　'　l:::::／,:::::::::/ :::::::::: |
　 　　 　/::::::::::::/　　　 人 ／イ'::::::/i 　 トﾝ　　　　 　 ' rぇz=- '／|:/::::::::, ::::::::::::::ﾘ
　　　　 ':::::::ハ/　 ,.　:'´::::://　'::::::::/ｲ　　　， 　　 　　　 'Y:::::::::i| イ::::::::/:::::::::::::::::'
.　 　 /::::::/ _ |!ｨ' :::::::::::::::// l/:::::::/::ハ　 　ﾄ､ 　 　　 　 _ハノ／ /:::::::/l:::::::::::::::/
　　 /:::::/´::::::|:::::::::::::::::::::l|　 Y::::/ﾚ' ::,.ﾍ　　|/ ｀vi 　　 　｀　´ 　/:::::::/ ｲ:::::::::::::′
,.　イ::::/::::::::::::ゝ::::::::::::::::::;ゞ/:::::/::::::/　 _ﾍ　l _　ノ　　 　　 　　, ':::::::/::::::::::::::::::::|
:::::: |:;/:::::,::イ:::::::::::::::::::::::::ヽ|::::::l'::::/／' . イゝ _ ＿＿＿　.　イ:::::::: /: ::::::::::::::::::::|
:::::: |'::;／:::::::::::::::::::::::::::::::::::_ゞ_:::ノ-‐'.:´: :_: : : : :.::l　　　　 ／:::::::::ｲ::::::/ :::::::::::::: |
_ イ|´:::::::::::::::::::::::::／:::::／'／: : : : : :_r へ. ¨`ヽフ　　　 .':::::::::::::/ :::::/ :::::::::::::::: |
::::::::|::::::::::::::::::::::／::;:イ '／: : :／￣　 ＼　ヽ____L,．-イ::::::::::::: ｲ|__:::l::::::::::::::::::::: |

┌───────────────────────────────────┐
│『私が彼と初めて出会ったのは彼が台北市長の時である。長身で白髪混じり、　　 　 │
│分厚いメガネの奥に愛想が良く弁えた笑みをたたえていた』　　　　　　　　　　　　　 　 │
└───────────────────────────────────┘

　　　　 　 　　　＿＿＿_
　　　　 　　　／⌒　　⌒＼　　
　　　　　　／（ ―） 　（―）＼
　　　　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼　　
　　　　 |　　　　　　　　　　　　　 |
　　　　 ＼ 　　 　 　　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　　 .,,,ーーー‐‐''''''￣￣￣"""""ヽ
　 　　 　γ´⌒´-－ヾｖーヽ⌒ヽーｰ－-､_＿_,.-－‐ー'　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　 　 　　/　彡⌒~~⌒/　"""ミ　ヽ 　 "　-:　,,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　 　　（　　 　＾`ｰ-ｰ- ､:, _　　　 ）　　　　　　`ｰ‐‐;''''''''''￣￣''''''‐‐---'ｰ'''''''''￣￣''''''‐‐---'ｰ
　　　 　　ヽー丶,-ｰ"　　　　￣ノ　　　　　　　　　　ヽ　-:　,,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　　　　ヽヾﾍ､,, __,　､__ｒﾉ　　　　　　　　　　　　　　　　　 "　'''‐‐-:,　,　　　　　　　　　　　（
　　　　　　　 ヾヽ ゝ､__,　､_ｱ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣　"　''　‐‐,.,　　　　ヽ
　 　　　　 　 　ヽ.=┬─┬-）　"　'''‐‐-:,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　"　-　　ヽ.,
　　　　　　.　 　 )　､ゝ,　 ゝ､|　　　　　　　"　'　'　‐‐　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,-ｰ"

┌──────────────────────────────────────┐
│『彼は中国を重視せず、中国のありとあらゆる政治家たちを平気で口汚く罵っていた。　　......│
│その様は日本のエリートと同じ態度で、政治家のみならず文化や歴史をも罵った』　　　　　....│
└──────────────────────────────────────┘

　　　 　 　 　 ＿＿__
　　 　　 　 ／_ノ 　ヽ＼
　　 　 　／ （ ●）　（●）、
　　　 ／::::::::⌒（__人__）⌒＼
　　　 |　　 　　　|r┬-|　　　 |
　　　 ＼ 　 　 　 `ー'´　　／
⊂⌒ヽ　〉　　　 　　　 ＜´/⌒つ
　 ＼　ヽ　 /　　 　 　 　 ヽ　/
　　　＼_,,ノ　　　　　　|､＿ノ

┌─────────────────────────────┐
│『その反面彼は日本の文化、歴史にはどっぷりとはまっている』　　 　 .│
└─────────────────────────────┘

　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 　／　　⌒　　⌒　＼
　　　　／ 　　 （●） 　（●） ＼
　　 　.|　 　　:::⌒（__人__）⌒::: |　　　＿＿
　 　　 ＼　　 　　　`ー' /￣￣⌒/⌒　　/
　　　　（⌒＼　　　　　/ ゼロの/　　 　/
　　　　i＼　　＼　　,(つ使い魔/　　　⊂)
　　　 .|　　＼　　　y(つ　　　 /,＿＿⊆)

┌─────────────────────────────────┐
│『実際私に日本の4大紙を毎日読み、NHKの衛星放送も視聴し　　　　　　　　　　.│
│英語の原書よりも日本語の翻訳の方がすらすら読めると自慢げに語った』　　　.│
└─────────────────────────────────┘

┌────────────────────────────────────┐
│『やる夫は熱心なクリスチャンであり読書家だった。情報吸収のキャパシティーは　　 　 │
│膨大で、彼は関心のある分野について非常に良く通じていた』　　　　　　　　　　　　　 　 .│
└────────────────────────────────────┘

　　　 　 　　　＿＿＿_
　　　 　　　／　　 　 　＼　　
　　　　　／　 _ノ 　ヽ､_　 ＼
　　　 ／ oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo ＼
　　　 |　　　　 （__人__）　　　　|
　　　 ＼　　 　 ｀ ⌒´ 　 　 ／
　　　／´　 　　　　　　　　 ｀＼
　　/　 /　　　　　　　　　　l　　l　　 .＿＿＿
＿_l　　l_＿＿＿＿＿＿/＿/＿_/　　　　 ヽ
　　＼,　´-'ヽ ￣|￣￣￣￣|　　　l二二二二l
　　　 ヾ＿ノ　 　|　'''' '　　　|　　　l二二二二l
　　　| 9=ε-8.　|　'''..--　　|　　　l二二二二l:::..
　　　|　　　..''　　|　　''-.　　,|
　 　　￣￣￣￣￣￣￣￣

┌───────────────────────────────────┐
│『一方で台湾が孤立しているために、なぜ日本のように世界の指導者が　　　　　　......│
│台湾に同情的でないのか理解できていない。ゆえに彼はアメリカのリベラル派と　　　│
│民主主義の処方に従えばアメリカは台湾を守護すると考えている』　　　　　　　　　 　 │
└───────────────────────────────────┘

┌─────────────────────────────────────────┐
│『彼以後の総統は二つの選択肢が残されている。すなわちやる夫路線の継承か否か、である』　 　 │
└─────────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　 ＿＿＿
　　　　　　　／::::::::::::::::＼
　　　　 　／:::::─三三─＼
　　　　／:::::::::（○）三（○）.＼
/⌒)⌒)⌒.:::::::::: （__人__） :::::: ＼　　　　/⌒)⌒)⌒)
|　/　/　/　　　　 ｀ ⌒´　　　　 |　(⌒)/　/ / /,,-''ヽ､
|　:::::::::::(⌒)　　　　　 　 　 　 ／ 　ゝ　::::::.,,-''"　　 　 ＼
|　　　　　ノ　 　 　 　 　 　 　 ＼　　/_,-'"　　　　　　 　 ＼
ヽ　　　　/　　　　　　　　　　　　ヽ /＼　　　　　　　　　 　 ＼ ドォｰﾝ
　|　　 　|　　　　 　 　 　 ＿＿ 　 //＼＼　　　　　　　　　　 ＼ ｶﾞｶﾞｱｶﾞｰﾝ
　　　　　　　　　　　　 ／|[]::::::|_ / ＼/＼＼　　　　　　　　　／
　　　　 　 　 　 .／.|￣￣￣￣ //＼ ＼/　 ＼　　　　　　／/　　　 ＿＿＿
　　　　　　　　　|　 |:::「「「「「「 / ＼/＼　　/＼＼　　　／:::/　 　.／|　　　　|＿＿
　　　　　　　＿..|　 |:::LLLLL//＼ ＼/　　＼/＼＼／::::::/　　／　 |　ロ　 .|lllllllllllll
　　　　 　／ llllll|　 |:::「「「「 / ＼/＼　　/＼ .＼/ ./::::::::/　 ／ .／ .|　　　　|lllllllllllll
＿＿　　　　 llllll|　 |:::LLL.//＼ ＼/　　＼/＼　 /::::::::/　　| ／ 　 .|　ロ　 .|lllllllllllll
　　　　　　　　　|　 |:::「「 / .＼/＼　　/＼　＼/ /::::::::/⌒ヽ| ||／　 |
　　　　　　　　　|　 |:::L //＼　＼/　　＼/＼_, -― ､　　''"⌒ヽ,_
　　　　　　　　　　　　　　　　(⌒ヽ､_,ノ⌒Ｙ"　　　　Y　　　　　.....⌒)
　　　　　　　　　　　　(⌒ヽーﾞ　....::（　　 ..::.......　 .__人.....::::::::::::::::::::

　　　　　　　　　　　　 ＿,,,..．．...,,,＿
　　　　　　　　 _,.-ｯ≦―:::::::::::::::::::::::::::｀:ｰ､
　　　　　　,..r::´:／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::ヽ
　　　　 ,.r:::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ:::::::::ヽ
　　　 ,ｲ:::::::::::{少‐"´￣｀^＜::::::::ヽ:::::::::::::::!:::::::::::',
　　,ｲ::::::::::::／^　　　　　　　 ＼:､:::ﾍ:::::､:::::i:::::::::ﾍ:',
　 ｒ:::/:::://　　　　　　　　　　　1:!､::::i:::::}::::::!:::::::::::!::,
　 l:::i::::::i::i　　　　　　　　　, - ¨了ﾍ:::ﾄ､::i::::::i:::::::::::i:ﾊ
　 i::!::::::ﾍ:!＿_　　　　　／　　　ｿ　 !ﾂ i::|:::::::}:::::::::::}:::!
　 t:从::::iヾ　 　｀ﾞ　　　　 　 ,.ｨf斤本ヾ}:;!:::::::i=ｪ;::::::i:::i
　　f　!::::ﾊ.　　　　 　 　 　 　 t弋り!}"|::!:::::::::ﾄ､ }::::::!:::!　　『彼が優れた政治家であることは確かだ。
　　 !　ヾ_:::ヽ　　　　 , 　 　 　 ちｴﾝ　1j:::::::::tｲｿ:i::::i:::::i
　　　　　 ｀iムゞ=r'''" ､　　　　　　　　ﾘ:::::::::::|´:::::|::::!::::i　　　台湾が独立すれば彼は偉人として残るだろう。
　　　　　　|::::ﾊ 　　 　　　　　　　　　 f;::::::::::::!::::::::|::::i:::::!　　しかし、統一されれば台湾と中国に不必要な苦痛を与えた
　　　　　 f:::::::::ゝ　　　 ｒ ､　_ _　　　 |i::::::::::i::|:::::::::!::::i:::::}　　人間に対し、歴史はそれほど優しい判断を下すとは思えない』
　　　　　 i:::::::::::↑-､_. |　 !　　　　,.イ::::::::::j::!:::::::::|:::::|:::::i
　　　　　j::::::::::::::|::::i:::|i ｌ 　!､._,,. -´ ｆ:::::::::::ﾘ:iﾄ､::::::;!:::::|:::::|
　　　　 ,{:::::::::::i:::|:::::|::!'!　 ,!;:r^! , -=､::::::::::;'::j: : ヽ:!:::::::l:::::|
　　　　 f:::::::::::j::::|:::::!_/　 .,!. 　/　 ／:::::::::;':::,': : : : :｀-､|:::::|

┌─────────────────────────────────────┐
│実際両者の相性は悪かったようである。共に安全保障上の脅威を持つ国の元首で、　 　 │
│客家の家系、同い年で似た性格の二人は仲が良くなると考えるのが自然なのだが、　　　.│
└─────────────────────────────────────┘

　　　　　　＿＿＿＿
　　　　／　　⌒　　＾＼
　　 ／　　（ ●） 　（●）
　／　　::::::⌒（＿人__）⌒ヽ
　|　　　　　　　|r┬-|　　　|
　＼ 　　 　 　　`ー'´　 ／


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 -‐ '´￣￣｀ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　／" ｀ヽ ヽ　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//, '/　　　　 ヽﾊ 　､　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　〃 {_{ノ　　　 ｀ヽﾘ| ｌ │_i|_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 く　●　>小ｌ⌒　　　 ⌒ 从く　●　>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼／ ヽ|l⊃　､_,､_,　⊂⊃　＼／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /⌒ヽ__|ﾍ　　 ゝ._）　 　j /⌒i !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ /:::::|　l＞,､ __,　イァ/　 /│
.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /:::::/|　|　ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧ |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ< |　|　　ヾ∨:::/ヾ:::彡'　|

┌─────────────────────────────────────────┐
│これより数年後後には話せば話すほど険悪になり、場にいた人間を凍りつかせていたという。　　　 │
└─────────────────────────────────────────┘

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 ノ（ ＼
　　　／　 _ノ 　ヽ､_　＼
　 ／ ノ（ ●━━● 　 ＼
　 |　　⌒ （__人__）　ノ（ 　|
　 ＼　　 　 ｀ ⌒´ 　 ⌒／


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,　'´￣￣｀ ｰ-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　 〃" ｀ヽ､　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　/　 ﾊ/　　　　 ＼ﾊﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |i │ ｌ |ﾘ　:::::::::::::::::: }_}ハ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |i　|　从 ノ:::::::::::::::＼ｌ小N
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |i （|　　i ○::::::::::::○ lｉ|ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 i ⊂⊃　､_,､_, ⊂ﾉi|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | 　l　　x＞､ __,　イｌ　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 ｌくﾐヽ::::ﾍ三l:::::ﾉl　lヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 l( ⌒ )..::::V::／　( ⌒ )

┌─────┐
│4月6日　 　 │
└─────┘
　　 　 r=============ｎz====== ｎ=============､
　　 　 |仁工三工三工ｺ| |仁工工ｺ| |仁工三工三工ｺ|
　　 　 |仁工三工三工ｺ| |仁工工ｺ| |仁工三工三工ｺ|
　　 　 |仁二ﾆl⌒l二二ｺ| |仁工工ｺ| |仁二ﾆl⌒l二二ｺ|
　　 　 |仁二ﾆl⌒l二二ｺ| |仁工工ｺ| |仁二ﾆl⌒l二二ｺ|
　　 　 |仁二ﾆl⌒l二二ｺ| |仁二二ｺ| |仁二ﾆl⌒l二二ｺ|
　　 　 |仁二ﾆl⌒l二二ｺ| |仁二二ｺ| |仁二ﾆl⌒l二二ｺ|
　　 　 |仁r──‐┐.ニｺ| |仁二二ｺ| |仁二ﾆl⌒l二二ｺ|
　　 　 |仁|iｺｺｺｺｺ| .二ｺ| |仁二二ｺ| |仁二ﾆl⌒l二二ｺ|
　|丁丁丁|iｺｺｺｺｺ|丁丁丁丁丁丁丁ﾞ厂|￣￣￣￣￣￣|
　|::|::::|::::|::|iｺｺｺｺｺ|::|::::|::::|::::|::::|::::|::::l::::|　| l丑丑丑丑丑l |
　|￣￣￣|iｺｺｺｺｺ|￣￣￣￣￣￣￣ﾞ　 | l丑丑丑丑丑l |
　|二二二|iｺｺｺｺｺ|三三三三三三三}　 | l丑丑丑丑丑l |
　|＿＿＿|iｺｺｺｺｺ|＿_＿_＿_ 　 　 　 　 | l丑丑丑丑丑l |
　 }三{ﾄ┼|iｺｺｺｺｺ|┼┼┼┼|　 　 　 　 |＿＿＿＿＿＿|
　 |: : |ﾄ┼|iｺｺｺｺｺ|┼┼┼┼|　　　　　　ﾛ　ﾛ　ﾛ　ﾛ　ﾛ |
　 |: : |ﾄ┼|iｺｺｺｺｺ|┼┼┼┼|--------------------|

　　　　　　 ／　　　 ∠＿　　　　　　｀丶、
　　　 　 ／　　　　　　∠　　　　　丶　 　 ＼
　 ＿_／　　　 ィ　／￣　　　‐￢ミ、 ＼　　 ヽ
／(:::/＿ ／:::::/イ　　　 　 ヾﾆ三≧＼　ヽli　 |
　　＼::::::::::::::::::::〈　　　　　　ヽ、弋ｯﾐﾒ;;ヽ }|　 l、
　　　 ｀ ｰ-　_::::::ハ、　 　 　 　 ｀ 二＾彡ﾍﾙ'厶〉
　　　　　　　　＞- ､ヽ　　　　　　　　　　　 〈ﾃ7
＼　 　 　 　 /::::::::::::ｌ }　　 　 　 　 _,,.ｨ 　_＿Ⅵ　　貴様ぁ、ヤツが立てこもってからどれくらいになるうぅ？
　 ｀ ｰ- ､ ::: |::::::::::::::| |　　,,..　　 ''´　ｰ ￢;;／ '
　　　／⌒Vﾍ:::::::::::/　 〃z‐＿＿,,,,,,......、´　/
､　 /:::::::::::::ト-`ｰ＜／| ´　　ｚ.,,＿＿ 　 ｀7/
:::∨:::::::::::::::|　 　 　 ＞┐　　｀ヾ三三≧'' /__￣＞､
:::::|:::::::::::::::/　 　 ／ ィ´|/l___＿／|　 /|　 {:::::∨::::::::}
:::::|、::::::／ 　 ／／:: |　ﾄ､:::.... 　 └ ′ヽ/|::::::|::::::::/
:::/　￣　　／／::::::::::|　|/＼::::....::.:......::.:...　ト-^ーく


　　　　　　 ,し＝＝===く
　　　　　 ゝ-‐　 ― ､　 l Y
　　　　 イ ／l　 ｌ＾ヾ　　| 卜　　
　　　　　| l・ ﾉ　 |・　）　|　|　　　ざっと70日ですねぇ。
　　　　　|～(＿､～ __　| /　　　
　　　　 （ T=ココ二lノ　ク　　　　もう食料もないというのに良く粘るもんです。
　　　　　 `‐-------‐' 厂ト､
　　　　　/ く []口匚]／　/　 ＼
　　　　　|　 ＼ヽ ／ ∧/　　　　ヽ
　　　　　　侯友宜(刑事組長)

　　　　／　　　　／´　　　　　　　｀ヾ、　_,　＼
　　 ／　　　　 /　　　　　　　　　　　　∨　　　ヽ
　ノ　,　　　　 /　,.,.,　　＿＿ _　_　　　　　　　　 |
´:::: /　 ,　　　　 //　＿ _　　　　 ｀ヽ、、　　　　 |
:::::: |:::　|;:　　　 /　　　　ヽ｀ニ＝=,　　Yﾉ -‐'´　|
　:::|::::: |;:　　　/　　　　 ‐-',、ニ=、｀ミ i/_-=＝　｝
　＼:::　|::::　　/　　　　　＼ヾ夕ンノ　 ｀´ｒュ｀　/、　　　たわけがぁ……。つまりそれだけヤツを好き勝手にさせている証拠ではないかぁ。
　　 ＼::|::::　 ｛ ヽ　　　　　　　　　/　　　|::｀ｿ　| ヽ、.
　　　　＼:::::　ヽ ｀、　　　　　　　,,　　　　|　　　|::　＼＼　　あの男は法に背いておる。それも悪質な売国奴だぁぁ……。
　　　　　 ＼::: ヽ　ヾ　　　　　／ ｀￣''::::ノ、　 /::::　　＼＼
　　　　　　　　｀丶:::|　　　　　　,＿ ＿ _　 ｀ //::::::　　　＼ ＼
:::　　　　　　ｒ‐´　｀｝ ,　, ,-‐=´-‐― ―ヽ　　/::::::::::　　　 ﾑ、 ＼
ヽ::::::　　　〃::::::::::: ｝'i '　　　-‐´　:::::::丶　,、｝::::::::::::r-‐´　ハ　　＼
　　｀ヽ:::::｛::::::::::::::::/└、　　／|　 /＼ i＼l ﾞｲ::::::::〃:::::::::::::　 ヽ　　 ＼
　　　ｒ-‐ヘ::::::::::::ﾉ　、　｀' '´ └┘　 ヽ_ｌヽ /ヽ:::｛: : : : : : : :　ﾉ　　　　冫
　／　　　　ｌ::::::ノ ｒ´｀i　ヽ、　　　　　_　　　 ｌ　　ﾑ、: : : : : : ノ ｒ' ' ´ ｀ヽ

　　　　／　　　　／´　　　　　　　｀ヾ、　_,　＼
　　 ／　　　　 /　　　　　　　　　　　　∨　　　ヽ
　ノ　,　　　　 /　,.,.,　　＿＿ _　_　　　　　　　　 |
´:::: /　 ,　　　　 //　＿ _　　　　 ｀ヽ、、　　　　 |
:::::: |:::　|;:　　　 /　　　　ヽ｀ニ＝=,　　Yﾉ -‐'´　|
　:::|::::: |;:　　　/　　　　 ‐-',、ニ=、｀ミ i/_-=＝　｝
　＼:::　|::::　　/　　　　　＼ヾ夕ンノ　 ｀´ｒュ｀　/、　　　　　貴様は法と秩序の守護者……とるべき道はわかっておるだろう？
　　 ＼::|::::　 ｛ ヽ　　　　　　　　　/　　　|::｀ｿ　| ヽ、.
　　　　＼:::::　ヽ ｀、　　　　　　　,,　　　　|　　　|::　＼＼　　　私は貴様の良心に期待しようではないかぁ……。
　　　　　 ＼::: ヽ　ヾ　　　　　／ ｀￣''::::ノ、　 /::::　　＼＼
　　　　　　　　｀丶:::|　　　　　　,＿ ＿ _　 ｀ //::::::　　　＼ ＼
:::　　　　　　ｒ‐´　｀｝ ,　, ,-‐=´-‐― ―ヽ　　/::::::::::　　　 ﾑ、 ＼
ヽ::::::　　　〃::::::::::: ｝'i '　　　-‐´　:::::::丶　,、｝::::::::::::r-‐´　ハ　　＼
　　｀ヽ:::::｛::::::::::::::::/└、　　／|　 /＼ i＼l ﾞｲ::::::::〃:::::::::::::　 ヽ　　 ＼
　　　ｒ-‐ヘ::::::::::::ﾉ　、　｀' '´ └┘　 ヽ_ｌヽ /ヽ:::｛: : : : : : : :　ﾉ　　　　冫
　／　　　　ｌ::::::ノ ｒ´｀i　ヽ、　　　　　_　　　 ｌ　　ﾑ、: : : : : : ノ ｒ' ' ´ ｀ヽ

