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◆過去記事◆

予告編

第一話　　　満天の星

第一話　　　満天の星　その２

第一話　　　満天の星　その３

第一話　　　満天の星　その４

第一話　　　満天の星　その５

第二話　　　門出の桜

第二話　　　門出の桜　その２

第二話　　　門出の桜　その３

第二話　　　門出の桜　その４

第二話　　　門出の桜　その５

登場人物紹介

第三話　　　月下の雪

第三話　　　月下の雪　その２

第三話　　　月下の雪　その３

第三話　　　月下の雪　その４

第三話　　　月下の雪　その５

外伝　　　蒼星石は冬山に登るようです

短編　　　【昼間はバールで】ＢＡＲ追分【夜はバー】


◆関連記事(同一作者様の別シリーズ作品)◆

【完】やる夫は浪速の商人になるようです　まとめ

【昼間はバールで】ＢＡＲ追分【夜はバー】　まとめ

できる夫達は百万ドルを取り返すようです　原作『百万ドルをとり返せ!』やる夫叙事詩様やるやら書庫様嗚呼！　やる夫道様

━━━ＣＯＣＫＴＡＩＬ　　ＳＴＯＲＹ━━━　原作『オキ・シロー作のショートショート作品』やる夫短編集　(,,^ーﾟ)＜すさまじい程に！阿修羅編様

838 ： ◆8epcM/V4rs ： 2015/09/20(日) 23:35:03 ID:EgE7uV3g0

　　　　　　　　 .:.:.:.:.:.:.:.､.:.:.:.:､.:.:.､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､.＼
　　　　　　　　.:.:.:.:.:.:.:.:λ.:.:.:ﾊ.:.:.:ﾒ:.:.:.:.:.:.:.::.:ﾒ:.:.:.:.,ｨ:.::.:.:.ﾍ＼',
　　　　　　　　.:.:.:.:.ﾄ､/　',.:./　',:.:.i ':,:.:.:.:.:.:./ l:.::./ .i:.:.:.:.:.:ﾊ
　　　　　　　　.:.:.:.::|し＿_V-＝ヽ|＝',:.:.:, '　 |.:/　 .!:λ.:.,､!
　　　　　　　　.:.:.:.ij　　　　　　　　　　V　 　.ﾚ.゛￣!ﾅ.j.:ﾉ　　　スレ埋め用にひとつでっち上げてみたので、
　　　　　 　 　 .:.:.| .-‐=======≧　　　　　≦＝=- /
　　　　 　 .γ⌒v.　三三三三三　　　　 　 三三三 {　　　　 ゲリラ投下なぞしてみる。
　　　　　　 i i⌒.〉　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 i
　　　　 　,八.廴　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }
　 　 　 　 　 ｀ - ヽ　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,　　　　　レス数が結構ギリギリなので
　　　　　　　　　　　ヽ　 　 　 　 　 ⊂⊃　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　＞　-　　　　　　　　,　<　　　　　　　 合いの手などはご連慮いただけると幸い。
　　 　 　 　 　 　 　 ／;;;;;;;;;;;;;;;弋 ﾞ `.-,　<
　　　　　　　　　 ／;;;;;;;;;;;;;;;／＼＼_ノ／ヽ;;へ
　　　　　　 　 〃;;;;;;;;;;;;;;;／　　　＼／　　 ',;;;;;;;ヽ


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509 ： ◆8epcM/V4rs ： 2015/08/11(火) 12:00:59 ID:4P7l7GJQ0

