西暦三十年（建武六年） 春、
やる夫、益州の公孫述討伐を決定。
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ
／ ＼ , , ／＼
／ （●） （●） ＼ 隗囂（かいごう）に命じるお。
| （__人__） |
＼ ` ⌒ ´ ,／ 天水郡より兵を繰り出し、
. /⌒～"￣,￣￣〆⌒,ﾆつ
| ,＿_＿ﾞ＿__､rヾｲｿ⊃ 公孫述を討つんだお！
| ｀l￣
. | |
やる夫の命令に対し隗囂は、
_,. -ｰ ''" ｰ 、 i-ｰ '"
,.r ´ ｀` .、| ／
／___,,,,,,,,___ | <
／´ ｀` ｰ- ､ _ | ＼
∠ ,---ｰ─--- ､ ｀ ｰ、 .| 丶 むりっす！
, - ´_,,,,,, -ｰ─-- ､,, ,__ ｀ ｰ 、 ヽ| -ｰｰ､
／〆::/::::::/:::/ヽ //::::／ ',:- ､_ ｀ 丶､ ! ／ えきしゅう への せきしょは
f／:::::://::::/／|／＼／ ';:::::|ヽ:::ヽ、, 丶､| __i__
￣|::::i/|／ﾚ/´;;;;;｀ヾ ヽ ';::| '_;;;;|';;-ヽ、 | ___|___ すごく かたいし、
!--!// { {;;;;O;;;} } -ｰ七, ';::i. ';:::::|:::ヽ| 、 |
ﾚi `ミﾆ'" ' r',",;;;;;;,ヽ' ';:::|::i::::| ヽ さんどうも きりおとされて
{ ! !;;;;O;;;} } ';/ﾘ::::| |＿
〉 r' ｰ- 、 ` ､ -彡' ,,､`i|. _,,,_| すすめねー！
/:::'., ./ ｀ 'ヽ / ) ﾉ| i__ノ＼
￣|::::ヽ ,' .| '".／:| せめるのは むり！
￣|::::>､i i ／｀::'ヽヽ| ヽ__/_
'";;;;| `i ､_ i _,,, ､'":::::::::;;;;;i | i' V `i
/;;;;;;;;;| |'､ "''''' フ'/´;;;;;;;;ヽ/＼/ | `" ` "
/;;;;;;;;;;/', i 辷二二,, <;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ .|. |~| |~|
{;;;;;;;;;;;/ ', i ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ '-､_ |_| |_|
. ';;;;;;;;;i ', ', .|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ヽ ○○
/ ';;;;;;;| ', ', |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ ＼ ／
……といった 理由を挙げ、動こうとはしなかった。
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ……残念だお 隗囂。
／ ＿ノ ヽ__＼
／ （─） （─） ＼ いくら友好的な言葉を並べても、
| （__人__） |
＼ ,／ 行動で示してくれなくちゃ意味ねーお。
ノ ＼
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ とくに重要な局面で、
／ ＼ ／＼
／ （●） （●）＼ 隗囂のような大事な位置にいるものは
／ （__人__） ＼ 態度で示してくれる必要があるんだお！
| |::::::| |
＼ l;;;;;;l ／l!| ! それがない以上！
／ `ｰ' ＼ |i
／ ヽ !l ヽi 友軍とは認められねーお！
（ 丶- 、 しＥ |そ
`ー､＿ﾉ ∑ l､Ｅ ﾉ <
ﾚY^Ｖ^ヽｌ
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） やる夫、てことはつまり……
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ ヤッちまうのか？
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
/ く ＼
| ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､
來歙
來歙は隗囂の息子を人質として送らせた功績で、
この時期、中郎将（宮中を警備する武官）に昇格していた。
変態！変態！変態！
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ ……いや、もう一段階猶予を与えるお。
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ
／ ＼ 益州を攻める場合、
／. ＼ ／ヽ 司隷部から直接兵を進めることもできるけど、
/ （ ●） （ ●）
| （__人__） | ここはあえて、主力は涼州から回り込んで
＼ ＿ ` ⌒ ´ノ
／ ＼ 侵攻しようと思うんだお……
/ . i、 ＼
| | } ＼. ＼
ヽ、| } .＼ ＼_ ■■■ .lll、
| .ﾉ ι,ヽ,シ ■■■■| ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼> ■■■■’ lll!ﾞﾞﾞ”ﾟﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ
■l!ﾞﾞ｀ llll,
■ﾞ 'ﾞ!!!lliillliiiiii,,,、
■,、 ,,,ill!!!ll,、 ,,,,, .ﾞﾞ!lll
■llii,,. ,,,ill!ﾞ■■.ﾞllli,、 ,,ill!!ll、 ,lll
■■■■■■.ﾞ!llii,,,_,,ill!■゜llll、 .,ill!
■■■■■ ■■■■■ ﾞ!liii,,,, .lll!ﾞ
■■■■■■■■■■■■ﾞﾞ!lli,iilll｀
ﾞﾞﾞ!!llii ■■■■■■■■■ﾞllllllii,,, ,
,,,iiiiiill!ﾞ■ ■■■涼州■■ﾞ!!ﾞﾞﾞ!lli, ,ill!ﾞﾞﾞ
lll■■■ ■■■■■■■■■■'! _,,lll′
ﾞ!!lliii、■■■■■■■■■■■llliiil!!!!ﾞﾞ
ﾞ!llii,,■■■■■■■■■■■iill!ﾞ゜
ﾞﾞ!!lliii,■■■■■llll!llii■,,,iiill!!ﾞ”” 司隷
ﾞ!lli,,■■■■'lll,,.ﾟﾞﾞﾞﾞ” ☆長安
.ﾞﾞllli,■■■■ﾞﾞ!!!liil,,,,,,_,,,,,,,,,、
.ﾞﾞﾞ■■■■■ll!ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ!llii,,,,,,,,_ ,,
,■■■■■｀ ﾞﾟﾞﾞﾞﾞﾞ!!!lll
.,,iiiiiliil!!゜ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ゜ ll
lll!ﾞ｀ ﾟ
.lll″ 益州 ,iiii,,
.lll, ,illlﾞ””
.ﾞﾞ° ｀｀
＿_
／ ～＼
／ ノ (●)＼ なるほど。敵の意表を付く意味も兼ねてだな？
. ｜ (.／) ⌒）＼
. ｜ （__ノ￣ ＼
＼ |
＼ /
. ＼ ⊂ヽ∩
/´ (,＿ ＼.
/ ＼. ＼
./ / |. ＼ソ
（ y' .|
（涼州周辺詳細図）
←敦煌 ,--ｰ､,,- ..,,,,．.,,,,,,,,,,,,.,、
: 、 ,-´ _,／ ,!
.l| ./張掖l° ヽ
`酒泉 lﾞ .lﾞ ‘ｰ-､,,、
､、 、 | ,! .,-''ｰ､、 ｀i､
: ｀''‐､. | ﾞ、 ｀"^'‐／ `､,、 .,-'､、 ￤
｀ヽ ヽ `-‐′ ｀''、 .,"
｀''-､、＼ ,ヽ`i､ ,!
｀`‐:ﾞl． 武威 ," ｀'│
ヽ ,! lﾞ
,‐ | 安定 ｀'i､
!ー--､..、 ､| ﾞi､
ヽ ｀':、 ,､-‐´.lﾞ'i､ ,"
ﾞi､金城 .'| 天水 ﾞi .,"
｀'‐､、 ,/'ｰ-:-､,↓←｀←←← 長安
｀'i､" 隴西 ｀"''!
` ↓ `'、
↓
↓益州
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ その際、隗囂の本拠地の天水を通る。
／ ::＼:::／:::: ＼ そのとき隗囂が、やる夫の軍の進行を妨げるような
／ （ ●） （ ●） |ヾ 態度に出たら……
| （__人__） || |
＼ ｀ ⌒´ |||´
／ |||| バチーン!!
/ /＼ /￣＼ |||| .' ， ．.
＿|￣￣ ＼ / ヽ ＼从/／ ・;`.∴ '
＼￣￣￣￣￣￣ ＼＿_） ＜ ,：;・,‘
||＼ ＼ . ’ .' ， ．.
||＼||￣￣￣￣￣￣￣||￣
|| ||￣￣￣￣￣￣￣||
.|| ||
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
二二二二∞∞∞∞ 二二二二イ 賊軍決定！
／: : : ＼
／: : : : ＼ 隗囂を敵対者とみなし、
／: : : : : : ＼
: : : : : : :.._ _ ＼ 撃破した上で公孫述を討つ！
: : : : : : ´⌒＼,, ;、､､／⌒｀ l
: : : ::; ;（ ●） ﾉヽ （ ● ）;;::: |
: : : : : ´"''", "''"´ l
: : : : : . . （ j ） ／
＼: : : : : : :.｀ｰ-‐'´｀ｰ-‐'′ ／
／ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : イ＼
: : : : : : : : :.｀`ｰ- -‐'"´ ＼
: : : . : : . : : . ＼
／￣￣＼
／ u ノ ＼ ま、それしかないわな。
| .u （ ●） |
. | （__人_） 隗囂が土壇場で折れてくれるといいんだがな。
| ｀ ⌒ﾉ
| }
ヽ u }
ヽ ノ
ノ ＼
／´ ヽ
四月。 やる夫、長安に行幸。
公孫述討伐のため やる夫に従っていた武将は、『後漢書』によれば七人。
これまでＡＡで登場しているのは、
ゝ ソ----ヽ
／⌒＜ヾ ミ 丶- ⌒ヽ
（ ─ヽ ∨∨∨＼ヾ| /
ヽ │⌒ ⌒ ∥）|／ / _,,,...-=＝ﾆ＝=-､
＼ | ＝［＝ ∥／ / 巛ミ=＝''''"i-―''''~~ヽ
| (⊂⊃) / ／ ! へ､l く――===.|
/ 丶＿＿／ ／ ! l＿_ ヽﾆr ､―.|
/ ＜∨＞ / ━┓┃┃ 〈 .p_ノ / |ぅｌ―-|
/ </ │> │ ┃ ／ ＼ | !イ‐-､.ﾚﾍ
/ </ │> │ ━┛ `‐､ `|、 / ,,.-┴､
/ / │ │ ┏━┓ 'っ ／ ／:::::::::::::＼
──────＼ ＼ ┃ ┃ !､＿_,∠_ ／::::::::::::::::::::;;;::ヽ_
／ ＼ │┗━┛ /＄,,..-―'''''~~::::::::::::＼
／ ／───────＼ 丿 ツ 〉''~::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
／ ／ ＼ ＼ ・ ／ ￣￣ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::l
─＼ ／ ＼ ＼ ・
(＿＿丿 ── ・ 蓋延
（ 丿
耿弇
, － ､
. Ｙ Ｙ´ ＼ .
,へ､ ／＾i ｌ ＼ ＼ ο
| \〉｀ヽ-―ー--< 〈\ | ＼ ＼ .>､
7 , -- 、, --- 、 ヽ ＼ ｀'´ .｀; _
/ / ＼､i, ,ノ ヽ ヽ ＼ /｀ヽ ./ ｌ _
| （-=・=- -=・=- ） | ｀ ー´ヾ__.人 ,./ ゝ- .,_／ ｌ
/ < / ▼ ヽ > 、 ｌ ｌヽｿ､-,ｉ / 〈
く彡彡 _／＼_ ミミミ ヽ ｌ !/ヾ､ .｀ｰ-ラ ０ ', , -
｀＜ ミミ彳ﾍ ｡ ｌ ｌ ＊ζ .／ ＊ .}｡
＞ __＿／ ＼ ｌ. ヽ. '´ _ ﾉ ＿／
/ 7 ＼ ｌ ￣ ノ
| ／ ! ＿＿__,. ´
о ; ￣l о
王常
馬武
ri ,.ィ'´.:::rｭ:::〉
,.ｨl.! ／ く_,):::::(_)::}
ﾄ､ ゝﾚヽ￢ヽ､__ ／、:::::::<_)::::::::/
＿ ｀ y'i ﾄ､ ､_ ､ヽ./| ／i_.ノ⌒):::::::::(_):|
|i::::＼ ﾊヽL..｀>ｧｪ､ Vﾚ':::::::::ゝ'⌒):::::::::(_):l、
{ｌ:〈_):::＞| } lｨﾃｉ , ヾ彳/j:::(_)‐､::::￣(⌒)::::(_):|
＼(」::{_)lへ{ゞ'ﾞ <.ﾌ,.j/-ｨｽ｀ｰ';. -､:::（⌒)::::::::|
＼(_):::(_)::ｨ｀二I_/; iハ:::::｀- '_:::::￣::(_):/
lY_)::(〈{_,r､j,>'´}_,<. ＼:::（ __）:::::(_)::/
ヽ:<ハ:Vl_ﾝ<￢<.:.l＼ 丶─_---‐'′
ヽY_):l.｀Ｌlゝイ、;.:.:ヽ ＼::::>､._,.、
＼{| ﾄ:.li o {i､.::.:.:.:>、 ヽ! ﾚ'ノｭ
]ィ´.:i}_o_j}ｼ',.三彡ヽ ,. -r'′
ｨﾆ.ｰΞ三彡r"￣「ﾉ_,ｨ'´:／
_,.〉7⌒´￢T´ l､::O:;／
祭遵
の五名である。
／￣￣＼
／ _ノ ＼ （ ;;;;(
| （ ─）（─ ) ;;;;) いっちょ気張ってくるだろ……
| （__人__） /;;／
. | ﾉ l;;,´
| ∩ ノ)━・'
／ ／ ＿ノ´
(. ＼ ／ .／ │
＼ “ ／_＿_| |
. ＼／ ＿＿＿ /
同時に最後通告の璽書を携えた來歙が
隗囂の元へ遣わされた。
／￣￣＼
rヽ ／ ノ ＼ ＼ 隗囂殿、これから やる夫軍は蜀を討つ。
i ! | （●）（●） |
r;r‐r/ |. | （__人__） | 陛下に帰属を誓ったものとして、
〈_L (｀ヽ .} | ｀ ⌒´ ﾉ
l｀ （ ｀`/ . | } アンタにも助力をお願いしたいだろ……
ヽ l . ヽ }
|,. l /⌒ ー‐ ｨ ヽ
,､;i彡ミi〃ヾi､
iﾍ〃,!i〃ヾ彡ミ;ヽ、
iヾﾐ ﾐ'｀ ヾi
ﾐ 〃 ,,,, l
ヾ 彡 ,,=== "｀｀l ……
冫 ∩ '" ｨｪｧ冫 ﾔ｀.ｌ ／￣￣￣￣￣￣＼
{（ ｊ | ´｀ ´r- ､ l ／ ＼
｀ ｌ .l へＵ /ゝ-､ ハ l / ヽ
l／ ハ__ｰ=ェｪ=' / ﾉl::::::::: Ｕ |
/ - ﾆ二.lノ ｀ ‐' /､ ﾉﾉ|:::::::::: ／ ＼ |
l ,y 〉｀ ー l l ､ ..ﾉﾉ|::::::::::::::::: ＼＿＿_／ |
_ -‐ ´ l 1＜ l l ＼ｰ ､ ﾉﾉﾉヽ:::::::::::::::::::. ＼／ ﾉ
r'´ ヽ ﾉ l l ,ﾍヽ /y/ ＼ ｀ -､
. l ヽ ハヽ、 ノ l l ヽ＼／イ ヾ 〃 l 王元 （隗囂の配下）
王遵 （隗囂の配下）
>￣ヽ .・ ´￣ ￣｀ ヽ､ , -―,･
>: : ／: : : : : : : : : : : ´: : : : : > えー、わたくしとしては
￣7: : : :;1 ∧: :.i: ; : : :｀‐-- ｀
/: : /ﾚ |/ ヽﾊi ヽ: : : : :| やるおさまに ごきょうりょくもうしあげたいのは
ﾚVｌ .● ● ヽﾍ.、|
l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ .ﾉ:! やまやまでございますが
/⌒ヽ__.ﾍ ゝ._） . /⌒iヽ、
＼ /::::::ヽ ＞,､ __, イ ./ /.:┌` まことに いかんなことに
. /::::::::::/ ‘＝=＝’ﾍ､__∧''' わがりょうどで なんじが たはつしており……
｀ヽ;::::i ヽ::::::::ノ
隗囂
. -──- 、
/ ヽ
j ',
| ______,, ,,___ |
| ‐kｚ- -ｧ'｜ ……
！ ､, |
i ‐= !
. ヽ }
_, ､ -― ''"::l:::::ヽ ノ ※來歙です
/;;;;;;::ﾞ:':､::::::::::::|＿:::;､>､_ l|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::／:::::::＼ﾞ'' ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::＼::::::::::＼ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::＼:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::＼:::::ﾞ､|||:::/::::::::::|:::
誰お前ｗｗｗｗｗｗ
／￣￣＼
/ ヽ､_ ＼ （だめだコイツ）
. （ （ー ） Ｕ |
. （人__） | （やる夫のために動く気は、さらさらねーな）
r-ヽ |
（三） | |
> ノ /
/ / ヽ /
/ / へ> <
|＿__ヽ ＼／ )
|＼ ／|
| ＼_／ |
／￣￣＼ （ああ いやだなあ いやだなあ）
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー） （けど、ここで事態を進めるためには……）
. | （__人__）
| Ｕ ｀ ⌒´ﾉ （俺がやるしかねーだろ常識的に考えて……）
. | ｎｌ^l^l
. ヽ | ﾉ
ヽ ヽ く
/ ヽ ＼
. ', ', / /
＿',_ ', _,, -―‐- ､ / /_,,_ ……？
. ｨ´.::::::::,y`´..:::::::::::::::::::::::...ヽ´.::::::::::｀'ｧ
>:,ｒ''7:::::::::,:::::,:::::,::::::,::::::::::::i｀ヽ､::::::_>
'′ i::,:::,::,'j:::/i:::/ヽ::::i',::l,_:i｣_ `′
'ｔ-―|:;'l:'ﾘ｀|:ﾒ､ﾚ u _,ゝk<!':j !::ヽ,
>_::;（' !' ● ● ﾉ､:ｒ
´ '",:'`| Ｊ j´.::::.':, ヽ ､ 、
,:':::::::ヽ、 -‐― .ノ:::::::::::::', ﾉ ﾉ ′
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼ （覚悟、決まっただろ）
（ー）（ー ） |
（__人__） |
（｀⌒ ´ |
. { |
{ ﾉ
ヽ ノ
ﾉ ヽ
/ |
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （⌒ ）（⌒） なるほど。隗囂殿のお気持ちは判りました。
| （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ よーく判りました。
| }
ヽ ﾍミ|
／,` 、` -`,--` ,
＿＿,---/;;;;;` `-,-/ニﾆ |
/;;;;;::::、:::::::::|、_ ,＞、 /::l,_l･ ,<、__
ノ;;;;;;;;;;;;:::|::::::::::＜:::::::ヽ``l::::| |`l,::::ヽ
|;;;;;;;;;;;;;;:::::|:::::::::::::ヽ:::::::＼|:::|`-‐'/::ヽ::::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;:::::::::::::::::::-、:::`;:ヽ;-';;;;;:::ヽ::l
;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;:::::::::::::::::::::`、;`l;;;;;8;;;;;::::`ヽ
;;;;;;;;;;;;/、;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::;`l;;;|;;;;;;;;;;;::::: `l|、
;;;;;/' `,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::|;;;::l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::l
;;;く ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
|ヽ、
.. |::l::ヽ
. |::l:::. `、
| l::::: `、
| l:::::: `、
. | l::::::: `、
.| |:::::::: `、 んじゃ、死ね。
／￣￣＼ ..｜l:::::::::. `、
／_ノﾆ三ヽ、＼ .|-､::::::::. ',
| （⑪）三（⑪）|ﾊ`ヽ＞‐.､ ',
. | （__人__） /_ﾉ :|| （,t）|>'"`ヽ
| ｀ ⌒´ / /ｌ|::::／-､ ./
. ヽ ﾊ -ｲ ||::(〈__ノ／
ヽ / { ||:::`''／`ヽ
/ / ヽ:||:／ /
| .i ﾉ:（（__>／`ヽ
| ', ´:::::::|i'ｰ' ,. 、/
| ヽ ノ
,.. -‐＼
,´ ,／'' r､ '＼,,.,,-‐''''''
ムｫ _冫 _/_/⊥/:: ヽ⊥､__, '´ ` ､
j ／/ ,ｲ /.|/ l/:::::::::ヽ|.,,ヽ|ヽ ヽ ｬ''ﾞ
./ i /|/;l'"~`'li, :::: ,il'"~`''liヽ｀ヽ、 'r ヽ おわあああああ！
／|/ ! ii, ○ ,i! ::Ｕ il､.○ .,|i ij ＼!
