￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　その上で告白するなんて恥ずかしすぎて出来なくて、一年間何も言わなかった。
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　　　　　 　':.:.:.:.:／:.:.:.:|:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:...:.:.ヽ
　　　　 　':.:.:.:.:::':.:.:.:.:.:.:|:.:.|:!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:..:.',
　 　　　.'.:.:.:.:./:.:.:/／ハ:.:|:lヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:.::|
　　　　 l:.:.|:.:.ﾚナナ'‐'~ ｌ:.ﾄ!　＼:._＿:.:.:.:|.:.:.:|
　 　　　|:.:.:ｨ升Krｫｧ=､　ヾ!＼｀ _ゝ_ ` .:, .:.:.,'
　　 　　|:.:.ﾊ:.:| 　辷'ﾉ　　　丶 ｲt::_iヾﾚ:.::.::,
　　　　 |:.:.:.:l:.|　　　　　　　　　ゞ-'　!:.:.:.:.:ｲ　　　　ねぇねぇ！何か僕に
　　 　　l.:i:.:.:.|ヽ. 　　r､＿'＿　　 　 ﾊ:..:./　　　　　　言いたいことあるんじゃない？
.　　　　 |:l:.:.:.|:.:.＼　 `ｰ　-'´　　 ,イ:::::/
　　　　　ヾ!.:,|ﾊ..:.:.|ゝ､　 _　...ィ/:.:.ﾚ:j/
　　　　_ _ _ゞ＼ｰ- ､ 　 |:.／ﾚl:.:..:/
　　　_ﾚｰﾊヽ　 　　　ヽｫ_ｰ ､. |:.:/
　　　/::::::::::つ　　 　／,ｲjくヾ＼'_
　 　/:::::::::::::::L　　　ﾚ' //}ヽ.j＼ヽ7




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i＾ﾏ'ﾌ
　　　　　　　　　 ／￣￣￣ ＼　　　　　　ﾚ' /
ﾓｼﾞﾓｼﾞ　　　　／＼　　／　 　 ＼　　　／ ,ｲ ヽ、
　　　 　　　 ／ ＿,　≡　､＿,　　 ＼／ ､ /ｰﾍ_,.ヽ,　　　　な、何のことだか
　　　 　　　| ///（__人__） ///　u　/　､＼｀ヽ´__　.`t　　　　さっぱり分かんねーお！
　　　　　　 ＼　　 　　　　　　　　 /　　 ヽ r'´_}__, 　 {
　　　　　　　　〉　 　 　 　 　 　 .／　　{'T /`7/ _,ノ　 !
　　　 　 　 　 |　　　 　 　 　 .-'　　 　 ｀7'／ヽY´　　 |

￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　ある日彼女から────
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　　　　　　　　　　　 　 !　　　　　　　　　　.:.:.:::::::/
　　　　　　　　　　 　 _⊥　　-‐　　　 ── ‐- ￣｀`ヽ
　　　　　　 　 　 　 〈　　　 ,　- ── ──- ､､ 　　 /
　　　　　　　　　　　 ヽ,．'´ 　 .:.:::::;::::::.::::､.:::::::::.:.:.:.`く
　　　　　　　　　　　 /:! 　 　.:.:::;:::/::ハ.::ﾊ:l::::::..:.!:::::::.ヽ
　　　　　　 　 　 　 /.:.l　　 .:.:::ノ/:/　 l::| |:ﾄ､::.::::!.:::::ﾊ:!
　　　　　　　　　　 ′.:l　　,.ｨ::レ'´￣`ヽ ﾘ　>く/.::::/l ′
　　　　 　 　 　 　 i:::l:::',　.:::l:::|,.ｨﾃﾃヽ 　 ,.ｨﾊV:.:::/:/
　　　　　　　　　　 i:::l:::::',..:::l:::|ヽ辷ｿ_ 　　fリﾉ!::/:/
　　　　　　　　　　 l::ハ.:.ﾄ､:l:::|.　' ' ' '　　 ` ' 'ﾉ1"´　　　　　　 一緒に行く友達が駄目になったから
　　　　　　　　　　　　 VVﾊ::::ﾄ､ 　 　 ｰ‐ '／.:::!　　　　　　　　　やる夫君、一緒に行かない？
　　　　　　 　 　 　 　　 「　';:::|_ ｀`ーr ‐く::::::::::|
　　　　　　　　　　　　 ノ　　';::lﾆに7ﾆヽ ∩ハ::!
　　　　　　　　　　　_ノ　　〃.:.:.::::::.:.`ヽヽl |__　　　　　　　　　　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　r '¨´ 　 　 f(.:.::::::::::::::::::.:.V　　｀L　　　　　　　　　　　───って美術館に誘われた。
　　　　　　　　ﾊ､　　　　 f(.:.::::::::::::::::::.:.:に7ﾆ7ﾆヽ　　　　　　　　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　 　　ﾉ::い 　　　 f(.:.:.::::/　.: :.　　｀`ヽ　 ｡i{
　　　　　　／.::::人_L_ __」ｿ.:.:::/　 .:: i::　　　.:::.＼｡i{
　　 　 　　｀ヽ.:/.::::.`ｰ'ｰ'‐'.:.:/　 .::::: |::　 　.:.::::::::::〉!
　　　　　　　　⌒`ヽ .:.:.:::::::/　 .:::::::: |:::.　.:::::::::／ 1




