その壱 参考書一覧
その弐 勉強法概論
その参 基本ルート



その弐 勉強法概論
→「志望校にうかるために何をどうやって勉強すればいいのか?」と、よく悩みますよね。早稲田とか慶應とか雲の上の存在に感じますよね。でも、正しい勉強方法で勉強すれば逆転合格できます。ここでは英語の勉強方法を一から丁寧に書いていこうと思います。「単語ってどう覚えればいいの?」「長文の参考書はどうや手って復習したらいいの?」などなど、本当に基礎の基礎から伝えていこうと思うのでみなさん参考にしてくださいね。
1.下線部和訳が正確にできるか?
まず、みなさんが英語ができない理由を書いていこうと思います。英語が不得意だと思う生徒さんにまず聞きたいのは「下線部和訳は正確にできますか?」ということです。下線部和訳ができるのなら、未来は明るいと思います。一文一文の正確な訳し方を知っているのですから、あとはレベルにあった長文をたくさん読んでいき、徐々にレベルアップしていけばいいのです。しかし、下線部和訳ができないのなら、長文の参考書なんかやっても意味がないのです。とにかくまず、下線部和訳をできるようにしないと、英語はどうやっても伸びないと思うのです。その理由は、英語入試において最大の配点を占める「長文」は、当たり前のことですが一文一文からできています。一文一文を正確に訳す方法を知らないのに、たくさん英文を読んでも意味が分からないだろうと思うのです。だから、まずは「一文を正確に訳せるようになること」を目標にし、下線部和訳ができるようになってほしいのです。
2.下線部和訳ができるようになるには?
では、下線部和訳ってどうやったらできるようになるのでしょうか。みなさんの中で「下線部和訳の参考書やりまくればいいんじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。しかし、ひたすら下線部和訳の参考書をやりこんでも、下線部和訳はできるようにならないと私は考えています。その理由は下線部和訳問題の「解説」を見ればわかります。問題をどのように解説されているかといえば「単語、熟語、文法」の知識が書かれていることに気付くはずです。和訳できない理由はその下線部に含まれていた重要な単語の意味や熟語の意味、文法事項に気付けなかったからのはずです。つまり、一文というのは「単語、熟語、文法」でできているのです。それらを知らなければ訳せるわけがありませんし、知っていればほぼ訳せるのが下線部和訳なのです。たとえばみなさんに訳せなかった下線部和訳の問題があったとします。そのとき私が「わからない単語と熟語と文法は全て教えてあげる」と言ったらほとんど訳せると思いませんか。一文一文が訳せないのは英文の読解の量が足りないからではなく、純粋に皆さんの単語、熟語、文法の知識が不足しているからだというケースがほとんどです。英語ができないというみなさん、単語、熟語、文法は完璧ですか?
3.だからまず単語、熟語、文法!絶対にここからやれ!
単語も熟語も文法も分からないのに訳せるわけはなく、単語と熟語と文法なんて死ぬほど数があるわけです。まずはここから片付けないとすべては始まりません。みなさん、受験で覚えるべき単語と熟語と文法事項は合計いくつぐらいあるかわかりますか?有名な参考書でその数を数えてみると

英単語→TARGET1900 (単語が1900個掲載されている)
英熟語→TARGET1000 (熟語が1000個掲載されている)
英文法→英文法語法問題1000 (文法問題が1000問掲載されている)

