以下の内容はhttp://blog.livedoor.jp/natirou/archives/cat_50030806.htmlより取得しました。


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4
4日のJRの乗車拒否のブログで、私の言葉足らず、説明足らずだった点をいくつか補足させていただきます。

 

しかし、その前に一つ申し訳ないと思っているのが、この一件で、悲しみ、不安を抱える人が出てしまったことです。SNSにたくさんの誹謗中傷が書かれ、私以外の人も苦しみ、外出が怖くなったり、まわりの目をより気にしたりする人が増えています。(あえてその言葉をここで書くのは控えます)私の声のあげ方で、傷つき、不安でいっぱいになってしまった方々、本当にすみません。そしてこれから差別的、攻撃的な声に立ち向かうために、繋がっていくことを考えていけたら嬉しいです。

障害者に対する誹謗中傷、攻撃駅、差別的な言葉はやめてください。書いたことは削除をお願いします。障害があっても、当たり前ですが、電車に乗ったり、買い物に行ったり、旅行に行きたいのです。障害者にもやりたいことをする権利があり、人権が守られるべきです。もちろん誹謗中傷をする方々も、一人の人間なので、その人の人権が守られることも願っています。

 

以下は、SNSに寄せられた疑問に対する、私の考えです。前回のブログで分かりにくかった点や、書いていない部分もあったので、補足します

 

1,電車に乗っているのだから乗車拒否とは言えないのではないか?

小田原駅の駅員は私に「来宮駅まではご案内できません。熱海までなら大丈夫です」と言っています。「ご案内はできません」は、案内がないと利用できない車いすユーザーにとっては、利用できない、つまり来宮駅までの乗車を拒否されたのと同じです。

 

また1970年代の障害者運動のとき、「車椅子は電車・バスに乗れません」と乗車拒否された車いすユーザーたちが、声を上げ続け、電車に乗れるようになり、エレベーターができました。今回もその流れと同じだと私は思っていて、声を上げないと、何も変わらないと思っています。

 

今回私が声を上げられるのは、障害者差別解消法という法律があるだけでなく、40年以上も前から、電車やバスに乗るために運動を続けてきた先輩障害の方々のおかげです。私がいま電車やバスに乗れたり、ヘルパー制度が使えたり、車いすが支給されるのもその先輩方の運動のおかげであり、私もそれを守るため声を上げていきたいです。

 

2,熱海駅まで乗れたのだから、それも合理的配慮ではないか? 

私の目的地は来宮駅です。来宮駅まで行く方法を考えてもらうことが合理的配慮であり、熱海駅までの利用が合理的配慮になるとは思いません。

 

3,事前に下調べをしてから行くべき、駅に連絡をしてから行くべき、そしたらこんなことにはならなかったのでは?

 

私が事前に見たのは「JR 来宮駅」で調べたこのサイトです。

JR東日本:駅構内図(来宮駅) (jreast.co.jp)

こちらには「1F」の表示しかなく、無人駅であることも、車いすは事前連絡が必要なことも書いてありません。よって、いつもJRを利用するときと同様に、連絡をせずに向かいました。今までも、案内に時間がかかっても、また階段しかない駅でも、駅員がいつも車いすを持ってくれます。

 

ちなみに今回の一件で知ったことですが、「らくらくおでかけネット」というサイトがあり、駅の構造が詳しく載っていて、介助が必要な時の連絡先の電話番号も載っています。今回、初めて知りました。このサイトの情報がもっと広まるといいなと思います。

 

事前に調べて、連絡すると駅員も集まりやすく、私の待ち時間も減り、お互いにとっていいと思います。しかし、歩いている人たちが電車に乗る時に、駅が使えるかどうかを調べることはほとんどないと思います。「車いすなんだから調べるのは、仕方ない、連絡もしないといけない」というのは、改善していきたいです。なぜなら調べるのも、連絡するのも、手間も時間もかかることだからです。その手間と時間が障害者にだけ強制されるは、差別があるということと同じはないでしょうか。

 