_`'!!. | `ﾞ=='" ＿＿ `''=='" | ,ﾉ
,ｒ''" '.i;:::, u i" `iu .／'´ヽ、
`Z_ ,.へ'ヽ;; i i _;;; へ ＼
|／ `>┴,---,-'''"､ ヽ ,､!￣
／ヽ,,,,_ヽ_/ _,,／ヽ ∨
來歙は刃物を持ち出し、隗囂を刺殺しようとした。
／￣￣￣￣￣￣＼ 來歙殿！ 自分が何をしてるのか
／ ＼ て わかってるのKA！
/ Ｕ ヽそ
ﾉl::::::::: |
ﾉﾉ|:::::::::: ／ ＼ |
..ﾉﾉ|::::::::::::::::: ＼＿＿_／ |
ﾉﾉﾉヽ:::::::::::::::::::. ＼／ ﾉ
／￣￣＼
／ ノ三ﾆ＼＼ わかってねーのは あんたらだろ。
| （⑪）（⑪） |
. | （__人__） .| 隗囂殿、陛下はアンタが善悪の判断と世の流れを悟ってると
| ./ | | 見込んだからこそ
ヽ / i | ./ 書簡を何度も送って 傘下に加えようとしたんだよ。
. ヽ/ .ﾘ | /
/ﾉ ｉ .! ヽ
/ﾚ'^i_r.|. |
｀( ）´ |
. . ／￣￣＼ なのに佞臣の言に惑わされ、
／ _ノ ヽ、 ＼ その場しのぎの適当な言葉を吐くばっかり……
| （⑪）（⑪） | ./´`;
. | （__人__） .|. ./ / ,. -､
| ｀ ⌒´ ﾉ .ｨ. / ／ ／ もういらねーよアンタ。
ヽ }./ /'' ∠__,,,...､
／￣ヽ _....ノ_ . ´ __.ノ
. ／ ∧r'"´ `ヽ ＜´
. / i | `''ｰｒ ､, ,._ `ヽ.
{ /＼ﾉ ￣'ヽ､.,__,.イ `' ｰ'
.. ｀‐|＼ ＼___
|＿ヽ-' /
ヽ＿_／
,へ | ／
／、 ,ヽ、 ＿＿＿＿＿ ／
l ^ | ／ ＼ ／ ブッタ切れろやーーっ！
ｌ | .| ＼／ , -―- ､ ＼
l | | ／ ／ ＼ ＼ _
l .l .| | i |__,.. - ''"
l l | ／| ノ ヽ､_ | | ＿＿＿＿＿＿＿
ｌ ! i ／ 丶 (●) (●) / |
l ^ ﾄ､ ＼(__人_/ ￣￣￣ / .__
{ ー'U `ー./＿/￣/ /／/ 7
{,＝'ﾍ __＿／ 匚 ./i／i／ ∧∧ ,ヘ
ミ '￣￣ ／/ ./ l /l / / ./
`ー――------- ' / ./ ／.／
／ | ￣ ＼ ￣
__ .... __ | /
, '´: : : : : : : : ｀ ヽレ'´￣
＼＼ ／: /:/{: / ＼lヽ､斗､ヽヽ: : : :
__, -─ｰ＼/ ‐--／|/_, v〃-‐-,_＼ﾄ}￣
＞: : : : : :_/: //と_ ￣ ノ ｀ｰ‐とノ {ヽ ひーーーーっ！
7_: : ／ {: :{/ (__)￣ ＿_ い
/／ /⌒ |￣￣￣ ﾑ }ノ
{ ﾍ | | !ヽ
ヽ _ヽ ｜ ｜ ﾉ／{
__.. --ｧ ＼｜ __,j'´:::::::::
, .. ‐ /::::::::::ヽ-‐r=＝＝ｦ:::::::::::::::::::::
/ _, -‐─-／::::::::::::::::::::::ヽ､____ノ::人:::::::::::::::
ゝr_ノ ＼::::::::::::::::::/￣` ‐-‐ '´ ＼::::::/
｀ヽ:::::::/ `Y
｀Y |
| / |
| ／ / |
／￣￣￣￣￣￣＼
／ ＼
/ ヽて
ﾉl::::::::: |そ 衛兵！何をしている?隗囂様Ｗｏ 守れ！
ﾉﾉ|:::::::::: ／ ○ |
..ﾉﾉ|::::::::::::::::: ＼＿＿_／ |
ﾉﾉﾉヽ:::::::::::::::::::. ＼／ ﾉ
ｫ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ γ::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
!::::／~~~~~~~~~＼:::::::::::! 衛兵でーす ﾉ:::::～～～～ヽ:::::::ヽ
!:::/ ヾ::::::::! /::::::ﾉ ト::::::::}
∧二二ゝ ノ二壬／:ﾍ/ /::::ノ ! .!___ｨェ＼::::::i 守りマース
! ＼_ /´＼_ _／ !i } l::::::! 三≡ｿ_ゝ≡≡ｲ:::::::l
} l ￣(.。。) ! / |:::::::! 弋__／l ＼___／ {:::::::}
ヽ! / u ＼ ν !::::::l (。。) ﾄ:::::::!
! ｲ二二ヽ .ﾉ ノ ﾄ::::! ,,,,iiiiiiiiiiii／￣￣￣｀`'' ､..,,_
_ﾄ＼ ／lヽ_ ヽ::::ヽ γー-／ 〆＼
￣￣＼ ＼こ 二 .イ ／ ￣"''-,._ ＼/＼ /ノl / / ﾉ`ーｰく／
＼ 7弋 イ _,,.．-一='''"~´| ＼`ー-､| |＼＼ソ ＼
Ｖ ) !ヽ/ /￣ ／ | ／＼ ／＼/￣ ＼ ＼
＼/ /＼ ＼ i/ i i / ／
―― [] ] ／￣三＼
| ｌ￣ | | ／ ＼三/＼
|_| 匚. | 三 （ ○） （ ○） 逃げろっ！
| | 三 u （__人__）
|_| ≡ ｀ ⌒´ﾉ
二 }
[] [] ,- r⌒ヽ ｒヽ， }
／／ 三 i／ | ノヽ
匚／ 三 三 / )≡
三 三 ／ ／≡
ﾆ三 .／ ／
二≡､__.／ ／､⌒)
三 ＼ ￣
三 /＼ ＼
三 /ﾆ ヽ 三 三
三 / ﾆ_二＿＿／
三 .／ .
≡ ／
≡ ／
三_ノ
／￣￣￣￣￣￣＼
／ ＼
/ ヽて
ﾉl::::::::: |そ 逃げんのかＹＯ！
ﾉﾉ|:::::::::: ／ ○ |
..ﾉﾉ|::::::::::::::::: ＼＿＿_／ |
ﾉﾉﾉヽ:::::::::::::::::::. ＼／ ﾉ
, -─- ､
ヽ､ ／: :／ヽ､}斗ヽ ヽ ／ こ、こわかった……！
＼/ ‐/x' Ｕ ´(___）`＼} Y＜_
／:/{/(__,ノ V」: : :＼
／: : : f } ___ Ｕ ﾍヽ: : r`
7__ /､! !￣ ヽ J ﾉヽr`
` '､ | } /‐'
>､ `---─ ' _, へ
/_ : .:|＞r-‐ 千 ヽ: : r`
ﾚﾍ|／^ヽ ／ 〉､ ^
／ ヽ／oヽ/ ＼
,.. -‐＼
,´ ,／'' r､ '＼,,.,,-‐''''''
ムｫ _冫 _/_/⊥/:: ヽ⊥､__, '´ ` ､
j ／/ ,ｲ /.|/ l/:::::::::ヽ|.,,ヽ|ヽ ヽ ｬ''ﾞ おのれ らいきゅうーーー！
./ i /|/;l'"~`'li, :::: ,il'"~`''liヽ｀ヽ、 'r ヽ
／|/ ! ii, ○ ,i! :::: il､.○ .,|i ij ＼! ぜっていにゆるさんぞ！
_`'!!. | `ﾞ=='" ＿＿ `''=='" | ,ﾉ
,ｒ''" '.i;:::, i" `i .／'´ヽ、 おうげん！ おいかけてころせ！
`Z_ ,.へ'ヽ;; i i _;;; へ ＼
|／ `>┴,---,-'''"､ ヽ ,､!￣
／ヽ,,,,_ヽ_/ _,,／ヽ ∨
川´3`) ＯＫ。 奴が帰還するルートは限られてる。
先回りしてやるＹｏ！
王元はいくつかの山道を木を切り倒して封鎖、
來歙を閉じ込めようとした。
..∧＿∧ ..∧＿∧ ヴィンヴィン
,_,_,_,_,_,_,_,m（´∀｀ ） ヴィヴィン _,_,_,_,_,_,_,m（´∀｀ ）
（(iiiiiiiiiiiiiiiii l：： [[l..と】） （(iiiiiiiiiiiiiiiii l：： [[l..と】）
＾＾＾~~＾＾＾￣| ｜ | ＾＾＾~~＾＾＾￣| ｜ |
（＿_）＿） （＿_）＿）
.. ∧＿∧ .. ∧＿∧
,_,_,_,_,_,_,_,m（´∀｀ ） ,_,_,_,_,_,_,_,m（´∀｀ ） ヴィンヴィン
（(iiiiiiiiiiiiiiiii l：： [[l..と】） （(iiiiiiiiiiiiiiiii l：： [[l..と】）
＾＾＾~~＾＾＾￣| ｜ | ヴィヴィン＾＾~~＾＾＾￣| ｜ |
（＿_）＿） （＿_）＿）
この措置に対し、反対したのが 王遵である。
,､;i彡ミi〃ヾi､
iﾍ〃,!i〃ヾ彡ミ;ヽ、
iヾﾐ ﾐ'｀ ヾi 違うよ。全然違うＹｏ！
ﾐ 〃 ,,,, l
ヾ 彡 ,,=== "｀｀l 來歙殿は殺しちゃダメ！
冫 ∩ '" ｨｪｧ冫 ﾔ｀.ｌ
{（ ｊ | Ｕ´｀ ´r- ､ l
｀ ｌ .l へ /ゝ-､ ハ l
l／ ハ__ｰ=ェｪ=' /
/ - ﾆ二.lノ ｀ ‐' /､
l ,y 〉｀ ー l l ､
_ -‐ ´ l 1＜ l l ＼ｰ ､
r'´ ヽ ﾉ l l ,ﾍヽ /y/ ＼ ｀ -､
. l ヽ ハヽ、 ノ l l ヽ＼／イ ヾ 〃 l
,､;i彡ミi〃ヾi､
iﾍ〃,!i〃ヾ彡ミ;ヽ、 來歙殿は やる夫殿の親戚なんだから、
iヾﾐ ﾐ'｀ ヾi もし殺しちゃったら
ﾐ 〃 ,,,, l やる夫殿と手打ちする余地がなくなっちゃう！
ヾ 彡 ,,=== "｀｀l
冫 ∩ '"<●>::::::<●>ｌ 第一、人質も送ってるでしょ？
{（ ｊ | Ｕ´｀ ´r- ､ l あとボクのジュースを買ってくれたいい人だし、
｀ ｌ .l へ /ゝ-､ ハ l 許してあげＴＥ！
l／ ハ__ｰ=ェｪ=' /
/ - ﾆ二.lノ ｀ ‐' /､
せめて牙突くらい使えていれば…。
、 ＿＿＿＿＿＿
__|￣ ＞ ヤ´:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ｀ 丶、＿＿＿＿_
＞:／:: :: :: :: ／:: ／'、:: :: ::!:: :: :: :: :: ::＼:: :: :: :: :: ::ｱ
ゝ/:: :: ::/:／ !::／ ＼ :: ト ､: ﾄ､ ::＼:: :＼:: :: :: < むむむ。
∠//: -≠/＝ l/‐' 'ーﾍ:|‐-ﾍl、'. :: ::|:: :: ﾊ:: :: :: ７
// /::〃´￣｀ ､'. /, ´￣ ､ヽﾍ:: :l:: l:: ::|:: :: < そういわれると そんなきが してきた……
7::/|/{ {::::(_)::::::l } { l:::::(_):::::} } Ⅵ､:! :: !:: :: ::
/ｨ´ ヽゝ---'ノ 丶ゝ-- ´ノ |＿l￣￣￣ （ジュース？）
| ￣￣ ￣￣ , ､ ﾍ
l -─── ､ l ! l
'. , ´ ＼ ノ ﾉ ノ
∧ l l r- ､ ＿ ｲ
/ :: '､ | ＿__|_ノヾ ､∨､:: :: ﾍ
￣|:: :＼ '､ , イ '､::＼::::＼'. :r‐'
rfff! _/V_ フ ／l＿ わかった、らいきゅうは のがしてやる。
| 「!,.. ´: . : . ￣｀: .､／: . : .∠
ト-〆 : ｨ: .: . : . : . : . ヽ :＿＿ > けど、やるおとは たたかうぞ！
{;;;/:ﾒ:/ j: l､;.ィ: : ',: . : .:l
|/イf::ヽ イ::::}ﾄ､::!-‐､: j
l .l. ｰ' `ｰ′ '' 6 }/ ／￣ヽ
l ﾊ r －､ r イ―z.／::::::::::::::}
ヽ、＼ ＿ } イ!ｭ; . : . :＞:::::::::／
f三f:::‐:ｭ＿_l:::::::jく::::::ﾊ＼＿ﾌ:::::／
ゝｭ!::::::::} ￣＿ヽ:::::|::::::::::::／
ー ' ￣ 7::::::::ヽヽ::|::::::／
/:::::::::::::::＼二7
〉――- ､:::ﾏ
／￣￣＼
／ ＼ ＼ ふう。ここまでくれば安心だろ。
.（●）（● ） u. |
（__人__） u | 道を封鎖しようとしてたみたいだけど、
.(｀⌒ ´ |
{ | 間に合わなかったみたいだろ……
{ u. /
. ＿＿＼ /ﾘ 厂`'‐- .._
／ : : :介ｰz＜__｣// |: : : : : : :ヽ
| : : : : ::〈 ｢｀乂/ / 丿: : : : : : : |
| : : : : : /: | {::::} / `7: : : : : : : :│
. | : : : 〈: :│ {::::l /. :/. : : : : : : : : |
隗囂の追っ手を逃れた後、來歙は王遵の発言で
自分への追撃が中止されたことを知った。
／￣￣＼
／ _ノ ヽ､_＼ 恩に着るだろ王遵殿。
.| （ー）（ー） |
| （__人__） | 俺にも人徳ってやつが
っ ｀⌒´Ｕ | 少しは備わってたみたいだろ……
/ ミ） /
/ ノヽ /
| |／ ヽ
| | ／| | |
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（ー） （いや……）
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ
.ｌ^l^lｎ }
. ヽ L }
ゝ ﾉ ノ
／ / ＼
／ / ＼
. / / |ヽ、二⌒)､
ヽ＿＿ﾉ
／￣￣＼ そういう風に考えるのは甘いかもしれないだろ
／ _ノ ＼ 常識的に考えて……
| （ 一）（●）
| （__人__） 徳や信義に酔いしれるのは
| ｀⌒´ﾉ 太平の世になってからで充分……
| ,.<))／´二⊃
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃ 戦乱が続く間は、もっと いやらしい目で
ヽ､ｌ ´ヽ〉 物事を見つめるべきだろ。
''"::l:::::::/ __人〉
:::::::::|_/ヽ. /|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
:::::::/´∨/`ｰ'〉ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
:::ｙ′.: ',ゝ､_/ヽ.||||i|::::ヽ::::::|:::!
／: :／/: : : :|:::ヽ|||||:::::/::::::::i::|
やらない夫が言うと違うことに聞こえてくるｗｗ
いつもやってることじゃないか
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼ 馬援がこっちへ来たように、
（●）（● ） |
（__人__） | 隗囂の配下にも、
（ | やる夫への服従を考えているものがいる。
. { |
⊂ ヽ∩ く 王遵はその線を潰したくなくて、
| '､＿ ＼ ／ ) 俺を助けようとしたのかも。
| |_＼ “ .／
ヽ､ ＿_＼_／
／￣￣＼ だとすれば、イケる。
／ ＼ 王遵を足がかかりに、
|:::::: ｜ 隗囂政権を切り崩す……！
. |::::::::::: ｜ 戦と平行して、試してみる価値はあるだろ……！
|:::::::::::::: ｜ ....,:::´, .
. |:::::::::::::: } ....:::,, ..
. ヽ:::::::::::::: } ,）:::::::ノ .
ヽ:::::::::: ノ （:::::ソ: .
/:::::::::::: く ,ふ´..
-―――――|:::::::::::::::: ＼ -―,――ノ::ノ――
|:::::::::::::::|ヽ、二⌒)━~~'´
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ 隗囂は敵決定、と。
／ __ノ:iiji:ヽ__. ＼
／ （ー）:::::（ー） ＼ なんか強引な流れの
| （__人__） Ｕ | 気もするけど、これでいいのかお？
＼ ｀⌒´ ／
／ ＼
r ､
l l
, - ヽヽ
ｒヽ l / _ヽ､-‐- ､
ヽヽ ゝ ﾚ´ ヾ "'- ､__..,
ヽヽ ／ ....... l,
ヾ〆 /､ ＼､ _ ヽ ヽ::::::::l ／ いいのいいの！來歙殿のおかげで、
,- ､ / l l ＼ ,､×＼ヽl ヽ:::l ／:/
l::::: "'''- ._ l / ヽ ,l‐ ｀' ｨ〒ミ､,ｌ ::::::l::l /:::::/ 旗色が鮮明になったんですよ！
ヽ::::l´｀l:::: ":'- ､l l :lヽ,,れ､ ｐi:j ）ｌ.:::::l//::::/
ヽ::｀´::::::::（__, l l : ::l h ri:j l ｀ー'/ へ l:::::/
ヽ::l´｀l::::::::::::l´ヽ :::::::ヽゝ ' ｀t―ァ ん＞_｀-／ヽ､
ヽ｀´:::::: ○:（｀丶!＼_ヽ､ _ 丶ノ ／と´ i )＼｛
＼::::::::::::::::｀,=＝´,-､____￣l ｛/ l ３ ヽ
ヽ:::::,-､::丶_, ﾉ ,´ l了 ｛/,へ / > ヽ
ヽ:l j:::::::::::（ l ,__ヽ｝_(//::::::l /イ
男色趣味はなかったはずだがwww
「すごい」紳士だけどwwww
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ これは耿弇たちの意見だけど、
／ ＼ もうちょっと、猶予をやってもいいかお？
／:::＼:::::::／:::u ＼ 隗囂を味方扱いしたまま出陣を後回しにしてやって、
／ （ー）::::（ー） ／^ヽ 隗囂の配下に官位をあげて機嫌をとるという手もあるお？
| （__人__）（ / 〉|
＼ ｀ ⌒´ 〈 ／ ⌒^ヽ
―― ＼ _ _ ＿ ）
,.-､
,-, ,r-‐ァl i´
ヽヽ ／ Ｙ ! i ,z---- 、
ヽ.ヽ ゞ､ .l‐-! !- ､ ／;:;:rっ;:;:oi
r- ...､ ヽ｀く l l ヽ ／;:;:;:;:;:;;:::;.::::::l
!o:ｒっ:ヽ.／ ｀'",. ｕ ヽ ／;r-y:;:;:とつ::o:l ダメですよお！
!:n::.:.ｒﾁ :/ _｣_/ ヽ. .:ﾄ､ .:､ , ヽ／:;:く_,.ｲ::r‐ｧ::;､;:::/
l;:u::::,ﾝ :/ :V｀ ＼:弋~ゝ :l :l::. .:｀Ｚヽ:.:::.::.:.:::::::'J:/ 時間を引き伸ばしにしても
VY:::l ;ｲ . ,:; ｀ V .:l:.: . .／:｛:r- ､:::.::::::/ わるだくみの機会を与えるだけです！
V::o::'::l::l .:l.: ＞ ＜ / .::l:.;∠: : : :}::一'::.:::.0:l
｀i;､::.:.Nヽ.:ﾄ △ '/ ,.イ:こ) : : r':.:仁) . .:::.ｌ 今、始末しましょう！
V::.::.:.こ) i＞､ _ ,.,ムイヽl⊂⊃: :,!: :.: . .::::::.:ol
ヽ｡::.::.:.::ﾄ､,..､ Ｔ´,r'´ ｀ヽ: : : : : :｛:.:r'⌒) . .::.: ﾅ
ヽ､_:_.l !: :｀o':~:ﾌﾞ｀~ﾅ´: : : :_:_:ノ:.::｀ｰ':.::::. ／
Ｙ´:;:: l ,ゝｲ }-ｲ' /l｀ー=-´､_:;,:o_;,,;;;;,;_／
!0:::::::lヾ;ﾉ: ﾋ:;」 /: ｀ヽ:.:. :/::.::.::.:::.::.:::〉
ヽ;::ｒ-ｌ l:/ /: l 〕::.:f⌒x:.:／
kﾍjl / ﾉ: ハヽ::.::.:.:／
,ｒｪ'ヾ､ｌ/ /;__,_,..-''´,.l'ﾍ ヾ''´
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ 確かに、頃合かもしれないお。
／ ノ ＾ヽ＼
／ （ー） （ー） ＼ 隗囂と公孫述。一気に始末するかお。
| υ （__人__） l
＼ ｀ ⌒´ ／
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ
／ ＼ 祭遵に命じる！ 先行部隊として
／ ＼ , , ／＼ 天水郡に攻め入るんだお！
／ （●） （●） ＼ nn 他の将はそれに続け！
| （__人__） | i i.i
＼ |r┬-| ,／､-─,‐─‐/ ヽ-､
. /⌒, `ー'´ ＿__; ＿､r ｲﾌ'
/ ,)、＿,.､,､,､ ,/￣ ￣
(_＿＿＿_´r)ｊｊｊ〉 l
. | ｀￣~´ |
_＿_ r'|
|.:::::... ￣｀丶、 l | ﾄ､ r'7
|:（_)::::（＿):::. ＼ _,. ィ| ￢Y､_ // はいっ！
!::(_):::(_ゝ:::::::::::..＼ ト'´/ , ﾄ ﾝく ＿＿_
ヽ::(_ゝ:::::::. /ヽ<_,>＼ l V /,.-/ ,.ハ |ヽﾄ､ ,. イ´ヽ::(_):|
〉.::::::::::::::::>--く:::::::::＼V!/,ﾚ∠ -'⌒V ハ.」＜::::::ゝ <:: :::/
|.::(_)::::::＿ヽ--'::( ヽ＞､ヽ/,,⌒ , 冖 〉ﾊ |::r⌒)::::ヽノ(_)/
|:::(_):::（＿,)::::＿:::￣:く ｀ｰゝヽフ_,''ィﾚ' V::r⌒):::::::::(_):/
l.:::..::::::（＿,):〈___ >:::∠､r 二ヽ「[i_,.ゝ ､ｉ,>:∠フ::::::::(_):/
＼:(_)::::::::::,.-- ､:::: /,.>ｌ ﾆYl;r<ヽ｀ 〉-､::(__,〉:::::: :/
＼(_)::: ヽ__ノ::::/´ ヽ rｨi lﾊ､｀ ｲl.∠::（__)::(_):/
,.ｒ=ｧ=ｧ= = ‐-ｩ､
,.ｧｦ双双双双爻乂ﾚi!
