18時になったので開始します

第十八話

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　　　　　　　　_　　　　` ; ; ゞ゛ゞ:ヾヾ.: ; ;ヾ ; ; :ヾゞヾ.,　.ゞ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　　　　　　 ┳ ヽ　　　ゞ:ヾヾ.: ; ;ヾ ; ; :ヾゞヾ.,　.ゞヾゞ;ゞ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　　　　　　'⌒)|.|　　　ヾ ; ;";ヾ; ;"/" ; ;ヾ　;ヾ "゛;"; ゞ; ;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|.|　　　　ゞゞ; ;ゞ ;" "ゞ ; ;"!" ヾ ;ゞ ;"ヾ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:|　　　　　　ゞ:.y.ﾉゞ ; ;ヾ ; ;ゞ ;" "ゞ; ; ;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|.|　　　　　　　ゞ ゞ:ヾヾ.: ; ;ヾ ; ; :ヾゞヾ.,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:|　　　　　　　　　　＼:::;　;;;ゞ゛//;;ヾゞ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:|　　　　　　　　　　　 |i!ｉ:;;;:;i:|ソ
ｒ'"";;;ゝ, ,　　,,,,,, , 　 　 　　　　　ゞﾐ 　　　　　　　　　　　　|:|　　　　　　　　　　　 |il.i:::. :;;)
i;i;i;i;i;;;;::.ヾ. r"iiiii;;ﾞ;:、,　　　　　　ﾐ/ミ　 ＿＿＿＿＿＿＿_|;|_　,,,,,, , 　　 ,,,,,, , 　　||iii;i.;..;|
iii;i;i;i;;;;::::::::iiii;;;;;:::::::iiiii;(○)(O)　　:i,,,, . ||三三三三三三三三|| ,iiiii;;;::..ﾞ ,,iiiii;;;::. ﾞ ,. |ii:i;;;:;ｉ:|
iwWwii i w wiiwWwiiiiヽｌﾉヽｌﾉw i w.　 ||三三三三三三三三|| iiiiii;;;;:::::::iiiii;;;;;:::::::ｉ..||iii;i.;..;|
二二ｌ二二ｌ二二ｌ二二ｌ二二ｌ二二ｌ／ 　 　 　 　 　 　 　 ／_|二二ｌ二二ｌ二二ｌｌ |i:;.i:i;;;;|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　|_|￣￣￣￣￣￣￣|_|　　　　　　　　　　　　 |iii;i.;...;;|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　　 　　　　　　　　　　 ノﾉ;;; ;;:illヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -　－、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ● ●） ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （人__）　ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　　　　　 　 　 　 　 （|　　 　 し'
　　　　　　　　ｌヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.し 　　 Ｊ
　　　　　　 ノ´　⌒ヽ、
　　　　　　ノﾉ|/l/´ｿ:::l
　　　　　　 ｿW_ｷﾟ ﾙ,彡
　　　　　　　「ゝ::;;;;;;;;ﾉ
　　　　　　 ノ〉 :::;;;;;;;ヽ
　　　　　　　 〉 ::;;;;;;;;;;;＼　　 c, --v-､
　　　　　　　i :::;;;;;;;;;;;;;;;;;｀ヽ　/iiiilll∧lll)　
　　　　　 ＿l:::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ cヾll∩ﾟ)0ﾟ),
　　　　┌|‐..l:::::;;;;;;;;;;;;;;;;ノ 　　｀(_ll___llﾉ
　　　　 | .|　｀ｌ::;;l:::;;;;|'´　　　 　/　　 ヽ
　　　　 |_.|＿(::;;;(:::;;;;）　　　 　 ~∪∪~

.

　　　 . -､. -‐‐､_..-‐‐- ､　　　　
　　 （ ／. . .　. 　 .　.. . . ..ヽ⌒ヽ
　　　/..:..:..:..:./|..:..::..:..:...:.:..:..:..:､ノ
　　 /:::::::/i::::| |:::::∧:::::::::::::::::::i　　　　　ちぇんちぇー　
　　｛:::Ｗﾄ_!ﾊ! !ﾊト._Ｗﾊﾉ::::::::|　
　 （|:::::〉 'i::j　　 　i::j';　 |::::::::::|）　　　　ろうちたの？うかないかおをちて
　　ヽ:（ ´゜′^　 ´゜′ノ:::::::ノ　
　　　　`・　. _＾__　__ ..`ｰ‐'"　　　
　　　　　　 ／`'''''´＼



　　　　　＿＿_lヾ ､|ヽ_
　　　 _, ＞　　　....:::::::::::`丶
　　／　　　　::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　 Z､〃ｨ　　::　 :::::::::::::::::::::::::::::',
　　 l l l　　　 :::::::::::::::::,,:::::::::::::::::}
　　l l l 　　　 ::::::::::::/_7777１:::/ﾄ//ィ　　　　　　　 ……すまない、ピノコ
　　|l l　　　　:::::::::::/７ﾋ下　/:r-､::／
　　 ' ﾚｲ i　　::::/l/ｼ, ￣　/::/6ﾉ､ﾆ=-　　　　　　　実は緊急の依頼が入ってしまって
　　　　 { {ﾍ　ﾄ{ ド　_｀ｼ／丁::::::::::｀`丶､　　　　　　これからまた日本を発たなくちゃいけなくなったんだ
　　　／::｀`:ヽl＼￣ ∠__.,,┘::::::::::::::::::::::ゝ
　　く::::::::::::::::::::ﾍ ￣　　　　 ヽ::::::::::::,､´__
　 _ ,､＞､::::::::::::::ヽfニニヽ-ニﾌ}:::＜:::::::::｀ヽ
／::::::::::::::＞:::::::::::::ヽヽ_／ｲﾄ_ﾉﾉ:::::::::｀`丶::::}
.

＜えーっ！？ちぇっかくきょうはひちゃびちゃのれーとなのにー！？

＜しょうがないだろう　お土産買って来てやるから留守番しててくれ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｼﾞｰｯ　　　　＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ─　　　─　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /（● ）　 （● ）　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　（__人__）　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　｀ ⌒´ 　　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　ー‐　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　 ｀



　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／⌒Ξ`ー＼
　　　／（ ◎）―（◎）＼
　 ／:::::（ （（__人__）））::: ＼　　　　　 おや、やる夫君じゃないかふぉ
　 |　　　　　|r┬-/ ' 　　　|
　 ＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／

.

　　　　　　＿＿＿＿
　　　　／　　⌒　　＾＼
　　 ／　　（ ●） 　（●）
　／　　::::::⌒（＿人__）⌒ヽ　　　　　　 あ、やる蔵さんかお
　|　　　　　　　|r┬-|　　　|　　　　　　 お久しぶりですお
　＼ 　　 　 　　`ー'´　 ／



　　 　　＿＿＿_
　　　／ ～～～＼
　 ／　　～～～　 ＼
／ 　 -（◎）―（◎） ＼
|　 　（ （ （__人__）））　 |　　　　 こんな公園で一人で何してたのかふぉ？
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　　 何かじーっと見てたようだったけど…
.＼　“　　／＿＿|　 |
　. ＼ ／＿＿＿ ／

.

　　　　　　　　　　 　 ／¨ヽ　 ＿　　 ＿＿__　　　 　 　 _
　　　　　　　　　 　 /::::::､,.　'´　　｀¨´　　　　｀丶､　 ／:::ヽ
　　　 　 　 　 　 　 L_:／　　　　　　　　　 　 　 ⌒`ヽ::::,､::::',
　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ヽヽ:::::::::〉
　　　　　　　　　 　 / /　　, //,ｲ　　　　　　　　　　　 ヽﾍ￣
　　　　　　　　　　 f /　　////｜|　l　　　l　　ヽ　ヽ ヽ　 !
　　　　　　　 　 　 l// !　i | | |　! |　|　| !　|　!　 ',　 ',　',　|
　　　　　　　 　 　 | |　l､ l | | |　| |　|　l l､| ', ||　 | l　|　 ! j
　　　　　　　　　　 | |　! ヽﾄMl　ヽﾄ､lヽトトメト!　 ! !　!　 /
　　 　 　 　 　 　 rﾍ ! ﾍ { ＼　　　 　 _／ヽ　|　|| j　j　/￣｀ヽ
　　　　　 　 　 　 l:::ﾍヽ 〉､__ﾟ｀ 　 ｀"´ ﾟ 　 　 |　ﾘ/ / /ヽ::::::::/
　　　　　　　　　　ヽ_,ﾊ ヽ、 　 '　 　 `ｰ一'　ﾉ //　,.ﾍ:::::::::／
　　ぶー！　　　　　 　 `ｰ-＞ ､二二ﾆ -イ/ノｲ／　　｀¨´
　　　　　　　　　　　　　　f´ ／　､l　 ＿j_ﾊ-―､
　　　　　 　 　 　 　 　 ／レﾞiT¨´ }'´ヽ、　j　 　 !
　　　　　　　　　　　　 ヽ/　 !:|　　`　　l:｀i´､　　 〉
　　　　　　　　 　 　 　 / 　 l:ﾉ　　　　 l::,ﾊ　｀ ｰ' 〉
　　　　　　　　　　　　/　 r''´　　　　　l:::!　＼　 'i
　　　　　　　　 　 　 /　　_jヽ ＼　　　l:::|　 　 　 !
　　　　　　　　　　 r'＿／ｰ-::｀`ｰ―‐'::::!　　　　|

.