4.無人駅に4人も人を集めると要求するのは無理があるし、駅員がかわいそう。

 駅員にはありがたいし、重い車椅子を持ってもらって申し訳ないとも思います。しかし、他の方法がなかったので、今回はやむをえなかったです。階段を持ってもらうのは危ないですし、駅員の体も心配ですし、本当は避けたいです。高齢者やベビーカーユーザーをはじめ、いろいろな人のためにもエレベーターができることを切に願います。

 

また日本はバリアフリーが進んでいるように見え、4割以上の駅、約半数の駅が無人駅になっています。サポートが必要な人は使えない、もしくは使いにくい駅が増えているのです。無人駅では、どうやったら、いろいろな人が使えるのか、もしくは使いやすくなるのかを、もっと考えていく必要があります。今回駅員の体や、安全性を心配している方は、ぜひ一緒に考えてもらい、みんなが乗りやすい乗り物を増やしていきましょう。

 

 

5.熱海駅で降り、タクシーや歩きで来宮駅までいってはどうか?

車いすが乗れるタクシーは、1か月前に予約して、乗れることが多いです。台数も運転手も限られていることが多いからです。熱海駅の車いすタクシーが、当日に連絡して、すぐに乗れるかは調べていません。そうなっているととてもありがたいです。しかし、私の今までの経験では、その日の予約で車いすのタクシーに乗れたことはありません。一か月前から探しても乗れなかったこともあります。また今回の移動は、私を含めて、5人の乗車で、タクシー2台にわけないといけないため、費用が掛かります。

熱海駅から来宮駅の徒歩では、私のマップでは1.6kmで、目的地が来宮駅だけなら、それもできたかもしれません。しかし駅に着いた後、ランチをし、来宮神社を見て、宿泊地までの移動があり、合計すると最低でも3kmは歩くことになると思いました。それは私も疲れますし、子どもたちにもきついと思いました。

 

6.感謝の気持ちがないのがおかしい

今回私が声を上げたのは、小田原駅の駅員も、熱海駅の駅員も、「車いすユーザーが電車に乗る」という想定があまりなされていないと感じたからです。そう感じた理由はいくつかあるのですが、一番最初に小田原駅で「来宮までお願いします」と言った時、一回は駅員は了承しました。来宮駅が階段しかない無人駅だということを、小田原駅の駅員は知らなかったのでしょう。

 

そして次に「来宮駅はご案内できないので、熱海まででいいですか?」と聞かれ、断ることが当たり前だと思っているような印象を受けました。車いすユーザーも来宮駅を利用することがある現実を、一緒に考えてもらいたい、会社として体制を整えてほしいと思い、交渉を続けることにしました。

 

小田原駅は新幹線も止まる駅で、利用者も多いだろうし、小田原駅から私のように観光地の熱海に行く人も少なくはないでしょう。熱海の駅事情を小田原駅の駅員さんも熟知してもらい、車いすの人が来た時にどうするかを、駅員だけでなく、会社全体で考えるきっかけになってほしいと考えました。

 

その後も小田原駅で、私が来宮駅までお願いしますと、交渉を続けても「熱海駅は一切、そういう手配はしないと言っています。」の一点張りでした。障害者差別解消法では、問題を解決するための方法を考える努力義務があります。「熱海駅は一切なにもしません。私たちも管轄外です」というのは努力義務にあたるのでしょうか?私には、努力しているようには見えなかったので、人を集めて下さい、小田原駅の駅員さんが一緒に行ってください、車いすが乗れるタクシーを探してください、と提案し、合理的配慮の形を提案しました。次に車いすユーザーが来た時の参考になるようにです。

 

そして熱海駅の駅員さんは丁寧、親切でしたが「今回は特別ご案内します」と言われたのを改善していきたいと思いました。私だけが例外で案内されるのではなく、今後も合理的配慮の一つとして、車いすユーザーがいたら案内することを努力義務の一つにしてほしいと願います。感謝をした人だけが恩恵を受けるのではなく、合理的配慮は当たり前にあってほしいと考えます。

 