/イｨ,ﾌｩ爻爻爻乂メ ,.ィヽ
ﾄ､.._'´ﾚVi ﾉ兀从ゝ／¨V∧
. ﾄ､ ﾏ｀ﾞ＜´ Vヽ'ゾ' ', i' ﾉi
. l、ﾞｆ. l ｀ﾞＴ¨´ l// うおっしゃーっ！
ﾄ､ﾊ l l ｒ‐'¨ヽ＼
-､',ﾐ､〉!、 ,ｒ'、 ｉ /,.,.ﾆミ' ｉ
-､V { ,.x- ､ _j ﾚﾉｉ' ･_.ﾉ
ﾄ入ﾚ {. ･ )//ﾊ ミ´ /!
. ＼ヽｉヽ. ｀¨／ i ', ＼. l l::
/::::::¨ﾍ ', i ,.ヽ_/ィ‐､ ',! !:
:::::::/:::::ﾍ',.l 〈ヶ- ‐'‐^ﾉ リ:::
:::/::::::::::::::＼ . ｀ｰ--‐',. /::::::
/｀ヽ＼:::::::::ｉ::＼ ｀¨ ´ ,/:::::::/
丶､:::＼＼:::::＼::｀¨Ｔ¨::::::／/
＼::ヽ ＼:::::｀¨７"¨´)::::::::
＼ ＼:ﾊ ∨:::::ｆl｀ニ´,.「└
:::::::::::＼ ヽ:', ｀¨ﾌ＞ r'^i [
五月。やる夫が合流した後、討伐軍、天水郡へ進軍を開始。
同時に漢中郡へも、李通を大将とした別働隊が送り込まれた。
ﾞ!llii,, _,,,,, ,,,,iiill!ﾞ゜ ﾞﾞﾞﾞﾞ°ﾞﾞﾞ!ll、 .,,,iill!!ﾞ゜llll′徐州ﾞ!lllii,,
ﾞﾞ!!lliii,、 llll!llii,,,,iiill!!ﾞ”” 司隷 、 .,ii,,,,,,,llll, .,,,,iill!!ﾞ゜ .llli,, .ﾞl!lll、
ﾞ!lli,, 天水'lll,,.←ﾞﾞ” ｀ .,,ill!llllﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ!!!!!!ﾞﾞ’ ﾞ!!liii,、 .ﾞ!!lii,,
.ﾞﾞllli,,,,、 .ﾞﾞ!!!liil,,,,,,_,,,○長安 .,,,illl’.ﾞ!llii,, 予州 '!lll ﾞﾞ!lii,,,,
.ﾞﾞﾞlll| .,,ill!ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ!llii,↓,,,,,,_ ,,iiil!!ﾞﾞ ﾞﾞ!lli,, ､ .,,,,,,,iiilllliiii,,,,,,,,,,,,,,,,,_,,llll!
,llliiii,,,,,＿,,,,ill!ﾞ｀ 漢中郡ﾞﾞﾞ!!!llll .ﾞﾞ!!liii,,,、 .,,,iiiil!!!ﾞﾞﾞﾞ’ .ﾞﾟﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ!lllll,,,,,、
.,,iiiiiliil!!゜ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ゜ llll,,,,,、 .ﾞﾞﾞ!!llii,,lll!ﾞ″ ﾞﾞﾞﾞﾞ!!lli,
lll!ﾞ｀ ﾟﾞﾞllllll! ﾞﾞ!llll 揚州 ﾞ!lli
.lll″ 益州 ,iiii,,,,,iill!ﾞ° 荊州 ﾞlll,、 ,,,,,,illl,,__
.lll, ,illlﾞ”””｀ ﾞ!lliii, '!!ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ!!llll
.ﾞﾞ° ｀｀ ﾞﾞﾞ′ 'ﾞﾞﾞﾞ
,.ｨ , - ､.＿ 、
. ,ｲ/ l/ ￣￣｀ヽ!__
ﾄ/ |' { ｀ヽ. ,ﾍ
Ｎ│ ヽ. ` ヽ /ヽ / ∨
N.ヽ.ヽ、 , } l＼/ `′
. ヽヽ.＼ ,.ｨｲﾊ | ＿|
ヾニｰ __ _ -=_彡ｿﾉ u_＼ヽ、 | ＼ 久々の登場なんだよ！
. ￣ﾞr=<‐ﾓﾐ､ﾆr;＝=ｪ;ｭ＜_ゞ-=7´ヽ >
. l ￣ﾘーh ｀ ｰ‐‐' l‐''´冫)'./ ∠__
ﾞiｰ- ｲ'__ ヽ､..＿__ノ ﾄr‐' /
l `＿__,.、 u ./│ /＿
. ヽ. }z‐r--| ／ ﾄ, | ,、
>､`ｰ-- ' .／ ／ |ヽ l／ ヽ ,ﾍ
_,.／| ヽ`ｰ--‐ _´.. ‐''´ ./ ＼､ ＼/ ヽ/ （＿{ヽ‐､ｒｚノ{_＿,
-‐ '''" ￣ / :| ,ゝ=＜ / | `'''‐- ､.._ _,＞ヽﾉぃ /´ ム.
/ !.／l;';';';';';';＼ ./ │ ＿ _ﾌ / ,ﾊヽ、 ､ ﾉ はいはい エキサイトしないでね。
_,＞ '´|l. ﾐ:ゝ､;';';_/,´＼ ./|._ , --､ | i´!⌒!l r:,＝i Ｚ |/{ﾄN､ﾐﾘ_ｌ ミ>
. | |:.l. /';';';';';|= ヽ/:.| .|l⌒ｌ ｌﾆ._ | ﾞｰ=':| |. L._｣ ）） ﾉ'{ｌ 〒 〒ﾉｨﾄr'´ 俺たち、あくまで添え物だから。
l. |:.:.l./';';';';';';'! /:.:.| i´|.ｰ‐' | / | |. ! l 、 _'_ /N{、
. l. |:.:.:.!';';';';';';';'| /:.:.:.:!.|"'|. l' │-==:|. ! ==l ,. -‐; ヽ ‐‐ 'ｌ‐､＿ けいおん。でいうと和ちゃんのポジションな。
l |:.:.:.:l;';';';';';';';| /:.:.:.:.:| i＝!ｰ=;: l | l. | | / // ／::|l､ ｢/ / ＼
l |:.:.:.:.:l;';';';';';';'|/:.:.:.:.:.:.!│ l l、 :| | } ＿|,.{:: 7 ）） ＼ｌ:::::::|ｌ / / |
l |:.:.:.:.:.:l;';';';';'/:.:.:.:.:.:.:.:| |__,.ヽ､__,. ヽ._｣ ｰ=:::ﾚ' ::::::|; 7
. l |:.:.:.:.:.:.l;';';'/:.:.:.:.:.:.:.:.:.|. ＼:::::＼::::: ヽ ::::::!′ :::| .:/ 王覇
李通
少なくとも和ちゃんは律とムギよりも人気あると思うけどなー。
漢中郡で 迎え撃つのは、公孫述の配下となった延岑である。
/ﾆＹﾆヽ
/ （0)(0）ヽ
／ ⌒｀´⌒ ＼ 俺様、 大司馬の地位と
| ,-） （-、.
| l ヽ＿＿ ノ l | 汝寧王の位を授かったっていうｗｗｗｗｗ
＼ ｀ ⌒´ ／
＞'1ミ二彡＾ヽ、 今までの俺とは一味違うっていう。
/ 个 ー イ 彡ヽ
/ i ﾄ/ミy＠┬ ﾍ
/|￣|ﾍ ／ ,h /|￣ |
7|＞ ' ／ｎ `タ._ｋ |
ゝ _ ／彡ｲ `～ ､...,,＿}
＿＿ ＞彡 '＿ゞ＿ゝﾆゝ､＿
＜ ミ三三彡彡へ r‐ｧニ三彡ハ
〉ｰニ二三彡彡１ ｌ ｷﾆ三二－ｦ
f⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒ﾊ
f⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒ 〉
ゝ⌒X⌒ヽ～‐-＜⌒⌒ メ⌒Y ／ ﾍ
（ ＼ ＼ 〉-‐rく ,.-く ﾉ
`丶 ＿ へ ハ ） ／ ／／
延岑
,,,,,,,,,,,, ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,、
lﾞ武都 ｝ 漢中 ﾞﾞﾞﾞﾞﾞlll,、
,lﾞ-,,,,,,＿.lﾞ●南鄭○西城l,
,l｀ .ﾞ~ﾞ"'''''''''''''''''',,,,llﾞ
,lﾞ ,,,llllﾞlﾞﾞ″
,,,llﾞ′ llﾞ｀
,,,rﾞ°●成都 'l,
l| ,,lﾞ
l、 益州 i｢
.._,,,,llllﾞﾞﾞll,,,,_ .,√ 'l
ﾞﾞﾞ″ .ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ ﾞii､
,l゜
,, ,,,r”
ﾞﾟ'f,, ,,llﾞﾞ゜
.ﾟト ll゜
,、 _,,,,,,,,,,lll″
'l,,,、 ilﾞﾞ￣
.ﾞﾞﾞll,,,,,,,,,,,,,,llll┯l!
｀
李通、西城にて延岑を撃破。公孫述が遣わした援軍も破られる。
/―Ｙーヽ
/:::::(○)(○)ヽ
／::::::::::⌒｀´⌒::::＼ 駄目でした。
／:::::::::,-）＿＿＿（-、|
|:::::::::::::l |-┬-| l |
＼:::::::: `ー'´ ／
ノ::::::: ＼
／:::::::::::::::::
|::::::: ｌ
i､ - ､ヾ,､
l!ヽ、 ',ヽ､__ヽ,ヽl ', ,.-,,‐=‐ ﾉl
',＼ヽ-ゝ ´ '-‐'"´/l
_,.-ﾆニ' -'- ､
／_,.イ ヾヾ､
/'´/ ヽ-ｨ
＿〈ノ i ､､ ,.ﾆﾌ
ゞゝ_,.ノ // l i i ', ', ＼ヽ＼ヽ､ ヽ, はいはい。 お約束お約束。
｀ヽ､_,. / j ' , ヽ l', ヽ', ｀ヽ ｀ヽヽ ヾヽ
／ｨ' ! l , ,ｲ ﾄ',',ヽ , ﾄ､ﾄ､ ヽ. i ､〉
_!'ノ ノ i l /l i,'__',l_', ', i,ﾄ､ヽヾ､_',ﾄ､ i l 込=-
-=ﾆ ',ll W＿',!｀ヽ lヾ,zx二｀__ l}ﾉ/ 辷ﾆ=-
｀¨･1r､.N ´ー¨‐｀ ヾ､ ´ｰ¨‐'' ﾚj jﾍぇ
ﾚiﾞ',,l /ｲ,ﾉ
ヽ_,l ､ ,. /ノ
ﾉｲヽ _ﾞ__ /j､',
'ﾉｨ l＼ ´ﾆﾆ｀ ,ｲ ﾄヾ_
,,.-‐'ﾚil 丶、 ／ l∧!-､ ヽ､_
_,,.-'"-'"´: :jl ｀ ｰ''" .ll: : : : : ¨> ﾞ>
ヽヽ: : : : : : ::l l: : : : :／／
,. ─- ､,,.＿__
,ｲ〃 ｀ヽ,__
. N. {' ＼
. N. { ヽ
. N.ヽ｀ 〉 俺の武将としての活躍はこれくらいなんだよ。
N.ヽ｀ ,.ｨｲ从 /
. ヾミ.＿__-‐=彡'ノﾉﾉ__,ゞミ=-_rく
lrf´ゞ“ﾓ=ヾｰf =ﾓﾁ＜}rv^i !
ヾﾄ、｀￣,り「弋! ￣´ノ ソﾉ
! ￣ ii{_,. ￣ /r'´
,ゝ、 ｉｰ-ー､ , ' |＼
-‐''7´ ドヽ. ｀ニﾆ´ .／;; | ヾ''ｰ-
/ ﾄ､ ` ｰ-- ´ ,;' ,ｲ :|
. / :ト､` ｰ-､ r--‐_'´/ |
/ _,..､-‐＼ ￣! ﾚ' 厂 /へ、 :|
T´ ヽ＼l.0| V / / / ＼ |
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,,,,-‐'゛;,':,:;.,:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,::.:, ｀ﾞ''ｰ-、 ,,,,-‐';';';';';';';';';';';';';';'｀ﾞ''ｰ-、
,,,,-‐'゛.:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、~ﾞ"'ｰ-,"'.:;ﾞ,`:;"､"｀｀｀: ~ﾞ"'ｰ- ';';';';';';';';';';,,,,-‐'゛:.:.:;,`:;,:,
,｀｀:'ﾞ":.:,:;`~'::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,::.:,:;`~'::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,~ﾞ"'ｰ- ゛:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,'
":.:,:;`~'::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,,,、;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;'.:.:;,`:;,':,:;.、,"'.:;ﾞ,`:;"｀ﾞ''ｰ-、､
,ﾞ":.:,:;`~'::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,::.:,:;`~'::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:;ﾞ
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ
:：::::::ァ二二￣ ｀ニニ l
:::::::::::：''T'''T' T''T l ……延岑……
::::::::::::::￣￣ ￣ |
::::::::::::::::::: ′ i
::::::::::::::::::::: ―‐－ 丿
:::::::::::::::::::::: ／
公孫述
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ ……
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ
／ ＼ やる夫が いよいよこちらに兵を向けてきましたか。
/ ＼ ／ Ｕ ヽ
| （＿） （＿） | なんとか策を尽くして、切り抜けないと……
＼ ､__',_, __,／
／ ＼
公孫述
, ´⌒⌒ヽ
(i ﾉ=土=ヾ) 報告！ やる夫軍、隗囂軍と交戦状態に入った模様です！
i∩ ﾟ∀ﾟﾉﾘ
ヽ<公>つ
（_,､_ヽ
（/ ヽ）
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ
／ ｕ ＼ ／ ええーーーっ！
／ ＼ ／ ＼ ＞
／ Ｕ （○） （○） ＼ ＼
| ｕ __´,_ Ｕ |
＼ｕ /__/ ／
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ
／⌒ ⌒＼ か、隗囂は
／（●） （● ） ＼ やる夫に付くものと思っていましたが……
／ __´__ ＼
| － Ｕ | なんでいきなり急に？
＼ ／
, ´⌒⌒ヽ
(i ﾉ=土=ヾ) 報告補足！ やる夫軍、隗囂軍に大敗した模様！
i∩ ﾟ∀ﾟﾉﾘ
ヽ<公>つ
（_,､_ヽ
（/ ヽ）
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ
：／ ＼ ／ ＼： エエエエエエエエエエエ！
：／ Ｕ （＠） （＠） ＼
| ｕ __´,_ Ｕ |：
：＼ｕ ./__/ ／：
それとも李通が配下もそれなりに優秀なのがいるとはいえ、大したタマだったのかな？
＜天水郡東部＞
,,..、
/ } ,,_
_ / //./ r､
/"/ ! / '‐' ///7 ,...............、
./ ./ /, ''" ,,_ / /// "―'''>／ うわあああーーーーっ！
i ! " _ .! !/" ^ // >"---,
| | ,. -'"} //,ﾉ '‐, '" "７〃/
. l " ,. -."-' _ i i'" r''"ヲ // ニ,７
| i'" / ,. i_,! !.! ヽﾞ":!、 ､ '" /7 " /!/!
! | ﾞ'" /」 ''"⌒/:::::::i ） " !/|/'>
ヽﾉ " ,=>...::::} / ﾞ ﾍ ／
ﾞ _,,. ,,,ﾞ7:....;;/!-､, >ﾉ
,,.ノ'":::;;;,,... ::::::::;ﾉ;:::,,>:"/
<ﾆ(,, --''" ヽ- ‐"ヾ､;;;::ノ
どーして こーなった！ どーしてこーなった！
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ┌┐.┌i ┌┐ __ ┌┐ | | [][]
／／ ＼ ＼ ｜└[][]L.ﾛﾛ | [][] | | ﾛﾛ |.[][] l└─┐
/(（●）) (（●）)ﾟoヽ ｜┌┤.r‐┘│┌┘ | └┐└─┐l￣￣
|::o'ﾟ~（_人__）~o° |;;;⌒):└┘..凵 └┘ ! l￣__l￣￣.┘
ミ.,ｨＴl'ヽ＼ ｀⌒´ ﾟ ／｀ヽ⌒）／）) .,. ／, └┘
kﾋﾋど, {⌒⊃ ,⌒⌒);;;;;））)⌒)
｀´￣ヽ ﾊヽ ／ )）⌒)）;;;;）-⌒)）
ヽ ｀ / '} ─=⌒⌒)ノ;;ノ;;;::)
> /ごノ ─＝≡⌒)丿;;丿ノ
__,∠ /
〈、 ／ 彡
＼､__ノ 彡
/ } ,,_
_ / //./ r､
/"/ ! / '‐' ///7 ,...............、
./ ./ /, ''" ,,_ / /// "―'''>／ うわあああーーーーっ！
i ! " _ .! !/" ^ // >"---,
| | ,. -'"} //,ﾉ '‐, '" "７〃/
. l " ,. -."-' _ i i'" r''"ヲ // ニ,７
| i'" / ,. i_,! !.! ヽﾞ":!、 ､ '" /7 " /!/!
! | ﾞ'" /」 ''"⌒/:::::::i ） " !/|/'>
ヽﾉ " ,=>...::::} / ﾞ ﾍ ／
ﾞ _,,. ,,,ﾞ7:....;;/!-､, >ﾉ
,,.ノ'":::;;;,,... ::::::::;ﾉ;:::,,>:"/
<ﾆ(,, --''" ヽ- ‐"ヾ､;;;::ノ
─ ＝ ニ ニ _三 三 ニ ニ ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
｀ (⌒ ､ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ どうして こうなったんだお！
- - ── ＝ ニ 三 ｀> ´｀ヽ ／ ＼ 誰か三行で説明してくれお！
(⌒）ヽ (⌒ -､./ ／ _ノ ヽ､_ ＼
─ ＝＝ ニ 三 ヽ::::::: | oﾟ⌒ ⌒ﾟo |
(⌒） .｡； ﾟ ,, ＼ ｀''⌒) （__人_）. }'⌒)
(⌒・⌒ ・ ＝ ニ 三 三｀ -､ ､.:::::,,.ｒ' ｀ ⌒´ /,,.ｒ'
'';:. ,､,,･：･ ､､,,＝＝ニニニニ｀ ー三----`''ｰ―─‐'".....
-------
／ヾ ヽ
∠⌒ヽ/ ヾ ヽ
＜ ミ ヾ ヾ ヾヽ
／ ヾ ヾ ヽ
/ ／| ∧ ∧ |＼ヾ|＼ヽ ヾ 地の利。
/／ レ ∨ .＼| ＼| .∨ヽレ ヾ
( | ⌒ヽ | 敵をナメ過ぎた。
丶-─ ￣￣￣ | | │ |
| ─丶 ′￣￣ | |: ∩ | |
| ━/ ━ | | し |
| / | | 丿:::|
） │ / Ｕ | | :|
( | し ヽ ヽ イ ゛:|
) 丶 ＼ / | ゛::|
( ﾉ )／タ─丶 ,,/ | |
) | ／／/ 丿 / | |
( ／／γ レ／⌒ / │|
～- | ( ／／ア
| ( レ /
/:,.:.:.:.:.(ili!l).:,::,.(ili)ヽ
i:,ｲ.:.:.:.i/__,:::::;.:;｣､l:ｊ:ｌ 実はこの戦い、「負けた」くらいしか記述がなく、
lr:l:.:.l::｢ -ｰ -､l::i:! どういう状況でそうなったのかよく判らない。
ik:l::::i:.| | .l:::l 『後漢書』は戦争に関する描写が淡白すぎて本当に困る。
`ｰ-､｣ ' i_ﾉ
| `ｰ ￣ , ' だから以下の説明は、かなり１の想像で補っている。
,,rへ､_ ｀ 〔´
／l :ヽ､==ﾞ7'r'Yヽｰ､_
:‘,:|‘，＜'^__i__,〉，ヽ‘＼
‘，＞'`7┷┿┷＜‘，;.ヽ
←敦煌 ,--ｰ､,,- ..,,,,．.,,,,,,,,,,,,.,、
: 、 ,-´ _,／ ,!
.l| ./張掖l° ヽ
`酒泉 lﾞ .lﾞ ‘ｰ-､,,、
､、 、 | ,! .,-''ｰ､、 ｀i､
: ｀''‐､. | ﾞ、 ｀"^'‐／ `､,、 .,-'､、 ￤
｀ヽ ヽ `-‐′ ｀''、 .,"
｀''-､、＼ ,ヽ`i､ ,!
