i⌒i　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ミ川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川彡
　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ!::::|　　　　　　　　　　　　i´）　 　 　 三　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 三
　　　　　　　　　　　　　　＿_ﾉ |:::::i　 　 　 　 　 　 　 　 |::::ｌヽ、　　 三 本日は入界船 ルークラムエ Ⅲにご搭乗してくださり 三
　　　　　　　　 　 　 　 /＼　　ｌ:::::ﾞ|　　　　　　　　 　 　 |::::|　 ヽ、 三 誠に有難うございました　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 三
　　　　　 　 　 　 　 　 ）　 ヽ　ヾ:::ヽ ＿, -―（⌒ﾄ-、　ﾉ:::::|　 　 〉  三　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 三
　　　　　　　　　　 　 （　 　 ヽ　ゝ､〃-‐､;::::ヽ|iヽ|´フｰ'::;､ﾉ　 ／　 三 　乗り降りする際はお忘れ物がないよう　　　　　 　 三
　　　　　　　　 　 　 　 〉　 　 ゝ/∠ｰ ､　 ｌ:::::;|ﾚ）|ｌ´　,､_」ヽノ　　　 三 　ご注意願います。　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 三
　　　　　　　　　　　　　ヽ‐-､_./ｌ´｀ｰ-'　ﾉ:::::::ｌヾﾉﾉ､ 〃_, 「ｌ|　　　　三  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 三
　　　　　　　　(´ヽ　　　 ﾉ　　 |::ゝ、__.ノ:::::::::人　ヽ::ゝ、　 ﾉ:ｌ-‐―  彡川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川ミ
　　 　 　 　 　 ヽ::ヽ　　ﾉ／⌒ゝ;:::::::::::::::::::／::/ ／）::::::｀´:::::ﾉ、　　　/
　　　　　　　　　＼::＼ ﾋ ／７'::::｀ｰ--‐::´:::::::レ　 ）ゝ、__:;ノ{､ﾐ:ヽ､ /
　　　　　　 　 ,-‐´⌒｀::ｰ‐-ゝ、:::::::::::::::::::::::::::|、　＼::::::::::::::::}:;＞、ゝ　　　 　 　 　 　 ,っ、
　　　　 　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::::::::1 ＼　 ｌ:::::::::::::ﾉｰ-、´　　　　　　　,-ｰ〃 ノ
,.-､_　　／:::::::::::;;:-､,ﾍ､＿＿_」::::::::::::::::::::::::::::（ヽ　＼_）::::::::ﾉ::::::::::::｀::ｰ―-､,-―'〃 ／
ゝ、::｀::´::::::; ／　　　／⌒i　 ヽ:::::;-‐- 、:::::::::ヾ＼　〈:::::::::ﾉ_-､＿＿::;､;;＿_;::-ﾞ'　／
　　 ヽ-＝'　　　　 /　　 /　　〉ｰ':::::::::::::ヽ::::::::::ヽ ） /~｀く　　｀ｰ--- ――‐‐ ' ´　　　　　　　 ,ｲ
　　 　 　 　 　 　 /　　 /レ::´:::::::::::::::::::::/:::::::::::::{、ﾚ!:::::::::::｀ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　/ム―７
　　　　　　　　　 ゝ　　|:::::ヽ::::::::::::::::::ノ｀ー-‐―´｀､::::::::::::::::::ヽ　 　 ∠二＞　 ,.イ　　　　　//ニ.７/
　　　　　　　　　　 ヽ、!:::::::::::::::::::_／　　　　　　　　　ヽｒ:::::::::::::〉　 ∠二＞　／_/ ,ｲ二.7　/'''￣7/　,ｲ,ｲ ,ｲ
　　　　　　　　　　　　｀＝--―´　　　　　　　　　　　 （::::::::::::/　　　　　　 ／／　　＿/ﾑ_　　　// 　ﾚﾚ //
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヾｰ-､ヽ、　　　 ／／　 　 '──‐' 　　/'　　　　/'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ｰ-つ'　　　  |/




　　　　　　　　 ､_　　＿
　　　　　　 ｨ-‐ ` Y　＜＿＿
　　　＿≦―'´＿＿ _二z<＿　　　　　　予定より３時間遅れか……
　　　 ＞ヾ ￣, -‐　´￣｀┴＜
　 ＜戈､　Y　 /　　　　　　　　＼
　　　 >{　/ 　 l,　､　,　　,l_ 　 ､　ヽ
　　　|　ゝ{　　 l｀寸寸T ハT7 } ,､ l
　　　∨ヾﾊ ∨ゝ　（●）　（●）|ハ|
　　　　　　ヾi∨|　　　　 ,　　 |´
　　　　　　　ヽT､,_　 ―　 _ ノ
　　　　　 　 　 |　lヽ::ニヨ7l
　　　 　 　 　 └l´:::／ヽ |`



.

　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 i⌒i　
　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ!::::|　　　　　　　　　　　　i´）
　　　　　　　　　　　　　　＿_ﾉ |:::::i　 　 　 　 　 　 　 　 |::::ｌヽ、　　
　　　　　　　　 　 　 　 /＼　　ｌ:::::ﾞ|　　　　　　　　 　 　 |::::|　 ヽ、　
　　　　　 　 　 　 　 　 ）　 ヽ　ヾ:::ヽ ＿, -―（⌒ﾄ-、　ﾉ:::::|　 　 〉、
　　　　　　　　　　 　 （　 　 ヽ　ゝ､〃-‐､;::::ヽ|iヽ|´フｰ'::;､ﾉ　 ／　 ｌ
　　　　　　　　 　 　 　 〉　 　 ゝ/∠ｰ ､　 ｌ:::::;|ﾚ）|ｌ´　,､_」ヽノ　　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　ヽ‐-､_./ｌ´｀ｰ-'　ﾉ:::::::ｌヾﾉﾉ､ 〃_, 「ｌ|　　　　　ヽ
　　　　　　　　(´ヽ　　　 ﾉ　　 |::ゝ、__.ノ:::::::::人　ヽ::ゝ、　 ﾉ:ｌ-‐――´ﾉ
　　 　 　 　 　 ヽ::ヽ　　ﾉ／⌒ゝ;:::::::::::::::: ,.　-─-　 、 ::｀´:::::ﾉ、　　　/
　　　　　　　　　＼::＼ ﾋ ／７'::::｀ｰ-  ／　　　　　 　 ＼ _:;ノ{､ﾐ:ヽ､ /
　　　　　　 　 ,-‐´⌒｀::ｰ‐-ゝ、:::::::::/　 　 　 　 　 　 　｀、 :::}:;＞、ゝ　　　 　 　 　 　 ,っ、
　　　　 　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::{::::::::::l　 　 Λ＿Λ　　　　 l :::ﾉｰ-、´　　　　　　　,-ｰ〃 ノ
,.-､_　　／:::::::::::;;:-､,ﾍ､＿＿_」:::::::::: l　　 (´･ω･`)　　　  l::ﾉ::::::::::::｀::ｰ―-､,-―'〃 ／
ゝ、::｀::´::::::; ／　　　／⌒i　 ヽ:::::;-  ､　　　　　　　　 　 / ﾉ_-､＿＿::;､;;＿_;::-ﾞ'　／
　　 ヽ-＝'　　　　 /　　 /　　〉ｰ':::::::::＼　　　　　　　／  　　｀ｰ--- ――‐‐ ' ´
　　 　 　 　 　 　 /　　 /レ::´::::::::::::::::::::: ｀ ｰ- 　 -‐´ :::::::::｀ヽ　
　　　　　　　　　 ゝ　　|:::::ヽ::::::::::::::::::ノ｀ー-‐―´｀､::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　 ヽ、!:::::::::::::::::::_／ Λ＿Λ　 　 　 ヽｒ:::::::::::::〉
　　　　　　　　　　　　｀＝--―´　  (´･ω･`)　　　　  （::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 （　＿　）　　　　　 ヾｰ-､ヽ、
　　　　　　　　　　　　ｻﾞｯ　　　ｻﾞｯ　  U　U　　  ｯ　　　　｀ｰ-つ'
　　　　　　　　　　 Λ＿Λ　 Λ＿Λ　　 Λ＿Λ
　　　　　　　　　　(´･ω･`)　 (´･ω･`)　 (´･ω･`)　　 Λ＿Λ　全く時間通り着いて欲しいね
　　　　　　　　　　（　＿　）　 （　＿　）　  （　＿　）　  (´･ω･`)
　　　　　　　　　　　U　U　　　 U　U　　　  U　U　　 （　＿　）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 U　U




.

　　　　　　　　　 ＜ : : : : 〈: : : : : ＞
　　　 　 　 ／: : : : :／ : : : : : : : : : : : ｀ヽ　　　　あーコーヒーが飲みたいです……
　　　　　 〃 : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : :∧
　　　　 /ﾍ :/ : : ;′:/ : : : : : : : : V: : : : : :ハ
　　　 / :/:;′: : : : ;′:,ｲ八: : : : : V :-=＝ィﾊ
　　　 /::/: i: : : : : :,ｲ: :/i: {　V : : : : V: : :}: : : :ﾊ
　 　 {::;′:i : : i: :/斗＜{/　　V＞く:|_V: :}: : : :} }
　　  i/ : : i : : ∨厶Vミ　 　 　 厶Vミ､V : : : ﾊ:}
　　　 八: 从: :/,そヌハ　　　　 しヌﾊ∧ : : 从ﾉ
　　　　 V:i: :ﾍ　乂ｰ ノ　 　 　 乂ｰノ　レｲ/i
　　　　　 V: : :ﾊ　 　 　　　,　　　　　　∧:ﾙ',′
　　　　　 ﾚ'ﾄ､:∧　　　　　　　　　 　 / :/ﾚ'
　　　　　　　　从ヽ　　 r ―っ　　 イ从
　　　　 　 　 ／　 {　≧　ー　≦ 　 }｀ヽ
　　　　　　〃　 　 V　　 ｀X´　　　/　　 ＼




　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＿　 　_,
　　　　　　　　　　　 ＿__,＞ Ｙ´'ー-､　　　　　コモエ先生！
　　　　　　　　　　＿>ｚ二_　＿__`ー≧＿_
　　　　　　　　　　＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜　　長旅は大変だったでしょう！
　　　　　　　　 ／　　　　　　　 ヽ ｀Ｙ′之＞
　　　　　.　　 /　 ,　　l、　、 ,　､ |　 ヽ 　} <
　　　　　　　 ｌ ,ｨ { {７Tハﾉ T寸寸ヾ　 }ノ 　|
　　　　　　　 |ハ| ｌ （●）　　（●）　/ / ,/ﾚ′
　　　 　 　 　 　 `|l⊃　､_,､_,　⊂⊃ |ﾉ'/|/
　 　 　 　　 /⌒ヽﾍ　　 ゝ._）　 　j /⌒i !
　　　　　　　＼ /::::: ＞,､ __,　イァ/　 /
.　　　　　 　 　/::::::::::::::7Eニ:::{:::ﾍ､__∧
　　　　　　　　｀ヽ<:::::/ 　　　 /::::::::::::/



.

　　　　　　　　 　 　 　 　 ／ 　 　 　 /　　　　　　　 ＼　　　　　　デッキーちゃん！ こんな所にどうしたんですか
　　　　　　　　 　 　 　 , ´　　　　　 /　　　　　　 、　　 ＼
　　　　　　　　　　 　 /　　　 　 　 ,′′ ,′　 ,　ﾄ　　　　ヽ　　　確か数ヶ月前に心読士学校に入ったはずですよね
　　　　　　　　　　　　　　　 ′ 　 ! ,′' ,j　　,ｲ　ハ　i　　 　',
　　　　　　　　　　 ,′　　　!　　　!十ｲ‐=ﾆメ､! ,′}　l、　i　iﾊ　　ここで油を売ってていいんですか？
　 　 　 　 　 　 　 , ,′　　 !　　　i/!厶ﾘﾐﾒ、　ﾚ 　ｻﾌｷi　} :l.ﾊ
　　　　　　　　　　l/! 　 　 j　　　 !ｲ´{っ:::}｀　　　　rﾆ、! .'　}l !
　　　　　　　　　　　|　　/´{　　　 !　弋zｿ　　　　 f{:::ﾊﾉ/　ハ!
　　　　　　　　　　　l ﾄ、{　 !、　　 !　｀¨　　　　　　ﾆ　ﾊﾉ!ｲ　′
　　 　 　 　 　 　 　 l.ハ ゝ l!ﾍ　 i |　　　 ＿＿　'　｀´ !.} ﾚ
　　　　　　　　　　　 l!　V　 ｀ ﾍ. ﾄ!　　　「　　 ﾉ　　　八
　　　　　　　　　　　 '　　Vﾉ!　 !ﾍ!　　　　　　　　　イ ,′
　　　　　　　　　　　　　　′lﾙﾘ　　　　 ､　　　イﾘVノ
　　　　　　　　　　　　　　　/´＞ｰ- 、　 /　　　　 ″
　　　　　　　　　　　　　rイ　　　　　　 ＞!- 、
　　　　　 　 　 　 　 ／ ｀ヽ、　　　　　／:l!　ﾍ
　　　　　　　　　　, "　　　　V 、_　_ィ'　　lﾍ、 ﾍ、




　　 　 　 　 　 / /　. .:／ ／　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ: : 　|: 　}　!|
　　　　　　　 / ,ｲ　: ://l/／/／/　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　': :.. ﾄ、 !　ﾘ　今日は既に単位を取った授業ですから
　 　 　 　 　 i / | ..://　l　 /　　　 　 l　　　　　　　　　 　 　 　 V: | ヽ{　　　いいんです
.　　　　　 　 j/　| ｨ'.:　　 ;　 　 　 　 .:|　　　　　 　 .:.　　　　　　 |! | 　 ｀
　　　 　 　 　 　 |/|:.:.　　:!　　　.:/　 .:!　　　　:/　 ;ｨ:.　 :|:　　　 ;:|,ﾘ　　　　コモエ先生に頼み事があるんですよ
　　　　　　　　　　 !.:|:. 　:| 　 ..:,ｲ　.::/|　 　 .::;′:/ |::.　/　　 　 i:|
　　　　　　　　　　 ｌ.:|::　 :!: . ..:ﾑ|:.::/__|: :.. .:.:.:| .:/___}:. ∧:..| 　 :/:}　　f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　 Vﾄ:.. ..:l: :.:/ /／￢`ヽ:...: ::|:「― j:/￣V:.　:/:/　　 |　　 その前にね　デッキーちゃん
　　　　　 iヽ　　　　　入 ..:!.:.f　ｧfラぇ　　V:. :リ,≠ミ　 　}..:/jｲ　　　  乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
　　　　　 |　|　　 　 /ｲ　ﾄ､V ヽ弋tﾝ　 　 ＼|　代ﾝﾘ”　ﾉ;ｲ:.:.:|
　　　　　 |　| 　 　 j/ |　|: : ﾄゝ　｀¨´　　　 　 　｀¨´　　ｲ:.:.:ﾄ､.:{
　　　　　 |　|　　　 　 |　|:.:∧　　　　　 　 '　　 　 　 　 ∧:.:||　l｀
　　　　　 |　| 　 __　/ Y |/ / .>､　　　　､＿_, 　 　 　 ｲ∧Ⅵ　|
　　　　　 |　|／　 V　/Ⅵム/ }}rヘ、　 　=-　　　ィ､/∧ V ／
　　　　　f¨ __,∠>､〉/ 　¨¨／个＜Ⅵ＞　　r＜／Y,ｲ:＼ｰ′
　 　 　 /　　 　__,,, ヽ¨´￣: : : :!: : : ｀:.＜｀Y′: : :.:/: }!: : : ＞-．
　　　　 }　 '¨¨　_　V: : :＼ : : : ヽ: : : .:.｀≧＞'´￣｀V/: : : : : : :.:｀ヽ


.

　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,. ‐''"￣｀ ＞:- ､　　　　　　美味しいコーヒーが飲みたいです
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　　,,-''"´　　￢:､＼
　　　　　　　　　　　　　 ;/ /　/′　,　 i!　　　ヽ ﾞ:、　　森羅万象、全てはコーヒーからというし、
　　 　 　 　 　 　 　 　 /　/ l i _,∠ｲ /!ﾊ i　|　　　ﾞ:,　　服脱がざるものコーヒー飲むべからずとも言うですよ
　　　　　　　　　　　　/ｨ.:/　!レ'シ// ﾘ　!ﾞﾄ､!｜｜N　　
　　　　　　　 　 　 　 l/j::{ ハ.| ≡'"　′ /l/l / , l! l 　f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　 ｲｨﾘ! ﾊ| "" 　 　 ≡ jｲノｲﾊl 　 |　  それはサラマンダーの格言ですか？
　　　　　　　　　　　　　'゛V!ﾄ､　　　　　""　/":|　　  　ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／⌒ﾞﾄ､　°　 _, ｲ/V
　　 　 　 　 　 　 　 　 /　　 　 !、｀√｢ヽ　　　　　　　　私語録ですよ　



　 　 　 　 　 　 　 ┌───────────────┐
　 　 　 　 　 　 　 │　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 │
　 　 　 　 　 　 　 │　 　 ┌─────────┐ 　 　│
　 　 　 　 　 　 　 └──┼─────────┼──┘
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 │　 ┌─────┐　 │
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 └─┼─────┼─┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　 └─────┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┌───┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　└───┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┌─┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 └─┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　□

（魔界の喫茶店）



　　　　　, ' ⌒ ヽ. 　 　 　 　|§|:.　　　　, ' ⌒ ヽ..　　　　　|§|:.　　　　, ' ⌒ ヽ..　　　　　|§|:.
　　　　　||: : |: : ||　 　 　 　 |§|:.　　　　||: : |: : ||.　　　　　|§|:.　　　　||: : |: : ||.　　　　　|§|:.
　　　　　||―|―||　 　 　 　 |§|:.　　　　||―|―||.　　　　　|§|:.　　　f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　||: : |: : ||　 　 　 　 |§|:.　　　　||: : |: : ||.　　　　　|§|:.　　　|　  本当、大変でしたよ
　　　　　||―|―||　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ  |:.　　　ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
　　　　　||: : |: : ||　　　 |　　　 何があったんです？　　　 |§|:.　　　　||: : |: : ||.　　　　　|§|:.
　 　 　 　 ￣ガヤガヤ 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ　 |:. 　 　 　 ￣￣ 　 　 　 　 |§|:.
　====================|§|====================|§|====================|§|======: :
　圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖|§|圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖|§|圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖|§|圖圖圖
　====================|§|====================|§|======ガヤガヤ======|§|=====: :
　　　　　　　　　 ∧＿∧　　￣　　　　　　　　　　　　　　　￣　　　　　　　　　　　　　　　 ￣::::::::::::: : :
　　　　　　　　　.(ΘsΘ)_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／|
　　　　,ﾊ､､ﾊ　 （∪⊂|＿|　　　　　 　　　　　∧＿∧　　　　　　　　　　.ｒ'　_ ヽ＞
　　　彡*ﾟーミ , ￣￣￣￣Ψ￣￣￣￣ `ヽ（∀｀*　）_　　　　　　　　　 ヽ n‐`ﾉ
　　　と　y )つ∇　(Ξ) 　ﾞ┴　ﾞ（EE）∇ 　 と ~：~　 ）||　　　　　　　　　（　ﾉ⊂）
　　　||（;;;,⌒).ﾞ|ゝ、　　　　（ﾐ//）　　　　　,ｲ（ （～/⌒||　　　 　　γ￣▼￣￣Ψ￣￣￣￣￣ `ヽ
　　　||￣iiＪＪ.||　|￣||￣||￣|￣|￣|￣|￣||| しし ii￣''|| 　 　 　 　|　/bbb/　　ﾞ┴ﾞ　 ∧ ∧O）∇ |
　　　　 　 　 ...|　|　 ||　 ||　 |　 |　 |　 |　 |||::::::::::::::.......::....　 　　 　||ゝ、　　（///）. 　 (　　.,,)　　 ,ｲ::
　　　　　 　 　..⌒⌒"⌒"⌒'⌒"⌒⌒"⌒"　　　　　　　 　　 　 　||　|￣||￣|￣|￣| .ii''"~"''ii: ￣|||::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　 　 　 　 |　|　 ||　 |　 |　 | .||:::::.::. ||: 　 |||:::::
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⌒⌒"⌒"⌒'"⌒||￣￣||"⌒"



　　　　　　　　　　　　　　 ＜ : : : : 〈: : : : : ＞　　　　　　　　心を読めば一発で理解すると思いますよ
　　　　　　　　 　 　 ／: : : : :／ : : : : : : : : : : : ｀ヽ
　 　 　 　 　 　 　 〃 : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : :∧　　　　どーぞ遠慮はいらないです
　　　　　　　　　 /ﾍ :/ : : ;′:/ : : : : : : : : V: : : : : :ハ
　 　 　 　 　 　 / :/:;′: : : : ;′:,ｲ八: : : : : V :-=＝ィﾊ
.　　　 　 　 　 /::/: i: : : : : :,ｲ: :/i: {　V : : : : V: : :}: : : :ﾊ
　　　　　　 　 {::;′:i : : i: :/斗＜{/　　V＞く:|_V: :}: : : :} }
　　　 　 　 　 i/ : : i : : ∨厶Vミ　 　 　 厶Vミ､V : : : ﾊ:}
　　 　 　 　 　 八: 从: :/,そヌハ　　　　 しヌﾊ∧ : : 从ﾉ
　　 　 　 　 　 　 V:i: :ﾍ　乂ｰ ノ　 　 　 乂ｰノ　レｲ/i
　 　 　 　 　 　 　 V: : :ﾊ　 　 　　　,　　　　　　∧:ﾙ',′
　　　　　　　　　　 ﾚ'ﾄ､:∧　　　　　　　　　 　 / :/ﾚ'
　　　　　　　　　　　　　从ヽ　　 r ―っ　　 イ从
　　　　　　　　　 　 　 ／　 {　≧　ー　≦ 　 }｀ヽ
　　　　　　　　　　　〃　 　 V　　 ｀X´　　　/　　 ＼
.　　　　 　 ＿＿＿/　　　　 V　／　 ＼　 /　　 　 ∧
　　　　 　 {＿＿＿_ }　　　　 Y´　　 　 ｀Y 　 　 ,′ ﾊ
　 　 　 (二つ :::::::::::::} 　 　 　 }｀ー―‐＜{ 　 　 {　　 i}

.

　　　　　　　　 ､_　　＿
　　　　　　 ｨ-‐ ` Y　＜＿＿　　　率直に申し上げると、コモエ先生のような数々の奇怪な事件に
　　　＿≦―'´＿＿ _二z<＿　　　相対している方の心を読むのは容易じゃありません
　　　 ＞ヾ ￣, -‐　´￣｀┴＜
　 ＜戈､　Y　 /　　　　　　　　＼　自ら話してくれるのが一番効率がいいんです。
　　　 >{　/ 　 l,　､　,　　,l_ 　 ､　ヽ
　　　|　ゝ{　　 l｀寸寸T ハT7 } ,､ l
　　　∨ヾﾊ ∨ゝ　（●）　（●）|ハ|
　　　　　　ヾi∨|　　　　 ,　　 |´
　　　　　　　ヽT､,_ 　 σ　_ ノ
　　　　　 　 　 |　lヽ::ニヨ7l
　　　 　 　 　 └l´:::／ヽ |`




　　　　 　 　 　 　 　 / ー ,′　 　 l'∧　l　　 　 ーヽ　　 人間界で仕事している後輩に
　　　　　　　　　　　/　 　 |　 　 　 l′ Ⅵ l｜ ｌ　 　 :.　　最新型の魔力消滅機の使用感を聞こうと行ったんですけど、
　　　　　　　　　　 ,′｜　l､｣_ハﾊﾉ　　ﾊハ｣ィ|　 　　:.
　　　　　　　　　　,′　l　!八≧ミ='　　 =≦ミ八　| 　 l　　長期出張中でいなかったんです！
　 　 　 　 　 　 ハ　 ｣八{{ｒ'.:::ﾊ　　　　ｒ'.::::ﾊ }}　|　l｜
　　　　　　　　　　　Ⅵ |　ｊl弋):ソ　　, 　弋):ソﾉ!　| }Ⅳ　話で言ってたお気に入りの助手はどんなものか見てみたかったのに
　　　　　　　　　　　 八|　i| ´￣　　 　 　 ￣｀　!| ｊﾉ 八　予定通りにできなかったです！
　　　　　　　　　　　 　 l j人　ﾞﾞ　 　⌒　 　ﾞﾞ　人八/
　　　　　　　　　　　 　 |∧ l｀ト . .　　 　 . . イ　∧/
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∨｀ヽ 〕　　　〔　ノ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　/￣ 不 ￣',
　 　 　 　 　 　 　 　 ／⌒7＾Ｙ　　/ ｊ　', 　 Ｙ＾l⌒＼
　 　 　 　 　 　 　 ／　　 /: : 乂.ノ　.{　乂.ノ.: :|　/　丶
　　　　　　　　 ／　 　 ∨: : : : : :ー--一' : : : :∨　　　＼
　 　 　 　 　 {　　　 　 } : : : : : : : : : : : : : : : : :{　　　　　}




.

　　　　　　　　 ､_　　＿
　　　　　　 ｨ-‐ ` Y　＜＿__　　　　　最新型の魔力消滅機とはどういうものなのでしょう？
　　　 ＿≦'´ - ――　- z<
　 ＜戈／　 　　　　　 　 　 ｀フ
　　　> {,　 　 /　　　　　　　 　 ヽ
　　　|　{　　　l,　､　,　　,l_ 　 ､　 !
.　 　 Ｖ'､　　　l｀寸寸T ハT7 },. l
　　　 　 !ヽ　(l| 　( ●)　(●):ｲ ｿ
　　　 　 |::ヽ. ｼ゛　　　　,　 　,
　　　 　 |:::::|!:!`ゝ.　　 ‐　 イ




　　　　　　　　　　　　　　　　 　＿＿＿＿＿　　　　　　よくぞ聞いてくれました　最新型魔力消滅機 その名は
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　 　　＼
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　 　 　 　 　 　 ヽ　　　　『倒魔』 魔を倒すという意味で人間界漢字を用いたのです
　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　 　 　 　 　 ｀ヽ
　　　　　　　　　　　 /　　 　 　 　 　 　 　 !　　　ヽ　　 ヽ　　従来のものより吸引効率を258％向上し、軽量化に成功し
　　　　　　　　　　　|　　　　　|　|　　 　 　|､　|　 　|　　　|　　持ち運びも簡単　グレムリンが乗り込めば性能が20倍以上増加
　　　　　　　　　　　|　　　　　|　|　|　　|　|　| |,-‐‐､|　 | |　　関係各所で期待されている最先端機器なのです！
　　　　　　　　　　　||　　　 　 | |　 |　　|ﾉ　 ∨V＿ | /ﾉﾘ
　　　　　　　　　　　||　　|　　 V､Nﾘ‐､‐|､ 　 　ｲ:rjﾞヽ||　　　後輩に渡したのは、試験運用中の極秘仕様なのです～
　　　　　　　　　　　ﾘ､　 |　　　| 　　＿,,　　　 弋:ﾘﾉ/|
　　　　 __　 　 　-､　 |　(|　　　ヽ "´￣｀　　　,　　　| |
　　　　 ＼ヽ　 //;;;;＼ﾚ､V|　　　}　　　 　　　　　　/ / ＿＿　 　　 __
　　　　　　`､Ｖ_/;;;;;;;;;;;＼　|　　　|_ 　 　ー‐ ￣　ｲ /v´ 　　 ヽｰ‐´ 　ﾞV|r､
　　　　 　　rﾞ-､）;;;;;;;;;;;;;;;;;＼＼　N-｀ｰ-　 ＿／　 ´ハ　　 ／　　　　 　　7￣ヽ
　　　　　　l--､j;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/７ r´　|{ 　＼__/ 　 　/　 i　　　　　　　　 　_7 　 /
　　　　 　 Vヽ);;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ /‐´ 　.| | 　/ |＼___ノ　　 ＼_　　　　　　　〈.　　/
.　　 　 　 //;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ / 　 ー‐{ ーヽ_.!__／　　　 　　 ＼　 　__,ィV´　 /
　　　　　//;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ /　 　　ノ i　　　　　　　　　　　　　/｀ー 　i　 　 /
　　　　 //;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ /　 　￣　　|　　　　　　　　　　　　 |　　　 /　　 /
　　　　 ＼ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;/ 人　 　　 　／〉　　　　　　　　　 　　´〉　　/　　 /
　　　　　　＼＼;;;;;;;/ /　Ｗ　　　/ 　{　　　　ー‐‐　　　　　,ノ　　|　　 /
　　　　　　　　ヽ＼|_人　 　ﾝVヽ} 　 ＼＿＿＿＿＿≧{}=lノ｀ヽ､|　　 |ｭ
　　　　　　　　　￣　 　`ｰ"　　　　　　{　ヽ―――‐〉/7､ゝ　　　ヽ　　|ｦ



.

　　　　　　　,_　 　＿
　　　　　､-ー'｀Ｙ ＜,__＿　　　今、そうなってるんだ……
　　_＿≦ー`__＿　_二ｚ<＿　　､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人
　　＞ ７ ￣､-‐ ´￣｀'┴＜　　 ）　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 （
　＜之′Ｙ´／ 　　　　　　　＼ ）　　　 そこからなんです！　　　  （
　　 >{　 ,' 　|､　,　,.　 ,.l　　,　　 ）　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 （
　　|　!､{　　| 寸寸T　ハT７} ｨ, ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Ｙ
　　′Ｊﾞｉ, ﾞｉ ﾞｉ　（●）　（●）| ハ|
　　　　　ﾞｉ|ﾞｉ'(1　　　 , 　 　|
　　　　　ﾞｉTィ.,_ ∩　/777ノ
　　　　　　│「（丶_//// l
　　　　　　└l´::ヽ　 ／ ¨




　　　　　 /: : : : : : : : : : : : : : : ::|: : : : : : : : : : : : : : : ＼　　　　色々出歩いてたら　人間界で噂になってる
　　　　／: : : : : : : : ::/: : : : : : : |ヽ: : :|: : : : ヽ: : : ヽ: : :＼　　　『首吊り連続殺人』とやらに関わることになり、
　　　/: : : : : : : : : : /: : : : : y: : ! `､: : |: : : : : :!: : : :ヽ: : : ヽ
　　 /: : : : : : : : : : /: : : : ::/ !: /　 ヽ: :|､: : : : : |: : : : :|: : : i:ヽ　　探偵処女にちゃんと犯人確保できるか
　　i: |: : : : : : : !: :/i: :!: : :/　|: |　 　 |: :| |: :|: : : :i: : : ::|: : : ﾄ:ヽ　見守ったり、トリック解決のヒント与えたりして
　 .}: |: : : : : : : |: :| |: |: : /　 |:/ｯ　　､!: |　i: !: : : :|: : : :!: : : :i ､ヽ　疲れましたよ
　 |: /!: : ::|: : : |: | |: ||__!,,-=iﾅ´　　　ﾞｰ=-,! |､: : :|: : : |: : : ::| ヽ|
　 |:| |: : : :|: : : | ﾒ￣´∨ __　 ｿ　　　　ﾘ＞‐ ｿ ￣ｿ|: :/ |: : : !　||　あいつら犯人捕まえることしか考えてないですよ
　 |:! | |: : :|: : : :ﾘ ィf'乏え｀圷 　 　 　 fえ乏圷　　 |:/: !: : : :!　ﾘ　解決手段を見つけるのが醍醐味なのにですよ
　 ﾘ　| :|: ::|: : : :{ ヽ　ｊん＾ﾊﾘ　　　　　lト' ｲﾘ"　　 |/: :|: : : :|
　　　 | ﾄ /|: : |:　　　 弋 :::ン　　　　　弋:::ン　　　  |: : ! |/| /
　　　 ヽ| | ﾘ､: ヽ:'､　　　　　　　　　　　　　　　　　  !: : |/ |/
　　　　 ＼ヽﾘ､: ヽ＼　　　 　　　´　　　　　　　　 |: /ｿ
　　　　　　　|｀ヽ |＼`､　 　 　　　　　　 　 　 　 /: |
　　　　　　　|: ,ﾊ＼!　＼　　 ヽ二二ヽ　　　　 ／ |V
　　　　　　　V　ヽ|ヽ: `: .､ 　　　 　 　 　／ : ハ|
　　　　　　　　　　　ヽ|〉ー|｀　ー‐　´ !-､/|:/　 ﾘ
　　　　　　 　　　 ― '　ヽ,j　　　　　　i_ﾉ ヽ




.