そして無人駅だから、もしくは階段しかないから、という理由で、車いすユーザーは事前連絡が必要なら、小田原駅でも、熱海駅でも、それを教えてほしかったです。それを提示するのも合理的配慮の努力義務の一つです。「事前にこちらにお電話いただけるとスムーズです」と伝えるのもいい方法だと思います。しかし、今回、事前連絡に関しては、帰る日に私が、「次からはどうしたらいいですか?」と聞いたときにやっと伝えてくれました。

 

私が駅員に無理強いする印象を与えてしまいましたが、駅員に「無理です」「管轄外です」「今回は例外です」と言われ続けたので、私としては粘り強く交渉を続けるための姿勢でした。それが批判の対象になったことは残念ですし、他のやり方があるなら一緒に考えてほしいです。

 

7.声をあげるのは大事だが、この訴え方はおかしい。メディアを呼ぶのもやりすぎだ。

今回、小田原駅でも熱海駅でも、障害者差別解消法の合理的配慮の努力義務があまりなされていないと感じ、今後どうやったらそれが改善されるかを考えました。そのためには一人でも多くの人にこの現実があることを知ってもらい、車いすユーザーも電車に乗り、熱海旅行に行くことを可視化したいと考えました。そうしないと会社全体の体制はなかなか変わらないと思ったからです。それなのでメディアを呼ぶことを考えました。決して、駅員を非難するためではなく、会社として合理的配慮をより考えてもらうためのきっかけにするためです。

私が目立ちたくて、計画的にやったわけでは全くなく、交渉を続ける中でメディアに連絡しただけです。そしてこの数日で、たくさんのメディアが取り上げてくれ、今後より議論が活発になり、合理的配慮の考えが広まり、いろいろな人が利用できる、利用しやすい乗り物が増えることを願います。

 


8.コロナ禍に旅行に行くのはおかしい

 私も悩みました。しかし、わが子たちは、沖縄で祖父母に会うのを楽しみにしていたのに、それがなくなり、代わりとなる楽しみを作りたかったのです。車いす、かつ5人の旅行なので、公共交通機関で行けるところ。そして、感染リスクを減らすため、近場で、密にならずに、換気が十分にあるところ、と考え、平日に、来宮神社と、貸し切り温泉がある、駅から歩いて行けるホテルを選びました。私としては感染リスクが減らせるように考慮をしたつもりですが、もちろん感染する可能性はゼロではないので、そこは心配、非難されても仕方がないと思っています。

 

9.やってもらって当たり前という態度に違和感。

 私は交渉をし続けた私だけが、合理的配慮を十分に受けられるのは良くないと思っています。むしろ交渉して、粘らないと合理的配慮が受けられないのはおかしいです。誰でも、当たり前に、必要な時は合理的配慮があるべきです。そう願っているので、敢えて冷静な態度をとりました。今回交渉の末、対応していただけたのはありがたいですが、これが例外ではなく、今後も会社全体で考え、当たり前の合理的配慮として定着してほしいです。またいま、この障害者差別解消の合理的配慮の、企業への「努力義務」は「義務」に変わる動きがあります。だからこそよりみんなで考えていく必要があります。

 

そして、歩いている人たちが、毎回電車を利用するたびに、「駅員さん、ありがとうございます」と思っていても、それを言葉でわざわざ言うことはないように、障害のある私も同じ状況になるといいなと願っています。

 

 

合理的配慮を広めるための私のとった行動が、まだまだ不十分であったり、他の方法もあるとは思います。それも今後考えながら、障害のある人も当たり前に、気軽に、電車に乗って、旅行に行けるようになりますように。人権が守られ、声を上げる必要がなくなることが私の本望です。その日が早く来るのを願いながら、仲間を増やし、声を上げ続けていきたいです。







 


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久々の電車の乗車拒否にあいました。

本当に大変でした。クタクタでした。

長いですが、一人でも多くの人が読んでくれ、シェアしてくれると嬉しいです。

ちなみたまたま拒否にあったわけでなく、車いすユーザーだと今の時代にもよくあることです。

だから変えていくために、読んでもらえると嬉しいです。


 

41日、2日の一泊二日、ヘルパーさん、友だち、子ども2人、私の合わせて5人で、熱海の来宮に旅行に行きました。

本当は沖縄に行く予定が、感染者増加で泣く泣く諦め、代わりにどこか行きたいな、と思いました。

 

条件は、電車で行ける、移動距離が少ない、宿は駅から歩ける範囲で子どもが過ごしやすい。

そこで思いついたのが来宮、来宮神社!

