以下の内容はhttp://blog.livedoor.jp/natirou/archives/cat_50030808.htmlより取得しました。


20170115エスパー並みに予測
東京新聞 2017年1月15日(日)
障害者は四つ葉のクローバー

「エスパー並みに予測」

 不思議なことに真正面から歩いてくる人は、私によくぶつかります。急いでいたり、他のことに夢中だったりすると、高さ1mの私は視界に入りにくいようです。エレベーターや電車でも奥に詰めてスペースを空けてほしいのに、音楽を聴いている人やスマートフォンを見ていてる人は、車椅子の私に気づきません。大きな声で「すみません」と言ったり、その人の手や腰をたたいたりして、やっと気づいてもらえるのです。

  周りの人が私に駆け寄って声を掛けてくれたら、もっと自分のペースで動けるのでしょう。でもなかなか気づいてもらえないので、常に私は人の動きに敏感です。ドアを開けてもらわないと入店できない時は、前を歩く人に急いで近づき、開けてもらう。スーパーの商品に手が届かない時、余裕がありそうな人を見つけて取ってもらう。エスパーになったように瞬時に相手の行動を予想し、親切そうな人を探すのが私の特技になってしまいました。

「we are シンセキ!」を合言葉にDJなどで活躍する山本シュウさんは「他人を親戚だと思って接すると、相手を気に掛けるし、迷惑なことをされても『仕方ないね』と接することができる」と言っています。確かに!エレべーターに友だちが乗ってくると思うと、ドアを開けておくでしょう。

知り合いに会うかもしれない、目の前の人は他人だけど本当は友だちかもー。そんな妄想をしながら電車に乗ると、スマートフォンよりも、周りを見ることにワクワクするかもしれませんね。ただ、笑いながら見られることを不快に感じる人もいるので、誤解されないように気を付けないといけませんが。誰とでもほほ笑みを交わし、おっトリ、ゆトリを持って、さりげない気遣いができる2017年にしたいです。

東京新聞 2016年9月27日㈫
障害者は四つ葉のクローバー


20160927一面
骨の折れやすい障害がある伊是名夏子さん(34)写真右=が、7年前の結婚式のドレス選びをはじめ、ファッションについてつづります。




20160927花嫁、カートに乗る



「花嫁、カートに乗る」

身長一〇〇?、車椅子ユーザーの私が困ることはいろいろあるのですが、その中の一つが洋服選びです。フワフワのスカートも、車椅子に座るとラインが台無しで、ぺっちゃんこに見えてしまいます。体に合うサイズの服は子ども服で、クマさんやウサギさんがついたものも多く、好みではありません。街中で車椅子は人目をひくので、自分自身も車椅子に負けないくらいおしゃれになりたいのに、なかなかむずかしい。

 そんな私が一番悩んだのが、七年前の結婚式でした。まずはドレス選びです。一般のレンタルドレスは大きすぎて全然ダメ。それに座ったままなので、裾が尾びれのように広がる「マーメイド型」も厳しい。
 
 そこで晴れの舞台、思い切ってオーダーメード、さらに、私の生まれ育った沖縄の伝統工芸を取り入れたドレスを二着作ることにしました。伝統染色「紅型(びんがた)」の白地のドレスと、伝統的な織物の首里織の一種「道屯(ロートン)織」のピンクのドレスです。新郎も同じ紅型を施した正装「かりゆしウエア」と、道屯織のネクタイを作りました。

 私が新郎と一緒に入場する際の乗り物にも悩みました。いつもの車椅子だと、私が低すぎて新郎とのバランスが悪いからです。高さがあり、安定していて、列席者の間も通れるくらい小回りの利く乗り物は…と思いついたのが、スーパーマーケットのカート。事情を話して貸していただき、ドレス風のカバーをカートに施しました。着るものも大事ですが、どうしても目立つ乗り物への工夫も欠かせません。コーディネート、大切ですよね。
 