｀`‐:ﾞl． 武威 ," ｀'│
ヽ ,! lﾞ
,‐ | 安定 ｀'i､
!ー--､..、 ､| ﾞi､
ヽ ｀':、 ,､-‐´.lﾞ'i､ ,"
ﾞi､金城 .'| 天水 ﾞi .,"
｀'‐､、 ,/'ｰ-:-､, ■ 隴 長安
｀'i､" 隴西 ｀"''!■ 山
` `'、
長安方面から天水郡へ侵入するには、隴山（あるいは隴テイ）という山地を越える必要がある。
隗囂軍は やる夫軍を、この隴山で迎え撃った。
守将は王元である。
／￣￣￣￣￣￣＼
／ ＼
/ ヽ なめんなＹｏ！
ﾉl::::::::: |
ﾉﾉ|:::::::::: ／ ＼ |
..ﾉﾉ|::::::::::::::::: ＼＿＿_／ |
ﾉﾉﾉヽ:::::::::::::::::::. ＼／ ﾉ
ri ,.ィ'´.:::rｭ:::〉
,.ｨl.! ／ く_,):::::(_)::}
ﾄ､ ゝﾚヽ￢ヽ､__ ／、:::::::<_)::::::::/
＿ ｀ y'i ﾄ､ ､_ ､ヽ./| ／i_.ノ⌒):::::::::(_):| キモＡＡがぁ！ 死んどけ！
|i::::＼ ﾊヽL..｀>ｧｪ､ Vﾚ':::::::::ゝ'⌒):::::::::(_):l、
{ｌ:〈_):::＞| } lｨﾃｉ , ヾ彳/j:::(_)‐､::::￣(⌒)::::(_):|
＼(」::{_)lへ{ゞ'ﾞ <.ﾌ,.j/-ｨｽ｀ｰ';. -､:::（⌒)::::::::|
＼(_):::(_)::ｨ｀二I_/; iハ:::::｀- '_:::::￣::(_):/
lY_)::(〈{_,r､j,>'´}_,<. ＼:::（ __）:::::(_)::/
ヽ:<ハ:Vl_ﾝ<￢<.:.l＼ 丶─_---‐'′
ヽY_):l.｀Ｌlゝイ、;.:.:ヽ ＼::::>､._,.、
＼{| ﾄ:.li o {i､.::.:.:.:>、 ヽ! ﾚ'ノｭ
]ィ´.:i}_o_j}ｼ',.三彡ヽ ,. -r'′
ｨﾆ.ｰΞ三彡r"￣「ﾉ_,ｨ'´:／
川´3`) シット！ 退却ＤＡ！
r､ ,.、
_ i | ィ'7//
/::ヽ、 y ┴'-!ﾄ､ 逃さないよ！
|:{_}::::Ｖ /／ !|、＼
|:(_):イ/ﾚ-､ﾍ|-､| i ｀> _,.. -───-､
,.､-.( ｰ-'､): {/j‐､ ｨﾃiy j l/_,. -,.ﾆ､´::::::::(__）:::::(_):::}
ヽﾆ'´丶 l:(j:ﾚl、'､__ﾞ'彳ﾚiｨ'´::__::::ゝｰ<::::::::::::(_)::(_):／
｀ Y |::(ィ｀ ﾆァ ,「'^ニ_::(＿)::ヽ__ﾉ :::::::::::(_):／
祭遵は王元を追い、隴山の山向かいまで至った。
続く やる夫軍本隊は、山中を進む形となったのだが……
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ 山道だから陣形を細長くして進めるしかないお。
／ノ ＼ u. ＼ この状況、ちょっと気に食わねーお……
／ （●） （●） ＼
| （__人__） u. |
＼ u.｀ ⌒´ ／
∧＿∧ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
（ ‘∀‘）＜ はーあ、山登りシンドー
（ ） ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｜ ｜ |
（_＿）＿）
やる夫軍兵士
∧＿∧
γ/ﾉ )ヾヽ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ハ‘∀‘ﾉ＜ あたし この戦いが終わったら結婚するのよね……
（ ） ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
│ │ │
（_＿）＿）
＿＿,,. -=┬┬;､
／爻爻爻ヽ;;;. -- ､〃、
|;;;r､(（ ） ｌ;／ ／ ヾ;;;|
｀ト ､''‐-‐'´ / ﾄV
| ヽ | u 〈ヽ|
| u' （(（ r‐‐;;‐､ .lヽ| おいおい、縁起でもねえなァーーッ
| :;-‐e''〉 '―~i´u'＼|
r|. ｀ii´rL,. ､ ＼u' ／| フラグたてんじゃねえってのォーーーッ！
|:ヽ u/ ヾ_/ ＿ ＼ | |
| | / r--ｪェエｪ､ ＼ |
ヽ_| |三）;;;;;;;;;;;ヽ u'
| |;;;;;i''⌒'''⌒〉 |
|u' |-､| /__| u'
＿ -―| /-（|＿_ノ/-| |
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| |_⌒エエｴソ u'
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ヽ-┬--‐ ／
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|u' '‐ u' ／／
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼;;;;;;;;;;;;;;;／／r|‐
やる夫軍兵士
∧,,∧ ∧,,∧ そういえばさ、銚期様って元気なの？
∧ (´・ω・) (・ω・｀) ∧∧
( ´・ω) Ｕ) ( つと ﾉ(ω・｀ )
｜ Ｕ ( ´・) (・｀ ) と ﾉ ウチが隗囂と仲が良かった頃、友好の使者として送られたことがあったらしいよ。
ｕ-ｕ （l ) ( ﾉu-ｕ でも、盗賊に贈り物を取られちゃったんだって。
`ｕ-ｕ'. `ｕ-u'
それで、こう言ってたとか……
＿ ＿_
〈::::::`´:::::::ｉ_ い、いやな予感がするのぉ……
＿_.／￣ ヽ:::::::::`ｌ
,ー-´__ ,,, ｀､::::::`,
{:::::::i´,__｀i/〃ー､_ |::::::::ﾉ
（::::::::,.` i 。{ｰ'゛,ｰ､_,） |二
ｌ::::::ヽ ""|´ヾ=ﾟ≡ /´}::::::）
（::::::l {`´ｰ´｀￣ヽ ||,´ｉ}::::丿
ヽ:::ｌ ｉ＿,ー-､ ,i |`´::::/
`ｌ ==￣ ｰ ′/￣|´
. |ヽ─‐´￣ 二二|
∧,,∧ ∧,,∧
∧,,(´-ω-)(-ω-｀)∧,,∧ エンギデモナイネ……
( ´-ω)旦o) (o旦o(ω-｀ )
(_ o[( ´-) (-｀ )]o _)
└'ー-（_ )][( _)ー'┘
'ｰ'^ｰ' 'ｰ'^ｰ'
,. -─- ､._
,. ‐'´ `‐､
／ ヽ､
/ へ ∧ ∧ .ヽ うっ！ 靴紐が全部切れた！
i. ／ |/ |/ ヽ∧ |
! ヘ. / ＊ |/
. ||〃､!ﾐ: ,-─ 、 ___ _ l
| !_ﾋ; .;_・＿ﾉ 〈 ・_,`/
|/｀ﾞi u ´ ヽ !.
_／ｌ ! ,,..ゝ .!
_,,. -‐~ ヽ、 ／ニ=ゝ /
＼___ ヽ ヽ＿_/／ ＼__＿
./ ヽ `.､ ~" ／ Vヽ::
/＼| 丿 ‐､. `ｰ;--'´ |:::
やる夫軍兵士
-､ｰ- ､
_. -─-ゝ Ｙ ⌒,.Ｚ.._
,.＞ ＜｀
∠.._ , ヽ まずいぞっ……！
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::::::::l:／ヽ:ヽ__ __/:／＼:|::::::::
:::::::‘:::::::::::o:ヽ` ´/::::::::┌──┐
:::::::::::::::::::::::::::ヽー/::::::::::: l:::::::::::::::l
＿ /ﾞﾞﾞ'''::::.....
二 _,. !ﾍ:: :: :: :::ﾞ:ヽ、
::;;: .,, ,,...-‐'';:";;:: -‐'''''''''‐-､;:::
:;;;:: /;;;:! ﾞ''""(,_＿_ _ _ U
// iﾞ''‐-- ,- :::;;＞- ､、 ヾ" へ、陛下ぁーーっ
／| ､ Ξ <" ヽヽ' u ,,
/／ /;;;!､!- ’ !ヽ＼ ﾟ _,ﾉ;;:.._,,∠.. この戦！
／/fﾞミヽ ! ￣ ミﾐ:;ヽ
/.,,,,;;;l;''（ヽ.,__|i i u ,... -― ノ‐''' 大丈夫なのかよォーーッ！
,,,,...;;;''''''"／ ヽ,,;;ﾞ';;::''" u | ／ （ ﾞﾞ'''‐
''''" / :;'" /" u ヽ,,. -
（ !､,,_ ,;'" u / _ ＿_
ヽ ＼ ﾞ''‐-､ .,, ‐i" ,,,r つノ
＼...::::ﾞ:::.､ ,. ‐'" ヽ._ ''- " ,,.
＼::;;;;;;;:ﾞ:::::::"::::/ ヽ＞‐"!
（!、'''''-‐ '"^〃_,,. -="二ニ┤
_,, -''''"|>'‐,ir==＝ニ三,ﾆ,-iﾆ,:::::::::!|i
, -'''" ...::::::::::|i"!|:||i i::::::''ﾆ! ,二 r'"::::::::!|:!＼
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ そういえば 來歙が帰ってくるとき、
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ 王元が、この辺りの木を切って道を塞いだと聞いてるお。
／ u ノ ＼ 今、敵将はその王元なのに……
／ u （●） ＼
| （__人__）|
＼ u .｀ ⌒／
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ ・・・・・・・・・・
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ！ どうして 今は 通れるんだお？
／⌒三 ⌒＼
／（ ○）三（○）＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
／￣￣￣￣￣￣＼
／ ＼
/ ヽ （ふふふ。やる夫軍の陣列は伸び切った）
ﾉl::::::::: |
ﾉﾉ|:::::::::: ／ ＼ | （罠に気づいたとしても、もう遅いＹｏ！）
..ﾉﾉ|::::::::::::::::: ＼＿＿_／ |
ﾉﾉﾉヽ:::::::::::::::::::. ＼／ ﾉ
川´3`) さあ 出番だ精鋭たちＹｏ。 地の利を活かして襲いかかれっ！
ワカタ。 オッケ。 ワカタ 。 オッケ。
|￣￣隗￣￣Г￣| |￣￣隗￣￣Г￣| |￣￣隗￣￣Г￣| |￣￣隗￣￣Г￣|
| ● ● | | | ● ● | | | ● ● | | | ● ● | |
| ▲ | | | ▲ | | | ▲ | | | ▲ | |
|＿＿＿＿＿| _| |＿＿＿＿＿| _| |＿＿＿＿＿| _| |＿＿＿＿＿| _|
/| ||Ｙ丶 /| ||Ｙ丶 /| ||Ｙ丶 /| ||Ｙ丶
｜| Θ||｜ | ｜| Θ||｜ | ｜| Θ||｜ | ｜| Θ||｜ |
｜| ||｜ | ｜| ||｜ | ｜| ||｜ | ｜| ||｜ |
L|-----||_L_| L|-----||_L_| L|-----||_L_| L|-----||_L_|
|＿＿_ﾊ＿| |＿＿_ﾊ＿| |＿＿_ﾊ＿| |＿＿_ﾊ＿|
｜∥｜ | ｜∥｜ | ｜∥｜ | ｜∥｜ |
｜∥｜ | ｜∥｜ | ｜∥｜ | ｜∥｜ |
￣￣￣ ￣￣￣ ￣￣￣ ￣￣￣
───────
| 隗 | 地の利を活かした攻撃！
| ● ● |
| ▲ |
|＿＿＿＿＿＿ | 二三￣＼
. /⌒～"￣,￣￣〆⌒,ﾆつ ＝二三 |
| ,＿_＿ﾞ＿__､rヾｲｿ⊃ 二三＿／
| ｀l￣
. | |
./ / .. ‐'' / , ''ン゛
/ / , / ´ ,ﾉ／ ./ _ ．－''.'."゛￣´. ｀´`'''ｰ
i゛ / ／ ,/r′,i′ _..-‐"..、 _, ﾞ'-､
'"″.／ 〃 .,lﾝ'./ , '" ".'丶...、 ＼
/ ゛ /ﾞ / ./ .-...－.''' .'' ｀ -､、 丶
．./ / i' ″..‐ . '.-､ `'-、
! .lﾞ i' i' ,.." / .－-..,,. ｀ﾞヽ、 ｀'､
.! '． ! .″./,-.''"." '. 、｀'､, : ,, `'､ .'ｭ,ﾞ'､、 地の利を活かした攻撃！
バ ″.． / .ヽ ｀ ﾞ.ｌ''､. ｌ ｌ'､.＼
".! ゛ 冫 .l､.l .ﾞ、ﾞＹ ヽ.ヽ ヽ _
ｌ ｌ ﾞ‐ ､.!.ﾘ .ｌ 、 ｌ, .ヽ ゝ (＾ヽ{
ｌ,.ｌ ＼. ." .‐.;;,rrﾅ/ .! '､ .ｌ, .ヽ (￣ ヽ ヽ ───────
...ｌヽ ﾞ'‐ ／ . ゛ i'． ! ..ｌi, . ｌ (二 ヽ i i |r | 隗 |
ﾞ' !､ .i､. _..-'´ /ゝ i! ； ! ﾘ． .ｌ. ヽ ／ | ● ● |
ヽ .ﾞゝ． .ヽﾞ'-..、 .-'''" . ／ ′ i' ! │ !.ｌ .、 ｌ i { ｲ| ▲ |
＼ .ﾞ'<, .ｌ､ ｀ﾞ''―-....ﾆ〃 . ゛ ./ ./ ｌ ,! 八| ｌ ! ヽ. `ｰ '/|＿＿＿＿＿＿ ||ヽ. r‐､＿_
v、 ＼, ｀'-、 ／ // .lﾞ / | "!" .! l `ー ' ￣ i .',｀´ ┬┤
' |i,ﾞ'ｰ .., ＼ ｀''ｰ ..,,,,,,...... --'"゛ . / ./ / .i' .ｉ! .! ! l i _匸}
゛ ｀ﾞ.''!= ..,,, ,／ / ./ / !ゝ .ｌ.│ ! } ├ﾞー '
｀ﾞ''ｰ- ....,,__,,....... ｰ''″ ./ / . ,. / /.l .､.ｌ | /' l、
（゛''～ミ（ミ_ミ_ミ_!､,,ミ_ミ_ミ_ミミ_ ミ巛
゛''(ミ_ミ（ミ_ミ_ミ（ミ_ミ_ミミ_,r',r'ﾞｉ巛!､,r') .从,, ───────
'(ミ_ミ（ミ_ミ（ミ_ 从 ( i))) ﾞ!､人 | 隗 |
（,,ミ_ミ／ゝﾞ!､人 . ﾞﾞ゛''～:;;､..,, ブオオオオ！！ | ● ● | 地の利を活かした攻撃ィ！
゛ミ_ミ＿＿, 从 ,r''巛 ﾞ⌒ﾞ゛'':-～:;;､..,, | ▲ |
ミ巛!､.从,ﾞ,,( '-ミ_` （ ミ_ 从 （ ﾞ:ﾞ:::::／￣＼ |＿＿＿＿＿＿ |
゛''～ミ_!､,,ミ_ （ _,;;:､-～''゛ﾞ´⌒ﾞ`´ (, ＼_＿／ ⌒ i i
゛''～''⌒ミ_,, ,,､-～''゛ﾞ´⌒ﾞ ＼ ＼ ／ ／／
゛～''⌒゛ ＼ ＼─-（ （ （
ヽ ヽヽ ヽ ヽヽ
ヽ ヽヽ (,__））
(, ＼ヽ
＼_|_|
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ
／::::::─三三─＼
／:::::::: （ ○）三（○）＼
|::::::::::::::::::::（__人__）:::: |
＼::::::::: |r┬-| ,／ .
ノ:::::::: `ー'´ ＼
／ヾ ヽ
∠⌒ヽ/ ヾ ヽ
＜ ミ ヾ ヾ ヾヽ
／ ヾ ヾ ヽ
/ ／| ∧ ∧ |＼ヾ|＼ヽ ヾ
/／ レ ∨ .＼| ＼| .∨ヽレ ヾ
( | ⌒ヽ |
丶-─ ￣￣￣ | | │ |
| ─丶 ′￣￣ | |: ∩ | |
| ━/ ━ | | し |
| / | | 丿:::|
） │ / Ｕ | | :|
( | し ヽ ヽ イ ゛:|
) 丶 ＼ / | ゛::|
( ﾉ )／タ─丶 ,,/ | |
) | ／／/ 丿 / | |
( ／／γ レ／⌒ / │|
～- | ( ／／ア
| ( レ /
,,..、
/ } ,,_
_ / //./ r､
/"/ ! / '‐' ///7 ,...............、
./ ./ /, ''" ,,_ / /// "―'''>／ うわあああーーーーっ！
i ! " _ .! !/" ^ // >"---,
| | ,. -'"} //,ﾉ '‐, '" "７〃/
. l " ,. -."-' _ i i'" r''"ヲ // ニ,７
| i'" / ,. i_,! !.! ヽﾞ":!、 ､ '" /7 " /!/!
! | ﾞ'" /」 ''"⌒/:::::::i ） " !/|/'>
ヽﾉ " ,=>...::::} / ﾞ ﾍ ／
ﾞ _,,. ,,,ﾞ7:....;;/!-､, >ﾉ
,,.ノ'":::;;;,,... ::::::::;ﾉ;:::,,>:"/
<ﾆ(,, --''" ヽ- ‐"ヾ､;;;::ノ
と、まあ こんな感じで、隗囂軍は、地の利を活かした戦いでやる夫軍を撃退したものと考えられる。
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ
／ー三ー ＼ 退却っ！ 退却だお……！
.ィ::::（＞）三（＜ ） │::::::::丶
／ﾉ;;;／ u（__人__） ,r:::::;;;;丿＼
/ ::::::::::...| /__::::/__::::.. ヽ
./ ゝ ... .l＼ ノ ﾍ .丿
/ .::: :::::::::ll:::::::/ :: ( :::;:;::( :::;:;::/
ヽ :::: .:::::::ll::::ノ::::::::::──__＼::"_＼::";;丶
/ :::: ::::::::/／:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽヽ:::::＼：・ヽゝ ___--''''' ~~ '' ヽ
/ :::: ◇:::::::::::::::.. ::.. :::::::丶:::::＼／ヽ:::ヽ....::::..... ..::..丶
/ :::::...- ノヽ::::::::::::::::::.. ::::.. :::::丶::::ヾ::::::ヽ::::＼::: ..:::::::::...ヽ,,,,,,,,,,,,,, ,,,,,,,
ゝ ⌒)ﾉ ＼:::::::::::::. ::::::.. .: ::::::::i::::ゝ:::::ノ:::::::::＼ :::::::::::::.. ..:::::::::::::::,,,,,,,,,,,::::::::::
＼_ノ ヽ::::::::::.. ..:: :::::::i::::::::::::::::::::::::::::::.. ....::::::::::::::::::: ;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::
）::::::::::: ..::::: :::::i::::::＿__---￣~:: ...:::::::::::::: ::::/''';;;;:::::;;;;;;;;;;;;::::::::::
/::::::::::::::: ...:::.. .::::::/i;;;;;::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::: ::::/ ''''' ;;;;,,, '''''''
（:::::::::::::::::......::::::::::::......./ /:::::::::::::::::::::::::::::::: ::::......::::::::::/ ''''''''';;;;;;;
|ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::／
| :::: ::::::::´:::ﾉヽ::::::/./::::::::::::::::;;::::::::::::::::: :::::::::/
| :: ::: ::::::::::ヽ ::/ /:::::::;;;;;;''''' ＼::::::::: ..:::/
／ゝ::::::::::／ヽ::::::i/ノ;;...''''' ゝ:: :/
/::::::::::::::／ :::／ ） ./
／::／:::::／..::／ ／::::.ノ:(
／.:／ ﾉ / ／..::／ゝ::ヽ
／.:／ |,,;;;| ／:::／ l::::::l
／｀／ .|::::| ／::／ l:::::l
/⌒ヽl |::::| ／::::::ｿ l::::l
./____-~ |::::| /⌒ヽ丿 /:::/
. （:::::） ￣~~ /:::/
丶（_ /:::/
ゝ__ノ l::::::ｿ ￣
／:::::::::｀ソ´:￣:ヽﾚ'´:￣::ヽ:::＼
／::::/:::::／:::ヽ::::::::/::::::::;::::イ￣:ヽ:＼
::::::::/:::::/::::::::::ｒ ﾅK:::::／｀:::ｰ-:-:'ﾆ}:::::ヽ
:::::/:::::/:::::::::::::ヽﾉノ）':::::::::::::::::::（ﾆ,ﾉ!:::::∧ やる夫軍の念頭にあったのは対・公孫述戦であり、
::::::::::/::::::::::::::／｀ｰ':/:::::::::::::';:::::::::::::l!:::::::::',
::::::::/:::::::::::;:'::::::::::::/::::::::::::::::::i::::::::::::ll:::::::::∧ 隗囂討伐は、あくまで「ついで」という意識だった。
::::::;':::::::::::/::::::::::::/!::::::::::::::::::::l!::::::::::ﾘ:::::::/::::',
::::;::::::::::::/:::::::::::::; l::::::::::::::::::::ｌl:::::::::/::::／l:::::::i 参戦に消極的な隗囂政権に対して、
:::::::::::::::/＼_::::::::ｉ |:::::::::::::::::::l ｊ_／;／ ｌ::::::::| 弱兵の集まりと侮ってかかっていたのかもしれない。
::::::::::::; ｰ--＝ニ ---一' -_ニ､ ／ /::::::::i
:::::::::::i ,ｒ -ｆでﾃﾐ ＼__, ﾉ ﾋヅ´_,∠::::::::::!
