先日からブルーベリーにハマっております。ほぼ毎日欠かさず食べております。
ほどよい酸味とほどよい甘さ、あの甘すぎない感じがいいですね。喉の奥の遠くの方でかすかに香る程度の甘みは、私が子供の頃(山奥村強制合宿中に)毎日おやつとして自分で取って食べていた「ヤマグミ」の雰囲気にも似ている。木の実を取って食べていた、なんていう話をすると人は驚きますけれどー、ヤマグミはもちろん。ザクロやイチジク、栗も食べていましたね。

さて、日常的には冷凍ブルーベリーを買って食べておりました。
とある日、あるスーパーで、生のブルーベリーが結構大きなバック(500g)で売っていたのです。
私はワーイと喜んで買ってきました。
3日間ぐらいで完食!ちょっと咳が出始めていたので風邪気味かなあと思い、さらに買いに行った。
これも3日間ぐらいで完食、咳はなかなか止まらない。風邪薬を飲みながら様子を見ていた。

しばらくして、やっと咳も治ったので、思いついてまた買いに行った。(3回目)
真夜中に、夜食代わりに食べました。
すると


止まっていた咳がまた出て、明け方それが苦しくて起きた!
何となく、ちょっと思わなくもなかったのだけど、ブルーベリーを食べると咳が出る?
しかも今までそんなことはなくて、あのスーパーで買った生のブルーベリーを冷凍したものを食べた時に限って咳が出ている気がする?

で、よーく思い出してみたら、1回目に買った時、洗うのを忘れてそもまま冷凍し、結局洗わないまま食べ切ってしまったのだった。それで2回目に買ったときはちゃんと洗った。
でも3回目、買った時また洗うのを忘れた!で、食べている時に気づいて、食べてしまった分はともかく残ったのは全部洗った。


その生のブルーベリーは「チリ産」でした。
いつも私が食べているのは冷凍の「カナダ産」または国産。
普段は人一倍産地をチェックして気にしている私なのですが、チリ産でもまあいいやとなぜかその時は思ってしまったのです。多分、ブルーベリー食べたさに。


ブルーベリーを持って医者に行きましたら・・・・・
ガーーン!!!!

残留農薬によるアレルギー!!!
ヤバーイ!!まじでヤバーイ!!
アレルギーが強く出るとアナフィラキシーショックで呼吸困難になって死んだりする、アレじゃん!!
ヤバイってマジで!!

即廃棄!
もう二度とチリ産は買わないと誓う!本当にどうかしてた、ごめんなさい。
いつも生のブルーベル―と言えば小さなパックに入っているものしか見たことがなくて(500円ぐらい)
あんなに大きなパックにはいった生のブルーベリーを見たら、買わずにはいられず(バカ)

けれどブルーベリー自体はやはり毎日必須の食品なので、
無農薬&岩手県遠野で育ったブルーベリー(1キロ)
というものを買ってみた。

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ああ、なんで最初からこうしなかった。
ネットで探したらいくらでも生のブルーベリーはあるし、500gどころか1キロでも2キロでも、無農薬の安全な国産があるじゃないか!

はい、もう来た!遠野の無農薬ブルーベリー!
チリ産の農薬ブルーベリーと比較
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大きさも遠野の勝ち
食べてみたら、やっぱ美味しいわ国産
あーバカバカ 一歩間違えば、いろんな残留農薬に過敏反応して野菜も果物も食べられない体になるところだった!

私のようにビミョーに体が弱いくせにほぼ日常的にはそれを意識していないという生活をしていますと、一般人にとって普通のなんでもないアクションが、このようにとんでもない危機に直結してしまったりするので、あークワバラクワバラと震え上がりながら、結局その、数百円を惜しんでちょっとだけ高いけど安心安全な国産じゃなくて産地微妙の食品を買い続けていると、日々少しずつ何か差がついてきて、気にしている人と気にしていない人との間にはやがて絶対に越えられないほどの何か大きな距離が開いてしまうのではないか、という気がする。

私は外食が多いので、外食時の材料なんて野菜は全部中国産だと思っているし、肉も魚も産地については諦めています。しかしせめて自分で選べる時ぐらいは明らかに安全で明らかに安心できる方を選びたいと、ま、そういうことです。

チリ産の果物の残留農薬についてはやはりいろいろな問題があるようです。
私と同じように、皮のままチリ産のぶどうを食べて咳が止まらなくなった人もいるみたいだ。
なんでもかんでもチリ産が悪いとは言わないが、そういえば思い出した、昔アメリカ産のオレンジについて、皮の残留農薬はハンパないというのをさかんに言っていましたね。

結局、皮のある食べ物は皮への残留農薬がすごいみたいで、そもそも果物などの皮というのは中身の果実を汚れや病気から守るためにあるのですから農薬をぐいぐい吸い込むのは果物さん的には当然のことをしているだけである。

ドクター曰く
洗わずに食べるたぁ自殺行為だ!なんであれ必ず洗って食べよう。
外国産のフルーツは特に残留農薬が多く検出される。日本で販売するためには表面の汚れや傷がないものを作る必要があるから、自然と農薬を多く使う。
皮をむいて食べるならまだしも、皮ごと食べるものなどは本当に注意が必要・・・・。

だそうで。

多分、ポストハーベストだろう ということも言われました。
うん。話題になりましたね。ポストハーベスト農薬。

ポストハーベスト農薬(—のうやく)は収穫後の農産物に使用する殺菌剤、防かび剤などのこと。 ポストとは「後」、ハーベストは「収穫」を意味する。 日本では収穫後の作物にポストハーベスト農薬を使用することは禁止されている。 しかしながら米国をはじめとする諸外国から輸入されている果物等は、収穫後に倉庫や輸送中にカビ等の繁殖を防止するために農薬が散布されることがある。

なんだかねー


追伸

私はヤマグミを鳥と奪い合って食べていました。ヤマグミはやや細長い真っ赤な実です。
熟れるのを待っていると鳥に食べられる。でも鳥も青い実は食べないから、我慢比べになります。
アキグミという斑点のある丸いグミは、ヤマグミほどの甘みはないのだけど、子供でも取りやすいところに生えていて、私も主戦場としていました(笑)一枝にぎっしりついているので、低いところの枝を折ってビンにさしておくと、2日ぐらいで赤くなって食べられる。(鳥との戦いを回避することができる)
圧倒的に不利なのは姫りんご。競争率が高く、多くくなるまでに全部なにものかに食べられてしまう。
(ヤマリスとかイタチとか多分そういったもの、あるいはカブトムシ的な昆虫)