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事前にインターネットで、来宮駅の構内図を確認し、1Fの図の表示しかなく、上りホーム側に階段が。

下りなら階段なしなのかな、と思い、行ってから考えようとなりました。

 

小田原駅→熱海駅→来宮駅のルートで行く予定が、JRは車いす対応に時間がかかることが多いので、余裕をもって、乗りたい時刻の30分前に小田原駅に到着。

小田原駅の改札で

「来宮までお願いします」と伝えると

駅員Aに「案内は15分前にするので、そのころにいらしてください」と言われる。

 

小田原かまぼこやお菓子を買って、再度窓口へ。

「お願いします」と伝えると

駅員Aに「来宮駅は階段しかないのでご案内ができません。熱海まででいいですか?」

と言われる。

私「いや、来宮までお願いします」

 

駅員A、どこかに問い合わせている模様。

駅員Bが出てきて「熱海まででいいでしょうか?」

私「いや、来宮までお願いします」

駅員B「階段しかないので、ご案内できません。熱海まででいいですか?」

私「いえ、私は30分前には来ていて、どうしてもこの電車に乗っていきたいです。駅員さん34人集めてもらい、階段を持ち上げてください」

駅員B「熱海駅はそのような対応はしていません」

私「どうにかお願いします。レストランもホテルももう予約しているので、この電車で行きたいです」

駅員B「少々お待ちください」

 

すでに乗りたい電車が行ってしまう。30分前には来ていたのに、、、

 

駅員C「来宮駅はお使いいただけませんので、熱海駅までで。その後はご自身でお考えになってください。」

私「どうやって?」

駅員C「タクシーなど」

私「ではタクシーを調べてください。車いすごと乗れるタクシーはだいたい1か月前の予約なので厳しいと思いますが」

駅員C「そうですか。では一応調べますが、代金はお客様負担で」

私「駅は公共交通機関です。駅員さんを34人、集めてくれませんか?」

駅員C「熱海駅は一切そのような手配は行っておりません」

私「ではCさん、一緒にお願いします。」

駅員「管轄外です。できません」

私「バリアフリー法がありますよね。車いす対応をお願いします」

駅員C「利用者3000人以下の駅は対象ではありません」

私「障害者差別解消法があり、エレベーターがない駅は、合理的配慮としてほかの手段で対応していただく法律があります。エレベーターを作ってほしいと言っているわけではなく、エレベーターがないならば、それ以外方法で対応する義務があります」

駅員C「現状としてできかねます」

 

このやり取りを、合計1時間繰り返しました。

 

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この間、子どもたちがずっと、一緒に立って、待っていてくれたことがありがたい。

改札に座る場所はなかったし、まさかこんなにも難航するとは。

買ったばかりのかまぼこ、お菓子が役に立ちました。

 

ちなみにこのやりとりは記録のため携帯で撮影しました。

 

タクシー会社の電話番号をもらいましたが、対応できるかは、わかりませんとのこと。

とにかく熱海駅まではいくしかないと、予定よりも1時間遅れて電車に乗せてもらう。

 

熱海駅に到着。

すると駅員4人が待っている!

駅長D「今回は駅長の私がいたので、対応させていただきます」

私「小田原駅で、熱海駅は一切対応しませんと言われたのですが」

駅長D「私がいたので、一緒にご案内します」

 

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熱海駅で伊東線に乗り換え、やっとの来宮駅到着。











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駅員4人で車いすを持ってもらい、階段を運んでもらう。私はヘルパーさんに抱っこしてもらう。

 

私「ありがとうございます。では明日の帰る時はどうしたらいいですか?」

駅長D「できる範囲でご対応します。

何時にお帰りですか?事前にお電話ください。(熱海駅の電話番号をもらう」

 

夕方、駅に電話をし、翌日の乗りたい電車を伝える。

 