・・・ということはなんと単純計算で3900個!単語帳と熟語帳と文法の問題集、1冊ずつ完璧にしても約4000個の知識になるわけです。では、これらの4000個の知識を身につけないまま、長文や下線部和訳の問題を解くということはどういうことなのでしょうか。長文を読みながら知らない単語、熟語、文法を拾っていったらいつになったら4000個揃うのでしょうか?ひとつの長文を読むのに20個知らない知識を拾えるとしても、200文読まなければ4000個の知識になりませんし、その4000個もきれいに頻度順にそろって覚えられるわけではないので絶対に穴があります。むしろ、長文の中で文法事項などを覚えていくことは私は自殺行為だと思います。なぜなら関係詞を理解していない人が、長文の中で出てきた関係詞「what」についての解説をされ「このwhatは先行詞を含む関係代名詞で名詞節をつくって目的語になってますね〜」と言われても、意味が分からないとおもうのです。ちゃんと文法の参考書、問題集で「関係詞」というカテゴリーの中で、きちんと普通の関係代名詞を理解してからそれと比較して「先行詞を含む関係代名詞」として理解しないと吸収しにくいはずです。できる生徒は構いませんが、単語と熟語と文法は長文を読む以前に頻度順、分野別に覚えてしまったほうが早いと私は思うのです。つまり、言い換えるなら「速読英単語なんてむちゃぶり」というのが私の見解です。長文の中で拾って覚えるなんていつまでかかるかわかりません。だって4000個もあるんだよ?笑 こんなことできるのは超進学校の生徒のみ。私はそこそこの進学校でしたがいきなり長文読んでも全く伸びませんでした。そしてなによりの証拠は偏差値55以下の生徒に聞きたいのは「学校でかなりの量の文章読んでると思うけど、長文読めるようになった?」ということです。教科書だって短くありません。なかなかの量を高校生活などで読んでいるはずです。でもできるようになってないのはなぜでしょうか。まちがいなく、単語、熟語、文法ができていないからだと私は思うのです。長文ができない、英語ができないといって長文の勉強から始めるのはダメだということを覚えておいてください。
4.「単語・熟語・文法→構文解釈→長文読解」が英語の王道だ!
以上のことから、英語の勉強方法は「単語・熟語・文法→構文解釈→長文読解」が正しいルートだと考えています。そのため、本当にゼロからのスタートの人は基本ルート通りに進んでくれればいいですし、ある程度学習を進めて偏差値が50以上あるというのであれば、まず自分の使っている参考書の中で単語、熟語、文法の復習を徹底的にし、完璧にしたら構文解釈→長文と進めば大丈夫です。とにかく、いまの受験生の中でこの「単語、熟語、文法」が身についていない生徒がおおすぎまますし、第一、英単語すら完璧になっていない生徒さんが多すぎると思います。

では、みなさんはどれだけ単語を完璧にしていますか?今使っている単語帳から、私が100個テストを出したら何個正解できる自信がありますか?ほとんどの生徒が半分も当たる自信がないのではないでしょうか。このことからわかるのはいかにみなさんが参考書を持っているだけ、解きっぱなしにしているかということなのです。もし、今使っている単語帳が完璧になっていれば、どれだけ英単語がわかるようになるでしょうか。想像してほしいのが、もし今使用している単語帳を模試に持ち込んでいいよと言われたら、ものすごく問題を解くのが楽になると思いませんか?もし、シス単を使っている生徒さんなら、模試にシス単を持ち込んでいいよということになります。そうなったら調べながら模試を解けるので、ほとんどわからない英単語なんかなくなると思いませんか?実際には模試や入試にシス単を持ち込むことはできませんが、もしシス単に掲載されている単語だけでも完璧に覚えていれば同じ状態になるはずです。つまり、単語帳1冊でも完璧にすれば劇的に成績は上がるのに、みなさんはそれすらもやっていないのです。お願いですから、まずは単語帳を完璧にしてみてください。1単語1訳でいいです。細かな部分まで覚えなくていいですから、100個出されて正解率95%以上にしてみてください。世界が劇的に変化すると思いますよ。
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その参 基本ルート
段階の説明→どんな段階を踏んでいくのかの説明です。
ルートと具体的な進み方→具体的参考書をどうやって、いつまでに進めるのかが書かれています。

第二段階
センターレベルの定着と演習
目安 センター得点目安 50%〜80% 偏差値 45〜55
この段階では、センター試験や日大レベルの単語、文法、長文を学習していきます。
この段階がしっかり固まっていれば、あとはほぼ問題演習のみでかなりの大学で戦えるので、定着をしっかりしておきましょう。
また、シャドーイングが開始となりますが、ここでは本文を見ながら音読をし、その速さで訳せるようになることを目標としてください。
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