　　　　　　　　　　　　　　　＿__　　　 ＿__
　　　　　　　　　　　　　　　＞　｀＞'´　＜　　　　　この前、人間界に出向いたときも事件に会ったって
　　　　　　　　　　　　　／　　　　.::.　x=､ ＼__
　　　　　　　　　　＿／ 　／三≧==＜ ヽヘ　｀＞　言ってましたね……
　　　　　　　　　 　 7　　　／´　　　　　　 ＼ ﾍ＼',
　　　　　　　　　　 /i　 　/　　　　　　　　　 　｀ｨ ヽ}　コモエ先生は事件を呼び寄せる体質ですか
　　　　　　　　　　/　　　f　　 ｨ　i　　　　 ヽ　　ヽ ヽ＼
　　　　　　　　　 ,'　　 　|　　/ 　 j　.:｛{　r:::.{ ヽ| .:! .:ﾄ　ｌ
.　　　　　　　　　/ ｌ 　　| 　斗ｌｰ八 .::: V -┼ト !:::|::::|∨
　　　　　　　　 / ´| .:::　|　 ::!∠_ 厶:::::ヽ ⊥j厶|:,'::::j
　　　　　　　　　　 | :　八　::|t （ ●）＼|（●）i::/::::|
　　　　　　　　　　 | l 　ハ 从 u　　 　　 　　ﾉ:∧ﾘ
　　　　　　　　　　 V＼:∨介ﾄ ､＿_ － _ イ个Ｖ/
　　　　　　　　　　　　　/∧} 　 　 　 ＼ケj/{:{




　　　　　　　　　　　　　　 ＜ : : : : 〈: : : : : ＞　　　　　そのセリフを言われたのはこれで５６８回目です
　　　　　　　　 　 　 ／: : : : :／ : : : : : : : : : : : ｀ヽ
　 　 　 　 　 　 　 〃 : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : :∧　　学生時代の指導教官にも言われたし、
　　　　　　　　　 /ﾍ :/ : : ;′:/ : : : : : : : : V: : : : : :ハ
　 　 　 　 　 　 / :/:;′: : : : ;′:,ｲ八: : : : : V :-=＝ィﾊ　　後輩にも先輩にも何度も言われたし、
.　　　 　 　 　 /::/: i: : : : : :,ｲ: :/i: {　V : : : : V: : :}: : : :ﾊ　 今でも学生達に言われてますからね
　　　　　　 　 {::;′:i : : i: :/斗＜{/　　V＞く:|_V: :}: : : :} }
　　　 　 　 　 i/ : : i : : ∨厶Vミ　 　 　 厶Vミ､V : : : ﾊ:}
　　 　 　 　 　 八: 从: :/,そヌハ　　　　 しヌﾊ∧ : : 从ﾉ
　　 　 　 　 　 　 V:i: :ﾍ　乂ｰ ノ　 　 　 乂ｰノ　レｲ/i
　 　 　 　 　 　 　 V: : :ﾊ　 　 　　　,　　　　　　∧:ﾙ',′
　　　　　　　　　　 ﾚ'ﾄ､:∧　　　　　　　　　 　 / :/ﾚ'
　　　　　　　　　　　　　从ヽ　　 r ―っ　　 イ从
　　　　　　　　　 　 　 ／　 {　≧　ー　≦ 　 }｀ヽ




.

　　　　　　　　 ､_　　＿
　　　　　　 ｨ-‐ ` Y　＜＿＿　　　大変ですね……　お疲れのようでしたら、日を改めましょうか
　　　＿≦―'´＿＿ _二z<＿
　　　 ＞ヾ ￣, -‐　´￣｀┴＜
　 ＜戈､　Y　 /　　　　　　　　＼
　　　 >{　/ 　 l,　､　,　　,l_ 　 ､　ヽ
　　　|　ゝ{　　 l｀寸寸T ハT7 } ,､ l
　　　∨ヾﾊ ∨ゝ　（●）　（●）|ハ|
　　　　　　ヾi∨|　u ,,,　　'　,, |´
　　　　　　　ヽT､,_　 ⊂⊃_ ノ
　　　　　 　 　 |　lヽ::ニヨ7l
　　　 　 　 　 └l´:::／ヽ |`



　　 　 　 　 　 　 　 ／　　 /　/　　/　　　　　 　 ＼　　 　 　 　 　＼
　　　　　　　　　　 //　　 /　/　　/!　　　　　　　 　 ',　　　　　　　　　　　　心配いらないですよ　デッキーちゃん
　　 　 　 　 　 　 / ′　　|　'⌒ﾒ/│ ｌ　│　　　　　│　　　　　　　　 '.
　　　　　　　　　/　|　 {　 |　　/∧│ ｌ　│　|　l　 　 |　　　 　 　 　 　 |　　頼みごとはもう予想はついてます
　　　　　　　 　 {　 |　∧ ./ｱ^㍉　 |　 　 |　│ |　 　 　 　 　 　 　 　 l│　 他業種派遣実習のことですよね
　　　　　　 　 　 ､八 ｛ハ|{{　んi｝　∨{ -== j.　!　　,′ 　 　 |　　　　l│
　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ ∧､_ ).:ｿ　 　 ＼{＼|ヽ|　j/　　　 　 ′　　　j│　　コモエゼミは大歓迎です
　　　　　　　　　　　　 | ,′　¨´　　　　x==ミ＼{∨ 　 　 　 /　　 　 ∧|
　　　　　　　　　　　　 | {　　′　　 　 　 　 　 }}/　　 　 / /　 　 /V
　　　　　　　　　　　　 |ハ 　､　　　 　 　 ヽヽ / ／　　/ /）
　　　　　　　　　　　　 {∧丶 ｀_ ‐一　　　　／ /　　 /ﾚイ　,　/
　　　　　　　　　　　　　　＼{＼　　　　　∠／/,　 //∨∧/∨
　　　　　　　　　　　　　　　　-=≧=ｰ┬ 　'´/ｲ　/∧＜
　　　　　　　　　　_, 　-=≡三＞´ ／ ￣￣￣| /´　　　〉＼
　　　　　　　　　 |　l三三＞'´　／＼ _　　　　j/　　　_∧　 ｝
　　　　　　　　　 Ｌ |||||｢　／⌒＜⌒ヽノヽノヽノヽ_厂　 ∨ |
　　　　　　 　 　 　 |||||　/__ノ　　 ヽ　 　 　 　 　 　 　 　 ｝│




.

　　　　　　　　 ＿　 　_,
　　　　　　＿__,＞ Ｙ´'ー-､　　　　　派遣実習は控えていますけど、その件で来たわけではありません
　　　　　＿>　　　　　 　　≧＿_
　　　　　＞　　　　　　　　 　 ＜
　　　 ／>　　　　　　 　 　　　　＞
.　　 /　<　　　　　　　　　　 　 <
　　 ｌ ,ｨ 　ヽ　　　　　　　　　　ノ
　　 |ハ |　<　 ノ　ﾉ　ﾉ ﾉ ,/ﾚ′
　　　　 `| ノ　　　　　　/|/
　　　　　ヽ＼　　　 　 /|/
　　　　　　　 l ﾉﾙﾘﾊ レ
　　 　 　 　 ｲ::::::::::::::｀l
　　　　　　　|::::::::::::::::::|



　　　　　　　　 　 　 　 　 ／ 　 　 　 /　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　 　 　 　 , ´　　　　　 /　　　　　　 、　　 ＼　　　　あら、外れちゃったみたいです
　　　　　　　　　　 　 /　　　 　 　 ,′′ ,′　 ,　ﾄ　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 ′ 　 ! ,′' ,j　　,ｲ　ハ　i　　 　',　　では何ですか？
　　　　　　　　　　 ,′　　　!　　　!十ｲ‐=ﾆメ､! ,′}　l、　i　iﾊ
　 　 　 　 　 　 　 , ,′　　 !　　　i/!厶ﾘﾐﾒ、　ﾚ 　ｻﾌｷi　} :l.ﾊ
　　　　　　　　　　l/! 　 　 j　　　 !ｲ´{っ:::}｀　　　　rﾆ、! .'　}l !
　　　　　　　　　　　|　　/´{　　　 !　弋zｿ　　　　 f{:::ﾊﾉ/　ハ!
　　　　　　　　　　　l ﾄ、{　 !、　　 !　｀¨　　　　　　ﾆ　ﾊﾉ!ｲ　′
　　 　 　 　 　 　 　 l.ハ ゝ l!ﾍ　 i |　　　　　　　　'　｀´ !.} ﾚ
　　　　　　　　　　　 l!　V　 ｀ ﾍ. ﾄ!　　　 `　-　　　　 八
　　　　　　　　　　　 '　　Vﾉ!　 !ﾍ!　　　　　　　　　イ ,′
　　　　　　　　　　　　　　′lﾙﾘ　　　　 ､　　　イﾘVノ
　　　　　　　　　　　　　　　/´＞ｰ- 、　 /　　　　 ″
　　　　　　　　　　　　　rイ　　　　　　 ＞!- 、




.

　　　　　　　　...::´　　/　　　　　　 　 　 　 ∨|!　　　 /　　丶､ ＼
　　　　　　,..:'　　 　 /　　　.、　　　　　　　　川　　　 |　　　　ヽ￣　　サラマンダー一族の至宝　"不死鳥の灰燼"が
　 　 ー=彡'　　.'､＼＼　 　 ｀ヽ 　 !　　　　 ハ　 　　! 　 .|　}
. 　 　 　 ,'　　　.i.i.|.　＼＼＼　 !　 ﾄ､　　 　 } ﾉ　　　{　　 ﾄ､!　　　　　見たいんです
　　　　　i　　　 川　　　＼＼＼}　 !ミﾐﾄ､　 //　..　　!　　.}
　　　 　 |　　 i , |.|　　　　 .斗|-ト　!ミﾐﾄ､　 ＞､ .　　i　　人
　　　 　 |　　 |.i i |　　　´ ,,r=≠i　 ﾄ､ﾐＹ´｀ヽ　/　Ｙ´＼ ゝ
　　　　　!　　 | __ﾘ　　　〃弋::::ｿ　.|　!ｉ　{､. ﾘ '　 /　 ,{　ヾ
　　　 　 |　　 |ｆ⌒`　　　　　 " ｜ .|　ﾘ　ｒ'./ i　 / 人 ﾄ､
.　 　 　 ﾉ人川　　　　　 　 　 　 !　i　 　 ,ｲ /　/ /|/ 　 ｀
　 　 ／´　.从ﾊ 　ヽ　　　　　　　ヽ|　　∧/ヽ / /　′
　　　　　　　　 ﾍ.　　　 　 　 　 　　　./　/　 ∨/
　　　　　　　　　ﾉ＼　 ￣　´　 　　／.-‐ "´￣￣￣￣}
　　　　　　　i''￣￣｀ミト.､　　 ..ｲ　´　 　 　 　 　 　 　 |





　　　　　　　　　　　　　　 ＜ : : : : 〈: : : : : ＞　　　　　　　あれはただの何の変哲もない灰ですよ……
　　　　　　　　 　 　 ／: : : : :／ : : : : : : : : : : : ｀ヽ
　 　 　 　 　 　 　 〃 : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : :∧　　　用件はそれだけなんですか？
　　　　　　　　　 /ﾍ :/ : : ;′:/ : : : : : : : : V: : : : : :ハ
　 　 　 　 　 　 / :/:;′: : : : ;′:,ｲ八: : : : : V :-=＝ィﾊ
.　　　 　 　 　 /::/: i: : : : : :,ｲ: :/i: {　V : : : : V: : :}: : : :ﾊ
　　　　　　 　 {::;′:i : : i: :/斗＜{/　　V＞く:|_V: :}: : : :} }
　　　 　 　 　 i/ : : i : : ∨厶Vミ　 　 　 厶Vミ､V : : : ﾊ:}
　　 　 　 　 　 八: 从: :/,そヌハ　　　　 しヌﾊ∧ : : 从ﾉ
　　 　 　 　 　 　 V:i: :ﾍ　乂ｰ ノ　 　 　 乂ｰノ　レｲ/i
　 　 　 　 　 　 　 V: : :ﾊ　 　 　　　,　　　　　　∧:ﾙ',′
　　　　　　　　　　 ﾚ'ﾄ､:∧　u　　　　　　　　 　/ :/ﾚ'
　　　　　　　　　　　　　从ヽ　　 r ―っ　　 イ从
　　　　　　　　　 　 　 ／　 {　≧　ー　≦ 　 }｀ヽ
　　　　　　　　　　　〃　 　 V　　 ｀X´　　　/　　 ＼
.　　　　 　 ＿＿＿/　　　　 V　／　 ＼　 /　　 　 ∧


.

　　　　　　　／　　/　　　　　　　　　　　　　从　　　　　 　　＼ゝ　　　ええそうです 今どのような状態なのか
　　　　　　/　　　 i　　 |::::　 ヽ　　　　　　　　　ゝ,　　　　 　　　ヽ　　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　 .′ '　　ﾊ　　 ヾ:::　 |＼ 　ﾊ　| 　 ヾ;.　 |:::::　　　 　 ヽ　|　　　この目で確かめて見たいんです
　　 　 　 | | │. /　＼. 　 ヾ　|　 ! /　!. !　｜ i::: :ト.:::: 　 　　　 ∨
　　 　 　 | | │ﾊ.|　 _ _､　　 | ,.x }/─ トl . /　i::::/:::∨ヽ:::::::　/　　　　　最後に灯がついていたのはいつ頃ですか？
　　 　 　 |ﾊ　V. イ´　　｀ミ､.ｌ ,x=≠ミ.z/／ ,/ V::::::::::: ::::（::::::!|
　　　　　 l!　ゝ.　 l,x＝ミ､　 `　　　 　 ｲ／ / ) |:::::::::::::::::::＼ |
.　　　　　　 　 7∨ 　 　 　,:　 　 　／ j.ｲr '_ノ::::::::::::::: ﾊ::::ﾉゝ
.　　　　　　 　 　 ﾊ.　　　　　 　 ,　　 　 　 rイ:::::::::::::::::::::/
　　　 　 　 　 　 　 ゝ　　 ｀ 　 ´ 　 　 　.イﾊi!:::::::::::::: //
.　　　　　　　 　 　 　 ｀ 　　　　 　 , 　 　 |　ヾ.::::::::::::ﾊi
　　　　　　　　　　　　 　　＞- r_ﾉヽノ＼／|　 ∨ゝ::|
　　　　　　　　　　　　　　　)::::::::::::::::::::::::::::::{.　　 　 `
　　　　　　　　　　　　 　 ノ:: - ―　… ...－::` …‐- ､
　　　　　　　　　　 _ .．' :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ヽ




　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,. ‐''"￣｀ ＞:- ､　　　　母の話では曾祖母の代には灯はついていたそうです
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　　,,-''"´　　￢:､＼
　　　　　　　　　　　　　　 ;/ /　/′　,　 i!　　　ヽ ﾞ:、　今から１４００年も前の話です
　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　/ l i _,∠ｲ /!ﾊ i　|　　　ﾞ:,
　　　　　　　　　　　　　/ｨ.:/　!レ'シ// ﾘ　!ﾞﾄ､!｜｜N
　　　　　　　　 　 　 　 l/j::{ ハ.| ≡'"　′ /l/l / , l! l
　　　　　　　　　　　　　 ｲｨﾘ! ﾊ| "" 　 　 ≡ jｲノｲﾊl
　　　　　　　　　　　　　　'゛V!ﾄ､　　　　　""　/":|
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／⌒ﾞﾄ､　°　 _, ｲ/V
　　　 　 　 　 　 　 　 　 /　　 　 !、｀√｢ヽ
　　　　　 　 　 　 　 　 ∧_ﾞ;、 　 l　ﾞﾞ′ｌ/ }




.

　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽヘ　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼＼,　　　　　ヽ　　　　　　（大祖母はこう言ってたわ）
　　 　　 　|　　　　　　　　　　　　　　V∧　 　　　Vヽ,
　 /　　　│　　　　 　 !　　　　　　　 　 V|ヾ　　　　　 ゝ　　　そうなんですか……
　.　　! 　│ 　　 │　　|　 　 ヽ:　 　 　 ヽハ　　　　　　＼
　　| ∧ ハ　　　.│　　 |　　　　ﾊ 　　　　ヾゝ::.:.:.:.:.:. 　ヽヘ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　 ::, -┴ ､　　　::/l　　:::ﾄ､　　　 ::l　　　　..:::Nl :.:.:.:.:.ヽ:.:. |　 |　 しかし、どうして気になったんです？
∠´　 　 　ヽ ::__:ｉ l　　:::l　｀､　　 :l　　　　.:::::ｊ:::.:.:.:.:.:.ハ:. ,　  ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
　 　￣｀~ヽ ｀y　l　l :∧:l＿_ ｀､ .::l　::::::::::::___:ｊ:::.:.:.:.:.:!　j/
　　ヽ､　 　 l/　/| -V￣ヽ　　　W|　::::「二ヽ|.:.:.:.ﾘ V　　　　　それはですね
､　　　l 　 /イ´:::! __＿＿＿＿＿ |　:::|┌j　l.:.:.:/
_ ＼.　L／ /!::::::| '￣|「::::::::::|「　〉 |　:::|/／/ .:（
ｉ　ノ｀'´　 ∧ ヽ::|　　￣￣￣　´　l　::::|　／　:.:ゝ＼
二__ __ ,イ /　　｀　　　　　　 　　 }　::::|く´　 :.|　`ー
　||　|「　|l |　　r､　 　　　　　 　,ィ　:::::|　ヽ　jﾉ





.

（スフィンクス デッキーの脳内）

゜　　　　○　　　　　　　　　　　　　o　　　　　　o ゜　　　　○　　　　　　　　　　　　　o　　　　　　o　　　　　　o　　　゜　　　　。
　o　゜　　　　　　.　　　○　　　　゜　　　　　　　　　o　゜　　　　　　.　　　○　　　　゜　　　　　　　　　　゜　　　　　　　　　　　　　o


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　近く、人間界にフェニックスは最誕する
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　同じ所に彼奴らが集まっておるからの

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. ‐'".／:::.　......　:::::o::::::"''"...:::::::..', ｀ﾞヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. ‐'"　　 ／:::::. ::i::::::: 　 ::::...　　 　::::::::::　i　　　／￣￣｀゛'' -､,
　　　　　　　　　　　　　 　,. ‐'"　　　　／　　　:::l　　　 :::::o 　 　.,:　　 　 l　／: : : : : : : : : : : : : ｀ヽ
　　　　＿　　　　　　,. ‐'"　　　　　 ／::.　 .:::::::./i::::: 　:::::::: 　　,,ｲ:::.　　　l/: : : : : : : : : : : : : : : : :
.-‐''"　　　　゛'' -､,,＿＿　　　　 ／::::::::　　:::::/　i　　 :::::o:::::　/　　........ :lヽ､: : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　 ｀ヽ／　　　　　　 /　 /::::..　 　　　/　　 :::::::::::li　　＼: : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　..::::::..　／￣゛''-､,, 　 　 /　　　　　 :/l　　　　゛''-､,,: : : : : : : :
　　　　　　　　　　 　 ,r ''"＼　　 :::::::::／　　　　　　　￣゛/::::::::.　　　:/　l　　　　　　　　゛'' ──
　　　　　　　　　　　(＿　　 人_,,.-‐''"　　　　　　　　　／::::::::::::　　 :/ヽ,ﾉ
　　　　　　　　　　　　　 し'　　　　　　　　　　　　 　／　　 　　..::::::/　　　＼


　　　　　　　　 ＿　 　_,
　　　　　　＿__,＞ Ｙ´'ー-､　　　　　それはどういう意味です？
　　　　　＿>　　　　　 　　≧＿_
　　　　　＞　　　　　　　　 　 ＜
　　　 ／>　　　　　　 　 　　　　＞
.　　 /　<　　　　　　　　　　 　 <
　　 ｌ ,ｨ 　ヽ　　　　　　　　　　ノ
　　 |ハ |　<　 ノ　ﾉ　ﾉ ﾉ ,/ﾚ′
　　　　 `| ノ　　　　　　/|/
　　　　　ヽ＼　　　 　 /|/
　　　　　　　 l ﾉﾙﾘﾊ レ
　　 　 　 　 ｲ::::::::::::::｀l
　　　　　　　|::::::::::::::::::|

゜　　　　○　　　　　　　　　　　　　o　　　　　　o ゜　　　　○　　　　　　　　　　　　　o　　　　　　o　　　　　　o　　　゜　　　　。
　o　゜　　　　　　.　　　○　　　　゜　　　　　　　　　o　゜　　　　　　.　　　○　　　　゜　　　　　　　　　　゜　　　　　　　　　　　　　o

゜　　　　○　　　　　　　　　　　　　o　　　　　　o ゜　　　　○　　　　　　　　　　　　　o　　　　　　o　　　　　　o　　　゜　　　　。
　o　゜　　　　　　.　　　○　　　　゜　　　　　　　　　o　゜　　　　　　.　　　○　　　　゜　　　　　　　　　　゜　　　　　　　　　　　　　o



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　……タラヲシネ



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. ‐'".／:::.　......　:::::o::::::"''"...:::::::..', ｀ﾞヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. ‐'"　　 ／:::::. ::i::::::: 　 ::::...　　 　::::::::::　i　　　／￣￣｀゛'' -､,
　　　　　　　　　　　　　 　,. ‐'"　　　　／　　　:::l　　　 :::::o 　 　.,:　　 　 l　／: : : : : : : : : : : : : ｀ヽ
　　　　＿　　　　　　,. ‐'"　　　　　 ／::.　 .:::::::./i::::: 　:::::::: 　　,,ｲ:::.　　　l/: : : : : : : : : : : : : : : : :
.-‐''"　　　　゛'' -､,,＿＿　　　　 ／::::::::　　:::::/　i　　 :::::o:::::　/　　........ :lヽ､: : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　 ｀ヽ／　　　　　　 /　 /::::..　 　　　/　　 :::::::::::li　　＼: : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　..::::::..　／￣゛''-､,, 　 　 /　　　　　 :/l　　　　゛''-､,,: : : : : : : :
　　　　　　　　　　 　 ,r ''"＼　　 :::::::::／　　　　　　　￣゛/::::::::.　　　:/　l　　　　　　　　゛'' ──
　　　　　　　　　　　(＿　　 人_,,.-‐''"　　　　　　　　　／::::::::::::　　 :/ヽ,ﾉ
　　　　　　　　　　　　　 し'　　　　　　　　　　　　 　／　　 　　..::::::/　　　＼





　　　　　　／:::::::::／::厶-‐=＝＝=‐-ミ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::＼　　　　ボケモード第３４段階に変化したね
　 　 　 ／:::::::::／:::::/ (‘ ’)(＾ ＾)(｀´) 　｀　.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..
　　　　 ＼::::::::::::::::厶斗‐=＝=‐-ミ　(´ ｀)ﾟ｡:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　ボケ大祖母様になっちゃったから
.　　　　 　 ７:::::::::/:l|::/|:::::::::::::::::::::::::｀:ト　　 ::::::::::::::::::ﾟ｡::::::::::::::::::
.　　　　　 /:::::::::/::八{::|::::::::::::::::::::::::::: |::}::｀丶 ::::::::::::::: |:::|:::::::::::::　　　　これ以上の会話はボケボケになるよ
　　　　　 .::::::::::'　≫=ミー- ミ_::::::::::::::|ハ::::::::｝:::::::::::::: |:::|:::::::::::::
　　　 　 {::::::::::{ 〃爪_ﾊ　 　 　 ￣≫==ミｘ:::ﾉ| ::::::::::: (｀ ´):::::::::
　　 　 　 厂￣｝　{:::::::::: 　 　 　 　 爪_ハ 刈 L:_:::::::::::|:::| :::::::::::
.　 　 　 /:::::::: ′ 乂::ン　　　　 　 {::::::::::::　}｝　|::::::厂ﾉ::ハ ::::::::
　　 　 /::::::::::　　　　ｰ　ﾉ　　　　　乂:::ンﾞ　 　 |::::　/::/う ｝::::::::
.　 　 /:::::::::八　　　　　　　　　　 　 ー　 　 　 .:::://::/く ..::ｌ::::::::
　　 /::::::::::::/::::..　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 〈_/ .:::: ／:::::|::::::::
.　 〈::::::::::::/::::::::::＼　　´ ヽ　　　　　　　　 . イ:::::｛::｛:::i::::::::|::::::::
　　 丶__.ｲ::::::::V⌒)::....　　　　 　 　 .　　　⌒V:::(＾ ＾):|:::::: |::::::::
　　 　 　 |::::::::::｀７::::::::｛≧=‐=≦　　　　　　丿 /:::/::::| ::::::|::::::::
　　 　 　 |:::::::::〃::_r‐く ＼　{ {　　　 　 .　　 　 .::::′ ＼::: |::::::::
.　 　 　 丿:::::::{{　{｛　　｝　,≧=‐‐=≦ア　　　 ｛:::{　　　 ＼::::::::


゜　　　　○　　　　　　　　　　　　　o　　　　　　o ゜　　　　○　　　　　　　　　　　　　o　　　　　　o　　　　　　o　　　゜　　　　。
　o　゜　　　　　　.　　　○　　　　゜　　　　　　　　　o　゜　　　　　　.　　　○　　　　゜　　　　　　　　　　゜　　　　　　　　　　　　　o

゜　　　　○　　　　　　　　　　　　　o　　　　　　o ゜　　　　○　　　　　　　　　　　　　o　　　　　　o　　　　　　o　　　゜　　　　。
　o　゜　　　　　　.　　　○　　　　゜　　　　　　　　　o　゜　　　　　　.　　　○　　　　゜　　　　　　　　　　゜　　　　　　　　　　　　　o

　　　　　　　,_　 　＿
　　　　　､-ー'｀Ｙ ＜,__＿
　　_＿≦ー`__＿　_二ｚ<＿　　　　アルカさん フェニックスって現存するかどうかすら分からない幻の生物ですよね
　　＞ ７ ￣､-‐ ´￣｀'┴＜
　＜之′Ｙ´／ 　　　　　　　＼　　　人間界で目覚めるとか……
　　 >{　 ,' 　|､　,　,.　 ,.l　　, 　 ﾞｉ
　　|　!､{　　| 寸寸T　ハT７} ｨ, ｌ
　　′Ｊﾞｉ, ﾞｉ ﾞｉ　（ー）　（ー）| ハ|
　　　　　ﾞｉ|ﾞｉ'(1　　　 , 　 　|
　　　　　ﾞｉTィ.,_ ∩　/777ノ
　　　　　　│「（丶_//// l
　　　　　　└l´::ヽ　 ／ ¨




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大祖母様は数少ない現存するボケ古代妖怪だからね～
　　　　　　　ヽ;:::::::::::::::::::;=-､::::;;::::::::::::::::::.､
　　　　　　　/:::::::::::::::∠)(_､)'´^｀ヾ::::::::::::::::､ 　 　 ボケボケの私達には分からないよ～
　　　　　 ／:::::/::::::::ｲl7:::::::::.ｰ-ミ.」::::::::::::::::::､
　　　　　 ＼//:;;::::/ﾅｸ-､:::::::;;;;iﾒltl|::::::::l;;::::::::､　　そのうちきっと話すと思うから安心して　ボケデッキーちゃん
　　　　　　/;ゝ「,ｪ=＝　　　　 ,z､_'└i:;:::|,,):::::::i
　　 　 　 /:i　 |〃_"　　　　　 ｀ﾞヾﾐ .ﾘﾞ7:Fヾ:::::i
　　 　 ／::人　 (　 ｀ ｰ--―― ､〃/ i::;ﾑ''ﾊ:::::i
　　 　｀>;:（__）ゝ､｀ｰ ､....＿,.. -‐′ィ::::|:Fイ:::::::::.､
　　 ／/::::/|::::／ﾍ｀ﾞ＝t―＝'フ＼l::（__）:::l:::::l:::::::､
　 く:::::ﾌ:::::ﾚ'´　　　|｀ﾞ父ーク´　　 ＼ﾊl:::::l:::;;」::i´
　　 ｀>:::（__)　 　 　|Y´ ／/ 　 　 　　|::|::::::「::l:::::ヽ




　　　　　　　　 ＿　 　_,
　　　　　　＿__,＞ Ｙ´'ー-､　　　　　　不安だなぁ　色々と
　　　　　＿>ｚ二_　＿__`ー≧＿_
　　　　　＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜
　　　 ／　　　　　　　 ヽ ｀Ｙ′之＞
.　　 /　 ,　　l、　、 ,　､ |　 ヽ　}<
　　 ｌ ,ｨ {７Tハ　T寸寸 |　　}ノ　|
　　 |ハ |（三）　（三）　/ / ,/ﾚ′
　　　　 `| 　　ヽ 　　u 「)'/|/
　　　　　ヽ､_ 　― 　_,.ィT/
　　　　　　　l 7Eニ::ィ1│
　　　　　　　'ｲ／ヽ::::｀l┘


゜　　　　○　　　　　　　　　　　　　o　　　　　　o ゜　　　　○　　　　　　　　　　　　　o　　　　　　o　　　　　　o　　　゜　　　　。
　o　゜　　　　　　.　　　○　　　　゜　　　　　　　　　o　゜　　　　　　.　　　○　　　　゜　　　　　　　　　　゜　　　　　　　　　　　　　o

　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽヘ　　　　　　＼　　　 　　（まともな状態のときの大祖母の預言は外したことはない……）
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼＼,　　　　　ヽ
　　　　 　 |　　　　　　　　　　　　　　V∧　 　　　Vヽ,　　　　実習で遠くの地に行くので、その前に見ておきたいんです
　 /　　　│　　 　 　　!　　　　　　　 　 V|ヾ　　　　　 ゝ
　.　　! 　│　 　 │　　|　 　 ヽ:　 　 　 ヽハ　　　　　　＼　　前に話しましたよね サラマンダーの至宝が見にきたらって
　　| ∧ ハ　　　.│　　 |　　　　ﾊ 　　　　ヾゝ::.:.:.:.:.:. 　ヽ
　 ::, -┴ ､　　　::/l　　:::ﾄ､　　　 ::l　　　　..:::Nl :.:.:.:.:.ヽ:.:. |
∠´　 　 　ヽ ::__:ｉ l　　:::l　｀､　　 :l　　　　.:::::ｊ:::.:.:.:.:.:.ハ:. ,
　 　￣｀~ヽ ｀y　l　l :∧:l＿_ ｀､ .::l　::::::::::::___:ｊ:::.:.:.:.:.:!　j/
　　ヽ､　 　 l/　/| -V￣ヽ　　　W|　::::「二ヽ|.:.:.:.ﾘ V
､　　　l 　 /イ´:::!　　　　 　 　 　 .|　:::|┌j　l.:.:.:/
_ ＼.　L／ /!::::::|"､＿＿＿＿＿ .|　:::|/／/ .:（
ｉ　ノ｀'´　 ∧ ヽ::|　　　￣￣￣　´l　::::|　／　:.:ゝ＼
二__ __ ,イ /　　｀　　　　　　 　　 }　::::|く´　 :.|　`ー
　||　|「　|l |.　　　　　　 　 　 　 ,ィ　:::::|　ヽ　jﾉ





.　 　 　 　 　 /　　　 / 　 　 / 　　 ／　　 / 　/| 　 　 　 　 ヽ
　　 　 　 　 /　　　 / 　 　 / 　/ /　　　 /　 /' |　ｉ　　　　　　ﾟ｡　　　　ああ、なるほど　研修は最低でも
.　 　 　 　 /　　　 / 　 　 /　 / /　　 　/　 /　 |　|　　　　　　　　　　　半年はかかりますからね
　　 　 　 /　′　 ′　　 ′ /_/___　/ .′}/　　　　ﾟ,　　　　　 i
　　　　　′ 　 　 ｉ 　 　 ｌ ´/ /　|　/｀ヽ　 　 　 |　|　,　　　 　 | 　 ,　　デッキーちゃんはどこに行くんですか？
　　　　　　 |　　 ,.| 　 　 | /j/ 　,｝/　 ／　　　　|　ト | |　　　　| 　 ｝
　 　 　 ｛ 　|　 / :| 　 　 |　 斗＝ミ、　　　　　　}ノ　 }ﾊ　 　 　 　　　　国立病院？ 司法局？
.　　　 　 　 ､　{ （| 　 　 |　　　　　　　　　 　 　 ___　/　l　} 　 ′/
　　　　　 　 　 ＼| 　 　 |　　　　 　 　 　 　 　 '⌒ヾ 　 }ノ　 　 /
　　　　　　　　}　 | 　 　 ト .　　　　　　　　'　　　　　　 ,　　/
　　　 　 　 　 ;　八　　　|⌒ヽ　 　 ＿＿　　　　　　　/　 ｲ
　　　　　 　 ノイ　 ヽ 　 | 　 　 　 {⌒ヽ::V　　　　　 /　　 |{
.　　　　　　 　 八　 } ＼{＼　　 　 、 __У 　 　 　 ｲ　 　 八
　　　　　 　 　 　 ）ハ /|　　　 　 　 　 　 　 .　　　 |{ 　 /
　　　　　　　　　　｛　/ｰ-　.. _　≧=r‐=≦j/　　　 八
　　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　｀　└く,　/ 　　　　　 )′
　　　　　　　　　/　　　　　　　 　 　 　 ＼
　　　　　 　 　 入_　　　　　 　 　 　 　 　 ﾟ｡


.

