以下の内容はhttp://www.mryosuke.com/archives/cat_43693.htmlより取得しました。


片山ミキ / あなたの手 (2019)

miki片山ミキさんの5曲入りアルバム、大上留利子さんのオフィスR&Bからリリース。アルバムは手がいっぱい。人と人と繋がり、そして別れて。なんかだいぶ瘡蓋だらけ。藤圭子のようで、Sheryl Crow のようで。

1. Station
鉄道の駅というより、人生の駅を探している、深く、さっぱりどっしり歌ってるんだけど、傷つきまくってる感じがする。これは20-30代では歌えません、Bonnie Raitt みたいです。大上さんのコーラスのインパクトもでかい


2. いつか
笑ってるって歌ってるけど、アルバムに笑顔はありません。演歌にもなり、ミュージカルでもあり、ゴスペル風でもあり、ソウルがあふれてます
3. By The Lake
2021年銀座の大上さんファミリーライヴに伺った際に、曲名でギャグ言って歌い始めてたので印象的でした。グレイハウンドのバスに乗ってどっか平原に向かうような・・・湖でした。ジャニスぽくもある


4. あいつ
Superfly のようなうねり、80年代に引き連れたようなソウルにも近い。恨んでるのか、悩ましいのか、強い言葉とちょっと刹那な主人公
5. あなたの手
表題曲、ピアノのやさしさ、ときめき。作品をしっとりクローズ。歌の強さも抑揚も素敵

5曲・22分ほど、全編 作詞片山ミキ、作曲が片山ミキ・大上留利子共作。一貫したコンセプトと、タイトルと裏腹に強さと弱さが交互に、人類愛のような、傷が随所に。西日本ブルージー。ライヴ精力的に活動されてますので、色々チェックしてみてくださいませ。

販売サイト:大上留利子のオフィスR&B

Angie チョチョ / ストローsur mur (2022)

1672908850大上留利子さんを通じて、Aretha Franklin 交流会を続けて15年以上…先日大阪出張の合間を縫って、久々に再開してまいりました。Angie チョチョ、片山ミキさんも、きちんと話すのは10年ぶりとかで。パワー貰いましたし、今なおシンガーとして活躍されていて、色々癖もあって(笑)最高です、良い意味ですよ。さて、CDを手に取らせていただいたので今のレビュー力量微妙になってますが、書かせてもらいますね。アルバムタイトルは、ストロー シュール ミュール と読みます。チョチョが3曲目を除いて作詞作曲、大上さん編曲・総合プロデュース。大上さんファミリーがこぞって参加されてます。

1. 背中合わせのスローダンス
ピュアな心をさらりとキュンキュンと涼やかに歌われ、フルートの音が気持ちよく春にぴったりの曲、可愛らしくコーラスも優しく
2. スーパースターの涙は枯れてる
曲調も歌いっぷりも急転、ブルージーにドスも効いてる。語るようにどっしり、ホーンやらベースラインなんかも心地よく。なのに歌詞は乙女なんだよね
3. 大丈夫、僕は未来を知っている
仲田哲也 作詞・作曲、これもどこか気負わずも、放つパワーが強くて、70年代フォークのように、でも歌いっぷりはソウルナイズにも。軽やかなギター。後半から曲調も変わって、ソウルに変貌、展開旨味


4. ぼくたちのマーチ
声変わりして子供になったような、まさかのマーチ、童謡のようで、歌は生活密着型。淑やかな幸せを憂う

4曲・16分半、EP的な感じでしょうか。Otis Redding 好きなチョチョですが、アルバムは平和に異なる世界観が並びます。まるでオムニバスのような、4人のチョチョと、色々なタイプの実験で詰め込んだ重量ある作品です。CDはライヴやら、下記大上さんのオフィシャルHPにて!

販売サイト:大上留利子のオフィスR&B

<過去レビュー>
2006年 大阪BIG CAT
2012年 新橋ZZ 事前告知
2012年 Osaka Magical Rainbow Show in Tokyo

渡辺美里 / ribbon (30th Anniversary Edition) (2018)

51uWZTqTWkL__SS500渡辺美里がアルバムアーティストとして、1985年デビュー盤eyes は名盤ライヴを30年後にリリースされる程愛されて来て、1986年Lovin' you 10代にして初となる2枚組アルバムという偉業を果たし、1987年20歳になってからの作品は前曲作詞を担当。よりエッジの尖ったカッコイイ作品が続々と、シングル1枚しか入ってないのにTVもロクに出てないのに年間チャートTOP10に食い込んでくるし。