　　　　　　 ,し＝＝===く
　　　　　 ゝ-‐　 ― ､　 l Y
　　　　 イ ／l　 ｌ＾ヾU　| 卜　　
　　　　　| l・ ﾉ　 |・　）　|　|　　　　
　　　　　|～(＿､～ __　| /　　　　え……それってつまり……。
　　　　 （ T=ココ二lノ　ク　　　　
　　　　　 `‐-------‐' 厂ト､
　　　　　/ く []口匚]／　/　 ＼
　　　　　|　 ＼ヽ ／ ∧/　　　　ヽ

┌──────────┐
│4月7日、早朝9時　　　....│
└──────────┘
＿||＿＿＿＿＿||＿＿＿＿＿||＿＿＿＿＿||＿＿＿＿＿||＿＿＿＿||
　　＿＿＿＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|＼
　 || ......::::::::::::::::::||　　　　　　 　 　 　 　 　 　|￣￣￣￣|　　　 　 　 　 　.|　 ＼||
　 || 　 　.....::::::::::||　　______　　　　　　　　　　|＿＿＿＿|　　　 　 　 　 　.|　　　＼
　 || 　 　 　　....::|| 　 iヽ＼/￣￣|「］　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿.!　　 　　＼
　 || 　 　 　　....::|| 　 |, |二二二二|　 　 　 |＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＼　　 　　＼||
　 || 　 　.....::::::::::|| 　 |, |＿＿＿LI.|　 　 　 |.　|　＝　||　＝　||　＝　||　＝　|　　　　　　＼
＿|| ......::::::::::::::::::||＿_|, |＿＿＿LI.|＿＿＿|　.|　　 　||　　 　||　 　　||　　 　|　　　 　　　　＼
　　　　　　　 　 　 　 ヽ|＿＿＿＿|　　　　..＼|　＝　||　＝　||　＝　||　＝　|　　　　　　　　　＼||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　____　　　　　　＿　　　　　＿　　　　　　　　　 　.　　＼
　　　　　　　　　 　　　　　|＼ ￣￣￣￣ ＼ ￣￣￣ 旦 ＼ l＼　　　　　　　　 　.＼
　　　　　　　　　　　　 　 　|＼ヽ　＼三＼　 ＿.___.　　　　　＼ il　　　　　　　　　　　＼
　 　　　　　　　　　　　　　 |　 i、＼＿＿____i|＼＿ ＼　　 　 　＼　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　 /＼|_ ＼|＼ ＿　||/ !　i　　|￣￣￣￣ ＼ l＼　　　　　　　　 　＼
　　　　　　　　　　　　　 　　 /　i　i..|＼＼＼＼|__.i___/ 　　　 　 　　 ＼ il　　　　　 　 　 　 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .|　 i、＼⊂～　　　 ＼　　　　. 　　 ＼　　　　　　 　 　 　 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　./＼|_ ＼||￣￣￣￣￣|||￣￣￣￣￣||
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　|.　||￣￣￣￣￣|||￣￣￣￣￣||

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.. -─- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　 ヽ,
　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　 ヽ　　　　　　　　　∧∧∧∧∧∧∧∧
　　　　　　　　　　　　　　　 .l　　　　　　　　　　|　　　　　　　＜
　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　 , --┴ｰ-､　　　　＜　　サ ー ビ ス ！！
　　　　　　　　　　　　　　　 l　　　　　　, '　ｻｰﾋﾞｽ 　ヽ、　　＜
　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　 , '　, -､　ﾏﾝ, -､　 ' ,　　　∨∨∨∨∨∨∨∨∨
　　　　　　　　　　　　　　l＞＜l　　,'　　l ＼ l::::::::l ／ l　 ' ,
　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　,' 　　ヽ_'_ノ　　ヽ_'ノ　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ　　 ,'　　　/＝====＝,,　　　　',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　,'　　　 |├─-─┤|　　　　l
.　　　　　　　　　　　　　 ∩∩-┴-､　　| |:::::::ω:::::| |　　__,..┴∩∩
`丶､　　　　　　　　　 ∩∪∪　　　 `ｰ┴ﾄ , ─ ､ ］┴ '　　　 ∪∪∩
　　 ｀ ､　　　　　 　／∪ 　　　　　　　　　￣￣￣　　　　　　　　　 ∪ヽ
　　　　`丶､　　 ／　　　　,.. ‐' ´　,.　　' ´￣|￣ ` ｰ- ､_　　　　、　　　ﾞ,　　　　　,..　'
､　　　　　　 ヽ,/　　　　／　　_.-''" ── '´ | ` ──　　`ｰ-､_　 ' ,　　　l　 ,　 ' ´
　丶　　　　　　`丶､　/　　／ /.　　　（ `─-|-─' ）　　　　l ヽ　　 l　,.　 ' ´
　　 ｀ ､　　　　　　　`丶､　　/　　　　（ `─-|-─' ）　　　　ヽ,　　,　' 　　　　　　　　　,.
　　　　`丶.　　　　　　　 　ソ.、　　　 （ `─-|-─' ）　　　　,.　 ' ´　　　　　　　 　,.　' ´
　　　　　　丶､　　　　　　　　 丶 　　 ,..::::::::::::::.､　　　　_, '　　　　　　　　　　,.　'
　　　　　　　　l｀ ､　　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::l　　　　　　　　　　　　　,.　'
　　　　　　　　',　 丶､　　　　　　　　l::::::::::::::::::::::::l　　　　　　　　　　 ,.　'l
　　　　　　　 　' ,　　　` ､　　　　　　l:::::::::::::::::::::::l　　　　　　　　,..　'　　 |
　　　　　　　　　　`ｰ──ゝ、　　　　ヽ;;;;;;;;;;;;;:／　　　　　　　,.　'　　　　ノ
　　　　　　　三三三三三三 `ｰ-､＿＿__,,,,_＿＿＿_,. - ' ´───‐''三三三
　　　　　　　三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　 _,､-‐ｰ‐-､ ＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　, -'´　　 ,､-''"´　　　 ｀‐､　　　　　　　　　　　　　
　　　　 ／　　　 ／　　,､-､　l⌒ヽ　ヽ 　 　 　 　 　 　 　　　
　　　　/　　　　/:::　　 l　　 l !∩ﾉ　　＼　　　　　　　　　 　　　ふむ、少し痩せたが
　　　 /　　　　/:::::::　　ヽ∩_,､-‐ｰ､　　 ＼　　　　　　　　　　　私の芸術品はいまだ元気のようだ……。
　　　l　　　　 /::::::::::　　　/ -=＝ ノ　　　 ヽ＿＿　　　　　　　　
　　 |　　　　 |::::::::::::::　　 ヽ-‐''"´_,､-‐''"´＿　　　｀`‐-､　　　　
　　|　　　　 |::::::::::::::::　　　　 ,､-'´ ,､-‐ｰ───---､._　/ﾆヽ　
　　|　　　　／￣ヽ::::::＿ ,-'´,､-' ´　_,､-‐''"´￣｀`‐-､._ l/／ﾆヽ
　　|　　　 /:::::　　 |／ _ ＼　　,､-'´ ,､-_,､-‐ｰ‐-､._　　　　∠人|
　　|　　　ヾ::::　　/　ヽ ＼ノ　　 ,､-''"´　､＿_ノ;;;;;;;;;｀`‐､　＼＼ヽ
＿ |／|　 /:::　／ へヽヽゝ　／ ､＿／　　　 ヽヽ;;;;;;;　　 ヽ　ヽヽ |
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　　　　　　　　　 　 　 　 ,,､ -''／
　　　　　　　　　　 　 イ　　／,r ''了 ／ 了
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　　　　 ／　　　 ／　　,､-､　l⌒ヽ　ヽ 　 　 　 　 　 　 　　　
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＿ |／|　 /:::　／ へヽヽゝ　／ ､＿／　　　 ヽヽ;;;;;;;　　 ヽ　ヽヽ |
|／|￣　 /:::／　/　/　／ ／　/　　　　ヽ`‐-' ヽ｀､;;;;;;　　 ｀､　l　 .|


　　　　　　 ,し＝＝===く
　　　　　 ゝ-‐　 ― ､　 l Y
　　　　 イ ／l　 ｌ＾ヾU　| 卜　　
　　　　　| l・ ﾉ　 |・　）　|　|　　　　
　　　　　|～(＿､～ __　| /　　　　い、急げ！　急いでぶち破って逮捕するんだ！
　　　　 （ T=ココ二lノ　ク　　　　
　　　　　 `‐-------‐' 厂ト､
　　　　　/ く []口匚]／　/　 ＼
　　　　　|　 ＼ヽ ／ ∧/　　　　ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｵﾄｶﾞｶﾜｯﾀｿﾞ､ﾓｳｽｸﾞﾀﾞ!>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /　　　　　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,-‐!‐‐-、　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　　　　＼　　.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　ヽ　 .|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |　　 ,-､　,-､　　|　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |　　l (_i　lーi 　 |　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　/`i　　`-'　`-'　　|`i　 |　　……もはやこれまで。
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　l　|　　 i''二ﾆ`i 　 |　|　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 丶 ヽ　 `ー―'　 ./ ./ .lXl
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　卜 ヽ　　 　 　 / ,ｲ 　 し
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 | ヽ ヽ　　 　 / / |　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　 ヽ ヽ　　/ /　 |　　　　　
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |＿__（　ヽ/　）＿_|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　 _,､-‐ｰ‐-､ ＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　, -'´　　 ,､-''"´　　　 ｀‐､　　　　　　　　　　　　　
　　　　 ／　　　 ／　　,､-､　l⌒ヽ　ヽ 　 　 　 　 　 　 　　　
　　　　/　　　　/:::　　 l　　 l !∩ﾉ　　＼　　　　　　　　　 　　
　　　 /　　　　/:::::::　　ヽ∩_,､-‐ｰ､　　 ＼　　　　　　　　　　　　
　　　l　　　　 /::::::::::　　　/ -=＝ ノ　　　 ヽ＿＿　　　　　　　　　　再見我敵祖国台湾。
　　 |　　　　 |::::::::::::::　　 ヽ-‐''"´_,､-‐''"´＿　　　｀`‐-､　　　　
　　|　　　　 |::::::::::::::::　　　　 ,､-'´ ,､-‐ｰ───---､._　/ﾆヽ　
　　|　　　　／￣ヽ::::::＿ ,-'´,､-' ´　_,､-‐''"´￣｀`‐-､._ l/／ﾆヽ
　　|　　　 /:::::　　 |／ _ ＼　　,､-'´ ,､-_,､-‐ｰ‐-､._　　　　∠人|
　　|　　　ヾ::::　　/　ヽ ＼ノ　　 ,､-''"´　､＿_ノ;;;;;;;;;｀`‐､　＼＼ヽ
＿ |／|　 /:::　／ へヽヽゝ　／ ､＿／　　　 ヽヽ;;;;;;;　　 ヽ　ヽヽ |
|／|￣　 /:::／　/　/　／ ／　/　　　　ヽ`‐-' ヽ｀､;;;;;;　　 ｀､　l　 .|

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　　　　　　　　　　 　 イ　　／,r ''了 ／ 了
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　　　　　　 ,し＝＝===く
　　　　　 ゝ-‐　 ― ､　 l Y
　　　　 イ ／l　 ｌ＾ヾU　| 卜　　
　　　　　| l・ ﾉ　 |・　）　|　|　　　　
　　　　　|～(＿､～ __　| /　　　　よし開いたな！　たい……？！
　　　　 （ T=ココ二lノ　ク　　　　
　　　　　 `‐-------‐' 厂ト､
　　　　　/ く []口匚]／　/　 ＼
　　　　　|　 ＼ヽ ／ ∧/　　　　ヽ

　─┐∥─┐∥─┐∥─┐∥─┐∥　─┐∥─┐∥─┐∥─┐∥─┐∥
　─┘　 ─┘　 ─┘　 ─┘　 ─┘　　 ─┘　 ─┘　 ─┘　 ─┘　 ─┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　) ､　　　 )ヽ　　　　　　（
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ) （　（　　）ヽ　；　・　 ）　;　'
　　　　　　　　　　(　　　　　　 )　` 　 （ (　）　） （ （　　　）ヽ ( ､　　）ヽ　　；
　　　;　:　,　)　　　)　　)ヽ（ ( :（ 　　 ）　　　ヽ､）　）　（　（　） ）; （　（　（､　:
　　；　・　）ヽ　 (丶　　)ヽ　 （　（ ） 　　（　;;　　;､:　　;　;）__）　）　（____）　）　））　；
　　)`､　（　 （　 .）　）ノ　 |　:　)　＿,,,-､__　　;;　.､　　　　　（／（＿）ヽ　）ヽ ;;
　 (　（__ノ　　`-'　　　　　 `-'　:~～--～~--、_;; ::　　､.､.　 ） (　（　　）ヽ
ヽ_,)　　　　　＿,,;::- ‐' ～~ ~ 　__,_　　　　　　　　`‐-､__　　（_（_）　） （　（
　　　;; ; ;,／~　　　　　 _,,...-　　　　　　　　　　　　　　　 ~～、_　; ;　ヽ_）　）

　　　　　　 ,し＝＝===く
　　　　　 ゝ-‐　 ― ､　 l Y
　　　　 イ ／l　 ｌ＾ヾU　| 卜　　
　　　　　| l・ ﾉ　 |・　）　|　|　　　　
　　　　　|～(＿､～ __　| /　　　　…………！
　　　　 （ T=ココ二lノ　ク　　　　
　　　　　 `‐-------‐' 厂ト､
　　　　　/ く []口匚]／　/　 ＼
　　　　　|　 ＼ヽ ／ ∧/　　　　ヽ

┌───────────────────────────┐
│強制突入を受けた直後鄭南榕は自らの体を焼き、果てた。　　......│
└───────────────────────────┘

　　　l　　　　 /::::::::::　　　/ -=＝ ノ　　　 ヽ＿＿　　　　　　　　　
　　 |　　　　 |::::::::::::::　　 ヽ-‐''"´_,､-‐''"´＿　　　｀`‐-､　　　　
　　|　　　　 |::::::::::::::::　　　　 ,､-'´ ,､-‐ｰ───---､._　/ﾆヽ　
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　　|　　　ヾ::::　　/　ヽ ＼ノ　　 ,､-''"´　､＿_ノ;;;;;;;;;｀`‐､　＼＼ヽ
＿ |／|　 /:::　／ へヽヽゝ　／ ､＿／　　　 ヽヽ;;;;;;;　　 ヽ　ヽヽ |
|／|￣　 /:::／　/　/　／ ／　/　　　　ヽ`‐-' ヽ｀､;;;;;;　　 ｀､　l　 .|

.gophoto.it/view.php?i=http://pic.pimg.tw/adacute92/491bcd5e53015.jpg#.UHAp-5gj7_g
（注意）

┌────┐
│5月　　......│
└────┘
　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼
／ 　　 （●） 　（●） ＼　　じゃあ郭財政部長、頼んだお。
|　 　　 　 （__人__）　 　 |
./　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　"　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／

::::/:::::/:::://ﾆﾆニ二ヾ;:'　　　　 　 　 }:::}
::/:::::/:::://､__ゞニｿ_ヾ::　　 　 ,ｒ‐-.､ ｊ:::i
:':::::/:::://　´´ ￣　　　 　 　 /斤ﾐヽ〉:::i　　 　
::::/:::://　　　　　　　　　 　 ,'　｀ ｰ'ﾐ:::::i　　　　
:/::::://:.　　 　 　 　 　 ..:: __{ 　 　 .从::j　　　　　はぁ？
'::::://::::　　　　　　　 .:::-''ﾞﾞﾞﾞヽ 　 /:::::::!　　　　　
::://::::::.　　　　　　　 ヽ::...-､ノ　 ,':::::::::{　　 　 　
//::::::::.　　 　 　 　 　 ..-､_　 　 ,':::::::::::!
/:::::::::::　　 　 　 ｰ＜‐‐-::ｖ'　 /:::::::::::::!
ヽ:::::::::.　　　　　　　 ｀ ‐-''　 /:::::::::::::::|
.:.:.:＼:::.　　　　 　 　 　 　 ／:::::::::::::::::ｊ
　　　　郭婉容(財政部長)


　 　 　 　 　 　 ＿＿＿
　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 　／ノ　　＼　　 u. ＼　　　　
　　　　／ （●） 　（●） 　　　＼　　い、いえあのう……
　　 　 |　 　（__人__）　 　　u. 　 |　　　
　 　　 ＼　u.｀ ⌒´　 　　　　 ／　　お気をつけてくださいお、と……。
　　　　ノ　　　　　　　　　　　 ＼
　 ／´　　　　　　　　　　　　 　　ヽ

::::/:::::/:::://ﾆﾆニ二ヾ;:'　　　　 　 　 }:::}
::/:::::/:::://､__ゞニｿ_ヾ::　　 　 ,ｒ‐-.､ ｊ:::i
:':::::/:::://　´´ ￣　　　 　 　 /斤ﾐヽ〉:::i　　 　
::::/:::://　　　　　　　　　 　 ,'　｀ ｰ'ﾐ:::::i　　　　
:/::::://:.　　 　 　 　 　 ..:: __{ 　 　 .从::j　　　　　…………。
'::::://::::　　　　　　　 .:::-''ﾞﾞﾞﾞヽ 　 /:::::::!　　　　　
::://::::::.　　　　　　　 ヽ::...-､ノ　 ,':::::::::{　　 　 　
//::::::::.　　 　 　 　 　 ..-､_　 　 ,':::::::::::!
/:::::::::::　　 　 　 ｰ＜‐‐-::ｖ'　 /:::::::::::::!
ヽ:::::::::.　　　　　　　 ｀ ‐-''　 /:::::::::::::::|
.:.:.:＼:::.　　　　 　 　 　 　 ／:::::::::::::::::ｊ


::::/:::::/:::://ﾆﾆニ二ヾ;:'　　　　 　 　 }:::}
::/:::::/:::://､__ゞニｿ_ヾ::　　 　 ,ｒ‐-.､ ｊ:::i
:':::::/:::://　´´ ￣　　　 　 　 /斤ﾐヽ〉:::i　　 　 ｰ┼┐　　 　.─┐
::::/:::://　　　　　　　　　 　 ,'　｀ ｰ'ﾐ:::::i　　　　　││　ツ　 　 │
:/::::://:.　　 　 　 　 　 ..:: __{ 　 　 .从::j　　　　　　　　　　　　￣
'::::://::::　　　　　　　 .:::-''ﾞﾞﾞﾞヽ 　 /:::::::!　　　　　__i_　　　　7_
::://::::::.　　　　　　　 ヽ::...-､ノ　 ,':::::::::{　　 　 　 /|⌒)　　/ o)
//::::::::.　　 　 　 　 　 ..-､_　 　 ,':::::::::::!
/:::::::::::　　 　 　 ｰ＜‐‐-::ｖ'　 /:::::::::::::!
ヽ:::::::::.　　　　　　　 ｀ ‐-''　 /:::::::::::::::|
.:.:.:＼:::.　　　　 　 　 　 　 ／:::::::::::::::::ｊ

┌───────────────────────────────────┐
│台湾は閣僚の1人を北京で開催されるアジア開発銀行の年次総会に派遣した。　 　 .│
└───────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 　 ／ 　 （○） 　（○） 　＼
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼

┌─────────────────────────┐
│敵国の首都に閣僚を送り込むという大胆な決断は　　　　　....│
│党内や国民大会などでも批判の声が上がっていたが、　　.....│
└─────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽどういうことや総統！　アカの根拠地になど……
　　　　　　　　／＿_.）)ﾉヽ　　　　　　　）
　　　　　　　 .|ミ.l　_　 ._ i.）　　　　　　　`ｖ'⌒ヽ／⌒ヽ／　　　　　　 ,. ‐-　.. _
　　　　　　 （＾'ﾐ/.´・ .〈・ ﾘ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　__　　｀` ｰ- 、
　　　　　　　.しi 　　r､_） |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , ｨ／　　　ゝヽ￣ヽ　ｰ- '
　　　　　　　　 |　 `ﾆﾆ' /　　　　　　　　　　　　　　　　 _ ／ { {ヽ、_　　　ヽ' ﾉ_,.〉　　ﾋﾞｼｯ
　　　　　　　　ﾉ　`ｰ―i_　　　　-ｧー- ､＿　...　-‐　'　　　 ヽヽ、　｀＞､..ﾉ=┘
　　　　　　 ／j >-‐ ' ´／ /　　 /　　　　／　　　_ノ　　　　　 ＼ `ｰ '!
　　 , -‐ 7´/{⌒|　 ／　_/　　 ｊ　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞‐'
　 /　/ /／| 〉‐ｆ／ ＼'　　　　!　　　　　　　　　　　　　 　 , 　' ´
　/　,'　>　.|/　ﾚ　　 ﾟﾉ　　　　|　　　　　　　　　　 ,.. -‐ '"
/　 {　 ヽ　|　 〉　　／＿＿　　ｔ　　　　　,.　-‐ ' ´
　　|　　 ヽ|　/　／　 '　　 `　　ヽ、　 ／

┌────────────────────────────────┐
│国際的孤児であった中在籍していた多国籍組織に参加し続けるため、　　　....│
│説得して回り何とか参加にこぎつけた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 │
└────────────────────────────────┘

　　　　　　　　 　 　　＿＿＿_
　　　　　　　　 　　／　　 　 　＼
　　　　　　　 　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 ／ 　 （●） 　（●）　 ＼　　いやいや冗談じゃねーお。
　　　　　　　 |　 　 　 （__人__）　 　　 |　　彼女が行くのは開発銀行の総会であって、
　 　　　　　　＼　 　　 ｀ ⌒´ 　　 ,／　　中南海(中国の高官の住居地)じゃねーんだお。
　r､　　　 　r､／　　　　　　　　　　ヘ
　ヽヾ　三　|:l1　　　　　　　　 　　　　ヽ　そこんとこわかってほしーお。
　　＼>ヽ/ |｀ ｝　　　　　　　　　 　　|　|
　　　ﾍ　lノ `'ｿ 　　　　　　　 　　　　|　|
　　　　/´　 /　　　　　　　　　　　　 |.　|
　　　　＼. ｨ 　　　　　　 　 　 　 　　|　 |
　　　 　 　 |　　　　　　　 　 　 　 　 | 　|