..::::::::::ｌ ｀^ ﾞ‐'ｦ´ ／ ／／ ／/二ﾆ=-:L,__
.:::::::::ｌ ／ /／ ／ / ＼
::::::::l ， （ ｒ / .／ ／ ヽ
.::::::::! ,へ、ノヽ-'/ ｆ´＼ |
::::::ｉ ｀｢ﾝ--─/ ∧ ｀ ー､
::::::! （ '´ ／/ | ', ﾊ l
. V:::l! ｀￣ ﾉ l { / ＼‐一 ﾉ＼
ヽ:ll＼ ´ ｌ_ﾄL＿_ヽ--' ）、 ｀￣ ´
￣ ￣￣ ＼ ヽ. / )､ }
. /::::i::::::::l:::/l目::l::::l:::l::::::目:::l::::i
.. l::::::l:::::::::i':::l::::::l::::ｌ:::i::::::l::::l:::::i::::ｌ しかし「外へ打って出る」ことに意欲のない軍でも、
. ｌ::::::ｌ:::::::::l::::l::::::i::::l:::ｌ:::::l:::ﾘ:::::i:ノｉl 外部からの進入に対しては抵抗力を発揮することもあり得る。
. l::::::!:::::::::ト=‐_-_⊥⊥､-__‐ｽｨi::!
ｌ:::::::ｌ:::::::::l (ﾋ_] ﾋ_ﾝ l 事実、隗囂の軍は涼州に侵入した赤眉を撃退した実績があり、
＼::::ｌ::::::::l '" ,＿__, "' l 決して弱兵とは言えないポテンシャルを秘めていたのだ。
＼l:::::::::', ヽ _ﾝ ﾉ
＼::::::l＞,､ _____, ,.イ
逃がさん。 ここで。 殺れるだけ。 殺っとく。
|￣￣隗￣￣Г￣| |￣￣隗￣￣Г￣| |￣￣隗￣￣Г￣| |￣￣隗￣￣Г￣|
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/| ||Ｙ丶 /| ||Ｙ丶 /| ||Ｙ丶 /| ||Ｙ丶
｜| Θ||｜ | ｜| Θ||｜ | ｜| Θ||｜ | ｜| Θ||｜ |
｜| ||｜ | ｜| ||｜ | ｜| ||｜ | ｜| ||｜ |
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|＿＿_ﾊ＿| |＿＿_ﾊ＿| |＿＿_ﾊ＿| |＿＿_ﾊ＿|
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｜∥｜ | ｜∥｜ | ｜∥｜ | ｜∥｜ |
￣￣￣ ￣￣￣ ￣￣￣ ￣￣￣
_ ,－､
／ ｀i .ﾉ
＿人_.ノ／ ./ヽ. ／ヽ.
／ ll. /. ヽ＿_,.／ _ ヽ、 . －､
／ |!､ ﾉ , ´ ｀゛ ヽ （ ） ウイーー。
／ .／ ヽ./ " ､＿,..| ＊ ', ノ｀ ｰ ';
. ／ ／i { ＊ ヽ lヽ､＿＿. j´ j
!. ／ l. '、 ヽj｀ー､＿ ｀ー､ /
ヽ、 ／ ! ヽ ｀ー-' Ο
｀ ー´ '､
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ 馬武！ 何立ち止まってるんだお？
／ノ ＼ u. ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） u. |
＼ u.｀ ⌒´ ／
|＼＿／/ ～・
γ｡:::::::::: ｡'ヽ ウイーーー。
～･ 八ゝ"-～" ノ
(つ|,::::::::::::::::､::｀i ・～
|酔|:::::::::::::::::.〉::.j
|逸|~｀ ´￣`'y' ・～
￣￣ ￣￣
,へ､ ／＾i
| \〉｀ヽ-―ー--< 〈\ | 「ここは俺にまかせて先に行け」
7 , -- 、, --- 、 ヽ 馬武はそう言っている。
/ / ＼､i, ,ノ ヽ ヽ
| （-=・=- -=・=- ） |
/ < / ▼ ヽ > 、
く彡彡 _／＼_ Ｕ ミミミ ヽ
｀＜ ミミ彳ﾍ
＞ __＿／ ＼
/ 7 ＼
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ
／ ＼ んな死亡フラグ的発言……ダメだお！
／（ ○）i川i（○）＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
／ " ,, " " ﾞ ﾞ
,イ " " " 八 ﾞ ｉ ﾞ ……陛下。
/ ,ｨ´ "/' ｲ /::: ヽ ﾄ、
／/ ｨ' /| /| /::: , -ヾ､ヽ ここは馬武の好きにさせてやれ……
l l /-ﾚ､ﾚ' ´_, a=＝
! /l,ﾊ＝a=､ ヾ`ー
'" ',`ー/ ::: Ｕ
', / ;:::: ､
∨_, - ' _, ::::/;;;;::ﾉノ ヾ
丶 ｰ '' "´ .:::/;;;;;::´ `
ｒ―､,／丶 =＝ .:::/;;;;;::::::
`<´ヽ r‐ヾ-､ ＼ :::／;;;;:::::: /
.(´ヽ ゝー)ｒ┤/＼:／::;;;;:::::: /
, － ､
. Ｙ Ｙ´ ＼ .
ｌ ＼ ＼ ο
＼ ＼ .>､ ウイー。
＼ ｀'´ .｀; _
＼ /｀ヽ ./ ｌ _
｀ ー´ヾ__.人 ,./ ゝ- .,_／ ｌ
ｌ ｌヽｿ､-,ｉ / 〈
ｌ !/ヾ､ .｀ｰ-ラ ０ ', , -
｡ ｌ ｌ ＊ζ .／ ＊ .}｡
ｌ. ヽ. '´ _ ﾉ ＿／
ｌ ￣ ノ
! ＿＿__,. ´
о ; ￣l о
このとき、馬武は騎兵の中でも精鋭だけを選び、
やる夫軍の最後尾へ引き返した。
,へ､ ／＾i
| \〉｀ヽ-―ー--< 〈\ | 「大丈夫。すぐに後から追いつく」
7 , -- 、, --- 、 ヽ そう言ってる。
/ / ＼､i, ,ノ ヽ ヽ
| （-=・=- -=・=- ） |
/ < / ▼ ヽ > 、
く彡彡 _／＼_ Ｕ ミミミ ヽ
｀＜ ミミ彳ﾍ
＞ __＿／ ＼
/ 7 ＼
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
. イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ
／ ／ .／::＼::::::／::＼ ＼ ＼ 馬武……！ すまねーお！
( く .／< ＞>:::::<＜>u＼ > ）
＼ ｀／u （__人__) ＼'.／
ヽ| ｀⌒´ u |/
＼ ／
そして 馬武自身、戟を振るって戦い……
_ ,－､
／ ｀i .ﾉ
＿人_.ノ／ ./ヽ. ／ヽ.
／ ll. /. ヽ＿_,.／ _ ヽ、 . －､
／ |!､ ﾉ , ´ ｀゛ ヽ （ ） ウイーー。
／ 戟 .／ ヽ./ " ､＿,..| ＊ ', ノ｀ ｰ ';
. ／ ／i { ＊ ヽ lヽ､＿＿. j´ j
!. ／ l. '、 ヽj｀ー､＿ ｀ー､ /
ヽ、 ／ ! ヽ ｀ー-' Ο
｀ ー´ '､
ええー。 その手に持ってんの戟？ ビール瓶だろ 無理あんだろ
|￣￣隗￣￣Г￣| |￣￣隗￣￣Г￣| |￣￣隗￣ＵГ￣| |￣￣隗￣￣Г￣|
| ● ●Ｕ | | | ● ● | | | ● ● | | | ● ● | |
| ▲ | | | ▲ Ｕ | | | ▲ | | | ▲ Ｕ | |
|＿＿＿＿＿| _| |＿＿＿＿＿| _| |＿＿＿＿＿| _| |＿＿＿＿＿| _|
/| ||Ｙ丶 /| ||Ｙ丶 /| ||Ｙ丶 /| ||Ｙ丶
｜| Θ||｜ | ｜| Θ||｜ | ｜| Θ||｜ | ｜| Θ||｜ |
｜| ||｜ | ｜| ||｜ | ｜| ||｜ | ｜| ||｜ |
, － ､
. Ｙ Ｙ´ ＼ .
ｌ ＼戟 ＼ ο
＼ ＼ .>､ ウイー！ （卍・解！）
＼ ｀'´ .｀; _
＼ /｀ヽ ./ ｌ _
｀ ー´ヾ__.人 ,./ ゝ- .,_／ ｌ
ｌ ｌヽｿ､-,ｉ / 〈
ｌ !/ヾ､ .｀ｰ-ラ ○ ', , -
｡ ｌ ｌ ＊ζ .／ ＊ .}｡
ｌ. ヽ. '´ _ ﾉ ＿／
ｌ ￣ ノ
! ＿＿__,. ´
о ; ￣l о
ええー。 卍解 ？ 超展開すぎるだろ つーか斬魄刀だったの？
|￣￣隗￣￣Г￣| |￣￣隗￣￣Г￣| |￣￣隗￣ＵГ￣| |￣￣隗￣￣Г￣|
| ● ●Ｕ | | | ● ● | | | ● ● | | | ● ● | |
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|＿＿＿＿＿| _| |＿＿＿＿＿| _| |＿＿＿＿＿| _| |＿＿＿＿＿| _|
/| ||Ｙ丶 /| ||Ｙ丶 /| ||Ｙ丶 /| ||Ｙ丶
｜| Θ||｜ | ｜| Θ||｜ | ｜| Θ||｜ | ｜| Θ||｜ |
｜| ||｜ | ｜| ||｜ | ｜| ||｜ | ｜| ||｜ |
パリーン！
_ ,－､
／ ｀i .ﾉ
＿人_.ノ／ ./ヽ. ／ヽ.
／ ll. /. ヽ＿_,.／ _ ヽ、 . －､
／ |!､ ﾉ , ´ ｀゛ ヽ （ ） ウイー！ （割れたビール瓶！）
／ 戟 .／ ヽ./ " ､＿,..| ＊ ', ノ｀ ｰ ';
. ／／／／／ ／i { ＊ ヽ lヽ､＿＿. j´ j
／／／／／ l. '、 ヽj｀ー､＿ ｀ー､ /
! ヽ ｀ー-' Ο
'､
ええー。 いやいやいやいや。 それを卍解と言い張るか。 たしかに殺傷力はあがったけれども。
|￣￣隗￣￣Г￣| |￣￣隗￣￣Г￣| |￣￣隗￣ＵГ￣| |￣￣隗￣￣Г￣|
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| ▲ | | | ▲ Ｕ | | | ▲ | | | ▲ Ｕ | |
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/| ||Ｙ丶 /| ||Ｙ丶 /| ||Ｙ丶 /| ||Ｙ丶
｜| Θ||｜ | ｜| Θ||｜ | ｜| Θ||｜ | ｜| Θ||｜ |
｜| ||｜ | ｜| ||｜ | ｜| ||｜ | ｜| ||｜ |
＼＼ | | | /
. ＼＼＼ .| | | /
＼＼ | | /'!
＼＼.. | | ./ ! ／
＼ |＼ | //| |＿＿
＼ | ＼ | .// .l＿
＿＿＿＿| |＼＼／＼// ／
＼ ＿＿__| ＼／＼/ ／ ／ ＿＿＿＿＿＿
＼ ＼ ／ ￣￣ ＿＿
＼ ＼ __lV ､＿ ￣￣￣￣￣― "" ／ ――
/ / , > へ´ ｀ ､￣￣ ／ ―
/ /／/ Y l＼ ＼ く ―――――
/ ／./ ! ＼ |￣
/ ／ // ／! .! l＼ ＼l !￣￣￣￣￣
/／ ..// ／ ...! l l ＼ |
/ //／／ | .l l ｌ ＼ |
/ / / ／ ｌ ∥ｌ ＼ | ＼
./ / /／ l .i ｀ ＼＼
殿となった馬武の部隊は、隗囂軍数千人を殺した、と『後漢書』馬武伝は記す。
そして馬武は……
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ うう…… 馬武、馬武っ！
／ :::::＼:::／＼
／ ｡<ー>:::::<ー>。
| .:::｡ﾟ~（__人__）~ﾟj
＼、 ゜ ｀ ⌒´,;／゜
／ ⌒ヽﾟ '"'"´(;ﾟ ｡
/ ,＿ ＼ ＼／＼ ＼
と_＿＿）_ヽ＿つ_;_ヾ_つ.;._
, － ､
. Ｙ Ｙ´ ＼ .
ｌ ＼戟／＼ ο
＼ ＼ .>､
＼ ｀'´ .｀; _ ウイー。
＼ /｀ヽ ./ ｌ _
｀ ー´ヾ__.人 ,./ ゝ- .,_／ ｌ
ｌ ｌヽｿ､-,ｉ / 〈
ｌ !/ヾ､ .｀ｰ-ラ ○ ', , -
｡ ｌ ｌ ＊ζ .／ ＊ .}｡
ｌ. ヽ. '´ _ ﾉ ＿／
ｌ ￣ ノ
! ＿＿__,. ´
о ; ￣l о
とくに死んだりもせず、普通に帰ってきた。
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ
／ノ ヽ､_＼
／（ ○）}liil{（○）＼ フラグクラッシャアアアアア！
／ （__人__） ＼
| ヽ |!!il|!|!l| / |
＼ |ｪｪｪｪ| ／
／├ｌ||||||||||||､ ｌ┤＼
/ ├ｌ|||||||||||||||||､ ｌ┤ ＼ こうして、建武六年（西暦三十年）夏、
(|| |） ├ｌ||||||||||||||||||||､ ｌ┤ ＼
/ | | ├ｌ|||||||||||||||||||||､ ｌ┤（| | |） | そもそも公孫述討伐を目的に開始された遠征は、
| | | |├ｌ||||||||||||||||||||||ｌ┤| | |
| |￣￣├|||||||||||||||||||||ｌ┤￣ | | | その入り口でつまづく、という結果に終わった。
| |､`ー-┼ｌ|||||||||||||||||ｌ┼-ヽ| | |
| |＜Ｏ冫├ｌ|||||||||||ｌ┤|Ｏ＞| | | |
| | | ├ｌ|||||||ｌ┤ | | | | /
/ | | ├ｌ|||ｌ┤ | | | | /
/ / / | く├ｌ|ｌ┤ | | | /
/ / / | |д┤ | | /
/ / / / | ー/ |┤ | ／
ヽ-～-､＿ ＼ ◎ｌ┤ ／|／
＼├ｌ┤__／
|＿|
勝利していた漢中郡の李通も、軍を退いた。
,.ｨ , - ､.＿ 、
. ,ｲ/ l/ ￣￣｀ヽ!__
ﾄ/ |' { ｀ヽ. ,ﾍ
Ｎ│ ヽ. ` ヽ /ヽ / ∨
N.ヽ.ヽ、 , } l＼/ `′
. ヽヽ.＼ ,.ｨｲﾊ | ＿| 我々だけじゃ
ヾニｰ __ _ -=_彡ｿﾉ u_＼ヽ、 | ＼ 作戦が成り立たないんだよ！
. ￣ﾞr=<‐ﾓﾐ､ﾆr;＝=ｪ;ｭ＜_ゞ-=7´ヽ >
. l ￣ﾘーh ｀ ｰ‐‐' l‐''´冫)'./ ∠__
ﾞiｰ- ｲ'__ ヽ､..＿__ノ ﾄr‐' /
l `＿__,.、 u ./│ /＿
. ヽ. }z‐r--| ／ ﾄ, | ,、
>､`ｰ-- ' .／ ／ |ヽ l／ ヽ ,ﾍ
_,.／| ヽ`ｰ--‐ _´.. ‐''´ ./ ＼､ ＼/ ヽ/
-‐ '''" ￣ / :| ,ゝ=＜ / | `'''‐- ､.._
/ !.／l;';';';';';';＼ ./ │ ＿
_,＞ '´|l. ﾐ:ゝ､;';';_/,´＼ ./|._ , --､ | i´!⌒!l r:,＝i
. | |:.l. /';';';';';|= ヽ/:.| .|l⌒ｌ ｌﾆ._ | ﾞｰ=':| |. L._｣ ））
l. |:.:.l./';';';';';';'! /:.:.| i´|.ｰ‐' | / | |. ! l
. l. |:.:.:.!';';';';';';';'| /:.:.:.:!.|"'|. l' │-==:|. ! ==l ,. -‐;
l |:.:.:.:l;';';';';';';';| /:.:.:.:.:| i＝!ｰ=;: l | l. | | / //
l |:.:.:.:.:l;';';';';';';'|/:.:.:.:.:.:.!│ l l、 :| | } ＿|,.{:: 7 ））
l |:.:.:.:.:.:l;';';';';'/:.:.:.:.:.:.:.:| |__,.ヽ､__,. ヽ._｣ ｰ=:::ﾚ' ::::::|; 7
. l |:.:.:.:.:.:.l;';';'/:.:.:.:.:.:.:.:.:.|. ＼:::::＼::::: ヽ ::::::!′ :::| .:/
,,,,,,,,,,,,、
://ヽヽ｀''i'ヽ
::lヽヽヽヽヽ'ヽ~ヽ
ll,ヽヽヽヽヽ>､.i ｀ｌ そして、負けました、残念でした、で片付くほど
ヽ,ヽヽヽ;;,'',6ﾌ:ll、ｌ 戦乱の世は甘くない。
-'ヽヽ;∠l,::｀''::::l:l:::|
ヽヽ::i',６,ﾉ: /ヽ'::l:l::| 攻めていた側が敗北を喫した瞬間、
ヽヽ:ヽ' u .｀',ヵ ;'i:l 今度は攻勢にさらされるのだ。
ヽ,,,,,ヽヽ、 '-´'/''l
. ヽ .l'''''''''';;;;;;;;;/:: |
ﾐ'｀''(o)-,-'／ :: |
'ヽ ､ヽ／／ ｀.//
--､ ．、<,,,,,,,,:::i/l ,-''/
,,,,ヽ｀ヽ::''' 'l,|::::|,'''''''、
.､／:: i::..:''''',,''|,,-''ヽ'/
,,,,i, ヽ /,l'''／''/''l''i'''''
＜天水＞
,.. -‐＼ヽ,.: ''" " '' ,, ／
,´ ,／ , ,. ヽ∠....,,.,,-‐''''''
ムｫ _冫 ／,,.../,_ ／ ヽ ', '.,'´ ` ､
j ／/ ,ｲ／ ./冫` ',‐iｰ-i､ ', ', ｬ''ﾞ
'´ i／/' _!,,/ '.,j ヽ l',ヽi i｀ヽ、 'r ヽ かった！ かったぞーーー！
i '´j ''" `' ､ , -‐- ､.' ', L,_j ＼!
!, ｿ ､,,_ ヽ',ﾉ ,..ヽ
_`'! / ""'''''ｰ‐┐ } j
,ｒ''" '., l .i / ,ノ
`Z_ ,.へ、 ', j .／'´ヽ、
|／ ` .ゝ､,,_＿__,,..ノ,,. へ ＼
,`j"''''''''i'''" ヽ ,､!￣
／ !､,_＿,ノヽ ∨
／ ／`''ｰ--‐''ヽ ＼
,.. -‐＼
,´ ,／'' r､ '＼,,.,,-‐''''''
ムｫ _冫 _/_/⊥/:: ヽ⊥､__, '´ ` ､
j ／/ ,ｲ /.|/ l/:::::::::ヽ|.,,ヽ|ヽ ヽ ｬ''ﾞ やるおって じつは
./ i /|/;l'"~`'li, :::: ,il'"~`''liヽ｀ヽ、 'r ヽ
／|/ ! ii, ○ ,i! :::: il､.○ .,|i ij ＼! たいしたこと ないんじゃね？
_`'!!. | `ﾞ=='" ＿＿ `''=='" | ,ﾉ
,ｒ''" '.i;:::, i" `i .／'´ヽ、 いままで びくびくしてたのが
`Z_ ,.へ'ヽ;; i i _;;; へ ＼
|／ `>┴,---,-'''"､ ヽ ,､!￣ ばかみてー！
／ヽ,,,,_ヽ_/ _,,／ヽ ∨
i`＼
､--ゝ: : ＼
,__ゝ: : : : : `},, - ､､.