そして、前2枚が7月リリースでしたが、本作は1988年5月発売。しかしながら、アルバムへのシングル収録を漏れていた4曲目が1年半後に収録されるなど、当初は既にデビュー3年にしてベスト盤企画として作られていた模様。その一方で、どちらかと言うとロック・ポップシンガーとして名声を手に入れていた彼女が掲げたキャッチコピーが戦後最大のポップアルバム。当時、20歳くらいの歌手だったらTVに出るの当然だったけど、当時なかなかテレビに出ない歌手で、それが特に萌えでした。案外ませてる子は既に美里を聴いてたし、自分は歌のトップ10とかで4週連続とかで本作が1位になってたけど、一向にテレビに出ない調子の美里にキュンキュン。アイドルっぽいけどパワーはあるけど、露出は少ない手法にキュンキュン。当時、氷室だったり長渕だったり、TVに出ないシンガー好きの小3でした。

さてさて、本作はとにかく売れて100万枚を突破。シングルも実に4曲収録、当時にしてはモンスターアルバムだったわけです。個人的にはお金の問題で買えなかった(って人も多い時代)。でも、親にねだって、7インチ「恋したっていいじゃない」「センチメンタルカンガルー」を買ってもらいました、プラス杉山清貴「僕の腕の中で」も。小3にしてはマセてたと思いますが思い出です。聴きたくても面倒臭くて、なかなかレコード聴けなかったけど、たまに聴ける喜び。我が家はその2年後ですからね、CDプレーヤーがやってきたのは。本作にも前述の2枚のレコードの3曲は入ってますが、企画上"eyes (live version)"は未収録、ワカル気がする。

今回の仕様は、通常版の紙ジャケ版と、CMやPVや当時のライヴ映像を収録した20分だけのDVD付属盤(DVDは正直懐かしくもYouTube で見れちゃう時代なので、毎度オマケ感に腑抜け)、それよりも100Pに亘るアザーカットの写真集、やっぱこの頃の美里はアイドル顔負け!豪華でした。自分は昔を懐かしむミドルエッジのオマケがつく方を買いましたが、ペラペラの薄冊子で、これ正直不要でした。ただのDVD・ブックレットのほうが割引きいたので、ちょっと損をした感じ。さて、今回はその30周年のタイミングでの記念碑的作品をレビューします。

1. センチメンタルカンガルー
言わずもがなアルバムをキャッチーに幕開けるポップ!佐橋佳幸作曲、UCCのCM第3弾でも流され、曲とCMに絶妙にマッチ!アルバムリリース2ヶ月後にリカットシングル(3rd扱い)としてもリリースされ、オリコン9位を記録


2. 恋したっていいじゃない
2ndシングル、オリコン2位を記録。伊秩弘将作曲、コーラス岡村靖幸。初のCM出演曲として、この曲は2ヴァージョン有。とにかく早口ロックポップって感じかな、バブリーに感じつつも、詩のハメ方がなんとも面白い、キャッチー、どこまでも勢いすごい


3. さくらの花の咲くころに
木根尚登作曲、しっとりと聴かせる曲。これも春のサクラソングとしては当時相当な名曲でした。今や桜ソングなんて山程あるけど、当時こういう目の付け所は少なかったし、歌詞の因数分解って所とか、人に言葉や環境で訴求できる若手だったなぁと


4. Believe (Remix Version)
1986年11月リリースのドラマ主題歌、シングルでは渡辺美里作詞と小室哲哉作曲ってコンビは初。これも当時TVでは一切歌ってなかったけどオリコン2位。独特の転調や歌詞がすばらしく、神がかってたなぁと


5. シャララ
青春を謳歌し、社会に出て感じることを歌ってくれるような曲。岡村靖幸作曲。美里って、洋楽の世界感にも似てる歌詞だったりタイトルをよく持ってくるなぁと。凛とした歌、表情がたまらない