　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　／～～u　＼
　　　　 　／　　／～～＼＼
　　　　／ 　し （◎）―（◎） ＼
　　　　|　∪　::::（（（__人__）））J|　　　　　　　 え、君、まさか……
　 　　 ＼　　u　　 ｀⌒´　 　／
　　　　／ 　 　 　　　　 　 　 ＼



　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　 ／ノ 　 ヽ､_＼　　　　r ⌒j
　　　　　　／（ ○）}liil{（○）＼　　/ 　 /
　　　　 ／　　　 （__人__）　　 ＼/ 　 / 　　／　 ）
　　　　|　　　　　|i|||||||i|　 　 　/　　/　 ／　 ／
　　　　＼ 　 　　|ｪｪｪｪ| 　 　 /　 　'` ´ 　／　　　　　　　　 ち、違いますお！
　　　　　　r´　　(⌒'ー―- イ′　　　　　´廴
　　　　　/　　　 ＞ 、　　　　　ヽ　　　 　 _　￣￣￣)　　　 決して幼女好きとかそういう趣味があるわけじゃ
　　　　/　　 　　　　 -､　　　 　 } 　 　 　 　(　￣¨´
　　　/　　　 　 　　　　　ヽ._　　　　　　　__　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　｀　　　--‐'´　｀ﾞ' 、_.)



　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　／～～u　＼
　　　　 　／　　／～～＼＼　　　　　　　だ、だよねー
　　　　／ 　し （◎）―（◎） ＼　　　　　 やる夫君に限ってそんなことがあるわけないふぉ
　　　　|　∪　::::（（（__人__）））J|
　 　　 ＼　　u　　 |r┬-|　 　／　　　　　あの親子？に何かあったのかふぉ？
　　　　／　　　　 　`ー'´　　 ＼

.

　　　　　 　 　　　＿＿＿_
　　　　　 　　　／⌒　　⌒＼
　　　　　　　／（ ＞） 　（＜）＼
　　　　　 ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼　　　　　 いや、あの娘を見てたらちょっと昔の真紅のことを思い出しまして
　　　　　 |　　　　/| | | | |　　　　　|
　　　　　 ＼　 (、`ー―'´,　　 　／　　　　　 今も可愛いけど子供の頃はそれはもう可愛くて…
　　　　　 ／　　　　　　　　　　　＼



　　　　　　 　 　　　＿＿＿_
　　　　　　 　　　／⌒Ξ`ー＼
　　　　　　　　／（ ◎）―（◎）＼　　　　　　気持はわからなくもないふぉ
　　　　　　 ／:::::（ （（__人__）））::: ＼　　　　 昔の翠星石もそれはそれは可愛くてしょうがなかったし
　　　　　　 |　　　　　|r┬-/ ' 　　　|
　　　　　　 ＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／　　　　 勿論今も可愛いけど！
　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　＼

.

　　 　　＿＿＿_
　　　／ ～～～＼
　 ／　　～～～　 ＼
／ 　 -（◎）―（◎） ＼　　　　　　 とはいっても翠星石ももう今年で１７かふぉ
|　 　（ （ （__人__）））　 |
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／　　　　　　 親元を離れるときがいつか来てしまうって考えると寂しいものがあるふぉ
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |
　. ＼ ／＿＿＿ ／



　　　　 　 　＿＿__
　 　 　 　／　　　　＼
.　　 　／　 　 　 　 　 ＼
.　　／　　　 ―　　 ー　 ＼
　　|　　　　（●） 　（●） 　|
.　　＼　　　　（__人__）　 ／　　　　　　　 …………
.　　　ノ　　　　｀ ⌒´ 　 ＼
　／´　 　　　　　　　　　 　ヽ



　　　　　　　 　 　 　 ＿＿＿
　　　　　　　 　　　／～～～＼
　　　　　　　　　／_ノ 三ヽ､_　　＼　　　　　　　　はぁー嫌だふぉ
　　　　　　　 ／（◎）三（◎）)　　　＼　　　　　　ずっと翠星石の成長を見守り続けてたいふぉ
　　　　　　　 |:::（ （（__人__）））::::: 　　|
　　　　　　　 ＼　ヽ|r┬-|　/　　　／　　　　　　 できることなら自分が死ぬまでずっと一緒に傍にいてくれたらなー
　　　　　　　 ／ 　　｀ー'´　　　　 ＼

.

　 　 　＿＿＿＿
　 　 / ⌒ΞΞ⌒ ＼　　　　　 やる夫君、どうだろうか
　　./(ー）―（◎） 　 ＼　　　　ここは二人で協力して彼女達に寄り付く害虫を駆除するってのは
　 /::（（（_人＿）））::::: 　|　
　 |　　　 ー　　　　　 　.|　　　 わしらで監視しあって変な奴が現れたらちょちょいとナイフでも突きつけて……ねぇ？
　 ＼ 　　　　 　　　　／




　　　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　　　 　／　　─　 　 ─＼
　　　　　　／　 　 （ー） 　（ー） ＼
　　　　　　|　　　　　（__人__）　　　|　　　　　やる蔵さん……
　　　 　　 ＼　　 　　｀ ⌒´　　 ,／
　　　　　　ノ　　　　　　ー‐　　　＼

.

　　　　　　＿＿＿_
　 　　　／ ～～～＼
　　　／（◎）―（◎）.＼　　　　　　どうかふぉ？
　 ／:::::（ （（__人__）））::: ＼
　 |　　　　/| | | | |　　　　　|　　　　やる夫君にとっても悪い話じゃないと思うんだけどなー
　 ＼　 (、`ー―'´,　　 　／
　　　　　 ￣￣￣



　　　　 　 　＿＿__
　 　 　 　／　　　　＼
.　　 　／　 　 　 　 　 ＼
.　　／　　　 ―　　 ー　 ＼
　　|　　　　（●） 　（●） 　|　　　　　　そういうのは、ダメだお…
.　　＼　　　　（__人__）　 ／
.　　　ノ　　　　｀ ⌒´ 　 ＼
　／´　 　　　　　　　　　 　ヽ

.

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／～Ξ ～＼
　　　／（ ◎）Ξ（◎）＼　　　　　　　　　あーやっぱり刃物は怖いふぉ？
　 ／:::::（ （（__人__）））::: ＼
　 |　　　　　|r┬-|　　　　　|　　　　　　 大丈夫大丈夫、滅多刺しにするのが嫌ならば
　 ＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／　　　　　　　刃物突きつけて脅すだけって方法でもそれはそれで……



　　　　　　　　 　 　　＿＿＿_
　　　　　　　　 　　／　　 　 　＼
　　　　　　　 　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 ／ -=・=- 　　-=・=-　＼
　　　　　　　 |　 　 　 （__人__）　　U 　|
　 　　　　　　＼　　 　 ｀ ⌒´ 　　　 ／　　　　　そうじゃねーよ
　r､　　　 　r､／　　　　　　　　　　ヘ
　ヽヾ　三　|:l1　　　　　　　　 　　　　ヽ　　　　　っていうかどっちにしろ犯罪じゃねーか
　　＼>ヽ/ |｀ ｝　　　　　　　　　 　　|　|
　　　ﾍ　lノ `'ｿ 　　　　　　　 　　　　|　|
　　　　/´　 /　　　　　　　　　　　　 |.　|
　　　　＼. ｨ 　　　　　　 　 　 　 　　|　 |

.