　　　 　 　 　 　 ＿＿＿
　 　 　 　 　 ／ ⌒　　⌒＼　　 _＿　　　　 ＿/＼／＼/＼／＼／|＿
　 　 　 　 ／　（⌒）　 （⌒） ＼〈〈〈 ヽ　　　 ＼　　 　　　　　　　　　　／
　 　 　 ／ 　 ///（__人__）/// 〈⊃　 }　　　＜　もちろん行くお！！＞
　 　 　 |　　 u. 　 `Y⌒y'´ 　 　 |　　 |　　　／　 　　　　　　　　　　　＼
　　　　 ＼ 　 　 　 ﾞー ′　　 ,/　　 /　　　　￣|／＼/＼／＼/＼/￣
　　　　　/⌒ヽ　 　ー‐ 　 　ｨ 　 　 /
　　　　 / rｰ'ゝ　　　　　　　　　　 /
　　　　/,ﾉヾ　,>　　　　　　　　 ／　　　　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　 　 |　ヽ〆　　　　　　　　　|　　　　　　　　 日本画って興味ないけどホイホイ行ったお。
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　ふたりで人気の少ない美術館歩いた。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /￣￣￣￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Ｎ_＿＿＿＿_И
　　　　　　　　　　　 　＿＿＿_　　　 .　　 rヘ 二二二二／｀ヽ、
　　　　　　　　　　　／　　 　 　＼　　　　/　 ／,　　 　 　 　 、　ヽ
　　　　　　　　　 ／　　⌒　　⌒　＼ 　 ,′/　/ ,′l |　　ﾄ､　!　　j
　　　　　　　　／ 　　 （⌒）　 （⌒）　＼!　′/ /7メ |　　ﾚ仁|　/｜
　　　　　　　　| 　　　 '" （__人__） "' 　| | l|　{　ｌ/-=ﾐﾍ.　|/:::｢ﾚ'　/
　　　　　　　　＼　　 　　 ｀ー ´ 　 ,／　∨丶 〈::.::.::}　 ヽlヾﾂ厶ｲ
　　　　　　　　　／ゝ 　 　 　 　　ィ' ＼　 ｀、 ﾄ､ヾﾞﾞ´　 _ ,　 ,ｲ　/
　　　　　　　 ／ 　 　 　 　 　 　 　 　　＼　ヽj　＼＞r-r＜}/／　 ＿
　　　　　　／ 　 r 　　　　　　　　　ｨ 　　ﾞｉ　　＿／: : |介ﾍ: :￣厂「rﾍﾚ‐-､
　　　　　/　　／|　　　 　 　　　 　 ||` 　 |　　＞､: : :.:L_ﾆ_〉_:_厶┴し'/¨７ }
　　　　　|　　,|　|　　　　　　　　　　|〃⌒ﾞirく　　/７￢^X　ﾊ　 〉 ≠ ー'／
　　　　　(,,__､）│　　　　　　　 　 　lヾ___,ｿ ＼>'´/:｀ヽ/ ｌﾚ': :∨ /∨￣
　　　　　　　　　|　 　 　 　 　 　 　 |　　 　 ￣　　V_:_:_:_ﾉ_:_:_:/ / /
　　　　　　　　　∧　　 　｀Y 　 　　l　.　　　　 　 /￣7　 ｢　｢ / /
　　　　　　　　　　∧　　　　）　　 /　　　　 　　 厶__/　　l　 |/ /
　　　　　　　　　　　|　　　　|　　/　　　　　　 　 |=≠　 　 Y弍/
　　　　　　　　　　　|　　 　 |　/　　　　　　　　 └′　　　 ｀┘
　　　 　 　 　 　 　 （_ﾞ´＿゛）_.)



￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　平日に来てるやつなんてやる夫らくらいのもんで、係員の方が多かった。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.-´　　　｀｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ ⌒　　　　　 ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　／　　　　　 　　｀ヽ 　ヽ
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　　　　　この画家好きなのかお？　 　　　　|::⌒（__　　 （● ）　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ 　 人__） ⌒::::　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　 ヽ（__ン　　　　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人　　　　　　　　　　　/　　| |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　＿ノ　　ノﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |




　　　　 　 　 　 　 ／:::/::.::.:;:'::.::.::.::.:}::.::.:､::.:::ヽ
　　　　　　　　　 /::.:::/::.::.:/::.::.::.:::/ﾊ::.::.::ヽ::.:::｀、
　　　　　　　 　 ,'::ヽ⊥_:_厶彡'::://l::|::.::.::.::';::.::､ヽ
　　　　 　 　 　 |::.::.:｢:::┬=ﾆ＞く l∧ヽ､::.::.:l::.::.:Ｖｌ
　　　　　　　　 l|:::/ |::.:::l:|｢えﾒﾐ､ |ﾄ Ｖ:_::.::.::|::.::.:::l:|
　　　　　　　　ﾉ|:人｣::.:::|:l ゞﾐﾝ　 |ｌ　 ヽ:｀ヽ|:ｌ::.::;:l:|
　　　　　　　 ´ j从:::|:::|:ﾄゝ 　 　 丶 芯刈:/::|::/〃　　　　 そこそこって感じで好き。
　　　　　　　_rﾍ＿}人:l::l　　 丶 _′｀‐'/:/::l::|ｰ'′
　　　　　　/７rぅ ､廴_ヽﾄ＼　　　　＞=彳:::|::|　　　　　　　　やる夫君、どの絵が一番いい？
　　 　 　 rう:.:ヽrﾍヽく　　｀ﾒこて´Ｖ{ 　 |::l::|/
　　　　　 ７:.:.:.;.:.く_ｎｌ〈　　/,ﾆ{}ﾍ f弌ｋ ﾉ/;ﾘ
　　　　　/ :.:.::|:.:.:. r┤ ) // | lﾄ､＼ {X）″
.　　　　/:.:.:.:.:.|:.:.:.:.｀)|〈 //　| |圦∨〉（ ＼
　　　 /:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:込八 ＼| l引 ∨ └r::∨




　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　　 　 ＼
　　　　　　　　　　 ／　　 ⌒　　 ⌒＼
　　　　　　　 　 ／　　　（ ●）　（ ●）ヽ
　 　 　 　 　 　 l　 　 　 ⌒（__人__）⌒　|　　　　　蒼星石はどの絵が一番好きだお？
　　　　　　　 　 ＼　　　　 　 ￣　 　 ／
　　　　　　　 　 ／　　　　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　/　 　　　　　　　　　　　ヽ

⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ

　 　 　 　 　 /⌒l
　　　　 　 　:{.__, |　　　　　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　 　 　 　 　 { 　 |　　　　　　　　もちろん、彼女の一番好きな絵を、
　　　 　　 　 }.__, |　　　　　　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　__,/厂{　　|､
　 __ノ{　 ､ 　 }ｰ ,八
　 |!　､ 　|　　{.イjj　＼
　｜　| 　ヽ.___,ﾌツ'´　 ）
　 ヽ.__＞ｰく_（rへ__,／ﾊ
　　 ﾊ..__,.ィ"丁厂_,ノ ﾉ :〉 　 　 　 　 　 　　 ＿＿＿_
　　 !ヽﾆニニニ-tijj":::i:{ 　 　 　 　 　　　／_ノ 　 ヽ_＼　　　　　　＼_人＿人∧从＿人_∧_人_从_从＿人_∧/／
　　｜ｉ ::::巛'::::::j;彡'::::;':/l　　 　 　 　　／（ ＞） 　（＜）＼　　　　　 )　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　＞
　　 :|！('.:::::::::jj彡'::::／人　　　　　 ／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼　　　＜　やる夫もそれが一番いいと思うお！　＞
　　　ヽ_'ｰ--一__''ﾆ´ くヽ ＼ｰ-､　 |　　　 　|r┬-/ 　 　　　|　　　　<　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(
　 　 /´｢｀广￣:::彡:: 　l　}　 ｊ}ヽ､＼＼ 　 　 `￣'´　　　 　／　　　　／＾Y￣Y^YY^^∨￣∨^Y^⌒Y^YY^∨^Y^
　 ／..:f}!！　　 :::三:: 　!　'　,ﾊ　 ＼,,> ＼　　　　　　,. -‐'"'´~'''
_/　.::;i}!}|！ 　　 ::三::..　:. 　j:: ;　 　 (⌒!ﾉ ﾐ. ￣彡 !ｈ´.,.,;.;';;'';:';'';;.;.,
｛　.::;}}i}人`　 　　:::三ッ川:..{:. ; 　 　jlY^)　ﾐ....::彡 rj＾),;'';:;':;;';.:'':;':;'.;.;
⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ⌒丶、＿ノ
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　　　／（ ―） 　（―）＼　　　　　　　　　　　　───って言おうと思ってた。
　 ／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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　 ＼ 　　 　 　　 　 　 　／

　　 　 　 　 !　　　　　　,.　 -‐── ────┴ ─‐┐
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　　　　 　 　 > ´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　　　く　　　　　　　　　.　-‐=＝＝＝＝= ー-く
　 　 　 　 　 ＼　　,.　. :"´: : : : : : : : : : : : : : l: : : : : : :ヽ
　　　　　　　　　>'´ .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: ./ハ: :.l: :!: : : : : :l
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　　　　　　　　,ん子こ`ヽ　　　　 |　　　　　ﾕ､l./
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　そしたら彼女、突然やる夫の鼻をギューってつまみあげて
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人
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　　 ./. : : : : :　　　　　　　　　　　　　　　 し′　　!、　　　　 人_ノ
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　やる夫の目をじっと見て、
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|　|　　　|　i.ヽ!　{ ﾟ （ ）　}　 　 　 　 ＼　　ゝ　ｰ' ノ 　 | /　　 /　　 .l　　　 ∠　　　これが一番好きだよっ！　　 ＞
ゝヽ　　 ヽ ヽ　　ゝ ＿ ノ　　　　　　　　　　 ー--‐'　 ﾉ/　 .／ 　/ /　　　 ／＿　　　　　　　　　　　　　　　　　＿ ＼
　lヽ＼　　＼＼__ー--‐ '　　　　 　 }　　　　　ヾヾヾ　/　／/　／./　　　　￣　/　／∨|　/Ｗ＼　　/＼|＼　 .|　￣
　|　＼l＼　 ヽ－'〃〃〃 　, -- ､＿__ノヽ 　 　 　 ∠／　/／　/　　　　　　　/／　　　|/　　 　 ＼/　　 　 ＼|
　'､　　| |　ゝｰ＼　　　 　／　　　　　　｀ヽl　　　　　 /　〃　/／
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　　　｢⌒ >--､--<＼ 　 ヽ　　　　　　　　/ 　 ／　 ┌‐ノ⌒ヽ｣＼　　　　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　r｢⌒/ 　l／｀ヾ－､ ー-丶､＿＿＿／-‐'　　 　 r‐'、 ＼　 ＼ ヽ　　　　　 てデカイ声で言った。　彼女の顔真っ赤だった。
　/　〉　|　 /　 ／　/ ｀ヽ　　￣ヽ､ーイ __　　　　／ ､　ヽ　　　　',　',　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
/　　ゝ. l　 　 　 　 　 　 |　　 ／ニ｢｝二､ ＼ 　 〈 i　 ヽ　　　　　 }　ゝ