 さらには招待状にも悩むことに。市販のカードに描かれた新婦は、どれも立っているんですもの。車椅子の花嫁のイラストを自分で描き、オリジナルの招待状を作りました。アイデアを絞り、手間はかかりましたが、ユニークで、私なりの美しさを演出した最高の式になりました。

 私のように平均からずれてしまうと、ちょっとのことができなかったり、できても時間や手間、お金がかかったりします。それがおっくうで何もしたくない時もありますが、情報を集めて一工夫すると、オリジナルでチャーミングなやり方が必ず見つかるのです。自分のやりたいこと、なりたいものを、いつも頭の片隅に置き、あちらこちらからヒントを吸収し、形にしていく。そんな手間もかかるけどクリエーティブな毎日が、私の楽しみです。

 最近では、障害者のおしゃれも注目されはじめ、障害のある女性のためのフリーペーパー「Co−CoLife女子部」は、インターネットでも見ることができます。

 また十月十日は、障害者のためのバラエティー番組「バリバラ」(NHK Eテレ)が主催するバリアフリー・ファッションショー「バリコレ」が、東京・六本木ヒルズで開かれます。私もモデルの一人として参加しますので、ぜひ足をお運びくださいね(入場無料。詳細は番組HPで)。障害を魅力に変えたオシャレに、乞うご期待です!

写真:オーダーメイドした沖縄の道屯織のドレスとネクタイ、乗り物はスーパーのカートをアレンジ

 いぜな・なつこ 一九八二年、沖縄県生まれ。骨の折れやすい障害で電動車椅子使用。小学校講師などを経て神奈川県内で育児に奮闘中。「マイノリティー=珍しい四つ葉のクローバー」の視点で日々をつづる。=次回は十月二十五日掲載

画像1
昔、100均で買った、ローラー付き台。
園芸用品で、プランターとかを運ぶ時に使うらしい。

私は家の中で、物を移動させる時に使っていたんだけど、ただ今、大活躍。
そう、私が乗るのです!
だって、もう家の中を動くのがきつくてきつくて。
これなら楽チン。

こんな身重な生活も、あとちょっとだ!
がんばろう!!

画像1
急にお腹が大きくなってきて、長時間座っているのがきつくなったので、横になれるよう、車椅子を改造してみました。

ホームセンターで、車椅子の幅に合わせて、板を切ってもらいます。
長さは安定性のことも考えると、あまり長くはできないので、寝れるギリギリの長さに。

板には二箇所に穴を開け、車椅子と板を固定できるようにします。





画像1
結束バンドでしっかり止めます。
結束バンドだから、外す時にはハサミで切るだけ。




画像1
板には、滑り止めシートを貼って、その上にクッション、背中にもクッションを置きます。

ベルトは、旅行カバンについていたけど、使っていないベルトを取り付けました。

出来上がり!!
総計1500円くらい。

めっちゃ楽!!
どこでも寝れちゃいます。
これでこれからもおでかけが楽しめる!!


ポコポコさんは動きが激しく、気持ち悪いくらいです、笑。
皮膚が飛び出ると、ビビります。
生きているのねー。

画像1
夕飯を入れておくために、保温弁当箱を買ってみた。
最近、おなかが大きくなってきて、キッチン台に立つのもめんどうくさいし、味噌汁をあたためて茶碗にいれるのすら億劫に感じてきた。
お昼時は、ヘルパーさんがほぼいるからいいけど、夜一人きりの夕飯の時はやらざるを得ない。
今後はもっともっとしんどくなるだろうし。


ってことで、保温弁当箱を使ってみることに。
ヘルパーさんに昼にこれに詰めてもらい、夜に食べてみよう!
汁物と、ご飯を温かいままで食べられるといいんだけど、どうなるかな。
期待大!




画像1
ちなみにAmazonでお安く買えたんだけど、梱包されてきた箱(右)がこんなにでかい!!
内容量は緑の箱(左)。
心が少し、痛くなる。



以上の内容はhttp://blog.livedoor.jp/natirou/archives/cat_50030808.htmlより取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14