　 　 　 　 ＿＿＿
　 　 　 ／　　 　 　＼
　　　／　　 　 　 　 　＼
　 ／ 　　⌒　　　⌒　　 ＼　　　　　　　　自分は真紅のことが大好きだお
　 |　 /// （__人__） /// 　 |　　　　　　　　勿論、家族として、妹としてだけど
. (⌒) 　　　 　　 　 　 　 (⌒)　　　　　　　
./　i＼ 　 　 　 　 　　　／i　ヽ　　　　　　



　　　 　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　／⌒　　⌒＼
　 　　　　／（ ●） 　（●）＼
　　　　／ ::::⌒（__人__）⌒:::: ＼
　　　　|　　　　　|r┬-|　　　　　|　　　　　　　できることならずっと一緒に暮らしたいと思ってますお
　　　　＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／
　　　　　 >　　　　　　　　　<
　　　　　（　|　　　　　　　 / ）
　　　　　　`|　　　　　　　/'










　　　　　　　　r_ ､ , - ─- ､　　　_＿ _... -‐ '　´　_ノ　 /::::|　　ﾉ:::::::::::::l!　　　　　　　　＿
　　　　　　　　lj　ノ　　　　　 フ ':::::::/　　　　' "´　　　 ヽ:::::ヽ ' ::::::::::::ノ_　　　　　　／{__
　　　 　　 ,. ィ´⌒ヽ　　　　 /:::::::::::/　 　　　　　　　/ヽ　)::::::::::::::::::::::::::::1　　　__／ヽ　ヽ.　　　　 　　　　　　　　　　 ヽ ソハ_
　　　　　j／ (__　　　　　　/::::::::::::/　　　　　　_ 　 /::_i_ノ'ヽ:::::::::::::::::: _::.　‐ ' ¨´　　　 ＼ ＼　　　　　　　　　　　　　 　 ／ ／
　　　　　ヾ r ' ¨　　　　　/::::::::::::/ :::::::::::::::::〆__　 ヽ　　　　＼::::::::::Y´　　　　　　　　　　＼ ＼｀ ｰ ､　　　　　_,. - ‐ｧ'′'
　　　　　　 |...:::::::::::／ 　':::::::::::::::l__,:: - ──　ハ　ﾉ　　　　 　ヽ:::::ハ　　　　　　　　　　　　＼ ＼　　　　　 　 　 ／ ／
　　　　　 　r-─ "　 　 |:::::::::::::: |　　　　　 _　ヽｰ '　ヾ. 　　　　 ﾞ '.　　　　　　i　 　 　 　 　 　 ＼ ｀ ー---一 ' ´ ／
　　　　　　 ゝ_ 　 　 　_ |:::::::::::::: |　　　　フ_j　ﾉ 　　 　,.　　　 　 ﾚ ､　　　　　il　　　　　 　 　 　 　 -　＿　-　'
　　　　　　l　/ゝ :::: ∠_.|:::::::::::::: | ::::::::::"j ´ T′　　　 |　　　, 　 l 　 .　　　　 il
　　　　　　| l:::;/｀ て_　 |:::__ :::::: |　　 _ノ ,ヽヾ. 　 　 ,ﾊj_ 　 //　,　　 '.　　　　|
　　　　　　| Lj! |　 '' 丁γr､ヽ::::|　_ノ‐!- !-!､l! 　 ｨﾘｲi/ ノ .ﾍ,/ 　　　　　 ,　 l
　　　　　　|　　 l　　ヾ　ゝﾒjク:::::|ﾉlハ!j_ゝ! ゝヽノjﾑrjイ/ l/ j/　　　　　 V　　l
　　　　　　|　　.　 　 | ＼`ー".::::| ヽﾊ::ｨﾉ`　　　　 ﾋｹ j ハ 　 　 j　　i　　 '. 　li
　　　　　　|　 /　　　|　　ヽ ＼::::!　ﾊ｀ ´　　　　　,　　/ | |　　　,'　　 i　 　 V ﾘ
　　　　　　|　,　　 　 |　　　|` ーゝ ヽヽ　　 　_ _　　 ｲ .ﾊ.|　 　/　　　ｉ 　 　 }/
　　　　　ノ /　　　　 | !　　ヽノ^ﾞ |　|ﾄ　＼ 　　　／ _j　| !|　／　　 　 i　 　 /
　 　 .／,.j/ 　　　 　 | |ヽ　/ゝ.　 |　 ヽ.＼ ヽｰく ￣"|　,⊥辷__ノ　　　'.　, ∧　.
　 ／ 　 / 　　　 　　ヽヽノ 　 　　L　　 ＼ヽ ヽ:.:ﾞ!:.:. l./　 ー- }　　　　 V/　 V
／　　., '　　　　　　　 ／　イ　　 ハ ヽ.　　＼＼＼:∨　 ー-- 〉'⌒ヽ　　{　　 i
　　／　　　　　　　　'　　:::/　　 /:::::　　｀ー､ ｀ー ./　　　ｰ-ﾝ　 ,. - ､ヽ ヽ.　 }
,／　　　　　- ､　_ノ　::::::/　　　{::::::::::　　　 　＞ﾚ'′　　,ｒ‐'　／　　　＼　 }-{ {
　　　　　 / 　_ ノ　 .::::::/　 ｲ　　ヽ:::::　　　　　, '　　　, -1人/　　　　　　 ヽ1　い.
　　　　r　´　　 　 ::::::ノ　 /::! 　 　)::::::! 　　／　　 , く　 {{　i{　　　　　　 ／ }　 ヽヽ　　　　　　 ヽ
　　　　ヽ-──'　／　 ／::::　　 /:::::: !　／　　　, '　　}　 ヽ i　　　　　 /　 ,小. 　　､　　　　　　　 ＼
　　　　　＼::::::ヽ´　 ／::::::::　 ／:::::::: ／　　　　/　　 / 　 人}　　　　　{　　{{　 ヽ.　 ヽ　　　　　　　　 ヽ.



　　　　　　――でもいずれは真紅も好きな人が出来て、結婚して、やる夫の元から離れていってしまう

　　　　 　 　＿＿__
　 　 　 　／　　　　＼
.　　 　／　 　 　 　 　 ＼
.　　／　　　 ―　　 ー　 ＼
　　|　　　　（●） 　（●） 　|　　　　　 自分はそれが嫌でしたお
.　　＼　　　　（__人__）　 ／　　　　　
.　　　ノ　　　　｀ ⌒´ 　 ＼　　　　　　いつまでも自分のそばに一緒にいて欲しい
　／´　 　　　　　　　　　 　ヽ





　　　 　 　　 　　＿＿＿_
　　　 　　 　　／:::　 　 　＼
　　　　　 　／::::::::::　　　　　＼
　　 　　 ／:::::::::: 　　　　　　　 ＼　　　　　　だから……真紅に好きな人が出来て欲しくなかったし、
　　　　　|:::::::::::::::　　　　　　　　　|
　　　 ／⌒::::::::: 　　　　　⌒ヽ／　　　　　　たとえ出来たとしても絶対に認めようと思わなかったですお
　　　/::::::::::::　　　　　　　 　 　 ＼　
　 　/::::::::::::::　　　　　　 　　　＼　ヽ



　 　　　　＿＿＿_
　　　　／_ノΞ ヽ_＼
　　 ／ （◎）―（◎） ＼
　／ ::::::（（（__人__）））:::::＼
　|　　　　　　~~~　　　　　 |　　　　　　　 ……
　＼ 　 　　　　　　　 　 ／
.

..　　　　　　＿＿＿_
　　　　　／　―　　-＼　　　　　　　　
.　　.　／　 （●） 　（●）
　　／　　　　 （__人__）　＼　　　　　　
　　|　　　　 　　｀ ⌒´　　　|　　　　　 　 でも、それは結局自分のエゴでしかないんだお
.　　＼　　　　　 　　　　 ／
.　　　ノ　　　　　　　　　＼　　　　　　
　／´　 　　　　　　　　　　ヽ　　　　　



　　　　　 　　　　＿＿＿
　　　　　　 　 ／　　　　　＼
　　　　　　 ／　　　　　　 　 ＼
　　　　　／　 　 　＼ ,　, ／　 ＼
　　　 　 |　 　 　 （ー）　 （ー）　 |　　　　　　　本当に真紅のことを想っているのなら、
　　　　　＼　 .　　 （__人__）　,／　　　　　　　 真紅の幸せを第一に考えてあげなきゃいけないんだお
　　　　　　ノ　　　　 ｀ ⌒´　　＼
　　　 ／´　　　 　 _i⌒i⌒i⌒i┐ ヽ　　　　　　本当に真紅のことが好きであるのなら、
　　　 |　　　　ｌ　 （ l　/　/　/　l　　　　　　　　真紅が認めた人を自分も信じてあげなきゃいけないんだお
　　 　 l　　　　l 　ヽ 　　　　　 /

.