､、ｰ､_: : : : : ': : : : : : :~丶
､ｰ-ν': : :`"''''": : : : : : :，: : ,:丶
,, . ': : / : : : : : : : : : _; : :,/: :/V|: |丶
``>: /: : : : : : : : : :/ -x`/:/|:/X､''ｉ:|::i きめた！ こんどは こっちからせめる！
~ｰ-┤: : : : : : : : :{ ( } ~ " {Oヽ ､|､|
{: : : : : : : : : : ヽ `' ヽ､ゝ ちょうあんを いただくぞ！
`;: : : : : : : : : : : >.ｰ ,'i |
､: : ,:-: : : : :／. { ヽ l
,>": : : : :}／ i ヽ、/
／L_: : : : :/ ヽ "
∠_: : |／ }: /-'"""-､_ ゝ
|／|: ／{::::::::::::::::::::::i
ﾚ/ {:::::::::::::::::::::::::i
/ }::::::::::::::::::::::::|
./ i:::::::::::::::::::::::::::|
./ i::::::::::::::::::::::::::::|
/ i:::::::::::::::::::::::::::::|
./ i:::::::::, -- ､:::::::::|
, ' i, '''"| `iｰ ､|
/`ｰ､ ` -| | - '"
,' | ｲ | | .|
／￣￣￣￣￣￣＼ オーケー。
／ ＼
/ ヽ ここで長安を獲れば天下人も夢じゃないＮＥ！
ﾉl::::::::: |
ﾉﾉ|:::::::::: ／ ＼ |
..ﾉﾉ|::::::::::::::::: ＼＿＿_／ |
ﾉﾉﾉヽ:::::::::::::::::::. ＼／ ﾉ
／￣￣￣￣￣￣＼
／ ヽ
/ | 我らの実力、天下に知らしめてやりましょう！
| / ＼ |
| ｜| | | | | | | | | | | | | |｜ |
| | ⊂⊃ ⊂⊃ | |
| | ﾊ | |
| | ()() | |
| | ∥ | |
ｌ ｌ |＼ ＜二＞ ／ | ｌ ｌ
|＼＿＿＿_／|
行巡（こうじゅん） 隗囂の配下。初登場だが、そんなに重要ではない。
同時期の并州北部。
.lll、 ,,,,,iiilllllii,,,,＿_,,,,,,,,,,,,iiiill!!! .,,illll .llli､ __
._,,ill| ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,__ .__,,,,iiiiil!!!lﾞﾞﾞ゜ .ﾟﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ＾ .,,,iill!ﾞ’ ,,illl .,,iiillllll!!lllllll
.,,,iiiil!!!ﾞﾞ’ ll■■■■■■■■ﾞ!!!!!!!llllll! 幽州 ,iiiiil!!ﾞ° lllllﾟ,,iill!ﾞ°
.,,ill!ﾞﾞ｀ ll■■■■■■■■ llll、 .,,,、 _,,,,,,iill!ﾞ｀ .ﾞllliill!ﾞ｀
lll!ﾞ ﾞ■■■■■■■■ ﾞﾞ!lli,..,illllli,、 .,iiil!!!!ﾞﾞﾞ゛ l!!ﾞﾞ゜
llli,,、 ,,,ill!!!ll,、 ,,,,, .ﾞﾞ!ll■■■■ ﾞ!lllll!ﾞ.ﾞ!!lii,,,iiiilll!!!!li,,
.ﾞﾞ!llii,,. ,,,ill!ﾞﾞ .ﾞllli,、 ,,ill!!ll、 ,ll■■■■ lll| .ﾞﾞﾞﾞﾞ’ .ﾞ!llii,,, .,,,iiii,,,,,,,,,＿
.ﾞﾞ!!l!!!ﾞ’ .ﾞ!llii,,,_,,ill!ﾞ゜llll、 .,ill! 并州 llll ,,,,iiillllli,,,_ ,,iill!ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ!!llll
ﾟﾞﾞ!!!!!ﾞ° ﾞ!liii,,,, .lll!ﾞ lll" 冀州 iill!!ﾞﾞ゜ ﾞﾞﾞ!!!lliiiiiill!ﾞ゜ .,,,iiill!!
,,,,,,_ ﾞﾞﾞ!lli,iilll｀ ﾞ!lli, .lll、 青州 .,,,iill!ﾞﾞ°
ﾞﾞﾞ!!lliii､ ﾞllllllii,,, ,,,,,,,,,,、 .ﾞlll ,,illliii,,, .,,,iiiiii,,,,,,illl!ﾞ°
,,,iiiiiill!ﾞ 涼州 .ﾞ!!ﾞﾞﾞ!lli, ,ill!ﾞﾞﾞ!!llii,, lll,,,,,,,、.,,,iiill!lﾞ ﾞﾞlll,,,,, .,ill!ﾞ~ﾞﾞﾞllllllﾞ゜
lll￣ ｀ '!ll、 _,,lll′ .ﾞ!llil, ,illlﾞﾞ!llliill!ﾞﾞ゜ !lll!ll,.ill!′ .lll!ﾞ°
ﾞ!!lliii、 lllliiil!!!!ﾞﾞ .'!llli,,iill!llii,,,,ﾞﾟﾞﾞエン州 ,,ill!.llllll!l lll,、
ﾞ!llii,, _,,,,, ,,,,iiill!ﾞ゜ ﾞﾞﾞﾞﾞ°ﾞﾞﾞ!ll、 .,,,iill!!ﾞ゜llll′徐州ﾞ!lllii,,
ﾞﾞ!!lliii,、 llll!llii,,,,iiill!!ﾞ”” 司隷 、 .,ii,,,,,,,llll, .,,,,iill!!ﾞ゜ .llli,, .ﾞl!lll、
ﾞ!lli,, 'lll,,.ﾟﾞﾞﾞﾞ” ｀ .,,ill!llllﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ!!!!!!ﾞﾞ’ ﾞ!!liii,、 .ﾞ!!lii,,
.ﾞﾞllli,,,,、 .ﾞﾞ!!!liil,,,,,,_,,,,,,,,,、 .,,,illl’.ﾞ!llii,, 予州 '!lll ﾞﾞ!lii,,,,
.ﾞﾞﾞlll| .,,ill!ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ!llii,,,,,,,,_ ,,iiil!!ﾞﾞ ﾞﾞ!lli,, ､ .,,,,,,,iiilllliiii,,,,,,,,,,,,,,,,,_,,llll!
,llliiii,,,,,＿,,,,ill!ﾞ｀ ﾞﾟﾞﾞﾞﾞﾞ!!!llll ココ .ﾞﾞ!!liii,,,、 .,,,iiiil!!!ﾞﾞﾞﾞ’ .ﾞﾟﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ!lllll,,,,,、
.,,iiiiiliil!!゜ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ゜ llll,,,,,、 .ﾞﾞﾞ!!llii,,lll!ﾞ″ ﾞﾞﾞﾞﾞ!!lli,
lll!ﾞ｀ ﾟﾞﾞllllll! ﾞﾞ!llll 揚州 ﾞ!lli
.lll″ 益州 ,iiii,,,,,iill!ﾞ° 荊州 ﾞlll,、 ,,,,,,illl,,__
.lll, ,illlﾞ”””｀ ﾞ!lliii, '!!ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ!!llll
.ﾞﾞ° ｀｀ ﾞﾞﾞ′ 'ﾞﾞﾞﾞ
|/ 〈(薔)Y⌒ヽ ｀`丶､
/ /( >‐< , / ! ＼
/ // こ) / / ! ! （(_/⌒Y⌒ヽ
/ l/ , / / / ! ! | | i| /Y ﾆYi i ごきげんよう。
/ / // l/i / l ,! , | ! ||.:i 人式i| |
/ / ,ｲ / l ）/ l / / l|::|! /^Y^i | 本当は全然関係ないのに
,/ / 1 !（( / ,rr＝' l/ /l / / / l::| _ノﾉi |
/ / | |:.:〉こ二仆 l /1 / l / / / |.:|（( _ ノ | 匈奴と漢王朝皇帝の子孫を名乗って自立している
,/ / | |:〈{ (Y) ） ）}l/ l / ─‐- ､./ / /^i^7 |
/ / 〉ﾄﾄ､ﾄ､こ ﾆソ r=＝ﾐ､ ヽ| ,/ / |/ ,′ 自称劉文伯の盧芳です。
,/ / // V^l/ ー‐'′ { ,fか} 〉i::/ / / , /
/ / // l{ _) ゞ‐‐ < :/ｨｲｲ / / / |
,/ / // |,.ﾍ ヽ ＿, ／ / / / / .! 今は やる夫が并州に遣わした太守を殺したりして、
′/ 人// /(⌒) 、 ,.ィ:/ / / / / .:|
/ ／ >イ 入L1 >‐──一<⌒/ / /／!// / . :.| 勢力拡大の最中よ。
_／ （ 〉二ﾆ / ⌒Y⌒ Y / ,/ / |/ / .:.:::::|
Vr‐-, , 人＿人＿人/ / / ～～＼ .:.:.::::::|
）.::<＿ノ入 ＿ _ノ入_/ //´ ヽ:::::::::|
盧芳
ゝ__ ゝー' ﾉ､（（___)j
／_j ﾄ､ ｀^ 77'ヾ ＼￣ ヾ＼
, ' r- ﾍ ＼//ヽ. ＼ ＼ ＼＼ なんか やる夫に隙が出来たみたい……
/ ヽゝ ＼ （_'ｰ_,ｧ ヽ, ＼ ''
' ＼ﾄ ､ ＼ヽ!ﾊ ヾ, |. ! ヽ
/ ,. l ヽ|＼＼ ＼ヽ＼ ＼,! ＼ 弱みに付け込むのが異民族クオリティ。
,'′.| |＼., |＼＼, イ | . ヽ ＼ ヽ
, ┤ | | ヽ＼|∧／!|,ﾊ_|ヽ|_| | ＼ !
l l´| | | ＼＼!! '＼j/ー ､｀' ヽ! ! | 匈奴王にも連絡して、司隷部の近くへ兵を送りましょう。
__ ゝ=| l ヽ＼`|!ヾ!/ﾊ ・ | / ! ､
ヽ | |ヾ | ＼ ,.=､ヽヾﾘヾ" `ー ', ｲ | | ､＼
l ､_ゝ! ヽ | |ヽ |!＼ヽ ｀ | | ＼＼
ヾ `ーヽ ＼ ! !,_-_-､ | | !＼＼
|ヽ ＼ ＼V´r( _,ﾊ, l . | |,_ l＼
/´l､ ＼ ﾞーゝ_ゞ__ノ_ﾉ_` ／ | .| ^7 ,
,ｲ | ＼. ＼ ヾ`ー!ハヾ､_) ' | , /､__! /
! | | ＼, ! ハ＼._ _ ' !/ イ__ ' ,
r ､' | | | l´ヽ l ＼ ヽ＼￣|!＞/ / _,..--ｫ/ /／
ヽ! ヽ ヽ ﾉ | V ヽ ヽ'´ _/ / {´t''ﾆﾆ/
＼ ヽ ￣ ヽ | |! /ハ .' /! ゝ_―/ ./ ／
＼ /､' |! l/ { | |∠´__ , /ノ
人 ハ |! l ヽ | ! ＜/ ./ ＼
( ー──' ＼ ヾ ＼ ＼"＼ ' /＼
=ﾆ_"￣-....＿,二 ,,..=''" ""''=-､_
~~'''''‐､_ ''=;;;＞ー`'―――--､ ヽ､ ノ￣￣￣￣￣ヽ
`／ ヽ ヽ‐-、 ヽ / .る る と |
|エ`l =''''ｴヱ,'' ‐/ /＼ .l l. る る う 〈 （連絡中）
/(･)`| /(･) > ヽ ＼| |. る る お 〉
/〈 ￣ "' ,`ｰ- ' i /＼ | 〉 .る る る |
. l::::ヽ___ヽ 。ﾟ , ' l ヽ＿_ / 〈 る る る |
|::::::r～‐､ / ,r､`i/ l. る る る 〈
. |::::::))ﾆゝ ／ 2り / ＿ﾉ る る ,〉
|::::(＿,, ／ (＿／|-=二＿＿ る /
!:: "" ／ 入. | ＼＿＿＿＿／
`ヽ､__,,,,........,,,,＿／ ／ || |l|
. 〕;;;;;;;;;;:::::=''" _／|| ||/ |
＿||￣||￣||￣ ||. ||,／|| ヽ
'"￣ || || || || ／| ＼
賈覧 盧芳の配下。
涇水 洛水
.,i! ●ジュン邑 ll,、
'ﾞlllll,,,,,,,,,,__: ll ﾞli､
ﾞ””ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞlﾞlllllllllli,: ll, '!i,:
:!llllll,, ﾞl,,,,,,、
漆 ● ｀!i、 ｀”ﾞﾞﾞﾞﾞllll,、
l,,,,●ケン ll :ll,,、 ll
ﾞﾞﾞﾞﾞlllli､ ll,,,,, ﾞll,、 ll、
ll, ﾞﾞﾞﾞﾞlllli､ ﾞ!i,_ '!i,
ﾞﾞl、 ll,,、 ○ 雲陽 ﾞll, .,ll
ll ﾞﾞlll,,: : 'ﾞli, _,,,,illlﾞ｀
ll,,,,, ｀ﾞlﾞﾞlll,, ｀ﾞll,, .._,,,,lllﾞﾞ”ﾟﾞlll
ﾞﾞﾞﾞﾞlllli､ .lll: _,,lillllll,,,,,,,,,,,,,,lllllﾞﾞﾞﾞ° .ﾞ
ll,,、 谷口 :○llllllllllllllﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ
ﾞﾞl ｀ﾞﾞlll,、.,,l ._、＿,,ilﾞ,,,,ll_
陳倉 ﾞlll,,,,,,,_ ,,lllllﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ
○.ﾞll, ｀ﾟﾞﾞﾞllllllll,,,,,,,,llllllﾞﾞ 渭水
,,,,,,,,ll ..,,,,,,,lllllﾞﾞﾞﾞﾞﾞ″ 覇陵○ ○新豊
ﾞﾞ￣｀ﾞﾞﾞlllllll,,,,,,,,,,,,,,,,,_ 槐里 .,,,ilﾞﾞﾞ’ ●長安城
｀ﾞ”ﾞﾞﾞlli,,＿＿__ ○_,,lllﾞ″ ■■■■■■
ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞlllllllllllllllllllﾞﾞﾞﾞﾞ’ 杜陵
○
○ ○藍田
鄠
こうして、盧芳、隗囂が司隷部に触手を伸ばすことになる。
まず隗囂が王元と行巡に二万の兵を与え、
隴山を下って司隷部へ向かわせた。
アヒャヒャアア！ /|
/| /| |||
||| ||| |||
||| ||| ∧隗∧|||
∧隗∧||| ∧隗∧||| （ ,, ﾟ∀ﾟ ）')
（ ,, ﾟ∀ﾟ ）') （ ,, ﾟ∀ﾟ ）') と ノ
と ノ と ノ 人 Ｙ
人 Ｙ 人 Ｙ し'｀ヾ,_）
し'｀ヾ,_） /| し'｀ヾ,_）
|||
||| /|
∧隗∧||| |||
（ ,, ﾟ∀ﾟ ）') |||
と ノ ∧隗∧|||
人 Ｙ （ ,, ﾟ∀ﾟ ）')
し'｀ヾ,_） と ノ
人 Ｙ
し'｀ヾ,_）
●ジュン邑
／￣￣￣￣￣￣＼
／ ヽ
/ | よし、この城を獲れば
| / ＼ |
| ｜| | | | | | | | | | | | | |｜ | 長安への扉をこじ開けたも同然だ！
| | ⊂⊃ ⊂⊃ | |
| | ﾊ | |
| | ()() | |
| | ∥ | |
ｌ ｌ |＼ ＜二＞ ／ | ｌ ｌ
|＼＿＿＿_／|
ヾ;;ヽ;;;;ゝヾ'' ;ヽ;;;;ゝヾ;ゞ::::ゞヾヽ;;;;ゝヾ;ゞ::::ゞヾヽ;;;;ゝ
:::ゞヾヽ;;;;ゝ;;,,. ,.,.. ... .,,. ..;ヾ;;ヽ;;ヾ;ヽ;;;;ゝヾ;ゞ::::ゞヾ;ヽ;;;;ゝヾ;ゞ::::ヾ:;;
ゝヾ;;ヽ;;;;ゝヾ;ヽ;;;;ゝヾ;ゞ::::ゞ::::ゞヾヽ;;;;ゝヾヽ;;.rヽ. ;;ゝヾ;ゞ::::ゞヾ:;;;:
;;ゝヾ;ゞ::: :;;;;ゝヾ;;;;;;ゝヾ;ヽ::..＼`;::;
ヾヽ;;:: /k＝=ー---r "":::|i}}i!il::...
＿A:.:.:.:.:... ￣ﾞヽ､ l!i!ili!| il|""''i;::;; , ,..
/,ヘ_ｰ-- -'｀`ー---`ー----ｧ ii!{ili|l l!l. |!
_ノ/彡;;:７;;:___};:ミi;:*@+:;:''了ﾐ／ ...:;.,::|i!i!ili| |i!::..,,.ji;;...
`ー--､,ｲ.!r_tt-tt!i-tr-!|l'ﾞﾞﾞ´ .,,;;ヽ;;ヾ;ヽ;;;;"":..,;,;:.:,,,,.....
:..il.ll::.. _ll|.|.||:;ii;:;ii:;!|;;:;:;;:;!|l :;:;;ゞ::::ゞ ;;ゝヾ;ゞ::::ゞヾ;ヽ
;:;:.._,.ィ}三三三三!l乍≡|l三三{ :;;: ;;ゝヾ
`i}}}l|.:|i.:_l | ._jr-!|≡≡il==-i| :;::;,;:.: ヽ;;;;ゝ
,.....,ｨ/:〉:;､_rﾋj:_tｧに=j-一''""´ -ー---,, """ヾ:;:: ,,.. .., ..,., ,
Zr､ _,..ィr'二ﾆ'==--'"
`i､j_;:{_-;'=:-ﾆ=＝-'ﾞ¨~ ￣
行巡が到着したとき、ジュン邑の城は静まり返り、
人っ子一人残っていないように思われた。
／￣￣￣￣￣￣＼
／ ヽ ふふん、
/ | やる夫軍の士気はガタ落ちと見える。
| / ＼ | 拠点を捨てて、長安へ逃げ戻ったか？
| ｜| | | | | | | | | | | | | |｜ |
| | ⊂⊃ ⊂⊃ | |
| | ﾊ | |
| | ()() | |
| | ∥ | |
ｌ ｌ |＼ ＜二＞ ／ | ｌ ｌ
|＼＿＿＿_／|
銀英4期みたいな。
テトラポットー かーぶと－むしー
うーわさのキッスー /|
/| /| |||
||| ||| |||
||| ||| ∧隗∧|||
∧隗∧||| ∧隗∧||| （ ,, ﾟ∀ﾟ ）')
（ ,, ﾟ∀ﾟ ）') （ ,, ﾟ∀ﾟ ）') と ノ
と ノ と ノ 人 Ｙ
人 Ｙ 人 Ｙ し'｀ヾ,_）
し'｀ヾ,_） /| し'｀ヾ,_）
喜び勇んだ 行巡軍が、入城しようとしたその瞬間ーーーー
ヽ l
ヽ ／ | | ヽ
＿／ ヽ / | | ／￣￣￣￣￣￣＼ うん？
ヤ __＿／ ／ ヽ
ヤ / |
＿｜＿＿＿____ | / ＼ |
＿｜＿＿＿__ / __ | ｜| | | | | | | | | | | | | |｜ |
| / | | ⊂⊃ ⊂⊃ | |
ヽ / / | | ﾊ | |
＿／ ヽ / | | ()() Ｕ | |
＿／ | | ∥ | |
ｌ ｌ |＼ ＜二＞ ／ | ｌ ｌ
|＼＿＿＿_／|
コロネ！ コロネ！ コロネ！
､r'''＜l ､r'''＜l ､r'''＜l
,r‐' ﾞ'ー-､,_., l ,r‐' ﾞ'ー-､,_., l ,r‐' ﾞ'ー-､,_., l
,r'‐''‐‐‐‐‐､. / ,r'‐''‐‐‐‐‐､. / ,r'‐''‐‐‐‐‐､. /
/ ﾞヽ, .ﾞ! / ﾞヽ, .ﾞ! / ﾞヽ, .ﾞ!