　　　　　　　,_　 　＿
　　　　　､-ー'｀Ｙ ＜,__＿　　　　　魔界物回収者事務所です
　　_＿≦ー`__＿　_二ｚ<＿
　　＞ ７ ￣､-‐ ´￣｀'┴＜
　＜之′Ｙ´／ 　　　　　　　＼
　　 >{　 ,' 　|､　,　,.　 ,.l　　, 　 ｉ
　　|　!､{　　| 寸寸T　ハT７} ｨ,ｌ
　　′Ｊﾞｉ, ﾞｉ ﾞｉ　⌒　 　　⌒|ハ|
　　　　　ﾞｉ|ﾞｉ'(1""　 ー　"ノ川
　　　　　　│「ィ::ニE7 l　＿＿
　　　　　　└l´::::／ヽﾄ　/　　/
　　　　　　　 |::::|´ ￣｀i/　とヽ
　　　　　　　 |::::| 　 　 |￣＝-'



　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／: : : : : : : : : : ,ィ´: : : : : : ;、.: : : :＼
　　　　　　　 　 　 　 　 　 , ′: : :　　　　　 '　　 　 　 　 }ム: : : : : ﾍ　　　デッキーちゃんがそういう選択するとは意外です
　　　　　　　　　 　 　 　 /　　　　. . . : : : : : ′: : : :.; : : ;}　 l. 　 　 : :ﾍ
　　　　　　　　　　　　　,′　:,′: : ; : : : : :,′ ;′: /!: : ;′　l: : : :i: : .　　　回収者は現場仕事も多く、やる事も多い
　　　　　　　　　　　　 ,′: : :!: : : :,': : : :,': }: :/!: : / }: ;ｲ!　　 l: : : :}: : : : ﾊ
　　　　　　　　　　　　 !: !: : :!: : : ;': : : :,': ﾑ7｀}:メくﾘ:/ j'　　　}: : :ﾑ: : :,: !:!　厳しい職場ですよ　どういう理由で……
　　　　　　 　 　 　 　 {:,ll: : :i: : : i: : : :,':,/jﾆ三ミメ>'｀/　 　　　　　!:,':.,!:l!:!
　　　　　　　　　　　　 !:l !:,: : : : :!: : : :ﾚィ{ 'イ:::::ヾ`　　 　 fえ乏圷 l/:/!:ﾊ:!
　　　　　　　　　　　　 l:! l: ; : :r' l: : :i: !　　　ﾚ:::::r!　　 　 lト' ｲﾘ"　/ | ﾘ ﾉ
　　　　　　　　　　　　　! l: :〉: {　l: : l!: ! ミ  弋_ク　　　　 弋:::ン　′:!
　　　　　　　　　　　　　　l:ハ: へ!: :ﾄﾍ!　　　 　 　 　 　 '　　　　　: :!
　　　　　　　　　　　　　　i'　 }:/!:从:ﾍ ゝ　 　 　　　　　　　　　∧!:.,′
　　　　　　　　　　　　　　　　ｲ_ﾚ_!:j}: :〉、　　　　　rっ　　　 　　 八 ﾚ
　　　　　 　 　 　 　 　 ,r ´￣ V　 ﾊｰ'　 ゝ、 　　　　　　 　 イ/
　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　 }　 　 ',　　　　＞　　　ィ ‐ 、
　　 　 　 　 　 　 　 ,′　　　　l ,.　　 ',_　　 /　 }　　 }　 　 ヽ




.

　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /l
　　　　　　　　　　　　　ﾉi　＿/.f_、
　　　　　　　＿Y´￣ﾒ´　i　　　　｀ヽ
　　　　　　　　7　 f　 .　　　　丶i　　ゝ/　　その方がいなかったら心読士学校に入れませんでした
　　　　　　　 ,.f-‐ ア丁￣｀丶　　 　 　V
　　　　　　／　　　　　　　　　 ＼　　　∧　現在の報告がてらお力になれればと思って……
　　　　 ／　 　./　　　 　 　 　 　 V　　　l
　　　 ./　　　 /　　　　 　 　 　　i::V　　N!　それと…… うん、それが理由です
　　　 j　　 　 {　　　　 　 　 　 　 i:::|　　<
　　 ./　　　　　　　　　　　　　 　 |::l/i　ル
　　 | .!　　　 i　　　　　 ! 　 　 　 .|::i i /
　　 |;ハ　　 ﾊ　 　 {　 ハ　!　 　.iｲ:| ﾘ
　　 |!　 ' 　 | ヽ　 /／ 　 ヽ|　 ./ |:.|
　　 |　　ハヽ , ,ヽ{　　 , , , .ｲ:.:/ 人:ーへ
　　　　 {:ヽ!:.:丶.　r_っ　／/|:.///::::｀¨¨´|
　　　　 l::::ヽﾙ|　 「二二イ　|'.//:::::::::::::::::|
　 　 　 l::::::::＼ ,r=≠へ/　／/::::::::::::::::::::|



　　　　　　　　　　　　　　　　 　＿＿＿＿＿
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　 　　＼　　　　デッキーちゃんはまだまだですね 心を読む力が無い者に
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　 　 　 　 　 　 ヽ　　　心を読まれるのはいただけないです
　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　 　 　 　 　 ｀ヽ
　　　　　　　　　　　 /　　 　 　 　 　 　 　 !　　　ヽ　　 ヽ　行こうとする職場に好きな方がいるんでしょう？
　　　　　　　　　　　|　　　　　|　|　　 　 　|､　|　 　|　　　|
　　　　　　　　　　　|　　　　　|　|　|　　|　|　| |,-‐‐､|　 | |　年頃の女の子の９６％はそういう理由で行くんです
　　　　　　　　　　　||　　　 　 | |　 |　　|ﾉ　 ∨V＿ | /ﾉﾘ
　　　　　　　　　　　||　　|　　 V､Nﾘ‐､‐|､ 　 　ｲ:rjﾞヽ||　　私だって魔学部妖怪能力科に行ったのは好きな方がいたからです
　　　　　　　　　　　ﾘ､　 |　　　| 　　＿,,　　　 弋:ﾘﾉ/|
　　　　 __　 　 　-､　 |　(|　　　ヽ "´￣｀　　　,　　　| |
　　　　 ＼ヽ　 //;;;;＼ﾚ､V|　　　}　　　 　　　　　　/ / ＿＿　 　　 __
　　　　　　`､Ｖ_/;;;;;;;;;;;＼　|　　　|_ 　 　ー‐ ￣　ｲ /v´ 　　 ヽｰ‐´ 　ﾞV|r､
　　　　 　　rﾞ-､）;;;;;;;;;;;;;;;;;＼＼　N-｀ｰ-　 ＿／　 ´ハ　　 ／　　　　 　　7￣ヽ
　　　　　　l--､j;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/７ r´　|{ 　＼__/ 　 　/　 i　　　　　　　　 　_7 　 /
　　　　 　 Vヽ);;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ /‐´ 　.| | 　/ |＼___ノ　　 ＼_　　　　　　　〈.　　/
.　　 　 　 //;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ / 　 ー‐{ ーヽ_.!__／　　　 　　 ＼　 　__,ィV´　 /
　　　　　//;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ /　 　　ノ i　　　　　　　　　　　　　/｀ー 　i　 　 /
　　　　 //;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ /　 　￣　　|　　　　　　　　　　　　 |　　　 /　　 /
　　　　 ＼ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;/ 人　 　　 　／〉　　　　　　　　　 　　´〉　　/　　 /
　　　　　　＼＼;;;;;;;/ /　Ｗ　　　/ 　{　　　　ー‐‐　　　　　,ノ　　|　　 /
　　　　　　　　ヽ＼|_人　 　ﾝVヽ} 　 ＼＿＿＿＿＿≧{}=lノ｀ヽ､|　　 |ｭ
　　　　　　　　　￣　 　`ｰ"　　　　　　{　ヽ―――‐〉/7､ゝ　　　ヽ　　|ｦ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　 　　　　 ／ 　 　　　　　　ヽ__｣)


.

　　　　　　　　　　　　 　 ＿__　　　 ＿_
　　　　　　　　　　　　　　＞　｀＞'´ ＜
　　　　　　　　　 　 　 ／　x=､　.::.　x=､＼_　　　　　（コモエ先生は恋愛対象として見てるけど、
　　　　　　　 　 　 _／　／三≧==＜ ヽヘ ＞　　　　訂正するのも恥ずかしいしそういうことにしておこう
　 　 　 　 　 　 　 7　／´　　　　　 　 　 ｀＼＼　　　 お父さんはしっかり取材してるのかな ）
　　　　　　 　 　 /　f　　 ｨ　i　　　　 ヽ　　　 ヽ
　　　　 　 　 　 ,'　 |　　/　 :j　.::｛{　r:::|/{ ヽ|　 ﾄ　　　分かってくれるなら察してくださいよ
　　　　　　　　/ｌ 　|　 斗ｌｰ.八 .:ヽV ヽ|　! ::::::|::|
　　　　 　 　 　 | :八 　::|／ --＼| 　 -- |/:::/:ｊ
　　　　　　　 　 | l ハ　从. 弋歹　 , 弋ｿ:∧ﾘ
　　　　　　　　　V＼:∨ 介xxx　　　　xx/Ｖ
　　　　　　　　　　　 /∧::}::|ゝ. 　_ ＾ .イ
　　　　　　　　　　　　　.ﾚ-!､￣￣ｉl 「￣',､
　　　　　　　　　　　　/　　　ヽ ､」 l l /､ ゝヽ




　　　　　　　　　　　　 _　-─…‐-
　　　　　　　　　　 ／⌒　 　 Z　　 　 ＼　　　　ちなみに私の後輩も魔界物回収者なのですよ
.　　　 　 　 　 　 //　　　 　 /　　　＼　 ヽ　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　 　 　 　 //　'　/ /| ∧　｛＼ ハ　 :i　　　変わった所は多いけど、才能は抜群です！
.　　　　　 　 　 ｉｲ　i　ﾊ⌒i |ハ　i⌒{　ﾘ 　i|
　 　 　 　 　 　 │八i|ｨ忱ﾄ{　　V忱Y/ │ﾘ　　　デッキーちゃん　これから一族の村へ行きますけど
　　　 　 　 　 　 ﾚ小ｊ{ Ｖｿ　　　 Ｖｿ Ⅳ j/　　　　準備は大丈夫ですか？
　　　　　　 　 　 ヽ|ハ""　　 '　　　"ｲ |/
　　　 　 　 　 　 　 ＼ゝ.　 Ｖ フ 　 .ｨ|/
　　　　　　　　　　 　 ∨{＞,　-r＜}∨
　　　　　　　　　　／⌒{　　>v＜ 　}⌒＼
　　　 　 　 　 　 ｛　 ヽ人_人｣_人_人/　 .｝
　　　　　　　　　/　　 r｢￣￣￣￣「|　　八
　　　　　　　　 （　　 ｛　＼　　_／⌒｝　　 ﾉ
　　　　　　　　　(_,ﾉしﾍ _　`ｰ'ー--く_ﾉしJ
　　　　　　　　　　 ｛　　　＞‐- 　 ,,＿_ノ
　　　　　　　　　　 /`ｰr'´　　　　　|｣∧
　　 　 　 　 　 　 /　　 ￣￣￣￣´//∧


.

　　　 ｚ‐=＝ミ/{／{イ
　 　 ＿＞ 　 　＿__ Ｌ　_
　　　Ｙ　　ｘ＜. -‐=＜∠. _　　　　え、今すぐに行くんですか？
　　 ｲ{　〃　/　　　　　 ` く
　　 八i/　　 　 / 　 　 　 　ヽ　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　イ　　　　 {　{　　　　　 ハ　 |　 もちろんに決まってる
　　　人　　　_∧八 ‐-ﾊ　, ' 　i　  |　  じゃないですか！
　 　 　 )ィ　( {　u　 （ ｏ)}ﾊ　 八　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
　　　　　八ハ 　　　　　〈　 ｲ
　　　　 　 〃 丶、 　-／
　　　 　　│「ィ::::ﾆEi´
　　　　 　└l'´::::::／ヽ
　　　　　 　 |:::::::i´￣｀i


　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＿＿＿＿＿_　　　　　　　　私
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　　　　　　　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　／/　| ｜　　＼　　 ＼　　　　"ニーシノソ・ノクサーナ・ギスイト・セーザイ・
　　　　　　　　　　　　　　 　 　/ 　 /＿|_ ｜ |＿l＿　＼　　 ヽ　　　マルベーニ・コ・モエ"
　　　　　　　　　　　　　　　　 | ｜ |人人ノ∨＼|＼|＼丿　　｜
　　　　　　　　　　　　　 　 　 | ｜ |､＿_,　 　 ､＿_,. |　 |　　　|　　　が直々に案内すのですよ！
　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨＼〉 ￣　′　 ￣　 |　 |　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｜|　 　 ｢￣￣|　 　 |　 |）　 | |　　　サラマンダー一族の至宝を見せましょう！
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |人　　 V´￣ﾉ　 　 |　 |　　 /
　　　　　　　　　　　　　 rヘ、　 从. ＼　 ｀ﾆ´　 　 ィﾚＶ　 lV　　　　今すぐ向かいます！
　　　　　　　 　 ＼　　 厂／￣｀ヽ ＼Ｎ＞r―＜トﾚｌ人/∨
　　　 　 　 　 　 　 ＼广/　　 　 　 ￣/ ＼＿／　 ＼＿_
　　　　　　　 　 　 　 ∟|　　　 　 　 /|＿／|＼＿／/　　＼
　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ 　 　 　 / : : ＼＿／: : :/　 　 　 ∟、
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼＿＿| : : : : : : : : : : : |　　　　　　__）
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /: : : : : : : : : : : : |　 　 　 ／ヽ 〉
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : : : : :＼＿_ノ丶／＼
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 〈 : : : : : : : : : : : : : : .ｲ　　＼ノ、　　ヽ
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ: : : : : : : : : : : : : ;ﾉ　　　　／　　 ﾉ
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /ニニニﾆ<只>ニ{ 　 　 ／　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　/ : : : : : : : : : : : : : : ＼／　　 ／
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＜第３７話＞

（ゲーム内にいる者達）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　⌒ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 _,,.,..,......
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （　　　　'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 .ｒ‐'''"~ 　 |.|
~|¨|¨"i　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ゝ　　　　｀ヽ　　; ,. ．r'"　　　　'"''''''''''''''''''i――┐.　.|　　　 　 |.|
. ! .!　 ! , 'ттттттr .h．.,_ｕ !!! |_|i` ､　(　　　　　　 　 -'"._,Ｌ ‐''"＝＝'''Ｔ "Ｔ　|＿| 　 　 |..　..|　r.1. 　 .!.!
. ! ｰ!┌.――.―‐r.-　　 .|. i⌒j―~┤ｒ-　_ ｭｮ"'　　　 　 　 レ"~ r.1 ｢~.|-.ｎ-|｢Γｌ |　.|,．､ 　 　 |　　|　|^|　,...､ |
_ﾚさ/.|　.(ｪ)Aﾂ　 |　.|　　.|,<ゝ'＿ｲｨ_＿_.i⌒Ｌ　 ､．,．　　　 (.ｦ,-､,.､ /¨)ﾉ.)-､ｭ ! .|〈ｆ ),ﾄ､ﾉヽ,r>',.!　.,ｆ ζ.ヽﾄ._,ｨ.| ,､ヽ
.　 ',ｉ .| ｆ i ヾ.ﾍ、...|　.|　　.|l,.,_.|　　__　　　　　 |〉-.r '''''''ヽ='ィ `､ぅ`,'.} Y{ ''ｒ'.Yヽiﾆ./'｝f''｛ ｝ｆ,.)､><ﾆェェ f_,.-'-亠,､(ノ
┌─r''1.i__.| ノ}.　|　.|_,...._,Ｌヽ.,'´　　 ヽ‐_.ｉ1_┘､_i二二っ_ヾi¨¨i　},'/..l　l.ﾋi　 .l'f､)ィ' i'"1 i ｌ. i `i i.',ヽ~,.' .ｨ 　 　 i.i-
｜　 |_,.|ｺっ,,１i_　|　.|￣ Ｔ,､mi　 　 　 i_ ,.7A.fヽ_―――．< ~ヽi.゛1　l　l ｌl,.､ i.iｰ'ヽﾆ、､i.l .l_.l　lll.',ヽ'<_/j　　　 ﾄi′
⊥．⊥L．‐ ''" l　|　.|　 /皿皿` ．_,ィ(,,,,､)_., ､|ｽ.｢｢￣「￣|__}ｆ"ヽ_ .i　^ﾄ|ｲﾄ､|./. <ﾉ､ﾂくヽﾞ､.i i.ﾉﾘ "lﾖ.ﾉ〈_　　　,' .|￣
- ．_　　　_,.．-'''ｰ-‐Ｌ」口 , -'"_ﾌζ(`ｰ'―`-'"~| l　 .|　 .| |ニニｺ¨　 Ц~i ii.Ｔтl只´ l.l　_〉J',l ll　l　~ l　､￣.ﾄ､|ニ
．_ _,.｀＞´　| .}_ｔ_　　　|,ｨ'＿＿｀'＿`´_`ー_―_''_'ﾄ.ト_''_''"¨_┐ィ=.l　　 　 └｀.}_ﾉ ｉ.Y_ _j `i´.,'　}i l'./| 　 l　 l',　.',
‐'"　 　 |　._j　　　 ｢￣|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_|┘<ヽl―.､.　　 　 Ｊl.l　ｌ. ｉ. l"''~l　 i｀ﾄi　ﾄ.､　ｉ　l ',　.ｉ---
　 　 　 .|'　,．．．_,r''>-､　　　.| ｆ.Y iYﾞ､ヽ〉Ｖ.>ヽi i ﾉ┌.────┐　ﾞ､　 　 　 　 Ｌj､ﾉ　└､_)　　　　｀ l　l .i　.l"""
　 　 　 .レ rﾉヽr,>＜.ヽ,-ﾞ､ ､..|, 〉‐ﾝt ｿヽr">､ノ7-Y７　,.､　 _.,.､　 !""".|　　　　　 しU　　　　　　　　　 ､_ .l ト┤
　　　／､,>｀ﾄ､ﾉ_, ノ､( ヽ_ヽ‐/j　 ｎ　.|l ,.-L__l ,r-__,..､l',(　__,<　),.>ｸ､-.､,..`､　　　　　　　　　　　　　　　　　~ ｀"´
　 ／,,r''ヽ-'ヽ｛,r-_ノ.Ｙ　　|./,ｨ<ﾍ,ｲ< ﾞ､,'　|ノf　Y. Ｙ.¨)'i-( ヽ>-<~ヽr-.<)､)`､


　 　 　　　　　　　　　,. -ｭ,ﾆニ弌垳ト､
　　 　 　 　 　 　 ／r'^　_rﾍ-ﾍ/＾ヽr宀､　　　　マスターはいったいどこかしら？
　　　　 　 　 　 /!７ト､7′ 〃　　　 ｌ ヽ ヽ
　　　、　　　　/ l//L｣| ∧ｌ |　! |l　 ｜　!　ヽ
　 　 |:l　　　 / 〃 ||丁l トH､lV| |l　 /l　 } l　|
　 　 ヾヽ　 / 〃　|l　| ｌ抔卞｀ヽ{　/-ト/ //ﾘ
　＼　 ヽ:∨　|」 /ｌ|　ｌﾄヽ￣　　 ﾚ'戎ｼ' ／ ′
⌒ヽ!ヽ._j＼＼ / 八　|ヽ　　　__ ' ∠r1=彳
::..::..::..::..::..｀::..::ヽ/　ﾊ ヽ‐ >､　 ,. イ|　}::..｀ヽ、
::..::..::..::. ／⌒ヽ､ヽjノヽ.∨r 芥､/:./ /::..::..::.､＼
::..::..::.::./:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ⌒Tlヽ｝l,ハ/-/ 〈::..::..::.｀ヾ＼ヽ
::..::..／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨_　||　ヽ:ﾚ':.:ヽ::..::..::.くヽ.j
::.r'´.:.:.:..::.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨_ ||ｰrﾍ.:.:、:.:.＼ヽヽ:〉
仆､ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∨_l〉 ri心:.:',:.:.:.:.:ヽ｝
′　＼_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ∨_　ゞ=仆ヽ.:.:_ノ
　,　　　〉个､:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.∨_　ｌ　 }〉:.}'´
　|　　く_/^ﾄ､>:.∧:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∨_ﾘ　〈|:.ハ
　|　　//:.:.:||:.:./　ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨┐r':.:{ ､ヽ


　　　　　　　　　　┌─────────────────────┐
　　　　　　　　　　│　　　赤門さんの合流をする際に、見えた変化　　....│
　　　　　　　　　　└─────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　 　　　 　　　 　, ｨ ｱ:::::::::::＼::::::::::::::::＞─--､　　　　　あのお姉さん
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l::::::::::／＼::::::::::ヽ￣7:::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　7- '´　　　ヽ--'　　 ＼／￣＼:::::::::::l　　　洗ってないドブ川のような臭いしてるゾ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　／￣￣＼　　　　　 ／￣￣＼ヽ-l:::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　＿__/／　　x:::::::::､　　　　／ x::::::: ､　　 ＼ l:::::::､
　r-､　　　　　　　　　　 ／　　　　　　/:::::::::::::::::::ヽ　　 ／::::::::::::::::ヽ　　　 |:::::::､
　l　 ＼　　　　　　　 ／　　　　　　　 l::::::　　　::::::::l　　l::::::　　　 :::::l　　　　|::／￣ヽ
　ヽ＿　ヽ-､　　　　/　　　　　　　　　ヽ::::::::::::::::／　　 ＼::::::::::::::／　　　 ／　　　　|
　　(　　v　　l--､ _ |　　　　　　　　　　　￣￣　　　　　　　￣￣　　　　　　　　　　　|
　　（　ヽ／　|　　　 l　　　　　　　　　　　　-- ､　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　 |
　　　丶-へﾆ　 　　 ､　　　　　　　　／　　　　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　 ＼ 　　　､　　　　　　/　　　　　　　l　　　　　　　　　　__　--､＿＿／
　　　　　　　　　＼　　 ＼　　　　 |　　　　　　　/　　　　　 __　－　　　　　　丶
　　　　　　　　　　 ＼　　 丶､　　 ヽ　　　　　／　　 --　　　　　　　　　　　　 l
　　　　　　　　　　　　＼　　　　 --＞──　￣￣　　　　　　　 r-'＼l　　 　 　l
　　　　　　　　　　　　　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　 ｺ￣　　　 l
　　　　　　　　　　　　　　　＼|　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｰ-<　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|＼＿ノ





　　　　　　　　　　r‐‘￣＾　ヽ、
　　　　　　　　／　　　　）レ　　ヽ　　　　　　　　　　　こら思ってても言っちゃダメでしょ！
　　　　　　　/　　　　　　⌒　　　　＼＿
　　　　　　/　　 　 　 /Ｉ　　　　　　　　γ⌒し　　　　　私もあの臭い我慢してるのよ！
　　　　　/　　　∧　/　|　:::∧::::∧　　　　　　）
　　　　（　　　/　V⌒ヽ|　/　ｒV⌒Vヽ、　　　　ヽ、
　　　／　　　|　　　　　VＷ／　　ヽ　/　　　　　　）
　　/　ｒ⌒ヽ|　　てフ　　　　てフ/　/　　　　　　　　ゞ
　〈　　I　　　　　 ￣　　　　　 ￣　｜　　　　　　　　　）
〈　　　ゝ__　イ　　）レ　　　　　　　｜
　し人　　　　ヽ　⌒　　　>　　　　　|
　　　　ヽ～～ヽ　　　r----､　　 .｜
　　　　　　　　　＼　（　+　+　）　／
　　　 　 　 　 　 　 ＼ ゜ー　　／


　　　　┌─────────────────────┐
　　　　│　　　妖怪専用魔法を使えば、使うほど……　　　　.│
　　　　└─────────────────────┘


.

　　　　　　　　　　　 　 ／:::::::::::::弋辷シ::::::::::::::::::＼　　　　　　　　　　あの私に何か？
　　　　　　　　　　 　 /::::_　-～～～～～～ｰ　_::::::ヽ 　 　 　 ⌒)
　　　 ⌒)　　　r===厶'´ 　 　 〃　 　 ヽ　　　 　 ＼::ﾄ＝､　　　（
　　　　（　　　 |レイ/ {　 ｉ　 |　|　　 　 ｌ|　|　 i　|　l　ｌト=='　　　 °
　　　　 °　　　／|ｉ 八　|　 |　|　　 　 ﾘ　|　 | ﾉ　j　|| ＼
　　　　　　　 〃　 |l 　 ヽl ヽ{-ﾍ　 　 l/ｰ厶∠_ イ　从　 ヽ
　 　 　 　 　 .ﾚ　　||ﾍ.　 | ≫=ミ ヽ　/ ≫=ミｋ　///i　|　 ﾚ　　　⌒)
　　　　　　　 　 　 ||　i＼{ ヾ ﾋ〕　　　 　 ﾋ〕_ｼ /／ｉ |　|　 　 　 　 （
　　　　　　　 　 　 |ｌ　| | l|　 .:.:.　　l　 　 .:.:.:.　 ´|　|｜ |l　　　　　　°
　　　　　　　 　 　 ﾘ　| | ﾍ u　　　　　　　　 　 /|　|｜ | l
　　 　 　 　 　 　 / / | |　|i＼　　　-､　　　　 '　|　|｜ |　l
　　　　　　　　l⌒Ｖ　ﾉ |　|l｜ｌヽ、　　　　イｌ | ｉ |　|｜ |l　l
　　 　 　 　 ｆ´＼_ﾉ-､_ |　|l｜|:::::::≧≦ :::::∨ｌ | |　|｜ | l　l
　　　　　　ミ＼_八_ノ川　|l ノ|::::::|/ﾊヽ|::::::/＼| | 厶Ｌ｜|　l
　 　 　 ミミミミY彡彡彡イ　 ヽ::::||:|-|:||:::/　　.| l/:::::::::＞‐┴‐- 、
　　　　ミミミミＹ彡彡彡彡ー- ヽｌﾚ　l｣ﾚ′― | |::::::〃:::::::::::::::::::::::＼



　　　　　　　　　　　　　　 　r‐‘￣＾ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　 ヽ　　　　　　　　　　　　　いや、何でもないですのよ　オホホホホホホ
　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　＼＿
　　　　　　　　　　　／　　　　　　/Ｉ　　　　　　　　γ＾⌒し＿　　　ごきげんよう
　　　　　　　　　　ゝ　　　　∧　/　|　:::∧::::∧　　　　　　　　 ,）
　　　　　　　　　　（　　　/　　V⌒ |　/　ｒV⌒Vヽ、　　　　　/
　　　　　　　　　 ／　　|　 r'⌒ 　　V　'⌒ヽ /　　　　　　　　〉
　　　　　　　　/　 ｒ⌒ヽ υ ○　　　　 ○ /　　　　　　　　　ゞ
　　　　　　　〈　　 I　　　　￣￣　　　　￣｜　　　　　　　　　）
　　　　　 　〈　　　ゝ__イ　 ゛゛゛゛　 　 ゛゛ ｜　 　　　　 　 　イ
　　　　 　　　し人　　　　ヽ　　　　　　>　|　　　　　　　　　　〉
　　　　　　　　　 　ヽ 　　 ヽ 　 　r---i /　　　　　　　　　　　ゞ
　　　　　　　　　　　　＾～ ´　ヽ　 ＼//ヽ～ ～ 　　　　～〝
　 　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼_ /





.

　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣
＜　ﾋｿﾋｿ 臭いな　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あの人おかしいわ　 ＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_＿_＿　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿＿＿＿＿／
　　　　　　　　　　　　　　 ,., ' ´::::::.ｒ乞ト.::::::｀丶、
　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::;ヾこﾝ;:::::::::::::::::＼　　　何か私に対するゲームキャラの風当たりが変わった気がするわぁ
　　　　　　　　　　　x=l=v:::::,nｰ＾⌒ ⌒ ⌒^ｰｒ､:::::ｙ=l=x
　　　　　　　　　　　《_八_》ﾌ　 |　li |i il　 |il l |　ト《_八_》　なんでなの？
　　　　　　　　　　　ﾞi'介´ｌ |i|iｌ|il|ｌ|il|ｉ|l i|ｌi|ｌ|lil|ｌi|i| ｌ`介'i′
　　　　　　　　　　　　| l|l |lil|ｌ| li||ili|ｌ|ｌ i|li|ｉ|ili|ｌiｌliｌｉ|il| il |
　　　　　　　 　 　 　 | |ｌ|i |ｌ|il il|||il|l | l l |ｌ|ｉ |li li|ｌ|li|ｉｌ| |　　　　　　　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
　　　　 　 　 　 　 　 | l|从vＴﾞ弋l | lハl | l斗ｆＴ7从i|l |　　　　　　　　ﾎﾞｿｯ　とっとと出て行って欲しいわ ＞
　　 　 　 　 　 　 　 ｜ｌiｌi|lﾞｉ 　◯　　　　　 ◯　 /l|iｌiｌ｜　　　　　　　  ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
　　　　　　　　　　　｜|ｌiｌ| li､　　　　　　　　　　 'il |ｌiｌ|｜
　　　　　　　　　 　 ｜ｌiｌ | |i｀.　　　　　　　　　/ i| | ｌiｌ｜
　　　　　　　　　　__》ﾐ＼| |ｉ l|＞_ 　 ￢ 　 _イ|l ｉ| |厶ｲ廴
　　　 　 　 　 　 ≧三三ﾍ／:::::|}〉≧=≦〈{|:::::＼/三三≦
　　　　　　　　　 }三三Ⅳ:::::::::::|}〉 〈八〉 〈{|:::::::::::Ⅵ三三{
　　　　 　 　 　 ￣}/ 丁|ﾊ::::::::::|}〉⌒Y⌒〈{|::::::::::/l|丁ヾ{￣
　　　　　 　 　 　 . |l　|i｜|::::::|::|}〉 〈匂〉 〈{|::|::::::|｜i|　l|


　　　　　　　　　　┌───────────────┐
　　　　　　　　　　│　　民衆の人気は下がっていく　　　..│
　　　　　　　　　　└───────────────┘





.