　　　　　 　 　 ／ニﾆﾆﾆﾆﾆ∧　 　 ∧
　　 　 　 　 ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼／ ∧
　 　 　 　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＞ ::::::／_∠ﾆ_〉
　　 　 　 ,ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／　:::::／_／: : : : :｀丶
　　　 　 ﾑﾆﾆﾆﾆﾆ／　:::::／_／ : : : : : : : : : :＼
　　　　　　＼ニ／　:::::／_／ : : -＜ : : ＼ : : : :ヽ
　　　　　　　 ∨　::::／_／: : : : : : : : ヽ: : : :V : : : : .
　　　　　　　　∨／_／: : :|＼: : : : : : :|⌒＼| : : : ﾊ}
　　　　　　 　 ／_／: : : ／⌒_＞--- "j心Y|: ｉ: : |
　　　　　　 ＜___〈 : : : : : :|〃心｀　　 弋::ｿ j:/: : :|
　　　　　　　　　　∨: :| :从弋::ｿ　　 , 　 ''"仏: :/:|ここここヽ_
　　　　　　 　 　 　 ＼j: /: :≧=- 　 _　, 　 /}:从;/ __　　 　 ＼〕
　　　　　　　　　　 　 ﾒへ : : : ＞ _＿_　／|　　／⌒` r―=＜__
　　　　　　　　　　　　　　 }ﾊ: : : 爪 /　} _/∠二ヽ　〔广二ニﾆﾆﾆﾆ=-　､　　【やらない夫は医者をやるようです】
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 }从:| _/ f广幵　　　} }　〔{ﾆﾆﾆﾆ＜ニﾆﾆﾆﾆﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 {_〕 廴八辷=彡　　 〔{ﾆﾆﾆﾆﾆ＼二ﾆﾆﾆ|　　　　　　　　蒼星石は冬山に登るようです
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ∨〕｀TI　｛＼　 　 　 〔{ﾆﾆ∨二ﾆV⌒ヽ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∨〕 |j　 ｛　＼　　　 〔{ﾆﾆ∨ニﾆ厂ﾆヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 【外伝】
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |ﾆ辷ー ｛　_＿＿＿彡ﾆく￣丁二ﾆﾆﾊ
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |ニﾆﾆ=-'＾ーt―=ﾏニﾆﾆ〉 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 Ⅵにニ}　　　＼x仁二／ iにニﾆﾆﾆﾆ|
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ﾏ二∧ 　＼ /＼厂 ____八〕ﾆﾆﾆﾆﾆ|
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 V　／　 /　　　　o }〕 ﾆﾆﾆﾆ|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 〈∨o　 〈　　 　 　 o }〕ﾆﾆﾆ八
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／〈∨o 　 ＼　　 　 o }〕ﾆﾆﾆﾆ=
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ∨ﾆ〈∨ o　 __＞--＜ﾉﾆﾆﾆﾆﾆﾆi
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∨ﾆﾆ＼ﾆt_i_八i_jﾉﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 〉ニﾆﾆ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二／ﾆ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ∨ニﾆﾆﾆΥニﾆﾆﾆﾆ=＜ﾆ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼二ニﾆ|ﾆﾆ=---=ﾆﾆﾆ|
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　￣丁＼二ニﾆﾆﾆ／
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /　　　 /　　 |　 　 　 ,
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361 ： ◆8epcM/V4rs ： 2014/12/23(火) 22:01:30 ID:4/.hiLXM0

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　数日後。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |.　 　 ╋　 し た ら ば 総 合 病 院 　╋　 　 .|
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t'ゞ;;'tyﾒ;;,,lエエエエエl　lエエエエエl　lエエエエエl　lエエエエエl　lエエエエエl　lエエエエエl　|＿＿|　 |
YゞKゞヾﾒヾ`ゞ､,,､.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |.HHH|!　|
kゞ,Yﾊ'ｿ;ヾﾍゞYｿYゞ､,l　lエエエエエl　lエエエエエl　lエエエエエl　lエエエエエl　lエエエエエl　|二二|　 |＿|￣
ゞt;ゞヾ〃ゞYゞﾍゞヾﾒt' rｿ';tゞ;ｯ';'ゞ;ヾゞ、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |.HHH|!　|　 | =
ヾゞtゞkゞゞ;l!_kﾒ'ﾇﾍゞ;k",t'ｯ';;'ﾒ;y;ゞ; ヾゞﾞゞ""ヾ､エl　lエエエエエl　lエエエエエl　lエエエエエl　|二二|　 |＿| =
;;､;;;;;::;;;"ゞ,〃＾ゞヾﾍﾒ' :,`;.;;:,”:"ﾞ:.:ﾞ；':,:.:ﾞ；ﾞ':,”:"ﾞ:.；'ﾐ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|.HHH|!　|　 |
ゞ、,....ヾ;;;;;;;;;;;'''';;;;;;;;;;;;;;;;,；;;:,”:"ﾞ:.:ﾞ；:,” "ﾞ.:ﾞ；' :, ﾐヾゞ,l　lエエエエエl　lエエエエエl　lエエエエエl　|二二|　 |　 |
kﾒ'ﾇﾍゞ;k" f;';:': ｒ';.';:;'.',';';､;;;;；;;:;:; :、,､　､`^；;;:;:;":：ﾐ'､　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |.HHH|!　|ヾ";;''
.';.,':';:.';,:;'j:;｀}.ゞ;':,ｆ.';:;';.:';',.;';;ﾐ;.:".;; ;; ;:ll ,;.:" .:;.:'ﾞ: ﾞ,ヾヾl　lエエエエエl　lエエエエエl　lエエエエエl　|二二|　 |ﾐ;;ゞヾ
':';.;';:;'.:,.';:ﾞ､r';:`Y;':';.,';':';.;' ..;;`;.'!;;;;ヾ;.:".:ﾞ,:,/;、,;;:;;;:;:;, l二二二二二二l_　　　　　　　　　　　 　 　 　 |　 　 |　 |ﾐ;;;ヾヾ
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267 ： ◆8epcM/V4rs ： 2014/12/14(日) 07:52:22 ID:W0H0R1kA0

