71LOViDBa3L__SL1200_なんとシーアがクリスマス作をリリース、それもきちんとしたアルバム形式。前作から1年10ヶ月ぶり、Holiday3位・POP27位を記録。スタンダードが一般的なクリスマス作が多い中、どう勝負してくるかが聴きどころかな。個人的にはジャケの遊び過ぎ具合がツボ。大抵クチすぼめてます。。

1. Santa's Coming for Us
1stシングルとしてカット。マリリン・モンロー扮したシーアらしき(?)人物による白黒PV、出だしこそオールディーズだけど、あとは完全彼女らしい作りの音・声・リズム


2. Candy Cane Lane
程よくクリスマスブレンドな、シーナの明るみなミディアム、ハイ!ポップにバウンス、畳み込むようなリリックも勇ましく、鐘の音とシーアのキリキリマイにウキウキ


3. Snowman
ライヴでもお馴染みのスタイルで披露されて、いつもの女の子が舞う期待の動画仕上り。ゆったり悲しげに歌う、意表なスノウマン


4. Snowflake
なんかヒンヤリ、丁寧に歌われつつ、どこか切なくなる。彼女が実直に歌うスタイル、声の重なりはより風景を助長、シンプルにもどっしり響く
5. Ho Ho Ho
クリスマスって感じでもなく、おどけて、でもクールに遊んでて、でも敢えてピアノの刻みだけどはクリスマス調


6. Puppies Are Forever
可愛らしくも、どこかツイスト的な、オールディーズ曲ダイアナみたいな、腰振りもできそう。ただ、ふわゆるに奏でる全体に、気持ちよく高揚
7. Sunshine
潔く、淡々と。オールディーズを含んでるんだけど、彼女の声の持つ魔力みたいなもので、どこまでも張り付く感じでご機嫌に。シリアスに感じても、どこかおどけて開き直り
8. Underneath the Mistletoe
クリスマス題材じゃなかったら、もう彼女の奥行きあるバラードにも近い。ゆえに、彼女の深み・世界観の濃さは健在、スローにじっくり炙られていく
9. Everyday Is Christmas
タイトル曲、前曲にも近い深さなんだけど、どこか和のある歌謡バラードみたいにも感じる。音の創りが絶妙に日本心をくすぐる


10. Underneath the Christmas Lights
ラストはバラード、より物悲しげにファルセットを多様に、意外性、そして惹き込まれる要素強めに。まるでEnya のように、凍りつくような終わり方

10曲・35分、ポップな前半の一方、心に訴求する後半の両極端に、彼女の仕掛けてきた威力を感じました。とは言え、案外あっという間の展開なのに、決して粗雑感も退屈感もなく、濃く攻めてきてる印象。シングルフィーチャーは薄めのためヒットはむずくも、よくもリリースしてくださいました!こういうのは地味に生き残って欲しい作品。

<過去レビュー>
2014年 1000 Forms of Fear
2016年 Deja vu (Remixes) Giorgio Moroder ft. Sia

SIA
ATLANTIC
2017-11-17

シーア
ワーナーミュージック・ジャパン
2017-11-17