./::!:::::::.'::::::::/::/ﾐﾂﾇ::ヾ＼
'::::i::::::::|::::::::i:::ﾊ|　　 Ⅵ:ｌ::i　　ねぇヤッシー これが妖怪魔法『死屍殺断』のデメリットじゃない
::::ｷ:::::::!:ﾊ:∧{ {ｌ　　__ﾘ!:l::|
:::::ﾍ_:::从　｀二ヽ　 ｨｫﾐ:り
:::::::ｉ |:::ﾄ､ / ﾏﾘ　_lr＿ﾊi
::::::::ﾒ::::!　｀(＿_ﾉ　′.ｨ::|
￣il´|:::|ゝ　　　､__ノ/ｌi:::|
　　V::::!　　　ｰｫ─彡ｌ:::|
　　.':::∧　　 / .′　 |l:::|
　　ｉ::::| /ヽ ム/　 　 |::::|ヽ
　　l:::ﾉ＼　}/　　　 ノシ　′
　　ゞ:..　 ∨　　　　ｉ　　/
　　　 　 　 　 　 　 |　 i′


　　　　　　　　　　　　 　 　 　／￣￣ ＼
　　　　　　　　 　 　 　 　 　__ノ　｀⌒　　 ＼　　　使うたびに隠しパラメータの人気値が１下がるとか かな
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 （●).（● )　　　 |
　　　　　　　　　　 　 　 　 （__人___）　　　　|　　　人気が下がるとどのようなデメリットあるか今のところ
　　　　　　　　　　　 　　　, =二ニﾆヽ､　　 |　　　分かりませんけれどね
　　　　　　　　　　　　　/　　二 ヽ､`,┘ 　 ﾄ、_____
　　　　　　　　　　　　 /　　　-､ }、j┘　 ｲ// : : : .｀' ｰ- 、　たくさん使ったもんなぁ……
　　　　　　　 　 　 　 /　　　 /{_/ニニ,´＞/ : : : : : : : : : : :ヽ
　　　　　　　　　　 _/＿__　ノ : 「r{::::ﾍ　 / : : : : : : : : : : : : : : '､　赤門さん知ってるはずだけど、最序盤ヒントに書かなかったし
　　　　　　　　　 / : : : : :ヾﾐ : :.i　r:::',　y : : : : : : : : : :/ : : : : : :'
　　　　　　　　　 : : : : : : : :/ : : ｉ .i:::::i ,i : : : : : : : : : r : : : : : : : :i　合流予定地にもいなかったし……
　　　　　　　　,' : : : : : : : / : : : :i i::::::ｉi: : : : : : : : : : :| : : : : : : : :|
　　　　　　 　,' : : : : : : : ハ : : : :',i::::::ii : : : : : : : : : :.| : : : : : :／|　複数人プレイだと展開変わるのか？
　　　　　 　 ,' : : : : : : : /. :ﾊ : : : :',::::::|: : : : : : : : : : :| : : : : : : : :|
　　　　　　/ : : : : : : :./ :/　V: : : : ',:::|: : : : : : : : : : :| : : : : : : : :|



　　　┌───────────────────────────────────┐
　　　│　　ヒントには 「『合流する前に魔法は５つ』覚えた状態で会おう」と書いてあった　 　 .│
　　　│　　（メイメイが調子に乗ったため、それより多く覚えてしまった）　　　　　　　　　　　　　│
　　　└───────────────────────────────────┘


.

　　　　　　　　　　　　　　 r::´￣｀ﾞヽ
　　　　　　　　　　　　 ,．'‐::￣::｀::ｰ:､:ヾミ､　　　　ヤッシー さっき覚えた魔法 『交信』を使ってみたら？
　　　　　　　　　　　 ム:::,:::,:::､::::::::ヽ:::ヽl:::ヽ
　　　　　 　 　 　 ／::/:::l::::!:::::',:::',:::::ヽ:::ヾ､＼　　　赤門さんと出会えるかもしれないわ？
　　　　　　　　　/::/:,':::::l!:::l!::::::l::::i:::､::∨::} ):::）
　 　 　 　 　 　 ﾊ::::!::､::i:ﾄ､:!､::x'⌒ヾ:、Y､lﾆ ´
　　 　 　 　 　 {::;l:::l! ｘ'⌒ヾ､ヽ' ｲ心 | l y}
　　 　 　 　 　 ヽ::､::ヾ. ｲ心ｧ⌒ゝ- ' | i l′
　　　　　　　　　 ＼ヽ､ー‐´　｀　, 　 | l |
　　　　　　　　　　　｀ﾞ ',ヽ、　 ` 　 ｆ¨| l |＾i￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　}　ｉ≧ｰ - .ﾍ | i !/ ／　 }
　　　　　　　　 　 　 ／ ! lト､ {./!〈　 ｌ l |　　　 /





　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼　　　　何回も使ってるんですが、熟練度低いからか上手くいきません
　|　　　 （ ー）（ー）
.　|　　　　 （__人__）　　　一応もう１回使ってみます
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ
.　 |　　　　　　　ｎｌ^l^l
.　 ヽ　　　　　 |　　 ﾉ
　　 ヽ　　　　ヽ　く
　　　/　　　　　ヽ　＼


　　　┌────────────────────────────────────┐
　　　│　　書いたその理由― このゲームは手持ちの魔法は７つしか自由に使えないのだ　 　 │
　　　└────────────────────────────────────┘


.

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
───────────────────────────────────────────────
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣  |　　 _　　　　　　 　 :.　　三　　 『交信』！！　  三  ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣  |　_／　　　　　　　　:i　 三　　 　 　 　 　 　 　 三  ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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　　　　　　　　　　　　　　　　-----========ニニニニ三ニニニニ========-----
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　----====ニニニ====----
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　　　　　　　　　　　　　　　　-----========ニニニニ三ニニニニ========-----
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　----====ニニニ====----
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ---===---
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　-

　　　　　　　　　　　　　　　　　　r―-､
　　　　　　　　　　　　　　　ノ´￣ﾐ､　　ﾄ､_　　　　　　　　　　　　　　ここは武器屋だ　何のようだい？
　　　　　　　　　　　 　 ／｀ヾ:　ヽ jzzzj_　ﾑ_
　　　　　　　　　　　　/ ,.＝-ﾞ´￣,'　　＼｀ ヽﾊ
　　　　　　　　　　 ／,.ｲ　イ＿r-､　ﾊ:＞､＿_　｀ヽ
.　　 　 　　 　 　 /彡'´￣/　 /　ﾄ∨/　　∨　∨ｰ:､:､
　　　　　　　　 _/　'　　 /　 /　 ,ﾙﾐv/∧　ヾ　 ヾ:,　ハ
.　　　　　　 ／　　 /　　　　　　 ﾉムｲゞﾊ　　　　　　　　ーﾁ
　　　　　　,' ,イ　〃　　　　　/ /　　　　ノ ∧　　 　 　 　 ｀Y
.　　　　　 ∨　　./　　　 从∧_|　　　 /,.:彡:ﾉ 人　　　ﾊ 　 ヽ
　　　　　　{　 i: 〈 ,　　}八´ゞ从ﾍ　　　｀￣ミ≦､ｿ ﾉ 　 }　　ノ
　　　　　　ヽ. |:　∨ゝミz-t・ナz〉　　　 z=t・ ,-､,イ.　 　 Y´
　　　　　　　从ﾘ从　彳｀＝ﾞ´彡　　　　ｰ｀￣・彡　ノ 从｜
　　　　　　　.'　人|､ヾミz 三 了　　　　　　　　 ￣;´ ,:!ﾉ　|
　　　　　　　;　 　 ! ＼ミ＝- ﾘ　　　　　　　　 ,.イ ／ | 　 !
　　　　　　,ｲ　;'　 |　八=｀ヽz}　　｀　´　　　　彡ｲ; ｜| 　 ﾄ､
　　　　 ／｜ '　　| 　 ∧ 三 〉r' ´￣｀ヽ　　　 .ｲ/　|｜　 !　ヽ
　 ,　　´　,'|川　i　|　　　|,.＜:＞'´￣￣｀　　,ｲ:ﾊ　　|｜　 |　､　＼
／　　,.イ / / i.:|　! ,.＜::＞'＞ .　　　　 ,.イ | ,'　　　|｜　 |　 ヾ.　 ＼





.　　　　 　 　 ／//////////＞.:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
.　 　 　 　 ／//////////.ｲ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:　　撲殺髑髏と長谷川の十手と五色曙光シリーズの剣５種くれ
..　　　　／////////////.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞=ミ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:
　　　／/////////////.:.:.:.:.r=ミ{.:.:.:{{: : : :ﾘハ:.:.fハ:.:.:.:.:.:.:.:.
　　.ｲ//////////////.:.:.:..:.{{: : :从:.:.ゝ--ｲ　八.:{ｒｉ{.:.:.:.:.:.:.:.:　  f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　///////////////.′:.:.:.:从ー〈 乂:乂　　　　}:ﾊ/.:.:.:.:.:.:.:.:　  |　 ざっと見積もって４兆８千２百万だね
.////////////////i..:.:.:.:.:.:..∧　 ヾｿ　　 　 　 从!.:.:.:.:.:.:.:.:.:　  ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
乂//////////////,|.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ r r=＝　ｰ ヽ　从.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　 ｀　ー‐ --------ﾉi:.:.:.:.:.:.:.fくハ　 ￣ ´　　　ｲ　 }ﾊ.:.:.:.:.:.:.　　あいかわらず無茶苦茶な金額設定するゲームだ
　　　　　　　　　　　　从∧(乂　 .∧　　　　 イ　 ／.i:{乂ハ:.
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｨ//,ゝ _.ィ"＞ ´/.i: イﾆﾆ｀ヽ:
　　　　　　　　　　　　　　　 ／,//// ノ<f⌒ヾ./イ ./ﾆﾆﾆﾆ-＼
　　　　　　　　　　　　 　 ／.／///　｝ﾆﾆ〉ｒく　　.:/ﾆﾆﾆ=-＜ニ
　　　　　　　　　　　_　-ﾆ／////　 ﾉﾆ_ｲ　　　.::/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.｀ヽ


　　　┌────────────────────────────────────┐
　　　│　　７つ覚えてる状態だと、どれか１つは消さなければならない そういうシステムだ　　.....│
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼｀ヽ／l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／,,.、ヾノヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /_／　ゝ　 ./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／..:ヘ　ヽ
　 　 　 　 　 　 　 ／//////////＞.:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:　　 /_／ 　 .＼ ヽ
　　＿＿＿＿　 ／//////////.ｲ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:　 ＿＿＿__,　　 ＼ヽ
＿√￣￣￣ ／////////////.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞=ミ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.: ￣￣￣￣Z＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
￣　 　 　 ／/////////////.:.:.:.:.r=ミ{.:.:.:{{えrｫﾘハ:.:.fハ:.:.:.:.:.:.:.:.　　　　　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　 ｲ//////////////.:.:.:..:.{{: : :从:.:.ゝ--ｲ　八.:{ｒｉ{.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　  ///////////////.′:.:.:.:从ー〈 乂:乂　　　　}:ﾊ/.:.:.:.:.:.:.:.:　　（これは『交信』の対象に選ばれた効果音……）
　　　 ////////////////i..:.:.:.:.:.:..∧　 ヾｿ　　 　 　 从!.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　  乂//////////////,|.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ r r=＝　ｰ ヽ　从.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　 ｀　ー‐ --------ﾉi:.:.:.:.:.:.:.fくハ　 ￣ ´　　　ｲ　 }ﾊ.:.:.:.:.:.:.
　　　　　　　　　　 　 　 　 从∧(乂　 .∧　　　　 イ　 ／.i:{乂ハ:.
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｨ//,ゝ _.ィ"＞ ´/.i: イﾆﾆ｀ヽ:
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／,//// ノ<f⌒ヾ./イ ./ﾆﾆﾆﾆ-＼
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／.／///　｝ﾆﾆ〉ｒく　　.:/ﾆﾆﾆ=-＜ニ
　　　　　　　　　 　 　 　 , 　 ´.／////　 ﾉﾆ_ｲ　　　.::/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.｀ヽ



　　┌───────────────────────────────┐
　　│　　ヒントにそう書いたのはゲーム初心者への配慮で書いたのだろう　　　....│
　　│　　消す魔法の選択は経験者がした方がいいと判断したのだろう　　　　　....│
　　└───────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　}_／_＿　　　　　　　　　　∧
　　　　　　　　　　 f-=ミ　　　　　￣三二ﾆ≡=-ゝ .　　　　　　　　　　　　もしもし赤門だ
　　　　　　 _　　-=≧ー--　-‐=＝ﾆ二三￣　　　　　　￣三二ﾆ≡
-‐=＝≡ﾆ二　　　　　_三二ﾆﾆ=---=ﾐ=-:-:-:-: r=＝＝＝-‐　　￣
_三二ﾆ=-‐　 ｧ:ﾆ二: !| ∨ {.:.:.:.:.:.:.:./ハ{.:.:.:.:.:.:.:.:.:{
.　　　　　 　 /ﾊ:.i:{:.:.,八_j!イ从:i.:.:.:.{fr　j.:.:.:.:.:.:.:.:抃
.　　　　　　　　 }从/　 ;八　　 }!.:.:八 .ｲ .:.:.:.:.:.:.从
　　　　　　　　　　 ￣ｱ=-‐ぇ' j.:./　 }:.l.:.:.:.:.:.:.:..:{　_
　　　　　　　　　　　　 え'"´　　　　 ハﾊ.:.:.:...＞ ´ {
　　　　　　　　　　　　　 }　　　　,　　_　-‐≦=ー-ミ＼
　　　　　　　　　　　　　 ゝ-＜＞ ´. イ　　　　　　　 ヽ＼
　　　　　　　　　　　　　　 r＜　.イ
　　　　　　　　　　　　　／　／
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿_＿＿_∧＿＿＿＿_＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣``￣￣￣´V｀￣￣￣￣￣￣￣￣通話中＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿_＿＿_∧＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣``￣￣￣´V｀￣￣￣￣￣￣￣

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　 ＼　 　 ＼
　 　 　 　 　 え？　本当に赤門さんに繋がったの？　マジかよ　　　 　 　 （●）（● ） 　u.　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 （__人__） 　u　 　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (｀⌒ ´　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 { 　 　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 { 　 　　　u.　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ノ　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／´　　　　　　　　ヽ


　　　┌────────────────────────────────┐
　　　│　　だが、ゲームシステムに気付いた彼は俺達に会えなかったのである　　　 .│
　　　└────────────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _＿___　　　　　　　　君が『交信』を使ったんだな　こちらから連絡しようと思ったんだが
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /////ﾑ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/======ﾑ　　　　　　　ちょうど良かったこちらも話したいことがたくさんあるんだ
　　　　　 　 　 　 　 　 　,，＜三≧ﾆﾆﾆ≦三三＞,，
　　　　　 　 　 ＿_,，＜三＞ﾆﾆI{ゞ='}jゞ=' }ﾆﾆﾆﾆニ＞,，
　　　　 　 　 　 ｀ヾ¨¨´ﾆﾆニニ圦ゝwｰｪﾉ,′ﾆ二二二ノ
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 〃イ/y}ヽ｀¨´ｨ八}ヽﾊ___
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 .八_.j'{/{.!　｀¨ j!ヽ≦: : : : : ヾ

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣``￣￣￣´V｀￣￣￣￣￣￣￣￣通話中＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿_＿＿_∧＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣``￣￣￣´V｀￣￣￣￣￣￣￣


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／￣￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　 　 　 ＼
　　　　　　　　 　 　 　 こちらも聞きたいことはたくさんあります　　　　 　 /　　 　　　　　　　 ヽ
　　　　　　　　 　 　 　 どこで合流します？　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |　　　 　　　　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | 　 　 　 　 　 　 　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　 　 〃/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼、__　　　　 （
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _）_ =＝＝＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　 　 　 ヽ

　　　　　┌────────────────────────────┐
　　　　　│　　圧倒的な強さを持つ彼がメンバーに入ると、強いとみなされ　　　│
　　　　　│　　敵や罠や思考パターンがとんでもないことになるのだ　　　　　　...│
　　　　　└────────────────────────────┘

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.　 　 　 　 ／//////////.ｲ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:　　　それはできない　合流すれば敵や罠のレベルが上がる
..　　　　／////////////.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞=ミ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:
　　　／/////////////.:.:.:.:.r=ミ{.:.:.:{{: : : :ﾘハ:.:.fハ:.:.:.:.:.:.:.:.　　　ゲーム初めての君達にとって危険すぎる
　　.ｲ//////////////.:.:.:..:.{{: : :从:.:.ゝ--ｲ　八.:{ｒｉ{.:.:.:.:.:.:.:.:
　///////////////.′:.:.:.:从ー〈 乂:乂　　　　}:ﾊ/.:.:.:.:.:.:.:.:
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乂//////////////,|.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ r r=＝　ｰ ヽ　从.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　 ｀　ー‐ --------ﾉi:.:.:.:.:.:.:.fくハ　 ￣ ´　　　ｲ　 }ﾊ.:.:.:.:.:.:.
　　　　　　　　　　　　从∧(乂　 .∧　　　　 イ　 ／.i:{乂ハ:.
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｨ//,ゝ _.ィ"＞ ´/.i: イﾆﾆ｀ヽ:

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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣``￣￣￣´V｀￣￣￣￣￣￣￣￣通話中＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿_＿＿_∧＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣``￣￣￣´V｀￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／￣￣＼
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　　 　 　 　 やっぱりそういうシステムだったのか　赤門さんから貰ったヒントと　（●）（● ） 　　 |
　　 　 　 　 プロローグの展開が全く違っていたんです　　　　　　　　　　　　　 　 （__人___）　　　 ｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　u　 |
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ　、 　 　　,ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／ヽ,ー-　　　ﾄ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _, ､ -─ '".:.ヽ:.:.＼__　/ノ ﾄ、__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 __　,.　ー 、...:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:....
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼ r 、　_ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::'ｰ､

　　　　　　┌───────────────────────┐
　　　　　　│　　それはともかく、ここでの会話はとても助かった　 　 .│
　　　　　　└───────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　___
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 r'´ 　 　 　 ￣三二ﾊ　　　ともかく別れてから何があったか話してくれ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }三ニ=　　ー-=三三!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }三三ﾆ　　　≧三三{　　　『交信』覚えたてなら話せる時間は少ない 手短にな
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }rー-＜__三二ﾆr＜_{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ￣　　ー＜r '"´__彡 ー==＝＝≡ニニ≡＝＝ｰ-ﾐ
　　　　　　　　　　　__　.　-　'"´三ﾆ＝ー＜　　≧三三三二ﾆ=-　'"´￣ 　　　__ 彡 ﾞ
　　rー_‐=≡ﾆ三＝-　_　　　　　　　　__　二ﾆ=-=才:r=i--― ‐　　"　 ￣
　　｀ー-=ﾆ二三三≧ﾆ==-　-=才f::::{{: : : }ﾒ人: : :从:::::!
　　　　　　　　　￣　　　　　　　　从从｀　´　i|ハ　 厂:::乂
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／}::::ハ 　 ヽ_り 　.′:::{　＼
　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　∧:::::厶 辷＝.ｱ ' }ハ从　 ∨
　　　　　　　　　　　　.　 : ´:'　 :三fﾊ从ﾄ ヽ ￣ .厶ｲ/ }}=-_　 '.: : .
　　　　　　　　. : : ´　　　 /　 ﾆ二{ 　 }} .ゝゝ-ｲ　 {{ 　{:三_　　∨　｀: : .

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣``￣￣￣´V｀￣￣￣￣￣￣￣￣通話中＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿_＿＿_∧＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣``￣￣￣´V｀￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／￣￣ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _ノ　 ｀⌒　　 ＼
　　　　 城に向かい、キャラの指示通り畑を荒らす弱い魔物を倒しました　　　 （●).（● )
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 （__人___）　　　　|
　　　　それから魔法組合で魔法を習得し、魔法の数を増やす為、　　　 　 　 , =二ニﾆヽ､　　 |
　　　　周りの雑魚敵を倒していったわけです　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　二 ヽ､V　　　ﾄ､_____
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /　　　-､ }、j´　　 /:::ﾉ::::::::.｀' ｰ- 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /　　　/{_/_､____,.　"／::::::::::::::::::::::..　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 _/＿__ ノ:::::「､::::::::::／ :::::::::::::::::::::::::::::::::.. '､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 _/ ::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::. '
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l :::::::::::::ヽ〈:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i :::::::::::::::::::|


　　　　　┌──────────────────────────────┐
　　　　　│　　色々と推論を考えるより、経験者に聞いたほうが確実だからだ　　　　│
　　　　　└──────────────────────────────┘



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（やらない夫の回想）

゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡｡.:.*･゜゜ﾟ･*:.｡...*･゜゜ﾟ･*:.｡..


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｎ　_ｎ__　　　　  ｎ　_ｎ__　　　　  ｎ　_ｎ__　　　　  ｎ　_ｎ__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 __　_　　　　  l |└i七　　　　 l |└i七　　　　 l |└i七　　　　 l |└i七
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 . -=ｔ又ｔ又ｔ艾ｔ艾ｔ.ﾟＯ。 ＬK⊆T′　　　 ＬK⊆T′　　　 ＬK⊆T′　　　 ＬK⊆T′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__ ／､ｆｧ: i : i : i : i : i : 7=ミ尨qo。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/∧＼ｰ父ｘ艾ｘ艾ｘ乂ｘ{{じｨﾉﾘ: i : f九_
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｘ:=〈 =ｧﾍ じﾍ=_乂_乂_乂__父=彡ﾍ: i : i : f九_　　このゲーム面白いわ～
　 　 　 　 {、　 　 　 　 ＿____{:{彡イ{}　{} 厂}ﾉ　　　 /,　　　乂_父ｘi : i : i : fい
_　　__　　　 =-　　　／／⌒´じ:ｧ/乂__乂厂　 /　 // 　 　 　 乂_父xi : i : ｔ乂)　戦いは私に任せなさい！
ﾆ=-　ﾆ=-　 ﾆ=-　〈／　 ／ '///:/ｰ　　'ヘ、/　 //,　/　　　　　乂_父ｘi : ｔ乂)
ニﾆ=-ｰ=ニ＼ﾆ=-　　　//／ { {:」　　/ // |i｀　/// //　/'　/　 　 乂父x:i:乂)
ニニニニ==ニニ=＼　〈// 　ﾊ }i 　 /≠ﾐｘ八乂{/ //　/' ／ 　,/　　乂艾i乂)
ニニニニニニニニニ=ｧ'　　//八　｛_　　 ヾ　}ハ/ ｊ　/'X　 ／/　/＿,爿夾/
ニニニニニニニニ=／　 ／ 7　 ﾍ ｛ ´"'　 　 　 　 |　／/＼ /　/{:{_＞:∧:し=ｘ
ニニニニニニ=-‐　＿／/／　／个ｰ　　 　 ,　 　 ≠ﾐｘ　／ ＞　 二ﾌ/::∧V/
=ﾆニニニ=-‐ ﾟ　_/:::::::::/'　 ／}　 'ﾍ,　 　 ヘ.　　　 _ 　 ヾｨ´ 　 ／じ((＞'⌒>ヽ
　　 -‐=ﾆ　　/:::::｛::::::／' ／::::::}/＼ｘﾍ　‘　ノ　　 　 ´"'／　　 彡// // }∨::/
´　　　　　　/:::::::::::／　/⌒L_:::;､:::::／⌒＼-､　　 ｰ=≦=-‐　　 //　{/　jハく
　-‐　 　 　 ）:::::／ ／＾しﾍ{　 ＞'′(⌒ヽ　｝ }ﾏ7 ¨ ／/　　 ／｛｛　/〉 ｲ　 ヾ＼
-‐=　 　 __ }::／ ／:f⌒)　　）//⌒) __）　し′し{/イ=v　　／　　}ﾉ// ,ﾊ| 　 　 ＼:､
　　　　{:r 7/　/)）:/＾） し'⌒７　（´__　 　 　 　 ／::／　ｘく/ / 　 〈/　 ::ｌ|≦==-‐=キニニニニニニ=―-
　／／乂{ {／｢＾7 (__　 rｰくー'⌒) ﾉ　　 __ ／::／　／:::::::V　　　　　 Lｌ|ニニニニニニニニニニ=‐-　 _
/／　　,//ﾉ ノ / 　 /し'　 /ノ⌒い｀¨)≧=-彡　 ／::::::::::::::{ 　{　 　 i 　 |ニニニニニ=-




　　┏　　　　　  ,;彡三 三ヽ、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓
　　┃　　　　  (//〃─v‐ヾ))　　メイメイ殿 おめでとう！　　　 ┃
　　┃　　　  ((//　　≧‡≦ ||　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ┃
　　┃　　　))））..　tvｪ》:《vｧ|)　　魔法のレベルが上がったぞ ┃
　　┃　　  ((ﾘ（（.. 　//il_ﾄ、ﾘ　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┃
　　┃　　　)ﾘ）））/　r== ｊ..((　　　何を習得する？　　　　　 　 ┃
　　┗　　　　  ((((＼_____/')))　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┛


゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡｡.:.*･゜゜ﾟ･*:.｡...*･゜゜ﾟ･*:.｡

゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡｡.:.*･゜゜ﾟ･*:.｡...*･゜゜ﾟ･*:.｡..


　　　　　　　　　 　 　 _ｎ__　　 　 　 _ｎ___,､　　　　　 , -─-、　　＿ｎ__　　　 ∩.⊂⊃　　　　,⊆)
　　　　　　　　 　 　 └i七┐　　　└i ｎ ﾄ､>　　　 / ∩∩｜　  ⊇ ⊆　　　 l | ⊆⊇　　　 └っ ）
　　　　　　　　 　 　 （r匕r'_）　 　 　 U Ｕ.　　　　  ゝ乂,リ丿　　(⊆广　　　 Lｌ(⊆广　　　  └‐'


　　　　　　　　　　『分捕り』　― 近接１体：攻撃・破壊・奪取系 魔法 ―　　　　　　　　　　　　　  r──────────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜説明＞　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 │
　　　　　　　　　　威力：お年寄りに使ったら、脳震盪を起こす程度　　　　　　　　　 　 　 　 　 │　１つ選んでくれ！！
　　　　　　　　　　対象１体が所持するアイテムを盗み取る　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 │
　　　　　　　　　　赤の魔道士は物を大切にする心なぞ存在しないため、　　　　　　　　　　　 └────ｙ────
　　　　　　　　　　精密な細工品や耐久性のない武具は壊してしまう
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,r'三 三ミ_;,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(((ッ‐v─ﾞッﾞｉﾞｉ)
　　　　　　　　　　『血染め』　― 自分周囲：環境変化系 魔法 ―　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 || ≧‡≦　　ﾞｉﾞｉ))
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜説明＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 (|rv》:《ｪvｧ　..（（((.
　　　　　　　　　　効力：月の大きさに比例　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 {l ,.ｲ_liﾍﾍ　..））ﾘ))
　　　　　　　　　　赤の力で血の臭いが充満させ、赤魔法の効力を高め、　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ))..i. ==ｭ ﾍ（（（ﾘ(
　　　　　　　　　　他系統の魔法の効力を低下させる　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ((('ﾍ_____／))))


　　　　　　　　　　『罰火』 ― 短距離１体：攻撃系 魔法 ―
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜説明＞
　　　　　　　　　　威力：熊１体を燃やし殺す程度
　　　　　　　　　　呪いの力を込めた火を放出し、攻撃する赤魔法
　　　　　　　　　　この炎を受けたものが治癒の力を使うと、再び燃え上がる特性がある
　　　　　　　　　　予断だが、萌える柳の下で使うとリモネシア国民から非難される



゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡｡.:.*･゜゜ﾟ･*:.｡...*･゜゜ﾟ･*:.｡..

゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡｡.:.*･゜゜ﾟ･*:.｡...*･゜゜ﾟ･*:.｡.


　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 _＿_,ｪｫ、
　　　　　　　　　　 　 　 ／ ´::::::::::ﾒ込ﾒ::.､
　　　　　　　 　 　 　 ／, ' ´￣￣｀ｰ ‐-:::::.＼　　　　どれを覚えたほうがいいの？
　　　　 　 　 　 　 ,　'／　 　　 　 　 　 　 ＼::.ヾ
　　　　　　　 ＿ Y〆　 ,　　 　 　 　 　 l　　 ヽ::l
　　　　 　 　 |{ﾆﾈｌ　　 l　|　l　　　｜ 　l　　　{l::ll
　　　　　　　, ヾミl　 vヽ十‐l-　,ｌ |　　 |　 ,l　{l;;ll
　　　　　　,.∠从|| l　i_'"{Tﾄ乂,ｒ'|tニTtx,l 　 iVヽ
　　　　　<／｜ ||弋　ゝ ¨　　 　 ´i_rft //　,l∨冫
　　　　　 　　!　ｌｊ 　￣l 丶 ､_`__　 　＿／ ／}ハ/
　 　 　 　 　 !　 ＿_／ ﾉ､ヽ｀_´__ ,　ゝ__／ | l｀从
　　　　　　　 ／::／ 〃v┘＞--一l l　 l　　!_| |_!l＼
　　　　 　 ／.;／ , ハ　 ／ﾐYﾐ＼　｀i　 |ー‐-､ 　　ヽ
　　　　 ／::::::l ／i_|::::l　圦　~　介 ／　 }::::::::::∧





　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／￣￣ ＼　　　俺なら『分捕り』を選ぶな
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／_,ノ 　｀⌒　＼
　　　　　　　　　　　　　　　-、　　　　　　　　　 |　(● ). (● )　 |　アイテム収集にも使えるし、武器破壊で戦力低下も
　　　　　　　　　　　　　　ﾔ　 ',　　　　　　 　 　 |　.(___人___） 　 |　見込めそうだし
　　　　　　　　　　　　　　　i. 　l　　　　 ,.-､　　　| 　 ｀ ⌒ ´　　 |　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 ',　 j　　　/　/ 　 　 .|　　　　 　　　 |　 |　 じゃあ、それにするわぁ
　　　　　　　　　　　　　 　 ノ＿..ヽ-､′,' 　 　 　 ',　　　　　　,/'|、　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 .l .＿＿_　ヽﾉ　　　 __ .j '.、__ , ___ ｨ／::L＿
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 Ｙ　　　　　）ﾊ.‐ ' ´ ..::ヽ::::::::::::::::::::::::::／:::::::...｀' ｰ- ､ _
　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ. ￣￣ 〕y::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..＼
　　　　　　　　　　　　　　 ハヽ 一ﾆｲ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: r;;;;;:::::::: ',
　　　　　　　　　　　　　 /...::::::;;;;;;;;;;; /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ;;;;;::::::::::::::〉


゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡｡.:.*･゜゜ﾟ･*:.｡...*･゜゜ﾟ･*:.｡.

゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡｡.:.*･゜゜ﾟ･*:.｡...*･゜゜ﾟ･*:.｡.




　　┏　　　　　　  ,;彡三 三ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓
　　┃　　　　　  (//〃─v‐ヾ))　　　みっちゃん殿　魔法のレベルが上がったのだが、  ┃
　　┃　　　　  ((//u　≧‡≦ ||.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ┃
　　┃　　 　 ))））..　tvｪ》:《vｧ|)　　　魔法の所持限界数に達してしまった　　　　　　　　 ┃
　　┃　　　  ((ﾘ（（.. u //il_ﾄ、ﾘ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ┃
　　┃　　　　)ﾘ）））/　r== ｊ..((.　　　覚えるか 消し去るか どうする？　　　　　　　　　 　 ┃
　　┗　　　　  __((((＼_____/'))).　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ┛





　　　 　 　 人_人_,
　　　　　 丿　　 　 　 　 ,/
　　　　　　　　　乂≦||乂||ｌｭ｡.　　　　　ええ、まだたったの７つじゃない！
.　　　　　　 　 ,.'　ヽ′ （_）　 '寸i
　　　　　　　 /||（_） r（　　　 ）| lﾘ　　　もう覚えられないの！？
　　　　　　　（ ｌ||||| ﾉ∧ ￣　　| |
　 　 　 　 　 !　￣´ i　 〉　　　|ｌｌ|　　　　適正ないとダメなの？
　　　　　　　人.　　 |＿__〉　　||||
.　　　　　　　,||lｔ. ､,_ 　 ＿,.． |||!
　　　　　　　,||,|’　　￣ |　　 |||!,
　　　　　 　 |l,|　　　　　 | 　ﾉ''　ヽ
　　　　　　ノ,|　　　　　　 |　 　 　 ヽ
　　　　　　ノ　　　　　　　 |　　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　 　 　 　 |　　 　 　 　 ＼



゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡｡.:.*･゜゜ﾟ･*:.｡...*･゜゜ﾟ･*:.｡.

゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡｡.:.*･゜゜ﾟ･*:.｡...*･゜゜ﾟ･*:.｡.

 ┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,r'三 三ミ_;,　　　　┓
 ┃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(((ッ‐v─ﾞッﾞｉﾞｉ)　　　 ┃
 ┃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 || ≧‡≦　uﾞｉﾞｉ))　　  ┃
 ┃　　　適正とは関係ない　基本的に所持できる魔法は７つまでだ　 　 (|rv》:《ｪvｧ　..（（((.　  ┃
 ┃　 　 適正が低い者は何を覚えれるかは　　　　　　　　　　　　　　 　 　 {l ,.ｲ_liﾍﾍ　..））ﾘ))　  ┃
 ┃　　　 決めることはできないし分からないぞ　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ))..i. ==ｭ ﾍ（（（ﾘ(　　 ┃
 ┃　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ((('ﾍ_____／))))　　　 ┃
 ┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛


　 　 　 　 　 　 　 　 _,,,..．-‐=‐- ..,,_
　　　　　　　　　　／彡il||!!ｌ|||i||!|l|illi;.＼　　　　　これは結構困ったわ……
　　　　　　　　　/,.'〃ﾊ!i'ﾊ!i''ヾlヾiﾞﾞ゛`｀ ﾞ;,.
　　 　 　 　 　 // :iｆ.i i: :　 ,irl! i: .i.l : .i　 .ii　　　ヤッシーちょっとこれどうしたらいいの？
.　　　 　 　 　 l.ｌil: !!iｌ.ｆ|.l|iｌ.il|! !!.|!|ilＩｌi|l:|l.i: !|
　　　　　　　　i:||li:ｌ{ｌ|:||{ｌ||i|l|　||:}ｉＩ}||ｌ|i||}:|!|}!　　　魔法１つ忘れて新たに入れなおすそうだけど
　　 　 　 　 　 ｉ||lii|ｌ||从!|iｉ'ｌ　.iｊﾙ|!|!ﾘ|!!|l|ｌ!!　　　覚えられる魔法は何か分からないそうなのよ
　　　　　　　　 |:||圦 ==　r―f　== 刈ﾘiﾘ
.　　 　 　 　 　 |.|||,. ｀￣´　　 ｀||||||ｌｌｉ|':ｉi　　　　忘れたほうがいいの？ パスしたほうがいいの？
　 　 　 　 　 　 |ｌ|||i､　　　_｀_　　　 /!!:ｉ′
　　　　　　　　　|i||ｌ|.＼　└┘　.／|i||!!
.　　　　 　 　 　 |.||ｌ|イ.|｀'‐-　イ{_　!l|ｌ!
　　　　 　 　 _,.．!||ｉｉ..|┴寸‐-‐'| | |il|l
　　　　∠¨￣　 :|!!lli　!::::.. ` .::./　||li|!
　　　/　__　　　 ：||ll|!人::::〉::../ 　 ||ｉ|＼
　　 ： '¨　＼　　| .||ll|　 ∨〆i、　|l|ｌ| 　 ＼


゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡｡.:.*･゜゜ﾟ･*:.｡...*･゜゜ﾟ･*:.｡.

゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡｡.:.*･゜゜ﾟ･*:.｡...*･゜゜ﾟ･*:.｡.



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　７つまでしか覚えられないのこれ　難しい選択せまるゲームだな
　　　　　　　　　　　　／￣￣＼
　　　　　 　 　　　　_ノ　ヽ､_　　 ＼　　　初見のゲームでアドバイスはできないですよ 常識的に考えて
　　　　　　 　 　　（＝ ）（＝ ）　　｜
　　　　　　　　　　（__人__）　　U　 |　　　回復魔法は覚えました？
　　　　　　 　 　　 ｌ｀ ⌒´　　　　｜
.　　　　 　 　 　 　 {　　 　 U 　 ｜
　　　　　　 　 　 　 {　　　　　　 /
　　　　　　　_. -: ´∧ _,＿_　 _.へ｀　、
　　　 　 r＜....::::::::::ゞ::::::::::::r'　 　 ＼ :＼_
　　　　/.::::::ｌ:::::::::::::::::::::::::::::L>、　 　 >ﾍ::ヽ
　　　　| :::::::ﾄ､:::::::::::::::::::::::::::::::::`ｰ／:::::::::V::|




　　　　　 ＿
　　　　／:／二＞ｰ-:､　　　　　　覚えてないわよ
　　　/:/'':.:.:.:.:.::.:: : : : : .＼
　　 ﾉ'::.:/:.::./.:.:./:.:.:.:.:.:.::.: ::.ヽ　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　 /:::: ::|.:.:.:i|:.:./ |:.:li､:.:.∧:.:.:..ヽ.　 |　 だったらこれで覚えられるかもしれない
　,'/:::: .:ヽ/:||/--l/　--　 ｌ:.::.l.::.! |　 使わなそうな魔法を消しましょう
　 i! !::: (|:.::.:|‐|三|─|三|‐|:.:∧/　ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
　 l {.:: ::.!:.:.:.|　　　　|　　 l.:l/l
　　iﾍ∧!.:.:.:l　　　‐‐ 　 /:: : l　　　今、覚えている魔法を全部書くと……
　　　ﾉ　|.:.:.:!ヽ､　＿ ,イ !:: : l
　. 　　　|.:.:.:!ｲﾞﾄ、　　 lヽl::: :l、
　　 ,..． |.::.:! l ヽ＼ ｆﾍ } l::: :l 、
　./¨､　 |.:.:.! !、∨ }　 l l l:: :l　｀ヽ



゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡｡.:.*･゜゜ﾟ･*:.｡...*･゜゜ﾟ･*:.｡.

゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡｡.:.*･゜゜ﾟ･*:.｡...*･゜゜ﾟ･*:.｡.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　r@￣~@,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　 覚えた魔法は全部でこれよ
　　 　/ﾉﾘliiﾊilﾊ　　　　 ＿ｎ__　　　 ∩.⊂⊃　　　　,⊆)　　 ｎ ∩　　┌―┐  ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
　　　ﾉ从ﾟ - $从　　　　 ⊇ ⊆　　　 l | ⊆⊇　　　 └っ ）　 Ｕ |｜　 ｀フ∠　　| ∟
　　ﾉ从とi,,ξ,,,iつ　　　  (⊆广　　　 Lｌ(⊆广　　　  └‐'　　　くノ　　└'＾ｰ┘　 |_厂
　ﾉﾘ从く,,,,ξ,,,,>ﾘ从
　　　 　　UU

　『円環の理 【青】』― 近接対象周囲：守護・結界系 ―　　　　『円環の理 【白】』　― 近接対象周囲：守護・結界系―
　　　　　　　　　＜説明＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ＜説明＞
　効力：青の魔法の力を５％軽減する程度　　　　 　 　 　　　 効力：白の魔法の力を５％軽減する程度
　敵からの青の魔法の威力を抑える　　　　　　　　　 　 　　　 敵からの白の魔法の威力を抑える
　持続時間・耐久性・効力は詠唱者の熟練度に比例　 　　　 持続時間・耐久性・効力は詠唱者の熟練度に比例



　『円環の理 【緑】』― 近接対象周囲：守護・結界系 ―　　　　『円環の理 【黒】』　― 近接対象周囲：守護・結界系―
　　　　　　　　　＜説明＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ＜説明＞
　効力：緑の魔法の力を５％軽減する程度　　　　 　 　 　　　 効力：黒の魔法の力を５％軽減する程度
　敵からの緑の魔法の威力を抑える　　　　　　　　　 　 　　　 敵からの黒の魔法の威力を抑える
　持続時間・耐久性・効力は詠唱者の熟練度に比例　 　　　 持続時間・耐久性・効力は詠唱者の熟練度に比例



　『悪斬印』― 近接対象１体：守護・補助系 ―　　　　　　　　　　『遺忘輪』― 近距離 対象 結界/生物：補助系 ―
　　　　　　　　　＜説明＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ＜説明＞
　効力：竜族・悪魔族への耐性付加＋殺し属性付加する程度　　効力：結界や生物を一時的に消す程度
　リモネシアに天使が舞い降りたとき彼女が身に着けていた　　魔法の輪で対象を囲み、一定時間この世から消し去る
　印章を具現化してみたら、このような特性が付いた　　　　　　持続時間・耐久性・効力は詠唱者の熟練度に比例
　対デーモン・対ドラゴン戦に絶大な効力



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『眩光』― 近接自分周囲：補助系 ―
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜説明＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　効力：銃道の使い手が怯む程度の眩しさ
　　　　　　　　　　　　　　　　　白を選んだものが最初に覚える魔法 光を発生し対象の目を眩ませる
　　　　　　　　　　　　　　　　　太陽の光でないため、吸血鬼の方も安心して唱えられる安心設計



゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡｡.:.*･゜゜ﾟ･*:.｡...*･゜゜ﾟ･*:.｡.

゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡｡.:.*･゜゜ﾟ･*:.｡...*･゜゜ﾟ･*:.｡.




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／）￣￣＼　　　どれも熟練者が使って初めて威力発揮するタイプの魔法だなぁ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／∠___ ヽ､,_　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ ／ ,-イ）（＝ ）!!! |　普通のゲームは序盤だと『悪斬印』はいらない ドラゴン・デーモン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l /　/（__人___）　　 |　出てくるわけがないから……
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l　　　', ｀⌒ ´　 u　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　',　　　 ',　　　　　　|　それよりも５％程度のダメージカットはいらないかなぁ……
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j　 　 ﾉ　　　　 　/|_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _∠⌒ヽ j,　_、___　ｨ／::＼__　　強化できるみたいだけれど、７つしか持てないからな……
　　　　　　　　　　　　　　　___／ ...:::::::::::ヽV￣￣￣:::::::::::::::::...´´''' ､､､ _
　　　　　　　　　　　　 ／::::／ ...:::::::::::::::::::: 〉::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.....　:::::..＼
　　　　　　　　　　　　| ::／ ...:::::::::::::::::::::::: /;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /::::::::::::::: l



　 　 　 　 　 　 　 　 _,,,..．-‐=‐- ..,,_
　　　　　　　　　　／彡il||!!ｌ|||i||!|l|illi;.＼　　　　ヤッシーは　"円環の理"はいらないの？
　　　　　　　　　/,.'〃ﾊ!i'ﾊ!i''ヾlヾiﾞﾞ゛`｀ ﾞ;,.
　　 　 　 　 　 // :iｆ.i i: :　 ,irl! i: .i.l : .i　 .ii　　　５色コンプリートすると凄くいいことあるんじゃない？
.　　　 　 　 　 l.ｌil: !!iｌ.ｆ|.l|iｌ.il|! !!.|!|ilＩｌi|l:|l.i: !|
　　　　　　　　i:||li:ｌ{ｌ|:||{ｌ||i|l|　||:}ｉＩ}||ｌ|i||}:|!|}!　　  f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　 　 　 　 　 ｉ||lii|ｌ||从!|iｉ'ｌ　.iｊﾙ|!|!ﾘ|!!|l|ｌ!!　 　 |　　 ５％のダメージ軽減は
　　　　　　　　 |:||圦 ==　r―f　== 刈ﾘiﾘ　　　  |　　 糞の役に立ちませんゲーマー的に考えて
.　　 　 　 　 　 |.|||,. ｀￣´　　 ｀||||||ｌｌｉ|':ｉi　　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
　 　 　 　 　 　 |ｌ|||i､　　　_｀_　　　 /!!:ｉ′
　　　　　　　　　|i||ｌ|.＼　└┘　.／|i||!!　　　　５つ集まると、１つになるんじゃない？
.　　　　 　 　 　 |.||ｌ|イ.|｀'‐-　イ{_　!l|ｌ!
　　　　 　 　 _,.．!||ｉｉ..|┴寸‐-‐'| | |il|l
　　　　∠¨￣　 :|!!lli　!::::.. ` .::./　||li|!
　　　/　__　　　 ：||ll|!人::::〉::../ 　 ||ｉ|＼
　　 ： '¨　＼　　| .||ll|　 ∨〆i、　|l|ｌ| 　 ＼
　　　i、　　　ﾍ　k' |lll|　　~　　:| .| |ll|　　　.ﾍ


゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡｡.:.*･゜゜ﾟ･*:.｡...*･゜゜ﾟ･*:.｡..

゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡｡.:.*･゜゜ﾟ･*:.｡...*･゜゜ﾟ･*:.｡..



　　　　　　　, -‐―- ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 , - ― - ､　　　そういうゲームは確かにあります
　　　　　 ／:: :: :: ＼ヽヽ､　　　　　 .／￣￣ ＼　　　　　 ／/:: :: :: :: :: ::ヽ
　　　　　 .|:: :: :: :: :: ::ヽ､:: ヽ､　　 ／__,.ノ　ヽ､,_ ＼　　,-/:: i:/::／⌒:: :: :: ::|　でも、適性低いと、好きに覚えられないんですよ
　　　　　　v:: :: :: :: :: l:|Y⌒ ､｀、 ｌ　( ＝ ）（ ＝ )　ｌ-'´:: l:: /::l '´:: :: :: :: :: ::/
　　　　　　 v:: :: :: :: ::l::ヾ:: :: |:: :: :l.　 （___人___）　 .|:: :: :: 〉ﾚ´:: :: :: :: :: :: ::/　　俺の場合、最初から６つくらい
　　　　　　　l:: :: :: :: ::|:: ∧:: ::l:: :: ｌ　　 ｀ ⌒ ´　'J |:::::::::::Sﾚ‐i:: :: :: :: :: ::/　　選択肢出てきましたし、逆に悩みましたよ
　　　　　　　 v:::lヽ:: ::|::l:: ::｀ヾ＿　i　　　　　　　　 |;;-っ´:: :: |:: i:: :: :/:: /
　　　　　　　　ｌ::|;;ｌ:: ::|:::!:: :: :/:.ヾ =',　　　　　　　/L,／´ヽ:: :: ::l::|::/:: :/　　　青の魔法は別に破壊や威力の減少に
　　　　　　　　 ';!::ｌ:: ::|:: :: ::/:. :.,,＞》'ヽ､.＿,＿／:::ゞ ヾ､　ヽ;; :: |::ｌ:: :/　　　　そんな必要でなさそうな系統です
　　　　　　　　　';:: ::ｌ:: :::/:. :.ヽ'´:.i｀ヽ:. ニ二ニ :.／ :. :. ｖ:. :. l::|:: :: :/
　　　　　　　　　　i:: :::ｌ:: /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :!::l::l:: :/　　　　　捨てるなら 円環の青かな……
　　　　　　　　　　∨:::|::/:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. v:ｌ::/
　　　　　　　　　　　|;: :ﾚiヽ､:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. |､/


　　　　　　　　　 ＿
　　　　 　 　 .／:／二＞ｰ-:､
　　　　　　　/:/'':::::::::::::::::::::::::::::＼´⌒ヽ　　　コンプリートしてみたかったのになぁ……
　　　 　 　 ﾉ':::::::::::::::::::::::::::::､:::､::::::ヽ
　　　　　 /:::::/:/:::::::::::{ﾞ"ヽ:::l::::i:::!::l::',　　　　『円環の理 【青】』を捨てます……
　　　　　,'/::､:::!:､:i_l__!:!　 }:}_l_l_!i:}::i::!}
　　　 　 i! !:::ヽヽﾄヽヽヽ　ﾘ ﾉlﾉ l!//l!
　　　　　l {:::::,､!:ゝ ～ ｒ―､ ～ ﾒ::!'ﾉ
　　　　　　iﾍゝ|:::!｀||||´　 ' ｀||||,'::::|
　　 　 　 　 /〉|:::ﾄ､.　　 △　,.ｲl::::|
　　　　　　　　'|:::lヾ!i＞　.ィ　　|::::|
　　　　　 　 　 ｌ:::lｲﾞﾄ、　　lヽ.　!::::!
　　　　　,.． ≦l:::l.l ヽ＼ ｆﾍ } ! l::::l、
　　　　/¨､　　 l:::l.!、∨ }　 l　l l::::l ｀ヽ



゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡｡.:.*･゜゜ﾟ･*:.｡...*･゜゜ﾟ･*:.｡..

ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡｡.:.*･゜゜ﾟ･*:.｡...*･゜゜ﾟ･*:.｡..



　　　　　┏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┓
　　　　　┃　　　　　　　 ,;彡三 三ヽ、　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ┃
　　　　　┃　　　　　　 (//〃─v‐ヾ))　　『円環の理 【青】』は忘れ、　　　 　 　 　 　 ┃
　　　　　┃　　　　　 ((//　　≧‡≦ ||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ┃
　　　　　┃　　　 　 ))））..　tvｪ》:《vｧ|)　　君が次に習得する魔法はこれだ！　　　　 ┃
　　　　　┃　　　　 ((ﾘ（（.. 　//il_ﾄ、ﾘ　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ┃
　　　　　┃　　　 　 )ﾘ）））/　r== ｊ..((　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ┃
　　　　　┃　　　　　　 ((((＼_____/')))　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ┃
　　　　　┗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┛


　　　　　　　　　　　　　┌┬┐ ⊥　 ┼　　　､　　　 ,　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　├┼┤/.|ヽ| |三| 　 ７ヽ　-/―ｧ ｌ ｌ　` ／　/__/ l l　 /
　　　　　　　　　　　　　└┴┘　|　|└:┘　ん-　 /　 /　 　 ／ 　 　 /　　　/　 ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ￣￣ヽ
　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　"ﾞ''"`ﾞ"ﾞ''"｀´ﾞ"｀ﾞ"`ﾞ""ﾞ'''"`ﾞ"ﾞ''"''`´ﾞ"｀ﾞ"`ﾞ"'ﾞ"ﾞ''"`ﾞ"ﾞ''"｀´ﾞ"｀
　　　　　　　　　　　　 　 ,､;,､;,､jiv､;,､w,､jv,､yw,､vjWv,､vjw,､yiWv,､viv,､;,､;jiv,､,､viW
　　　　　　　　　　　　,,㍑v;　;jy;　 ;vyWv;､.　　　　　＿　＿_ _　　　　　　　　/＾,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,.-､ w;Wy;vji;　｢　 `'／|　 ＼__ ;;;;';';';';';'/　/;';';';';'
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ;;;;-'　＼ ＼　　　　ﾒ ー'{　}/―　 `、＼　　/　/
　　　　　　　　　　　　　!i_,,..-'|!'　　 |!.　＼ ＼　　 | ｀７ー､　 /ｦ 　`､. }　/　/　　,―
　　　　　　　　　　　　''ﾞ|i　　 　 　 　 　 　 ＼ ＼./　/ ＿＿/ /､　 　 〕／￣￣７
　　　　　　　　　　　　　　　　|!　　 |!　　　 |!. ＼.| `､　`ｰ--'^　　＼／　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　!i　　　　　　|!　 _＿＿ ＼. `､ ＼　 ＼ ／|　　　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　|!　　　　　　　 /　　　 ￣/＼__, ィ´￣　 /　 　 　 /―ｧ‐
　　　　　　　　　　　　　　　!i　 　 　 　 /＿＿＿ /　　 　 .|_＿＿_|　 ＿　 L__/
　　　　　　　　　　　　　　　|!　　|!i　　|! ＼ ＿＿|￣　　　　　 　 　 　 /:::::::!　＼
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _|i!__　　　 |　 　./|_＿__　　　　　　＿/::::／＼　／
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ､,　 {二| |￣￣ ＼__／L三_ヽ. ＿＿ /=/　く　 |!i／　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　!|　 {二l.｣￣￣￣_]　|!.　|＿__.＼―/二ヽ:::::::ヽ|ｉ!―┐ ／
　　　　　　　　　　　　　　　|!　 `rr' li￣￣￣l!　　r‐L＿___./ /|＿__｣;;;;:::｛{二}ヽ.ﾚ'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　¨　　　　　　　　 | 匚.　]　冂:::l匚] |::::[＿{二} ﾉ


　　　　　　　　　　　　　　　　『刃から鍬へ』 ―近接対象１体 その他系 ―
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜説明＞
　　　　　　　　　　　　　　　　効力：どこにでもいる極潰しを働かせる程度
　　　　　　　　　　　　　　　　農業の素晴らしさを懇切丁寧に語りかけ、
　　　　　　　　　　　　　　　　自身が保有する農場に従事させる 農場持たないと使用不可


ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡｡.:.*･゜゜ﾟ･*:.｡...*･゜゜ﾟ･*:.｡

ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡｡.:.*･゜゜ﾟ･*:.｡...*･゜゜ﾟ･*:.｡




　　 ／￣￣＼　　　　　モンスター仲間にする為の魔法か？
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　 （ ●）（●）　　農場も持てるんだな　このゲーム
.　|　u.　　 （__人__）
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ
.　 |　　　　　　 　 }
.　 ヽ　　　　　 　 }
　　 ヽ　　　　　ノ
　 　 i⌒＼ ,__(‐- ､
　 　 l ＼　巛ー─;＼
　　 　|　｀ヽ-‐ーく＿）
.　　　 |　　　　　　l




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿r=ｧ=､ィfZｧ､,、　　　　　魔法もたくさん覚えたから、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　 ´fフ:´-=_:三ｰ_ｰ^ヘ
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／　_r/／'_ｧ'='^ー'｀´｀ ^ｰ＼　　　イベントってヤツが起きるんじゃない
　　　　　　　　　　　　　　　　　/r＝､ｿィｰ'7´　　　　　　　　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾊ L／ｲ| ヽヽ　　　　　　　　　ヽ　 l　　街に戻りましょうよ
　　　　　　　　　　　　　　　　,　ｿ/ l ﾊﾚ´イ{ {　　 |{.　 　｜　 |　 ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　 //:/　ﾉj ｀´i |｀ヽト ､ |:ヽ. 　 }　, ﾘ　｜!　あんたはすぐに帰れる魔法覚えたと
　　　　　　　　　　　　　　　ハ:{／ｲ: {　 小7ﾃﾐﾄ､ {ヽ!:　/ / / 　 l l　 言ってたじゃない
　　　　 　 ヽ.＿ヽｰ ､　　 /　/／ |:.　ヽ. {　'赳ハ＼ }:/_ｵメﾘ　 ｲ/
　　　　　　　 ￣二ﾆヽヽ/　-ﾍ､:.. l:...　 lト＼｀　　　 /ｨ亙ﾌ'´／/′
　ヽ､＿　_-ｧ.:´__::.::.::.:ヽ::＼　 j:〉..:.l:...　 l!　　　　　 ,!　　７´ |　 　/
　　_,._-ﾆ-ｧ‐´ィ二;:-- ､::.::..｀ヽ､..:∧:..　lﾄ_､　　｀ ｰ　 イ.:　j|　 /{ ﾉ′
‐ ´/´　／´￣´／::.::.::.::.::..‐.-_､::＼:.ヽ:.. l::.::＞ー＜l!:..:.|:.　ﾘ‐／/ﾚ
　　　 /′　 ／-‐ｧ::´::, ｧ::／.::.:￣:.｀ヽﾄ､.V／::}:ﾊ:{ﾄヽ/!:.　!:/‐'::/
　　　　　 ／´ ／::.:／ノ／..::..::.::.::.::.::.:..:ヽヽヽ=l:| ト='ｲ-!: /::;∠ イ



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ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡｡.:.*･゜゜ﾟ･*:.｡...*･゜゜ﾟ･*:.｡..


.　　　　　　　　　　　　,ィ￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　 /　ｰ､_ 　　　＼　　　お前の言うとおり　使ってみるか
.　　　　　　　　　　　l, （● ）　 　 　 |
　　　　　　　　　　　i,!､＿）　　　 　 .|
　　　　　　　　　　　 1⌒　　　　　　l
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　 　 　 　 　 　 　 　 　 .ﾉ　　　.く
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　　　　　　　　　　　　【やらない夫 魔法所持リスト】


　『通信』― 遠距離対象１名：その他系 ―　　　　　　　　　　　　　　　　　　『飛翔』　― 短距離対象１体：補助系―
　　　　　　　　　＜説明＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜説明＞
　効力：ゲーム内にいる離れたプレイヤーと会話できる程度　　　　　　　効力：地震被害を逃れる程度
　読んでの字の如く、通信する為の魔法　　　　　　　　　　　　　　　　　　　対象を一定時間浮遊する
　熟練度に応じて、送信距離・通話時間・対象数が増加する　　　　　　　熟練度に応じて浮遊時間が増加




　　『物換わり』― 遠距離対象１名：その他系 ―　　　　　　　　　　　　　　　　　　『巡視』 ― 自分周囲：補助系―
　　　　　　　　　　＜説明＞
　効力：ゲーム内にいるプレイヤーとアイテム交換する　　　　　　　　　　　　　　効力：自分周囲を見渡す
　アイテムの性能が高い場合、この魔法の熟練度も高くなければ失敗する　　青の魔力で周囲の状況を確認できる
　尚、この魔法経由の物々交換は税金が掛からない為、珍重されている　　　熟練度に応じて見渡せる範囲は広がる



　　　　『帰還』 ― 自分と仲間全員：移動系　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『困憊』― 対象１名：補助系
　　　　　　　　　　＜説明＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜説明＞
　　　　効力：リモネシアに帰還　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　効力：持病が悪化する程度の疲労
　　本来なら熟練度に応じて、使い勝手が上がるようにしたかったが、　　　　疲労を貯めさせ、相手の動きを封じる
　　製作者の１名が「そこまでするのは面倒だからすぐ帰れるように」の
　　一言により、このような仕様になってしまった　残念



　　　　　　　　　　　　　　　　『魔力乱』 ― 中距離対象１つ 生物/魔法：補助系
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜説明＞
　　　　　　　　　　　　　　　　威力：安定性の低い魔法をかき消す程度
　　　　　　　　　　　　　　　　生物に向けた場合、魔力をたくさん消費しなければ魔法を使えない状態にする
　　　　　　　　　　　　　　　　魔法に向けた場合、安定性の低い魔法をかき消せる



ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･ ｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡｡.:.*･゜゜ﾟ･*:.｡...*･゜゜ﾟ･*:.｡..

　　　 ／￣￣＼　　　　魔法をある程度習得して、ここに戻ってきたわけです
　　／　　 _ノ　　＼
　　|　　　 （ ●）（●）　アドバイスお願いします。
　　|　　　　 （__人__）
　　|　　　　　　　　　ﾉ
　　|　　 　 ∩ノ ⊃ }
　 /ヽ　　 ／ ＿ノ }
　(　ヽ　 /　　/　ノ
　　ヽ　“　　/＿|　 |
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣``￣￣￣´V｀￣￣￣￣￣￣￣￣通話中＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿_＿＿_∧＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣``￣￣￣´V｀￣￣￣￣￣￣￣

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／//////////＞.:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／//////////.ｲ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　疑問に答えると、　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／////////////.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞=ミ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／/////////////.:.:.:.:.r=ミ{.:.:.:{{: : : :ﾘハ:.:.fハ:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　　　覚えた魔法が１つの魔法にはなることはない　　　ｲ//////////////.:.:.:..:.{{: : :从:.:.ゝ--ｲ　八.:{ｒｉ{.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ///////////////.′:.:.:.:从ー〈 乂:乂　　　　}:ﾊ/.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ////////////////i..:.:.:.:.:.:..∧　 ヾｿ　　 　 　 从!.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 乂//////////////,|.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ r r=＝　ｰ ヽ　从.:.:.:.:.:.:.:.:.:
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｀　ー‐ --------ﾉi:.:.:.:.:.:.:.fくハ　 ￣ ´　　　ｲ　 }ﾊ.:.:.:.:.:.:.
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　　　　　　　 　 　 　 　　 　／　　　＼　　　なるほど、俺達が覚えている魔法で優先的に育てるべきものは？
　　　　　　　 　 　 　 　　／　　　_ノ 　＼
　　　　　　　　 　 　 　. │　　　（ ●）（●）
　　　 　　　　 　 　 　 　 |　　　　　（__人__）
　　　　　　　 .　　 . 　 　 |　　　　　 ｀ ⌒´ﾉ
　　　　　　　　　　　　.　 |　　　　　　　　 }
　　　　　　　　　　　__,ノ ヽ.ヽ　　　　 　 }゛
　　　　　　　ｙ彳　";;;;;;ヽ　 ヽ'ヽ　　　ノ
　　　　　／　　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;';, ヽ.　::::::>/
　　　　/　　　　　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;';,`ヽ/ヽ、
　　　/　　　　　　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',　,.ｒ`i　ヽ、
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　　　|　　　　　　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'"',　 `!;;ﾉ! ﾄ、

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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣``￣￣￣´V｀￣￣￣￣￣￣￣￣通話中＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿_＿＿_∧＿
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 -‐=＝≡ﾆ二　　　　　_三二ﾆﾆ=---=ﾐ=-:-:-:-: r=＝＝＝-‐　　￣
　 この中で鍛えて欲しいのが『交信』と『物換わり』 _三二ﾆ=-‐　 ｧ:ﾆ二: !| ∨ {.:.:.:.:.:.:.:./ハ{.:.:.:.:.:.:.:.:.:{
　 私と君達は別々のメンバーで協力していくのがいい　　　　　 /ﾊ:.i:{:.:.,八_j!イ从:i.:.:.:.{fr　j.:.:.:.:.:.:.:.:抃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 }从/　 ;八　　 }!.:.:八 .ｲ .:.:.:.:.:.:.从
　 私達はアイテム収集と施設開発などの寄り道を担当しよう　 　 　 ￣ｱ=-‐ぇ' j.:./　 }:.l.:.:.:.:.:.:.:..:{　_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　え'"´　　　　 ハﾊ.:.:.:...＞ ´ {
　　あと、妖怪魔法のデメリットは人気が下がるだけだ　　 　 　 　 　 　 　 }　　　　,　　_　-‐≦=ー-ミ＼
　　　　　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　　　　　　　 　 　 　 ゝ-＜＞ ´. イ　　　　　　　 ヽ＼
　　ガンガン使っていい　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 r＜　.イ




.

　　　 ／￣￣＼
　　／　　 _ノ　　＼　　　俺達に回復魔法使える者がいなくて安定しません
　　|　　　 （ 一）（●）
　　|　　　　 （__人__）　　回復アイテム送ってくれると助かります
　　 |　　　　　｀⌒´ﾉ
　　 |　　　,.<))／´二⊃
　 　ヽ　/ ／　 '‐､ﾆ⊃
　　　ヽ､ｌ　　　　´ヽ〉
''"::l:::::::/　　　 __人〉
:::::::::|_/ヽ. 　 /|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
:::::::/´∨/`ｰ'〉ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､
:::ｙ′.: ',ゝ､_/ヽ.||||i|::::ヽ::::::|:::!
／: :／/: : : :|:::ヽ|||||:::::/::::::::i::|

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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣``￣￣￣´V｀￣￣￣￣￣￣￣￣通話中＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿∧＿＿＿＿＿_＿＿_∧＿
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　　　　　　 早急に用意す……　　　　　　 　 　 　 　　　　　　　 　 　 　　 }三三ﾆ　　　≧三三{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }rー-＜__三二ﾆr＜_{
　　　　　　 それまで頼ん…　午後さん……　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ￣　　ー＜r '"´__彡 ー==＝＝≡ニニ≡＝＝ｰ-ﾐ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 __　.　-　'"´三ﾆ＝ー＜　　≧三三三二ﾆ=-　'"´￣ 　　　__ 彡 ﾞ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｀ー-=ﾆ二三三≧ﾆ==-　-=才f::::{{: : : }ﾒ人: : :从:::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ￣　　　　　　　　从从｀　´　i|ハ　 厂:::乂
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／}::::ハ 　 ヽ_り 　.′:::{　＼
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 : ´:'　 :三fﾊ从ﾄ ヽ ￣ .厶ｲ/ }}=-_　 '.: : .
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾌﾟﾂﾝ
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..　　　　／////////////.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞=ミ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:
　　　／/////////////.:.:.:.:.r=ミ{.:.:.:{{えrｫﾘハ:.:.fハ:.:.:.:.:.:.:.:.
　　.ｲ//////////////.:.:.:..:.{{: : :从:.:.ゝ--ｲ　八.:{ｒｉ{.:.:.:.:.:.:.:.:
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.ヘ､＿＿＿　＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,心､_| ハ ＼ﾐ＼　＼ﾍ癶､　　　　　こっちは準備終わったよ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ノ ﾉ rﾐl:l:lﾊ　 ヽ　｀ヽ　＼ｰ'＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　〈　　/　 |ジ´,,´´} /Nヽ ト,ｌ＼ V Yﾍ　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ　〈l 　lﾊ　　ゞｊノー--H/､|　} lﾊ ＼〉　 |　 早いな　ストーンフォージ
　　　　　　　　　　　　　　　 ／/ / Nゝ!'＾｀ヽ　 ~''´_,z≧､_N | l ∧　ヽ　  ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
　　　　　　　　　　　　　　 /　 l　{イ弓彡､ﾐ_ｊ　　､_´￢‐’='＾ｊ/ l　ﾊｊ)ハ
　　　　　　　　　　　 　 　 |　 l ! ﾄﾄ!〃_(・'`/　　　　　　　　ﾟ // /ｲ 〉　|　最近、戦場に出れなくてね 腕が鈍って困る
　　　　　　　　　　　　　 　 ＼l,! ﾍ|Z?ｦ彡7ヽ　r､　　　　　　!ｲ/ /ﾄ! }　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ､|ﾐ彡彡{　　　　　　　　　　ス//|rノ　|
　　　　　　　　　　　　　　　　 　　|lﾏ三彡7∠_ 二`ﾆー'　　　 ｊ/´|　!　|　　　　　　 （(
　　　　　　　　　　　　　　　　 　　| l∨辷/　　　　　　　　　　　|　 |　!　|　　　　（　⌒ )
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | ll ＼払　　　´ ﾐ　　　　　 /|　 |　!　l　　　(~　 ノ
　　　　　 　 　 　 　 ／} 　 　　 　| |l　 l＼}　　　　　　　　 ／ｹl　 |　　 |　 　ノ
　　 　 ヾ 彡＼　／ｰ'/ 　 　 　 　! li　 | ｌ |＼　　　　　　 　 　 |　 |　　 lヽ∫
　　　　／｀ヾ ／　 ／ 　 　　　 ノ|　l　 | llﾊ ::::＼ ＿ ィ　　　_ｨ|　 |l 　 r_i~＼
　　 ／　　／　 ／ ＼─‐-､_/ム|　 l 　l／ﾊ　　ヾ壬/　　 ｀ヾ|　 l|ﾊノ人､ヽ_三⌒ヽ
　　|　_／　　／‐ヾ､ノﾘ＼::::::::::::::::| 　ｌ　|三∧　　 　_ _ 　 　__,|z ﾆ1'＼ﾍ＼ _｀ヽ_ﾐリ
　　ヽ　　ー'´ー=ハヾ､ジ ＝=二_ァこ- |-￢'}＾´￣ｰ´ ￣ 　 │!　lﾍ:::::::`ー--..､ﾙ(_rﾍ
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（同時刻 ―日本 学校)



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　　　　　'''''''''　　　　　''''''';;;;;;,,,,　''';;;;　　　　　;;''　　　　,,,;;;;;'''''　　　　　　　'''';;;;,,,　　　　　　'''';;;　''''';;;;;;;,,,,,,
　　　　 :::::::::::::::::::::::|￣|三|￣￣￣|＼,,,　　　; 　 　 　 ;'　　　　　　　 　 ,,,,,,,,,,;;;;;''''　　　　　　　';　　　　''''';;;;;,,,
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　　　'''''''''''';;;;;;;,￣￣￣￣￣|￣|ヽ￣￣￣￣￣￣￣￣￣|＼iヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,
　　　　,,,,,,;;;;;;;;;'''''; |￣||￣|　 |　 | |　 |￣||￣|　 |￣||￣|　 .|　 ＼iヽ:::　　 ,,,;;'''''';;;,,,　　　　　,,,,,;;;;''''''
　　　　,,,;;;;'''　　　 |＿||＿| 　|　 | | 　|＿||＿| 　|＿||＿| 　.|　　　＼i::　 '　　　　'''''';;;;;,,,,;;;;''''''';;,,　　　　　　,,,;;''
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　　　　　''';;;,,,,,　 |￣||￣|　 |　 | |　 |￣||￣|　 |￣||￣|　 .|　　　　 |＿＿＿＿　　 ノ:::::::::::::::::::::::::::ﾞ-_::::::::''
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　　　　　　　　 ＿＿＿＿＿|　 |.|＿＿＿＿＿＿＿＿＿|　　　 　 |======= |　ゞ:::::::::::::::::::::::|.レ／:::::::i
　　　　　　　　 　 |￣||￣|　 |　 | |　 |￣||￣|　 |￣||￣|　 .|　　　　 |LlLl LlL　|　ヾ_:::::::::::_,,-''ｿ／::::::::::;/ 
　　　,;,,　　　　,,,,,, |＿||＿|　 |　 | |　 |＿||＿|　 |＿||＿|　 .|　　　　 |======= |　　|ﾞ-､_::: i;;;;//::::::::,-'~　 ';,;'
,,,,;;;;'''''';;;;;,,,,;;;;'''''',,,,;;''　　　　  |　 | |　　　　　　　　　　 　 　 |　　　　 |LlLl LlL　|　　|　　 ﾞヽy /_,,-''~ ;;;,,,
;;;;;''　　''';;;;;''';,,,,;;;''';　　　　|￣|￣|　　　　　　 　|￣|￣|　 　|　　　　 |======= |　　|　　　　|i:|;;　　　 '''''';;,,,,
　　　　　 ￣￣￣￣￣￣|　 |　 |　　　　 　　　|　 |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ,,,　　''';;,
　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　 | 　|　　 　　　　　|　 |　[○○高等学校]
　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　 | 　|　　 　　　　　|　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　 | 　|　　 　　　　　|　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　 | 　|　　 　　　　　|　 |
　　　　　 ＿＿＿＿＿＿|＿|／　　 　　 　 　 |＿|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　／　　　　　＼　　　　　こんばんは　今日のニュース人間界
　　 ／　　─　 　 ─＼
　／ 　　 （●）　（●）　＼　　冒頭は"人間界の騒音事情"をやる予定でしたが、
　|　 　　 　 （__人__）　 　 |
　＼　　　　 ｀ ⌒´　　 ／　　　緊急のニュースが入りましたのでこちらを先に
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノﾞ-､.
:　 　| 　';　＼_____ ノ.| ヽ　i
　 　 |　　＼/ﾞ（__)＼,| 　i　|


　　　　　　　┌────────────────────┐
　　　　　　　│　　ゲームをしている最中、日本では――　　 　 .│
　　　　　　　└────────────────────┘


.