/ ;r＝‐-､.,_ } / ;r＝‐-､.,_ } / ;r＝‐-､.,_ }
!,ﾉ ＝ ＝ﾞヽ, } !,ﾉ ＝ ＝ﾞヽ, } !,ﾉ ＝ ＝ﾞヽ, }
（ ､_､_,・ ﾞ, （ ､_､_,・ ﾞ, （ ､_､_,・ ﾞ,
ﾞ'ー―――――'ﾞ ﾞ'ー―――――'ﾞ ﾞ'ー―――――'ﾞ
､r'''＜l ､r'''＜l
,r‐' ﾞ'ー-､,_., l ,r‐' ﾞ'ー-､,_., l ＿: :'".:￣￣.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:＼: : ＼ 残念でしたー
,r'‐''‐‐‐‐‐､. / ,r'‐''‐‐‐‐‐､. /￣＞ .:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:＼.:.:.:.:.:.:.:.:＼.:.:.:.:ヽ: : : ヽ
/ ﾞヽ, .ﾞ! / ﾞヽ, .ﾞ! ／ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾊ.:.:.:.:.:.:.:.:|＼:.:.:＼:.:.:ヽ.:.:.:.:ﾊ.:',: :/ お待ちしてましたよー
/ ;r＝‐-､.,_ } / ;r＝‐-､.,_ } .::/:.:.:.:./ :.:.:.:| / ',.:.:.:.:.:.:.:| ｀ヽーヽ .:､＼ :.:| :V
!,ﾉ ＝ ＝ﾞヽ, } !,ﾉ ＝ ＝ﾞヽ, } :/.:.:.:.:.:| :.:.:.:l_|ノ ヽ.:.:.:.:.:| ＼.:|.:.:.:.:', ヽ|: :l
（ ､_､_,・ ﾞ, （ ､_､_,・ ﾞ, ' .:.:.:.: | .:.:':.| | ＼ :.:| ＼ .:.:.:| :.:|: :l
ﾞ'ー―――――'ﾞ ﾞ'ー―――――'ﾞ ! .: / .:| .:.:.:.∧! _ ヽ:| z三 三∧ :.:| ヽ ﾉ
|.: ﾊ.:.:.:V.:.:.:' x三 三 ヽ ,:.:.:＼|）.:.:＼
Ⅳ: :V.:.:',:.:.ﾊ ' ′.:.:.:.:|.:.:.:| ｀ヽ
: : : :.ヽ.:|ヽ:|.:∧ △ ,'/ :.:.:.: |.:.:.:|
／￣￣￣￣￣￣＼
／ ヽ
/ | ゲエーーーーッ！
| / ＼ |
| ｜| | | | | | | | | | | | | |｜ | ふ、馮異！
| | ◎ ◎ | |
| | Ｕ ﾊ Ｕ | |
| | ()() | |
| | Ｕ ∥ | |
ｌ ｌ |＼ ＜二＞ ／ | ｌ ｌ
|＼＿＿＿_／|
大樹将軍！！大樹将軍！！大樹将軍！！大樹将軍！！大樹将軍！！
大樹将軍！！大樹将軍！！大樹将軍！！大樹将軍！！大樹将軍！！
きたー！
城内で兵に息を潜めさせていた馮異が、太鼓の大音量と共に攻撃を開始した。
r‐ ､
'⌒l| |⌒ l
| | | |,―､
／::::___:｀ヽ. | | | | |
./:／ ヽ;:', | | | | |
/:/ __,.ﾍ､___!___ r‐､j | ｌ ｌ ｜
,. |/'"´::::|:::::ヽ::::::::::::｀"::::| | ´ ´ ´ ｜ ハイ、敵さんパニクってるよー！
,. ,. ''::::::!:::::::::/|:::::::::i:::::::::::::::::::::l |, |
'´ ／::::::::::::::::/ﾚ|:::::::::i:::::ヽ､ヽ;::::| ^ ､_ ｜
/:::::::::::::::::::/||￣i::::::::::|＼￣i｀::::| ｀ | 追撃ねー！
,'::::::::/::::::/:/_＼ i::::::::| ／_ ＼ｌ l
r‐-､ i:::::::/!::::::i/「i￣'T ヽ::::|. ｲ"￣ |、 ﾊ､
/ ヾ ::i::::::::ﾊ.. ﾋ__r! ヽ! ﾋ___rﾘ ヽ、 ,/ ),
r'´ ヽ Y V::::/!:! __ ・ ﾄ､ ヽ_ ＿＿ _/l ´
{ ＼ ＼_ノ /!::|::i>､. {￣ ） ,.イﾉ ! ヽ ＿＿＿___.,ｲﾆヽ
ヽ ＼ ＼_人_/l |:::| |＼:｀ r--r ´ '| / ﾉ'
＼ ｀ｰｧ'__／ 人 |:::| ｌ: : l｀ --‐.´:'/.'( | ／
￣｀ー-'´￣ |:::| l : :l /.: :// l ', ／ｉ|
Vﾍ l : :l. /.: :// ヽヽ ＿＿. イ::::..:ｉ|
|:::::| ヾ､.:l: /.:／ ' ヽ｀二二ノ::::::.:l|
|:::::| ヾl/／' , ' /::::::::::::::::::.ｉ|
|: ∫ _ '' ／::::::::::::::::::::::.:.l|
,r=＝=:ｭ.､
/ `}::}
_＿__ ,.､ j;/
｀ヽ､:.:.:`:‐-;=＝=:::‐-:.､/:.::｀:ｰ::'::'ｰ::-.､__
＞:'´ . .......:.:.:.:.:.:.::/::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.......｀ヽ、
／ : :／ : : : : : : : : ;ｉ: : ｉ: : : :|..:ｉ : : : : : : : : :ﾍ
/:.:.:,ｨ'/: : / : : : :/:.::/ |:.:.:|:.:.:.:::|:.:|､:.:.:ヽ､:....＼:.:ﾊ ウチの陛下をなめてもらっちゃ困るよー
/:.:／ /:.:.:::ｉ.:.:..:.:.::ｉ:-‐- |:.:.:|:.:.:.:::|::|ヽ-‐-:ﾍ:.:.::.:ﾍ:.:}
|:/ /:.:.:::::|.:.:.:.::::::|:.:| |:.::ﾊ:.:.:.:|::| ∨:.:.:.:ﾍ::.:.:.:ﾊｉ 司隷部が狙われることを予期して、
ｉ:.:.:.:::::|:.:.:.:::::/|: :| V::| V:.:.|:ｊ V:.:.:.:.ﾊ::.:.::.:|
|:.:.:::::::|:.:.:.::;ﾊ |:/＿__ヽ:| V::|'_＿__V:.:.:.:.:|V::..:|. 長安に呉漢大司馬、ケンに祭遵将軍、
|:.::/|::::|:.:.:.::|:ﾊ Z三ｵ ヽ:| 三ﾆゞﾊ::.:.:|ﾉ:ﾍ::|
|:/ ヽ:|ヽ､:|::::ｊ ' ・|:ｉ:ヽ:|:::..:|`. 漆に耿弇将軍、
´ |:.:`:::::ヽ、 `T＾了 ,.ィ:.:|::.:|`.:.:.:|.
|.:.:.::::|:.::ｉ:::`:ｰ-ｒﾆ"ｒ:‐::'":::|::.:|::..:|:ｉ::.:.:| そしてココには私と、
|:.:|.::::|:.::|:::::__;ｨｊ {､__:::::::|:::.:!:::.:|:|::.:.:|/')
|:.::|.:.::|:λ´ `＝==＝'" `|::.::|::|::.:|::_;ﾉ,/ 要所に武将を送られたのさー
|:.:|:.::::ﾊ::ﾍ、 |:.:;ﾊ:|::.:::fτ＾ﾍ
|:.:|:.:/ ヽ::ゝ ｊ;;ﾉ }::..|::〉 `ｰ,ﾉ
そして、一番のハズレくじである大樹将軍を引いてしまったわけですねｗｗ
人材の厚みが強みだなええ
ケンでも 同時期、祭遵が王元の撃退に成功していた。
ri ,.ィ'´.:::rｭ:::〉
,.ｨl.! ／ く_,):::::(_)::}
ﾄ､ ゝﾚヽ￢ヽ､__ ／、:::::::<_)::::::::/
＿ ｀ y'i ﾄ､ ､_ ､ヽ./| ／i_.ノ⌒):::::::::(_):| 山猿どもが やる夫様の軍に二回も勝とうなんて
|i::::＼ ﾊヽL..｀>ｧｪ､ Vﾚ':::::::::ゝ'⌒):::::::::(_):l、
{ｌ:〈_):::＞| } lｨﾃｉ , ヾ彳/j:::(_)‐､::::￣(⌒)::::(_):| おこがましいんだよ！
＼(」::{_)lへ{ゞ'ﾞ <.ﾌ,.j/-ｨｽ｀ｰ';. -､:::（⌒)::::::::|
＼(_):::(_)::ｨ｀二I_/; iハ:::::｀- '_:::::￣::(_):/
lY_)::(〈{_,r､j,>'´}_,<. ＼:::（ __）:::::(_)::/ 死ね！変な性病で死ね！
ヽ:<ハ:Vl_ﾝ<￢<.:.l＼ 丶─_---‐'′
ヽY_):l.｀Ｌlゝイ、;.:.:ヽ ＼::::>､._,.、
＼{| ﾄ:.li o {i､.::.:.:.:>、 ヽ! ﾚ'ノｭ
]ィ´.:i}_o_j}ｼ',.三彡ヽ ,. -r'′
ｨﾆ.ｰΞ三彡r"￣「ﾉ_,ｨ'´:／
／￣￣￣￣￣￣＼
／ Ｕ ＼ サノバビッチ！
/ ヽ
ﾉl::::::::: |
ﾉﾉ|:::::::::: ／ ＼ |
..ﾉﾉ|::::::::::::::::: ＼＿＿_／ |
ﾉﾉﾉヽ:::::::::::::::::::. ＼／ ﾉ
アタリですらこの有様だよ！>>673
こうして 隗囂軍の撃退に成功。
この報を聞き、隗囂に帰属していた北地郡の諸部族が
やる夫側に降伏を表明。
やる夫の命令で、馮異は北地郡へ向かった。
_,.-‐:.:.:‐ｭ､
´￣｀ヽ､:.:.:.}
_,.-‐─-:/:ヽλ_＿___ }:.::/ え？
´￣＞:.:.:.|:.:.:.:八:.:.:.:.::.:.￣:.:｀ヽj::/ 北方から匈奴と盧芳の軍が来るって？
_,.-‐'´:.:.:.:.:.:.|:.:.:（__,）.:.:.:.:.｀ヽ:.:.:.:.::｀ヽ、
／;-‐ｧ:.:.:.:.:.:./ |:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.. . . .ﾍ
￣ ／:.:.:/:.:.:/ |:.:.:.:.:.:|:::ヽ.:... . . . . ＼.. . .ﾊ
/:.:.:.:.;/:.:./-‐'/{:.:.:.:.:.ｉ:|＼｀‐-.:.:.:.:.:.:.:ﾍ::.:.:.:}
ｊ:.:.:/:::|:.:./ __/_, V:.:.:..|:|_＿ヽ:＼:.:.:.:.:.ﾄ:|::.:.::|
|//:.:.:|:/:|ﾏﾃ行 ∨:.:.|ｊﾃ弐テ/:＼:.::}:.:.:.:.:.|
|:.:.:.:.:::::} ｋ'ｨ;:| ｀ヽ| ｋ'ｨ;:ｊ/:::::.:.∨::.:.:.:.:|
|:/|:.:.::::ｊ `-‐' `‐-':.:.:.:/ノ:.:.:.:.:.:.:.|
'" |:.:.:.:ヽ、 。 /:.:.:./::ｉ::.:.:.:.:.:.:.:.{
｀ヽ､::/ `r‐--ｧ‐‐:／:.:.;ノ:.::.:|::.:.:.:.:.:.:.:.|
` |::::::ハ／:.:.:/ヽ､:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.::|
|:.:/ ./:.::;／ ∨:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:|
|/ {//⌒ヽ､ |:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.|
/ V |:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.|
←敦煌 ,--ｰ､,,- ..,,,,．.,,,,,,,,,,,,.,、
: 、 ,-´ _,／ ,!
.l| ./張掖l° ヽ
`酒泉 lﾞ .lﾞ ‘ｰ-､,,、
､、 、 | ,! .,-''ｰ､、 ｀i､
: ｀''‐､. | ﾞ、 ｀"^'‐／ `､,、 .,-'､、 ￤
｀ヽ ヽ `-‐′ ｀''、 .,"
｀''-､、＼ ,ヽ`i､ ,! 北地郡
｀`‐:ﾞl． 武威 ," ｀'│
ヽ ,! lﾞ
,‐ | 安定 ｀'i､
!ー--､..、 ､| ﾞi､
ヽ ｀':、 ,､-‐´.lﾞ'i､ ,"
ﾞi､金城 .'| 天水 ﾞi .,"
｀'‐､、 ,/'ｰ-:-､, ■ 隴 長安
｀'i､" 隴西 ｀"''!■ 山
` `'、
=ﾆ_...,,__,.．-‐'´‐‐--､ ヽ
〈ｪ _,,ｪｪ,,冫/＼ 冫
/(･|,, /･)> ヽ___ /
/〈~､ '。ﾟ,￣i `,r`i
|::rﾆ､ / ( ／ <とぅるるるるー
|::`こ' ／ ／入|
＼__,,,.....,,,,_／／|| |
〕;;;;;;;;='´／|| || ＼
_,.．|| || || ||／|| ＼
-=ﾆﾞﾞ￣￣￣"'ヽ-―――,,..,,
"'‐､'‐_､.ﾆﾞ＿＿_＿ "ﾞ‐､ ノ￣￣￣￣￣ヽ
>" ヽ_ ヽ / .る る と |
〈ｴ｀l ='''ｴヱ ‐/ /＼ ｌ l. る る う 〈
. /(･)| /(･) 〉 ＼ ＼ | |. る る お 〉
. l::〈 ~"' `￣ ."i /＼ l 〉 .る る る |
|::::`ｰ` .. '. ' l ヽ__ / 〈 る る る |
|::::（'ニ,ヽ / ６`i, _l. る る る 〈
. ｌ::::( ﾆノ / (＿/l -=二＿ る る /
!:: ／ 入| ＼ る ／
ヽ=ﾆﾆﾆ=―- ／|| || ￣￣￣￣
);;;;;;;;:::::::::'' _／|| ||/ヽ
--||￣||￣||￣|| ||／ ＼
=ﾆ_"￣-....＿,二 ,,..=''" ""''=-､_
~~'''''‐､_ ''=;;;＞ー`'―――--､ ヽ､ ノ￣￣￣￣￣ヽ
`／ ヽ ヽ‐-、 ヽ / .る る と |
|エ`l =''''ｴヱ,'' ‐/ /＼ .l l. る る う 〈
/(･)`| /(･) > ヽ ＼| |. る る お 〉
/〈 ￣ "' ,`ｰ- ' i /＼ | 〉 .る る る |
. l::::ヽ___ヽ 。ﾟ , ' l ヽ＿_ / 〈 る る る |
|::::::r～‐､ / ,r､`i/ l. る る る 〈
. |::::::))ﾆゝ ／ 2り / ＿ﾉ る る ,〉
|::::(＿,, ／ (＿／|-=二＿＿ る /
!:: "" ／ 入. | ＼＿＿＿＿／
`ヽ､__,,,,........,,,,＿／ ／ || |l|
. 〕;;;;;;;;;;:::::=''" _／|| ||/ |
＿||￣||￣||￣ ||. ||,／|| ヽ
'"￣ || || || || ／| ＼
`ー---‐―'''"~
:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./| '. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l.ヽ:.:.:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧＼:.:.:.',
|:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: , ′ ｌ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ∨.:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ ＼:.'.
|:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.: /.:.:.:.:.:.:.:.:. ヽ／ / |:.:.:.:.:.:.:./:.:.| y'.:.:|:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.∧ ﾍ.
|:.:.:.:./.:.:.:.／/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ＼,′ !:.:.:.:.:.:/|:.:./,／ '.:.:| :.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.|
|:.:.:/.:.:.／.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.／ /｀ ‐-‐'｜:.:.:./ |ｧ'´ |:.:| :.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.| うっさい！
|:.:.i.:.:./.:.:.: '.:.:.:.:.:.:.:／ ,/ |:.:.:/ ′ }.:.| :.:.:.|:.:.:.| :.:.:.:|
|:.:.|:./.: ｒﾍ|:.:.:.:.:.:/:.| 三三三三三 |:./ 三三三 ハ|:.:.:.:.|:.:.:.| :.:.:.:|
|:.:.l〃.:{ |:.:.:.:./.:.:.| l.' ．i.:.:.i.:.:.:∧ :.:|ヽ :.:|
|:.:./.:.:.:.＼|:.:.:/.:.:.:.:| ' |:.:.||:.:/ :.:.| '.:.:l
|:./.:.:.:.:.:.:. !:./.:.:.:.:.:.'、 ,.ｰ--､ }.:.:|ﾚ′ ∨ Ｖ
|/.:.:.:.:.:.:.:.:V '´ ￣｀ヽ.､ ´｀¨¨{. |_. '.:.:.:.|
/.:.:.:.:.:.:.:.／ ﾍ ｀ . ＿＿. -r１ |:.:.:.:.:.:.:.:.|
:.:.:.:.:.:.:, ' '. ＼ | _. -┴ー──┴┐
:.:.:.:.:./ | ＼ ｒ' | -──────i'
＿,,,,...．-----､-‐‐‐-､
=ﾆ_...,,__,.．-‐'´‐‐--､ ヽ
〈ｪ _,,ｪｪ,,冫/＼ 冫
/(･|,, /･)> ヽ___ /
/〈~､ '。ﾟ,￣iＵ `,r`i
|::rﾆ､ / ( ／ <とぅるるるる？
|::`こ' ／ Ｕ／入|
＼__,,,.....,,,,_／／|| |
〕;;;;;;;;='´／|| || ＼
_,.．|| || || ||／|| ＼
北方より侵攻を試みた賈覧と匈奴王の軍勢、馮異に敗北。
これにより、当面の危機は去った。
だろうなw
, -─- ､
ヽ､ ／: :／ヽ､}斗ヽ ヽ ／ あ、あれ？ ぜんぜんだめだった……
＼/ ‐/x' ´(___）`＼} Y＜_
／:/{/(__,ノ V」: : :＼
／: : : f } ___ Ｕ ﾍヽ: : r`
7__ /､! !￣ ヽ J ﾉヽr`
` '､ | } /‐'
>､ `---─ ' _, へ
/_ : .:|＞r-‐ 千 ヽ: : r`
ﾚﾍ|／^ヽ ／ 〉､ ^
／ ヽ／oヽ/ ＼
／￣￣￣￣￣￣＼ ごめんね隗囂様。
／ ＼
/ Ｕ ヽ
ﾉl::::::::: | でもやる夫軍はすぐには戻ってこないだろうから、
ﾉﾉ|:::::::::: ／ ＼ |
..ﾉﾉ|::::::::::::::::: ＼＿＿_／ | ここはじっくりと対策をねってＮＥ……
ﾉﾉﾉヽ:::::::::::::::::::. ＼／ ﾉ
. ', ', / /
＿',_ ', _,, -―‐- ､ / /_,,_
. ｨ´.::::::::,y`´..:::::::::::::::::::::::...ヽ´.::::::::::｀'ｧ
>:,ｒ''7:::::::::,:::::,:::::,::::::,::::::::::::i｀ヽ､::::::_>
'′ i::,:::,::,'j:::/i:::/ヽ::::i',::l,_:i｣_ `′ なあ……
'ｔ-―|:;'l:'ﾘ｀|:ﾒ､ﾚ u _,ゝk<!':j !::ヽ,
>_::;（' !' ● ● ﾉ､:ｒ
´ '",:'`| Ｊ j´.::::.':, ヽ ､ 、
,:':::::::ヽ、 -‐― .ノ:::::::::::::', ﾉ ﾉ ′
,.. -‐＼
,´ ,／'' r､ '＼,,.,,-‐''''''
ムｫ _冫 _/_/⊥/:: ヽ⊥､__, '´ ` ､
j ／/ ,ｲ /.|/ l/:::::::::ヽ|.,,ヽ|ヽ ヽ ｬ''ﾞ やるおと なかなおり できないかな？
./ i /|/;l'"~`'li, :::: ,il'"~`''liヽ｀ヽ、 'r ヽ
／|/ ! ii, ○ ,i! :::: il､.○ .,|i ij ＼!
_`'!!. | `ﾞ=='" ＿＿ `''=='" | ,ﾉ
,ｒ''" '.i;:::, i" `i .／'´ヽ、
`Z_ ,.へ'ヽ;; i i _;;; へ ＼
|／ `>┴,---,-'''"､ ヽ ,､!￣
／ヽ,,,,_ヽ_/ _,,／ヽ ∨
／￣￣￣￣￣￣＼ ……お前は何を言ってるんＤＡ？
／ ＼
/ ヽ
ﾉl::::::::: |
ﾉﾉ|:::::::::: ／ ＼ |
..ﾉﾉ|::::::::::::::::: ＼＿＿_／ |
ﾉﾉﾉヽ:::::::::::::::::::. ＼／ ﾉ
そのための布石も一応あるし
ある日 やる夫に
手紙が届きますた・・・
＿＿＿＿＿
/ ヽ＿＿__／/
/ / /
/ / /
/ / /
/ / /
/ / /
/ / /
￣￣￣￣￣
,.. -‐＼ヽ,.: ''" " '' ,, ／
,´ ,／ , ,. ヽ∠....,,.,,-‐'''''' はいけい やるおさま。
ムｫ _冫 ／,,.../,_ ／ ヽ ', '.,'´ ` ､
j ／/ ,ｲ／ ./冫` ',‐iｰ-i､ ', ', ｬ''ﾞ
'´ i／/' _!,,/ '.,j ヽ l',ヽi i｀ヽ、 'r ヽ わたしは ほんとうは やるおさま と
i '´j ''" `' ､ , -‐- ､.' ', L,_j ＼!
!, ｿ ､,,_ ヽ',ﾉ ,..ヽ
_`'! / ""'''''ｰ‐┐ } j たたかいたくは なかったんだ。
,ｒ''" '., l .i / ,ノ
`Z_ ,.へ、 ', j .／'´ヽ、 ただ、たいぐんが とおったので
|／ ` .ゝ､,,_＿__,,..ノ,,. へ ＼
,`j"''''''''i'''" ヽ ,､!￣ はいかが びっくりして
／ !､,_＿,ノヽ ∨
／ ／`''ｰ--‐''ヽ ＼ つい おうせん しちゃったんだ！
_ ' , ' , ／ ／
',~'' -..,ヽ、.', ,,,,.............,,,, ,.' ,. ',,..-::'/
,, -- ':::::::::::::':..., .', ,,....::':::::::::::::::::::::::::::::::::::::'::....,, ,', -'":::::::::::/,,,
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~,.:::::,':::::::,.','--'-.,:::,,', ' ,-,-.'.,--,.,--',:::::, わざわざ わたしが ぶかを おいかけていって
,'::::::,:::::::/.,':;.' -''''ﾆヽ -,ﾆﾆ、-i. '.,::::',:::::, '
. .,:::::::,:::::,.'.,,.''.,.:' ,.（ ）:, ,': ,..（ ）:.,iヽ. ,::i'.,::::, ,,;'' ついげきを やめさせたんだ！
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,. '''' ',/ i ヽ、 - ' ノ ヽ、- ' .ノ ./ K'' ',
,' /'''>, ` ￣ ￣ | i .l ,,, だから ゆるしてくれな！
i l ', |ﾉ. ,' ,,
. '., '.,,i ,, -------- ,, | ,,.' .
