スタックス&メンフィスのサウンドを祝したライヴ祭典を映画化した作品、こういうのは先日取り上げたOnly The Strong Survive 以来結構増えてきた印象です。ライヴ自体は2003年4月収録。目玉となるのは2曲収録されているAl Green, Mavis Staples, Solomon Burke, Michael McDonald あたりだと思いますが、なんとも収録ギリギリに詰め込んでいる大充実版です!これが2枚組とかだったら、また飽和感あれ、これは、ほんとソウル怪力事件!ジャケットは地味だけど、相当に汁が溢れてます。1. Knock On Wood Eddie Floyd
映像ではOpening と称したパーツを超えて、スタートするはエディ・フロイド!ヴォーカルは今だ力持ってるけど、結構ステージング含め、なんか懐かしの歌謡ソウル状態
2. Mr. Big Stuff Jean Knight
ジーン・ナイト、変わらないと言えば変わらないんだけど、相当年季と迫力が増したなぁと。こんな、灰汁の強いい曲だっけ?喉の鳴らしが自然と激しいw
3. You Don't Miss Your Water William Bell
2016年初来日を果したウィリアム・ベル、しっぽりしたバラードで酔わす。知る人ぞ知るなんだろうなぁ、観客のどよめきの小ささ(その小さくも反応がレア!)、優しく癒すテクは健在。高域も健在、いやー、渋くも淡い汁
4. Green Onions Booker T & The MG's
前曲がOtis Redding オリジナルから、次いでブッカーってのも泣けるんだけど、ほのぼのサウンドに観客も不意にクラップ、ロック度も上がって最高にグルーヴィなインスト
5. That's What Love Will Make You Do Little Milton & Jimmie Vaughan
白人ファンも客席に多いのでジミー・ヴォーガンへの声援は別角、そこにリトル・ミルトンが招かれる風で、ギター応酬、安定的に弾けたセッション。更にミルトンはヴォーカルも絶妙に入れ込んで、テンポも良いし、いやー、相当に健在に粋!
6. Theme from Shaft Isaac Hayes
これはアガル、シャフトですよ、シャフト!アイザックは完全に指揮者になって、衣装も奇抜だけど、表情タマラン!ベースライン、ギターなど描く輪郭ヤバス!アイザック中盤から歌いだすけど、中毒性
7. Soul FingerThe Bar-Kays with Chuck D
バーケーズ、乗せる力が素晴らしいなぁと。ブッカーと同じ匂いも漂うかな、演奏と共にソウルフィーリングを広げる感じで
8. (Sittin' On) The Dock Of The Bay Michael McDonald
Otis Redding カヴァーは、ブルーアイドソウル、マイケル・マクドナルド!安定感あるヴォーカル、こういうのも良いよなぁ、だいぶお手本みたいな歌だけど
9. When Something Is Wrong With My Baby Michael McDonald & Carla Thomas
歌い継がれてきた名曲、マイケルは懇切真摯に、カーラは可愛らしくも狂おしく、調和が取れたデュエット
10. Let's Stay Together Al Green
いよいよ本命登場、アル・グリーン!観客が一体感を示し嬉しい気分、それだけソウルというか、彼の鎮める力は格段に素晴らしいなぁと。この場に居たいなぁと思えるほど、羨ましい空間
11. Love And Happiness Al Green
アル2連発!ゆったり弾けて、ワクワク軽快に進行。彼の高域も飛んで、卒なく楽しさを振りまいてくれてるし
12. Try A Little Tenderness Solomon Burke
大御所っぷり半端なく、終着というか、Otis Redding カヴァーを塩辛く、喉は健在に、あー、レプリカの如く、彼の往年ソウルは大健在
13. Mustang Sally Solomon Burke with Mack Rice
マック・ライス加わり、音もちょいあげて、ブルージーに、むにゃむにゃした感じのヴォーカルだけど、覇気押される感じで、独特の調子にて溺れるような全体
14. That Will Be Good Enough For Me Rance Allen
ランス・アレン、恰幅良い白人シンガー、ピアノも披露し、迫力満点(つのだ★ひろ かと思った)。これは儲けもの、新たな発見です
15. Respect Yourself Mavis Staples
The Staples Singers 時代のヒットを、灰汁のあるヴォーカルは健在、たまらん!ウキウキするパートあったり、結構今を進行するアドリブたっぷりにて
16. I'll Take You There Mavis Staples
メイヴィスにてハイライト、これは映像通り(でもボーナス扱いのようで)。もう、喉から化け物登場くらいに、あっけらかんサウンドとの反比例調合
16曲・80分、DVDとは一部曲順は異なるけど、十分すぎるくらい良いパッケージにて収めてくれています。Otis Redding 曲多め、あとは1曲だけの収録のシンガーも多いけど、相当な祭典として出演者多めにてワクワク度高まりまくり。こういうのは風化しないで、記憶しておきたい伝説です。全体での歌唱とか、あっても良かったなぁと思うけど、そこは淡々と。
Various Artists
Shout Factory
2004-02-03
メイビス・ステイプルズ
日本コロムビア
2005-04-02
Soul Comes Home: Celebration of Stax Records & Mem
Shout Factory
2004-02-03