バルセロナ対パリ・サンジェルマン(PSG)で想起するのは、2016−17シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝だ。第1戦のアウェー戦を0−4で落としたバルサが、ホームでの第2戦で6−1と逆転。合計スコア6−5で勝利した対戦である。

 第1戦を1−4で折り返した今回は、4シーズン前の戦いより、数字的には逆転の可能性が高く残されている。アウェーの第2戦(3月11日)で、バルサが1−4とすれば同点。0−3、2−5ならば逆転することができる。だが、その姿をいまどれほど想像できるだろうか。PSGに早くから赤紙退場者が出るとか、特段の事件が発生しない限り、逆転劇は成立しないだろう。
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