┌────┐
│北京　 　 │
└────┘
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 j_ 人l、
　　　　　　　　　　　　　　　j､ノ¨{⌒}|
　　　　　　　　 　 　 　 　 /^'|￣ﾄ=ｲﾄ､j、
　　　　　　　　　　　　　 /{ﾆ7丁￣入仁!
　　　　　　　　　　　　 ト}人{⌒}TT{⌒}j个:､
　　　　　　　　　　　 rｲΛ:八_ﾉl冂lゝﾉ:{::!:{Λ
　　　 　 　 　 　 　 /:/':／:::丿/て(工{:ヾ＼::｀ヽ､
....._　　　　 　 　 ／ノ::´ノ／:ノ:丿}`つ):ハヾ｀ヽ､_＼－ ‐-　...___
:. :..｀ ⌒ヽ..._::_''´ ''"´｀⌒:⌒ﾞ ''= ‐-（(,,..=''⌒::⌒ ´￣ﾞ''::ｰ - ､... _￣
､ :: :: :. :. .ﾞ:. : ..｀⌒::ｰ ‐　‐-　- -=ﾆ´ -‐_,,.. -‐ = ニ '':: ｰ- ､... __ ⌒
: ｀::ｰ =ニ..⌒ ‐､_::- －..ﾆ ⌒ﾞ''::ｰ =､::'' ⌒:)｀ヽ -ｰ ''" ￣..⌒ﾞ ヽ､_ __
::.::.::.:.. ::　:　ヽ ‐:､ )...,. -=､':⌒ｰ:､く(´ ::.　 '　.... ）::ﾆ ⌒ヽ_,,. - ‐‐::‐-
.:''⌒丶､ ::_ ,,...、ｰ ､'　.: 　:.‐=､　.....｀ヾ、.... .: .:｀⌒::ｰ ､´　　　　　 _ ..... __
::.:.:.:. : :　',_ :.:.　｀ ､　｀ヽ　　 ,. ':´　'｀ヽ'´:. :｀ヽ　　 :　　'; .._´｀:⌒´__....... _ ｀
｀:, ::.:. : .　 丶.　_ : ;　.: .: .:　. : 　 : :. :' ⌒､ヽ':´::.‐ =‐‐ - ､丶. "´ .: .:: :: __....
::. 丶; :.:. : . 　 ´　丶ｰ- ､ ｰ ､..　-‐:: =､（ く .: .:. _ ... __ : :　丶 ｀｀丶='´　_,,...
::.:.　　ﾞ:, :.:.:. :. : . .　..　..　｀丶　｀丶..__　:｀丶）.:'´　: , :' ⌒ ヽ :.　　　, .::''´ . : : : .. ..
　 ::,,..=､':ｰ:､.. ::.:.:. :. ..　.　　　 ...　:: .. .:丶　　⌒:."´.:,.. =　 ..:.:｀'' ‐ -.. .:.: .:: ＿__r､――‐

　　　　　 rfﾆ､ヽ
　　　　　 l｡ ｡ f9i　　おいおい……
　　　　　 t≦_ﾉゝ､　　　　　　　　　　　　,,....,,,,__　　　　　　　　,rrテ≡＝=-､
　　　　　　｀フﾞ´,,:: -- ::､　　　　　　　,r''"''''''ヽ:::｀ヽ.　　　　　（〃彡三ミミ::｀ヽ
　　　　　 ,rﾆｭf::r-‐t::::::::ヽ　　　　　f´,,..、　r"::::::::::i　　　 　 /"~´　　　i三ﾐ::::i,　　　本当に来たぜ……。
　　　　　/,,,　Y.. -‐ ヾ::::::::l 　 　 　ノﾞ f･=　 7:::::::::::l.　　　　f:､　‐-:、　(ミﾐ:::::::l
　　　 　 ﾑﾟﾞﾞ' く､'ﾟ`　 ﾞ'"):::l　　　　ヽ''　　　　ﾞ'⌒ﾘ:ﾉ　　　　ﾉﾟｦ　''・=　　ﾘ::r-､ﾘ
　　　　　l=,,;;:. l=､　 ..::" ,)ヽ、　　　j⌒　　　 ﾄ'"fノ　　　　 l (-､ヽ'"　　 ﾞ'´ﾉ),）
　　　 ／`ゝ-''^ヽ''"　 ,/: : : :＼　　ヽ、: : : '" ノ^i,　　　　　lｨｰ-､　　　　ﾉ-ｲ
　 　 /rf´ i′　 ,f^ヽノ:,. - - 、 ヽ,,. -ﾃ）　,／　　｀ヽ、　　 t_ﾞﾞ 　 _,,.. :: "　 l、　　まじかよ。
　　　ﾞ'ﾞ　 l　　　l: : j :f´: : : : : ヽ,/　　 '''"´　　,,.: -　 ヽ 　　 ｀ﾕﾞ"　　　　,ノ::ゝ､
　　　　　 !　　 /: :ﾉ l: : : : : : : ノ,　　　　　　,:'"　　　ﾞヽ i,.r‐(´::::〉　　 ,.ｨ":::::/::::::　　　ｳｾﾞｰ
　　　 　 /-‐-/: :/: l: : : : : : ,/ /　　　　　/　　　　　　,f´:::,::ヽfﾄ--テ:::::::::ノ:::::::::
. _,,..::-,テ　　 /`7: :（: : : : : /ヽ/　　　　 〃　　　　 　 ﾘ:::,'::::::ゝ!r7/ｰ一'":::::::::::::
｀_,:ｨ''"　 _,r''"　f: : :ト---ヲ　/　 　 　 fﾉ　　　　　　 /::/::::::://://::::::::::::::::::::::::::::
-‐-‐'''フ"　　,.ﾉ,:::::」､,:r'"　 ,i　　　　　/　　　　　　 /::/::::::://://::::::::::::::::::::::::::::::
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´　 ,ﾍr:､-､=---／　　　 ,:ｲ　　　　,ﾉ　　 ｀ﾞヽ､／:::::i':::::://:://::::::::::::::::::::::::::::::::::
ｰフ´ > ヽ`ｰ､／　　　 ／く _,,..ィ''"ﾞ'　　＿,,:ｨf-:､::::::!::/｀ﾞﾞフﾞ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::

┌─────────────────┐
│5月4日、北京で総会が開かれた。　　　....│
└─────────────────┘

　 ／ ￣￣￣￣ ヽ　　　 ／〃/,／　　 　 ｉ､ヽヽ＼ヾヽ＼ヽ ヽ　ヾヽ ヽ ヽ
　|　　　　 　： 　 .│　　//〃／　 　 　 　 ヾヽヽヽ ＼ヽ ヽ l　ｉ ｌ i :.| | ｉ　|l
　|　　 　　　：　 　 |　' / /　　　　　　　　 ヾミ､ヽヽ l　| | |　|　|　| | |　||
　|　 　 　 　：　 　│ 　 |/l,ｲｰ=､　　　 　 ＿　　 ヽヽヾ ｌ | | |　| l:|　| | |　||
　|　　　　　チ　　│ 　 ||ﾊ{ﾆ二_ヽ　　 f─- ﾆﾆ..‐-ﾐ､ヽl　| |　| li|　| | |i. ||
　|　 　　 　ッ 　 　 |　　 || ｉ ljﾌﾃ｀ﾐ!　　 　 ,.ｨt:ﾃ:if=ｪ;,.jｉ| || | |　| ll|　| |ｉ|| l||
　ヽ　　　　！　 　 /　　　| l |´´￣ }　　　　　ゞ=:',.,.,._ｼiji. |:l| |i. | i |　| |||| i||
　　 ＼＿＿＿,.へゝ　　j| | !ｉ　　 /　　　　　　　　　 //i| | | | ||　|| .:| | ll /|
　　　　　　　　　　 　 　 l |l::::l　 r　　　　　　　　　　 | | l| | | | ||:. ||　| | | | |
　　　　　　　　　　　　　j ||:: ::!　 ｰ‐-　　 　 　 　 　 | | l| | | | ||i. ||:. | | |j i|
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　 　 　 　 　 　 　 　 /j j.ｌ|:::li;ﾊ.　 ) ニ=-　　　　　 　 l |l | | | || i l.:i | | |l |l
　　　　　　　　　　　// 川:i::!ｉ |i:、｀ ｰ‐'´　　　　 　 ／! i | | | | |l |/ | | |lﾊ|
　　　　　　 　 　 　 |l　|ﾊl::|:!:| |ｌ:|i:､　　　　　　 ,.　'´　//,ﾊ |i| | |l | i |i| | ﾄヽ
　　　　　　　　　　　ヽ ヾ|:j|| | |川ハ､____, 　 '´　　　//| i | || | l　|川l| l |　j|
　　　　　　　　　　　　　 j.:ｌ.| | || ||:::// l　　　 　 　 / j/| | i | ||;! :| |l ||川　/


　　　　　 rfﾆ､ヽ
　　　　　 l｡ ｡ f9i　　
　　　　　 t≦_ﾉゝ､　　　　　　　　　　　　,,....,,,,__　　　　　　　　,rrテ≡＝=-､
　　　　　　｀フﾞ´,,:: -- ::､　　　　　　　,r''"''''''ヽ:::｀ヽ.　　　　　（〃彡三ミミ::｀ヽ
　　　　　 ,rﾆｭf::r-‐t::::::::ヽ　　　　　f´,,..、ur"::::::::::i　　　 　 /"~´　　　i三ﾐ::::i,　　　
　　　　　/,,,　Y.. -‐ ヾ::::::::l 　 　 　ノﾞ f･=　 7:::::::::::l.　　　　f:､　‐-:、　(ミﾐ:::::::l
　　　 　 ﾑﾟﾞﾞ' く､'ﾟ`　 ﾞ'"):::l　　　　ヽ''　　　　ﾞ'⌒ﾘ:ﾉ　　　　ﾉﾟｦ　''・=　　ﾘ::r-､ﾘ
　　　　　l=,,;;:. l=､　 ..::" ,)ヽ、　　　j⌒　　　 ﾄ'"fノ　　　　 l (-､ヽ'"u　 ﾞ'´ﾉ),）　　　ｷﾞｸｩ!
　　　 ／`ゝ-''^ヽ''"　 ,/: : : :＼　　ヽ、: : : '" ノ^i,　　　　　lｨｰ-､　　　　ﾉ-ｲ
　 　 /rf´ i′　 ,f^ヽノ:,. - - 、 ヽ,,. -ﾃ）　,／　　｀ヽ、　　 t_ﾞﾞ 　 _,,.. :: "　 l、　　
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｀_,:ｨ''"　 _,r''"　f: : :ト---ヲ　/　 　 　 fﾉ　　　　　　 /::/::::::://://::::::::::::::::::::::::::::
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､..､く´＿,,∠"ｨ''"´ ／　　　,>　　　　 /＼、　　　,ノ:::/::::::://://::::::::::::::::::::::::::::::::
´　 ,ﾍr:､-､=---／　　　 ,:ｲ　　　　,ﾉ　　 ｀ﾞヽ､／:::::i':::::://:://::::::::::::::::::::::::::::::::::
ｰフ´ > ヽ`ｰ､／　　　 ／く _,,..ィ''"ﾞ'　　＿,,:ｨf-:､::::::!::/｀ﾞﾞフﾞ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::

┌───────────────────────────────────────┐
│総会では開会式の際、慣例として開催国の国歌が演奏されることとなっており、この時も　　　 .│
│中国の国歌が演奏された。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .│
└───────────────────────────────────────┘

＼＼　　　　起来！ 不愿做奴隶的人们！　　　　　　　　把我们的血肉、筑成我们新的长城！　　　　　　 ／／
　　＼＼(起て！ 隷属を望まぬ人びとよ！　　　　我らの血肉を以って新たな長城を築こう！)　　／／
　　　　＼＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／／
　　♪　 ＼＼中华民族到了最危险的时候、　　　　　毎个人被迫着发出最后的吼声。　　　　　　　／／
　　　　　　＼＼(民族最大の危機が迫りし今こそ一人ひとりが最後の咆哮をあげる時だ！) ／／

　　　　　♪　　　 ∧ ∧　 　 　∧ ∧　　　∧ ∧　　 　 ∧ ∧　 　　∧ ∧　　 　 ∧∧　　　♪
　♪　　　　∧ ∧(ﾟ0 ﾟ*)∧ ∧(ﾟ0 ﾟ*)∧ ∧(ﾟ0 ﾟ*)∧ ∧(ﾟ0 ﾟ*)∧ ∧(ﾟ0 ﾟ*)∧ ∧(ﾟ0 ﾟ*)∧ ∧　♪
　　　　　　(ﾟ0 ﾟ*)∧ ∧(ﾟ0 ﾟ*)∧ ∧(ﾟ0 ﾟ*)∧ ∧(ﾟ0 ﾟ*)∧ ∧(ﾟ0 ﾟ*)∧ ∧(ﾟ0 ﾟ*)∧ ∧(ﾟ0 ﾟ*)∧ ∧
　　　　♪ ∧ ∧(ﾟ0 ﾟ*)∧ ∧(ﾟ0 ﾟ*)∧ ∧(ﾟ0 ﾟ*)∧ ∧(ﾟ0 ﾟ*)∧ ∧(ﾟ0 ﾟ*)∧ ∧(ﾟ0 ﾟ*)∧ ∧(ﾟ0 ﾟ*)♪
─♪──(ﾟ0 ﾟ*)|　 ∪(ﾟ0 ﾟ*)|　 ∪(ﾟ0 ﾟ*)|　 ∪(ﾟ0 ﾟ*)|　 ∪(ﾟ0 ﾟ*)|　 ∪(ﾟ0 ﾟ*) |　 ∪(ﾟ0 ﾟ*) |　 ∪─
　　　　　　 | 　∪　　| | 　∪|　 　| |　∪. |　 　| | 　∪|　　| .| 　∪| 　 |　|　∪　|　　|　| 　∪ |　　|～　　　　♪
　　♪　　　|　　| U U .|　　| U U 　|　　|　U U.　|　　| U U　.|　　| U U 　|　 　| U U　 |　　|　U U　♪
　　　　　　 U U　　 　 U U　　　　 U U　　　　　U U　　　 　U U　　　　　U U　　　　　U U

┌──────────────────────────────┐
│これまでの関係ならば台湾政府の関係者はこれを無視している。　　　　.│
└──────────────────────────────┘

　　　　　　　ヽ|/
　　　　 ／￣￣￣｀ヽ、
　　　 /　　 　　　　　　ヽ
　　　/　 ＼,, ,,／ 　　　|
　　　|　（●） （●）|||　 |
　　　| 　/￣⌒￣ヽ　U.| 　　いったいどうするんだ？・・・･･･ｺﾞｸﾘ。
　　　|　 | .ｌ~￣~ヽ |　　 |
　　　|U ヽ ￣~￣ ﾉ　　 |
　　　|　　 ￣￣￣　　　 |

┌─────────────────────┐
│郭婉容がどうするのか注目が集まる中……。　 　 .│
└─────────────────────┘

::::/:::::/:::://ﾆﾆニ二ヾ;:'　　　　 　 　 }:::}
::/:::::/:::://､__ゞニｿ_ヾ::　　 　 ,ｒ‐-.､ ｊ:::i
:':::::/:::://　´´ ￣　　　 　 　 /斤ﾐヽ〉:::i　　 　
::::/:::://　　　　　　　　　 　 ,'　｀ ｰ'ﾐ:::::i　　　　
:/::::://:.　　 　 　 　 　 ..:: __{ 　 　 .从::j　　　　　…………。
'::::://::::　　　　　　　 .:::-''ﾞﾞﾞﾞヽ 　 /:::::::!　　　　　
::://::::::.　　　　　　　 ヽ::...-､ノ　 ,':::::::::{　　 　 　
//::::::::.　　 　 　 　 　 ..-､_　 　 ,':::::::::::!
/:::::::::::　　 　 　 ｰ＜‐‐-::ｖ'　 /:::::::::::::!
ヽ:::::::::.　　　　　　　 ｀ ‐-''　 /:::::::::::::::|
.:.:.:＼:::.　　　　 　 　 　 　 ／:::::::::::::::::ｊ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　r―=＝二￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 >‐-_'´　u V:::::|
　　　　　　　　　 r―-―=＝ 、　　　　　　　　　　　　　　　, '　r-- ､　　 }:::::|
　　　　　　　　　 アー-'^⌒}:::::!　　　　　　　　　　　 　 　 （　 '　 　 }　 「r､:::|
　　　　　　　　　/　　　 u　 〉:::|　　　　　　　　　　　　　　　 > i}　　ﾘ　 |ヒ}}: |
　　　　　　　　 ヽ =＝ﾍ　 /-､::!　　　 ＿　 __　　　　　　 ／　ｰ-u'　　 |ン::: |
　＿　rｧ__　　 ／ i　　 }}　|ヒ}!::|　　　＞ ^´　 ヽ　　　 ∠__r=_`-ｲ丁ヽ.|ヽ:::::|
＞::::^':::::::::'.　/　　=u彡　 |ン::::|　　　イ/⌒く　 |　　　､---ヾエヱ二」 !　＼|r
そ:／ヽ:::::_::! ｀1工エｴﾊ ./＼:: 「｀ヽ　 .> i う ヒ}l　 　 <r ､V^ｰ ´｀ー '_|　／／
　ハ｡＝Y{.）|　　 _}-r‐://　　 ヽ＼ﾘ　<_r-┬!ﾄ､|_　　∠≦ﾘ::}　 ,　イ　／／.....
　 <.｀_^､/く:|　　Lー-ｲ/　　／/:.:.:.＼　 f＝' j　| ヽー-＜j /ｲ　　 ＼/／..........
　　〉-- / ／＼ （＿,イ　／:.:./:.: |｀Y´|＼イ-､　l　|　　　/｀ヽ#＼　 /...................
　　ヽ__/／　　 ＼　　　　（ ＼:.:.:.|　|　|:.::__|　|　K´　　　l　　 ＼#Y=―- ､.........
＼　　 }-― 、　　＼r──　　`'┴┴r!（___　 _ア´￣｀ヽ{　　 　 }/.................ヽ....
:.:.:.＼/　　　 }　　　 }`ー―― ､　 ､‐':.:.:.:.:.}　　 , ＜｀ヽ　'._/ 　 /............................
:.:.:.:.:.:V　　__/　　　 :.Y´￣￣￣　　 >:.:/:./ 　 /＼　　 }　} ◯./..◯...................../
:.:.:.:.:.:.:Vノ.　　￣｀Y:.:.|　（￣￣￣￣:.:/:.:/　　.|:.:.:.:.> ／ /　　.}............................/
:.:.:.:.:.:.:.:.',　＼. ヽ_人.人　 ￣￣￣￣）:.:(__,.ｨ__j:.:／（__／　 ,イ...............／....../
:.:.:.:.:.:.:.:.:.'. ヽ_ＶＬ イ:.:.:.:.:￣「￣「￣:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.／　　|:.＼／　j--―..´........../


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　....-::::‐:::::‐::::::＾}
　　　　　　　　　　　.　　　　　　　　　　／::::::::::::::;: - :;:::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /::::::::::::::_:::{　　　}_:::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i:::::::::::::/ - 　 　 　 |:ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i:::::::::::!　 ｆｊ 　 　 ｆｊ l 　　　立った！　郭が立った！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 !::::::::|　　 　 　 '　 ﾄ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ﾉ:::::.、　○　￣ﾉ　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ￣｀＞　.　＿ ノ

┌────────────────────────────┐
│台湾の代表が起立して中国の国歌に対して敬意を表す……。　　.....│
│これが当時事情通にどれほどの衝撃を与えたであろうか。　　　　　 │
└────────────────────────────┘

//// 　!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　ヽミミヾヽ
// ｲ　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,,,ｯｯ==巛ヾ＼
ｿ´　!　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　_,,,rｯ=彡彡ﾂ''´￣ ヾ!ツﾘ
/　 ﾉ　　ｊ　　　　　　　　　　　　 ,r彡彡ﾂ''´´　　　　　　|ﾘﾊiｉ!
|　丿　　　　　　　　　　　　　　　ﾚﾂ''´　　　,,,､ｪｻﾅﾅｯ-,ナi|ﾘ
ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　..::::::　　,,ｯ'､ﾞ_,,,,ﾟ二 ｨ''ﾞ´　/|ﾘ||　　喰らうのか。
ﾐヽ　　　　　　　　　　　　　　　:::::　　　'-‐''´　　　　　　　|　!ﾘ
リ　,,､ｒｯ､､..　　　　　　　　　　　::　　　　　　　　　　　　　!　 !|　　それとも、
X巛彡'´:::ﾞ:::::..　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　ヽ
彡|´::::::　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ　/　　喰らわれるのか──。
　 ,!=-‐ｩ＝'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽｊ/|
ィ´ゞ｡,ｨ'ﾞ´｀　　　　　　　　　　　　　　ヽ_　　　　　　　　　 　|ヽ
く,､／　　　　　　　　　　i　..　　　..:,,,、_　i　　　　　　　　　　ヽ,
i''ﾞ´|　　　　　　　　　 　,i　:::,,-､::::（_　ノノ　　　　　　　　　　 （
|　 |　　　　　　　　　　 i　::/　.ﾉ:::
ヽメ、　　　　　　　　　 ヽ､ﾞ‐
ｷﾘﾉヽ　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／⌒ ヽ､_
ﾁVヽ i　　　　　　　　　　　 　 /´￣r‐‐=ｰ- .､｀ヽ、
ﾉﾘﾘﾉ i　　　　　　　　　　　　 / ./ ´.,,;;;;;;;;;;;:::..　￣ ,)
ｿ川ﾉ |　　　　　　　　　　　 ./ /-‐'''　　　　_,彡‐'´ﾉ
川ﾉﾘ丿　　　　　　　　　　　i./　　　　／⌒　　 ..:::
ヽ川＼　　　　　　　　　　　 !　　　　/ ﾉノ　　/:::::
　ヽ/ヽ＼　　　　　　　　　　ヽ､__,,ｨ'´..::ヽ　,-'
彡ﾐヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　し'
彡ミヽ､
//i !ﾉ　＼
メ//ヽ　　 ゝ､_　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ノ

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／_ノ 　 ヽ_＼
　　　／（　●）（　●）＼　　　　ありゃあ挨拶だお！
　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼　　どんなに気に入らない相手だろうと、会ったら
　 |　　　　　（　 （　　　　　 |　　挨拶するお？　そんなの当然だお！
　 ＼　　　　 `ー'　 　 　 ／


　　　　　: : i　 　 /. : :　. :　　　. : : :ｲ:.: :. :.| ハ: : :.ｉ:.:ヽ｀ ＼
　　　:　 : : :|: 　 / : : : //　　.:. :.:／ |: : :. :.l 　 ｉ: : :|: : ﾊ
:.ｉ :.　:.　:.:.:ｉ:l :　/:. :. :./ ' 　 .: :／　　|: : :. :.| / ﾊ: .;.:.ｉ/: :.
:ﾊ : . : . : :.|ﾊ: /:. :. :.ｲ: i　.: ≠― 　十: :ハ|尓: :l/ : ﾄ､: ｉ
: :i : : : : : :.! ﾍ: : :./: :l: :l: : /　 ｘ≧､ |: /　 }ﾋｿ: 小: :| ﾊ:!
:/| : : : :i: Ｙて:. :./: : :!:.:|: /＜八:rｿ ﾉｲ　 ハ　:.:.ハ: |　 }　　実際単なる敬意を表したどころのものではありませんでした。
　| : :ｉ: ﾊ: |ゝｉ: :/: : : : :ﾉｲ　　 ｀　　{'　! /　 丶:.:|　| ′　　
　| : ハ: :人..|:∧: : : : : :.|　　 　 　 　 　 　 　 ｲ:|　}'　　　　それまで反乱勢力と扱ってきた勢力のシンボルに対して敬意を
　| /　 ｉ : : : {'､ ヽ: : : : :.|　　　　　 　 　 　 ∧: :|　　　　　　評するということは、もはや台湾と中国は敵対しない関係だと
.丿'　　|: ｉ: : i: i Τﾍ: :. :.|　　　　　＿_　 ィ/　ヽ:!　　　　　　アピールすることになります。
. 　 　 ﾉｲ : ｲ:.ハl　∧: : !　　　　　　　－/　　　}
.　　　　 }:/ﾉｲ｀ }'　　 ヽ:乂＞　.　　　　 ' ＿__
　　 　 ／ : ∧　　＞　　　　　　 /￣:.､ :. :. :. :. :. :. 、
　　　ｲ:.: :.: :.:∧　　　　 ＞　　　ﾊ∧:. :.＼:. :. :. :. :. :＼
　／:∧:. :. :. :. : . ､ 　 　 　 　 fヾ/ヽ:. : : : ＼:. :. :. :. :. :ヽ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＿_
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ...:::::´::￣::::::::::::ヽ._
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　イ::::::::ﾊ: :∧::::::ﾊ::::::::::::::::::ﾊ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ﾊ:::≠､∨ィ⌒　从:::::::::::::::::ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾚ　ｉj｀　 ´ｉ:j ｀　 ﾊ:::::ｒ ､:::;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 | ﾉ　　　　　　 |::/ /::ﾊ　　　こういうことは人によって『売国的行為』とも見られちゃうんだよな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｌ `　 　 　 　 /ﾚ‐.'::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　-　　　 　 ﾄ仏ｲ　　　　　といってもやる夫は中国に興味ない人間ってことは
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 >､_　イ　 ﾉ Ｙ:...　　　　　　少し考えたらわかるんだけど。
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／ハ　　 ／　/::::ヽ: ..､
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ...-.:.:´>::}ｲﾍ　∧　/ヽ::一:::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　 .イ:::::::::::::/::::l　r‐::〆∨.:::::＼:::::::::::::::::ー.､
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｌ:::l:::::::::::::ｌ:::::ｌ　{:::::}　　 l::::::::::/:::::::::::::::::::/:::ヽ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｌ:::::l::::::::::::ｌ::::ｌ　ｌ:::::ｌ　　 ｌ::::::::/:::::::::::::::: :/:::::::::ｌ