　 　　　　　／￣￣￣ ＼
　　　　　／　　　　　　 .　＼
　　　 ／　 _ ノ　　 ヽ、_　　 ＼　　　　　 前、翠星石と真紅の好きな人のことで喧嘩したことがあったんですけど　　　　　　　　
　　　.|　　　（ー） 　（ー）　.　　|
　　　 ＼ 　　 （__人__）　.　　／　　　　　 そのときあいつにそんなようなことを言われたんですお
　　　 　/　　　 ｀⌒´　　　　ヽ
　　　　ヽ、二⌒)　　　(⌒ニノ



　 　　　　＿＿＿_
　　　　／_ノΞ ヽ_＼
　　 ／ （◎）―（◎） ＼
　／ ::::::（（（__人__）））:::::＼
　|　　　　　　~~~　　　　　 |　　　　　　　 翠星石が……ねぇ
　＼ 　 　　　　　　　 　 ／



　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　　　 　 　　＼　　
／ U　　_ノ 　　 ヽ_ 　＼　　　　　　そりゃまだ自分のなかでは納得できてない部分も多少はありますお
|　 　　 （一）　　（ー）　 |
/　　　　 ∩ノ ⊃_）　／　　　　　　 学校でそいつと真紅が付き合ってるって噂が流れたときは
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　　　　　その日一日何も考えられなかったし
.＼　“　　／＿＿|　 |
　　＼ ／＿＿＿ ／

.

　　　　　 　　　　＿＿＿
　　　　　　 　 ／　　　　　＼
　　　　　　 ／　　　　　　 　 ＼
　　　　　／　 　 　＼ ,　, ／　 ＼
　　　 　 |　 　 　 （●）　 （●）　 |　　　　　 だけど、いつかは自分の中できちんと
　　　　　＼　 .　　 （__人__）　,／　　　　　　ケジメをつけなくちゃいけないことだとも思ってるんですお
　　　　　　ノ　　　　 ｀ ⌒´　　＼
　　　 ／´　　　 　 _i⌒i⌒i⌒i┐ ヽ　　　　 ……時間はかかるかもしれないけど
　　　 |　　　　ｌ　 （ l　/　/　/　l
　　 　 l　　　　l 　ヽ 　　　　　 /



　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　 ／　　　　 ＼
　　　　　　／　　 ⌒　　⌒＼
　　　　 ／　　 （ ⌒） 　（⌒）＼
　　　　 i 　::::::⌒ （__人__） ⌒:: i
　　　　　ヽ、　　　 `ー '　　 ／　　　　　　　 だからやる蔵さんもそうやって翠星石を束縛しちゃダメだお
　　　　　/⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨヽ
　　　　/ rｰ'ゝ　　　　　　　〆ヽ
　　　　/,ﾉヾ　,>　　　　　　ヾ_ノ,|
　　　　|　ヽ〆　　　　　　　　|´　|
.

やる夫くん、おっとなー

　 　　 　　＿＿＿_
　 　　　／～～～ ＼
　　　／　_ノ Ξヽ､_ 　＼　　　　　　そうだよねぇ……
　 ／ 　 （◎）―（◎） 　 ＼
　 |　 ::::（（（__人__）））::::　　|　　　　 分かってはいるんだけどやっぱり心情的にねぇ……
　 ＼　　 　 ｀⌒´　　 　 ／　　　　　すまないふぉ　変なこと言い出しちゃって




　 　　 　　＿＿＿_
　 　　　／～～～ ＼
　　　／　_ノ Ξヽ､_ 　＼
　 ／ 　 （◎）―（◎） 　 ＼　　　　　 ……っていうか娘と同い年の男の子に説得されるとは思わなかったふぉ
　 |　 ::::（（（__人__）））::::　　|
　 ＼　　 　 |r┬-|　　 　 ／
　　　　　　　.`ー'´

.

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／_ノ　 ヽ、＼
　　　／（ ○） 　（○）.＼
　 ／　　　（__人__）　　u. ＼　　　　　　　　 ご、ごめんなさい、娘と妹じゃ考え方が違うかもしれないですし
　 |ｎi 7　　 ｀ ⌒´　　　　.　|ｎ　　　　　　　 確かにでしゃばりすぎたかもしれないですお
l^l | | ｌ ,/)　　　　　　U 　l^l.| | /）
', U ! ﾚ' /　　　　　　.　.　| U ﾚ'/／)　　　　青二才の戯言と思って聞き流してもらっても……
{　　　 〈　　　　　　　　　ﾉ　　　 ／
..i,　　 　."⊃　　　　ｒニ 　　　 /
　."'""⌒´　　　　　　　`''""''''



　　　　　　＿＿＿_
　 　　　／ ～～～＼　　　　　　　　　いやいや、いいんだふぉ
　　　／（◎）―（◎）.＼　　　　　　　　やる夫君が真紅ちゃんをそこまで想ってるというのは痛いほど伝わったし
　 ／:::::（ （（__人__）））::: ＼
　 |　　　　/| | | | |　　　　　|　　　　　 それにやる夫君もここ最近色々思うところがあったんだふぉ？
　 ＼　 (、`ー―'´,　　 　／
　　　　　 ￣￣￣



　　　　 　 　＿＿__
　 　 　 　／　　　　＼
.　　 　／　 　 　 　 　 ＼
.　　／　　　 ―　　 ー　 ＼
　　|　　　　（●） 　（●） 　|　　　　　　 ・・・・・・
.　　＼　　　　（__人__）　 ／
.　　　ノ　　　　｀ ⌒´ 　 ＼
　／´　 　　　　　　　　　 　ヽ

.

　 　 　　　＿＿＿
　 　　　／～～～＼
　　　／（ ◎）―（◎）＼　　　　　　　　　 でもやる夫君
　 ／:::::（ （（__人__）））::: ＼
　 |　　　　　|r┬-| 　 　 　 |　　　　　　　 　確かにわしは翠星石とずっと一緒にいたいし
　 ＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／　　　　　　　　 母さんと3人でずっと暮らしてたいとは思うし


　 　　 　　＿＿＿_
　 　　　／～～～ ＼
　　　／　_ノ Ξヽ､_ 　＼
　 ／ 　 （◎）―（◎） 　 ＼　　　　　　　　 翠星石が結婚～なんてなったら発狂してるかもしれないし、
　 |　 ::::（（（__人__）））::::　　|　　　　　　　　翠星石がどこぞの馬の骨をつれてきたら
　 ＼　　 　 ｀⌒´　　 　 ／


　 　　　　＿＿＿_
　　　　ﾉ ＬノΞ ヽ_＼
　　 ／⌒◎）―（◎） ＼　　　　　　　　　
　／ ::::::（（（__人__）））:::::＼　　　　　　　　怒鳴って追い返すかもしれない……け、どどど
　|　　　　　　~~~　　ﾉ Ｌ　 |
　＼ 　 　　　　　　　⌒ ／


　　　　　 ＿＿＿_
　　　　ﾉ ＬノΞ ヽ_＼
　　 ／⌒◎）―（◎） ＼
　／ ::::::（（（__人__）））:::::＼　　　　　　　　 どおおいからしゃぁぁぁぁいい！！！！！
　|　　　　　|ｉｌ!ｉｌ!ｉｌ|　ﾉ Ｌ　 |
　＼ 　 　　|ｪｪｪｪ|　⌒ ／

.

　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　　　 ／　.u　　　＼
　　　　　　／(（○）) (（○）)＼
/⌒)⌒)⌒).::::　 （__人__）　l_j :::＼　　 　 /⌒)⌒)⌒)
|　/　/　/　　　　 |r┬-|　　　　　|　(⌒)/　/ / /／
|　:::::::::::(⌒)　U　.|　|　 |　　　 ／ 　 ゝ　　:::::::::::/　　　　　　　 や、やる蔵さん！？
|　　　　　ノ　　 　|　|　 |　　 　＼　　/　　）　　/
ヽ　　　　/　　　 └ー.┘　　　　ヽ /　　　　／



　　　　　　　　　　　　　　　+　　　　　　+
　　　ｍ ｎ　_∩　　　　　　　　　　+　　　　　　+　　　 ∩_　ｎ ｍ
　　⊂二⌒　__）　　+　　　　　＿＿＿　+　　 　　　　（__　⌒二⊃
　　　　　＼　＼　　　　　　／～三 ～＼　　　　　 　 ／　／
　　　 　　　＼　＼　　　／（ ◎）三（◎）＼　　　　／　／　　　 な、なーんちゃって　怒ってないふぉ？本当だふぉ？
　　　　　　　　＼　＼／:::::（ （（__人__）））::: ＼　／　／
　　　 　　　　　　＼　|　　　　　|r┬-|　　　　　|　 ／　　　　　　 ま、翠星石が連れてきた人が本当に信用できると
　　　　　　　　　　　＼＼　　　　`ー'　　　　 ／／　　　　　　　　こいつになら娘を任せられると思える人物なら
　　　 　　　　　　　　　＼　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　 　/　　　　　　　　　　　 わしも口を挟まないふぉ　



　　　　 ＿＿＿_
　　　／　　　　　＼
　 ／　　─　 　 ─＼
／ 　　‐=・=‐　‐=・= ＼
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　　　　（本当かよ……）
＼　　　　　｀ ⌒´ 　 ,／

.