6. 19才の秘かな欲望 (The Lover Soul Version)
2年前Lovin' you で歌われた曲だけど、彼女のバックバンドを、The Beatles のアルバム名にかけてラヴァーソウルと命名し、彼らと進行形のライヴスタイルのように歌ってはということで再録されたもの。よって、作詞は戸沢暢美、作曲は岡村靖幸(彼もセルフヴカヴァーしてますね)。個人的にはゴスペルとロックが融合したような、Janis Joplin の魂が乗り移ったような仕上がりに、とにかくアッパーにアガリマス
7. 彼女の彼
ここから2曲は夏の可愛らしさを表現、暑い日差しを感じつつも、乙女心がキュンキュン、そして清らかな部分もまとった佐橋佳幸作曲、いろいろな面を持ってるなぁと
8. ぼくでなくっちゃ
3rdシングルB面、独特のアレンジが凄い清水信之手腕、作曲は作詞と合わせて渡辺美里。当時のライヴのオープニング直前やCMにこのインストが用いられたり、面白い起用ができてる曲
9. Tokyo Calling
Crush "London Calling" をパロった曲、いまじゃ考えられない環境破壊などについて20才の女の子が力強い歌声と勇ましい歌詞で訴求する何とも考えさせられるダイナミックなミディアム曲、伊秩弘将作曲
10. 悲しいね (Remix Version)
実質1st先行シングルってなるのかな、4曲目同様リミックス扱いで収録だけど、アレンジ自体は変わってなく、トラックダウンの差?夏の曲が多かった中に、小さな冬の歌。悲しいを連呼しつつも、心が座ってて、カッコイイ。転調もさすがすぎる、小室哲哉作曲・編曲は本曲が美里とは初。アルバムからはこの曲しかPVが存在しないのはどうかと思うけど、今となっては惜しい


11. 10 years
リカットシングル2曲目(4thシングル)、B面。UCCのCMにも流れましたがA面よりもダントツに印象的に。ラストは大江千里作曲、20歳の女の子が作ったには、ほんと凄い世界観の曲。千里さんの曲も哀愁感あって素晴らしく、歌詞を引き出すのに成功してるんだろうけど、景色だったり成長だったり時の流れだったり、これをラストに持ってくる当時の器のデカさ、仕組まれたようで自然にやりくりしちゃってるような堂々たる、これは感動なんです


<Bonus>
12. Half Moon
1986年"BELIEVE" C/W、何とも岡村ちゃん作曲だったけど、今回アルバムには初お目見え。すごく、じわじわと熱い想いや嘆きを表すような、当時19歳同士とかで作るにはクオリティがすごすぎる、今回リマスターで音の
蘇りがすごすぎる
13. New Boyfriend
"悲しいね” C/W 佐橋さん作曲、ちょっとおどけたポップで、これはライヴで遊ぶのはわかっても、あえてアルバム未収録だったのは良かったなぁと再認識
14. 君の弱さ
ラストは世界ふしぎ発見のED曲として、4thシングルカットA面としてリリースもアルバム収録には至らず。声や音のバランス、ホーンセクションなんかはPower of Tower らしいし、たまらん異国感ある曲


11曲・48分超、ボートラ3曲追加で61分ほど。改めてリマスターで音はだいぶよくなって感動。あと、流れで聴いて、ステ曲どころか、神曲だらけ。パワーも詩も度肝抜かれるんだけど、あれこれ実験されまくってうまく1パッケージに収まっているところが驚異。1987年Breath の30周年盤は飛ばされたけど、これは35周年盤とかで出るかもね、その時にはロック元年としてのビートチャイルドやAlive! の映像をつけてほしい。あとは世界のアーティストがこぞって参加した1989年Flower bedはどうなるやら、これも超名盤なので30周年盤は期待したいし、今回思ったんだけど、1990年tokyo は正に東京オリンピックの時の夏リリースで30年なんだよね、、絶好のタイミング。昨日行われた瞬殺完売の再現ライヴ的なribbon power neo も行きましたので、そちらも近々レビューできたらと思ってます。

特設サイト
『ribbon』に見る、音楽シーンを変えた女性シンガー、渡辺美里の巨大な才能
<過去レビュー>
1985年 eyes (30th Anniversary Edition)
1986年 Lovin' you (30th Anniversary Edition)
1989年 Flower bed
1992年 HELLO LOVERS
1994年 Baby Faith
2005年 M・Renaissance *Summer With You
2011年 Serendipity
2012年 美里祭り2012 WONDER 7 @日本武道館
2013年 Live Love Life at Hibiya Yaon
2014年 ここから
2015年 Ordinary Life
2016年 Lovin' you (30th Anniversary Edition) (Bonus DVD)
番外編 渡辺美里への岡村靖幸提供・参加、計23曲
番外編 渡辺美里への小室哲哉提供・参加、計20曲
番外編 渡辺美里への大江千里提供・参加、計18曲