＿＿＿___| 　　　　　　　　　　　""''､|"';|／
....|　　　　|ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿___;| :::|
::::|　　　　|:::|""''' ''' '''' ''' '''' ''' '''''''.:::;;| :::|
....|　　　　|:::|　　　　　　　　　　　...:::;;| :::|
::::|　　　　|:::|　　　　　. 口　　　..:::::::::| :::|
....|　　　　|:::|二二二ニ┻ニ二二二,| :::|
::::|　　　　|:::|　　　 .__＿__|≡≡≡≡| :::|
....|　　　　|:::|__＿/l　　　　l＼ _＿＿,|_,,,|　　　 ,,,......_
..::|＿_____.|,/　　I::/ーーーヽ::I　　　　　 ＼...::;;l"' ､,"'　､,
　　　　　　　　 :|_|ニニニニ|_|　　　 ,.'ﾆﾆﾆﾆﾆ|　 　"' ､,"'　､,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　L__＿＿_,i　　　　　"' ､, "' ､,
　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿__ l＼　　　:: "' ､, 　　　　 "' ､, "' ､
　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　 ＼　＼　　　　　"' ､,　　　　　' /　|
　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　＼　　　/二二二二二"　.:|
　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　 　　　＼　＼　::|　　　　　　　　...::::|
　／　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　＼　＼|　　　　　　　　...::::|
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　＼.::L, -──── -､_|


　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,,,_
　　　　　　　　　　　,ｨヾヾヾヾｼiﾐ､
　　　　　　　　　　rﾐﾞ｀｀ 　 　 　 ミﾐ､
　　　　　　　　　　{i　　　　　　　ﾐﾐﾐl
　　　　　　　　　　iﾞi ,,,ﾉ ､,,-=､　ﾐミﾐ!
　　　　　　　　　　{_i=･}-{_=･｀}￣ﾚｩ:}　　　いやぁ、まさか台湾政府が近付いてくるとは予想外でしたね、客観的に。
　　　　　 　 　 　 　l￣,,,,_,ﾞ￣｀　:::ン　　　　新しい領導者はなかなか話がわかる人間のようです。
　　　　　　　　　　　|/ _;＿_,､ヽ..::/l
　　　　　　　　　　　ヽ.~ﾆ~ ' .::::ノ/ }＼＿　　
　　　　　　　　　_,,.-‐' ｀ー '"::／ /　　|　 ￣｀''ｰ-､
　　　　　　r‐''" 　 ./　 i＼／ 　/ 　 　|　　　　　/　ヽ
　　　　　 / 　　　 /　　 | /;;;ヽ､ l ヽ ／　　　　 ノ　／}
　　　　　ﾉ　|　　　＞ 　 |' }::｛　ﾉ　　　＼　　 /　// ハ
　　　　 { ヽ |　　 {　　　 |　l:::l /　　 ｏ　/　 .:{　/ノ　/ |
　　　　　　江沢民(党中央委員会メンバー)

　　　　　　　　ノ´⌒ヽ,,
　　　　γ⌒´　　　 　 ヽ,
　　　／／ ""⌒⌒＼　　）
　 　 ｉ /　　 ⌒　 ⌒ ヽ　）
　 　 !ﾞ　　 (･ ）｀ ´( ･） ｉ/　　ねー。蒋親子とは違うねー。
　 　 |　　 　 （__人_）　 |
　　　＼　　　 ｀ー'　 ／
　 　 ／　　　　　　　.＼
　　　　　趙紫陽


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ-､
　　　　　　　　　　ｒ-,　　　　　　　　 　ｌ　ｌ
　　　　　　　　　　| .|　　　　　　　　　 ｌ　ｌ
　　　　　 　 　 　 ｌ　ｌ　　　　　　　　 　ｌ　.ｌ
　　　　　 　 　 　 ｌ　ｌ　　　　　　　　　/ ./
　　　　　　　　　　ｌ　ヽ　　_ｨ―‐t-ｖ_'　/
　　　　　　　　 　　' ,　 Y´　＼＿ヽ＿く
　　　　　　　　　　　　ｿｰ'　 ／´　＿＿二ﾆ＞
　　　　　　　　　　　 l＿ィ┴'￣・　．・　ヾヽ　　胡耀邦亡き今学生が騒がしい中で朗報なのです。
　　　　　　　　　　　/_＿_ｌ ﾆ 　　 人　ﾆ i _ｌ　　
　　　　　　　　　　 /ー―ｌ　　　　　　 　_ノ´　　これをとんと利用できれば、民衆の目を
　　　　　　　　　　｀ー--ト―ｬー―''ﾌｌ´　　　　外に散らせるのです。
　　　　　　　　　　　　 /　　　､｀,'ａ''´ ﾉ
　　　　　　　　　　　　（　　　　ヾﾐ　　 ）
　　　　　　　　　　　　　｀ーｬ二ノー''´
　　　　　　　　　　　　　　　李鵬

　　　　　 ,r;;;;ﾐﾐﾐﾐﾐﾐヽ,,_
　　　　,i':r"　　　　　 `ﾐ;;,
　　　　彡　　　　　　　 ﾐ;;;i
　　　　彡　,,,,,、　,,,,､､　ﾐ;;;!
　　 　 ,ゞi"￣ ﾌ‐!￣~~|-ゞ,　　
　　 　ヾi `ー‐'､ ,ゝ--､' 〉;r'　　同志はどうお考えですか？
　　　　`,|　 / "ii" ヽ　　|ﾉ
　　　　　't　←―→ ）/ｲ　　　　97年には香港返還も予定されていますし、
　　　　 　 ヽ、　　_,／ λ、　　　統一に向けた良い機会ではないかと……。
　　　　_,,ノ|､　￣／/／/ ＼、
_,,..r''''" 　 |　＼`'／　 /　　　￣`''ー
　　　　　 |　 ／＼　 /
　　　　　 |／）::::/＼/
　　　　　 | ,r":::ヽ　/　　
　　　　　 |i´:::::::::| /

　　　　　　　　　　　,.:' : '　　　　　　 ＿　　 ヾv,;, ヽ
.　　　　　　　　　　/. : :　　　_　ﾄﾐー- . .　　｀ヾ'　ﾉ '.　,
　　　　　　　　　 ,: : : :彡イ:::/ ﾑ::::::::::::::::≧z_}j　'_彡::ｲﾊ,
　　　　　　　　　,イ:::::::::::::::::,'　　￣r＜ミ:::::::::ﾘ!} }::::＞彡
　　　　　　　　 ,ﾞ:::rー-､::::::{　　ヾ　｀＝ﾟ=ﾐ彡⌒'.叱ﾊ {
　　　　　　　　,:::::::} ハ }::::::j　＞ー=彡´: :´ 　 '. ∨;ｲム　　　……貴様、あの猿を恐れるのか？
　　　　　 　　 i:::::/ }ｖﾑ:!:::::｀彡::::／´　　 ./　,z-　i　ミ:::}　　
　　　　 　 　,ｲ::::ﾑ　ゞ:{ } ::::::::::::/　　　 ／　´　￣ヽ　 ';ﾘ
　　　　　,.ｲ:{::ﾍ::::ハ.＿)_:_:_:_:_/　　　　　　＞≡=ミ　　{
.　　　　/.:ﾊ:＞/´/////////ﾊ　　,彡='ﾞ -―＝＝ﾐ　｜_
　　　＞/,´//////////////∧}､_　　＿　＿＿__　 ﾉj!///≧x
　　　{///////////////////,|　　　　　／.:::::::｀ヽ　 '//////∧
　　　|///////////////////,|　　　　　￣ﾉ:::::::::'. 　 !////／/,{
　　 //////////////////// |ﾄ､　　　　 /.:::::::::::::'.　j/＞'////ﾑ


　　　　　　　　　　　　　,,,,,,,,,,_
　　　　　　　　　　　,ｨヾヾヾヾｼiﾐ､
　　　　　　　　　　rﾐﾞ｀｀ 　 ノL ミﾐ､
　　　　　　　　　　{i　　　　　⌒ ﾐﾐﾐl
　　　　　　　　　　iﾞi ,,,ﾉ ､,,-=､　ﾐミﾐ!　　　　誰が猿ですか、変態ヘッド。
　　　　　　　　　　{_i=･}-{_=･｀}￣ﾚｩ:}　　　　
　　　　　 　 　 　 　l￣,,,,_,ﾞ￣｀　:::ン　　　　……猿には餌を与えてから言う事聞かすものでしょう？
　　　　　　　　　　　|/ _;＿_,､ヽ..::/l　　　　　
　　　　　　　　　　　ヽ.~ﾆ~ ' .::::ノ/ }＼＿　　
　　　　　　　　　_,,.-‐' ｀ー '"::／ /　　|　 ￣｀''ｰ-､
　　　　　　r‐''" 　 ./　 i＼／ 　/ 　 　|　　　　　/　ヽ
　　　　　 / 　　　 /　　 | /;;;ヽ､ l ヽ ／　　　　 ノ　／}
　　　　　ﾉ　|　　　＞ 　 |' }::｛　ﾉ　　　＼　　 /　// ハ
　　　　 { ヽ |　　 {　　　 |　l:::l /　　 ｏ　/　 .:{　/ノ　/ |

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　　'　"　　　　 　`　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　／:　 ___V__,, 　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　/:: 　　 ＼　/　 　　　　　　　　ヽ,
　　　　　　　　　　　　　　　/:: 　　 　　 V　　　 　 __,, -ｲ┓ 　 i
　　　　　　　　　　　　　　 i:::i 　 　　　　i　/ 　 _／　_,,r～' 　　li
　　　　　　　　　　　　 　　l:┏ -　,,_　＼癶ﾚ／　_,,"-=ｫ　 　 　lik　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　il:::iﾚ__こ __ﾐ`V　 `Y ﾄ-'-`-'ノ　　　　jﾐ/^ ,
　　　　　　　　　　　　 　 il::::`尤~_っ`)ｲ:i　　　ヽ ~`　　　　 　　ﾅj　 l
　　　　　　　　　　　　 　 ﾊ:::`:::'"　　'ｲ:_l,_　 _ ,　　 　　　　 　xXjl（ ll　　　餌か……。
　　　　　　　　　　　　　 Y^l::`::　　　ｨ::r::: :へy ゝ　　　　　ヽミvXj/ l
　　　　　　　　　　　　　　lljlﾘ:::　　　　　:::::::ソ　　　　　　　　 ＼ヾll　lヽ
　　　　　　　　　　　　　　l川ﾘ::::　 　　　__:::,,__　_,,,,_　　　 　:.　 ヽ`y/ﾘ7`,
　　　　　　　　　　　　　爪ﾘリ::::　: __,,ノ_,,　,,　,　- - `=っ　 i:::　　ﾘ彡りり
　　　　　　　　　　　　,ｲ巛川l:::: ::　 　 　...::::::::::.....　　　　　　i::::　 ﾚり彡'ﾘYヽ
　　　　　　　　　　　,ｲ巛巛llﾘl:::: `::　 　　"　　　 ~　　　　　　':　　ﾚﾘ'"彡り川
　　　　　　　　　　　＼` 三川k:::::::　　　　/ﾊ＼,_　　　　　　　　 ﾘ li彡彡'ﾘｿﾘ
　　　　　　　　　　,入NN＼Nl::::＼　　　　7ﾘ川(￣　　　　 /／ '/　li～-弋川
　　　　　　　　　巛三三 ｫ -ll:::::!ヾヽﾄ i,,, _川川ﾊl,,__ｨｲ_, ノ'　　　/　ﾄ,　　　liり
　　　＼　 　　 l|(三二y/　 llll`,::!l:::::::`ミミミ川ﾘ彡彡 '　　'::ﾉ　　/　ハ: 　　 liﾘ

┌───────────────────────────────┐
│やる夫が党主席となってからというものの、兪国華は苦境にあった。　　　....│
└───────────────────────────────┘

.　　　　　／: : : :u: : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : :.、: : : : :u: : : ヽ
.　　　 /: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
　　　/: : /: : : 斗--､ :|: : : : :|: : | ,ィＴ: ',: : :ヽ : !
　　　|: : |: : : : : |: /　 ＼: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ﾄ､:|
　　　|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ | :/. |:./⌒ヽＶ: |.: : : | V
　　＜ : ｣_: : / 〈　（・）　|/:::::::ﾚ（・）　}|:./ヽ : |
　　＜:: |. 小{　　 _,,.. -　:::::::::::､-.,_　 ﾚ{: :.|ヽ:|
　　　厶ﾍ　ﾊ　　　::::::::::::::::::::､::::::::::::::: {ﾊ/　V
　　　　　 ＼_!　u 　　　　＿　'　　　　 !
　　　　　　　 ヽ　　　 ／　　 ｀t　u ／
　　　　　　___,ｒ| ＼　 {　　　　/　／
　　　　／:/::::| ＼　 ヽ ｀_⌒ ィ ´
　　／::::::/::::::|　　＼u　　´ ∧＞､
／:::::::::::/::::::::|　　　　＼　 /　 !＼::`ｰ- ､
::::::::::::::/:::::::::∧　　　　/二＼　|::::::ヽ::::::::::::＼
::::::::::::/::::::::::::::∧ヽ　 /: : : : :}ヽ!::::::::::〉:::::::::::::::!

┌──────────────────────────────────┐
│蒋経国政権時代から兪国華内閣は評判が悪かった。とにかく汚職疑惑や、　　　....│
│それまで政治的野心が無いとされた彼が陰謀の嫌疑をかけられたり、　　　　　 　 .│
│女性スキャンダルに巻き込まれたのも災いし徐々に統制能力を失った。　　　　　....│
└──────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　 __ ,..._　　　　 ,.. ､
　　　　　　　,／　　　　ヽ _／　　 ｀`ヽ､＿
　　　　　　ヽｰ-　,.. '´ ￣|ヽ,､｀`ヽ､　　　/
　　　　　　 /　／　　 |ヽ,|　 ヽ'^ヽ､ヽ.　ヽ
　　　　　　｀ヽ|　　,._　| !　　　　　　ヽヽ／
　　　　　　 /'|　　 i' '' "|　|　l, ,､　|　|　|ヽ,
　　　　　　ヾ.|　　 l-─_|　| /Ｈ-t |　l　l-'
　　　　　　　 |　　 lテヲl/l,ﾘ'ｬ弋ァ | 从|
　　　　　　　j 　　 l辷ﾝ　　　 辷ﾝ ﾘ,ﾘ } |
　　　　　　　{ 　　 l￣　　　 　 ￣ ﾉ-ｲ　|
　　　　　　　l i!, 　l ` _ｰr｀ ,-- イ,_,ﾍﾉ`ﾘ
　　　　　　　｀`_ゝﾘ_メ l__＼|｀rｲ┐
　　　　　　　 /.:｀ヽi,.>´｀ヽ/~Y´｀ヽ
　　　　　　　 |.:.:.:.:.ll　 r=ノ　　トt　 |
　　　　　　　 |.:.:.:.:.ll　 |　　　　　|　 l


　　　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : :.、: : : : : : : : ヽ
.　　　 /: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
　　　/: : /: : : 斗--､ :|: : : : :|: : | ,ィＴ: ',: : :ヽ : !
　　　|: : |: : : : : |: /　 ＼: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ﾄ､:|
　　　|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/　|:./⌒ヽＶ: |.: : : | V
　　＜ : ｣_: : /-ー:ｪｪヮ;::)　 f';;_-ｪｪ-|:./ヽ: : |　　　
　　＜:: |. 小{::''　　￣´.::;i,　 i　`'　　 ﾚ{: :.|ヽ:|　　　久々に美人発見。
　　　厶ﾍ　ﾊ　　　　.:;イ;:'　　l　､　　 {ﾊ/｜V　　　こういう奥ゆかしさを当然のように持っていたのが
　　　　 ﾞ|_i"ヽ;:...:::／　ﾞ'''=-='''´｀ヽ.　　／i:　　　　昔の美人達なんだよな最近の美人ってのは
　　　　　 .|　::ﾞl　 ::´~＝==' '==＝''`　,il" .|　　　　みんなきゃぴきゃぴアピールしてくれて困る。
　　　　　 .{　 ::|　､ ::　`::=====::"　,　il 　 |
　　　　　/ﾄ､　:|.　ﾞl;:　　　　　　　 ,i'　,l'　ノﾄ､
　　　 ／ .|　＼ゝ､ﾞl;:　　　　　　,,/;;,ノ;r'" :|　＼
　　 '"　　 |　　 `''-､`'ー-⊥-─'";;-'''"　 ,|　　 ＼

┌──────────────────────────────────┐
│兪国華内閣は、その成果から見ると非常に多くの業績を上げた内閣だった。　　　.│
│それでも統治能力が無くなったというのは、必ずしも政治が政策で　　　　　　　　　 .│
│評価されるわけではないということのあかしでもあった。　　　　　　　　　　　　　　　....│
└──────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　＿＿_
　　　　　　　　　　　..::´::::::::::::::::〃⌒ヽ､
　　　　　　　　_　／::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::＼
　　 　 　 　 　 ｊ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　　　　　　　　・中央民意代表自主退職条例制定。
　　　　　　 　 /:::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　　　　　　　・任期中平均9.9%の経済成長と日本に次ぐドル保有国。
　　　 　 　 　 i::::::/::::::i::::::::!:::::::::::::､::::::::::::::::::::::::::',　　　　　　　 ・各種税制の改革と規制緩和。
　　　　　　　 .|:::/::::::::ｉ::::::∧:::::::::::::ﾄ､::::::::::::::::::i､::l　　　　　　　 ・農業健康保険、労工委員会の設立。
　　　　　　､__Ⅳ::::/:::i:::::ﾒ__!::::::::::::匕ヽ:::::::::::::ハ:|　　　　　　　 ・環境保護活動の推進。
　　　　　　　ﾌ::l::ｒ'l:::/!::/ｾﾐl::::::ﾊ:::尨_ハ::::::i:::ﾄ､`!　　　　　　　・新たな国交の樹立。
　　　　　　´￣]八!/i」:i ￣ !／ Ⅳ　　　小ハl　　－､_
　　　　　　　　／ ｊ､八i　　´　　ｊ〉　　 爪i:::::::::::::::::::::::::ﾊ
　　　　　　 ／:::::::ハ::::ｊヽ､　 ｔ ＝ヽ ｨ:::::::!:::::::::::::::〉:::::,:: !
　　　 　 ／:::::::::::::::｜:::::{　＞　__／ ,!:::::::!:::::::::::〈:::::::/::::{　　これ見てまだ誠死ねなんて言えるか？　なぁ？！
　　 　 ,　:::::::::::::::〈::::l::::::::ｔ/ ∨;;;;/ヽ !:::::::i:::::::::::::::ｖ::/:::::｛
.　 　 /::::::::::::::::::::::::,:::、:::::＼ {::::::} 　':::::::::!:::::::::::::::ﾚﾞ:::::::::i
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┌──────────────────────────────┐
│彼と内閣の溝は、リー・クアンユーも確認していた。　　　　　　　　　　　　　│
│前年、彼が訪台した際、兪国華が台湾の温泉リゾート地に誘った。　　　 │
└──────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　 　 -‐ '´￣￣｀ヽ､
　　 　 　 　 　 　 ／　／" ｀ヽ ヽ　　＼
　　　　　　　　　//, '/　　　　 ヽﾊ 　､　ヽ
　　　　　　　　 〃 {_{ノ　　　 ｀ヽﾘ| ｌ │ i|
　　　　　　　　 ﾚ!小ｌ●　　　 ● 从　|、i|　スモチがあると聞いて。
　　　　　　　 　 ヽ|l⊃　､_,､_,　⊂⊃　|ﾉ│
　 　 　 　 /⌒ヽ__|ﾍ　　 ゝ._）　 　j /⌒i !
　　　　　　＼ /:::::|　l＞,､ __|,|イァ/　 /│
.　　　　　 　 /:::::/|　|　ヾ:::| u/::{ﾍ､__∧ |
　　　　　　　｀ヽ< |　|　　ヾ∨:::/ヾ:::彡'　|

┌─────────────────────────────────┐
│その際の宴席でカラオケ大会が催されたのだが、本省人の閣僚が　　　　　　　...│
│台湾語で歌いだすと、他の本省人の閣僚も上機嫌になり大合唱となった。　　　..│
└─────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　,.----―‐､ヽ. ＼
　　　　　　　／　　　　　　　　　　　 /　　 ヽ　　　　　 ヽヽ､_ヽ
　　　　　 ／　　　　　　　　　_,.-‐''"　　　　ヽ　　　　　　ヽ　 `ヽ
　　　　／　　　　　　　 _,,.-‐'"　　　　　　　 ヽ　　　　　　ヽ　　 ヽ
　　　 /　　　　　　_,.-'"　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　ヽ　　 ヽ
　　 /　　　　_,.-‐'"　　　　　　　　　　　　　　　i!　　　　　　i! ..＿　i
　 人＿,.-‐"　　　　　　　　　_,,... _;;.::='' ＼　　 i!　　　　　 i!/　　 >'
　/　　　　　　　　　　 _,,..-''_,.-‐''"　　　　　入 /＿＿＿__/　 ,.イ'
　|　,.-ヽ、　　　 _,.-'"_,.-　　　　　_,,.,,_:.:.:.:..　 _j_　.:.:.:.　　|ヾ　 r i!
　|/　　　ヽ..　,.-'"　 r　　　　　 ',ｨでiﾝﾐ、:.:.､__, -,ｨも=､' 1　　.|　|　　　　　♪Troublant... Le desespoir troublant
　i　　　　　ヽ |　　　|;　　　　　　 ´￣｀ﾞ`ラ .:. 三 f"´￣｀'i　　|　|ヽ　　　　Est en fait une chanson d'adieu,
　i!　　　　　ヽ |　　 .|　　　　　　　｀二ﾆノ ,、 jl　',` ―''　{　　|　| |　　　　　Et qui jusqu'aux os peut vous consumer,
　|　　　　　　i　|　　 |　　　　　　　　　　,ィ'" 　 　 ﾄ、　　 l　　|　| | 　　　　　Retournant votre corps a l'etat de poussiere.
　ヽ　　　　　 |　| 　　|!　　　　　　　　／ `^ヽ,＿ノi　　 　l　　|　| i!　　　　　Il parcourt les deserts sur le sillage de la Mort,
　 ヽ、　　　　|　 |　　 |　　　　　　 ／　 _,,...,＿,,..,、l　　 /　　|　i/　　　　　Deformant l'obscurite et brulant tel un brasier !♪
　　 ヽ、　　 /　 ヽ　　ヽ、　　　／　 ,ィiTTTTTト, ,}　　/　　,! ,i!
　　　ヾ`ヽｰ'　　　`ヽ､　　`ヽ､{　 ,/くZェｪ-―‐-く　　 / ./
　　　　 ｀`―､_　　　　 ` ‐､_　 ` ー--／　　＿_　`ヽ/ ./