　 　　 　　＿＿＿_
　 　　　／～～～ ＼
　　　／　_ノ Ξヽ､_ 　＼　　　　　　　　　にしてもやる夫君と
　 ／ 　 （◎）―（◎） 　 ＼
　 |　 ::::（（（__人__）））::::　　|　　　　　　　 こんな話題で盛り上がるとは思わなかったふぉ
　 ＼　　 　 ｀⌒´　　 　 ／



　　 　　 ＿_＿__　　　　　━┓
　　　 ／　―　　 ＼ 　　 ┏┛
　　／ノ　　( ●)　　 ＼　 ・
.　｜ ( ●) 　 ⌒）　　　|
.　｜　　 （__ノ￣　　　 /
.　｜ 　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　　 ん？そうかお？
　　＼＿　　　 ⊂ヽ∩＼
　　　　/´　　 　 (,＿ ＼.＼
.　　 　|　　/　　　　　＼＿ﾉ
.

　　 　　＿＿＿_
　　　／ ～～～＼
　 ／　　～～～　 ＼
／ 　 -（◎）―（◎） ＼　　　　　 いや、昔は翠星石と結婚するのは自分だお！って言い張ってたからねぇ
|　 　（ （ （__人__）））　 |　　　　　 まさかあのやる夫君からあんなふうに諭されるとは思ってなかったふぉ
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　　　　昔は本気で嫉妬してたんだふぉ？
.＼　“　　／＿＿|　 |　　　　　　 こんな白饅頭に娘はやれんって心の中で叫んでたっけ
　. ＼ ／＿＿＿ ／



　　　　　 　 　 　 　 ,,..-―‐-..,,
　　　　　 　 /￣ Y´u　 ＿　　　｀ヽ
　　　 　 　 .,' 　　.|　　　　 ヽ　u　　'.,
　 　 　 　 ./　 　 |　　'⌒ヽ　　　 ⌒',
　　　　　 /　　　.|　''''　,.-　　　u-‐、|
　　　 　 /　　　 .l　　 　〉、　 ,　ヽ ,,,,l
　　 　 .∧ 　 　 ,'　u　　l　 ￣ >‐'′ |
　　 　 .l. .ヽ　__/―.,、　ﾞ''‐‐''′　　./　　　　　　　ははは……
　　 　 .|　　＼/、 ./ ', ￣｀ヽ __,,.-''′
　　 　 .|　　 /|　｀´＼｀┐　 .| /|__　　　　　　　　 （あんたも白饅頭だろ……）
　　 　 .|　　　 | 　 　 .＼＼ / |´　 lヽ　　　　　　　
　　 　 .|　　　/　　　 　 ヽ　| ./ 　 |　|
　　　　.|　..／　　　 　 　 .ヽ|/　　 |　.l
　 　 　 |｀´　　　　　 　 　 　 　 　 |　 .',

.

　 　 　　　＿＿＿
　 　　　／～～～＼
　　　／（ ◎）―（◎）＼
　 ／:::::（ （（__人__）））::: ＼　　　　　 ま、それはさておき……
　 |　　　　　|r┬-| 　 　 　 |　　　　
　 ＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／　　　　　今のやる夫君が相手って言うのなら話が別だふぉ



　　　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　　　 　／　　─　 　 ─＼
　　　　　　／　 　 （●） 　（●） ＼
　　　　　　|　　　　　（__人__）　　　|　　　　　 ・・・・・・
　　　 　　 ＼　　 　　｀ ⌒´　　 ,／
　　　　　　ノ　　　　　　ー‐　　　＼











　　　　 ＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　─　 　 ─＼
／ 　　 （○） 　（○） ＼
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　　　　・・・はいぃ？なにがですかお？
/　　　　 　|!!il|!|!l|　　／
　　　　　　|ｪｪｪｪ|

.

　　 　　＿＿＿_
　　　／ ～～～＼
　 ／　　～～～　 ＼
／ 　 -（◎）―（◎） ＼　　　　　何って翠星石のことだふぉ
|　 　（ （ （__人__）））　 |　　　　　君のことは昔からよく知ってるから悪い奴じゃないってのは分かってるし
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　　　 変な奴にくれてやるくらいなら…ねぇ
.＼　“　　／＿＿|　 |
　. ＼ ／＿＿＿ ／



　 　 　　　　　　＿＿＿
　　　　 　　　／～～～＼　　　　　　　　　それにさっきの真紅ちゃんの話を聞いてちょっと思ったんだふぉ
　　　　　　／（ ◎）―（◎）＼　　　　　　　 ああ、この子は本当に大切な人のことを本気で考えてくれているんだなって
　　　　 ／:::::（ （（__人__）））::: ＼
　　　　 |　　　　　|r┬-| 　 　 　 |　　　　　 相手のことを本気で想ってくれている人と一緒になってくれるのなら
　　　　 ＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／　　　　　　親としてはこれほど頼もしいことはないふぉ
　 　　　／ 　 　 　　　　 　 　 ＼



　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 　／　　 　 　　　　＼
　　　　／　　　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　　　　　・・・・・・・
　　　　 ＼　　　　 ｀ ⌒´　 　／

.

　　　　　　　　　　　　　　　+　　　　　　+
　　　ｍ ｎ　_∩　　　　　　　　　　+　　　　　　+　　　 ∩_　ｎ ｍ
　　⊂二⌒　__）　　+　　　　　＿＿＿　+　　 　　　　（__　⌒二⊃
　　　　　＼　＼　　　　　　／～三 ～＼　　　　　 　 ／　／
　　　 　　　＼　＼　　　／（ ◎）三（◎）＼　　　　／　／
　　　　　　　　＼　＼／:::::（ （（__人__）））::: ＼　／　／　　　……ま、冗談半分で聞き流してくれて構わんふぉ
　　　 　　　　　　＼　|　　　　　|r┬-|　　　　　|　 ／
　　　　　　　　　　　＼＼　　　　`ー'J　　　 ／／　　　　　　君達が現在お互いのことをどう思ってるかを無視してるわけだし
　　　 　　　　　　　　　＼　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　 　/



















..　　　　　　＿＿＿_
　　　　　／　―　　-＼
.　　.　／　 （●） 　（●）
　　／　　　　 （__人__）　＼
　　|　　　　 　　｀ ⌒´　　　|　　　　　　……やる夫と翠星石はそういう関係にはならないと思いますお
.　　＼　　　　　 　　　　 ／
.　　　ノ　　　　　　　　　＼
　／´　 　　　　　　　　　　ヽ

.

おおっと、外堀が埋まったよー

　　 　　＿＿＿_
　　　／ ～～～＼
　 ／　　～～～　 ＼
／ 　 -（◎）―（◎） ＼　　　　　 ……そうかふぉ
|　 　（ （ （__人__）））　 |
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／　　　　　　やっぱり昔とは違ってお互い嫌いあってるのかふぉ？
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　　　　喧嘩ばかりするって話を水銀燈から聞くし
.＼　“　　／＿＿|　 |
　. ＼ ／＿＿＿ ／



　　　　　 　 　　＿＿＿_
　　　　 　　　／⌒　 ー､＼
　　　　　　／（ ●） 　（●）＼　　　　　　嫌いあってるって事はないですお
　　　　 ／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
　　　　 |　　　　　|r┬-/ ' 　　　|　　　　 嫌ってたら10年以上一緒にいないし
　　　　 ＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／　　　　 向こうも10年以上一緒には居てくれないと思いますお
　 　　　／ 　 　 　　　　 　 　 ＼

.

　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　＼
　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　 ／ 　 ‐-､　　 　 　,.-‐　　　＼
　　　　　／　　 　., ーヽ　　　,'. ｰ-、 　 　＼
　　 　／ 　　 　（ （℃) l 　 　l i℃） ）　　　　＼
　　　 | 　 　 　 　 ｀ｰ ノ　　　 ヽ.ｰ '　 　　　　　|　　　　　 やる夫と翠星石は喧嘩友達、なんですお
　　　 |　　　　　"⌒（_＿__人_＿__）⌒ﾞ 　 　 　 |
.　　　 ＼　　 　 　 　　 ´￣￣｀　　　　　 　　／
　　　　　 ＼　　　　 　 　　　　　　　　　　 ／
　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　 〈










.

