51zBLmPDzxL__SL160_ナタリー・コール、前作から1年振り8作目は更なる低調ぶりを示すR&B37位・POP132位を記録。さらに、本作を持ってデビュー時から在籍してきたCapitol を離れることに。この頃のCDって全然リイシューが続かず、でも以前取り上げた前作Don't Look Back と共にそれなりの値段で購入できたことから聴くことができた作品。でも、CDは凄い値段だけど、普通にダウンロード購入できるように、素晴らしい。でも、アルバム的には厳しく聴いていこうと思います。。

1. You Were Right Girl
1stシングル、R&B35位を記録。最初聴いたときはナタリーぽい声じゃないなぁと思ってしまった・・。それくらいに、なんか荒くて、高域もどこか鼻にかかるようで。でも、ポップさ意識で時代模索
2. Only Love
声はさておき、結構考えられた間だったり刻みのR&B、好きかも。ただ声がどこか曲をダメにしてる、味はあるんだけど、どこかで声が暴れてると言うか
3. Nothin' But A Fool
2ndシングル、R&B34位を記録。王道なミディアムスロー、構えた感じでぐいぐいと迫る感じで好きだなぁ。サビで被せる超高域コーラスなんて実力半端無し、これはヒット性なくても彼女の足掻きみたいのを感じて、切なく


4. The Joke Is On You
懐かしさというか、当時ならではの色加減。ブラックさは無いなぁ、淑やかに進行する一方でヴォーカルは強めだから乖離なんだろうな
5. These Eyes
1968年カナダロックバンドThe Guess Who カヴァー、バンド感はないけどゆったり歌ってアルバムの流れにしっぽり、でもインパクトだったらよかったけど埋もれてる感じも
6. When A Man Loves A Woman
1963年Percy Sledge カヴァー。出だしから高域で、かなり踏ん張ってるなぁと。気合も、艶もあるし。こういうメロウはフィットするな、彼女のソウルもひしひしと燃えているようだし。アドリブ的なメロディ辿りもグッとくるものがある、こういうのは70年代の彼女を想起させるし


7. I Can't Let Go
1965年The Hollies カヴァー、彼女の伸びがフィットする曲。でもポップにいきたいのか、攻めたいのか、狭間で揺れてそう
8. Love And Kisses
ほんわかミディアム、黒さがほしいなぁ。優しすぎて、和み過ぎて、彼女の向かう先が心配になる程…
9. Across The Nation
ノリは良いし、エッセンスがブレンドされてて面白いかな。でもアルバムを暗示するが如く、微妙なノリにも感じるかも

9曲・34分、タイトルにあるハッピーさは無理な演出。どこかぬめっとしてて、荒々しくて、これまで愛されたジャンルでは無い方向への抜き足差し足加減を感じる…。それも彼女の私生活がダメダメになっていって、周りのサポート陣もだんだん力入れなくなってたからなのか、残念なようで、自分としては貴重な記録を聴けた感じですが。

<過去レビュー>
1975年 Inseparable
1977年 Unpredictable
1978年 Natalie Cole...Live
1979年 We're The Best of Friends with Peabo Bryson
1979年 I Love You So
1980年 Don't Look Back
1985年 Dangerous
1989年 Good To Be Back
1991年 Unforgettable... with Love
1994年 Holly & Ivy
1996年 Celebration of Christmas with Jose Carreras Placido Domingo
1999年 Snowfall on the Sahara
1999年 The Magic of Christmas with London Symphony Orchestra
2000年 Livin' For Love
2008年 Still Unforgettable
2010年 Most Wonderful Time of the Year

Natalie Cole
One Way Records
1996-11-04