ドルゥ・ヒルが20年以上のキャリアで初となるクリスマス作をダウンロード限定でリリース、曲数的にはEPみたいな感じだけど、7年半振り・企画盤ながら5作目。彼らが、こんな感じのカムバックでも戻ってきてくれたことは嬉しい限り。今回は本作が無料で全曲試聴できるってこともあって、10年目に突入のクリスマス作取り上げる企画にて、色々自分も戻ってまいりました〜。1. Intro
ストリングスを配して美しく奏でる50秒、なんか、新生ドルゥ・ヒルの予感。でも、シンセなんかは、ちょっと懐かしさも
2. Favorite Time of Year
冷たさのある音の中を、哀愁帯びた感触でじっくり歌われる、ヴォーカルもソロ・重なり共に気持ち良い演出
3. This Christmas
定番Donny Hathaway とは異なるオリジナル、若干オートチューンも入れてないかな、真摯に向き合って歌われながらも、気迫や意気みたいなものが埋めいててクール
4. Get Away
出だしの柔らかな音が好き、篭りながらも、今風に構成しつつ、彼ららしいグルーヴ感が充満しててたまらない嬉しい気持ちになる
5. No Holiday
やっぱり、今回は音作りのこだわりがいいなぁと、つくづく。単にR&Bぽいだけでもなく、今だけにもこだわらず、彼らが更に上乗せできる位置でのグルーヴ感があるなぁと。サビのコーラスも優しく切なく
6. Fireplace
まんま、焚き火を囲う音と、切ないヴォーカルを重ね、しんみりしたバラードに勤しみ。ヴォーカルも決して、単の爺さん化してなく、程よいセクシー
7. T’is the Season
オートチューン支配で、スローにも彼ららしさよりも、まるで今に飛びいついたかのようなヒップホップでの進行探り
8. Underneath the Mistletoe
良い意味でクリスマスって感じよりは、不透明感の中で泳ぐ凛々しいヴォーカル。中盤からはファンクっぽさも出るけど、あっちゅー間の3分強
9. Silent Night
新しいパートを加えつつ、ここでようやく定番カヴァーもいれつつ、彼らが最後にしてクラシカルな一面を見せることが興味深く。何より彼らの単独の歌に、更にコーラスの厚み両方を味わえる極み、個人的に最も好きな曲だな
9曲・35分、最後こそ6分だけど、2-8曲目が揃って3分半前後、しっぽり展開していく、なんか収まりの良さぎる展開。ただし、最後にクリスマス醍醐味を披露してくれたので、お後良ければって印象。他は、敢えてのクリスマス作での実験って感じかな。ただ、あんまりチャート奮ってないようだけど、ダウンロードのみでクリスマスヒットってのも難しい時代になったなぁと、感慨深く。
<過去レビュー>
1996年 Dru Hill
1997年 5 Step
1999年 Unleash the DragonSisqo
2001年 Return of Dragon Sisqo
2012年 ニューオーリンズ4日目 -ESSENCE MUSIC FESTIVAL 2012, 2nd Day-
Dru Hill, LLC / EMPIRE
2017-11-24