　　　　　　　　　 　 　 　 ┌────────────────────┐
　　　　　　　　　 　 　 　 │　　　　　　　　　＿　　,─､　　　　　　　　 　 　 　 　 │
　　　　　　　　　 　 　 　 │　　　　　　　 ／　ヽ-,　　 ヽ､‐､_　　　　　　 　 　 　 │　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　 　 　 　 │　　　　　 　 /,　　,　,､ ,ﾍ　　　､　､ヽ　　　　　　　　　│　 |　 平和な人間界で起きた事件
　　　　　　　　　 　 　 　 │　　　　　　//　　/├　Tヽ !　　!　＼ヽ　　　 　 　 　 │　 |　 尚、続いております
　　　　　　　　　 　 　 　 │　　　　　 // , 　 ＬL__　|.　Vl､＿j_　 ヽ|　　　　　　　 │　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
　　　　　　　　　 　 　 　 │　　　　 / l　| 　 j !　 ｀　!.　「lヽ　j　 l　 l　　　　　　　│
　　　　　　　　　 　 　 　 │　　　　 l./|　|　 l'|.!　　　 ! 　!|　ヽﾄ　 ﾄ　l　　　　　　 │
　　　　　　　　　 　 　 　 │　　　　 |l |　 l　 |ﾋ≡ミ　　　ﾓ≡ﾐ,ヽ　|ヽ|　　　　　　 │
　　　　　　　　　 　 　 　 │　 　 　 　 l　 |　| ' 　 　 丶　　 '' '∧.│ l|　　　　　　 │
　　　　　　　　　 　 　 　 │　 　 　 　 ヽ├Ｎ､　　　ー‐'　　 ,ﾉヒl |　　　　　　　　│
　　　　　　　　　 　 　 　 │　　　　　　 〉Lヾ,|ﾆ＞, ､__　ィ１､┤┼､　　　　 　 　 │
　　　　　　　　　 　 　 　 │　　　　　　/　l　　Y　 │　　l　 ∀￣.l　l　　　　　 　 │
　　　　　　　　　 　 　 　 │　　　　　　　　Ｋさん　２０代女性　 　 　 　 　 　 　 │
　　　　　　　　　 　 　 　 │　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 │
　　　　　　　　　 　 　 　 └────────────────────┘


　　　　  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　　　  ┃　 魔剣に操られた女性教師　事務所のずさんな管理体制が生んだ悲劇　　　　 ┃
　　　　  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛





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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 八_/////////////∧_八
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 【三三三三三三三三三三三三】
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:|: : : |□□□□□□□|: : : |:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:|: : : |□／　ⅩⅡ ＼□|: : : |:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:|: : : |□ 　 　┃ 　 　□|: : : |:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:|: : : |□Ⅸo　・ 　 Ⅲ□|: : : |:|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:|: : : |□＼　 Ⅵ 　／□|: : : |:|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 【三三三三三三三三三三三三】
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　　　 ||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　||
　　　 ||　 事件は午後６時、人間のサラリーマンが残業に勤しむ時間帯　　　 ||
　　　 ||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　||
　　　 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝



.

　　 ||＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　　 ||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ||
　　 || 魔剣を持った女性教師の側にいた男性はその状況を語ってくれた　　 ||
　　 ||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ||
　　 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝||




　　　　　　　　　＿＿＿＿＿
　　　　　 ,..-''"´ 　 　 　 　 　 ｀''-,,　　　　　いやぁ びっくりしましたよ あんな所に魔剣があるなんて
　　　 .／　　　　　　　　　　　 　 　 ＼　　　想像もしてませんでしたよ
　　 ./　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ
　　/　　＿＿＿　　　　　＿＿＿＿　　 ',　　　彼女が持った瞬間、部屋の中の物体や保管している
　 ■□■□■□■□■□■□■□■□　薬品がぽぽぽぽーんって飛んでいきましたからね
　 l■□■□■□■□■□■□■□■□
　 l■□■□■□■□■□■□■□■□　ちゃんと管理して欲しいものですよ　ホント
　 ',　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,'
　　',　　　 　 　（＿_人＿＿）　　　　　　/
　　 ヽ、　　　　　└――┘　　 　 　 ／
　　　 ._｀''-..,,_　　　￣￣　　　 _,,..-''"_
,..-''"´　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｀"''-..、




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　 　 　 　 ||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ||
　 　 　 　 || 魔剣が解放された衝撃により、閉じ込められていた魔界生物が脱走　 ||
　 　 　 　 ||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ||
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　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＿　　　　　　　　(てヽ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ①）ヽ.　　　　　　 　 }' }　　　　,.ｨヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｀ヽ ゝ.　　　　　 .ノ ﾉ 　　／γ¨’
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 V ﾍ.　 ,.ﾍ,､/　/　　 /　./　　　　　　 　 　 　 　 　 ＿　　　　　　　　(てヽ
　　　　　　　　　　 _　　　　　　　､　ﾍ_ﾆ='/　`=ミi!＝-<_ ノ　＿＿＿＿　　　　　　　 ①）ヽ.　　　　　　 　 }' }　　　　,.ｨヽ
　　 　 　 　 　 　 6)二ミﾒ.､＿ﾄ-!`＾´-'7ヽ､　　_Y'　　―ﾆ二　_二＝(①　　　 　 　 　 ｀ヽ ゝ.　　　　　 .ノ ﾉ 　　／γ¨’
　　　　　　　　 ①ミﾒ､　 `＜三ト彡イ７ヽ､ﾐメ.´　＿ー ＿　＜.　 ,ィヽ　　　　　　 　 　 　 V ﾍ.　 ,.ﾍ,､/　/　　 /　./
　 　 　 　 　 　 　 ヽ.ミ　 ＜ >'－彡イ弋 了（＾ゞ､　￣` ＜　 》 / γ’　 _　　　　　　　､　ﾍ_ﾆ='/　`=ミi!＝-<_ ノ　＿＿＿＿
　　　 　 　 　 　 　 人三二〕　　`＜ ｌ　 _〕　　>>>＞=-､　 Y. ﾘ'　ﾘ　　　 6)二ミﾒ.､＿ﾄ-!`＾´-'7ヽ､　　_Y'　　―ﾆ二　_二＝(①
　　　 　 　 　 　 　 　 ￣了ノ 　γ´ Y ｀ヽ　　（（　) 〉// ) 　} ｌ!／　　 ①ミﾒ､　 `＜三ト彡イ７ヽ､ﾐメ.´　＿ー ＿　＜.　 ,ィヽ
　　　　　 　 　 　 　 　 ,.ィ>=-　 {　　|!　　}　　　　 　 　 （①ﾉ.ﾘ　　　　 　 ヽ.ミ　 ＜ >'－彡イ弋 了（＾ゞ､　￣` ＜　 》 / γ’
　　　　　　　　　 （了彡北.　 　 　> ＿_.ノ　　　　 _　_　､　　 ム　　　　　　 人三二〕　　`＜ ｌ　 _〕　　>>>＞=-､　 Y. ﾘ'　ﾘ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ﾘ ｨ　　, ┴┼┴ ､　　 ｌ　ｌｌ. ｌ _(´ヾ’　 　 　 　 　 　 ￣了ノ 　γ´ Y ｀ヽ　　（（　) 〉// ) 　} ｌ!／
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 | i!.　!. ｨiTTTTTiｔ､ 　 !　l !. ﾘ,ｹ'｀`　　　　　　　　　  ,.ィ>=-　 {　　|!　　}　　　　 　 　 （①ﾉ.ﾘ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 !＾|　!ｌ ﾋLLLLLL!}.　 ! // /ゝ　　　　　　　　 （了彡北.　 　 　> ＿_.ノ　　　　 _　_　､　　 ム
　　　　　　　　　　　　　　 　 |　!ｌ. ﾄ.┬┬┬ｲ　//.代i!　　　　　　　　　　 　 　 　 ﾘ ｨ　　, ┴┼┴ ､　　 ｌ　ｌｌ. ｌ _(´ヾ’
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽハ ﾄ土土土ﾘ./‐{.|　　　　　　　　　　　　　　 　 　 | i!.　!. ｨiTTTTTiｔ､ 　 !　l !. ﾘ,ｹ'｀`
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ﾞ!　　　　 ｼ’　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 !＾|　!ｌ ﾋLLLLLL!}.　 ! // /ゝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　!ｌ. ﾄ.┬┬┬ｲ　//.代i!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽハ ﾄ土土土ﾘ./‐{.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ!　　　　 ｼ’



　　　　　　 ||＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　　　　　　 ||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ||
　　　　　　 ||　　中には人間１０００体を丸のみする破壊力に富んだ生物もいた　　　 ||
　　　　　　 ||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ||
　　　　　　 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝||




.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|丶
　　　　　　　　　　　　　　　 .!　 |ヽ　 |　|
　　　　　　　　　　　　　　　/|　　|　|　ヽ
　　　　i　　　　　　　　　　/ .|　　 ヽ
　　　 .|＼　　　　　　　　/　/
　　　　＼＼　　　＿,,,,...　ー　ニ　－
＿,,,,...ー－ 　 _　－　 /　/￣
　　￣￣￣＼ |　　　 /　/　　　　　　　　　　　　　.!
　　　　　　　　!　　 /　/　　　　　　　　　　　　　./.|　　 ／|
　　　　　　　　　　/　/　　　　　　 －ニー,＿　/ /　　/ ./　／|
　　　　　　　　　 /／　　　　　　　　　　￣　　/ ./　　/ /　/ ./
　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　 /　/　　/ /　/ /
　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　/／　　 / /　/ /

　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＿　　　　　　　　(てヽ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀≧=-　 　 ￢r-　　  }' }　　　　,.ｨヽ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 乂、｀'ﾐ'-､　　 ≧二'ｰ 、 　 ､　　　　　,,、
　　　 ---z＿＿＿ｯ---ｰ''″ ｀ﾞ¨'¨ﾞ　 ｀'-､、　　)＿＼　）ヽ、　　　)_＼
　　　 ￣￣¨¨¨¨¨'''''''￢―--- ......,,＿_,　　 ｀￣"¨¨~''ｰｲ 　｀''-､、　＞≧､
　　 　 　 　 　 　 6)二ミﾒ.､＿ﾄ-!`＾´-' ￣ﾞﾞﾞ"''''―-- ....,,_,　　　　 ｀''￢-､、`
　　　　　　　　 ①ミﾒ､　 `＜三ト彡イ７ヽ､ﾐメ.´　＿ー ＿ ｀ﾞﾞ''''ｰ- ,,,_　　 .｀'''￢r-ﾞ＞､、 　.ﾄ,　 .i､
　 　 　 　 　 　 　 ヽ.ミ　 ＜ >'－彡イ弋 了（＾ゞ､　￣` ＜　 》 / γ  ｀'''ｰ ､、　　　　　 .＼,!.ヽ,　ｌヽ￣` ｌ､  -<_ ノ　＿＿＿＿
　　　 　 　 　 　 　 人三二〕　　`＜ ｌ　 _〕　　>>>＞=-､　 Y. ﾘ'　ﾘ　　　 6)　 ｀ﾞ''ｰ ､、　　 　　 ｀'-.ｌ,＼　 ﾞ'ゝ ―ﾆ二　_二＝(①
　　　 　 　 　 　 　 　 ￣了ノ 　γ´ Y ｀ヽ　　（（　) 〉// ) 　} ｌ!／　　 ①ミﾒ､　 `＜　｀''ｰ ､,　　　　　　ﾍ　　 .i;　、 ＜.　 ,ィヽ
　　　　　 　 　 　 　 　 ,.ィ>=-　 {　　|!　　}　　　　 　 　 （①ﾉ.ﾘ　　　　 　 ヽ.ミ　 ＜ >'－彡 ｀'-、　　　 .｀'ｰ'".{ .rﾘ 　 》 / γ’
　　　　　　　　　 （了彡北.　 　 　> ＿_.ノ　　　　 _　_　､　　 ム　　　　　　 人三二〕　　`＜ ｌ　  ＼ 　 　 　 　 ´./  Y. ﾘ'　ﾘ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ﾘ ｨ　　, ┴┼┴ ､　　 ｌ　ｌｌ. ｌ _(´ヾ’　 　 　 　 　 　 ￣了ノ 　γ´ Y ｀ヽ )　　　　　　 / ) 　} ｌ!／
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 | i!.　!. ｨiTTTTTiｔ､ 　 !　l !. ﾘ,ｹ'｀`　　　　　　　　　  ,.ィ>=-　 {　　|! ,.／　　　　　_､ / （①ﾉ.ﾘ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 !＾|　!ｌ ﾋLLLLLL!}.　 ! // /ゝ　　　　　　　　 （了彡北.　　 _,,,　‐'´　　　　　 .／. ゞ　／て
　　　　　　　　　　　　　　 　 |　!ｌ. ﾄ.┬┬┬ｲ　//.代i!　　　　　　　 _＿＿ｯ--ｰ''''''"´ 　 　 　 　 　 , ／　　　 〃 .,ｱ
　　　 ￢――---z_ｯ--------z＿＿＿ｯ--------―'''''''^ﾞﾞﾞﾞ￣´゛　　　　　　　　　　　　　　_ｚ‐=ﾚr=‐　 ／　／'｀`
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ﾞ!　　　　 ｼ’　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 !＾|　 仁¨¨゛　　　 　 ._;;彡'"゛
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 仁二＿＿　　　　'"  /.代i!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 て￣￣¨¨¨￢―二ニﾆ＝=‐-　 土ﾘ./‐{.|


　 ||＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　 ||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ||
　 ||　　　 魔剣に操られた女性が簡単に切り捨てる 並の剣ではない　　　　 ||
　 ||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ||
　 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝||

　　 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
　　 ┃ ※　プライバシー保護の為、音声を変えております　　  ┃
　　 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛




　　　　　　　　　＿＿＿＿＿
　　　　　 ,..-''"´ 　 　 　 　 　 ｀''-,,　　　　　　彼女はただのどこにでもいる人間女性で、
　　　 .／　　　　　　　　　　　 　 　 ＼　　　　 麻雀牌を握力で無理矢理 白に変えるとかできない
　　 ./　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ　　　どこにでもいる人だったんですよ
　　/　　＿＿＿　　　　　＿＿＿＿　　 ',
　 ■□■□■□■□■□■□■□■□　それが、いともたやすくグレムリンが中型ゴーレム使って駆除する生物を
　 l■□■□■□■□■□■□■□■□　切り捨てたんですよ　あの剣の切れ味は考えられない
　 l■□■□■□■□■□■□■□■□
　 ',　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,'
　　',　　　 　 　（＿_人＿＿）　　　　　　/
　　 ヽ、　　　　　└――┘　　 　 　 ／
　　　 ._｀''-..,,_　　　￣￣　　　 _,,..-''"_
,..-''"´　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｀"''-..、




　　 ||＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　　 ||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ||
　　 ||　 普通、魔剣の暴走は一時的なものなのだが、今も継続中　　　　 　 　 ||
　　 ||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ||
　　 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝||



.

　　　　　　　　　　　　　_,..　- ―,.-'"　 ｀i
　　　　 　 　 　 　 ,.‐'"　　　　 ´ 　 　 　 トｯ ''"´ヽ
　　　　　　　　 ／ ／　　　.　　 ..:;;'　ハ 　 　 i　　 ｀、
　　　　 　 　 ./ ,;:'゛　　　.:/ 　 .::/l ./`ヾ､_;ﾍ.　!　　　ﾞ、
　　　　　 　 / ,:'　　　　,;;j_　 .:/;ｲ /:::::i::::::::｀!　l　　　 ﾞ,
　　　　　　 j /　.:　　 .:::;i　｀:ﾒ<;;!__;:::::i::::::::::::l.　!　　 i　l　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　 　 .,ｲ　.:　　 .:::/l　.:/':::::!!::ノ::j::::::､::::::!_,L_　i｜ l　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　　　}' .:;ｨ　　.:::/::! .:/:::::::lｌ:::::::::!:::::::::｀´| ,'　　 !.|　|　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /
　　　　 　 i / i 　 .::/::::! /:::::::::l!:::::::::!:::::::::::::::!.{::: 　 i.j:　|　　　　　　　　　　　　　  ／　　　　　　　　　　　　　,　 '　　　　　., '
　　　　　 ;/ ! !　 .:ｨ|　 !:'　　　　　　　: :.::::::::i/|::　　;ﾊ: .!　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　 　　, 　'　 　 　 　 　 , '
　　　　　 ゛　ﾞ|　 / ｌl　'′　　　　　　　　: .:./::;!:.　 ,/ l j　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　,　 ' 　 　 　 　 　 　 , '
　　　　　　　 l　/-､ｌl　　　　､_＿_　　　　　　 !|:　 /　 ﾘ　　　　　　　　　  ／　　　　　　 　　,　 '　　 　 　 　 　 　 　 , '
　　　　　 ,,,;;;';!/;;;;;`;||,.、　　  ｀ ー｀ｰ　　　 丿　./　　　,ｨｪ　　　　 　　／　　　　　 　 ,　 '　　　　　　　　 　 　 　 ／
　　　　<;;;;;;;;;;{';;;;;;;;;;;|!/|`:..､　　　　 _,,.. -''"　! ./　　　 l| |　　　　　／　　　　　 ,　 '　　　　　　　　 　 　 　 　 ／
　　　　　ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;/|ﾞﾞ ､:::::::｀:T_´;;;;;`;,、　　,'./　　　　  l| | 　 　 ／　＼＿, 　'　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／
　　　　　 ／ ￣｀ヽ |　　｀,`!::;レ'ヾ;;;;;;;;〉　 ,ｼ　 ヽ ,ｨ==ｉl| ﾄ､ .／ ,イ⌒! ／　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 / ／ :::l| |／ イ:::::::::ノ/　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 | :|⌒/ｉｌ|| ´ ＞　' ´ '　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 | :|　 | ｉl||＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ／
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 Ｙ!- '｀il| |::::ノ|-'



　　  ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　　  ||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　||
　　  ||　 人間達に不審がられぬよう迅速な解決策が求められている　 　 　 ||
　　  ||　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　||
　　  ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝




.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　 -‐-　 ､　　　　　　いやあビックリしました　まさか人間界に魔剣があるとは
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,　´　　　　　　　｀ 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　 　 　 　 　 ＼　　どうやらレポーターのやる夫さんが現場にいるようです
　　　　　,. -‐'ｆﾌﾌ 　 　 　 　 　 ７　　 　　　　　　　　　　 　 ｀､
　　 　 / 　 ｒ‐´ ｒ‐､ 　 　 　 　 / 　 　　　　　　　　　　　　　　ヽ　やる夫さーん！
　　　ﾉ　 _/＿ 」　 .l　　　　　　|　　　ー‐-‐'　　 `ー‐-─ 　 　 !
　　 i　　 _ ＿　.） ,'　　　　　　 |　　　（ ー‐）　'"　（ ー‐ ）　　　!
　　 !　　　　　｀{ ﾉ　　　　　 　 ヽ　　 　 ,　 　 !　　　　　 　 　 /
　　 |　　ｰ ― ､}´;￣￣;｀ ｰ‐-/;:;＼　　ヽ＿人＿_,ノ｀ 　　／,.,.,.
　　 l　　 ,.-ｒ　/;:ヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/:;/:;:;:;ヽ＿ ｀　ー 　 　 __, ｲ:;ヽ:;:;:;
　／i!　　　 〕〈:;:;:;:;:i:;:;:;:;:;:;:;:;:;/:;/:;:;:;:;:;!　　＼ _ｰ‐_,.／　　i:;::;:ヽ:;:;
´:;:;:!ヽ ＿∠);;',|:;:;:;!:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/:;:;:;:;:;:;ﾄ､　／!;;;;;;;;;;〉、　,,.ｲ:;:;:;:;:;:ヽ
:;:;:;:;:ゝ､_　 /;;;;ﾉヽ:;:;!:;:;:;:;:;:;:;:;:|:;:;:;:;:;:;:;ト.｀'　 ヾ--〈　 Ｖ　 !:;:;:;:;:;:;:;
:;:;:;:;:;O /｀:;´/;:;;:;:|:;:;l:;:;:;:;:;:;/└-､:;_:;」　　　　!;;;;;;;!　 　　 |ヾ､:;.-‐
:;:;:;:;O:;':;:;:;:;/:;:;:;:;:;l:;:;:!:;:;:;:;/:;:;:;,.-‐´:;:;:|　　　 |;;;;;;;;|　　 　 !:;:;＼_:;:
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/ ､:;_:;_:;:;:;:;:;:;:;/:;:;;:;:ヾ:;:;:;:;:;:;:!　　　!;;;;;;;;;!　　　/:;:;:;:;:;:;:;7



　　　┌─────────────────────────────────┐
　　　│　　　ちゃんと剣の管理を怠ったため、危険な事態を巻き起こしてしまった　　　....│
　　　└─────────────────────────────────┘





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　　　　　'''''''''　　　　　''''''';;;;;;,,,,　''';;;;　　　　　;;''　　　　,,,;;;;;'''''　　　　　　　'''';;;;,,,　　　　　　'''';;;　''''';;;;;;;,,,,,,
　　　　 :::::::::::::::::::::::|￣|三|￣￣￣|＼,,,　　　; 　 　 　 ;'　　　　　　　 　 ,,,,,,,,,,;;;;;''''　　　　　　　';　　　　''''';;;;;,,,
''''';;;;;;;,,,,,,,　　　 TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTヽ　　　　　 '''　　　　　　　　　　　　　 '　　　　　''';
　　　'''''''''''';;;;;;;,￣￣￣￣￣|￣|ヽ￣￣￣￣￣￣￣￣￣|＼iヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,,
　　　　,,,,,,;;;;;;;;;'''''; |￣||￣|　 |　 | |　 |￣||￣|　 |￣||￣|　 .|　 ＼iヽ:::　　 ,,,;;'''''';;;,,,　　　　　,,,,,;;;;''''''
　　　　,,,;;;;'''　　　 |＿||＿| 　|　 | | 　|＿||＿| 　|＿||＿| 　.|　　　＼i::　 '　　　　'''''';;;;;,,,,;;;;''''''';;,,　　　　　　,,,;;''
,,,,;;;;;;'''''''　　　  ＿＿＿＿＿|　 | |＿＿＿＿＿＿＿＿＿.|　　　　 |:　　 　 ,,,,;;;''''　　'';;,,　　　''';;;;;;;,,,,,,,;;;'''''
　　　　　　　　 ＿＿＿＿＿|　 |.|＿＿＿＿＿＿＿＿＿|　　　 　 |:::::::::::::::::::::::::::::::::_,,-'~''^'-^ﾞ-､::::::::
　　　　　''';;;,,,,,　 |￣||￣|　 |　 | |　 |￣||￣|　 |￣||￣|　 .|　　　　 |＿＿＿＿　　 ノ:::::::::::::::::::::::::::ﾞ-_::::::::''
　　　　　　　　''';;, |＿||＿|　 |　 | |　 |＿||＿|　 |＿||＿|　 .|　　　　 |　　　　　..|＼ i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
'';;;;;;;'''';;;;;,,,,,,,,;;;;;＿＿＿＿＿|　 | |＿＿＿＿＿＿＿＿＿.|　　　　 |LlLl LlL　|　 i:::::::::::::::::::;;;;;;::::__,,-''~i､
　　　　　　　　 ＿＿＿＿＿|　 |.|＿＿＿＿＿＿＿＿＿|　　　 　 |======= |　ゞ:::::::::::::::::::::::|.レ／:::::::i
　　　　　　　　 　 |￣||￣|　 |　 | |　 |￣||￣|　 |￣||￣|　 .|　　　　 |LlLl LlL　|　ヾ_:::::::::::_,,-''ｿ／::::::::::;/ 
　　　,;,,　　　　,,,,,, |＿||＿|　 |　 | |　 |＿||＿|　 |＿||＿|　 .|　　　　 |======= |　　|ﾞ-､_::: i;;;;//::::::::,-'~　 ';,;'
,,,,;;;;'''''';;;;;,,,,;;;;'''''',,,,;;''　　　　  |　 | |　　　　　　　　　　 　 　 |　　　　 |LlLl LlL　|　　|　　 ﾞヽy /_,,-''~ ;;;,,,
;;;;;''　　''';;;;;''';,,,,;;;''';　　　　|￣|￣|　　　　　　 　|￣|￣|　 　|　　　　 |======= |　　|　　　　|i:|;;　　　 '''''';;,,,,
　　　　　 ￣￣￣￣￣￣|　 |　 |　　　　 　　　|　 |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ,,,　　''';;,
　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　 | 　|　　 　　　　　|　 |　[○○高等学校]
　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　 | 　|　　 　　　　　|　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　 | 　|　　 　　　　　|　 |
　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　 | 　|　　 　　　　　|　 |
　　　　　 ＿＿＿＿＿＿|＿|／　　 　　 　 　 |＿|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



　　　　　　　　／￣￣￣ ＼　　　　　　やる夫です！　見て下さい この妖気！
　　　　　　　ﾉし ﾞ＼, .,､,／"u＼
　　　　　／ ⌒ （◎）ヾ'（◎）u　＼　　　校内はプチ魔界化してます！
　　　 　 | u 　⌒ﾞ（__人__）"⌒ u　|
　　 　 　 ＼　u.　 ヾ,┬､/　　　／
.　　 　 　 /⌒/＾ヽ､|.⊥（＝３ く
　　　 　 /　 ,ゞ　,ノ ﾞ⌒"　 　 ,　ヽ
　　　　　l ／　 /　　　 　 　 /＼　＼



.