　　 　　＿＿＿_
　　　／ ～～～＼
　 ／　　～～～　 ＼
／ 　 -（◎）―（◎） ＼
|　 　（ （ （__人__）））　 |
/　　　　 ∩ノ ⊃　　／　　　　　 喧嘩友達……
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.＼　“　　／＿＿|　 |
　. ＼ ／＿＿＿ ／




　　　　　　　　　　　　 　 ∩＿
　　　　　　　　　　　　　　〈〈〈　ヽ
　　　　　　＿＿＿_　　　〈⊃　　}
　　　　 ／⌒　　⌒＼　　 |　　 |
　　　／（ ●） 　（●）＼　 !　　 !　　　　　お互い馬鹿なことを言い合って喧嘩して、
　 ／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼|　　 l　　　　　ぶん殴ってぶん殴られて、笑いあいながら一日を過ごす
　 |　　　　　|r┬-| 　 　 　 | 　／
　 ＼ 　 　　｀ ー'´ 　 　 ／／　　　　　　 それ以上でもそれ以下でもない、そういう関係なんですお
　　/　＿＿　 　　　　　　/　　　　　　　　
　　(＿＿＿）　　　　　　/

.

　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ﾍ
　　　　　　＿＿＿_　　　　　　/ /
　　　　 ／＼　　／＼　　　／ /
　　　／（ ⌒） 　（⌒）＼／　 /
　 ／ :::::⌒（__人__）⌒:::::＼ /　　　　　　　　多分、翠星石も同じような感じですお
　 |　　　　　|r┬-| 　 　 　 |
　 ＼ 　 　　｀ ー'´ 　 　 ／
　　／　　　　　　　　　 ＼　　　　　　　　　　このままずっとこんな調子だと思うんですお
　/　　　　　　　　　　　 　＼　　　　　　　　　……別れが来るときまでは
/　　／＼　　　　　　　 　 　ヽ
　／　　　＼　　　　　 　　 　ﾉ
U　　　　　　ヽ　　　 　　 　ノ



　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／⌒　 ー､＼
　　　／（ ●） 　（●）＼
　 ／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼　　　　　だから……
　 |　　　　　|r┬-/ ' 　　　|
　 ＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／


.

　 　　 　　＿＿＿_
　 　　　／～～～ ＼
　　　／　_ノ Ξヽ､_ 　＼　　　　　　　　ふーん、なるほど……
　 ／ 　 （◎）―（◎） 　 ＼　　　　　　
　 |　 ::::（（（__人__）））::::　　|　　　　　　 前言撤回させてもらうふぉ
　 ＼　　 　 ｀⌒´　　 　 ／　　　　　　　やっぱり君には翠星石は任せられないふぉ




　　　　 ＿＿＿_
　　　／　　　　　＼
　 ／　　─　 　 ─＼　　　　　　 ……あの、やる夫の話聞いてました？
／ 　　‐=・=‐　‐=・= ＼
|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　　　　任せるも何も……
＼　　　　　｀ ⌒´ 　 ,／

.

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／～Ξ ～＼
　　　／（ ◎）Ξ（◎）＼　　　　　　　 確かに相手のことを考えてほしいけど
　 ／:::::（ （（__人__）））::: ＼
　 |　　　　　|r┬-|　　　　　|　　　　　 自分の気持ちに嘘ついてるような男は個人的にNGだふぉ
　 ＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／



　　　　　　　　　　 _-─―─- ､._
　　　　　　　　 ,-"´ 　 　　　 　　 ＼
　　　　　　　　/ 　 　 　 　　　　　 　ヽ
　 　 　　　　 / 　　　　　　＿／::::::＼_ヽ
　　　　　　　|　　　　　　　　　::::::::::::::　 ヽ
　 　　　　 　l　　u　　　 （　●)::::::::::( ●)　　　　　　　いや、だから……
　　　　　　　` ､　　　　　　　 （__人_）　 /
　　　　　　　　　`ｰ,､_　　　　　　 　　／
　　　　　　　　　／　　`''ｰ─‐─''"´＼

.

　　　　　　　　　　　 __、
　　　　　,r´⌒ヽ,⌒ヽ,ヽ
　　　(⌒)､　　 .人　 λ＼､ .-◎ー◎
　　　 ＼. ＼　　　　、　ヽ.／ ー 　ー＼
　　　　 |＼　＼ 　 　ヽ.／ （３）　　（３）
　　　　 |　 ＼　 ＼　／　 （ （ （__人__）））＼
　　　　 |.　　 ＼　 　|　　　　　　　｀ ⌒´ 　　|
　　.　　 |.　　　|.＼_ノ＼ 　　　　 　　　　　　/
　　.　　 |.　　　|　　 | 　 ＼＿＿＿＿＿_／
　　.　　 |　　　)　　.|
　　.　　 |　　　|　　.|　　　　　　　　　　 どーも、おっさんの戯言にお付き合いいただいてありがとうございましたふぉ
　　　　　|　　 |.|　 .|
　　.　　　|　　| .|　.|　　　　　　　　　　　真紅ちゃんにもよろしく伝えてくれふぉ
　　　　 ／ 　/ /　ヽ,
　　　　(＿_ノ　 ヽ、__つ



　 　 　＿＿＿＿
　 　 / ⌒ΞΞ⌒ ＼
　　./(ー）―（◎） 　 ＼　　　　　最後にひとつだけ……
　 /::（（（_人＿）））::::: 　|　
　 |　　　 ー　　　　　 　.|　　　　 もう少し自分に正直に生きたってもええんじゃないかふぉ？
　 ＼ 　　　　 　　　　／

.

　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　 ／ノ 　 ヽ､_＼　　　　r ⌒j　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　はっはっは　悩みたまえ青年！＞
　　　　　　／（ ○）}liil{（○）＼　　/ 　 /
　　　　 ／　　　 （__人__）　　 ＼/ 　 / 　　／　 ）
　　　　|　　　　　|i|||||||i|　 　 　/　　/　 ／　 ／
　　　　＼ 　 　　|ｪｪｪｪ| 　 　 /　 　'` ´ 　／
　　　　　　r´　　(⌒'ー―- イ′　　　　　´廴
　　　　　/　　　 ＞ 、　　　　　ヽ　　　 　 _　￣￣￣)　　　 だから人の話を聞けぇぇぇぇぇっ！
　　　　/　　 　　　　 -､　　　 　 } 　 　 　 　(　￣¨´
　　　/　　　 　 　　　　　ヽ._　　　　　　　__　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　｀　　　--‐'´　｀ﾞ' 、_.)




　 　　　＿＿＿_
　　　／　　 　 　＼
　 ／　　　　 　 　　＼　　
／ 　　　　　　　　　　＼　　　　　　　 行っちまったお……
|　 　　　＼　　 ,＿　　 |
/　　ｕ　 ∩ノ ⊃―）／　　　　　　　　ったく、いきなり何言い出すんだか……
(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |　　　　　　　　　
.＼　“　　／＿＿|　 |　　　　　　　　　
　　＼ ／＿＿＿ ／

.

　　　　　　　 ＿＿
　　　　 　／..::::::::::::::..＼
　　　　／..:::::::::::::::::::::::::.＼
　　 ／..::::::::::::::::::::::::::::::::::::.＼　　　　　　　…………
　　 | :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |
　　 ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／　　　　　　　 今までもそうだったんだお、これからだって変わらないお
　　,. -‐'´..:::::::::::::::::::::...｀丶､　　　　　　　　これで、いいんだお
　 ﾉ .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::....ヽ






　　　　　　　　　　 _-─―─- ､._
　　　　　　　　 ,-"´ 　 　　　 　　 ＼
　　　　　　　　/ 　 　 　 　　　　　 　ヽ
　 　 　　　　 / 　　　　　　　　　　　　 ヽ　　　　
　　　　　　　|　　　　　　 ＿／::::::＼_　　ヽ　　　 あーチクショー　久しぶりに胸が痛みだしたお
　 　　　　 　l　　u　　　 　　 ::::::::::::::　 　　)
　　　　　　　` ､　　　　:::::::::::::::::::::::::::::::　/　　　　……慣れたと思ったんだけどなあ
　　　　　　　　　`ｰ,､_　　　 （__人_）　／
　　　　　　　　　／　　`''ｰ─‐─''"´＼

.

