December 26, 2017 1月13日トークショーします! しぶやフォーラム2017ちがいをチカラに、そしてカタチに渋谷区で映画「みんなの学校」の上映のあとトークショーをします。初めてのトークショー。ドキドキですが、がんばります!しかも憧れの、理想の「みんなの学校」に関われるのが本当に嬉しいです。ヒューマンライブラリーもします。私を読みたい人、来てくださいね。事前申し込みは12月27日まで。事前申し込み優先ですが、当日参加もあります。よろしくお願いします!
December 11, 2017 月夜のからくりハウス 舞台月夜のからくりハウス、大成功!福祉感、チャリティ感なんてまったくなく、笑い、感動、葛藤、生きづらさ・・・ありのままを表現。そしてなんと言っても芸です!プロの役者の方々で、圧倒されました!(マメ山田さん、後藤仁美ちゃんと)私は、幸せ障害者をアピールと、ミュゼットプロレスのシーンで、ダンプ松本さんのマネージャー役でした。(写真は手話漫才のモンキー?野さんと)一夜限りでしたが、今までにない、歴史に残る舞台だったと思います。東ちづるさんをはじめ、ボランティアのスタッフさん、ヘアメイク、衣装、小道具、音響、照明、全てのみなさま、ありがとうございました!クラウドファンディングはまだやっています!よろしくお願いします。
December 03, 2017 琉球新報「幸せの国、デンマーク」 琉球新報社提供琉球新報 2017年9月18日(月)100cmの視点から あまはいくまはい「幸せの国デンマーク」(↑こちらをクリックすると琉球新報styleのページから読めます)家族旅行でデンマークに行ってきました。デンマークといえば、沖縄の皆さんにおなじみのポーク缶「チューリップ」の生産国です。世界一幸せな国ともいわれ、国連の世界幸福度調査でトップ3に入り続けています(日本は今年51位)。4歳と2歳の子どもを連れ、どんな旅になるのか!?と不安もありましたが、ゆったりと満喫した2週間でした。人口約500万人、小さな島々が多くあり、面積も九州程のデンマークは、食料自給率300%。新鮮な野菜がすぐに手に入ります。オーガニックにも力を入れていて、スーパーの特売コーナーでも、屋台に行っても、オーガニック商品があります。機内食のバターやジャムまでもがオーガニックでした。環境にいいこと、体にいいことを大切にする国です。 医療費も無料で、特に18歳までの歯のお手入れを大事にしています。小学校には歯医者も併設されており、授業の合間に歯の治療ができます。12歳までは大人が仕上げ磨きをするのも普通だそうです。私の息子は今4歳で、私が歯磨きに付き合うのもあと数年かな、と思っていましたが、デンマーク流に考えるとあと8年は磨いてあげることになりそうです。 そして大学院までの教育費はすべて無料です。大学に通うために一人暮らしをする場合、月約10万円の生活費が支給されます。転職を目指す社会人が、資格取得のために学校に通う時も、約10万円支給されます。最低限の生活が保障されるので、学びたいだけ学べて、いつでも自分のやりたいことにチャレンジできる制度があります。 消費税は25%、所得税に至っては約50%ですが、それが国民のために還元されているのです。小さな国だからこそ、人が一番の資源だと考え、国民を大事にしているのです。生活が保障されているからこそ、自分にも、相手にも優しくなり、ゆったりと豊かに生きるデンマーク人。家族の形もいろいろあり、独身でも無料で不妊治療を受けたり、養子を引き取ったりすることができます。那覇市も昨年、同性のパートナーシップ登録が認められましたが、デンマークは世界で初めてそれを施行しました。 豚肉好きで、多様性を認め、ゆったりと生きるところが、沖縄とデンマークの共通点のように感じます。沖縄も一番の資源を「人」と考えると、他県にはない、独自の社会保障が作れるかもしれません。保守的だったデンマークが変わってきたのも、わずか40年前のことです。沖縄も日本一幸せな県に向けて、一歩を踏み出しませんか?写真:自転車王国デンマーク。家族みんなで1台の自転車です
December 02, 2017 東京・中日新聞「車いすは普通の存在」 東京新聞・中日新聞2017年10月8日(日)障害者は四つ葉のクローバー「車いすは普通の存在」「あぶない!」「どいて!」車椅子ユーザーの私が街でよく耳にする言葉です。車椅子を見慣れない人は私が視界に入ると過剰に反応し、例えば私の前方を歩く子どもに、親が大きな声で「あぶない!」と言ってしまうのです。道を歩けば一日何回も、あぶない!どいて!と耳にします。私のいる方向へ発せられ、それが度重なるので、だんだんと嫌な気持ちになります。私はみんなにとってあぶないのかな?邪魔なのかな?車椅子ユーザーを目にする機会がまだまだ少ないので、周りの対応がぎこちないのも仕方がないのかもしれません。テレビ番組で街の様子を映す一こまでも、車椅子が映ることは、ほぼありません。車椅子がいると目立って視聴者の意識がそこに行ってしまうので、わざとカットする、という話もよく聞きます。絵本では、車椅子の子どもが主人公のお話しはありますが、普通の子の中の一人として描かれることはありません。でも英国のアニメ「ポストマンパット」には「Lizzy」という車椅子の女の子が登場し、お話にも、社会にもなじんでいます。日本の絵本には障害者が描かれないだけでなく、登場する母親は専業主婦ばかり。現実では約7割が働いるのですが…いろいろな人が生きていることを、メディアや作品で反映してほしいです。いつも行くスーパーの店員にも、テレビでも、絵本でも、車椅子ユーザーがいるのが当たり前!そうなれば車椅子も、街で普通に人とすれ違うことができるのかもしれませんね。そして今度、車椅子とすれ違う子を見たら、「あぶない」の一言を「前を見て」「車椅子の人がいるよ」に変えてみませんか?当たり前の存在を認め、温かく見守る雰囲気をつくっていきましょう!写真:お出かけが大好きな我が家。旬のナシ狩りに行きました。