221135791ジョージ・マイケルの非公認(?)ライヴアルバム。以前ホイットニーやマイケル・ボルトンの同様のライヴ盤を取り上げたことがありましたが、他にもマライア・キャリーなんかも出てたりと、1990年代前半にはこういうアイテムが重宝してました。自分はジョージ・マイケルのライヴ盤も入手していて、ここでの自分的超トピックスは8曲目、Aretha Franklin とのデュエットで大ヒットした曲のソロヴァージョン。こういうのはライヴでしか聴けなかったし、というか、二人でライヴで歌ったこともなく大ヒットという不思議な流れだけど…。当時のヒットシングルを網羅しまくりの濃密なライヴ!本ライヴ盤においては、1987年のソロ作Faith のみをリリースしているのみだったので、アルバムに傾倒した内容かな。

1. Hard Day
激しくなくも、ノリ・少しのデジタル、それを大きな会場で響かせる感じで、声なんかでなく、独特の間などで観客を狂喜させる、自分としては音だけで聴くと不思議にも感じる1曲目
2. Everything She Wants
Wham! 時代のヒット曲、スロウにソーッと始まりつつ、客の叫びが凄い、アイドル的なのか、カリスマ的なのか。声の柔らかさを生かしつつ、高域も気持ち良い馴染み
3. I'm Your Man
同じくWham! より、自分は1996年のアルバムからのシングルカップリングに入ってたのを聴いてたのでソロワークスと思ってました…。ベースラインクールに、音も結構先駆的で攻めてるなぁと。うきうき、ポップファンキー
4. A Different Corner
これもワム!オペラのような、異質な歌唱。ジョージの歌唱力の豊かさを知らしめてくれるバラード
5. Love's In Need of Love Today
Stevie Wonder カヴァー、この辺りからもブルーアイドソウルとしての気質を感じるな。解釈は違うようにも思うけど、闇雲を勇ましく突き進むようで清々しく


6. Father Figure
ソロ作より、ゴスペルタッチにコーラスも厚めに、スタンダード的に歌い継いでいけそうな曲。ライヴって感じがしなくらいに、ライヴでのクオリティが高い
7. One More Try
鉄板、この曲は本当に素晴らしいバラードだなぁと。詩もメロディも歌声も力に溢れてる、受けても自然と心を解き放たれるような気持ちになるし、何度聴いても素敵だなぁと
8. I Knew You Were Waiting (For Me)
アレサとのデュエット、ソロヴァージョン。ライヴで盛り上がるんだなぁと、意外性。この曲で女子がキャーキャー言ってるのも、アレサファンからすると意外。音域が広くなってて大変だけど、ジョージの強さがクール!本作収録音源とは異なるようだけど、ソロライヴ映像あったんで貼っておきますー


9. Careless Whisper
大ヒットワム曲、アカペラでスタート、そしてキャーキャーの青い声援。お馴染みのホーンも哀愁、場末感。日本でいうとニューミュージックみたいな感じかな
10. Lady Marmalade
Patti LaBelle カヴァー、結構軽快に自身の曲のように消化してるから頼もしく。バンドと厚みをもって展開できてるのも面白く


11. I Want Your Sex
ラストは実に11分超、フルヴァージョンにライヴならではの演奏も加味して。ミディアム調で、ここまでゴリゴリに聴かせるのも彼の音楽性の深さか

11曲・72分半、かなり聴き応え有るライヴ盤。これが非正規ってのも勿体ないくらいに、しっかりパッケージできてると思います。この時期の著作権って、色々微妙なところがあったのかな。自分はこのシリーズについては、まだまだジャンルや趣向的に聴くべきものがあるなら取り上げていきたいなぁと。

<参考レビュー(非公認ぽいライヴ盤)>
1992年 Live at Madison Square Garden, NY Whitney Houston
1993年 Luxury Whitney Houston
1994年 World Tour In Concert Whitney Houston
1994年 Dynamic Live Michael Bolton