　　死亡診断書を書き終えた時、私は言葉にならぬ虚無感に囚われていた。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　,　ｰ,r 、_r-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　　／r-、人, ＼、＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　/　　ヽ　ヽ:`,　V,}　i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ r´＼ Λ　Vi　　ﾚ　ﾄ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　:::::＼　＼j,　┤　　　r }
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,' (　 ﾉ　ヽ,　　 i　 i　 i { '
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 , 　￣ ヽ___i　　　　,'　　{′
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 V　　　　　　{　　　　　 __L＿
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 _ﾊ　、　　　　 ﾍ、　,.＜ :: :: :: ト-　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　-＜ :: ::{ヽ、　＿_, ＜∨ :: :: :: :: :: ::{ :: :: ::ヽ､
　　　　　　　　　　　_　ｘ＜ :: :: :: :: :: :: ::{ 　/;;;;;＼　 ／〈: :: :: :: :: :: :: ∨ :: :: ::
　　　　　　　　　,ィ　,: 〃 :: :: :: :: :: :: :: ::レ´};;;;;∧ヽ/ :: ∧: :: :: :: :: :: :: ﾄ, :: :: :: :.､
　　　　　　　 ／　〃 / :: :: :: :: :: :: :: :: ::| /;;;;;;;;{　 /:: :: :: ∧: :: :: :: :: :: ::∧ :: :: :: {､
　　　　　, イ: :: :: :: ::/ :: :: :: :: :: :: :: :: :: :ﾚ;;;;;;;;;;|　/ :: :: :: :: :i: :: :: :: :: :: :: ::ヽ==x ::Λ
　　　／: :: :: :: :: :: :/ :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: |;;;;;;;;;;;| / :: :: :: :: :: ∨: :: :: :: :: :: :: ::＼: ヽ ∧


　　　　　去来するのは、最近数日の間に自分の行った数々の判断。


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184 ： ◆8epcM/V4rs ： 2014/12/13(土) 22:49:17 ID:jV/VXe660

そろそろ時間となりますが、
本日の投下を行う前に一点だけご案内することがございます。

185 ： ◆8epcM/V4rs ： 2014/12/13(土) 22:54:32 ID:jV/VXe660

本日の投下分、第三話（３）の中で主人公がとる行動、
あるいは読者の中には受け入れがたく思われる方がいらっしゃるやも知れません。

ご意見、ご反論、いろいろ出てくるであろうと思ってはおりますが、
ひとまずは次回投下までお待ちいただきたく、
ここにお願い申し上げます。

113 ： ◆8epcM/V4rs ： 2014/12/06(土) 23:03:05 ID:IEwc89NA0

　　　　　　　　　　　　カステラを食べたがっていたのは、薫子さんであった。

　　　　薫子さんは最近も断続的に下血が続いている状態で、食事制限がかけられていた。


　　　　　　　　 　 ／￣￣＼
　　　　　　　　 ／　　_ノ´　ヽ、
.　　　　　　　 ｜　 　( ●) (●)
　　　　　　　　｜　　　（___人__）
　 　 　 　 　 　 |　　　 　　　_.ﾉ　　　　　　　　　　（だが、物を食べるという行為は
　　　　　　　 　 |　　　　　_/__ﾞヽ_
　　　　　　　　　j､_　　　 (〈_ｒ- ヽ ヽ、　　　　　　　ときに点滴以上に患者を元気づけることがある）
　　　　　　　 √::::::...｀ミｭ､r'､〈｀ヽ､　|
　 　 　 　 ／.::7￣￣. : : .:.:.ヽ_ヽ　 　ﾄ､　　　　　（下血量がこのくらいであれば、
　　　　　/ .:::/.:::::::::::::::::::::::::::::..＼Yｰ‐ソ,
　 　 　 ,' .::::/.::::::::::::::::::::／ ⌒ 、ヽ,:::::::::|　　　　　 少量であれば経口摂取を再開しても良いかもしれぬ）
　 　 　 i .:::::::::::::::::::::::.　::::::::::::::..ヽ::.',::::::::|
　　　　 i ::::::::::::::::::::::/ .:::::::::::::.::::: }::::;::::::::|
　　　　 i ::::::::::::::::::::::l .::::::::::::::::::::: ,.:: i::::::::|
　　　　 ', :::::::::::::::::::::;i .::::ヽ::::::::::::::l_:::|:::::::|