渡辺美里 ワタナベミサト
(unknown)
1970-01-31

渡辺美里
エピックレコードジャパン
1991-07-01

渡辺美里
エピックレコードジャパン
1988-05-28

渡辺 美里
ERJ
2018-05-23

渡辺 美里
ERJ
2018-05-23

Sony Music Labels Inc.
2018-05-23

渡辺美里への大江千里提供・参加、計18曲

senri渡辺美里関連、岡村靖幸関連作の記事が当ブログとは異色ではあったもののPVが高くて、次いで引退を発表しちゃった小室哲哉関連の記事がここのところPVの高くなってきて(当時ゴールデンコンビって言ってたっけ)、その流れで今回は大江千里ソングブックを作成してみたいと思います(確かプラチナコンビって言ってた気がする)。

そいえば、岡村ちゃんと美里のコンビは何て言うのか言及されたことはあるのだろうか、個人的にはアブノーマルコンビって感じがしてますが。さて、千里さん、全盛期80年代はあまり曲提供してないんですよね、やっぱTK・岡村ちゃんてのが定番だったみたいで。木根さんよりは総曲数はありそうですが、案外おもしろい辿りになりそう。

1985年 悲しいボーイフレンド 作詞・作曲
2007年 悲しいボーイフレンド 作詞・作曲
前者は後藤次利編曲でデビュー作eyes収録、可愛らしい女の子のラヴソングを、大江千里が仕上げるという繊細さ。ファンの隠れた名曲って感じでしょうか。後者は石成正人編曲で同名タイトル映画悲しいボーイフレンド主題歌に採用され、翌年2008年のカヴァーアルバムDear My Songs 収録。大人になって甘酸っぱい青春を思い出すような感触かな

1986年 本降りになったら 作詞・作曲
こちらは客演、大江千里AVEC 収録、大村雅朗編曲。なんか、大人になりたての男女の青春ラヴソング、景色が見えるし、なんか朴訥とした雰囲気全体がスーッと入ってきて洗練。映像は18年目の西武ドームライヴで千里さん初ゲストでの共演シーン


1988年 10years 作曲
1995年 10years 作曲
2005年 10years (V20 Version) 作曲・演奏
2008年 10years 作曲
これが最高傑作と言う拝も多いと思いますが、素晴らしい名曲。アルバムribbonラストに収録、後に"君の弱さ"両A面シングルとしてカット、UCCコーヒー本人出演3本目のCMソングとしてお茶の間にも。1995年(初のライヴアルバムLive Love Life 収録)・2005年(シングル"トマト" ボートラ収録)はそれぞれ西武球場ライヴより音源化。2008年にはカヴァーアルバムDear My Songs 収録で、大人アレンジにて。千里さんもカヴァーしてます


1989年 すき 作曲・コーラス
1989年 すき (Apricot mix) 作曲・コーラス
アルバムFlower bed ラスト収録(なんとも2作連続、ラストだけ千里さん)。ほっと落ち着くパートにフィット。優しいメロディ、その一方で雨の西武球場の映像はインパクト大。シングル・カットされたヴァージョンは若干音がピコピコしてます


1991年 夏が来た! 作曲・コーラス
1995年 夏が来た! 作曲
2005年 夏が来た! 作曲
オリジナルは意外にもオリコン8位が最高ですが、アルバムLucky 1曲目収録で、夏の定番に!Bon Jovi 意識で作曲依頼したそうですが、シンセを除けば、ポップな日本の夏というのが反映された青春佳曲。その後、10周年の西武球場ライヴアルバムLive Love Life 1曲目収録、茶番ですがミニアルバムうたの木 seasons “夏”でも2005年にサルサクラブミックスみたいな感じでひいっそりカヴァーしてます


1998年 素顔  作詞(渡辺美里共作)・作曲
1999年 素顔  作詞(渡辺美里共作)・作曲
2008年 素顔  作詞(渡辺美里共作)・作曲
アルバムハダカノココロより、ここから3曲連続。映画F主題歌、この年は例年になく二人のコンビが盛んに。非常に言葉の大事さを感じる素敵なバラード。1999年オーケストラライヴ作 うたの木 Gift 収録。2008年にはカヴァーアルバムDear My Songs 収録で、なんかシリアスさを追求するような感触で

1998年 太陽は知っている (渡辺美里共作)作詞 ・作曲
熱闘甲子園テーマ曲、個人的に美里の夏の集大成みたいな曲の印象。女性が青春をこうやって表現し続ける杞憂稀なアーティストの領域に、リリックの的確さ・速さ、音域もずば抜け


