ジョージ・マイケル、言わずと知れたワム出身のブルーアイドソウル・シンガー。レーベルと揉めに揉め、ようやくリリースされた約6年振りの3rdはPOP1位を記録(オリコンでも3位を記録)。自分はリアルタイムな作品はここからなので、当時買ったCDではあるんだけど、夜中のチャート番組でずっと"Jesus To A Child" が1位で、地味なのに…と理由が分からないままだったんだけど、2ndシングルのアッパーの良さに惹かれてハマっていきました。そして、その時に彼のキャリアの凄さが分かってきたというか。レーベル揉めする辺り、プリンスにも似た感じがあるけど、その堅持なところはアーティストに必要な要素かもしれないなぁと。1. Jesus To A Child
1stシングル、POP7位を記録。はっきり言って暗い、7分近くのスロウバラード。正直最初は良さは分からなかったけど、メッセージだったり、彼の歩みから経ての本曲はだいぶ噛み応え有るなぁと
2. Fastlove
2ndシングル、R&B43位・POP8位を記録。Patrice Rushen "Forget Me Not"サンプリング、メロディセンスも素晴らしいし、卒なくこなすダンサブルな曲調、メロディ。優しく、でも大人さ溢れるアッパー
3. Older
4thシングル、タイトル曲。1曲目に次いで暗いバラードだけど、異なるのは突き上げるような高音部を発するメロディとて、ヴォーカル。なんか砂を噛むように、どこか収まりの悪さもある全体だけど、、深いなぁ
4. Spinning The Wheel
3rdシングル、Dance44位を記録。オリジナルはミディアムにて、ファルセット主体に柔らかな仕上り。でも跳躍もあって、独特なリズム、奏で
5. It Doesn't Really Matter
R&B的なサウンド、だけどヴォーカルは包み込むように骨抜き。ジャズにも近いかな、最小限な感じに上質を
6. The Strangest Thing
自然と音を運んで行くような旅模様的な力のあるヴォーカル、透明で、どこか不透明。オリエンタルに、ポップ不穏なEnya でも目指しているかのよう
7. To Be Forgiven
前曲からの流れが良く、でもメランコリーな、癒しな現行甘茶的なヴォーカルにて。息遣いのプロを目指すかのような独特
8. Move On
アコースティックにも低域に根ざしつつ、でも絶妙に中域も。自然に織りなすヴォーカルの流れが旨みだなぁ、この手の嫌みのなさは確かにオーソドックスに受け入れられそう
9. Star People
"Star People 97" としてリリースされた5thシングル、Dance1位を記録。The Gap Band "Burn Rubber on Me" サンプリング。女性コーラスの威力が強いかな、2曲目に近いアッパー、もっとこういう曲をやればいいのになぁと、楽しいファンキー要素混じり、この手でブルーアイドソウル認識
10. You Have Been Loved
6thシングル、息の長いアルバムヒットに貢献した1曲目にも近いバラード。きっと、こういう自浄作用のような曲がちょうど世界も求めてたんだろうなぁ…
11. Free
自身の境遇を重ねたような曲、暗いけど、どこか喜びも。なんとも信じられないんだけど、インスト3分で終了
11曲・59分弱。重ための作品だけど、少ないアッパー曲とのバランスでうまく構成されていると思います。主要なミックスなどを含めた2CD スペシャルエディションも、当時ほしいなぁと思ったけど、買わなかったんだよなぁ。あと、最初は本作でなく1曲目のCDSデジパックを買ったのを思い出しました、wiki とか観てて懐かしさ!!"One More Try (Live Version)" 良かったなぁ…と、色々フィードバック。。改めて、本作中盤の印象とか忘れてたけど、地味なのにクオリティは高い、そんな感想です。
<過去レビュー>
2008年 December Song (I Dreamed of Christmas)
ジョージ・マイケル
EMIミュージック・ジャパン
1998-03-28
George Michael
EMI Europe Generic
2004-07-20
George Michael
Sony Legacy
2008-07-08
ジョージ・マイケル
EMIミュージック・ジャパン
1997-03-05
ジョージ・マイケル
EMIミュージック・ジャパン
1999-01-27