　　　　そう思案し、薫子さんに何か食べたいものがあるか、と問うたときのことだった。


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35 ： ◆8epcM/V4rs ： 2014/11/28(金) 23:03:31 ID:294GcyU20

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::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. .. . . . 　 ,.　　'"　　　　　　　　　｀　　、　　　　　　　 .　　　　　　+　.
::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:. . . . 　 　 ,. 'ﾞ 　 .:..　　　　　　　　　　　 　　` .､　　　　　　　.　　　　　　　. .
:::::.:.:.:.:.:.:.:.: . . . . 　 　 , '　　..:.:.:.:.:..　　　　　　　　　　　 　　 　 ヽ　　　　　　　ﾟ
::.:.:.:.:.:.:. . . . .　　　　,.'　 .:.:.:.:.:.:.:.:.　.:.:.:.:...　　　　　　　　　 　 　 　ヽ　　　　　　　　　.　　.
:.:.:.:.:.: . . . 　 　 　 ,.' ..;,;,;,;　:.:.:.:.:.: ;,;,;,;,:....　 　 　　 　.:.;,;,;,;,;, 　....;,;,;,;,'.,　　　　　　　.
:.:.. . . .　 　 　 　 /　..;,;,;:.,;,;　　:.;,;,;.:;,;,;..:.:.:.:.:.:.　 　...:.:.:;,;,;..;,;,　.:.:;,;,:.,;,;..',　　　　　｡
:.:. . .　　　 　 　 ,'　:.:.;,;,;.: ..;,;:.:.;,;.:.:.:.;　　　　 　 　 　 ..;,;,;..:.;,;,.: :,;,.. .;,;,.:.:',　　　　　　　.
:. . .　　　　　　 ;　　 .;,;,;.　..,;,;,;,;.:.:.:.:,　　 第三話　 　 ;,;,.:.:.:,;,;,;,;:.: .;,;,;.:.. ;　　　　　　　　+
. .　　　　 　 　 {　 　.;,;,;　　　　.:.:.: ,;　　　　　 　 　 :.:,;,;,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;,;,;.:.:..}　　　　　　.
　　　　　　　　 ',　　　　　　.:.:.:.;,;,,;,:.　月下の雪　　　 .:.;,;,;,;,.:..　.:.　 　 ;　　　　　　　　.
　　　　　　　　　,　　　 :.:.:....:.:.:.;,;,;,;,:　　　　　　 　 　 　 :,;,;,;,;.:.:　 　 　 ,'
　　　　　　 　 　 ,　　　　　　:.:.:.:.:.:.:　　,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;.:.:.:.　　 　.:.:.:.:.:.:.　 ,'　　　　　　｡　ﾟ　　.
.　 　 　　　　　　 '.,　　　　　　　　　　　....:.:.:.:.:　　 　.:.:.. .:.:.:.:.:.:.:.:.. 　/
　 　 　　　　　　 　 ､　　　　　　　　.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. 　 ,.'　　　　　　　　.
　 　 　 　　　　　 　 丶　　　　　　:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:　..::.:.:.:.:.:.:...／　　　　　　　　　　　.
　　　　　　　　　　　 　 ＼　　　 　　..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ,. '　　　　　　　　ﾟ
　　　　　　　　　　　　 　　 '　,　 　 　 　 　 ....:.:.:.:.:.:.:.:..　,　'ﾞ
　　　　　　　　　　　　 　　 　　 ﾞ　　 ､ ,,,,,_____,,,,...　 ''"
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4 ： ◆8epcM/V4rs ： 2014/11/24(月) 01:21:31 ID:Ts.b4YQY0