1998年Welcome (渡辺美里共作)作詞 ・作曲
1999年Welcome (渡辺美里共作)作詞 ・作曲
駄作がないというか、21世紀に向かうべくメッセー性、決意というものがより深まる印象。翌年オーケストラライヴ作 うたの木 Gift にも収録

2000年 Gift 作詞
オーケストラライヴ作 うたの木 Gift 収録、唯一の新曲・レコーディング作、作詞のみで参加。今までに無かった、蛍の光平成版みたいな印象

2002年 egoism 作詞
アルバムSoleil 収録。2曲連続意外性、作詞のみ参加していたとは。凄くメッセージ性が濃く、既に前年仕上げてた曲のようですが、911が起き、リリースタイミングを延期していたとか

2003年 天使がいるのを知っているかい 作詞・作曲
アルバムOrange 収録、不思議な雰囲気に包まれるデジタル支配。アルバムにひっそり、ストーリー曲のように、ヴォーカルも不思議な感覚半端ない

2005年 メロディ 作詞・作曲
アルバムSing and Roses〜歌とバラの日々〜収録、個人的に"Lovin' you" に似た詞や全体の音の感じが好き、なんか心がきゅっとシマルというか

2005年 Oh! Hardest night 作詞・作曲
同じくアルバムSing and Roses〜歌とバラの日々〜収録、重たいサウンドなんだけど、どっしりと立ち向かう女性戦士のような姿が浮かぶ

2009年 始まりの詩、あなたへ 作詞・作曲:大江千里
先に岩崎宏美が歌ってますが、ビジネス的にらしく、美里は自曲のようにかなり大切に歌い続けてますね。アルバムとしては2011年Serendipity 収録ですが、先に2010年25th Anniversary Misato Watanabe Complete Single Collection〜Song is Beautiful〜収録


2011年 春の日 夏の陽 日曜日 大江千里
アルバムとしては2011年Serendipity 収録、Tokyo-FM ラジオドラマNISSAN あ、安部礼司 〜 BEYOND THE AVERAGE に長らくテーマ曲になってた、ほのぼの系。

2011年 人生はステージだ! 作曲
アルバムとしては2011年Serendipity 収録、突き抜けるご機嫌ロックファンクという感じでしょうか、こういうハッチャケな感じが多いのは今尚特徴的

2014年 ここから 作詞・作曲
先行シングル、アルバム Ordinary Life 収録。美里らしいポップで青春メッセージ綺麗な曲


2015年 A Reason 作詞・作曲
アルバム Ordinary Life 収録。ゆったり、大人の女性とて、柔らかなバラード。今までと異なる、なんか脱皮が起きたような曲に

1987年OLIMPIC からは、"小首をかしげるTシャツ" では出だしからインパクト有るアカペラでコーラス参加、更に"エールを送ろう" でも(あまり声が判別しにくいけど)。1988年1234 からは、"ジェシオ'S BAR" でも元気にコーラス参加。1991年HOMME からは、ヒット曲、"格好悪いふられ方"でのサビ後の印象的なパートに、更に前曲のシングルC/Wでもあった、""COWBOY BLUES" でも、1997年シングル、""HYPERACTIVE DINOSAUR" ではワンパクにコーラス!

案外、80-90年代の曲は少なかったですが(その一方でコーラスのみ大江千里作品に参加は6曲も)、30年に亘りポイント・ポイントで協力し合う観点では、TK・岡村ちゃんはほんと最初の10年弱ってところなので、良い意味で重要なパートナー的な関係が伺えます。時代によって、意味有る参加ってのが滲むようだし、共通して言えるのは良い曲にこだわってるなぁという印象です。

浜田麻里 / Mission (2016)

81uUKaAQrQL__SL1500_浜田麻里22作目のオリジナル作、実に前作から4年振り。この間、デビュー30周年企画かINCLINATION III, MARI HAMADA COMPLETE SINGLE COLLECTION 等のリリースもあり、満を持してリリースという所でしょうか。それにしても、今回は初回版ボーナス曲を追加したり、チャートも大健闘のオリコン11位を記録。ファンの心を掴んで止まないメタルの女王。個人的に、超ハイに走る時にメタルを聴かないでもないんですけど、そこまでガッツリ聴くわけでもないですけど、彼女だけは別格。メタルという音を持ちつつも、彼女の世界観、美しさ、繊細さ、何よりヴォーカルの超越した上手さ、高域も神の粋。是非AKBあたりと共演していただきたいと思う限り。