娘側の親父に認められるなんて・・・うらやましいｗ

　　　　　　　　　　　 　 　 　 □
　　　　　　　　　　　　　　　 ┌─┐
　　　　　　　　　　　　　　　 └─┘
　　　　　　　　　　　　　　　┌───┐
　　　　　　　　　　　　　　　└───┘
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┌─────┐
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┌┼─────┼──┐
　 　 　 　 　 　 　 　 　 │└─────┘　 　 │
　 　 　 　 　 　 　 ┌─┼─────────┼───┐
　 　 　 　 　 　 　 │　 └─────────┘　 　 　 │
　 　 　 　 　 　 　 │　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 │
　 　 　 　 　 　 　 └───────────────┘

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　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,,＿＿＿＿＿＿＿＿_,,　　　　　　　　　　 　 |　 :::|
　　 　 _＿＿＿__　　　　 　 ／＿＿＿＿＿＿＿＿,／l　　　　　　　　 　 　 ┥　 :|
.　　　 |l'￣￣￣ｌ|　　　　　 l二二二二二二二二二l／　　　　　　 　 　 　 　 |　 :::|
,,⌒;)　|l＝＝＝,ｌ| ;'　　 　 　 　 　 .| 　{二}　{二} |　　　　　　　 ﾉ从　　 　 ,从|　 :::|
;;ゝ;;ヾ |l.　 　 　 ｌ|　　　　 , 　 　 　 | 　{二}　{二} | 　 　　　 　 ﾉ;;ﾐ;;ゞ　　　ｿ;;ﾐ|　 :::|
ゞゞ;;;ｿﾞ─ ;;''ヾ, ┘　　 '"`　　 ,; [::]| 　{二}　{二} |　　　　　　 ヾ ﾐ ゞゞ　　ﾐゞ;;|　 :┝
　ゞ;;;ｿソ;;;ゝ;;;ノ　　＿＿_　　 　 　 | 　{二}　{二} | ﾞ ''＿＿_ ﾉ;;;ｿ ゞヾﾐ ;; ﾐゞ'' |　 :::|
ゞ;;;ｿソ;;;; ゝ;;;'ノ ／ 　 ／| '　 　 　 | 　{二}　{二} |.／ 　,／| ゞ;;ミ;;;ゞ;;;;ミ;;;;, ﾐﾐ|　 :::|
￣￣￣￣￣￣|￣￣|　 |,＿＿＿_|＿＿＿＿＿||￣￣|／￣￣￣￣￣￣￣|＿;;;|￣
￣￣￣￣￣￣　　　.|　 |　　 ／　　　　　　　 　 ||　＿_.￣￣￣￣￣￣￣￣|l l lll|￣
　　　　　　　　　　　　|r────‐v────‐t| ||桜田| 　 　 　 　 　 　 　.|l l lll|
　　　　　　　　　　　　||　∟ ∟ ∟ || ∟ ∟ ∟　|| ´￣｀　,;　　　`';　 　 　 　 |l l lll|
　　　　　　　　　　　　||　∟ ∟ ∟ || ∟ ∟ ∟　||　　　　　　　　　　　　　 　 |￣'''|
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　 　 ∠／／l 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼ 　 　 | 　 ヽヽ
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: : : : | |: : ／´[王王三三三三三｢￣￣￣￣l三三三三｢￣￣￣￣|三三三三三王王ｌ 、　 | | : : : :
: : : : | |／　 　 | liｌ|l|／ ｲ: : : : : :｜　　　　　｜: : : : : : :｜　　　　　｜ : : : 　|＼|il| ｌiｌ|　 　 ＼| | : : : :
: : : : | |二二二|lｉl |i|／l | : : : : : ｜　　　　　｜: : : : : : :｜　　　　　｜ : : : 　| l :|li|lｉ ||二二二| | : : : :



　　　　 　 　 　 ,ｫｪ､＿__
　　　　　　 　,.f込ｔﾝ:::::::::::｀ ヽ、
　　　　　／::::;. -‐ 　´￣￣｀丶＼
　　　　〃::／　　　　　　　　　　＼ヽ、
.　　 　 ll::/　　　l　　　　　　　　、　ヽY ＿
　　　　ll::l}　　　ｌ　　|　　　 l　|　l　　 lイﾆ}|
　　　　ll;;l}　l､　|　　 | ｌ、 -l‐七/ｖ'　 lミ彳、
.　　　_,'Vｉ 　l,x tT二ｔ,|ヽ,ノ,ｨT}｀'j　ｌ ||〃へ.､
　　／<//l､ ヽヽｨf_lｊ`　 　 　¨ ∠ノlﾉ.||　l　ヽ>
　　ヽ／/{∧　 ＼＿.　　__'_,　,ｨ′l　 ﾚ.　l
.　　/ //'l |　＼__＜. ､ __`_´.ｲ,ヽ　 ＼,__　l　　　　　　　　 ふーん、そんなことがあったのねぇ
　 /　l_| |_!　　 ｌ　 ｌ l'ー--,＜└vヽ　 ＼＼!
. / 　　　,ｨｰ-.‐|　 |'′　//lＹﾐヽ|l ハ 、 ヽ:.＼
/ 　 　 /.::::::::::::{ 　 ＼ｰtfﾉｌi　斤　l:::::|j＼ l:::::::.＼
　　　 /.:::::::::::::::ヽi＼ ヽ ￣l｣ |/　　|::.Ｙ :::`'::::::::::/
.　　 /.::::::::::::::::::::::|:::l ヽl_,､_ｒ､,_,､r､l'|:::::', :::::::::::::/
　　〈:::::::::::::::::::::::::l:::::＼ﾞ　' |　l　/ ' ,}::::/ :::::::::::ハ
.　　 ＼:::::::::::::::::::i､:::::::::＼　　仍} ,/:::::ｌ｀ヽ:::::::::::::',

.

　　　　　　＿＿＿_
　 　　　／ ～～～＼
　　　／（◎）―（◎）.＼　　　　　　　 いやー思春期っていいものだふぉ
　 ／:::::（ （（__人__）））::: ＼
　 |　　　　/| | | | |　　　　　|　　　　　 友達以上恋人未満の関係っての？
　 ＼　 (、`ー―'´,　　 　／　　　　　 ああいう微妙な距離感とか見てるとぞくぞくしちゃうふぉ
　　　　　 ￣￣￣



　.ﾚﾆｲ.|,lﾄ､ |､　 |!、　|　 　 ,/! ,ｨ 　 　 !|
. /ﾉ　ﾊ!十寸ﾆﾏT ＼|　　 /+/-!_j　　,ｨ!
//!　　 ! _ﾞ__ヽ--ヽ　 !　,／ﾅ'´ ﾚ1 ／/
/ |ヽ　 ﾍ. 弋歹ヽ 　 j／　弋歹/´7　　　 ,.、
　 ! |.＼　ヾ￣´　　　　 　 ｀￣ﾗ　ｨ!　　 ./ .}
　八!　 i＼_＼　　　　 ′ _,∠_,ィ１l 　 ./ ./　　　　　　　 あら？いいのかしらぁ？
- ､|.|　 ﾚヘゝ、　 ー ｧ　 ／　　l　!l　 / ./＿,.--ｰ
:::::::|.|　 |:::::::＼ﾞ＞　__ ,イ　l　　 |,. ‐::/ ,ｲ､::::_::_::_::　　　　自分の娘が赤の他人と付き合うことになるかもしれないのよぉ
:::::: ',!　 |::::::::::/＾「介､　 !　.!　　ｌ__:::/ノ / ｀ヽ::::::::
､:::::∧　.!:::::::/:::::ﾚ l|:､〉-'＾::|　　|::::〃 ./､У./＼::
::ヽ:::/＼∨ヽ!::_::|　lY:::i}ﾄ､:::!　,/:::У　'　Y_/ / ﾉ!
:::::∨:::::i＼ヽﾄ:::/!　 ヾ､!>‐ｌ| /!::::::|　 　 　 ｰ'ｰﾝ′
:::::::ﾍ:::::ﾚ´ヾ└V!　　 ヽ　//! |:::::::}　 　 　 　 /
.

　 　　 　　＿＿＿_
　 　　　／～～～ ＼
　　　／　_ノ Ξヽ､_ 　＼　　　　　　まぁ……確かにやるせない気持ちがあるのは事実ふぉ
　 ／ 　 （◎）―（◎） 　 ＼
　 |　 ::::（（（__人__）））::::　　|　　　　 でもやる夫君なら許せるかなーって思ってるのも本当だふぉ
　 ＼　　 　 ｀⌒´　　 　 ／　　　　　




　 　 　 　 ＿＿＿
　 　　　／～～～＼
　　　／_ノ 三ヽ､_　　＼　　　　　　　　　 つってもあんな気持ちならお断りだけど
　 ／（◎）三（◎）)　　　＼　　　　　　　　
　 |:::（ （（__人__）））::::: 　　|　　　　　　　　それに翠星石だってどう思ってるかわからないしね
　 ＼　ヽ|r┬-|　/　　　／　　　　　　　　 今言えるのは翠星石にふさわしい野郎は現段階ではいないってところかふぉ
　 ／ 　　｀ー'´　　　　 ＼




　　 　 　 　 　 ＿＿
　　 　 　 　 ｨｧ:::::::::::::-､_
　　　　／/::::_ｪｪｪｪｪｪ_::::ヽ
.　 　 /n/イT| |! |! |! j ｀ヾﾍ
　 　 {⊂i⊃j j !廾 ! i|ナT⊂ﾄ,
　 　 i⊂j⊃┯┯｀　j┯┯て!
　　 .' /N　　じ　　 　 じ N　|
　　 |!　人　　　　_　　　ｲ ! /　　　　　　　 （っていうかまだ高校生なのに結婚とか話飛躍させすぎよぉ）
　　 |!　|!　|＞-　　_rf i| ! | |
　　 | '. i,　j| /::ﾗT::}j ! ! j .! !
　　 |{ N v | }::::少::|| ! !ｲ |ｲ
　　 |　 '.　 !j:::::::::::::ﾘ　j/ li !
　　 Ｎ　 '. ｲ:::::::::::::::i ｲ　N !　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ガチャ＞

.