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ο
　　　　　　　　　　　　　　_ ,－､
　　　　　　　　　　　　 ／ ｀i　.ﾉ
　　　　　　　　　 　＿人_.ノ／　　./ヽ.　　 　 　／ヽ.
　　　　　　　　　／　　　　ll.　　　/.　 ヽ＿_,.／　_ 　ヽ、　　　. －､
　　　　　　 　／　　　 　　|!､　　ﾉ　,　´　　　　 　｀゛ 　 ヽ 　（　　　）　　♪Ces hommes qui nous quittent pour mourir,
　　　　　　／　　　 　　.／　ヽ./　"　　､＿,..|　　　　＊　',　ノ｀ ｰ ';　　　Le font pour leurs femmes a secourir.
　　.　　／　　　　　　／i　　 　{　＊　　ヽ　 lヽ､＿＿.　　j´ 　　 　j　　Ces femmes qui s'appretent a mourir,
　　　　!.　　　 　　／　　l.　　　'、 　 　 　 ヽj｀ー､＿ ｀ー､　　　　/　　Le font pour ces hommes qu'elles aiment a cherir.♪
　　　　ヽ、　 　／　　 　 !　　　 ヽ　　　　　　　　　　｀ー-'　 　Ο
　　　　 　｀ ー´　　　　　 '､
　　　　　　　　　　ο


　　　　　　　　　　　　/＼＿＿_／ヽ
　　　　　　　　　　 ／''''''　　　'''''':::::::＼
　　　　　　　　　 . |（へ）,　　　､（へ）､.:|　＋　♪Que sont-ils prets a mettre en jeu ? Et que va-t-il nous rester d'eux ?
　　　　　　　　　　|　　 ,,ﾉ(､_, )ヽ､,,　.::::|　　　　I pray, pray to bring near the New Day♪
　　　　　　　　. 　 |　　 ｀-=ﾆ=- '　.:::::::|　+
　　　　　　　　　　 ＼　　｀ﾆﾆ´　 .:::::／
　　　　　　　　　　　|::::::::::::::　　　　 （　　／￣￣＼
　　　　　　　　　　　|:::::::::::　　　　　　 ／　　　　 　 `､
　　　　　　　　　　　|::::::::::.　　　　 　 /　　.....　　　　 ヽ　　　　―､_
　　　　　　　　　　　`､:::::::::　　　 　 /　...:::::::､:::.. 　　　＼　　 |　_） ）､
　　　　　　　　　　　　|:::::::::::::　　　　　 :::::::::::`､::::...　　　ヽ 　 |　　`'､ﾉ )
　　　　　　　　　　　　）:::.:::::(Τ)､彡......::::::::::::/ヽ::::....　　　`､ノ　ノ::::`'ノ
　　　　　　　　 　 ／:::::::::::;ミ＼.::ヽ~::::::::::::;／　　＼::::::..　　　::::::::::_;;ノ
　　　　　　　　／:: 　　　::::::::::;;{ \ ::}---‐'　　　　　 ＼:::　....ヾ:::（
　　　　　　／:: 　　　　　..:::::／しｰ'　　　 　 　 　 　 　 ヽ　:::::::::::ﾉ
　　　　　/:　　　　　　..::;;::'"　　　　　　　　　　　　　　　　`――'
　　　　　|:::　　　　..::::::／

┌──────────────────────┐
│兪国華はその意味が分からず、戸惑っていた。　　.....│
└──────────────────────┘

.　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : :.、: : : : : : : : ヽ
.　　　 /: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
　　　/: : /: : : 斗--､ :|: : : : :|: : | ,ィＴ: ',: : :ヽ : !
　　　|: : |: : : : : |: /　 ＼: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ﾄ､:|
　　　|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/　|:./⌒ヽＶ: |.: : : | V
　　＜ : ｣_: : / 〈　　{}　|/　　ﾚ　 {}　}|:./ヽ: : |
　　＜:: |. 小{　　 _,,.. -　　　　､-.,_　 ﾚ{: :.|ヽ:|
　　　厶ﾍ　ﾊ　　　　　　　　 ､　　　　 {ﾊ/　V
　　　　　 ＼_!U　　　　　＿　'　　　　 !
　　　　　　　 ヽ　　　 ／　　 ｀t　　 ／
　　　　　　___,ｒ| ＼　 {　　　　/　／
　　　　／:/::::| ＼　 ヽ ｀_⌒ ィ ´
　　／::::::/::::::|　　＼　　　´ ∧＞､
／:::::::::::/::::::::|　　　　＼　 /　 !＼::`ｰ- ､
::::::::::::::/:::::::::∧　　　　/二＼　|::::::ヽ::::::::::::＼
::::::::::::/::::::::::::::∧ヽ　 /: : : : :}ヽ!::::::::::〉:::::::::::::::

┌────────────────────────────────┐
│宋楚瑜が啖呵を切って以来隠れ官邸派の兪国華を恐れる者はおらず、　　　.│
│本省人系や反発する党員を中心として倒閣運動が起こっていた。　　　　　　....│
└────────────────────────────────┘

　　　　　　　　___|二ニｰ-､、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
　　　　　　　 /rヽ三三三三三─‐-- ､;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
　　　　　　　 ',i　,-三三三三三、 　 _,.ニ､ｰ-､!;: -‐二￣彡′
　　　　　　　　',､、ヾ三三'"￣￣　　 `ー‐"　　　 ヾ-'" 　.〉′
　　　　　　　　ヽ ヽヾ三,' 　　 :::..,. -‐- ､　　　　 _,,..-‐､、,'
　　　　　　　　　｀ー',ミﾐ　 　 　::.弋ラ''ｰ､　　 i'"ｨ'之フ　l
　　　　　　　　　／:l lﾐﾐ　　　　 ::::.. 二フ´　　 l　ヽ､.ノ　,' 　　　　麻呂はこう見えても本省人でおじゃるよ？
　　　　　　,.-‐フ:::::| |,ミ　　　　　　　　　　　　 l　 　 　 / 　　　 　思想でド勘違いしているネット右翼どもの謝罪を求めるでおじゃる。
　　　　 ／r‐'":::::::::| |ヾ　　　　　　　 ／__.　 　l　　　 /
　_,. -‐"i .|::::::::::::::::::',.',. ＼　　　　　 　 ⌒ヽ､,ノ　　 /ヽ,＿
"　　　　l ヽ:::::::::::::::::ヽヽ.　＼　　　＿,＿,.､〃　　／l　|　　　　＿__,. -､
　　　　 ',＼＼:::::::::::::::ヽ＼　 ＼　　､.￣⌒"￣／:::::|　|　　　 （ ヽ-ゝ _i,.＞-t--､
　　　　　＼＼＼;::::::::::::＼＼　 ｀､.__ ￣´￣／::::::::::l　|　　　　｀''''フく　＿,. -ゝ┴-r-､
　　　　　　 ヽ ＼｀ｰ-､::::::ヽ ヽ　　　￣フフ::::::::::::::ﾉ ./　　　,.-''"´ ／￣,.／´　ゝ＿'ヲ
　　　　　　　　　 ｀ー-二'‐┴┴､＿_／‐'‐´二ｰ'".ノ 　　/　_,. く　 ／　ゝ_／￣|
　　　　　　　　　　　　　　￣｀ー─--─‐''"￣　　　　　 /　にﾆ'／,.､-t‐┴―'''''ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　/　　.（_ヽ-'__,.⊥--t-⊥,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　 /　　／　 ￣　　 ）　　ﾉ__'-ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　 /　　　 ゝﾆ--‐､‐　　　←大陸生まれの半山。台湾語ぺらぺら。

┌─────────────────────────────────────────┐
│89年は立法院選挙を控えていた。兪国華が続投すれば選挙に負けるのは目に見えていて、　　　　.│
│本人もそれを気にかけつつ仕事をこなしていて、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
└─────────────────────────────────────────┘

　　　　　　 　 　 　 　 　 / .::::/.:.:.:::::::/.:.:::::/ 　:! ::::::::.:.: /:::::',:::::::'，::::::::.:.:.ヽ
　　　　　　　　　　　　　/ .::::/.:.:.:::::::/.:.:::::/＿__|::::::::::.:./::::::.:.}:::::::::!ｉ:::';:::::::::.:.:.:.
　　　　　 　 　 　 　 　 j:／/.:.:.:::::::/.:.:::::/　　　,::::::::／!::::::::/∨:::::!|:::::;::::::::::.:.:.:.
　　 　 　 　 　 　 　 ／/: :j!:.:::::／|.::;xイ云ﾐ､./:::／ 　|::::::/⌒Ｖ::::!|:::::ｉ:::::::::::.:.:.i
　　　　　　　　　　　|: : ／.:::／:!　|ハ　比::i /／　　　|:代云ミｉ:::::!|:::::|::::::::ｉ::::.:.|
　　　　　　　　　　　ヽ/　）/: : :|　　　 ､`ｰ' ´　 　 　 ﾉ'　比ﾘ｀Ｙ:::ﾘ::::i|::::::::|::::.:.|
　　　　　　　　 　 ＜/　//:＿: |　　　　 ￣　　　　　　　､`ｰ'　ｲ:/::::::ｉ|::::::::}!:::: '
.　　　　　　　 　 　 /　/／　　 ￣）　　u. 　 　 　 /:.　 　 ｀ 　 从:::::::ｉ|::::: ハ::/　　やる夫、俺自信無くなってきちまったよ。
　　　　　　　　 　 ,　 /　　∠二 ´、　　　　　 　 　 　 　 U　　 | ::::::/:|:: /　 !′
　　　　　 　 　 　 | ./　　/　, --‐く　　　 　 「 ￣｀ヽ　　 　 　 八::/　|:/　　′　
　　　　　 　 　 　 |/　　/　/　 , ーﾍ.　　 　 ヽ ...::ノ 　 　 　／　|/ 　 ′
.　　　　　 　 　 　 ,　 　 　 　 /: : : : :＼　　　　　　　　　　´　　 ′　　　　　　
　　　　　　　　　　 ,　　 　 　 ｉ: : : : : :.ヽ＼　 　 　 　 ´
　　　　　　 　 　 　 ,　　　　　|: : : : : : : :ヽ> ー＜/､＿
　　　 　 _ .　-‐　´∧　 　 　 ﾄ､ : : : : 彡'　　　　 しﾍ:.:.｀ヽ
　-‐　´ 　 　 . . : : :._}　 　 　 !.　｀￣´　　　　　　 　 ｀Ｙ:.:.:i:＼


　　 　　　／￣￣￣＼
　　　　／ ／ 　 　 ＼ ＼
　　 ／　 （●） 　（●）　 ＼　　何言ってるんだお。君はずっと頑張ってきたじゃないかお。
　　 |　　　　（__人__）　　　　|　まだまだ国のために働いて欲しいお。
　　 ＼　　　 ｀ ⌒´　 　　／
　　 ／ 　 　 　　　　 　 　 ＼

┌─────────────────────────┐
│やる夫の強い慰留により辞任も棚上げとなっていた。　　　　.│
└─────────────────────────┘

　　　　　　 　 　 　 　 　 / .::::/.:.:.:::::::/.:.:::::/ 　:! ::::::::.:.: /:::::',:::::::'，::::::::.:.:.ヽ
　　　　　　　　　　　　　/ .::::/.:.:.:::::::/.:.:::::/＿__|::::::::::.:./::::::.:.}:::::::::!ｉ:::';:::::::::.:.:.:.
　　　　　 　 　 　 　 　 j:／/.:.:.:::::::/.:.:::::/　　　,::::::::／!::::::::/∨:::::!|:::::;::::::::::.:.:.:.
　　 　 　 　 　 　 　 ／/: :j!:.:::::／|.::;xイ云ﾐ､./:::／ 　|::::::/⌒Ｖ::::!|:::::ｉ:::::::::::.:.:.i
　　　　　　　　　　　|: : ／.:::／:!　|ハ　比::i /／　　　|:代云ミｉ:::::!|:::::|::::::::ｉ::::.:.|
　　　　　　　　　　　ヽ/　）/: : :|　　　 ､`ｰ' ´　 　 　 ﾉ'　比ﾘ｀Ｙ:::ﾘ::::i|::::::::|::::.:.|
　　　　　　　　 　 ＜/　//:＿: |　　　　 ￣　　　　　　　､`ｰ'　ｲ:/::::::ｉ|::::::::}!:::: '
.　　　　　　　 　 　 /　/／　　 ￣）　　u. 　 　 　 /:.　 　 ｀ 　 从:::::::ｉ|::::: ハ::/　　
　　　　　　　　 　 ,　 /　　∠二 ´、　　　　　 　 　 　 　 U　　 | ::::::/:|:: /　 !′……そうか、わかったよ……。
　　　　　 　 　 　 | ./　　/　, --‐く　　　 　 「 ￣｀ヽ　　 　 　 八::/　|:/　　′　
　　　　　 　 　 　 |/　　/　/　 , ーﾍ.　　 　 ヽ ...::ノ 　 　 　／　|/ 　 ′
.　　　　　 　 　 　 ,　 　 　 　 /: : : : :＼　　　　　　　　　　´　　 ′　　　　　　
　　　　　　　　　　 ,　　 　 　 ｉ: : : : : :.ヽ＼　 　 　 　 ´
　　　　　　 　 　 　 ,　　　　　|: : : : : : : :ヽ> ー＜/､＿
　　　 　 _ .　-‐　´∧　 　 　 ﾄ､ : : : : 彡'　　　　 しﾍ:.:.｀ヽ
　-‐　´ 　 　 . . : : :._}　 　 　 !.　｀￣´　　　　　　 　 ｀Ｙ:.:.:i:＼

┌────────────────────────────┐
│このときやる夫は気づかなかったが、後に調べて気が付いた。　　　│
└────────────────────────────┘

　　　　　　 　 　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　　　　　 　／　　ー) (ー　　＼
　　　　　　　　／ 　,（●） 　（●）,　 ＼
　　　　　　　　|　 　 　 （__人__）　　　　|
　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀ ⌒´　　　,／

┌─────────────────────┐
│この倒閣運動の主犯が李煥であったことを。　　......│
└─────────────────────┘

::::::/::::l::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.::::/:.:/.:/ !:.:/.::::::::丶.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::!:::::::
￣|￣:r=ｪ,‐-:::_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／.:::::/.:,ｲ:./ /.:/.::::::::::::::_ヽ-―　￣￣|:::::::
:::::l:::::/ ／:::.:.:.:.:.丶、:.:.:／.:::::::::/〃:.ｲ /:/.::::::::,.イ´.:::::.＼.:.:.:.:.:.:.:.:|::::::::
:::::|::/ /::.:.:.:.:.:.:.:.:.:._ -く .:::::::::／/／　//.:::::／.::::::::::::.　.::::::ヽ、:.:.:l:::::::::
＿/ /　　_ -‐ ﾆ´_ :::::::.ヽ／　/ｲ　 //.::／.::::::::.　 _　-‐　＿＿_」:.:.:.:.:
.:://:::..￣　‐-　、‐ﾃ､-　 　 ／ 　 〃　　　-‐ 二 =＝ キ ￣ア／.:.:.:.:
,'.;'.::::::::::::..:.:.:.:.:.:.:. く　ヽ　／ ..:::::／:::::::..　　イ lrイr:::::j i l　 /イ.:./.:.:.:.:
:::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.　 　 ＼::::::::::::／::::::::::::::::::::::::::-ゝ――- '＜　/.:/.:.:.:.:.:.
:::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.　　　　 丶／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.../.:/.:.:.:.:.:.:.:
:::::::.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.　　　　　 ',　　　　　　　　 　 .:::::::::::::::::::::::/イ:.:.:.:.:.:.／　　この林檎を食べるですぅ。
::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.　　　　　 l　 　 j　　　　　　　　　　　 ／ /.:.:.:.:.／
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.　　　 :.　l＿　　＿＿_,　　　　　　　　 /.:.:.／ ヽ l7
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..　　.::::. l、　 　 　 ／　　　　　　　／ｧ'「!　＝‐ ′
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::: l ｀ ‐-‐ ´　　　　　　　　 ／|l:.{(　　=' /!
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::::::::::: l　　　　　　　　　　　 _ イ:.:.:.|l/　 　 　ﾚ_
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..::::::::::::::::: l　　　　 　 　 　 _.. '"|:.:.:|:.:.:.:/　　_..　'"
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::/ _　　　 　_..　"´|:.:.:.:.|:.:.:|:.:.:.」‐ '"
:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::/　　 ｀ ｰ "´　　　 |:.:.:.:ll:.:.:|／

┌──────────────────────────────────────┐
│昨年の党大会で存在感を見せつけてからというもの、李煥は障害が無い状態だった。　　......│
│やる夫は新米総統だし、現内閣の不評をいいことに党員を動員して工作をしていた。　　　　.│
└──────────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　/ / .:.:/ .::::/.:::/ .:.:.::::::::::::::l::::|:::::l|.:.:.::::::::::::::!:::::.:.:..:.:.:.
　　　　　　　　　　　V .:.::/ .:.::/.:::/ .:.:::::::;:::/.::::l::::|:::::l|:.､.:.:.::::::::::!:::::::::.:.:.:.:
　　　　　 　 　 　 　/ .:./ .:.:::::1:::l .:.:::::::/:/ .:.:/:::/::::入.:.＼.:.:.:::::!:::::::::.:.:.:.:
　　　 　 　 　 　 　,′/ .:::!.:.:::|::::|.:.::::::/ｲ.:.:::/`ナ:::/＿＼:::.＼_」:::::::::::::::::
　 　 　 　 　 　 　 i.:.::! .:::::!.:.:::|.:::|.::;;:ｲ7.::::://://::/￣￣｀¨`ヽV.:.:::::::/.::::
　 　 　 　 　 　 　 |.:::| .:.:::|.:.::::!:イ.::://::／ "´/::/　 　 　 　 　〉.:.:::::/.:::::::
　 　 　 　 　 　 　 |.:::| .:.:::|.:.::::lVl::/''"´ 　,　/／　 ミ===＝¨7.:.:.:::/.::::::::::　　
　　　 　 　　 　 　 ﾄ､:ﾄ､.:::ﾄ､.::ヽ、ｰ=＝'" 　　　　　///////.:::／.::::::::／　　この私が党を救うですぅ。
　　　　　 　 　　　 /^1 ヽ:ﾄ､::::.:.ヽ///// 　i　 　 　 　 　　/／　/:::／　　　　
　　　　　 　 　 　 ,′ l　　 `入::::::.:.､　　 　r---イ　　　　　　　 ﾌ´　　　　　
　　 　 　 　 　 　 i　　|　　　〉 　､.ﾄ､.　　　 |: : : : !　　　　　　 ,.ｲ､.! /
　　　 　 　 　　 　| 　 !　　　〉　‐米:＼　 　ｌ 　　ﾉ　　　　　／V‐米-
　 　 　 　 　 .,r‐-| 　 L_　　〉 　/!ヽ: : :ヽ､. `ー' 　 　 ,. イ　 ﾉ.: /l ヽ
　　　 　, r‐イ　 ハ　/^┤　〉　 　 : : : : ﾘ:::＞ｰ-- ＜ 　　／ { :
　　　 ./ 1 　|　 |　 /　　|　 〉　　　　: : :ﾘソ, -┴‐'　L_／　　 { :
　　　 .!　L_人_ノ 　 　　 !.　〉　　 i /. : :ﾘ　　,r‐--‐介ー---‐{ :.　i
　　　.└r'　 　 　 　　　ﾉ　 〉　 -米‐: :.ﾘ ／:/´￣ﾌ:ﾊ:「￣｀¨`{ :-米

　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　 ,　二¨-―-- ､｀丶、
　　　　　　　　 　 　 　 ／＿ ..-――-.. ､十ヽ＼
　　　　　　　　　　　　/／::.::,:.:.:./::/::.::.l::.::｀ヽ、＼ヽ
　　 　 　 　 　 　 　 〃::/:::/:.:.:/::/::.:/::|::.:､:.::.::ヽ ﾊ ｀、
　　　　　　　　　　　l::.:::l:: ,':l:::/::/::.:/::;小:::ｌ::ﾄ､::.:Ｖ ｌ　ヽ
　　　　　　　　　 　 {::.:::|:::ｌ::|::l::/::.:/::/:/:_j⊥ｌ::ヽ:！}　　＼
.　　　　　　　　　　 ﾊ::.::l:::|┼く:／::/ /'´ﾉ ヽ:∨::.:l |　　／
　　　　　　　　 　 〈　l::.:|:::l::|∠、ノ　　 , =≡V::.::/｜／　　　　　　　　　あのドスケベじゃあ選挙は勝てねぇですぅ。
　　　　　　　　　　 ヽﾍ::ヽ::Ｖ⌒ﾞ　 ,　　　"ﾞ / :::,'　 l〔　 　i"!　　　　　　　
　　　　　　　　　　　/rヘ::＼ ゛゛　rーﾍ　 彡: /　 /::::ｌ"ｌ i. .!　/")　　　　『運悪く』あの時人気落としたのも致命的……
　　　　　　　　　 　 l冫/ }｀ヽﾐヽ、ヽ､ノ, イ:｀7十/::.::.| .| i. .i / / ）　　　そしてこの私がいたのも『不運』ですぅ！
　　　　　　　　　　 /／ /:::_rﾍ_｀二√ ＿_〉/　　ﾚ::::::| .|:i. .i/ / /
　　 　 　 　 　 　 //　 ,'／夕r=＝､∨---/､/　（｀ヽj 　　　 ' /
.　　　　　　　　／/　 〃r７,ｲ|　　 >ﾄﾏ￣〉 7ヽ厶＼ 　 　 　 /
　　　　 ,　-‐'7／　／:.rｸ/ {ﾆ=彳/ ﾊ ∨,　　/￣:{/ヽ､_ 　ノ
　　　／　　 /　　/: :/７/　 ／,ｲ/ /　/､/_　/: : : :|:厶 ｀＾´ 人
　　 ヽ冫< /　　 {: : :Y〈__ /／〃 ,'　/ 7ヽ ,仆､: : :|| : :｀¨¨´: :冫、

　　　　　　　　 /　　 /ﾍ/　 /　/　 　/ 　　 / 　　／/　 /　　/ ヽ　 ＼ 　 　 　 ＼　＼
　　　　　　　 ./　＿/　/　 /　/　　 / 　　 /　 ／　/　 / 　 ∧＿ヽ 　 ＼　　　　 ヽ.　 ヽ
　　　　　　　/／　/! /　　.ｌ　 l　 ／,.-‐'フフヽ.／/　 / 　 /´ヽヽ ｀＞.､ .!　 　 　　 ',｀ヽ 〉
　　　 　 　 /　　 / |/　 　 |　 l／／ ／／　／.: /　ノ 　 /. :.:.ヽ ＼＼　｀ﾄ､ 　 　|　 | ／
　　　 　 　 { 　 ./　|| 　 　 l／　　／ン-‐＜、 :/／:/　 ./: :,ｨ─ヽ-＼ヽ. |　| 　　| 　|′
　 　 　 　　 ＼､.--|l-‐''"_,. -‐''",. =,＝￢ﾐ､／: : :/　 /: : : ノﾞ,ニ＝=ミ､ |　|　 　| 　|
　　　　　　　　/ ￣||￣　　　{: :く 　 ﾄ-'　　}　 : : / .／: : : : :　ﾄ-' 　 }　// /　　 j l　!
　　　　　　　 /　　 .!',　 　 　 ＼:.｀　ゝ　-‐'　　./／　　　　　　ー-- 　./ /　　 /j | /
　　 　 　 　 / 　 　 ', ヽ　　　＼ゝ､　 　 　 　 ノ　: : !　　　　 　 　 　 ノ／　 .／/ノ'
　　　 　 　./　　　 .∧　＼　　　＼　　　　　　　　 　 　 　 　 　-┐ ∠ -‐''"　/　　　（そしてあのトーシロ早漏短小総統を行政院長として
　　 　 　 /　　 　 /,ハ ＝ ゝﾍ､_　 ゝ､ 　 　 　 　 　 　 　 ＿_ノ）　 　 　 /〃/　　　　　操りまくってやるですぅ。
　　　　 /　　 　 //　　ヽ〃 ヾ ヽ￣￣ 　 ､_,..　-－'' ´￣ 　 ／　　　　 /＜/　　　　　　
　　　／　　　 ,r'"´￣了ゝ､rｰ､　ヽ　 　 　 ｀　ー──‐ ''　´　　　　　/ｌｉヾ/　　　　　　私の人脈があればわけねぇですぅ）
　 ／　　　 ／ ゝ, -‐'7｀ーｲ__.｣､ 　＼　　　　 　 　 ｰ　 　 　 　 　 ／　　　|
／　　　, f´￣／ 　 /　 ノ／ヽゝﾝ‐.､V丶、　　　 　 　 　 　 　 ／｜ 　 　 |
　　　／ 之／　　 /　　／　　 ヽ ヽノ1ヽ-､.｀丶､　 　 _,. -‐'"´ 　/|ヾ ｢l〃|
　 ／　｢　/ 　 　 /　／　　 　 　',　∟|　ヽ ＼　 　￣ 　 /　　 ／　|＝　＝l
／　　.ゝ/ 　 　 /／　　　　 　 .ｉ ｌ , -ｲ 　 ヽ. ヽ　 　　 ,ｲヽ ／　　｜〃iｌ ヾl
　　　,r/　　　　/　　　　　　　 ｜| L.､|　　　l　 ｀丶、 f |　 ｀ヽ、　｜　　 　 !