1. Sparks
タイトルは、直球正にスパークス!その鮮烈な輝き、パワー、想起通りの躍動、迫力。とにかく声が超絶楽器のようにブチ放たれてく!歌詞もクールなんだけど、とにかく音と張り付く声こそが魅力健在
2. Dystopia
暗転、スムースに無機質に声が震え響くというか、自然だったり時間だったり、人間の奥深い部分を追求され、メロディはどこか日本の懐かしさもあれ、サビでの切り拓きは悶絶。バラードとてしっとりと、でも2番からは迫力増して重厚なサウンドに、SF映画のハイライトの如く、もう完全に世界に挑む凄みさえ感じる
3. Superior
音はX Japan にも近いくらいにバシバシと攻撃的なんだけど、ヴォーカルはクールに淡々と、でも攻めてる領域は桁違い。まさに女性戦士、最後までパンチは衰えず、驚異のハイトーン
4. Rin
ミディアム、情緒的というか、奥底に感情を眠らせながらも、タイトルじゃないけど、凛とした気持ち・想いを放ちながら、6分に亘るショートムービーのよう。終盤のコーラスだけのところとか、ストリングスも加わり、でも基軸は鳴りまくるけたたましいギターサウンドだったり、もう展開が見事過ぎる
5. Monster Wave
モンスターの波という悪魔よりは、結構浸透度の高いメロディで聴きやすく。結構歌詞も聴こえが良くて、じっくり堪能できる休息かな、とは言えクオリティは高すぎるままですが
6. Tears Of Asyura
今後は阿修羅の涙、もう完全世界のSF超決戦みたいになってきた。淡いヴォーカルは悲壮感誘う、ファルセットの表現までもが新たな魅力として。目のつけどころが昔から凄いんだけど、曲をただ自由に楽しむってよりは、歌を通して知的な発見が大きく、地を這うようなサウンドも個人的に好きだなぁ
7. Rainbow After A Storm
嵐明けの虹、いやー、もう完全に暴風雨のような異常気象。虹なんて出ないよ、それくらいにもう完全にパンチというか、稲妻状態。彼女が今なお、こんなに攻めまくるとは、もうシャウトも絶叫状態に、これがしっかり名曲として息づくんだから、もう完全無欠です
8. In Your Hands
ポップでキラキラとしたロックンロール、コーラスの被せ方なんかも遊んでるし。敢えてこういうのを挟んでキャッチーに、他の曲も良い意味で映えるし、バランスがいいなぁと
9. Carpe Diem
もう完全無欠の爆発状態、最初は抑えめと思ったけど、音の叩きがヤバイ!でも涼しく歌ってるように麻痺して感じちゃうのも、耳肥えのせいだろうか。後半なんてツインギターにてパワー昇天、ヴォーカルもいつぶっ壊れて天井になるかも分からないほど秘めてるものが凄い。メロディ自体は掴みやすいからこそ、この組み合わせに悶絶

10. Beautiful Misunderstanding
急に調子が変わって、聞きやすいメロディ、サウンド、ヴォーカル。すーっと浸透する全体、個人的にはPersona くらいの時の美しさの再来って感じがする、ヘビメタ過ぎず、ドラマティック優先。でも今の麻里さんは音をある程度激しく

11. Orion
ラストは7分、タイトルにフィットする美しさで、シンセとピアノで煌めきバラード。日本語が冴え綺麗に、超絶ヴォーカルで感動を響かせる、力量・感情までもが最大限パックされた極上


11曲・62分、もう世界観の新たな提唱までもが素晴らしく、ヴォーカル80才くらいまで衰えないんじゃないかって思えるブットビ具合。個人的にジャンル違えど、男性が玉置浩二ダントツだとしたら、絶対に女性は浜田麻里なんだよなぁ。改めて、重厚なサウンド、攻めまくりながら彼女のスタイルをより磨きかけるアルバムとして、アルバムタイトルMission 完遂と言った感じでしょうか。まだまだ、今後の創作に期待!なんともOfficial Twitter 始まったようで、もう綺麗過ぎる、奇跡の55歳。今後も楽しみにしとります。

<過去レビュー>
1994年 All My Heart Mari Hamada 名義
1996年 Persona
2012年 Legenda
2012年 Legenda Tour Final @ Tokyo Nakano-Sunplaza
2013年 INCLINATION?

浜田麻里
徳間ジャパンコミュニケーションズ
2016-01-13

浜田麻里
徳間ジャパンコミュニケーションズ
2016-01-13

浜田麻里
徳間ジャパンコミュニケーションズ
2016-01-13




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