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／⌒Ξ`ー＼
　　　／（ ◎）―（◎）＼
　 ／:::::（ （（__人__）））::: ＼　　　　　　　　　おっと、噂をすれば我が家のお嬢様のご帰還だふぉ
　 |　　　　　|r┬-/ ' 　　　|
　 ＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾄﾀﾄﾀﾄﾀ＞

　　　　　　　　　　　　　　　+　　　　　　+
　　　ｍ ｎ　_∩　　　　　　　　　　+　　　　　　+　　　 ∩_　ｎ ｍ
　　⊂二⌒　__）　　+　　　　　＿＿＿　+　　 　　　　（__　⌒二⊃
　　　　　＼　＼　　　　　　／～三 ～＼　　　　　 　 ／　／
　　　 　　　＼　＼　　　／（ ◎）三（◎）＼　　　　／　／
　　　　　　　　＼　＼／:::::（ （（__人__）））::: ＼　／　／　　　　　　　お帰り翠ちゃん！
　　　 　　　　　　＼　|　　　　　|r┬-|　　　　　|　 ／
　　　　　　　　　　　＼＼　　　　`ー'J　　　 ／／　　　　　　　　　　今日はずいぶんと遅かったふぉ？
　　　 　　　　　　　　　＼　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　 　/







　　　　　　　　　　,　-　'　‐ ―　､　‐-
　　　　　　　　／　　 ※　　　　　　`＜ ヽ
　　　　　　　/ ≠　￣　^: ￣: :― ､ ※ヽ　 ` ＜
　　　　　　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : ヽ　 ヽ　　　　>
　　　　　 /: : : : : : :/: : : : : :,､: :i i: : : :',　　i　　／
　 　 　 ./: : : : : : : i: : : : : :_.-弋「i: : : :.} 　 }／: :i
　　　　 |: : : : ;__: :.i: : : : イ/　　乂: : : :} 　 i: : : :.|　　　　　　　ただいま
　　　　 i: : : : : : `ﾄi: : : :〃　 ＿ /: : :,ｲ 　 }: : : : |
　　　　 ヽ: : : : :./__,ゝ／　￣￣/: : :/;{ ※ }: : : :.',　　　　　　 遅くなって申し訳ありませんでした
　　　　　 ヽﾊ: :_ゝ　<　 　 　.／_:, ｨ.ノ.{　　j : : : : ',
　　　　　　　　ﾊ　ヽ　 ヽつ　　 , 　 i: :.}　　}: : : : : :',
　　　　　　　 ,': {　　}: ＞ ､. ィ"　　 ',: :',　　',: : : : : ﾍ
　　 　 　 　 /: : j　 ,': : : : : : :〉　　　 ヽ i　　i: : : : : :.ﾍ

.

　　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　／～～u　＼
　　　　 　／　　／～～＼＼
　　　　／ 　し （◎）―（◎） ＼
　　　　|　∪　::::（（（__人__）））J|　　　　 ど、どうしたんだふぉ　
　 　　 ＼　　u　　 |r┬-|　 　／　　　　えらく不機嫌だけど！？
　　　　／　　　　 　`ー'´　　 ＼



　　　　　　　　　　／.:.:.:.:::::::::::::::弋辷ソ::::.｀`ヽ
　　　　 　 　 　,.ｲ.:::::::, ．　"´　 ￣￣ ￣｀`ヽ::.＼
　　　　　　　 //:.:::,r'´　　　　　　　 　 　　 　　`ヽ＼
　　　 　　,. イハ:〈　 　 　 　 ,　　　 　 　',　　 　 　｀`＼
　　　　 く　./l1　|::|:i　　 .i 　 l:. 　　　　　 l　　　　.:.:.::::.:.ヽ
　 　 　 　V .:l1　|::|:|l:.　.::|i .:.:l.::i　　　　　.:l　　　.::i.:::!:::| |:|
　　　　　/.　 lレ'ノ.:|l.:.　.:|| .:.:|:::|:.:.　　　.:.::!.:.:.:ｲ.:::!::::!:::l |:|
　　　　./.::!　 !1　 i |l.:.:.:::l:| .:.:l.::|::.:.:.　 .:.::/.:.:/.:!.:::!.:::!:::l l::!
　　　 /.:.:.:|　 |::|　 i ﾄ､_.:_|:ﾄ､.:ﾄ､ﾄ､::.:.:.::::/l::./_/:.:/:::/::/ ﾘ
　 　./ .:.:..:|　 |::|　 i |　＼仁lﾆ=心ﾊ.:.::/ｨイ l/｀/.::/.:/　′
　　/ 　.:.:.:|　 |::|　 i |　弋_辷'フ` 　 ';/ ィﾁ斗l/.::/イ
　./ 　.:.:.:.::!　 |_|　 i | 　 　 ￣　 　 　　　 ￣ !:／　.l　　　　 今日数学の補習だったのよぉ
　　　 .:.:.:.::!　 |　　 l l 　 　 　 　　 　 ,　　 　,:::|　　 i　　　　 まったく、あれほど勉強しておきなさいって言ったのに
　　　 .:.:.:.:.!　 |　　 l |＼　　 　 　_ .._′　　/.l::|　　 i
　　　li.:.:.:.:.!　 |　　 l l::::.:.ヽ､ 　 ´　　　 ..イ.::::l::|　　 |　　　　自業自得ねぇ
　　　li.:.:.:.:.!　 |　　 l l::::::厂 ￣|ー- ＜::::::l::::.:l::|　　 |
　　　li.:.:.:.:.!　 |　　 l l::ノ.:.:::::::ノ.:Ⅹ:＼|::::::l:::.:.l::|　　 |
　　＿ノ￣l .:.:|　　 l l.::::::::／.::::::八:::::::|::::::!::::::!:|　　













　　　　　　　　　　　　__,､--‐-､＿
　　　　　　　 　 ,.ｨ':´:l　　※　　l　 ｀ヽ､
　　　　　　　　/: : : : :l　　　　　l!.　　 　＼
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　　　　　　　　　　 　 ｀/ ※ l: :.l: :l: : : : : : :.l　　　　　　　絶対次は目に物を見せてやる……
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　　　　　　　　　 な、なーんだ数学の補習かふぉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／_ノ 三ヽ､_　　＼
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　　　　　　　　　 ……数学だったらやる夫君に　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::（ （（__人__）））::::: 　　|
　　　　　　　　　 教えてもらえばいいんじゃないかふぉ？　　　　　　　　　　　　 ＼　ヽ|r┬-|　/　　　／
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　　　　 ヽ人_从人__从_从人__从人_人_从人__从
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　　 ＜ 　　口にするなぁぁぁああああッ！！！ 　　＞
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜　　み、翠ちゃんストップ！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜　　首絞まってるから！見事に極まっちゃごげぇ！！ 　　　＞
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　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ人_从人__从_从人__从人_从人__从_从人__从人_人ﾉ人
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　　　　　　　　　　　　　　＜　　翠星石！！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞
　　　　　　　　　　　　　　＜　　お父さんに八つ当たりするのはやめなさいっ！！　　 　＞
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　　　＜　　うがぁああああああ！！！！　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　 ＞
　　　＜　　ムカつくぅぅぅうううううううう！！！！あのスカタンがぁあああ！！！ 　＞
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本日は以上です
お付き合いいただきありがとうございました

乙
流石義父さん伊達に長く生きてないな
周りを変えないためはに自分を変えなきゃならんけどまだ分からないだろうな

乙でした
ええい、じれったい小僧だ。はやく気持ちを整理しろぃｗ

乙でした

今後どーなるんだ！

乙ありがとうございます

色々やる夫に言いたいこともあるかもしれませんが、思春期特有の症状って事で許してやってください


翠星石の態度と喧嘩友達って関係が今後の鍵と言っておきます

乙です
知ってるか、やる夫
病気の治療ってな、どんな病気でも無理して我慢せず、
はやめに治療しちまうのが最も良い選択肢なんだぜ

乙です。
やる夫もだけど翠星石も素直にならんとな。

乙でした！
いい家庭だｗ

翠星石は今のやる夫の悩みを乗り越えてる気がするけど
どーうなんだろう？