┌─────┐
│5月8日　 　 │
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￣￣￣￣￣|~'ｰ ､,,, ,:; :;:〃:;:〃:):;,,,,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　;:(;ゞ::;: ;::;ゞ　,ｆ
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:::::::::::::::::: :::::::|.: ノ:〃:;丿;,ゞ;〃ゝ; ;; ヽ:;、　　　　 .|冖''ll'冖j　　　　 :;:;(ゞ;::〃::ヽ丿;:,ゞ;:〃
.................. .......|.,{: :〃;丿; ,ゞ:;〃'ゝ. ;:; :;ヾ;:;）　　　 .|: fl |:::::|　　　　　;:(,;:::; :;:〃:;:〃:ヽ:::;:;
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.................. .......|.|_,i `''"ﾞﾟﾞ'l ::'il　　."'･ｬ-､;;;ソ;;;;;;;;/ﾞ|￣| l lヽヾ;;ilY⌒Yli;;;;;l::;;;;,,...l! .|,,..,..,..,.;:;:;:;,...,..
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"""""""""""　_;;;;;;;;;r--･･''"""~｀　 　　　 　　　　　　　　 　　　　　　　- _,lii: .|;；:;：:;.;:.`:;:；;;.;
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　 　　 　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　／ ノ　　＼＼
　　　　　 ／　（●） 　(●）＼　　行政院長、これってまさか……。
　　　　／　∪　 （__人__）　　＼　
　　　　|　　 　　　｀ ⌒´　　　　|
　　　　 ＼　/⌒)⌒)⌒)　　 ／/⌒)⌒)⌒)
　　　　ノ　　|　/　/　/　　　(⌒) ./　/　/
　 ／´　　　 |　:::::::::::(⌒)　　ゝ　　::::::::::/
　|　　　　ｌ　 |　　　　　ノ　　/　　）　　/
　ヽ　　　 ヽ_ヽ　　　 /' 　　/　　　 ／
　　ヽ ＿＿　　 　 ／　　 /　　 ／

┌──────────────────┐
│兪国華はやる夫に辞表を提出した。　　　　.│
└──────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　⌒ヽ､
　　　　　　　　　　_　,-─ ､,〉ゝ－-::...　、
　　　　　　　 ,..::´:::::ヽ:::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::`＼_
　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
　　　　　, ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　/::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　,/:::./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ
　 　 l:::./ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ
　 　 |/|::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ
　　　　|:::::::::::::::::::::::::::::/　ｌ:::::::::::::::::::|＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　|::::::::::::::::::::::ゝ/L.　ｌ::::::::::::::::::| 　 ＼斗‐:::::::::::::::::::::|
　　　　|:::::::::::::::::::/l /　　`ﾒ::::::|＼::::ｌィ´　　＼::::￤:::::::::l:::|
　　　　|::::::::/|::::/　ﾘ　　,__､ ヽｌ　 ＼ｌ;,__　　　|ｌ |人::::::::|∨
.　　　　|::::/　|:::fzlｌ　＾`=＝'´　　　　 ＾===‐'´ｌjｌノ::::::::/　　　　…………。
　 　　　|/　　ヽ::::|ﾍ　　　　　　　　　　　　　　/ィ<"l/
　　　　　　　　　ゝ;八　　　　　　;　　　　　　 /ｲ
　　　　　　　　　　　x > ､　　　 ─　 　　　ｲゝ:::｀＞-､
　　　　　　　　　〆::::;//ﾊ`　、　　　　 <´/　 ｌ）:::}:::::::::::::::` ､
　　　　　　　 ／/::::://　　＼ 　｀'´　　 /　 /::::7::::::::::::::::::::ﾊ::ｌ
　　　　　　 ﾉ::::/::::::《〈 ヽ／ﾍヽ 　 　 ／　 /::::/::::::::::::::::::::::/::::l

　　　　　　　　　　　　　 　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : : : : : : : :.、: : : : : : : : ヽ
　　　　　　　　　　　　　 /: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
　　　　　　　　　　　 　 /: : /: : : 斗--､ :|: : : : :|: : | ,ィＴ: ',: : :ヽ : !
　　　　　　　　　　　 　 |: : |: : : : : |: /　 ＼: : /|: : r ､ : : :.|.: : : ﾄ､:|
　　　　　　　　　　　 　 |: : |: : : : /!/ 　　 | :/　|:.:(ヽ､｀＼:|.: : : | V
　　　　　　　　　　 　 ＜ : ｣_: : / 　_　 　_|/ 　 ﾚ. ＼ ＼　＼ : |
　　　　　　　　　　 　 ＜:: |. 小{　 ｀ﾞ'''''' 　 　 　 　‐-＼ ＼　＼_　　　　　俺も考えたんだ。確かに圧力に屈して負けたくはない。
　　　　　　　　　　　 　 厶ﾍ　ﾊ　U　　　　　 ､ r--‐-､ >､　　　 ｀ヽ　　　でも冷静になって考えてみれば一度失った信頼を取り戻すのは困難だ。
　　　　　　　　　　　　　　　 ＼_!　 　 　 　 　 '　` ‐-､ ｀`　　　　　 `､　
　　　　　　　　　　　 _, r´:/ : :| ヽ　　　 r‐--っ　　　／＼ 　 　 　 　 `､　あの党大会で行政院長なのに順位を落としたのは
　　　　　　　　_, r ´:.:.:.:./:.:.:.:.::|　| ＼　　 ￣　　　／ヽ :｀ヽ 　 　 　 　 ヽ　本当に痛かったぜ。
　　　　　_, r'´:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:|　 ＼　ヽ _　,　ィ ´ |::.:.:ヽ: : `､　 　 　 　 `､
　　_, r ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.|　　　 >-､ー_'/ 　　!::.:.:.:.:ヽ: : ` 、　__ ＿__i__
　/ﾞ: : : : : : : : : : : : ヽ:.:.:.:.:.:.／i!　　/ﾍ　i. / 入　　|＼.:.:.:.:.ヽ;,r'`‐´_,,..---┴‐,
l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼／:.:.:.:!'! /ヽ､ヽrk'´:_,r､　ｲ:.:.:＼／ _>-‐'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l

　 　　 　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　／ ノ　　＼＼
　　　　　 ／　（●） 　(●）＼　　　でも君は優秀な政治家だお。
　　　　／　∪　 （__人__）　　＼　　やる夫としてはこれからもがんばってほしいのが本音だお。
　　　　|　　 　　　｀ ⌒´　　　　|
　　　　 ＼　/⌒)⌒)⌒)　　 ／/⌒)⌒)⌒)　　もう少し踏み止まらないかお？
　　　　ノ　　|　/　/　/　　　(⌒) ./　/　/　　　あと少しやればみんなの見る目も……
　 ／´　　　 |　:::::::::::(⌒)　　ゝ　　::::::::::/
　|　　　　ｌ　 |　　　　　ノ　　/　　）　　/
　ヽ　　　 ヽ_ヽ　　　 /' 　　/　　　 ／
　　ヽ ＿＿　　 　 ／　　 /　　 ／


::::::／::::::::::::/／::::::::::::::／／::::::／::::／:::::i:::::::::i::::::::::::::::l:::::::::::|
／::::::::::::::::/::::::::::::::::／´:::::::::／::／::::::::::::l:::::::::l:::::::::::::::::!::::::::::l
::::::::/´i::／::::::::::::／::::::,,,､,／:::::::＼,,∧:::::l::::::::,'::::::::::::::::ﾉ:::::::::;!
:::::/ ::::!/::／/:::::::::／ 　/::::::::::／´ ∨/::::i:::::/::::::::::::::::/i:::::::::/
:::::｀::::::／ ./::::::／ 　　/::::／,"￣ゞ"ﾒ:::::::!::/::::::::::::::::/　ｌ:::::/
:::／／ 　/::／ 　　　/／　　　 /;）/:::ﾍ::／::::::ﾊ::::::/ 　 ｌ:::/
/／'., ' , ∨　　　　 / 　 　 　､/ｿ/:::::／）ﾉ:::/ /::::/ 　　i:/
/ 　　ゝ 　　 　　　　 　 　 　 　 /::／i //:::/ /:／　　　/
　　　　 ﾍ　　　　　　　　 　 　／´ 　 ',/／／´　　　　　年末には選挙があるんだぞ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '､　　　　　　　　　あと半年で俺への信頼を取り戻せるような政策をするのは
　　　　　　　　　　　　　　__　　　　　　_ゝ　　　　　　　恐ろしく時間がかかるし望み薄だ。
、　　　　　　　　　　　　ヽ、_ゝ 　／ ´　　　　　　　　　
;;',　　　／｀　､ 　　　　　　　　,　′　　　　　　　　　　人気のあるやつにとっかえる方がいいだろう。
;;;;',　／ 　 　　｀`　､ 　 ,　"
;;;;;ヾi　　　　 　 　 　 `´
;;;;;＼＼

　　　　 ./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: !
　　　 .′:::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　 　 .′:::; ｲ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
　　　}:::::/　|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;′
　　　|: /　 :|::::::::::::::::ｎ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　|/　 　 V::::::::::::| |.＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ′　　　
　　　|　　　　ヽ:::::::八 !　 ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／　　　　
　　　　　　　　 ヾ::::::::}ヽ　　{＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／　　　　　もともと官邸派が力無くなった時点で、
　　　　　　　　　 Yへ!　'._ノ　 ｀丶:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ′　　　　　　俺はこの政権にはふさわしくなかったんだよ。
　　　　　　　　　　　 ﾍ　　 　 　 　 ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ′
　　　　　　　　　　　　 ヽ　　　　　　 '.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　　　　　　　…………
　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼　　　　　 '.＿　 ＝=-――ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　　i　　　　　　　　　　　 {
　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ.._}　　　　_　 -―　二二ユ_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_} - .二　-‐:::::´:::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼

┌───────────────────┐
│やる夫は兪国華の辞任を受け入れた。　　 　 │
└───────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　／ ￣￣ ＼
　　　　　　　　　　　　　　 ／ノ　　ヽ__ 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　／（―） 　（― ） 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　|.　　（_人＿）　　　u　|　　　残念だお。
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ 　 ｀⌒ ´　　 　 ,／
　　　　　　　　　　　　　　/ 　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　./　l　　　,/　 /　　 i
　　　　　　　　　　　　　(＿) 　　(__ ノ 　 　 l
　　　　　　　　　　　　　／　　／　　　___ ,ノ
　　　　　　　　　　　　　!､＿__!､＿_＿＿_つ

　　　,=============,
　　　| r──､ r──､ |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿
　　　| | / /　| |/∇ /| |　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /7i　　　　　 　 　 |
　　　| |==== | |==== | |　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 //:::|　　 　 　 　 　 |
　　　| | ∀　 | |　/ / | |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 //::::::|　　 　 　 　 　 |
　　　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆゝ　　　　　〉~ｱ　c｢l　　 　 　 　 　 　 　 「|::::::::|　　 　 　 　 　 |
　　 │r──､ r──､ |　　　　　（　 ）　〈;;;;〉　　　　　　　 　 　 |:l::::::::|　　 　 　 　 　 |
　　　|│':.:.:.:.:|│:.:.:.:.│|　　 　 (二二二二二)　　 　 　 　 　 　 |:|O::::|　　 　 　 　 　 |
　　　|│:..:.:.:.:|│:.:.,:.:│|　　　　 | |　　　　 |│　　　　　　　　 　 |:|::::::::l　　 　 　 　 　 |
￣￣|└──' ﾞ──┘l￣￣￣(.<￣￣￣>.)￣￣￣￣￣￣￣|:|::::::/￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　￣￣￣￣￣￣￣　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:|:::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |｣/

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 (￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣)
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 l　i　　　+　　　+　　　+　　 l　l:::|
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　　　　　　　 　　　　　　　　　　|　l 　　　　　　　　　　　　 　 l　|/
　　　　　　　 　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣/|
　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 //|
　　　　　　　　　 　 ＿＿＿/＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿//| |
　 　 　 　 　 　 　 (＿＿＿＿___＿＿＿＿＿＿__),‐─┬i'　ゝ)
　　　　 　 　 　 　 l:::　　　　　　　　　 .　　　..::::::::::| ｌ^)　.l│
　　　　 　 　 　 　 |:::　 　 ;. 　 　 　 　 　 　 ..::::::::::| ´|　 ゝ)


　　　　　　　　　　　　　　　　　,　 --=ﾆﾆ､ヽ､
.　　　　　　　　　　　　　　　∠ -―‐--- ､ ＼＼
　　　　　　　　　　　　 　 ／　/ ／　 ,　　　｀ヽ ヽ＼
　　　　　　　　　　　　 　// , / /　 ／/ /,ｲ　　 Vﾊ　ヽ
　　　　　　　　　　　 　 // // / //　/ //｜｜l　ｌ！　 ＼
　　　　　　　　　　　 　{ﾉl ｌ| ｢Ｚﾒ/l// /ム⊥｜|　| |　　／
　　　　　　　　　　　　　l l |l 〈f沁 {/ / ｨ汽く l| j ,ﾘ } rく
　 　　　　　　　　　　　Ｎ八〉｀ﾞ′,　　 ｛ﾞりﾉ//〃/ｲ　 |　　行政院長に私をですかぁ？
　　　　　　　　　　　　　　 jﾍ、　 _　　　" 彡'／/　|l　 |　　
　　　　　　　　　　　　　　 / / 丶、｀　　, ィ7´ rク　l 　 |
　　　　　　　　　　　　　 厶ｲ __｣二兀／/-|-/厂ヽ、　｜
　　　　　　　　　　　　　/　/ ｌ { ´´rｸ〈 ｜　/´　　　〉　｜
　　　 　 　 　 　 　 　 /　/ /八　　｝| ∨　ﾉ! 　 　 /!　　､
　　　　　　　　　　　 /　/イ {几こﾌｌ｣__j 　 ）｝　　 ハ　　 ヽ
　　　　　　　　　　／ﾚ ﾉ //　　　r1ｰ┤　l|_｝　　 　 ヽ　 　 ＼

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼　　そうだお。君は経験豊富で国民の人気も悪くないお。
　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　党主席就任問題の時も助けてくれたし、現職より民主化に
　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／　　前向きで適当な人物とやる夫は考えているお。
　　　　　　　 　 ／　　　 　ー‐　　　　＼

　 　 　 　 　 　 　 　 　　,_'ｒｰ冖￢ー-､_¨'ー-､_
　 　 　 　 　　　　　　,／　 　_＿_ 　 　 └-､ 　 ´`ｰ-､_
　 　 　 　 　 　 　 ／!-‐:.;'´:.:.:.:.:.:i:.¨'ｰ､ 　 　L.　　　　　`ー-､_
　 　 　 　 　 　　〔／:.:／:.:.:./:.:.l:.:.|:.:.:.:.:.:＼　 　!　　　 　 　 ／
　 　　　　　　　／:.:.:/:.:.:.:.:/:.:.:/!:.:.l:.:.ヽ:.:.:.:.ヽ　└ｉ　　, 　／
　 　 　 　__　 /:.:.:.::/:.:_;.-;'_:／/:.:.:l:__:.:.:i:.:.:.:.:ﾍ　 ｣　 /‐'´
　 　　　/､ヽ７!:.:.:.:.l_:.: イ／` ｲ:／´､:.:ヽ!:.:.ﾉ:.:.|　〕 ｲ
　 　 　 l､ ヽ |_l:.:.l:.:l:| i f:ｔ¨ｘ／´　,.二'.ー|´:.:.:.:l　!:.:.:!　　　　総統からそういってもらえると嬉しいですぅ。
　 　 　 ヽヽ´　ヽ:.:.:ﾄl丶ゞ┘ 　 　乂ﾂ ﾌ !/:.:./ /:.:.:.:|i
　 　　　　ヽ.＼　 丶ﾄ、　　､'__　 　 ´__／:.:／　|:.:.:.:.:l:ヽ　　無論、前総統の遺志である民主化を進め、
　 　 　 　 　ヽ　 　 　l'＼　 l 丿　 　／´７　　/l＿:.:.:l:.:.ヽ　職務を全うする所存ですぅ。
　 　 　 　 　「Ｌ.__　 /:ﾍ l＞ --ｒ イ´￣ﾊ　 ノl}: : : ヽ:.:.:.:.:ヽ
　 　 　 　　,｣､ 　 Lｲ: : ﾍヽ._／７´!ー;'-┘/ {l}: : : : :ト､:.:.:.:.＼
　 　 　, ﾍ/:ゝ.二¨｣: : : : ﾍﾍ　 / {|l　/ 　 / ｛l}: : : : : : : ＼:.:.:.:.
　 　　ヽ /: : :/: : /: : : : : /ﾍﾍ.|　 {|/　　ﾉ　 {l｝: : : : : : : : : ヽ:.:

　　　　　　　　　　　　 _,．､,．‐-､,．-､ _
　　　　　　　　　　,.．´＊ ,. _＿,ｨ､_＊_　｀ヽ、_
　　　　　　　　,./´ ィ=彡': : : : : : : :￣:｀ｰ-､＊ヾ:､
　　　　　　 ,ｨ"k,.イ: : : : : : : : : : : : i:|: : : : : :`ｰ､ﾍ　`ｰ- ､　　　 　
　　　 　 ／/ノ: : : : : : : : : : : : : : :ﾊ:ﾄ､: : : : : : : :ヾ}　, ／ｲ　　　　
　　　,.イ　ﾉ/: : : : : : : : : /: : : :ｨ:/ }:!　＼: :､: : : : :.∨／　 　 　 　
　 ＜　　〃: : : : : : : : : /: : ィ'//　j:l _＿_ゞ: }: : : : : Y　 　 　 　 　 　　　　　
　 　 ヾ:､ }!: : : {: : : :／:.／/'//　/厂__　 ヾﾘ: i: : : :ｲ:、　　　 　 　　　　　　
　　　　＼| : : : !i;:イ斗''‐''"/ｲ　/ｲ,ィﾁ芋ミｧ}:.|: : : /i}::.　　　　　　　　　　　ところで行政院長に就任するにあたって、
　　　　　 i: : :厶:イｘﾁ笊ミ､　　 　 弋:z:ﾂ 'ﾞ/ｲ: : :/　i}:ヽ.　　　　　 　　　　　私は党の秘書長を離れますぅ。
　　　　　 ト､: : :ヾ` 弋:zﾂ　 　 　 　 　 　 /イ: :,ｲく　l}: :'，　　　　　　　　
　　　　　 }:{i ＼: : ＼ 　 　 　 ヽ　　　　　'ィ彡'ノ　　 i}: : ::..　　　　　　　　 秘書長はとても重要な仕事……
　　 　 　 i: :〉, >ヾ､:ヾ､　　 _,．-一 フ′　´.ｲ　　 　 ﾘ､: : :.ヽ　 　 　 　 　 後任は誰をお考えですかぁ？
　　 　 　 |: :ヾ　　` く¨´　　 ` ｰ.=彡　　 ,.:i:{|　　　､〈: :ヾ､: : :＼　　　　　
　　　　　八: : }iヽ l /i}≧ｭ:.　　　　　　 イ:::lｲヽ ! /　j}､: : :.＼: : :ヽ　 　 　
　　　　/: : : :ｲ{l / !ヽヾ:、::::`ｬ‐ : :=彡　|:::{ｲ / |ヽ ｨ､: :＼: : : ヾ: : :.
.　 　 /: : : /: : 〉,　　　 }i_:,へｊ　　　 　 ／`;/ 　 　 j}　`ーｧぇ､: :}: : ヽ
　　 /: : : //〉`Yi　　　 ）}　　 ＼ 　 ／　 /′　　､〈　　　くソ::::｀ヾ: : :＼

　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 　／　─　 　 ─　＼
　　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |　　宋楚瑜君を考えているお。
　　　　 ＼　 　　｀ ⌒´ 　　 ,／　　
　　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ
　 　　/ 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|
　　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|


　　　　　　　　　　　　　　　　　,　 --=ﾆﾆ､ヽ､
.　　　　　　　　　　　　　　　∠ -―‐--- ､ ＼＼
　　　　　　　　　　　　 　 ／　/ ／　 ,　　　｀ヽ ヽ＼
　　　　　　　　　　　　 　// , / /　 ／/ /,ｲ　　 Vﾊ　ヽ
　　　　　　　　　　　 　 // // / //　/ //｜｜l　ｌ！　 ＼
　　　　　　　　　　　 　{ﾉl ｌ| ｢Ｚﾒ/l// /ム⊥｜|　| |　　／
　　　　　　　　　　　　　l l |l 〈f沁 {/ / ｨ汽く l| j ,ﾘ } rく
　 　　　　　　　　　　　Ｎ八〉｀ﾞ′,　　 ｛ﾞりﾉ//〃/ｲ　 |　　
　　　　　　　　　　　　　　 jﾍ、　 _　　　" 彡'／/　|l　 |　　……行政院長が承服しますかぁ？
　　　　　　　　　　　　　　 / / 丶、｀　　, ィ7´ rク　l 　 |
　　　　　　　　　　　　　 厶ｲ __｣二兀／/-|-/厂ヽ、　｜　あの一件以来2人の仲は……
　　　　　　　　　　　　　/　/ ｌ { ´´rｸ〈 ｜　/´　　　〉　｜
　　　 　 　 　 　 　 　 /　/ /八　　｝| ∨　ﾉ! 　 　 /!　　､
　　　　　　　　　　　 /　/イ {几こﾌｌ｣__j 　 ）｝　　 ハ　　 ヽ
　　　　　　　　　　／ﾚ ﾉ //　　　r1ｰ┤　l|_｝　　 　 ヽ　 　 ＼