翌日、乗りたい電車の30分前には、来宮駅に到着。すでに駅員さんスタンバイ。

 

私「次からはどうしたらいいでしょうか?」

駅長D「できる限りのご対応をします」

私「どうしたらいいですか?」

駅長D「では電話番号を調べ、後程、お渡しします」

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駅長D「ここが総合承りの窓口の電話番号です」

私「いつまでに電話すればいいですか?」

駅長D「いつまでというよりも事前に」

私「私は事前にホームページで来宮駅の構内図を調べてきて、階段のことがよくわからず、かつ連絡が必要なこともわかりませんでした。

私以外の人のためにも、もっと情報を広めて下さい。」

 

 

簡単にまとめると、以上のようなやり取りの二日間でした。

 

疑問なのが

・小田原駅と熱海駅が言うことまったく違ったところ

・どうして急に熱海駅の対応が変わったのか

・駅長Dさんは丁寧だったけれども、車いすへの対応をしたことがないようで、まったくわかっておらず、私が質問したら、それを調べ、対応してくれる形だった。

車いすユーザーは利用者に入っていないのか。

 

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そしてこの移動や交渉の合間に、新聞社数件に電話をし、帰る時は取材に来てもらったので、これから記事になる予定です。

JRへの取材依頼は最低一週間前だそうなので、新聞社としてはこれから取材をしていくと思います。

 




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正直、ここまでの乗車拒否は初めてでした。

階段しかない駅では、時間はかかっても、駅員を集めてくれ、持ってくれるからです。

車いすユーザーが利用者として想定されていないと、改めて痛感したし、これをもっと可視化していかないといけませんね


正直、私もここまでしたくありません。

交渉したり、記録を撮ったり、メディアに連絡したり。

せっかくの旅行がクタクタでした。

本当に疲れました。

 

でも声を上げていかないと何も変わりません。

しかも声を上げ続け、味方を増やし、一緒に考えてもらい、たくさんの人で動いていかないと変わりません。

車いすユーザーは確実にこれから増えるし、高齢者やベビーカーユーザーにとっても同じ困りごとがあるので、一人でも多くの人に知ってもらい、誰でも安心して使える公共交通機関になってほしいです。

追記にあたるこちらもお読みくだい↓

 

 


 

 










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沖縄ではどこの書店さんでも
「ママは身長100?」大きく取り扱ってくださっていました。

私の実家最寄りの書店さんでは
発売から4ヶ月もたっているのに
売上ランキング2位でした。
嬉しすぎます!




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この書店さんでもこんなに山積みに!
私が沖縄滞在の一週間
ラジオや新聞、あちらこちらで取り上げてくださったので
この山積みもほとんど売れたそう。
ありがとうございます!





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FM沖縄の伊藝梓さん。
ハッピーアイランドに呼んでくださっただけでなく
会社の机にいつも、私の本を置いてくださっているのです。

そして琉球新報に書評も書いてくださいました。
「『ママは身長100?』 がんばらない強さ」



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ラジオ沖縄「ティーサージパラダイス」。
ひーぷーこと真栄平仁さん、
小橋川結子アナウンサーと。

金城奈々絵アナウンサーの「思いやり交差点」
の収録もさせていただきました。






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そしていつもテレビで見ていた
泉&やよいさん、なおぴんさんと。
わーーーうれしー!


本当にありがとうございました!
あぁ、沖縄に早くまた住みたいです。














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東京新聞・中日新聞
2018年4 月1日(日)
障害者は四つ葉のクローバー 
相手に近づく一言


初対面の人に会うことが多いこの時季、私は自己紹介に頭を悩ませます。まわりにとってはまだまだなじみのない「障害者」。「大変そう」というイメージを持たれ、「何か失礼なことを言ってしまわないか」と過剰に気にされ、距離を置かれがちなのです。

私から相手にさりげなく声を掛けるようにしていますが、自分から積極的に話しかけるのは面倒なこともあります。頭も使うし、気も遣うし、疲れるもの!でも声を掛けられるために相手と目が合うのを待っていても、車椅子に乗った私の高さは1メートル。子どもとは目が合っても、大人と目が合うことはなかなかないのです。だから自分から声を掛けるのはポイントです。