　　　　　　　　 .:.:.:.:.:.:.:.､.:.:.:.:､.:.:.､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.､.＼
　　　　　　　　.:.:.:.:.:.:.:.:λ.:.:.:ﾊ.:.:.:ﾒ:.:.:.:.:.:.:.::.:ﾒ:.:.:.:.,ｨ:.::.:.:.ﾍ＼',
　　　　　　　　.:.:.:.:.ﾄ､/　',.:./　',:.:.i ':,:.:.:.:.:.:./ l:.::./ .i:.:.:.:.:.:ﾊ　　　　　 毎度お騒がせしております。
　　　　　　　　.:.:.:.::|し＿_V-＝ヽ|＝',:.:.:, '　 |.:/　 .!:λ.:.,､!
　　　　　　　　.:.:.:.ij　　　　　　　　　　V　 　.ﾚ.゛￣!ﾅ.j.:ﾉ　　　　　　>>1でございます。
　　　　　 　 　 .:.:.| .-‐=======≧　　　　　≦＝=- /
　　　　 　 .γ⌒v.　三三三三三　　　　 　 三三三 {　　　　　　　 ここまで無事第二話まで投下を完了し、
　　　　　　 i i⌒.〉　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 i
　　　　 　,八.廴　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　　　　　　　物語の終わりも見えてまいりました。
　 　 　 　 　 ｀ - ヽ　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,
　　　　　　　　　　　ヽ　 　 　 　 　 ⊂⊃　　　　 ／　　　　　　　　 ここいらで前作、前々作でも行いました
　　　　　　　　　　　　　＞　-　　　　　　　　,　<
　　 　 　 　 　 　 　 ／;;;;;;;;;;;;;;;弋 ﾞ `.-,　<　　　　　　　　　　　　　 配役解説と原作の紹介なんぞを行いたく思います。
　　　　　　　　　 ／;;;;;;;;;;;;;;;／＼＼_ノ／ヽ;;へ
　　　　　　 　 〃;;;;;;;;;;;;;;;／　　　＼／　　 ',;;;;;;;ヽ


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817 ： ◆8epcM/V4rs ： 2014/11/15(土) 23:03:10 ID:ep52.xsI0

　　　　　　　　　　　　　　　　　病院から帰宅して二日後の夜。


　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　_ノ　 ヽ､_ 　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　 （●）（● ） 　　 |
　　　　　　　　　 　 　 　 　 （__人___）　　　 ｜
　　　　　　　　　　　　　　 　 |　　　　　　u　 |
　　　　　　 　 　 　 　 　　 　 |　　　　　　　 .|
　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　、 　 　　,ｲ　　　　　　　　　　　　　やはり、行くのか？
　　　　　　　　　　　　　 　　 ／ヽ,ー-　　　ﾄ､
　　　　　　　　　　_, ､ -─ '".:.ヽ:.:.＼__　/ノ ﾄ、__
　　　__　,.　ー 、...:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:....
　　　＼ r 、　_ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::'ｰ､
　　　　　}　}/　)　 V::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　/:ゝ/ ./ __　 V ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:.:.:.＼
　　　　}:::::ゝ ソ　,Y　i::::::/::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:.:.:.:. ＼


　　　　　　　　　　　　　　 ,　≠.￣　　､
　　　　　　　　　　　 　 ／ /　　｀　､　　ヽ､
　　　　　　　　, -一＝ﾗ　/　　　 　 ＼ 　　＼
　　　　 　 　 /　　　 V ｒ｜　　 　 ＼　　　､　 ＼
.　　　　　　 /　　　　　 |　　　　 ､　　＼　　＼　､＼
　　　　　　/　　　　 　 ,|　l　　　､ヽ　　 ヽ　　 ＼l　 i
　　　　 ／／　　/　/ ハ　,　　　',　,　　　ヽ　　　､　l
　 　 ／ ７　 　 /　/ /　 '.　、 　　､ 、　　　'　　l　ヽl
　　　 　 ' 〃　 '　」_/＿_ ヽ ぃ 　 い＞z―┼　|　 い
.　　　　 l il　　 l　 !｛　＿ｚミ ﾄヽ　 Ⅵ＿_>、|　 ｊ,　 | l
.　　　　 l/l　　 l　 リ代ｒtｭ「｀ヽ　、 |乍t.刀､!　小　トヽ　　　　　　　　 ええ。
.　　　　 {　、　 !、 {　　￣　 　 　 ヽl　￣ 　 ! /ﾍ ﾊl
　　　　　　 ヽ　! ヽ!､　　　 　 　 {､　　　　　ﾑ{.ｨ / ｛
　　　　 　 　 ヽｉヽ l∧　 　 　 　 !ﾉ　　　　/l ｛ l/
　　　　　　　　 ｀ ヽ{ﾍゝ　　 ー‐ ‐一 　 ｨ ハl ′
　　　　　 　 　　 　 }　ヽへ　　 ￣ 　 .ｲ/ﾚ　 ｀
　　　　　　　　　　　 ／/＼＞　__　´／ l ＼
　　　　　　　　 　 ／　,'　　 ＼____／ 　｜　 ＼
　　　　　　　　　/　　 { 　 　 〃⌒ヽ.　　!
　　　 　 　 　 　 　 　 |､　　 ﾊ　　　ﾊ　 ,!
　　　 　 　 　 　 　 　 | ＼ /　i ⌒ ｉ　Ｖ |


　　　　　　　　　　　　　　　　　学士殿はいつもの穏やかな微笑で頷いた。


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