' .,, , ,.' ', ,'",, , -;;;,,,
, '::~::'''''.,. ,' i , '::::::~':.., ゆるしてくれたら こころをいれかえて
,..:':::::::::::::::::::' , i i .,..':::::::::::::::::::'.., ;,
. ,_'____:::::::::::::::::::::/ヽ、 '' ---------- '" .,. <:::::::::::::::::::',~~~ ;; ごおんを かえすために はたらきます！
|:::::::::::::::::::,' ' - ,,, ,,,. - " ' ,::::::,- ,;;;;i '';;;
l - '''',:::::,.' | ~~ ''''''' ~~ | ' ,,'
''" ,.' ',,, '
,. '".' , ,' ` ,
, ' '- ,,,______,,,,ノ. ' ,
,. ' ,,;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;,,,, ' ,
, ' ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,, ' ,
(（
'´ /ニﾞヽ
li 从ハ)ｿ ま、まじで こんな書簡だったの？
ゞ；,,TДT）
://ヽヽ｀''i'ヽ
::lヽヽヽヽヽ'ヽ~ヽ
ll,ヽヽヽヽヽ>､.i ｀ｌ ……ああ、要約はしてるが大体こういう内容だ。
ヽ,ヽヽヽ;;,'',6ﾌ:ll、ｌ
-'ヽヽ;∠l,::｀''::::l:l:::| で、やる夫の反応はと言うと……
ヽヽ::i',６,ﾉ: /ヽ'::l:l::|
ヽヽ:ヽ' u .｀',ヵ ;'i:l
ヽ,,,,,ヽヽ、 '-´'/''l
. ヽ .l'''''''''';;;;;;;;;/:: |
ﾐ'｀''(o)-,-'／ :: |
'ヽ ､ヽ／／ ｀.//
--､ ．、<,,,,,,,,:::i/l ,-''/
,,,,ヽ｀ヽ::''' 'l,|::::|,'''''''、
.､／:: i::..:''''',,''|,,-''ヽ'/
,,,,i, ヽ /,l'''／''/''l''i'''''
ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ
イ二二二二∞∞∞∞∞∞ 二二二二二二イ .、
／ ＼
／ _,ノ| |ヽ､__ ＼
／ /￣￣ ヾ ／ ￣ ヽ ＼
／ | | u { | ＼
／ ヽ ○ ノ ヽ ○ ノ ＼
／ ￣￣ ￣￣ ＼
／ Ｕ ／ ::｜:: ＼ u ＼
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| /／ ＼ ', |
ヽ / ', U ｨ
＼ U / ', /
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第四十四章「隴西侵攻」終わり
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だYOね～ｗｗ
乙乙
隗囂のAAが何故よつばなのかがしみじみ判るなｗｗ
次回がもの凄く楽しみな引きだw
しかしやらない夫の決意、勝ってればこの上なく上手くいったのにねえ。
＿
､ ,. ‐ '_"´::::::::::::｀`' ､
! ＼ ,. -ｯ'"::::::::/‐`～'-´1::::::::i::::ﾊ::丶、
＿__| / ／／:::;/::::::::,' !:::::::::|:::Ｕ:::::::::ヽ
＼ / ／ , ':::::::::!::::::!:::! |::::::::::!::::::::::::::::::::',
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＼ | /::::;ォ::::::!:::::ﾊ::| ,!;ハ:::|:::::::::::::::::,!:::|
丶! /::／ !::::::|:::/丶|､, ､,. 斗 '"「!::::::::::::::://(ヽ、
＜_] /／ !::::::!:/ ヽ! /' ﾘ::::::::::::／￣` ,ﾉ）
'" ／|::::::lﾊｪ.三ュ r‐i ェ三三ｭ:::::::, ' ')
,／ !:l::::!､! ノ ヽ !:.:.:, ' r‐ｔ..ｧ'
／ .l::l::::::{, ￣ ` ー 'l::::/ /:l:,!
／ ／|::l::::::::`, ､⊂ニニﾆ⊃,!:/ ,/::::ﾘ
,/ ,.ぐi､ﾊ::i;:::::::{‐r'rr｀ｰT''' ﾌ¨/ /､::::::i
〈 i.l l｀ﾘi:::::::! !.l i...../-､/.../ /ヽヾ、:!
丶､, |.| !.l |i::::/ l.l |...,! /.....! / }.lヽ 〉:i
`'iｰ- /.l l..l ｌ∨ !l |.,' ,'.ｒ,/i`' ､ ＿,///.ﾊ::::i
{_,ノ..//./// ヽ !l !{ ///l/{、........／//./ ｝:::::!
次回はしばらく放置してた『東漢紀事』関連の特別編をお送りします。
一時間くらいの短めの話になる予定。
直前の五月己未に洛陽に戻ってるような？
『後漢書』では『五 月 己 未 ， 至 自 長 安』となっている部分ですね。
日本語訳では長安から（洛陽へ）帰ったという解釈になってますが、
目的語が原文にないので、
無理やり、「長安から前線のどこかへ至った」という解釈にしました。
これが「車 駕 還 宮 」とかなら洛陽に帰ったとしか解釈する余地がないんですけどね。
,.. -‐＼
,´ ,／'' r､ '＼,,.,,-‐''''''
ムｫ _冫 _/_/⊥/:: ヽ⊥､__, '´ ` ､
j ／/ ,ｲ /.|/ l/:::::::::ヽ|.,,ヽ|ヽ ヽ ｬ''ﾞ だって やるおが げんばにいたほうが
./ i /|/;l'"~`'li, :::: ,il'"~`''liヽ｀ヽ、 'r ヽ
／|/ ! ii, ○ ,i! :::: il､.○ .,|i ij ＼!
_`'!!. | `ﾞ=='" ＿＿ `''=='" | ,ﾉ おもしろいし！
,ｒ''" '.i;:::, i" `i .／'´ヽ、
`Z_ ,.へ'ヽ;; i i _;;; へ ＼
|／ `>┴,---,-'''"､ ヽ ,､!￣
／ヽ,,,,_ヽ_/ _,,／ヽ ∨
まあアレです。作劇上の強引な解釈と考えてください。
本当は文章の上では、長安に還ったと見る方が正しいと思う。
＞まあアレです。作劇上の強引な解釈と考えてください。
了解しました。
まあ、今回の表現の方が馬武の活躍が劇的ではありますねｗｗ
と言われてたし、馬武もAA的にはアレだが、
何かしら、盗賊になる前に武の方面で一角の教育受けてる可能性も
無い訳じゃないかも…
中国なら目と鼻の先ぐらいの距離だよな。しかも公孫述の勢力圏の漢中にも近い。
そんな重要地で大活躍の馮異もすごいけど、それだけ劉秀は馮異を信頼してたんだな。
（いくら、河北と司隷部より西をほぼ全て押さえてる状況といっても、馮異が裏切ったら
司隷部周辺の支配が吹っ飛ぶ上、并州北部の盧芳政権と匈奴も黙ってはいないだろうから
大変なことになる。
期待されての赴任もあっただろうね。
多数の勢力から狙われ、土地も荒れてる地って
考えうる中で最難関の仕事だよなあ…
☆＝新しく登場した人物
★＝今回で退場した人物
●＝既に退場した勢力、人物
【やる夫の一族】
劉秀（りゅうしゅう）やる夫＝やる夫 光武帝、漢王朝の一族
郭聖通（かくせいつう）＝姫（怪物王女） やる夫の妻、皇后
劉彊（りゅうきょう）＝やる夫幼少時AA やる夫の第一子（母郭聖通）、皇太子
陰麗華（いんれいか）＝長門有希（涼宮ハルヒの憂鬱） やる夫の妻、陰氏の娘
劉黄（りゅうこう）＝草笛みつ（ローゼンメイデン） やる夫の一番上の姉
鄧晨（とうしん）＝桜田ジュン（ローゼンメイデン） やる夫の姉（劉元）の夫、南陽の大豪族
劉伯姫（りゅうはくき）＝柿崎めぐ（ローゼンメイデン） やる夫の妹、李通の妻
李通（りつう）＝キバヤシ（ＭＭＲ） 南陽の大豪族、劉伯姫の夫
陰識（いんしょく）＝キョン（涼宮ハルヒの憂鬱） 陰麗華の兄
許夫人＝松本梢江（グラップラー刃牙） やる夫の三男・劉英を産んだ女性
劉良（りゅうりょう）＝やる夫派生キャラ（名前不明） やる夫や伯升の叔父
劉終（りゅうしゅう）＝橋本崇載（将棋棋士） 春陵郷の一族
● 劉伯升（りゅうはくしょう）＝ディオ・ブランドー（ジョジョの奇妙な冒険）やる夫の兄、反乱軍のリーダー
● 劉元（りゅうげん）＝水銀橙（ローゼンメイデン） やる夫の姉
● 樊嫺都（はんかんと）＝ヒカルの母（ヒカルの碁） やる夫の母
● 劉仲（りゅうちゅう）＝荒巻スカルチノフ やる夫の兄
● 鄧真紅（仮名）＝真紅（ローゼンメイデン） 劉元と鄧晨の娘
● 鄧雀（仮名）＝金糸雀（ローゼンメイデン） 劉元と鄧晨の娘
● 鄧翠（仮名）＝翠星石（ローゼンメイデン） 劉元と鄧晨の娘
● 來やらない子（仮名）＝やらない子 來歙の妹、劉嘉の妻
● 劉稷（りゅうしょく）＝ヴァニラ・アイス（クリーム）（ジョジョの奇妙な冒険） 春陵郷の一族
鄧禹（とうう）＝涼宮ハルヒ（涼宮ハルヒの憂鬱）
哈爾濱（北京五輪紹介パンフレット）
呉漢（ごかん）＝海馬瀬人（遊☆戯☆王）
賈復（かふく）＝烈海王（グラップラー刃牙）
耿弇（こうえん）＝赤木しげる（アカギ 闇に降り立った天才）
寇恂（こうじゅん）＝至郎田正影（魔人探偵脳噛ネウロ）
岑彭（しんほう）＝阿部高和（くそみそテクニック）
馮異（ふうい）＝泉こなた（らきすた）
朱祐（しゅゆう）＝クマー やる夫・伯升とは、幼なじみ
祭遵（さいじゅん）＝シモンちゃん (下妻市公式Webサイトより)
蝶野攻爵、パピヨン（武装錬金）
● 景丹（けいたん）＝星野仙一（野球解説者） 雲台二十八将 十位
蓋延（こうえん）＝虹村億泰（ジョジョの奇妙な冒険）
銚期（ちょうき）＝松尾鯛雄（魁!!男塾）
耿純（こうじゅん）＝新城直衛 （皇国の守護者）
臧宮 ぞうきゅう）＝道下正樹（くそみそテクニック）
馬武（ばぶ）＝のまネコ
劉隆（りゅうりゅう）＝糸色望（さよなら絶望先生）
馬成（ばせい)＝高原美奈子（Theガッツ!）
王梁（おうりょう）＝朝比奈みくる（涼宮ハルヒの憂鬱）
陳俊（ちんしゅん）＝ツベ（ねじ式）
杜茂（とも）＝吉川（GA 芸術科アートデザインクラス）
傅俊（ふしゅん）＝広瀬康一（ジョジョの奇妙な冒険）
堅鐔（けんたん）＝海原雄山（美味しんぼ）
王覇（おうは）＝坂田銀時(銀魂）
任光（じんこう）＝保坂（みなみけ）
李忠（りちゅう）＝伊頭鬼作（鬼作）
● 萬脩（ばんしゅう）＝宮藤芳佳（ストライクウィッチーズ）雲台二十八将 二十六位
邳彤（ひとう）＝ジャムおじさん（アンパンマン）
● 劉植（りゅうしょく）＝高田社長（ジャパネ○トたか○の社長）雲台二十八将 二十八位
【やる夫の配下(2)】
馬援（ばえん）＝井之頭五郎（孤独のグルメ）
劉嘉（りゅうか）＝セイバー（Fate） 漢王朝の一族、來歙の義弟
邪神セイバー（出来損ないの中国製フィギュア）
來歙（らいきゅう）＝やらない夫 やる夫の親戚、南陽の豪族
耿舒（こうじょ）＝東横桃子（咲-Saki-） 耿弇の弟
王常（おうじょう）＝ラスカル（あらいぐまラスカル）
耿況（こうきょう）＝黒沢（最強伝説 黒沢） 北方の辺境、幽州上谷郡の太守
卓茂（たくも）＝ガーゴイル（吉永さん家のガーゴイル）
宋弘（そうこう）＝松下由樹（女優）
桓譚（かんたん）＝平沢唯（けいおん！）
● 朱浮（しゅふ）＝藤木茂(ちびまる子ちゃん)
● 伏隆（ふくりゅう）＝トンファーパーマン 伏湛（未登場）の息子
● 孫咸（そんかん）＝キュアパインの後姿（フレッシュプリキュア！）
【公孫述】
公孫述（こうそんじゅつ）＝できる夫 益州、蜀郡地方の実力者
公孫述の妻＝銀（DARKER THAN BLACK 黒の契約者）
延岑（えんしん）＝でっていう 各地を転戦する不屈の武将
田戎（でんじゅう）＝池田華菜（咲-Saki-）
【隗囂】
隗囂（かいごう）＝小岩井よつば（よつばと！） 西方（涼州）の大豪族
王遵（おうじゅん）＝マーク・パンサー（globeのラップの人）
王元（おうげん）＝山下達郎（歌手）
☆ 行巡（こうじゅん）＝aiko（歌手）
【竇融】
竇融（とうゆう）＝編集長（バクマン）
班彪（はんぴょう）＝槐（ローゼンメイデン）
【盧芳】
盧芳（ろほう）＝雪華綺晶（ローゼンメイデン） 漢の皇族＆匈奴王の血族を自称する并州北部の群雄
賈覧（からん）＝ヴィネガー・ドッピオ（ジョジョの奇妙な冒険）
● ［反乱軍、更始帝］
● 劉玄（りゅうげん）＝野比のび太（ドラえもん） 更始帝、漢王朝の一族
● 朱鮪（しゅい）＝ちゅるやさん（にょろーん ちゅるやさん）
● 李軼（りいつ）＝いくお 李通の従兄弟
● 王匡（おうきょう）＝流石兄弟
● 王鳳（おうほう）＝流石兄弟
● 陳牧（ちんぼく）＝やるえもん
● 張卬（ちょうごう）＝アナゴさん（サザエさん）
● 李松（りしょう）＝名前不明のやる夫派生キャラ 李軼、李通の従弟
● 申屠建（しんとけん）＝バックベアード （アメリカの妖怪の一種。水木しげるの創作）
● 謝躬（しゃきゅう）＝ロールパンナ（それいけ!アンパンマン）更始帝が河北に派遣した将軍
● 趙萌（ちょうぼう）＝坪内地丹（かってに改蔵） 更始帝（劉玄）の義父
● 鄧奉（とうほう）＝オプーナ 鄧晨の甥
● ［新］
● 王莽（おうもう）＝一条三位（水戸黄門） 『新』王朝の皇帝
● 王邑（おうゆう）＝坂ノ上おじゃる丸（おじゃる丸） 『新』王朝の№2 王莽の従弟
● 荘尤（そうゆう）＝藤原左為 （ヒカルの碁） 『新』王朝の将軍
● 王匡（おうきょう）＝塔矢アキラ（ヒカルの碁） 王莽の親族
● 王尋（おうじん）＝岩倉具視 卿（歴史上の人物AA） 『新』王朝の大司徒
● 廉丹（れんたん）＝菊亭左大臣（水戸黄門） 『新』王朝の将軍
● 甄阜（しんふ）＝ハートマン軍曹(フルメタル･ジャケット）『新』王朝南陽の前隊大夫（太守）
● 梁丘賜（りょうきゅうし）＝サウザーの手下（北斗の拳） 『新』王朝南陽の屬正（都尉）
● 樊崇（はんすう）＝日下部みさお（らきすた） 「赤眉の乱」の指導者
● 逢安（ほうあん）＝峰岸あやの（らきすた）
● 徐宣（じょせん）＝黒井ななこ（らきすた）
● 劉盆子（りゅうぼんし）＝天子（コードギアス 反逆のルルーシュ）
● 劉恭（りゅうきょう）＝蒼星石（ローゼンメイデン） 更始帝の侍中、劉盆子の兄
● 謝禄（しゃろく）＝小神あきら（らきすた） 赤眉軍の幹部
● 董憲（とうけん）＝柊つかさ（らきすた） 元赤眉軍の幹部
● 廖湛（りょうたん）＝do夫
● ［劉子輿］
● 劉子輿（りゅうしよ）＝白ボン（ボンバーマンシリーズ） 自称皇族の血縁者
● 劉林（りゅうりん）＝高橋名人（ファミコン名人、ハドソン社員） 趙王の末裔
● 李育（りいく）＝ロードランナー（ロードランナー） 劉子輿政権の大司馬（軍事のトップ）
● 倪宏（げいこう）＝松永久秀（信長の野望シリーズ） 劉子輿政権の将軍
● ［彭寵］
● 彭寵（ほうちょう）＝伊藤誠（School Days） 北方の辺境、幽州漁陽の太守
● 彭寵の兵＝桂言葉（School Days）
● 子密（しみつ）＝秋山澪(けいおん！) 彭寵の奴隷
● ［劉永］
● 劉永（りゅうえい）＝BUTCHさん（iphone行列で話題になった人）元・梁王の子
● 劉紆（りゅうう）＝あいぼん（加護亜依） 劉永の息子
● ［張歩、蘇茂］
● 張歩（ちょうほ）＝鷹野三四（ひぐらしのなく頃に）
● 張藍（ちょうらん）＝芙蓉楓（SHUFFLE!） 張歩の弟
● 費邑（ひゆう）＝宮崎都（BAMBOO BLADE） 張歩の大将軍
● 重異（じゅうい）＝我妻由乃（未来日記） 張歩が帰属させた盗賊集団の元・首領
● 蘇茂（そも）＝富竹ジロウ（ひぐらしのなく頃に）
● ［秦豊］
● 秦豊（しんぽう）＝さくら友蔵（ちびまる子ちゃん） 荊州南部の群雄、楚の黎王を自称
● 秦豊の娘＝さくらももこ（ちびまる子ちゃん） 延岑に嫁ぐ
● 張成（ちょうせい）＝レオパルドン（キン肉マン）
邳彤の妻早苗（仮）＝古河 早苗（CLANNAD）
『凌遅刑』店員＝竜宮レナ（ひぐらしのなく頃に）
● 龐萌（ほうぼう）＝ナギ（かんなぎ）
● 劉嬰（りゅうえい）＝AAなし（墓の中） 前漢最後の実質的皇帝
● 劉楊（りゅうよう）＝ドラキュラ（怪物くん） 冀州の元真定王
● 劉崇（りゅうすう）＝骨川スネ夫（ドラえもん）
● 李宝（りほう）＝ガラハド（ロマンシング サ・ガ） 劉嘉の配下
● 呂母（りょぼ）＝エンヤ婆（ジョジョの奇妙な冒険）
● 朱浮の妻＝田井中律（けいおん！）
● 烏珠留若提単于（うしゅりゅうじゃくていぜんう）＝高町なのは（魔法少女リリカルなのは）
● 監査役の役人＝ハート（北斗の拳）
● 南陽の官憲＝ピーポ君（警視庁のマスコットキャラクター）
● 劉平＝ジャン・ピエール・ポルナレフ（ジョジョの奇妙な冒険）
● 更始帝の使者＝中村紀洋（プロ野球選手）
● 盗賊Ａ＝[切腹]興毅（プロボクサー）
● 盗賊Ｂ＝二岡智宏（プロ野球選手）
● 李季＝ナワヤ（ＭＭＲ）
● 巨無覇（きょむは）＝和田アキ子（芸能人） 身長2.3メートルにも及ぶ巨人
● 紳々（しんしん）＝島田伸助（芸能人） 新王朝の雑兵A
● 竜々（ろんろん）＝シャオロン（中日ドラゴンズキャラクター）新王朝の雑兵B
● 捕虜Ａ＝永沢君男（ちびまる子ちゃん）
【解説・進行役】
ブローノ・ブチャラティ（ジョジョの奇妙な冒険）
ナランチャ・ギルガ（ジョジョの奇妙な冒険）
【ミニ幕間、特別編】
始皇帝＝大ちゃんの改造AA 中国を統一した始めての皇帝
高祖＝ちよちゃんのパパ（あずまんが大王） やる夫の先祖、漢の初代皇帝
劉元（りゅうげん）＝水銀橙（ローゼンメイデン） やる夫の姉、本編退場後ミニ幕間に登場
司馬遷（しばせん）＝夜神月（デスノート） 『史記』の作者
班昭（はんしょう）＝薔薇水晶（ローゼンメイデン） 中国史上初の女性歴史家
曹操（そうそう）＝ルルーシュ・ランペルージ（コードギアス 反逆のルルーシュ）
国淵（こくえん）＝ジェレミア・ゴットバルト（コードギアス 反逆のルルーシュ）
彭越（ほうえつ）＝タンノくん（南国少年パプワくん）
武帝（ぶてい）＝シャルル・ジ・ブリタニア（コードギアス 反逆のルルーシュ）
湖南文山＝パトリシア＝マーティン（らきすた） 「通俗三国志」の訳者
称好軒徽庵(ショウコウケンキアン）＝田村ひより（らきすた） 「通俗東漢紀事」の作者
蘇献（そけん）＝ジャギ（北斗の拳） 中国の小説「全漢志伝」の登場人物（架空の人物）
厳光（げんこう）＝柊かがみ（らきすた） 「全漢志伝」の登場人物。史実では、隠者として名を馳せた
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