「ここに来るのは初めてですか?」「この帽子、素敵ですね」「お子さんのカバン、使いやすそうですね。」などなど。車椅子の私に話しかけられ、びっくりしたり、戸惑ったりする人もいますが、なるべく気にしないようにします。そして少し会話がはずむと「私は骨が弱いので車椅子に乗っているんですけど、子どもたちも一緒に乗るんですよ」「お出掛けはいつもヘルパーさんとします。一日10時間、ヘルパーさんが来てくれます」と私の生活のスタイルも伝えます。

少しの会話で、お互いの距離が一気に縮まります。時には「車椅子って便利なんですね」「ヘルパーさんがいて、たくさんの人が関わっていてすてきですね」と言ってくれる人もいて、私も嬉しいです。

 私はできないことも多いですが、工夫をし、助けてもらいながら、みんなと同じように生活しています。そして私も、私の得意なことを生かし相手の力になりたい、と願っています。

 障害のある人と出会ったら、ちょっとの会話を楽しんでみませんか?きっと発見がありますよ!


写真:子ども食堂でママ友家族と。子どもたちは大喜び、ママも楽ちんです。














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あけましておめでとうございます。
今年は4月に、ディスカヴァー21から
「身長100?ママの子育て(仮)」を出版します。

いま、必死に書いています。
本当に必死です!
1月いっぱいが原稿の締め切り。
間に合うか、本当にギリギリです。

今年はさらにいろいろなことに挑戦します!
楽しみです。
よろしくお願いします。








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TOKYO LOVE PARADE!
get in touchのフロートでご一緒したのは
三ツ矢雄二さん
松阪牛子さん
名取寛人さん
光陽師想真さん。





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人魚になった私。









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ムスコくんもメイクに集中。
とっても楽しそう!
彼は女子水着をプールで着るくらい
女子力が高いの。







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ムスメちゃんも初メイク。













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新宿で初めて開催されたパレード。
沿道の人がなかなか手を振ってくれないこともあったけど
外国の方々はすぐに笑顔で返してくれました!

だからこそ、どんどんパレードを広めて
愛を伝えたいね。
杉田水脈発言や新潮45はじめ
いろいろあるしね。



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誰でも、ありのままに生きられる毎日を!








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先週、早稲田大学でヒューマンライブラリー、終えました。
本として話してくれた、Xジェンダーのしげさんと。
ヒューマンライブラリーは講演会よりも、ぐっとひきこまれて、
身近に感じることができるので、大好き。
デンマークで始まったんだけど、
対話を大事にする国民性だからこそ
ヒューマンライブラリーが生まれたのでしょう。





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ムスメちゃんとお料理。
ムスコくんは2歳の時からいろいろさせてたのに、
ムスメちゃんにはなかなか時間をとってあげられず、
申し訳ない。

でもムスメちゃんがかわいすぎて、毎日メロメロ。

ムスコくんは5日間、38度代の熱を出し続けました。
夏風邪って長引くよね。
彼は、来月からは幼稚園にうつります。
新生活、エイエイオー!

はぁ、忙しい。
私が三人ほしい。

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琉球新報社提供

琉球新報 2018年1月22日(月)
100cmの視点から あまはいくまはい
やりたいこと、たくさん

(↑こちらをクリックすると琉球新報styleのページから読めます)

 もうすぐバレンタイン。子どもの頃からお菓子作りが大好きだった私は、当日に向け試作しまくるのが恒例でした! 本命ではなく、友チョコです! 味がよくて、見た目もよくて、そんなに手間もかからず、常温でも大丈夫で、ラッピングしやすいもの。ガトーショコラ、トリュフチョコ、スイートポテト、クッキー、マフィンなど、ありとあらゆるものに挑戦しました。

 当時、今から25年前は100円ショップはなかったので、那覇市泊にあった製菓材料店に足しげく通いました。今ではどこにでもオシャレで手頃なお菓子のラッピング素材がありますが、当時はそこでしか手に入らないものばかりでした。お財布と相談しながら、材料選びには必死でした。レシピの3倍の分量を作りたい時は、バターも3倍、砂糖も3倍と計算し、それも楽しかったです。