　　　　　　　＿＿＿＿＿
　　 　 　 ／ ＿　　　　 ＿＼
.　　　 ／　　 　 ￣｀　´　　　＼
.　　／ 　 　 (　 ● ) 　 ( ●)　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　彼の息がかかった人間は国民は受け入れんお。
. ／　　　　 　 　 /　　 ! 　 ヽ　 　 ＼　　　＿__,. -､　　　　　　　　　　　　
/　　　　 　 　 　 ゝ__ノ ゝ__ノ　　　　 ヽ　（ ヽ-ゝ _i,.＞-t--､　　　　　　　もしも彼を気遣う人事を見せたら国民はますます民進党に
|　　　　　　　　　　 ｀ ⌒ ´　　　　　　 |　　｀''''フく　＿,. -ゝ┴-r-､　　　　目を向け、我々が主導する円滑な民主化は不可能だお。
|　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |＿_,.-''"´ ／￣,.／´　ゝ＿'ヲ　　　
ヽ　　　　　　＿＿＿＿＿　　　　　 ／ 　 /　_,. く　 ／　ゝ_／￣|　　　　それを避けるには若く話題性のある彼が秘書長になるのは
:.ヽ‐'''!-‐''"´::::::::::::::::::::::::::::::￣￣｀~''‐-､_/　にﾆ'／,.､-t‐ ┴―'''''ヽ　　　党のクリーンな面を見せる事ができてとても有益なことだお。
　 ＼＿::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　/　　 .（_ヽ-'__,.⊥--t-⊥,,_
＼　　　￣＼―-- ､ _::::::::::::::::::::＿＿::/　 /　　／　 ￣　　 ）　　ﾉ__'-ﾉ
　　＼　　　 ＼::::::::::::::｀''‐--‐''´::::::::::/　 /　／　／￣ rt‐ﾗ'￣￣ヽヽ
ヽ　　ヽ＼　　 ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　　　 /　　　ゝﾆ--‐､‐　　　|
　l 　　ヽヽ　　　＼:::::::::::::::::::::::::::::::/ 　　　　　　　　　　/‐＜_　　ヽ　　|ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌┐.┌i　　 ┌┐　　__　┌┐　　　| | [][]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜└[][]L.ﾛﾛ |　[][]　|　| ﾛﾛ |.[][] l└─┐
　　　　　　　　　....＿＿＿＿＿＿,,,,,,,,,,,,,,,,　　　 　 　 　 ｜┌┤.r‐┘│┌┘ | └┐└─┐l￣￣
　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　＼　 　 　 　 └┘..凵　　 └┘　　!　l￣__l￣￣.┘
　　　　　 ,,,,,ﾐﾐ　　　　　　　　　　　.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;＼　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 └┘
　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　.;.;.;.;.;　　＼
　　　／　　　　　　　　　　 ノ― -　..._　.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;ﾉTｉ＼
　　/　　　　　　　　　　　　―‐__----　二ﾂ）ﾉﾉ／∠ﾘﾉ
　 /　　　　　　　　　　　　　 ＜で・ﾌ¨ヾ>三⌒〈・ﾗﾅﾘ_i、.
　　i　　　　　　　　　　　　　 　 `冖' ´　"´　 　',¨ヾ',　 i、　　　　それに彼は君と共にやる夫を助けてくれたお……。
　　 l　　　　　　　　　　　　　　　　　（　 　 　 　　　/ ヽ　＼　　　
　 　 l　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ､＿_＿＿.人__ﾉ　/　　　前総統の寵臣同士、君との相性は悪くないはずだお。
　　　l　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∠..＿＿ﾂ´　　　 /
　　　ヾ　 　　　　　　　　　　　　　　　 　　　ー　　　　 /
　　　　ヽ､_　　　　　　　　　　　　　　　　　　.;.;.;.;　 　 /
　　　　　　 iヽ､_＿＿＿＿ 　　　　　　　　　.;.;.;＿_ ﾉ
　　　　　　 ヽ　　　　　　　　ヽ､＿＿＿＿＿´三／
　　　　　　　　!ヽ､　　　　　　　　　　　:;:;:;:;:;:;:;|
　　　　　　　　|　　 .　　　　　　　　　　　　:;:;:;;|
　　　　　　 ／ヽ､　..　　　　.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,|＼.;


　　　　/ノ´: /: : : : : : : : : : : : : :ｉ: : : ::ｉ: ::ヽ: : : : : :＼　　　＼
　　　/": : :/: : : : : : : : : : : : : : ::|: : :|: |: : : ヽ: : : : : : :ヽ　 ／
　　/: : : ::/: : : : : : : : : : : : :／:/}: : ｉ: :|: : : : :ヽ: : : : : : :Ｖ
　 /: : : : :|: : : : : : : ／: ::／:: / /: :/: / ヽ: : : : }: : : : : : :ｌ
｀.{: : : : : :|: : : : : : : : ::／./／ /:／/:/-―--:､; |: : : : : : :|
　|: : : :{: : |: : : :,斗ｧ''フ"　 ／"　 //　　　　＼ヽ|: : ｉ : : ::|
　|:ｉ: : :ｉ: : :ｌ ｒ彡"´　　　　"　　　/　　　　　　　　}: :ﾉ : : ::|
　ｌ: ｉ: : { : : ｌ |　　　　 __,..　　　 /　　''ェ;_＿_,ｪ; /: : : : /∧　　(……本当は能無しにでもやらせたいけれど、
.　 ',ヽ: : : : ヽｌ ,ｒ＝=＝"　　　　　　　　￣￣ ./: : : :ノ/　 ｌ　　　　選挙がある以上信頼できる人間がなるべき……。
　　 ＼＼: : : ＼　　　　　　　　!　　　　　　 /, ｒ '´　}: : :ヽｌ
　　 |: : : {　`ー　＞　　　　　　　　　　　　　　/{ ＊ }: :　 ヽｌ　　確かに彼なら有能だし、総統と私双方に関係のある若手ですぅ)
　　 |:/: : {　__ ｉ/ ヽ　　　　　　　　　　　 　.／: {　　 }:_:: : : : ｌ
.　 //: : : :{　 "ｉヽ { :ヽ､　　　　⌒　　　／:__ : {　／　ﾉ: : : : :.'.,
　 ｌ/: : : : : :}　ｒ－┘､: ::ｒ`ｖｒ‐　-　 ´|: : : | _｣_{./　 ./: : : : : : : '.,
　/: : : : : : : {　｀ヽ、　ヽ.Ｌ._ヽ.　　　　レ'Ｖ＿＿ ヽ/: : : : : : : : : :'.,
/: : : : : : : : ｒ ト ＊|ヽ／ ノ ヽ.'､　 ／　{ （＿__　　〕ｒ､＿: : : : : : : '.,
: : : : : : : : :∧.ｌ.｝　 }〔　´　／ ヽG＝ニ:|（　　　　./ｒ'/ｒく: : : : : : : : :',
: : : : : : : ::/　)|.ﾄ}　 }ヽ　　　 へ）|ノ＼.{ |/ｰｉ　　/`./ (　ヽ: : : : : : : : ',

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.:.:.:.＼ア￣ キ ＝= 二 ‐-　 ／ 　.〃　　　-‐ 二 =＝ キ ￣ア／.:.:.:.:　　(何より行政院長はおいしいですぅ。
.:.:.:.ﾞｉ.:.イﾞｉ 　l i j:::::rイrl ヽ　 ..:::::／:::::::..　　イ lrイr:::::j i l　 /イ.:./.:.:.:.:
:.:.:.:.:.ﾞｉ:.ﾞｉ　＞' -――ゝ-:::::::::／::::::::::::::::::::::::::-ゝ――- '＜　/.:/.:.:.:.:.:.　　　これになれたら、党だけでなく行政院にも
.:.:.:.:.:.:.ﾞｉ:.ﾞｉ...:::::::::::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.../.:/.:.:.:.:.:.:.:　　　強い勢力をひろげられるですぅ)
＼.:.:.:.:.:.:イﾞｉ:::::::::::::::::::::::.　　　　　　　　　　　　.:::::::::::::::::::::::/イ:.:.::.:.:.／

┌────────────────────────┐
│6月5日、李煥は行政院長となり、新内閣を組閣した。　 　 │
└────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　 ,　二¨-―-- ､｀丶、
　　　　　　　　 　 　 　 ／＿ ..-――-.. ､十ヽ＼
　　　　　　　　　　　　/／::.::,:.:.:./::/::.::.l::.::｀ヽ、＼ヽ
　　 　 　 　 　 　 　 〃::/:::/:.:.:/::/::.:/::|::.:､:.::.::ヽ ﾊ ｀、
　　　　　　　　　　　l::.:::l:: ,':l:::/::/::.:/::;小:::ｌ::ﾄ､::.:Ｖ ｌ　ヽ
　　　　　　　　　 　 {::.:::|:::ｌ::|::l::/::.:/::/:/:_j⊥ｌ::ヽ:！}　　＼
.　　　　　　　　　　 ﾊ::.::l:::|┼く:／::/ /'´ﾉ ヽ:∨::.:l |　　／
　　　　　　　　 　 〈　l::.:|:::l::|∠、ノ　　 , =≡V::.::/｜／
　　　　　　　　　　 ヽﾍ::ヽ::Ｖ⌒ﾞ　 ,　　　"ﾞ / :::,'　 l〔
　　　　　　　　　　　/rヘ::＼ ゛゛　rーﾍ　 彡: /　 /:::Y⌒i　　異議ねぇですぅ！
　　　　　　　　　 　 l冫/ }｀ヽﾐヽ、ヽ､ノ, イ:｀7十/::.::.:l　｜
　　　　　　　　　　 /／ /:::_rﾍ_｀二√ ＿_〉/　　ﾚヘ::}　 |　　彼ならやってくれますよぉ。
　　 　 　 　 　 　 //　 ,'／夕r=＝､∨---/､/　f==ﾐﾌ　 厂ト､
.　　　　　　　　／/　 〃r７,ｲ|　　 >ﾄﾏ￣〉 7ヽ厶ィ {ヽ ｣__/ / 〉
　　　　 ,　-‐'7／　／:.rｸ/ {ﾆ=彳/ ﾊ ∨,　　/￣:{八_‐-┴勹
　　　／　　 /　　/: :/７/　 ／,ｲ/ /　/､/_　/: : : :|:厶 ｀＾´ 人
　　 ヽ冫< /　　 {: : :Y〈__ /／〃 ,'　/ 7ヽ ,仆､: : :|| : :｀¨¨´: :冫、
　　　　＼/　　　rヘ :｀ヾ//__/> /／V／ /｣ ハ: : l|: :丶: : : ,': ヽヽ
　 　 　 　 　 　 /::/^ヽ_/厶＞rく/ ／l丶/ﾊ/;'/｀ヽj| : : ｀､ /: : : :} ﾄ､


　　　　　　　　　　　　 (ヽ三/)　））
　　　　　　　　　＿＿　 ( i)))
　　　　 　　　／⌒　　⌒＼　＼
　　　　　　／（ ●） 　（●）＼ ）
　　　　.／:::::: ⌒（__人__）⌒::::＼　　　そうかお！　君ならそう言ってくれると思ったお！
　　　　| 　 　(⌒)|r┬-|　　　　　|　　　
　　　 ,┌､-､!.~〈`ー´/　　　 ＿/　　　これからよろしく頼むお！
　　　 | |　|　|　 __ヽ、　　 　/
　　　 ﾚレ'､ﾉ‐´　　￣〉　　|
　　　　｀ｰ---‐一'￣

　　　 ＿＿＿＿＿_ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿_
　　　| 　 　 　 　 　 |　　|　　　　　 　 　 　 　 |
　　　| 　 　 　 　 　 |　　トｭ、　　　　　　　　　|
　　　| 　 　 　 　 　 |　　|//|　　　　　　　　　 |
　　　| 　 　只 　 　 |　　|/リ　　　　　　　　　 |
　　　|　／＿__＼　 | 　 「　　　　　　　　　　　|
　　　|: |ｌ__ｌ__ｌ__ｌ__li　|─┬───‐＞==ｫ……‐ﾐ　─　────┐
　　　|: |l　l　l　l　ll　|　　| ￣￣ .／　／:::::::::::::::::::::＼ ￣￣￣:|i　　 |
　　　|:ｌ二二二二l　|　　|　　ｰ=′ 「::/::::::::ィ::」⌒⌒ヽ　 　 　 |l　　 |
　　　| 　 　 　 　 　 |　　|　　 ./　　 7}:::::/厂　　 　 　 ∨　 　 |l　　 |
　　　| 　 　 　 　 　 |　　|　　/ｨ　│〉}::::{〈　　　　　　　 ∨　　.|l　　 |
　　　| 　 　 　 　 　 |　　|　 　 l∧ｲ 7:天〈　　 　 　 　 　 ＼　 |l　　 |
　　　| 　 　 　 　 　 |　　|　　　′ |　`介「　　　　　　　　 「　　|l　　 |　　　ヤクルトヤクルト……
　　　| 　 　 　 　 　 |　　|　　　　 (|ｨ　 |¨|　　　　　　　 　 ﾄ 　_|l_　　|
　　　| 　 　 　 　 　 |　　|　　　 　 '1　 冂　　　l}　　　　　 ヾく::リ 　 |
　　　| 　 　 　 　 　 |　　|　　 　 　 | 　 V　 　 ∧　　　　　　Ｖ/∧　.|
　　　| 　 　 　 　 　 |　　|　　 　 　 {∧厶.ｲ　//∧　　　　　ﾄiﾊ厂　 |
　　　| 　 　 　 　 　 |　　|　　　　　　　　 |ｌﾄ.ｲ///ﾊ　　　トリ::{　　　 |
　　　|　　　 　 　 　 ! 　 |＿＿＿＿＿_ ,|ｌ|:::|/W:::::}人ﾙ':::::::::::〉　 .ィ
　　　 ≧ｭ．＿＿＿j＿＿＿＿＿＿＿厶イ≧ー─‐＜:::￣::}＼´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {:::::::｀＞=､::::::::::::｀二ﾌ⌒′
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　　　　 ∨　 ｲ::::::::／{　　　|　　　　　 　 　 ｀ヽﾄ
　　　　　ｉ　　}}::::::::厂　　 /i|　ｨ　　　￤　　　　　 ＼__
　　　　　|　　}}:::::::{{　＿,/　|/ |ﾊ　　 l|│;!　ィ　　 く⌒
　　　 ／j　　　介〈　Ｖﾚニﾆﾞｰ‐''|∧l''}ナﾅ1 i 　 ∧}
　　　　 ′ 　 /::::::}　 ≧＝彡　　′　fニｵ| Иｲ
　　　 /　 　 厶:イ　　{　　　　　　　　　｀　 | 　 l|　　……無いわぁ。考えてみれば私、ヤクルト買ったこと無いのよね。
　 　 .′　　　|::l::|　　 ト　　　 　 　 '　　 　 i 　 ﾊ
.　　/　 　 　 ,|::l::|　　 |　　　　　 　 　 　 　 }　 ﾄ{　　いままで人に献金代わりでもらっていたけど、あの件以来
　　　 　 /:::::广¨!　　 .ゝ _＿ r─==っ 　 イ　 l|　　　どっと人の出入り減ったし……。
　 .　 　 {:::ｰ{　　|/|　仆､　∧i||≧ｰ匕　　　 Ⅳ
　 .　　 ∧::∧　 |' |/-　　 ‐k::||::{　　　　　　 |　　　
　 ｉ　 ./::/〉､::厂ヽ.!　　 　 「l:::||:∧　　 　 　 i|
　 |　/::///::::∨/:::＼　　.〃:::|l:: ∧　　　　　|
　 |./::///:::::|::::: ヽ::::/＼/{::::: ||:::: ∧　 　 　 |

これほど容姿の荒れた銀様は初めてだwww

　　　　　　　　　　　　　 ___r=y＝ｰ＝冖-ｨrｔ=､
　　　　　　　　　　／___ｆ〆::::::::::::::::::::::::::::::Yごｿ＼
　　　　　　　　 ／__ｆ〆:::::::::::::::::_ｙ＝ｰ￢冖￢―-＼　　　　 　 ／
　　 　 　 　 ／　.{f7:::::::::　イ厂　　;′　　　　 　 　 ｀＼　　　 / /
　 　 　 　 /＿＿{ｆ|:::::／　 ｌ　ｌ　　｜　　　　　 ヽ　　',　 ヽ　 / /
. 　 　 　 /〈匚／ｲﾄ＼　　 | ｜　　|　　　　　　　',　　ｉ　 ヽ∨ / 　 ／　／／
　 　 　 /　 ￣7　|l|___}〉　∥｜ 　 |　{　　　　　　| 　 | 　 　 ∨ ／　 ..::／
. 　 　 /　　 //　 |:|￣　 | ||　l　　 | | ﾄ　 　 　 | ∥　;　　　 ', Ｙ ／.::∠
　 　 /　　 , / l　 |:|　 　 l┼ヽ＼　|｜| ＼　　｜ﾊ　/ ｜　| |: l::.::.::.:／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾇﾌｩﾇﾌｩﾇﾌｩ>
　 ／　　　|:|　|　 |:|',　　　|ヽー=≧ｘ、ヽ　ﾞ,　//_｣./ｌ　 |　｜|:ﾘ::.:／ ／
／　　　　 |:|　|　 |:| ヽ　　| 　 弋_リﾉヾ'ｰ　|/ィ,T7/ ／ｊ　/ /::.::.::.∠ -‐::.::.
　　　　 　 |:|　|　 |:|　 ﾄ　 ヽ　　￣　　　　　　ゝ' /´ |::::／::ｲ::.:／.::.::.:: -―　　このままじゃ餓死……ん？
　　　　／ 　 ｜　　 　|　＼ ＼　　　　　　　　　/ ／::.::.::.::.:／＿＿　 ｰ―
　＼／　　　 ∧　　 　|＼　 ￣　　 _＿_,.　'　／´::.::.::.::.::.::.＜二 ＿　￣￣
＿__ ＼　　 / ∧　 　 ﾄ　 ＼　　 　 ￣｀　イ 　 |::.::.::.＜￣￣￣　　r―一
::.::.::.::＼＼/ /.::.ﾍ　　 ∨＞=＞　　_ ∠::.::.:|　　|::.::.::.::.::.＞　　＿＿￣￣￣
::.::.::.::.::.::.｀ ＜´＼ﾍ.　　∨::/∧:ﾄ＼く＿＿_|　　|￣￣ｰ―::.::.::.::.:ー- ::.::.::.::.
::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.＼ ﾞﾍ　　∨/　|:|:::://::.::.::.::.:|　 ∧＿＿ー＜ ￣￣￣｀`￣

　　　　　　　　　　＞′´　　　　＼::::::::＞､＿＿__
　　 　 　 　 　 ／ 　 　 　 l ヽ　　　￣ //小 ＼Ｙ/
　　 　 　 　 , '　/ 　 　 　 |　｜ﾄ　 |　 ＼'｣ﾄ ＼＼＿_
　 　 　 　 /　　ｌ　　 　 　 |　∥| } _|　　 　ｌ ＼＿ヽ_ ＼＼
　　　 　 /　 　 |　 　 ｜　|　イ厂|,ハ ! 　 |　ﾞ, ￣＼＼ ヽ.ヽ
.　　 　 ,′ |　ｉ |ヽ 　 ｜／/ / 斗:‐ﾁﾘ| 　|　　　￣　ﾚ′
　　　　|　　|　|｜_＼　|!　/ 〃　ヽソ '/　/ 　 |　 　 　 ＼
　　　　|｜　ゝ ＼　-＼∨　 　 　 　 /　ｲ　　 ﾄ､　 　 ＼ ＼　　　　　　はぁい、もしもしぃ？
　　　　| ﾄ 　 ＼　ｨﾍ ソ　　　　　　 ／　|　 　 |　＼　　　＼ ゛ー　／
.　　　/＾ヾ＼＼ヽ ￣´　 ヽ　__,.　 　 　 |　 　 |＼　＼　　　　　　/::::
　　　 ＼r' ,ﾍ＼＼＼　　　 '´´　　　 　 |　 　 |　 ＼＞-__　 　／:::::::
.　　　　　| / / へ ＼ヽ ､　 　 　 　 ／｜　 .∧__＞'´:.::.::.:`＜::::::::::::
　　 　 　 ヽ　　　ﾍ＼＼　＞ -　 ＜::.::/ 　 /:::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:＼:::::::
　　　 　 　 ＼ 　　ﾍ」＼::.::.::.://「＼::V 　 /::.,:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:＼:
　　　 　 　 　 > 　　ト::.::.::.::.:〈〈仆:::::ﾏ　／.::/::.::.::.::.::.::.::.::.::＿＿＿::..
.　　　 　 ,―┴ぐー　）、:.::./ﾌ┘|::|/ /´::.::/::.::.::　　-―――-
　　　　 /Ｙ´　　 |＿　了:://z_r‐ﾚ'／.::.:::./ ﾚ'´::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::
　　　　〈| ＼-―{_　￣|_:ﾚ燈}彡ｲ::.::.::.::.:/ /::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::


乳酸菌不足ですからな

　　　　　　　　　 ／￣￣￣＼
　　　　　　　　／　　─　　 ─＼＿
　　　 　　　／　　 （●） 　（●） ＼|l(^)　　もしもし、やる夫だお。
　　 　　　　|　　　　　（__人__）　　　l(_ ）　　
　　　　　　 ＼　　　　 ｀ ⌒´ 　　／⊂)
　　　　 　　／ 　 　 　　　　　 　 ヽ　ﾉ


　 　 　 　 　 　 /　 /　　　　　 　 |　l　　 | ﾊ 　 | }　　ヾニｨf′｜ |:|
　　　　　　　　/　　'　　　　　　　 |　| !　 j/イ　 川　　　　 |:| 　 |　|:|
　 　 　 　 　 /　　｜　　　　　　　|　| |／}　_Ｌ.// |　 　 　 |:| 　 |　|:|
　　　　　 　 '　　　 |｜　　　 　 / | /ｲ／ィﾞ´〃　｜　　　/|:|　　|　|:|
　　　　　　 ｌ｜　　 |｜ヽ　 　 / 〃 / ｲ_ソ 彡'′ |　 　 ,　l::| 　 |　ﾚ
　　　　　　 | | 　 　 ｌ ヽ ＼　 {　　　　　　　　　　 ,　　 /|　ﾚ' 　 |
　　　　　　 |｜ヽ　　ﾄ､　＞≧　　　　　 　 　 　 /　／　|　　 　 |　　　　　あらぁ、総統ご機嫌麗しゅう。
　　　　　　｜ヽ　＼ ＼ ヾﾍ_ｿ ,　　 　 　 　 　 /／　　｜　　　 |
　　　　　　　 　 |＼|＼ ＞|　　＼　　　 　 ｨ 　 　 　 　 |　　　　|　　　　　こぉんな哀れな党員に何用かしらぁ？
　　　　　　　 　 |:| 八　　{ ヽ　　　　∠　ィ´　　　　　　|　　　　|l＼
　　 ＿　　　　　|:|　　＼　＼＼ ＿　　　　　　　　　　 |　　　　ハ　＼
　　 ＼: : : .ー- ﾚ　 　 | ｀ ー┬‐＜　　 　 　 　 　 　 ｌ　　　 厶┴ 、
　　　　＼: : : : : .｀ ー-|　　　｜　/　｀　 ｧｰ--‐く -‐7　　　/.:::::::::::..＼
―――‐ ｀ー- ､: : : : :|　　　｜./ 　 　 / /　/:｢｣:.ヽ′ 　 /.:::::::::::::::::::::
: : : : : : : : : : : : : : : : : :|　　　｜ヽ　　 / /　/:/ 小/　　　/.:::::::::::::::::ｨア