　　　　  ┌────────────────────────────────┐
　　　　  │　　　　_.. ‐'''''''''''' ‐ ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 │
　　　　  │　　  ,ｒ'　　　　　　　　＼　　　　これは凄いですね　今、現在の状況は　　　　　　 │
　　　　  │　　/ ⌒　　　　　　　　 ヽ,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 │
　　　　  │　  （ ●） 　　　⌒ 　　　　..i　　どんな感じですか？　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　　　  │　  i.　　　　　（　●）　　　 .|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　　　  │　  ＼（_入＿ﾉ　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 │
　　　　  │　　　  ＼＿＿＿＿＿_／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 │
　　　　  │　　　 /ゝ／ﾉ:::::::::::::::::＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 │
　　　　  │　　　|ﾉ/／::::::::::ヽ,::::::::::|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 │
　　　　  └────────────────────────────────┘



　　　　　　　　 　＿＿＿_
　　　　　　　　／　　 　 　＼　　　　はい、その前にＶＴＲに閉じ込められてた魔界生物脱走したと報道しましたが
　　　　　　 ／　ヽ、　 　_ノ　＼　　　その中には人間に寄生し、体を勝手に乗っ取る寄生生物もいたんです！
　　　　　／ 　 （●） 　（●） 　 ＼
　　　　　|　 U 　 （__人__）　　　　l^l.| | /）
　　　　　＼　　　　|i||||||i|　　　／| U ﾚ'/／)
　　　　γ⌒　　 　｀ ー'´　　　　ﾉ　　　 ／
　　　　 i　　j　　　　　 　　　ｒニ 　　　　ﾉ
　　　　 ヽ､ l 　　　　　　　　　 !ヽ､_,__／




　　　　　 ┌─────────────────────────────┐
　　　　　 │　　　　　　 ＿＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 │
　　　　　 │　　　　 ／　　 　　＼　　　寄生生物もですか　　　　　　　　　　　　　　　　│
　　　　　 │　　　 ／⌒　　 ⌒　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 │
　　　　　 │　 ／ （●） 　（ ●）　 　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 │
　　　　　 │　  |　 　 （__人__） 　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 │
　　　　　 │　 ＼_　　｀ ⌒´　　　　__／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 │
　　　　　 │　 /´:::／ﾍ;;;/∨::＼::::::::｀ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 │
　　　　　 └─────────────────────────────┘


.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　  魔界妖気によって倒れた人間の学生に寄生し、
　　　　　　　　　, -─‐──‐-､　　　　　　　　　　　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
　 　 　 　 　 ／　 　 　 　 ﾟ　 　 ＼　　う……
　　　　 　 ／ ;　　゜　　　　　 °　 ＼
　　　　　 l　　U　　　 　 ;　;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; l⌒ '"⌒ ヽ、
　 　 　 　|;;;;;;;;;;;;;;;;;;　 　 u. 　 　;　　　|ｰ　　 　 　 ＼
.　　　　　 !　u.　_ノ′ヽ､__　　 ∪ 　 　 　 　 　 ,; 　　＼　,rｰ､
　　　 　 　 ゝ｡(（-‐）　 ;;;;;;;;;;;)::｡　i'′⌒￣￣`￣￣￣ヾ｀ヽ　ヽ
　 　 　 　（ 　ヽ'"　　'　　　"'__ ,ノ ヽ､_＿＿＿"_＿＿,､___ｿﾉ__ﾉ



　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＿
　　　 　 　 　 　 　 　 　 γ,-‐o､ヽ `　､
　　　　　　　　　 　 　 　 | i　ﾟ　　i. |　　　＼
　　　　　　　　　　　　 　 ゝ`‐-‐´ノｰ-､　　 `:、　　　　コイツヲヤドヌシニスルカ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ￣　　　 　 ヽ.　　ヽ.
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 l　　　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 l　　　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,! 　　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 / 　　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　 　　|
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 , '　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　 |
　　　　 　 / ⌒ ヽ　　　　 　 　 　 ヽ⌒ '　､　　 |
　　　　　/.　 ,. 、　＼　　　　　　 　 ゝ二, -'"　 |
.　　 　 /　／　 ＼ 　 `:、　　　　　　|　 　 　 　 |
　　　 / ,i´　　　　 ヽ　　＼　　 　 　 |　 　 　 　 l
.　　 ,i /　　　　　 　 `:、 　 ｀‐､　　 / 　 　 　 　 i、＿_
.　　.i./　　　　　　　　　＼　　 　` ´ 　 　 　 　 　 i、　 　￣ ｀ ､
　　 i!　　 　 　 　 　 　 　 ｀‐.､　　 　 　 　 　 　 　 i,. -―-､ 　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ、　　　　　　 　 　 i、　　ﾉ　 /




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　　　　　　　　　　　　　　 ┏┓　 　 ┏┓　 　 　 　 ┏━━━━━━┓
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　　　 ,⊆)　　 　 　 _ｎ_,､ 　 .　 　 _ｎ_,､ 　 .　 　 _ｎ_,､ 　 .　 　 _ｎ_,､ 　 .　 　 _ｎ_,､ 　 .　 　 _ｎ_,､ 　 .
　　  └っ ）　　　 └i rﾍ〉　　　 └i rﾍ〉　　　 └i rﾍ〉　　　 └i rﾍ〉　　　 └i rﾍ〉　　　 └i rﾍ〉
　　　└‐'　 　 　 （才Ｐ_）　　　 （才Ｐ_）　　　 （才Ｐ_）　　　 （才Ｐ_）　　　 （才Ｐ_）　　　 （才Ｐ_）


|ｌ!ｉ│iｌ　 |ｉ!　　　|!　　　　|　 　 ―――――――― ､　　 i|　　　　!i| 　　!ｌｉ|　ｌ|i│ｉｌ!ｌｉ|
|ｌ!ｉ│iｌ　 |ｉ!　　　l:　 　 　 ／::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :＼　　　　　　i| 　　!ｌｉ|　ｌ|i│ｉｌ!ｌｉ|
|ｌ!ｉ│iｌ　 |ｉ!　　　|　　　／:::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : : : : :　:＼ 　 　 　 l 　　!ｌｉ|　ｌ|i│ｉｌ!ｌｉ|
|ｌ!ｉ│iｌ　 |ｉ! 　 　 　 ／::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : : : : : :　:　:　:　: ＼　　　　　　!ｌｉ|　ｌ|i│ｉｌ!ｌｉ|
|ｌ!ｉ│iｌ　 |ｉ　 　 　 /:::::::.:.:.:.:.:. : : : : : : :　:　:　:　　 　 　 　 　 　 ヽ　　 　 　 lｉ|　ｌ|i│ｉｌ!ｌｉ|
|ｌ!ｉ│iｌ　 |!:　　　 /::.:.:.:.: : : : :　:　:　　　　　　　　　　　　 　 　 　 :.　　 　 　 ｉ|　ｌ|i│ｉｌ!ｌｉ|
|ｌ!ｉ│iｌ　 |　　 　 |.:.: : :　:　:　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 | 　 　 　 :!|　ｌ|i│ｉｌ!ｌｉ|
|ｌ!ｉ│iｌ　 |　　 　 |:.　:　　　¨二ﾆ=ミ ＿ノ　 廴_ 幺=ﾆ二¨　 　 　 |　　　　　 |　ｌ|i│ｉｌ!ｌｉ|
|ｌ!ｉ│iｌ　 |　　 　 |:　　 ≫ ´　 __　　Ⅵ :ｉ|ｉ:ｉ|ｉ: Ⅳ　　__　 ｀ ≪　　 |　　　　　 |　ｌ|i│ｉｌ!ｌｉ|
|ｌ!ｉ│iｌ　 |　　 　 |　　 i{　 　 ( ・ )　 川　li|il　从 　( ・ ) 　 　}ｉ　　|　　　　　 |　ｌ|i│ｉｌ!ｌｉ|
|ｌ!ｉ│il　 　 　 　 |　　　 ≧=― ‐=彡　　　　 　 ミ=‐ ―=≦'ﾞ　　 |　　 　 　 　 ｌ|i│ｉｌ!ｌｉ|
|ｌ!ｉ│iｌ　　　　 　 :. 　 　 　 　 　 　 　 　 ;;l　　　　　　　　　　　 : /　　　　　　　ｌ|i│ｉｌ!ｌｉ|
|ｌ!ｉ│ｉ!　　　　　　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:　:　: / 　 　 　 　 　 l|i│ｉｌ!ｌｉ|
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|ｌ!ｉ│iｌ.　 　 　 ／　 　 　 　 　 ｀~´　　　　　　　 　 ｀~´.: : : : :.:.:.:.:.＼　　　　　 ｌ|i│ｉｌ!ｌｉ|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　  狂人達が街に繰出そうとしたそのときです！
　　　　　　　　　　　　　　 　＿＿＿＿＿＿　　　　　　 　 　 　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_
　　　　　　　　　 ／　 　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼
　 　 　 　 　　／　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　アノオンナヲ５カイオカシテ　ソノアトクビネジキッテ
　　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,
　 　 　 　 /　　 ェｪ __　　　　　　　 　 　 　 　 　 __ ｪェ　　 '　　ソシテ　ババアコロス ジジイモコロス……
　　　　　 ｉ　　　 　!! 　●｀≧､、　::::::::　 ,ｘ≦´●　 ﾉﾉ　　　|
　　　　 　|　　　　 ｀ﾞミ=ｪェ=彡'　:::::::::::　ﾞミ=ｪェ=彡"'　　　 |
　　　　 　|　　　　 　 圭圭圭　　　　　　　圭圭圭　　 　　　|
　　　　 　|　 　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　 　|　　　 　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　 　'　　　　　 　　　　　　　 ＿＿__　　　　　　　 　 　 |
　　　　　　＼　　　　　　　　　 /´+＋＋+｀ヽ　　　　　　　／
　　　　　　／＼　　　　　　　　　´￣￣￣｀　　　　　　／＼
　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼



　　　　┌──────────────────────────────┐
　　　　│　　　一歩間違えれば、日本の６分の１は無くなってたかもしれない　　　 .│
　　　　└──────────────────────────────┘




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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 : :♪　　  |　 たまたま人間界で休暇中に来ていた
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 : ∮ :　　　  |　セイレーンのスーパースター ルカさんの
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 : :　:　:　　　　 | 歌声によって寄生された人間達は動きを止めました！
　　　　　　　　　　 :　:　: : :|ヽ: . .　　　　 . : : :＃: :　　　　　　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
　　　　　　 　 : : r‐┐ : Ｃ|: :　:　: . . . :c/⌒:　:　:　　  ,'?h　　.　　　ヽ.:.:.:.:... ＼Xヽ、＼　....　＼　｀丶､
　　　:　　 . : : : ｄ　ｄ : : :　　 : :♭: :　:　:　　　　　　  / !　.:.}:.ﾄ､:.:.:.:.:.:込}_､:.:.:､:..:.[　]　　丶､:.:.:.:.:.:...... 　　丶　__　_ _ ＿
　  o　. :c/⌒: : :　:　　　　　　　 :　:　:　　　　　　　 /　.小:.ﾄﾄ:ﾋ ＼ト､Yﾋ'ｿヽ:.:|:.:.:lr‐-､.:.:.:......｀¨二ﾆ＝　"´　　　...:.:.........￣｀丶､
  : :♪: :　:　:　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 l .:/{..:..:.|/ﾋﾘ 　　 　´￣　}′..:l|「:::||::.:.:.:.:.:.......　_,,.. -‐:.''"￣ヽ`丶､:.ヽ:.:.:.:.:.:.:..＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 l/　lヽ..:.:ｉ´丶　 　 　 　 　 l:.:/｜::||:＼ー－:"´:.:.:.:.;ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ　 ＼:.:＼:.:.:.:.ヽ.',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /　 .|｀ｉ 　　, －､　　 　　}'　'--'":.:.:.丶:.:._＿;;／厶--､:.:.:.:.:.:.:.',　　 ヽ:.:iヽ:.:.:. ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ハ　｀八 　　Ｖ⌒ヽ　　　 / ＼ヽ:.`ｰ-＝==＝--＝ミ､､＼:.:.:.:.:.i　　　 ',:l　i:.:.:.j
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ､　...:_>‐くハ.__ノ 　　　　j :!`ヽ辷_一:.:.:,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ヽ';.:.:.:.:|　　　ﾉ′|:.:.;′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,.‐＞‐マ｀Yヽ.　　　／ 　ｨ 丿|::::::::::::｀ ＜:._:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.ﾉ:.:.:.:.l ｲ　　　 ﾉ:.:{
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 / ﾚー､ _Vｲ/:::｀￢i r‐､'´／//:::::::::::::::::::::://　｀丶:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;!|ヾｰ-=彳:.:ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /／⌒ヽlﾏ /::::::::::::|:|｀､_ﾉ　 ／:::::::::::::::::::::://　　　　i::.:.:.:.:.:.:.:.〃ﾘ　　　ノ:／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,─'｀/ 二_丶.} /:::::,´ミヽ-「 |「 |「 |／￣ﾐヽ::::::ｌ ｌ 　 　　　|:.:.:|:.:.:.r' ／ ｀¨¨⌒´
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 //　 ?h/　 /`ｰ'l|:::::| l:::::::::::7-==＝ﾃ:::::::::::ｌ |:::::::l l 　 　　　!:.:.:!:.:.:{
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 //　　　l/　 /　　j |:::::ヽ二／l__|l__|l__|ヽ二_ソ::::::::::l.l,.、　　　 !:.:.:.}､:.:〉
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ∠/＿___/ﾆヽ/　 r'　,':::::::::::::::｀＝====＝':::::::r‐:､_:::::::ヽ ', 　0 3ly厶:'∧_
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／,　イ/¨)))ﾉ、 .ﾉ ./:::::::::::::::::::::::::! ! !::::::_r ､::::`ｰ､ ＼:::::::} '、-‐‐'´￣ヽ、::｀--､





.

　　┌───────────────────────────────────────┐
　　│　　　　　　　　 　 　 ＿＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　│　　　　　　　  ,..-''"´ 　 　 ｀"''-、　　　　　ルカさんの手によって事件は解決されたんですか？　　 │
　　│　　　　　　／-――-　　 　 -―＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 │
　　│　　　　　/　　 ＿　　　　　　　＿　.',　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 │
　　│　　　　 ,'　　 ｲ::::）｀　　　　　ｲ::::）｀　',　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 │
　　│　　　　l 　 　｀¨¨´／　　　.＼ ¨¨´　 l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 │
　　│　　　　l　　　　　（　　　,、　　）　　　 l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
　　│　　　　 '.,　　　　　｀¨¨´ ｀¨¨´　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 │
　　│　　　　　ヽ、　＿＿　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 │
　　│　　　　　 r''"´:::::::/´|　　　 _,,..-''´ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 │
　　│　 　 　 __|::::::::::::/::::::ヽ、　　　|:::::::〈.、__　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 │
　　└───────────────────────────────────────┘




　　　　　　　　　　　　　　　　／ ￣￣ ＼　　　そうであれば良かったのですが、魔剣を持った女性には
　　　　　　　　　　　　　　 ／ノ　　ヽ__ 　 ＼　　全く通用しませんでした　現在速やかに求められていることは
　　　　　　　　　　　　　／（―） 　（― ） 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　|.　　（_人＿）　　　u　|　魔剣をいかに押さえ込むかどうかが焦点となっています
　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼ 　 ｀⌒ ´　　 　 ,／
　　　　　　　　　　　　　　/ 　　　　　　　　ヽ　　魔界警察と財団の鎮圧部隊は現場に急行中です！
　　　　　　　　　　　　　./　l　　　,/　 /　　 i
　　　　　　　　　　　　　(＿) 　　(__ ノ 　 　 l　　以上、現場レポーターのやる夫でした！







.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　 -‐-　 ､
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,　´　　　　　　　｀ 、　　　　物騒な世の中になりましたね
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　,. -‐'ｆﾌﾌ 　 　 　 　 　 ７　　 　　　　　　　　　　 　 ｀､　ＣＭの後はスポーツです
　　 　 / 　 ｒ‐´ ｒ‐､ 　 　 　 　 / 　 　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　ﾉ　 _/＿ 」　 .l　　　　　　|　　　ー‐-‐'　　 `ー‐-─ 　 　 !
　　 i　　 _ ＿　.） ,'　　　　　　 |　　　（ ー‐）　'"　（ ー‐ ）　　　!
　　 !　　　　　｀{ ﾉ　　　　　 　 ヽ　　 　 ,　 　 !　　　　　 　 　 /
　　 |　　ｰ ― ､}´;￣￣;｀ ｰ‐-/;:;＼　　ヽ＿人＿_,ノ｀ 　　／,.,.,.
　　 l　　 ,.-ｒ　/;:ヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/:;/:;:;:;ヽ＿ ｀　ー 　 　 __, ｲ:;ヽ:;:;:;
　／i!　　　 〕〈:;:;:;:;:i:;:;:;:;:;:;:;:;:;/:;/:;:;:;:;:;!　　＼ _ｰ‐_,.／　　i:;::;:ヽ:;:;
´:;:;:!ヽ ＿∠);;',|:;:;:;!:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/:;:;:;:;:;:;ﾄ､　／!;;;;;;;;;;〉、　,,.ｲ:;:;:;:;:;:ヽ
:;:;:;:;:ゝ､_　 /;;;;ﾉヽ:;:;!:;:;:;:;:;:;:;:;:|:;:;:;:;:;:;:;ト.｀'　 ヾ--〈　 Ｖ　 !:;:;:;:;:;:;:;
:;:;:;:;:;O /｀:;´/;:;;:;:|:;:;l:;:;:;:;:;:;/└-､:;_:;」　　　　!;;;;;;;!　 　　 |ヾ､:;.-‐
:;:;:;:;O:;':;:;:;:;/:;:;:;:;:;l:;:;:!:;:;:;:;/:;:;:;,.-‐´:;:;:|　　　 |;;;;;;;;|　　 　 !:;:;＼_:;:
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/ ､:;_:;_:;:;:;:;:;:;:;/:;:;;:;:ヾ:;:;:;:;:;:;:!　　　!;;;;;;;;;!　　　/:;:;:;:;:;:;:;7



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　　　　../',　.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.､､　　　　..,'.',　　　./　.|　　　　　,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.ヽ＼　　..､'ｰ､_　../＜~ヽ,..､__／/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　ﾐ､_ノ)　　.`:＿,,ﾉ　..'`　　ヽ'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..1　　./''　　´`､__,,,,,　..rｰ'ﾆ=く､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　／　,,｡　　.ヽ‐･"　.`~´､____,)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,ノ,.'　　ノ　　..,､__,.,,｡‐‐　　　　..ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`ヽ.´ｰ‐''ﾌ´　　r'ｰ'~´..__,,,a　..iｪｪｪ´'ｰ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..|　／´　,,　　||＼　　__|j~j　..|f､　r´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ,'_,,ｮ,〆j　　.|'~~　____　~　　`.）i/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.＜´.~　　　..|　　..|.iﾞﾞﾞｰ‐､_ヽ､_／／|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`､__　　　`ﾞﾞｴ･´　'､`ｰ‐'~　.￣..`'ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　)~　ヽ､　　,,,,,,,,,､　.＼_,･‐ｪ~'　　ノ.j,'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　./　　　.〉､_　`i　　ix´~ヽﾞﾞ／_,,,｡´ｪ'´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.c'　　　,/.,|　`ｰ'　..__,,,,‐',･'ｰ'･ｰ､､(
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..,i　　／.'´ゝｪｭ　../､‐ﾞﾞﾟ´,,,.　　,,,Jjヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..|　/./´　　　/　..ﾉﾉヽニ〆,*´~‐´_,･‐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..|　|/‐､　　/　　//／.´､____ノﾞ'￣ヽ`｡
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..i´　　`j,i　..r´　..//..|､.　　　　　　..,,ﾉ..ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..ゝ__／,ﾞ／~､__ノ/,｡‐､ｴｪﾆﾆﾆﾆﾆﾐv'､'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　''´　　　.|　/´　　ヽ　../　　　`＼ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|./　　　　ヽ/　　　　　　`'

　　　　　　　　　　　　　　　 /￣　｀　"''"´￣ ｀''==s 、
　　　　　　　　　　　　 ,　-‐'　　　　　　　　  ┛┗　　ヾ＼　　　　　　　　ちょっと　何レポートしてるの！
　　　　　　　　　　　 /　　　　　　::.　　　　　┓┏　　　　 ＼ヽ
　　　　　　　　　　 /　　　　 :.　　 :::..　　　 ヽ　　　　 :..　 ヽ .ヾi,
　　　　　　　　　 ./　　　　　:::i　　　::::.　　　 |＼ ＿　::::　 ::l　　li
　　　　　　　　　/　　.:　　　::::|ヽ. ヽ ::::::.. :_:.,.r '´ヽ ｀ヽ:::　:::|　　|i,
　　　　　　　　 ,'　　i::::.　 :: ::_:L..ヽ...ヽ_:::::..::::. |z＝=､　';:::. ::::l:i　 l i
　　　　　　　　 l :: : |:::::..　:::'ヽ l ,z＝､　ヽ:::::::'l. .Liiヽ.ヽlヽ: ::::Li　|. ',
　　　　　　　　 | :::::/';:::::. ::i:: :'/ヽL!!>::::::;;i｀:':.､!:::::::::::::::!:::l:::/　|/ヽ. l
　　　　　　　　　l:::::l/ヽ::::. :|i　!::´:､::::: 　:;;;!::..　 　 　 / i::::|'　./ヽ |　|
　　　　　　　　　|';::|/ | |＼ lヽヽ　　　　　　　　　　　/ /!　l　 l　 | l　 l
　　　　　　　　 / ヾ!!//　 ヽ! l　｀　　　　r=- 、　　/ ' /　 .!　ヽ.ﾉﾉ::　 |
　　　　　　　　/　　ヽ'_　 /、　':,　　　　 ´￣　｀　　 ／/　: ﾞーl ´ :|::　 .l
　　　　　　　 /　 .::::　.l￣ ＼' --ヽ、　　　　　　 ／ .|/ .:/　:::::|　 :l::　:　|
　　　　　　 ./　 .:::　 ::::| .l:.　 ｀'‐--'｀ ‐-　 ....　'　　　! .::/|　:::::l　 ::l::　:.　l
　　　　　　/　　.:::　..:::::l　l::　 l::..＼,.. -'‐ ﾆ!ﾆ　　‐-/／.,l　::::::|　 :l::　 ::　|
　　　　　 /　　.:::　 ::::::::|.　l::.　l:::..<..- '' l　.| l;;;;;;;;￣' '' ‐-! :::::::l::.　::　　::　l
　　　　　/　　　,　-―- l　 l::.. l　/!;;;;;;;;r ﾆヽ;;;;;;;／;;;;;;;;;/ :::::::/:::　　　＿　|
　　　　 /　　／　　　　　|　 |ヽ ヽ;;!;;;;;;;| l　 l i;;;;;;;;;;;;;;;;;;/　:::::/-z '　´　　｀ヽ




　　　　　　　　　＿＿＿＿
　　　　　　 ,. -'"´　　　　　　｀¨ｰ ､　　　　　　ちょっと落ち着こうと、現場レポート風に整理したんだお……
　　　 　 ／　　　　　　　　　　　　　＼　    ､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人
　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　',　 ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 （
　　　./　 　 Ｕ 　 　 　 　 , -‐ 、 　 　 ',　 ）　　 他にもやることあるんじゃない　　　　　　　　 （
　　　l　　＿＿＿ノ　 　'´ 　 　 ＼　　 .l　 ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 （
　 　 l　 ( 乂ｿ 　ﾉ　 　　ヾ＝=ﾂ　　 　 l　 ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Ｙ
　　　.',　　　　,　　　　　 ヽ 　lilil　u 　 /
　　 　 ＼　　 l　 　人＿,/l 　　　　 ／｀ヽ　　そうは言ってもですね……
　　　/ 　｀ー､｀ｰ´ 二二ノ 　　　‐'　　　　',.
　　./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l




.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◎,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `ト､､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾍﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 , ィ,◎　 } ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／　　　/ i　　　　 ｔ◎
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. =----'､/　　　　/ .i　　　　ｨ'/　　 ＞＝◎
　　　　　　　 ,◎　　　　　　　　_ｨ.,ｨ=''''７''-ｘ .`､　　 //.i 人/|从人∧/V|
　　　　　　　{（　　　　◎､___　 ◎'.　　// /. }/∧　/　ヾ´　　　　　　　　　 
　　　　　　 人ﾞ ､　　　　`'''ヽ.ヽ　　　///（　ﾉ// X//.　ﾞ)　　　　　 　 　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　`　ﾆ''''''ｌｌｌｌｌiiiiii};;ﾆ` ､,x'///_〉《/// ノ' ＜、 　　ど　ロ　こ　  |　人間１０００体を数秒で消しされるビホルダーを
　　　　　　　　　　　￣`''!!!||!;三三三二'´二=''7　 ≧=..ﾞ）.　　も　リ　の　 |　 一瞬で切り捨てたんですよ
　　　　 ｔ◎, ..◎ｘ　 .＞'´二三三三≧≦ﾆ＿人　// 　 .ヽ　 め　コ　　　 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
　　　　　{（　　 ﾉ_Ｘ´ｘ＜Ｔﾆ三＞''´〈 〈　/ .￣Y//　ﾄﾄ､.ﾞ＜　！　ン
　　　　　 ﾞ `ﾆ二ィ´　 　.{ヽ /ﾐ巛ミ》‐=巛､＿λ//　　`　.ﾞく,
　　　　　　　　人 ﾞＸ_　''''ﾝﾆﾄ､ﾐﾐ巛_.ｌii| 》ﾐ`ｘ_,, ﾞX////,ノ ﾞ／l／!／⌒Y
　　　　　　　 　　`＜.三三三{＼ ﾐミ三彡'´　`ｔﾆ''＞==二ﾉ|||||||i;,,,,,,,...._
　　　　　　　　　 ＿,,,二=､三三/.//　　 　　　　 ＼__＞'´Ⅵ||||||<´￣　 `
　　　　　　　　　　￣´´'!!||ｌｌii,,.7.//_,ｨｙｔｔi'iﾍ !》ﾄ､.　 Y |＼　?E!!!!!'´''''==､
　　　　　　　　　　　　_,,.ノ!!|||||!,ｨｲ|| || || || ﾍ! ||.||ﾄ,､.}､;＼＼?E;´''ー'
　　　　　　　　　　　 ~＾　　　　Vヾ.!| ｌ| |ｌ |! ;; ! ';;;;;;;;;;`} ＼.＼|.｝ ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　{/X;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､ﾉ ≫　 ｘ'　　'
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ﾄ{彡;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､､X　　 _/
　　　　　　　　　　　　　　　　　{三､/ ｌi |i |iﾍﾍ_ｘ'´　　.／
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼ﾆ≧==≦二　}};;／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ三二ﾆ三７''´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`.ｖ'⌒Y'´



.

　 　 　 　 ,,..-―――‐-..,,
　　　　／　　　　　　　　　 ＼　　　生身の戦闘は人間レベル程度のグレムリンには手出しできませんお
　　　/　　―　　　　 ― 　 　 ヽ
　　 ,'　　-‐┰三三 -‐┰ 　 　 .',　　戦闘機械があるならまだしも、おじさん困っちゃうお
.　　i　　　　　　三　　 　 　 　 　 i
　　 ',　　　 （___人___）　　　　 　./　
　 　 ヽ　　　└―┘　　　　　／
　 　 　 ｀"''―　　　　 　― ''´




　　　　 ／／　/　:.　 　 |､　 ヽ　　 ヽ　ヽ|.＼ ヽ
　　　 /　/ /　i 　 :..　　 l i', 　 l':,　　 l　　iヽ.lヽ ':,　　　　あなた　あの魔剣を作ったの誰だか知ってる？
　　 /　/.::/ ::::li 　 ::..　 .:| | ',　|　i_　 .|　　l , - .!. i
　　/　,' :::ヽ.:::|ヽ　 :::　::::!. -r'''l"´!　 l/　　| r .､' , |　  f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
.　 i 　l　:::::| ,' !-＼:..::::..::| _',z==-.l､ ./　/ .l l.　 | l. l　 |　 その分野は疎いから知りませんお
　　!　|　:::::l　　_,,,_ ヽ:::::/　　!:::!!::;| / ./　/! |　 l .|. |　 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
　　ヽ:l＼::::ヽ< !::!!:i 　＼　 ｀"" ´/.／　/ |. l 　l .l　l
　 　　! :::::iヽ ':, "´　､　　　　　　 ´ /／/ .l .Lノ /　|　　元魔界国宝で武器や楽器や茶道具や農具など
　　　 |ヽ::::!:::::::l　　　　__　　　　　/;:':::/　i ー:::'i　　l　　ジャンルを問わず色々な製品を作る技術者……
　　　/! ::i＼::::::ヽ 　　 ﾞー｀'　　　'/ :/　./ .|:::l :|.　 |
　　/　l ::|::::::ヽ::::/｀::...､ 　 　 ,.　/.／　:/ .:l:::::|::l　　',　　彼が作ったものは皆、重要文化財に指定されている
　/　/.ヽ !::::/:: /:::::::/r=＝＝==-/､:／ ::/:::::l::: |　　ヽ
/　/　:::;: ---'-,L::::_:::|i'´｀i;;;;;;;;;;;;;;／＿:/;;;;;;:! -- ､ 　ヽ
　/:! ::/　,　-＜;;::　＝ヽ ノ;;;;;;;;;;;;;:´／　　　　　　　ヽ　 ＼




.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.　 -─＿-_　 .. ＿＿_＿_
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∠ -‐''"´　　　　￣￣`ー '"´￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／　 __ ..　--　.. ＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 / ,.＜L人_＿_　　　　　　　　　 ,. -─-　... __
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／{_/⌒ヾ＞　.　 ｀ﾌ7 ー---‐　'´
　　　　　　　　　　　 　 　 　 , '^Y　　　　 }　 　｀ く /
　　　　　　　　　　　　､　　 /廴,ﾉ　　　　/　　　　　ヽ.　　  f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　ζ　　,　　 {　　　　　　, '　　　　　　　',　　 |　代表作を挙げると汚水を入れても問題なく
　　　　　　　　　　  _ ノ　　  '.　　　　,. '　 　 　 　 　 　 }　  |　極上の一級茶に変わる茶壷や
　　　　　　　　　（　(　　　(.  ﾞｧrr　´　　　　　　 　 　 /　　 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
　 　 　 　 　 　 -‐　） ‐- .　 Lrﾍ.　　 　 　 　 　 　 , '
　　 　 　 　 ´,.::::;;:... .　. _ 　`.　　 ヽ、 　 　 　 　 ／
　　　　　　  i ヾ<:;_　　　_,.ン |　　　  ｀ 　 --‐　'´
　　　　　　  l　　　　 ￣...:;:彡|
　　　　　　  }　　. . ...::::;:;;;;;彡{　　　　　　　　　  f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　  ｉ　　　. . ...:::;;;;;彡|　　　　　　 　 　 |　　　　 それはすごいお！
　　　　　　  } 　 . .....:::;::;:;;;;彡{　　　　　　　　　  ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
　　　　　　  !,　　　 . .:.::;:;;;彡j:::::::::::::::....
　　　　　　　ト ,　 . ..,:;:;:=:彳::::::::::::::::::::
　　　　　　　ヽ､..　....::::;;;ジ.:::::::::::::::::::


　　三￣￣￣￣＼
　　/　　＿＿＿＿|
　 /　　＞⌒　 ⌒ |
　/　　/　 (・) (・)　|
　|＿/----○-○-|
　|　(6　　　　つ　　|　　　　びゃあ゛ぁ゛ぁ゛うまひぃ゛ぃぃ
　|　　　 ＿＿＿　 |
　 ＼　　＼＿/　／
　　　＼＿＿_／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ___　　　  f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l＿l　　　 |　　 装備した持ち主もろとも
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 l三l　　　 |　　 剣以外の者、全てを消し去る剣や
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 l三l　　　 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 l三l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 l三l　　　　　､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __j三l＿＿　　）　　 　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 （
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{￣ ＿ｒ三ｭ＿_j　  ）　  それは武器として機能してねーお！　 （
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣　 l:ｆ￣ｉi　　 　 ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 （
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l:l 　:!!　　　  ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Ｙ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 l:l___.ｌi
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 l　ii　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 l　ll　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 l　l!　!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｌ　l　.!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ　l　.!
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｌ　l　.!
''''""''"''''"""''"""'''''"""''""''"""'''''"""''""'''' ｌ　l　.!''''""''"''''"""''"""'''''"""''""''"""'''''"""''""''''""''
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｌ　l　.!
;,`:;,':,:;.,:;.:';';';::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:;';',: 　 ｌ　l　.!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｌ　l　.!　　　'::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:;';';.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 从ｿ　l
　　'::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、　,"'.:.:;,:.:ﾞ,:;、,"'　　　　　　/　ﾊ人 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　;,`:;,':,:;.,:;.:';';';::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,'





.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |　  身に着けた者が無制限に重火器を
　　　　　　　　　　　　　　　　 、　　　　　　　　　　 　 　 |　 使えるようになる鉢巻など
　　　　　　　　　　　　　＿＿ゝ＼、　.f、　　　　　　　　  乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
　　　　　　　　　　--‐‐三ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!i!i＼ji!i＼ゝ、__　　　　
　　　　　　　　　　 _三i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!≦ヽ、　
　　　　　　　　　　＿二＞ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ斗---!!、i!i!i!ミ　　　
　　　　　　　　　三ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ／　　　∞　　　＞、i!i!ミ、　　 ､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人
　　　　　　　　　　　三≧ﾌ!/　　　　＿＿＿　 ｀ヾ　　　　　  ）　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 （
　　　　　 　 　 　 　 　彡/|　　斗≦ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ≧ ∧　　　　　 ）　何その夢のアイテムは！！？　 （
　　　　　　　　　　　　　/　≦|ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!／.-ヾｰ ´ ｀ｉ!| ,、　　　　 ）　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 （
　　　　　　　　　　　　　,x/!ｉ!ｉ｀ｰ＜.ゞ 　/＿》》ｉ!ｉ!i|i!i|　　　  ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Ｙ
　　　　　　　　　　　　 ヽｉ!ｉ!ｉ!ｉ!彡 !ｉ!ｉ!斗トミミヾｉ!i!i|i!i|
　　　　　 ,斗=ｰ---=ゞﾐｉ!ｉ!ｉ!ｉ!f´ ｉ!∠三三ゝｉ!ｉ!ｉ!ｉ!|i!/＼
　　,斗＜　　　 ＞‐ 　 ／|ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ__fｉ!ｉ!ｉヾｉ!ｉ!ｉ!ｉ|i!| 　 .ヽ
＜　　　＞´￣　／ ／≦ ゝ、ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!ｉ!|i!i!ミ　　|
　　＞´　　　 ／　/∥ ／/i!i!＼ｉlｉ!ｉ!ｉ!ｉi!i!i!i!i!i!i!i!i!ﾍi!i!ミ 　|
_／　　 斗＜＞ ´≠∠／/i!i!i!i!i!｀ヽ、＼i!i!i!i!i!i!i!i!ﾍ、　..|
　斗＜＞ ´　,斗＜´　　　ｰ　∧i!i!i!i!ｰ‐‐-ｉ!ｉ!|　　刈＼ .|
/＿／ー≦＿＿＿___|＿_|　　 ∧i!i!i!i!|　　　　　　　刈 ＞　、
／　　　　　　　　　　　￣ ゝｉ!ｉ!ｉ!ｉ｀∨ ∧　　　i　 ∨　∧　　　＞―-
　　　　　　　　　　_,斗＜´　　¨¨¨　∨ ∧　　 ｉ-　∨　∧ｰ‐‐‐、
　　　　　ゞ=======ﾍ　　　　　　　　∨ ∧　　 ｉ　　∨　∧　　　＼




.

　　　　　　　 　 |三|
　　　 ／　　　　|三|　　そういった名品を作り続けるのがロン・ベルク
　　 /　　 　 　:::|三|:::
　　　　　　　 　 |三|　　  彼が作った製品は皆、歴史に名を残している
　 /　　.:::|　 　.::|三|:::　
　,　　　　|　　　.|三|　　  何も持たないただの奴隷１名がロンの作った武器を持っただけで
　| 　 　.::;!　 　 :|三|　　  一夜にして小国を滅ぼしたという伝説もある
　|　　 :::/| 　 　:|三|:::
　ヽ　ﾙ'::::!　　:::ﾉー‐､　  しかし、誰でも使えるわけではない
　　ソ::::::::|　　 f′┐ |
　　 く　::::|　　 | |　.i! l|::: 彼が作る製品は製作者に似て気難しく、使うものを選ぶのよ
　　　 l　 ル　∧ー　/
　　 　 ゝ /　/　}￣「:::
　　　　 V　/　:::|　｜
　　　　ムｲ　 :::;仁ﾐ!:::
　　　　　/　 :::////|:::
　　　　 / :x≦////|:::
　　 　 / f′　￣~V!:::
　　　./ .::!　　　　　'|:::
　　　 　 :|　　 　 　 |:::
　　 /　　|　　 　 　 |:::
　　,　　.:::!　　 　 　 !:::



　　　┌─────────────────────────┐
　　　│　　しかし、すぐさま剣に気に入られるとは予想外である　　　│
　　　└─────────────────────────┘

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　ｰ-ミ　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　- ミ　　　　　 　 /　'　　　ヽ　　　  |　そう、使うものを選ぶの……
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 / '　　　∨　　　 　 '　i　　　　 '　　　  ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿乂_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 '　!　　 　 ∨　　 　｜ ゝ- 　　　,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　ゝ--　　 '　　 　　|　　　　　　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜　　　　　 '　 　 　 !　　　　　　 ,　　 　 　 ,　―＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜　 　 　 　 !　　 　 !　　　　　　 i　　　　 ./ ,´￣　',
.　　　　　　　,　-＜　　　　　　 　 　 　 |　　　　　　 !　　　 .|　　　　　　｜　　 　 i　i　　　｜
　　　　　　 //　　　ヽ　　　　　　　　　｜　 　 　 　 |　　 　 !　　　　　　 l　　　　｜ !　　　 !
.　　　　　　| {　　　　 ∨　　　　　　 　 .|　　　　　　 !　　　 .l 　 　 　 　　!　　　　.|　ゝ-- 　'
.　　　　　　i　ゝー　　.:∨. 　 　　 　 　 l　　　　　　 l 　 　　!　　 　 　 　 !　　 　 .|　　　 　 i
　　　　　　.∨　　　　　 ∨　　　　　　　|　　　　　　 !　　　 l　　　　　　　|　 　 　 !　　　 　 '
　　　　　　　∨　　　　　 ∨ 　 　 　 　 |　　　 　 　 |　　　 ｌ　　　　　　　;　　　　.; 　 　 　　!
　　　　　　　 .∨　　　　　 ∨　　　　　 j　　　　　　 |　　　 |　　　　　　　!　　　　ﾞ　　　　　 !
　　　　　 　 　 ∨　　　　　 ∨　　　　 (:(　　　　　 .ｲ}　 　 |　　　　　 　 |　 　 　′　　　　 |
　　　　　　　　　∨　　　　　 ∨　　　　.i_ヾミー=彡'ｲ　 　 .!　　 　 　 　 ;　　　 .'　　　　 　 ;
　　　　　　　　　 .∨　　　　　 V　　　　}､V⌒ヾ ｀ヽ.!　　　.|　　　　　 　 i　　　 '　　　　　　ﾞ
＼　　　　　　　 　 ∨　　　　　 V　 .ト､i :斗ヒ升沁ﾊ　　　 !　　 　 　 　 |　　./　　　　　　 '
　 ヽ　　　　　　　　 ∨　　　　　 '.　 }　 .'-＝＜: ＼ ∨_ 　.|　　　　　 　 |:.　/　　　　　　 .′
　　　＼　　　　　 　 .∨　　　　　　/　/　　/xｾ} {ｲﾊ ∨ﾒ, ﾞ　　　　　 　 j　/　　 　 　 　 '
　　　　 ｀ー-　- ―　 ∨　　　 　 ({∨　ー{込ｧ;/斗＜{ く　　　　　　　　ﾚﾞ　　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　　∨　　　　　} }∨　ﾊ;ｭ≠　／,ｲ(ｲ　　　　　　　　　　　　　　　 /
＞　　　　　　　　　　　　 V　　　　 ;圦 ＼乂_＿彡イ｛＼_,　　　　　 　 　 　 　 　 　 /
　　 ｀ヽ　　　　　　_　. : : :.} 　 　 　 匕乂_≧介x介ミく⌒　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　ム　　　　　: . : : : :.'　　　　　　　 ((　{(イハｲ⌒　　　　　　　　　　　　　　　'
　　　　　ム　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀　⌒　 ﾘ　　　　　　　　　　　　　　 　 /
　　　　　　ム　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/


　　　┌──────────────────────────────────────┐
　　　│　　　俺が持ったときは、ただ単純にエネルギー吸われている感じしかしなかったのに　　 　 .│
　　　└──────────────────────────────────────┘



.