 しかし骨の弱い私にとって、冬は骨折をしやすい季節なのです。体が冷えると体が硬くなりますが、筋肉もほとんどない私は、この寒さが大きなけがにつながるのです。せっかく計画、準備をしても、諦めざるを得ない時も! 悔しかったのですが、それも私にとっては日常茶飯事。計画を立て直し、2週間したら痛みは治まるからこれならできる、動けない代わりに今年はこうしよう、とまた予定を立て直して楽しみました。


 骨折、入院を繰り返したおかげで、どんな状況でも楽しむことが得意になった私。入院中は、本だけでなく、人形や、折り紙、手品セットなど、ベッドの上でできることをいろいろ楽しみました。時間はたくさんあるので、モノづくりにはぴったり!また家族や友だちがお見舞いに来てくれるのがうれしくて、お土産を楽しみにしていました。親にはファストフードのチキンやポテトを頼んでいました(笑)。

 また、私は姉が2人おり、2人とも障害が無いのですが、それぞれにうまくいかないこともあるようで、私は歩くことにそこまで魅力を感じなかったのです。歩けても、歩けなくても、いいところ、悪いところは同じ数だけあると思っていたのです。うらやましく思ったところで、私は歩けるようになるわけでないので、考えないようにしていた面もあるのかもしれませんが。歩きたいという思うよりも、お菓子作りや折り紙をはじめ、やりたいことがたくさんあり、それをどうやったらできるかを考えることで頭がいっぱいでした。インターネットもない時代だったので、お店に電話したり、まわりの人に聞いたりと、とにかく情報集め、自分ができること、やりたいことに次々と挑戦する子どもでした。


写真:姉妹で北部にタンカン狩り。家族であちこち出掛けました

20180305「みんな一緒」で配慮を



































琉球新報社提供

琉球新報 2018年3月5日(月)
100cmの視点から あまはいくまはい
「みんな一緒で配慮を

(↑こちらをクリックすると琉球新報styleのページから読めます)













20180415ハードをハートで変える


























東京新聞・中日新聞
2018年4月15日(日)
障害者は四つ葉のクローバー
「ハードをハートで変える」

子どもの頃、スーパーが大好きだった私。買い物が好きだからではなく、動きやすいから。外の道は、でこぼこで傾斜があり、車椅子の私は一人では移動できません。でもお店の中は、床が平たんで通路もまっすぐ。車椅子でもラクラクです。一人で動けることが楽しくて、買い物が好きになりました。

 しかし今から約
30年前、家の近くにできたショッピングセンターには、車椅子用トイレがありませんでした。本も見たいし、雑貨も選びたい。でもトイレを気にしなくてはならず残念でした。

そこで「あなたの声をお聞かせください」と書かれた箱に「車椅子用トイレを作ってください」と書いて入れることに。でも一人の意見ではダメだと思い、用紙を持ち帰って家族や友だち、学校の先生など、何人かにお願いして書いてもらいました。すると、なんと一か月後に車椅子用トイレができました。12歳の私は、とても嬉しかったです。

 歩ける友だちは、車椅子の私と一緒に出かけて初めて、カフェの入り口に段差があること、道に傾斜があること、電車に乗るのに普通の人の二倍の時間がかかることを知るそうです。私にとっては、世の中には必ずバリアーがあって、何事にも時間がかり、助けが必要なことが当たり前です。歩ける人たちは物事がスムーズに進むのが普通のようです。

 時には私も、時間や手間のかかる車椅子の生活に疲れて、嫌になることも!でも私に出会った人が「みんなにとって使いやすいって、どんなことだろう」と考え、それを形にしてくれたら、疲れは激減します。そして一緒に動いてくれる人が多ければ多いけど、解決できることが増え、より楽しくなります。

 ハード面のバリアーを、みんなのハートで変えていきませんか?


写真:学生時代、友だちとキャンプへ。車椅子でも行きやすいキャンプ場も増えています。




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