　　　　　　　　 　 　　　／￣￣￣ ＼ 　ﾎｼﾞﾎｼﾞ
　　　　　　　　 　　　／　―　　　―　＼
　　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●）　　＼　　今度新内閣が誕生するお。
　　　　　　　　 　 |　 　　　（__人__） 　　 　 |　　もう閣僚は決まっているけれど、
　　　　　　　　 　 ＼　　 ｍj |⌒´ 　　 　／　　君に党で重責を担ってほしいんだお。
　　　　　　　　 　　　　 〈＿_ﾉ
　　　　　　　　 　　　　ノ 　 ﾉ


　　　　　　　　　　　　　 ___r=y＝ｰ＝冖-ｨrｔ=､
　　　　　　　　　　／___ｆ〆::::::::::::::::::::::::::::::Yごｿ＼
　　　　　　　　 ／__ｆ〆:::::::::::::::::_ｙ＝ｰ￢冖￢―-＼　　　　 　 ／
　　 　 　 　 ／　.{f7:::::::::　イ厂　　;′　　　　 　 　 ｀＼　　　 / /
　 　 　 　 /＿＿{ｆ|:::::／　 ｌ　ｌ　　｜　　　　　 ヽ　　',　 ヽ　 / /
. 　 　 　 /〈匚／ｲﾄ＼　　 | ｜　　|　　　　　　　',　　ｉ　 ヽ∨ / 　 ／　／／
　 　 　 /　 ￣7　|l|___}〉　∥｜ 　 |　{　　　　　　| 　 | 　 　 ∨ ／　 ..::／
. 　 　 /　　 //　 |:|￣　 | ||　l　　 | | ﾄ　 　 　 | ∥　;　　　 ', Ｙ ／.::∠
　 　 /　　 , / l　 |:|　 　 l┼ヽ＼　|｜| ＼　　｜ﾊ　/ ｜　| |: l::.::.::.:／　　　　　
　 ／　　　|:|　|　 |:|',　　　|ヽー=≧ｘ、ヽ　ﾞ,　//_｣./ｌ　 |　｜|:ﾘ::.:／ ／
／　　　　 |:|　|　 |:| ヽ　　| 　 弋_リﾉヾ'ｰ　|/ィ,T7/ ／ｊ　/ /::.::.::.∠ -‐::.::.
　　　　 　 |:|　|　 |:|　 ﾄ　 ヽ　　￣　　　　　　ゝ' /´ |::::／::ｲ::.:／.::.::.:: -―　　……どういうことぉ？
　　　　／ 　 ｜　　 　|　＼ ＼　　　　　　　　　/ ／::.::.::.::.:／＿＿　 ｰ―
　＼／　　　 ∧　　 　|＼　 ￣　　 _＿_,.　'　／´::.::.::.::.::.::.＜二 ＿　￣￣　　　
＿__ ＼　　 / ∧　 　 ﾄ　 ＼　　 　 ￣｀　イ 　 |::.::.::.＜￣￣￣　　r―一
::.::.::.::＼＼/ /.::.ﾍ　　 ∨＞=＞　　_ ∠::.::.:|　　|::.::.::.::.::.＞　　＿＿￣￣￣
::.::.::.::.::.::.｀ ＜´＼ﾍ.　　∨::/∧:ﾄ＼く＿＿_|　　|￣￣ｰ―::.::.::.::.:ー- ::.::.::.::.
::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.＼ ﾞﾍ　　∨/　|:|:::://::.::.::.::.:|　 ∧＿＿ー＜ ￣￣￣｀`￣

　　　　　　　　 　 　　　／￣￣￣ ＼ 　ﾎｼﾞﾎｼﾞ
　　　　　　　　 　　　／　―　　　―　＼
　　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●）　　＼　　　
　　　　　　　　 　 |　 　　　（__人__） 　　 　 |　　……党の運営に関わってみないかお？
　　　　　　　　 　 ＼　　 ｍj |⌒´ 　　 　／　　
　　　　　　　　 　　　　 〈＿_ﾉ
　　　　　　　　 　　　　ノ 　 ﾉ


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　　　　　　　　　　／___ｆ〆::::::::::::::::::::::::::::::Yごｿ＼
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　　 　 　 　 ／　.{f7:::::::::　イ厂　　;′　　　　 　 　 ｀＼　　　 / /
　 　 　 　 /＿＿{ｆ|:::::／　 ｌ　ｌ　　｜　　　　　 ヽ　　',　 ヽ　 / /
. 　 　 　 /〈匚／ｲﾄ＼　　 | ｜　　|　　　　　　　',　　ｉ　 ヽ∨ / 　 ／　／／
　 　 　 /　 ￣7　|l|___}〉　∥｜ 　 |　{　　　　　　| 　 | 　 　 ∨ ／　 ..::／
. 　 　 /　　 //　 |:|￣　 | ||　l　　 | | ﾄ　 　 　 | ∥　;　　　 ', Ｙ ／.::∠
　 　 /　　 , / l　 |:|　 　 l┼ヽ＼　|｜| ＼　　｜ﾊ　/ ｜　| |: l::.::.::.:／　　　　　
　 ／　　　|:|　|　 |:|',　　　|ヽー=≧ｘ、ヽ　ﾞ,　//_｣./ｌ　 |　｜|:ﾘ::.:／ ／
／　　　　 |:|　|　 |:| ヽ　　| 　 弋_リﾉヾ'ｰ　|/ィ,T7/ ／ｊ　/ /::.::.::.∠ -‐::.::.
　　　　 　 |:|　|　 |:|　 ﾄ　 ヽ　　￣　　　　　　ゝ' /´ |::::／::ｲ::.:／.::.::.:: -―　　…………。
　　　　／ 　 ｜　　 　|　＼ ＼　　　　　　　　　/ ／::.::.::.::.:／＿＿　 ｰ―
　＼／　　　 ∧　　 　|＼　 ￣　　 _＿_,.　'　／´::.::.::.::.::.::.＜二 ＿　￣￣　　　
＿__ ＼　　 / ∧　 　 ﾄ　 ＼　　 　 ￣｀　イ 　 |::.::.::.＜￣￣￣　　r―一
::.::.::.::＼＼/ /.::.ﾍ　　 ∨＞=＞　　_ ∠::.::.:|　　|::.::.::.::.::.＞　　＿＿￣￣￣
::.::.::.::.::.::.｀ ＜´＼ﾍ.　　∨::/∧:ﾄ＼く＿＿_|　　|￣￣ｰ―::.::.::.::.:ー- ::.::.::.::.
::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.＼ ﾞﾍ　　∨/　|:|:::://::.::.::.::.:|　 ∧＿＿ー＜ ￣￣￣｀`￣

　　　　　　　　,. -'"´　　　　　　｀¨ー ､
　　　　　　／　　　,,.-'"　　　　　　ヽ　 ヽ、
　　　 ,,.-'"_　 r‐'"　　　　　,,.-'"｀　　　　　ヽ、
　　/　　　 ヾ (　　　 _,,.-='==-､ヽ　　　　　　ヽ、
　　i へ＿__ ヽゝ=-'"／　　● _,,>　　　　　　　ヽ
　 ./ / 　●＞ ＝'''"　￣￣￣　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　やる夫は李煥の事が信用できんお。
　/ .ヽ-‐´''"　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　i　　　　　　　　　　あからさまに倒閣を指揮し、自分を
./　　　 i　　　人＿　　　ノ　　　　　　　　　　　　　　 ,r‐"':,　　　　　　行政院長に任命せざるを得ない状況にしたやり口は論外だお。
,'　　　　 ' ,_,,ノｴｴｴｪｪ了　　　　　　　　　　　　　　　 ヾ;,::::::＼
i　　　　　　 じｴ='='='" ',　　　　　　　　　　 ,r- ..,　　　 ヽ::::::::ゝ　　　　……そこで君に彼が離れる党秘書長の座を継いでほしいんだお。
',　　　　　　 (___,,..----'　　　　　　　 　　 (:::::::::::ヽ、　　　ゞ:::　ヾ　　　
　'ヽ、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼:::::::::::＼　　 'l:: -゛ｷ
　　　ヽ､_　　　　　　　　　　　　　　　i,""'::,　　"i,,:::. 　ｷ　 /::　　 |
'ｭ,ノ'",;l ｀ゞ　 ｀`ｰ- -‐'"´　　　　　　i:::::::ヽ　　'ヾ,"'" .ヽイ　　 ｿ ⌒〉
ｼﾆi;∠(ヽ、':.. 　　　　　　　　　;;;'";;_,,_'l:::::::::::i;,　　'l,,　　　l::::　　i　/
ﾐ/::i:i:l'::::::＼:::　　,,,__..　　;;,.::::i;::::::ヽ,,,_ 'ｷ:::-=.::＼　 l::.　　 "'i:::::　 ）
/:::::/,l:::::::::::;;'i-:..,,_,,r‐‐'"::::::::,;ii;:r⌒ヽ:::::::＼:::.... ＼r'-‐''"　..::::::::/
::::::l':;"';,,::::::::l'　　　l':::::::::::::;;;;ii//ヽ、:::ヽ、:::::＼　　 "' ::::...:::::::::::::l'
i:::::,l;;':::::"'i;;-l-..,,_,,..l;;;:::::r'":://:::::::ヽ,:::::::::,,_:::::::::>= ノ..::::::::::::::::::ﾉl;,
l:::,ll::::ヽ:::l:o;;:::::::::ﾉii;;;.......;;;;//:::::::::::::.'i.::::: ﾉ..""'"-; ...::::::::::::::::;;:/ヽl;,

　　　　　　　　　　　　　　　 -r=y=y=y､､
　　　　 　 　 　 　 　 ／z〆..::::::::::{f勾::::::..ヽ
　 　 　 　 　 　 　 ／x<..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　 　 　 　 　 /.f７.:::::刈ｰ'^ｰ'^ｰ'^ｰ'ﾍｰマ}:::ヽ
.　　 　 　 　 　 / xﾘ::xFﾉ l　　 l .l　　.ｌ.　　l 　 ﾏﾍ
　　　 　 　 　 / ｛{l::/ﾉ .ｉ .|　 ll | l|　|! |　 ! | l| 　 ﾊ
.　　 　 　 　 /　｛{:/ﾉ　 ｌ .l l　ｌ l ||　|ｌ |　 | | ｌ|　! llﾊ
　　　 　 　 /　 ｨﾘ{　l| 十 t .⊥ｌ l| ハ.}　, ｨ 千 l l| .|
.　　 　 　 /, .//|:}ﾄヽｌﾍlr=tzぅﾐヽﾘ　ﾘj 斗 T７/ハ l､　　　彼の牙城を落とせって言うのぉ？
　 .、 　 .// 〈〈_}小ﾉハ ヾ弋ン`　　　　ゞ ' 〃ｲ　ﾘﾍヽ　　
　 l:ﾄ:.　// 〈.{　/ﾊ､}.〉＼__　　 　 　 '　　u ｲ / l .l::|//　　　
、 ﾍ!:V./ 　 ゞｲ 1トム‐ｲ　＼　､-.. _,　　／/ /　l.l:}.1 　 .＿
i;＼ヽ;i〉./　_〃∠ﾉ1 / }| ﾉ1 ヽ　 －　イ　/ / /千1!|Yﾁi;i;i;i卞z,,_
i;i;i;i;Y//　//⊥ｰ |｜|_ﾉ´　 }　ﾍ.:::::´:y:::ム/ / /ム!|:!||;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i≪_
i;i;i;i;i;{/　〈〃::::::ヽゝン⌒　　　,､ Y｀ｰt:::/イ〃/::::＼ﾄi;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;≪,
i;i;i;i;i/　　ノ:::::::::::::::≧ x _, -､く　＼ヽ }|´__ //:::::::::::::＼i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;
i;i;i;/ 　 /::::::::::::::::::::::::〈　＼ ｢ ヽ _　 く.　l ||:::::::::::::::::::::::::l;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;
i;i/＿ ､|＿_::::::::::::::::::::::ヽ__,. -＜　ヽｰ"'　||:::::::::::::::::::::::/;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;


　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 　／　─　 　 ─　＼
　　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |　　落とすのではないお。『党秘書長』として
　　　　 ＼　 　　｀ ⌒´ 　　 ,／　　運営してほしいんだお。
　　 　 /⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ　　　
　 　　/ 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |　　　党に長く携わった彼は党に広い人脈を持つ一方、
　　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|　　　それに依存する傾向があるお。
　　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|　　　しかも彼は君に危険性を見出していないお。

　　　　　　　　彡彡彡　　　　　　　　　　　　　ミミミミ　　　　　`ヽ、
　　　　　彡彡彡彡　　　　　　　　　　　　　　　　ミミミミ　　　　　　`ヽ、
　　彡彡彡彡　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミミミミ　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　,,ヅ彡ﾆミ;;,,　　　　　　　　　　　　　 ヅ彡ﾆミ;;,,　　　　　　　　　　l
　　　　　　ィ<"　 , ‐ ､　ﾞﾐ、　　　　　　　　　　ィ<"　 , ‐ ､　ﾞﾐ、　　　　　　　　 ﾞi　　　　　　　　　　
　　　　　 ﾐミ､,　ゝ_ﾟ_,ﾉ,, ｲ　　　　　　　　　　 :ﾐミ､,　ゝ_ﾟ_,ﾉ,, ｲ　　　　　　　　　　 ﾞi　　　　　　　　　　だから、そこをつくんだお。
　　　　　　　ﾞ'ヾ三≡彡'"　　　　　　　　　　　　ﾞ'ヾ三≡彡'　　　　　　　　　　　　 i!　　　　　　　　　彼の子飼いは即ち君の同僚達。
　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　 　　　　　　,. -- ､　 i!　　　　　　　　掌握とまでいかなくても制御できるはずだお。
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　 ＼　　　　　　　　　　　/　 　 __,＞─ ､
　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　 ',/　　　　　　　',　　　　　　　　　　/ 　 　　　　　　　ヽ　　　　　党を取仕切るのは行政院長ではなく
　　　　　　　　　　　　　!　 　 　 　 　 l　　　　　　　　l　　　　　　　　　｛ 　　　　　　　　　　|__　　　　秘書長の君……。きっと党員は選挙のため
　　　　　　　　　　　　　 、　 　 　 　 ,' 、　 　 　 　 ,'　　　　　　　　　 ｝ 　＼　　　　　　 ,丿　ヽ　　　君に助けを求めるはずだお。
　　　　　　　　　　　　　　ヽ . ＿ ..　'　　ヽ . ＿ ..　'　　　　　　　　　/ 　 ､　｀┬----‐１　 　 }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　`￢|　 　 　 l　　　ﾉヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　､ !_/ｌ　　　　l　 　 /　 ｝
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{　　 　 　 ＼　　　　 l　　 /　　,'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　 　 ´｀ヽ.__,ノ　　/ 　 ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　 ヽ､＼ __,ノ　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣ ヽ､_　　〉 ,!､__／

　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　／　　　　　＼
　　 ／　　─　 　 ─＼
　／ 　　 （●）　（●）　＼　　　権力とはそれを持つ者を強くする一方、
　|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　離したものを痩せさせるんだお。
　＼　　　　 ｀ ⌒´　　 ／
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.　　　　君の党秘書長としての手腕に期待するお。
:　 　| 　';　＼_____ ノ.| ヽ　i
　 　 |　　＼/ﾞ（__)＼,| 　i　|
　 　 ＞　　 ヽ. ハ　 | 　 |｜


　　　　　　　　　　　　　 ___r=y＝ｰ＝冖-ｨrｔ=､
　　　　　　　　　　／___ｆ〆::::::::::::::::::::::::::::::Yごｿ＼
　　　　　　　　 ／__ｆ〆:::::::::::::::::_ｙ＝ｰ￢冖￢―-＼　　　　 　 ／
　　 　 　 　 ／　.{f7:::::::::　イ厂　　;′　　　　 　 　 ｀＼　　　 / /
　 　 　 　 /＿＿{ｆ|:::::／　 ｌ　ｌ　　｜　　　　　 ヽ　　',　 ヽ　 / /
. 　 　 　 /〈匚／ｲﾄ＼　　 | ｜　　|　　　　　　　',　　ｉ　 ヽ∨ / 　 ／　／／
　 　 　 /　 ￣7　|l|___}〉　∥｜ 　 |　{　　　　　　| 　 | 　 　 ∨ ／　 ..::／
. 　 　 /　　 //　 |:|￣　 | ||　l　　 | | ﾄ　 　 　 | ∥　;　　　 ', Ｙ ／.::∠
　 　 /　　 , / l　 |:|　 　 l┼ヽ＼　|｜| ＼　　｜ﾊ　/ ｜　| |: l::.::.::.:／　　　　　
　 ／　　　|:|　|　 |:|',　　　|ヽー=≧ｘ、ヽ　ﾞ,　//_｣./ｌ　 |　｜|:ﾘ::.:／ ／
／　　　　 |:|　|　 |:| ヽ　　| 　 弋_リﾉヾ'ｰ　|/ィ,T7/ ／ｊ　/ /::.::.::.∠ -‐::.::.
　　　　 　 |:|　|　 |:|　 ﾄ　 ヽ　　￣　　　　　　ゝ' /´ |::::／::ｲ::.:／.::.::.:: -―　　…………。
　　　　／ 　 ｜　　 　|　＼ ＼　　　　　　　　　/ ／::.::.::.::.:／＿＿　 ｰ―
　＼／　　　 ∧　　 　|＼　 ￣　　 _＿_,.　'　／´::.::.::.::.::.::.＜二 ＿　￣￣　　　
＿__ ＼　　 / ∧　 　 ﾄ　 ＼　　 　 ￣｀　イ 　 |::.::.::.＜￣￣￣　　r―一
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│同日、宋楚瑜は党秘書長に就任した。　 　 │
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│これを機に、以後長きに渡り台湾政界の中心にあったコンビが　　　　.│
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ・ ／／::::::_;: ‐' ´　　　　　　　　　｀‐ﾍ
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　　　　　　 ,, -‐‐‐‐‐‐‐-- ､　　 //::／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ,・
　　　　 ／　　　　　　　　　　＼.,ｲメ､/ `>　　　　,ｲ　∧　 　 　 ﾄ, .λ 　 　 　 !
　　　／　　　　──　　　─‐　＼/＼/　　　　/.|　 ハ　　　 ./ l　!ﾍ　　　　　|　　,-､
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　 ,/　 　 　 　 　 　 ／ 　　　＼　　　';　　　　 l　,〉-'､　.∨ / .,,＝.,､ .|　　　/ ：　 !/う.　)
　/　　　 **　　　 （　　　人　　）　**.i　　　 　|. {!　 i} 　 レ'　ヾ__.∥ |　　 / ： 　 | ´.ｰ/
　|　　　　　　 　 　 ｀'''''ﾞ´ 　｀'ﾞ´　　　!|!　　,.,.,z.L,_｀"´　　　　　　 _,.-┴.､,ｲ 　 　 ,ﾄ､_f´ ¨
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　　　l.　 　 ＼.　　　＼　　/:::::::/　ﾍ ハ 　 ｀ .〉‐ﾆヽ;::::::::::ヽ/::/⌒ヽ ．
　　　 ',　.　　　＼　　　ヽ./:::::::/-‐‐─┴.┬‐'　　 　 }::::::::::::::::{　 　.,l ：
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│誕生した。　　　...│
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　　　　　　　 |二冊二二二二二二二二才二二|
　　　 　 　 　 　 Ν　　　　　　　　　　　 |　|
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　　 l_／　「l　 ヽﾉ　　　 l l /〃｀<　　 l　l
　　 _　/〉 ﾚ　＿　　　　ﾚ　´〃　､ヽ　 l　ヽ
　 // し'　　 ヽノ　　　　　　 <ｨ　lヽ}　_ゝ　l
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽﾉ

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┃｜　次回　やる夫が祖国の運命を変えるようです　　　　　 　 　 　 　 　 ｜┃
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┃｜　第26話　　　　　　　『二月政争　前編』　　　　.　　　　　　　　　　　　　｜┃
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おつ～

つまり国民党秘書長ってのは、自民・民主で言うところの幹事長ポストと思えば良いのかしら

乙
日本共産党の書記長とかかな

乙でした
誕生ってか臨終になっとるｗ

乙でした
秘書長ってのは実務全般に権限がある役職ってことかな

乙でした。
ネタＡＡキャラなのに、死に方がエグイのはなかなかギャップが凄かったですな…

あ。スタ署名と勝ち点１ありがとうございましたｗ　ｂｙ熊人読者

成程、ヤバいと思う奴の子分を落とすとは、このやるお、なかなかに政治家である
乙です

>>198,>>199,>>202

日本の二大政党の幹事長的存在という認識でほぼ間違いないです。
行政に多忙なボスに代わって党を取り仕切れる一方嫌われ役であるという。

>>201
様式美っていいよね！

>>203 ：
マミさんでもよかったけど末路が見え見えで・・・・・・。

熊さんには残りの柏と赤に熊害をもたらしていただかねばなりませんからな。
この前勝ち点3いただいたからまあいいでしょうww

>>204
９６年までのやる夫政権はこういう奇策が不思議なくらいはまります。
それこそラムネ瓶に指突っ込めばハマるくらい確実に。

今世紀中二度と見れないはずの横浜ダービーが今やっている件

以前馬ちゃんが蒼星石の予定だったというのは一度話したんですが、
最近それを採用して陳水扁を翠の子にしてもよかったんじゃね？　と思うようになっていたり。
互いに所属政党の色ですしねー。

なら馬さんは真紅だろ

台湾と大陸ってお互いの現状をどう教えていたのかな？
今でも北朝鮮なんか表向きには
「米帝と地主資本家どものせいで南の大地は荒れていて同胞は貧しい生活を強いられている」
と学校で教えてるようだけど、さすがに今の大陸で台湾をそういうふうに言っても誰も信じないよな。

>>207
誰馬

>>208
違法勢力に占拠されているから、いずれそこに住んでいる
自国民解放しなければならないという具合で教えているのではないかと。
実際様々なところでハブられておる台湾をかわいそうと思っている
中国人は結構多いですね（誰が圧力かけているのかは教えない）


横縞が逆転負けだと・・・・

　　　　　　.r-､　　　　　　, -‐ '´￣￣｀ヽ､
　　　　　／て )　　 　 , '　 ／"　｀ヽヽ　ヽ＼　　 　 __
　　　　 （ _ﾉ　 ﾌ　　 , '　//, '/　　　　　ヽﾊ　ヽ 　「<　＼
　　　　　 ゝ、.〈　　　|i 〃　{_{ー-　　-‐ ﾘ| ｌ``　　つヽ__ )
　　　　　　 １　ヽ　　|i　|　| （ ●）　（●） 从!」　　〉　 ノ
　　　　　 　 ヽ 　 ヽ､|i`从⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ヽ」　 /　 ,'
.　　　　　　 　 ＼　　 !从ﾊヽ.　　ヽ_ﾉ 　ﾉﾉl　　／ 　/ 　　　明日は21時から投下の予定だよー！
　　　　　 　 　 　 ＼ 　 /./.: :｀...､ __ 　へ/ｒ イ　　 /
　　　　　　　　　　 　 Y　l : : : lヽ.ｰ-´7 : : {　{　 ／　　　　　ひと波乱あるから見てね！
　　　　　　　　　 　 　 ＼〉: : : :ヽ./yV: : : .ヽ v '
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　　　　　　　 　 　 　 　 ゞ. : : : : : : : : : : : :.ィ


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