　　 　 　 　 ＿＿__
　 　 　 　／　　 　 ＼　　　　黒井さんに憑りついた剣がとんでもないということだけ分かりましたお
.　　 　／　　　　　　　＼
.　　／　／）　ノ ' 　ヽ､　＼　どうしますかお？　魔界警察が来るまで待ってればいいんですかお？
　　|　／ .ｲ '（ー）　（ー）　u|
.　　 /,'才.ﾐ).　（__人__）　 ／　でも、あいつら 人間達にばれない処置する方優先してるから、
.　　 |　≧ｼ'　　｀ ⌒´ 　 ＼　しばらくは来れそうにないですお
　／＼　ヽ 　　　　　　　　　ヽ





　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 _ｒ=≦ミく　　 ヽ　　　　　（あの程度なら本来の姿になれば問題ないわ　でも…… ）
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ⌒ヽ、 ｀ ぐヽ、　＼　　　　　
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／　　　、　ヽ 　 ｀くハ　　＼　　　　このまま放っておいたら
　　　　　　　　　　　　　　 　 ′/　 　 | l　∧　　　Vﾊ　　　ヽ、　　私とキャサリンとの戦いが台無しになるから
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /〃{　　　 ! l /　ヽ　 　Vﾊ　　　 　.　　ここで解決しないとダメよ
　　　　　　　　　　　　　　　l l ﾄﾊ　　 │|l 　 _」、 　 ｀く＼　　 .:.
　　　　　　　　　　　　　　　| l l小､　　ﾊｋｨ_'刋 ｝l !l　　l爪　　.: :.　会場はこの近くに造られるっていうのにまったく
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 { いrf仗ﾐﾉﾉ｀ｰ=彡ﾉハi 　 从〕　　i .:.
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼_ﾊゝ　}j　 　 　 　|i ｌ 　八J　　 l.: .:.
　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄハ 　ヽ ＿,_　　 川　/ 小, 　 │ .:..
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 !l　 ＼rf;辷 ’　 丿N ´/！}　　 j .: .:..
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 」l_rヘ/ ﾉ　 __,ィ彡イl 　 ﾉ/　　/ .: .: .:.
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／ニ、ヽ∨从斤く「　│l／ ′／　 .: .: .:.:.
　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 （ ｰ┐ l ﾉノ},√{ﾉ_儿ィく/／ ／￣　 ヽ .: .: .:.
　　　　　　　　　　　　　 ＿」　└'’　八{に＞ ⌒Y〃／　　　　　 l .: .: .:.:.
　　　　　 　 　 　 　 ┌〃７′ ｰrrく孑'´,ィ介y /　∧　　　　　　 | .: .: .: .:.
　　　　　　　　　 　 ノ〃 /　　　ﾉ廴r匕ﾌ乂ﾉ{〃　ハ{_　　 　 　_ノ7.:. .:. .:..:.




　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿
　　　　　　　　 ,. -'"´　　　　　　｀¨ｰ ､　　　やる夫だってキャシーの生ライブが見れなくなるのは嫌ですお
　　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　',　　それに黒井さんも助けたいし、
　　　　　./　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ',
　　　　　l　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／　 　.l　今の状況を何とかする方法は無いわけではないですお
　　　　　l　　　　､＿＿,ノ　　　_,／tﾘ）　　.l
　　　　　.',　　　　ゝ ヾリ　 　　　｀ｰ‐' U　/
　 　 　 　 ＼　　 　 　 l　 　人　 　l 　 ／｀ヽ
　　　　　/ 　｀ー､ 　　 ｀ｰ´＿｀ー'　‐'　　　　',
　　　　./　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l


.

　　　　　　　　 ..　 - r―==　.､
　　　　　 ,.　' ´.. -　, ｀ '"ヽX ヽ＼　　　それはどういう方法？
　　　　 ./　／／.／　／　　￣ヽi',.ヽ
　　　　 l／ ./ ､/　 /　// /i　　 l<!. ',
　　　　 !/! l　,,_丶-!　＿ / |　　 |X!. l
　　　　/ /'.|/.!i;!iヽ.|／＿｀ ! /　 L!|　|
　　 ／ 'l　| l,,,｀´　 '　´|ｲ;!ゝ'　 /i i l　l
　￣ 　　| l', |　 _　　 ,,,,｀´/／/_ l l｜ |
　　　　　ヽ! .ヽ !...｀j　　／ ／丶-　'　l
　　　　／ ｀　.,｀ -―=´／'''　ヽ　　　 ',
　　 ／　／.::/　　i´／./　　　 　iヽ　　ヽ
　／　,. - ､./;;;;´0'./:/ヽ 0 3　　 |　:..　　＼
/　　レ '' ´ ヽ=/ .: /::::::::｀:'ー> _l＼　:.＼
　　ヾヾ´::＼ ';;!/.:/丶:::::::::::/;;;;;/ ::...　　.....
　|　 ＼＼::::ヽ.|./ ヽ､　／;';;;;;;;;;|　　:......ヽ
　ヽ　　ヽ ヽ ／　　　,ｲ;;;;;;;;;;;;;;;;;!ヽ　　:...




　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣｀ヽ　　　　この学校を拠点にする魔界物回収者が何か有事を起こした際、
　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　 ',　起動する超強力魔力対消滅相殺生体機器があるんですお
　　 　 　 　 　 i 　　　　　　　　　　　　　　　　!
　　　　　　　　i　　　　　 　 　 　 　 　 , ィ´j 　ｌ　それを今から取りに行けば、大丈夫ですお
　　　　　　 　 ｌ　　　　　 　 　 　 ､,ィ´ ゝ'ｨ　　 ト､
　　　 　 　 　 ｌ　 　 ＿＿_,ヾ, ヽｲ､ ｀ ー‐　　 ｊ　　ヽ
　　　　　　　　! 　　 ゝ､_!ｿｲ　　　　　 )　　　/　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 {　　 　)ー‐'　　 /　　　　 　ﾊ
　　　　　　　　　ヽ　　　　　｀ー '´　　　 ｨ´　　　　　 　　ｌ
　　　　　　　 　 ハミ≧ー　＿＿_　,, ≦　　　　　　　　　ｌ
　　　　　　　 ／ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　ｊ




.

　　　　　　　　 /. : : : : : :i|＼{＼: : : : }: : : : : :Ⅵ《}: : : :!
　　　　　　　 ./. :ｉ{: : : : : i|／￣　ヽ : |: : : : : : :Ⅵ|: : : :|　　　私に時間を稼げっていいたいわけ？
　　　　　　　 ′:八: : : : :i|／,ｘ===| : |: : : : : : : 以: : : :|
　　　　　　　|ｉ :/ { :＼ : 八〃 {r炒| :/: : : /: : : i!ｎヽ: : |
　　　　　　　|: : : 乂:ｘ㍉､: ＼'＾´　j/: : ／: : : :/|Ｌ} } : :|
　　　　　　　| : : : : { Vﾂ ｀ ｰ一 __彡イ : :／ /L! .ノ: : :|
　　　　　　　|:i : : : ｉト ヽ｀　　　　　/: : ／.: :/: : : : : : : :|
　　　　　 　 圦 : : 八　　 '⌒　　 厶イ | : :/: : i : : : : : :|
　　　　　　　{　ヽ/: :个 　 　 　 　 　 }/| :/ !: : ! : : : : : |
　　　　　　　乂　|ｉ : ｉ|:{ : :〕ト　　 イ　　j/　|: : i : : : : : :|
　　　　　　　　 　|ｉ : ｉ圦: 〃: : : : .:| 　 ′　|: : l : : : : : :|
　　　　　　　 　 .八:.:i|: :j/ : : : : : rtt=====}: : l : : : : : :|
　　　　　　　　　　/ヽ{ : : : : : : : r㍉ﾆﾆニｱ. : l: : : :〃⌒ヽ
　　　　　　　 　 ./. : :, -―-ミ: :rしﾘﾆ=／. : : : : : : i{　　 　 ＼
　　　　 　 　 .／ : : /∠ニ＞ミ辷ｧ‐ｧ´ : : : : ∧: ::八　　　　　＼
　　　　　 . : : : : : :λ廴∠∠__／／. : : : : : /｝ Ⅵ : :＼　　　　　丶
　　　　./. : : : :_:_:厶ゝ‐ｧ==ｧ‐ァ'. : : : : : : :/ノ ﾉ 圦: : : ｀ ｰ――‐‐-ミ




　　 　 　 　 　 　 　 　 ,,..-――-..,,
　　　　　　 　 　 　 ／　 　 　 　 　 ＼　　　　そうだお ここにいるのがあんたじゃなく、キャシーなら
　　　 　 　 　 　 ／　　　　　　　 　 　 ヽ
　　　　　　　　 /　　　　　 ＿__) 　 ヽ-　l　　学校もろとも消し去って無事解決になったと思うお
　　　　　 　 ／l 　 　 　 '´ 　 _　　 r　　.l
　　　　　　/　..| 　 　 　 t''j"´　 　 ==''　',　　あんたに実力ないからそう言ってるんだお
　　 　 /｀ヽ、__.',　 　 　 ｀¨¨´　　 ヽ　　 l
　 　 ./　　　＼ .ヽ.　　　　 （＿ノ--'　　ﾉ
　　 /　　 　 ／-‐| ＼､ ＿＿＿_ ,,..-＜
　 ./　　　 ./　　 l l　　＼　 　 |　r-ヽ　 ｀ヽ
　/　　　　l　　　 | ヽ　 　.>､ r'__..>＞　　　|
./　　　　 iヽ　　 .|＿ヽ.イ .〈Y´　i ｀''１ |　 |
'　　　 　 l　　、　 < ´　 .i　　|　　i　　| |　 |
＼　　　/　_,,-ヽ　 ヽ　　.i　 .|　　.i　 .|.l　 |
　 .ヽ∠-''"ヽ　　　　ヽ　 i 　.|　　 i　 |l　..|


.

　　　　　　　　　　　　　　　 /￣　｀　"''"´￣ ｀''==s 、
　　　　　　　　　　　　 ,　-‐'　　　　　　　　  ┛┗　　ヾ＼　　　　　　キャサリンより下ですって……
　　　　　　　　　　　 /　　　　　　::.　　　　　┓┏　　　　 ＼ヽ
　　　　　　　　　　 /　　　　 :.　　 :::..　　　 ヽ　　　　 :..　 ヽ .ヾi,
　　　　　　　　　 ./　　　　　:::i　　　::::.　　　 |＼ ＿　::::　 ::l　　li
　　　　　　　　　/　　.:　　　::::|ヽ. ヽ ::::::.. :_:.,.r '´ヽ ｀ヽ:::　:::|　　|i,
　　　　　　　　 ,'　　i::::.　 :: ::_:L..ヽ...ヽ_:::::..::::. |z＝=､　';:::. ::::l:i　 l i
　　　　　　　　 l :: : |:::::..　:::'ヽ l ,z＝､　ヽ:::::::'l. .Liiヽ.ヽlヽ: ::::Li　|. ',
　　　　　　　　 | :::::/';:::::. ::i:: :'/ヽL!!>::::::;;i｀:':.､!:::::::::::::::!:::l:::/　|/ヽ. l
　　　　　　　　　l:::::l/ヽ::::. :|i　!::´:､::::: 　:;;;!::..　 　 　 / i::::|'　./ヽ |　|
　　　　　　　　　|';::|/ | |＼ lヽヽ　　　　　　　　　　　/ /!　l　 l　 | l　 l
　　　　　　　　 / ヾ!!//　 ヽ! l　｀　　　　r=- 、　　/ ' /　 .!　ヽ.ﾉﾉ::　 |
　　　　　　　　/　　ヽ'_　 /、　':,　　　　 ´￣　｀　　 ／/　: ﾞーl ´ :|::　 .l
　　　　　　　 /　 .::::　.l￣ ＼' --ヽ、　　　　　　 ／ .|/ .:/　:::::|　 :l::　:　|
　　　　　　 ./　 .:::　 ::::| .l:.　 ｀'‐--'｀ ‐-　 ....　'　　　! .::/|　:::::l　 ::l::　:.　l
　　　　　　/　　.:::　..:::::l　l::　 l::..＼,.. -'‐ ﾆ!ﾆ　　‐-/／.,l　::::::|　 :l::　 ::　|
　　　　　 /　　.:::　 ::::::::|.　l::.　l:::..<..- '' l　.| l;;;;;;;;￣' '' ‐-! :::::::l::.　::　　::　l
　　　　　/　　　,　-―- l　 l::.. l　/!;;;;;;;;r ﾆヽ;;;;;;;／;;;;;;;;;/ :::::::/:::　　　＿　|
　　　　 /　　／　　　　　|　 |ヽ ヽ;;!;;;;;;;| l　 l i;;;;;;;;;;;;;;;;;;/　:::::/-z '　´　　｀ヽ






.

　　　　　　　　　 　＿_　　　 　 　　　　　　　　　　 ＿_　　　　　 　 　 　 　 　 ＿_　　　 　 　　　　　　　　　　 ＿_
　　　「￣{　　　 ＿}::::::{＿　　　　　　「￣{　　　 ＿}::::::{＿　　　 「￣{　　　 ＿}::::::{＿　　　　　　「￣{　　　 ＿}::::::{＿
　　　|:::::::|　　 └‐┐:::r‐┘　　　　　|:::::::|　　 └‐┐:::r‐┘　　 |:::::::|　　 └‐┐:::r‐┘　　　　　|:::::::|　　 └‐┐:::r‐┘
　　　|:::::::|　 　　　 .}:::::{　　　　 　 　 |:::::::|　 　　　 .}:::::{　　　　 |:::::::|　 　　　 .}:::::{　　　　 　 　 |:::::::|　 　　　 .}:::::{
　　　|:::::::i　　　 ＿j::::::{　　　　 　　　|:::::::i　　　 ＿j::::::{　　　　  |:::::::i　　　 ＿j::::::{　　　　 　　　|:::::::i　　　 ＿j::::::{
　　　L::::::¨¨７ { ⊂⊃:: ｀ヽ 　 　 　　L::::::¨¨７ { ⊂⊃:::｀ヽ　 　 L::::::¨¨７ { ⊂⊃:: ｀ヽ 　 　 　　L::::::¨¨７ { ⊂⊃:::｀ヽ
　　　　￣￣　　ー― '⌒ﾟ” 　 　 　 　 ￣￣　　ー― '⌒”　　　　￣￣　　ー― '⌒ﾟ” 　 　 　 　 ￣￣　　ー― '⌒”
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＿_　　　 　 　　　　　　　　　　 ＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 「￣{　　　 ＿}::::::{＿　　　　　　「￣{　　　 ＿}::::::{＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |:::::::|　　 └‐┐:::r‐┘　　　　　|:::::::|　　 └‐┐:::r‐┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |:::::::|　 　　　 .}:::::{　　　　 　 　 |:::::::|　 　　　 .}:::::{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |:::::::i　　　 ＿j::::::{　　　　 　　　|:::::::i　　　 ＿j::::::{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 L::::::¨¨７ { ⊂⊃:: ｀ヽ 　 　 　　L::::::¨¨７ { ⊂⊃:::｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ￣￣　　ー― '⌒ﾟ” 　 　 　 　 ￣￣　　ー― '⌒”

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ||
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 | |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　|
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハハハハハハハハ　　 |　　|　　 　 ／i
　　　　　　　　　　　　　_,..　- ―,.-'"　 ｀i　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |　　 |　　 /　 /
　　　　 　 　 　 　 ,.‐'"　　　　 ´ 　 　 　 トｯ ''"´ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　 l　　l　　/　 /
　　　　　　　　 ／ ／　　　.　　 ..:;;'　ハ 　 　 i　　 ｀、　　｀丶､ 、 　 　　　　　　　}　 {.　/　 /
　　　　 　 　 ./ ,;:'゛　　　.:/ 　 .::/l ./`ヾ､_;ﾍ.　!　　　ﾞ、　　　　 ｀ヽ､｀ ､ 　　　　.､ !　　V　./
　　　　　 　 / ,:'　　　　,;;j_　 .:/;ｲ /:::::i::::::::｀!　l　　　 ﾞ,　　　　　　　 ｀丶.､`丶､_,ヾ　　　 "',,
　　　　　　 j /　.:　　 .:::;i　｀:ﾒ<;;!__;:::::i::::::::::::l.　!　　 i　l　　　　　　　　　　 ｀ ヽ　　　　　　 `--―￢￣｀￢― _ --―  ＿＿＿
　　　　 　 .,ｲ　.:　　 .:::/l　.:/':::::!!::ノ::j::::::､::::::!_,L_ ―‐＝ﾆﾆﾆ二二二二二ﾆﾞ　　　　　　　､――---- ‐ ´￣　　　　　　 　 /
　　　　　　}' .:;ｨ　　.:::/::! .:/:::::::lｌ:::::::::!:::::::::｀´| ,'　　 !.|　|　　　　　　　　　　　´"' ;,　　　 ､ヾ｀｀､`丶､　　　　　　　　　　　 　 /
　　　　 　 i / i 　 .::/::::! /:::::::::l!:::::::::!:::::::::::::::!.{::: 　 i.j:　|　　　　　　　　　　　　／ ∧.　 i　　　　 ｀丶､` 、　 ,　 '　　　　　., '
　　　　　 ;/ ! !　 .:ｨ|　 !:'　　　　　　　: :.::::::::i/|::　　;ﾊ: .!　　　　　 　 　 　 　 /　 /　l 　 l　　　　　　　 ｀ 丶、　　　　　 , '
　　　　　 ゛　ﾞ|　 / ｌl　'′　　　　　　　　: .:./::;!:.　 ,/ l j　　　　　　　　　　　/　 /　 |　　 |　　　　,　 ' 　 　 　 　 　 　 , '
　　　　　　　 l　/-､ｌl　　　　､_＿_　　　　　　 !|:　 /　 ﾘ　　　　　　　　　　　l　ノ　　 |　　|　 ,　 '　　 　 　 　 　 　 　 , '
　　　　　 ,,,;;;';!/;;;;;`;||,.、　　  ｀ ー｀ｰ　　　 丿　./　　　,ｨｪ　　　　 　　／ /´　　　　l　 l '　　　　　　　　 　 　 　 ／
　　　　<;;;;;;;;;;{';;;;;;;;;;;|!/|`:..､　　　　 _,,.. -''"　! ./　　　 l| |　　　　　／　　　　　 ,　 '　  | |　　　　　　　　　　　  ／
　　　　　ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;/|ﾞﾞ ､:::::::｀:T_´;;;;;`;,、　　,'./　　　　  l| | 　 　 ／　＼＿, 　'　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／
　　　　　 ／ ￣｀ヽ |　　｀,`!::;レ'ヾ;;;;;;;;〉　 ,ｼ　 ヽ ,ｨ==ｉl| ﾄ､ .／ ,イ⌒! ／　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／
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　　　　　　　　　　　　、　　　　 _,.,､‐ﾞ'xﾞl,,|l,,|
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　　　　　　　　 　 　 　 ヽ　.,,.-‐''"｀.|　　,i´
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 〕　 .｝　　　　　│ ﾞl |　|/　lﾞ
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_,,,,,　　　　　　　｀￣  ＼,､ｰ'''"｀｀: ｀｀　　 　　　　　　　,lﾞ　/ ...,,,,　　　　　＿,i-............ ......,,,,　　　　  /
-''''ﾞ彡'"゛　　　 ._,,..yr‐ ._,,.. -ｰ''''''ﾞﾞ￣´ i| 　 　 i 　|i　　　　　 ＼,lﾞ ﾞ'''―　,,,_　 ＼,　　　　　　 _ノ し　7
...ﾉ'"　　.,.. -''',ﾞ..r''“ﾞﾞ“´ 　 　 　 　 　 　 i| 　i 　 　 |i　　　　　　　 　 　 　　 ｀' ＿fて ヘ ノレ´　　　　 弋 ＿
　 _..-'"゛　_..-　　　　　　　 　 　 　 　 　i| 　 　ｉ　　|i　　　　　　　　　　　　 　 )三ヘ　　　　　　　　　　　　￣ス
'"　 .,..ｯｒ'"　　　　　　　　　　　　　　　　i|　　　　　 |i　　　　　　　　　 　 　 　 ≠7　  ┌┐　r‐――‐　、　  Z/
.., ''ソ゛　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 i|　　　　　 |i　　　　　　　 　 　 　 　 ,毛1　　 |　|　 |　r--- 、 ｌ　 了(
゛ lﾞ　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 i|　i　 　 　 |i　　　　　　 　 　 　 　 　 三!;　　 |　|　└┘　ノ　ﾉ　　 }そ
　.!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i|　 　 　 　 |i　　　 　 　 　 　 　 　 　 7Zz　　 |　|　　　 i"´／　　　 |!' "´
　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　i| 　 ｉ　 　 　|i　　　　　　　　　　　　　 二{　 └┘　　 └┘　　 　 |l
　　 .｀'-､、, 　 　　　　　　　　　　　　　i| 　 　i 　 　 |i　　　　　 　 　 　 　 _＿ ノ'　　 ┌┐　　 ┌┐　　 　 |l!
　　　　　 ｀''ｰ　 ,,_　　　　　　　　　　　i| 　　　　　　 |i　　　　　　　　　 _,,,.. -‐' 7 z　 └┘　　 └┘　　　　 ゝ´
　 　 　 　 　 　 　 ´ﾞ'''ｰ . ,_　　　　　　i| 　　 　 　 　 |i　　 . _____ii;;;;;;ﾆ二......、　 |Z　　　　　　　　　　　　 √
.,,_. : =i　i ,,、　　　　　　 　　 ,ﾞ,ﾞ;;;;;;;;;;; i| 　 　 　 　　　|i　　　 　 　 　 　 　 '''''''''' jN　　　　　　　　　　　 Z
　 .｀ﾞ''''～　.｀''ｰ .. ,,,,____　.__.｀ﾞﾞ'''''～ i|　　　 　　　 　 |i ー''''''''三ﾞﾞ..........---;;;;  /三ﾍM≠z _ ,.z=≠1 /
'''ｰ　...,,,_　　　　 　　　　￣￣￣ﾞﾞﾞﾞ＾.i|　 　i 　 　 　 　 |i .,,,,,,......　-―''''"´　 .  て(´　 　 /´　 　 )へ､1{
￢――ｰ｀-′　　　.　.　　　　　　　i|　　 　 　 　 　 　 |i　　　　　　 _,,.. -‐''"゛　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
｀ﾞ"'''―-　....,,,_ 　 　 ｀ﾞ｀-｀-二,ﾞ", ,i|　　　　　　　 　　　|i　　-￢''"´　　　　.＿_,,,,,,,_,,,,.．
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　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾞ、::::::::::::::::::+:::::::::::::::::::::::::::::
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　　　  ）　　__　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　  (:::::::/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:,:::::::::::::::::::::::::::::::::o:::::::::::
　　　　　  ﾉ::::/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　;:::::+::::。:::::::::::::::::::::::::::::::
　　　　　  |::::|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i::::::::::::::::::::::::::::::::::::・:::::::



.

　　　　　　　 　 |三|
　　　 ／　　　　|三|
　　 /　　 　 　:::|三|:::　　彼女、１３ｋｍくらいまで刀身が伸ばしたわ……
　　　　　　　 　 |三|
　 /　　.:::|　 　.::|三|:::
　,　　　　|　　　.|三|
　| 　 　.::;!　 　 :|三|
　|　　 :::/| 　 　:|三|:::
　ヽ　ﾙ'::::!　　:::ﾉー‐､
　　ソ::::::::|　　 f′┐ |
　　 く　::::|　　 | |　.i! l|:::
　　　 l　 ル　∧ー　/
　　 　 ゝ /　/　}￣「:::
　　　　 V　/　:::|　｜
　　　　ムｲ　 :::;仁ﾐ!:::
　　　　　/　 :::////|:::
　　　　 / :x≦////|:::
　　 　 / f′　￣~V!:::
　　　./ .::!　　　　　'|:::



　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿
　　　　　　　　　　_,,..-''"´　 . . . ｀ﾞ"''-..,,　　　　　　　　　　　　　　　　なんだと！？
　　　　　　　　 ／　　　 ....: : : : :..:::::::::::::::｀ヽ、
　　　　　 　 ／　　 ...: : : : : : : ..:::::::::::::::::::::::::::ヽ　　　　　　　　　ヽ从/
　　　　　　/　　 ..: : : : : : : : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ　　　　　　　そ　 　て
　　 　 　./　 　 . : : : : : : :.::::::::::::::u::::::::::::::::::::::::::::::',　　　　　　　/^YY"‐-=ニヽ
　　　　 /　 　 : : : : : : :..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l　　　　　　　　　　　　 _,,..-'
　　 　 ,'　　　 : : : : : : ..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　　　　 　 _＿_,,..-‐''"_,,..-‐''
　　　 .l　　　　: : : : : ::::::::::::::::::::J::::::::::::――――┼‐==＝ニ-―‐ ‐''"´
　　　 .l　　　 　: : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,'
　　 　 ヽ　　　　 : :u: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
　　　　　＼　　　　 : : : : :..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／
　　　　　　 ｀ﾞ''-..,,_　　　　　　　　　　　 --‐＜
　　　　　　　 ,,-''" ￣l￣￣　 　　　　　　　　　｀ﾞ''-..,,
　　　 　　／　　　 　　　　　　　　　　　　　　ヽ、　　 ｀''-,,
　　 　 ／　　　　 l　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ 　 　 　 ｀ヽ、
　　　/　　　　　　|　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ∧　　 　 　 　 ＼
　　 /　 　￣ ヽ、|　　　　　　　　　　　　　　 　　∧
　　.{　　　　　　 ｀ﾞ''-..,,＿　　_,,..-―‐-..,,　　　 　 ∧、
　　 ヽ、　　　　　　　　 .,-￣　 -..,,｀ヽ-‐'　 　 　　 ∧＼


.

　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿
　　　　　　　　 ,. -'"´　　　　　　｀¨ｰ ､
　　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　　　＼　　　これは一刻も争う事態だお……
　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　　',
　　　　　./　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ',
　　　　　l　　　　 ＼　 　 　 　 　 ／　 　　.l
　　　　　l　　　　　　＼_i　,,　i_／　　　U　 l
　　　　　.',　　　 ｀ー―'　 　　｀ー―' 　　./
　 　 　／ ＼　 　 　 l　 　人　 　l 　　 ／＼
　　.／　　　 ｀ー､ 　 ｀ｰ´＿｀ー'　　‐'　　　 ＼
　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾊ




　　　 _＿＿＿＿
　　／三 　　 　　＼　　　――　[] ]
　　 ＼三 ／　　　　三　| ｌ￣ | |　　　　　 　どこにいるんだお！！
　'（○）　（○ ）　　　三. |_| 匚. |
　|　（__人__）　 　u 　三　　　 | |　　　　　　最新型魔力消滅機の――
　＼ ｀⌒，/ゝ　　/⌒ヽ　　　 |_|　[] []　,-
　　/　　|　＼|　　　　三　　　　　　　／／
≡( 　　 ヽ 　　三　 　三　 　　　 匚／
. ≡＼ 　　＼　　三　 三
　(⌒､＼ 　　＼.__､≡二
　 ￣ ／ 　　　　　　　　三
　　／　　　　／ヽ　　　　三
　三　　　三 / ﾆ ヽ 　　　三
　　＼＿＿二_ﾆ　 ヽ 　　　三
　　　　　　　　　 　 　＼　　≡
　　　　　　　　　　　 　　＼　≡
　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｀ ､_三



　　　┌───────────────────────────┐
　　　│　　やる夫は剣の暴走を止めるべく、彼の元へ走って行った　　.....│
　　　└───────────────────────────┘


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（同時刻 ― 学校近くのアパート）





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　 ||　　 　 　 　 　 　 [|]　　 　 　 　 　 　 | |　　　　　　　　　　　　 |　　  さーてと、今日は何にしようかな
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　　　│　　草笛先生が何かと気にしていた生徒は――　　　..│
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　　　　　　　　　　　ﾄ､　ﾄ､　∧
　　　　　　　　　|＼ｉ:.:.ヽ|:.∨:.:.Ｖ|／|
　　　　　　　弋´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.フ
　　　　　　 ＜:.:.:.:.::.:.:/^.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＞　　　　面倒臭いし、カップラーメンで済ませるか
　　　　　 ＜:.:.:./:.:..:/!:.:.:.:ﾊ:.:.:.:.:.:..!.::.:.:.＞
　　　　　 厶:.:.:.!:/Ｖ┼!:.:| ┼!､!:.:.|:.:.:.:...＞　　  ミ川川川川川川川川川川川川川川川川川彡
　　　　　　 厶小 rｬ‐ !V　rｬ‐ぃ小::..::之　　　 三　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 三
　　　　　　　 八,!　￣ ,!　　￣　|f .}.:.::ﾄ､　　　  三　　　　　上条　当麻さん！！　　　　　　　 三
　　　　　　　　　ﾊ　　 ｀ '　　　 ﾑｨ.:|ヽ!　 　 　 三　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 三
　　　　　　　　　　＼　 - ､　 ,ｲⅣV　　　　　　三　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 三
　 　 　 　 　　　　　ﾑ|` -　　Ⅳ　　　　　　　　 彡川川川川川川川川川川川川川川川川川ミ
　　　　　　　　　　＿_ｉ 　 　　{
　　　　　　 ,. -＜ヽ　`ｰ―― 予-､_
　　　　 ／　　　　　 ￣￣￣￣ ／　＞､
　　　 ∧　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼
　　　/　!　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ﾊ
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　　　　　│　　魔力を消し去る最新機器だったのだ　　......│
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