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　その顔の赤さでやっと
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　　　　　　　　　　　／　　　 ヽ_　 　_ノ　　　ヽ_　　_ノ　　;　＼
　　　　　　　　　　　|　　;　 ''"⌒'（　　　　i　　　　）'⌒"' ∪ 　|　　　　 ・・・・・・あ、
　　　　　　　　　　　|　 ∪　 　 　 ｀┬─'＾ー┬'′　　　　　　|
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　　　i!: : :|: : : : |: : :.:|: : |:: :|: : :|: |: |: : : : |: : :.i!
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.　　　l: : :|: : :l l 迚ﾘ　　　　　///ﾘ/: : :/: /　　　　　　　　　　　 ＼　　　　　　　　　　　　　　／
　　 /:l: : :l: : :l:.l ///　　,　　　　 /: : /:/ /　　　　　　　　　　　　二　　告　白　か　こ　れ　二
.　 /／!: : |: : :| .`ｨｪｮｴf!ｮｪｭ､,／ |:./|/　　　　　　　　　　　　　　 ／/　　　　　　　　　　　　　＼
..／　. l: : ||: ,ｨ三三三三三三!ﾄ､l/ 　.`'ヽ､　.r､　　　　　　　　　　// l｜l｜l｜l｜l｜l｜l ヽ＼
　　 　 ﾘl/ｨ三三三三三三三三!lﾄ､　　　 ｨｸ".`j
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　　／二//////////////ヾ､三三三! ｨｹ: : : : : :.i!　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.　 l　.ｨ-////////////////ヾ三ﾍ'"´ヽi!: : : : : : :.i!　　　　　　　　　──って思い当たった。
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　　V　ﾊ//////////////////ﾄ--　　 .i!､: : : : : : :ヽ
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　　i!"　　 ヾ､///////////／三ｨ'´　　　　ﾍ: : : : : : :,ｨ´
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　　　 V　　　　ﾍ ￣￣￣￣: : ::.∨　　　　　　 ヽ／

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　　 ／　 /⌒)　　　⌒ﾟo　 ＼　　　や、やる夫も…
　　 |　　/　/（__人__）　 　 　 |
　　 ＼/　/ 　 ｀ ⌒´ 　 　 ／　　　　 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　って泣いちゃったおｗｗｗ
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￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　係員がぽかんとしてやる夫ら見てたけど、注意せずに見てみぬふりしてくれたお。
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　　　　　　 /　ヽ､_　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　. （　（〓 ）　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　＼
　　　　　. （人__）　　　　　 |　　　・・・・・・・・・。　　　　　　　　　 ／　⌒　　　⌒　＼
　　　　　r-ヽ　　　　　 　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ 　 （〓） 　（〓）　　＼
　　　　 （三） |　　　 　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　__´___　　　　　|　　 ・・・・・・・・・。
　　　　　>　ノ　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ 　　 　 `ー'´ 　　　／
　　　　/ 　/ ヽ　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　. 　/⌒ヽ　 　　　 　 　ｨヽ
　　　/ 　/　へ>　　　 <　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　　|＿__ヽ　　＼／　 )　　　　　　　　　　　　　　　　　　　./　 　 ／　r─--⊃、 　|
　　　　　　　|＼　　　／|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|

元ネタ

952 名前：恋人は名無しさん[sage] 投稿日：2010/06/06(日) 20:35:45 ID:SnmtTtzR0
俺、彼女の前ではすげえ舞い上がってたから、当然向こうは俺の気持ちを知ってた。
その上で告白するなんて恥ずかしすぎて出来なくて、一年間何も言わなかった。
ある日彼女から「一緒に行く友達が駄目になったから」って美術館誘われた。
日本画って興味ないけどホイホイ行ったよ。ふたりで人気の少ない美術館歩いた。
平日に来てるやつなんて俺らくらいのもんで、係員の方が多かった。
俺「この画家好きなの？」
彼女「そこそこって感じで好き。（俺）君、どの絵が一番いい？」
俺「（彼女）はどの絵が一番好き？」
もちろん、彼女の一番好きな絵を、俺もそれが一番いいと思う！って言おうと思ってた。
彼女「……」
俺「ん？どれ？」
彼女は、突然俺の鼻をギューってつまみあげて俺の目をじっと見て、
彼女「これが一番好きだよっ！」てデカイ声で言った。彼女の顔真っ赤だった。
その顔の赤さでやっと「あ、告白かこれ」って思い当たった。
俺、「おれも…」って泣いちゃったよｗｗｗ
係員がぽかんとして俺ら見てたけど、注意せずに見てみぬふりしてくれた。




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　 　　　ｌ::::　l::　とつ　＼＼＼ C {!｜　プニ　 （● ）　 （● ） ＼　　やる夫が一番好きなのはこれだおー
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