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2006年12月10日

コラム:シャフトの長さは軌道を作る(^_^;)

2011年8月22日追記
セッティングについての検索でこのページを見た方は、こちらでフライトについての考察も行っていますので併せて御覧ください(`・ω・´)


ダーツを投げている時の楽しみというのは、バレル選びだけではなくてシャフトを選んだりフライトを選んだりします。それらはどうやって選んでいるんでしょう、デザインが好きとか、投げる際に顔に当たりづらいとか色々あります(^_^;)

たまに「狙っているところより下に落ちる」とかの相談を受けますし、見てるとダーツのセッティングが大体一緒。どうしてそのセッティングを選択しているのかと聞くと大抵は「何も考えない」とか「最初にこうするようにいわれた」「**がこうしている」というもの。基本的にあまり重要視していない方が多いです(^_^;)

さて、そのセッティングに関して物理的考察をして見ましょう〜( ̄▽ ̄ )
以下に書いた理由で数人にセッティングの変更を勧めて、見事に合った人もいます( ̄ー ̄)

セッティングはヤジロベエ
さて、ヤジロベエの実験は小学生でやりましたよね、つまりヤジロベエの

腕を長くして軽いオモリをつける
ことと
腕を短くして重いオモリをつける

ことでつりあったりしますよね、具体的にはテコの原理として理解できます。さてこれを踏まえます(^_^;)

セッティングの原因
ダーツで当てはめて考えるとどうなるでしょう?。まず物理的に考える時は単純化をするのが一番です(^_^;)
この手の投げるものと考えると基本的に質点として、16〜20gのものが重心に固まっていると考えます。重心はバレルを伸ばした指に乗せてつりあった中心になります、つまりこれがテコの支点(^_^;)
この重心が大体バレルの中心に来るものと、中心から少し前に来るものがあります。後者を一般的に前重心バレルといいます(^_^;)

それに加えて方向を安定させるためのフライトの存在があります(^_^;)
ダーツを飛ばしているときには軌道からダーツの向きのズレが大なり小なりおきますが。空気の流れからフライトで力を受けて、軌道に対してのダーツの向きのズレを修正して飛形をを安定させています(^_^;)
実際のところその軌道に対してのダーツの向きのズレが大きければ、修正する力が大きくなります。なおかつフライトの面積が大きければその影響が大きくなります(^_^;)
これがちょうどテコの力点と考えることができます(^_^;)

セッティング_シャフト編
テコの原理を考えて、同じサイズのフライトを使った場合を考えて見ましょう(^_^;)
まずは長いシャフトを使う = 支点と力点が離れているということになります。つまり弱い力でも影響が大きいと言うこと(^_^;)
ここで弱い力 = ズレが小ということで、ちょっとのダーツの向きのズレでも修正されるということ。つまりダーツが進んでいく中で、あまり変化がなく飛ぶので軌道半径が大きい、つまり直線的に飛ばせるということになります(^_^;)

逆に短いシャフト = 支点と力点が近いということになり、大きな力ではないと影響が出ないということになります(^_^;)
ここで強い力 = ズレが大ということになり、かなりのダーツの向きのずれがないという修正されない。つまり、ダーツが進んでいく中で大きな変化があって飛んでいき、軌道半径が小さくなる、つまり山なりになりやすいということになります(^_^;)

しかし、フライトの大小はズレを修正する力に影響します。その結果、修正の力が小さいために、修正される前にボードに到着することがあります(^_^;)

ちなみに前重心ダーツの場合、同じ長さの中心重心のバレルで同じセッティングをしたものと比べても、重心と力点の距離が長くなるから前重心のほうが直線的に飛ぶようなイメージになります(^_^;)

シャフトの変化は軌道の変化
最後にセッティングの違いは、どのぐらいの違いが出るかというのを理解しましょう(^_^;)

私の場合この絵ぐらいの差があります、長いシャフトを使うと比較的に直線で飛ぶので、青の軌道を作るようにします。逆に短いシャフトの場合は山なりに飛ぶので、赤の軌道を作るようにします(^_^;
構える位置が一緒で、着弾点が一緒であれば射出角度で決めるのは以前書いたとおりです(速度はちょっと無視してますがw)(^_^;)

逆に短いシャフトを使っているのに、長いシャフトの軌道で飛ばしてみるとどうなりますか?思ったところより下に落ちるのが理解できますよね( ̄ー ̄)
つまり自分が作りたい軌道に対して向いたセッティングを探るのは重要であり、そのセッティングを使いたいなら、少し上向きに飛ばすなど軌道を選ぶ余地があるのいうのが理解できます( ̄ー ̄)

まぁ、物理的考察といいながら微妙な速度差などを考えていなかったので、ちょっと突っ込み余地がありますが、おおまかに理解ができたと思います(^_^;)
参考になったら幸いです(^_^;)

# 次は猿腕対策の予定(^_^;)






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