41SfwYPtA0L__SL160_シュプリームス名義、9作目のオリジナル作で最高チャートとなるR&B・POP1位を記録(以降のダイアナ&シュプリームスなどを通しても両チャート制覇は本作のみ)。今回は本日日本武道館でスタートする19年振り単独ジャパンツアーIn The Name of Love Tour を祝して。とは本作は49年前の作品とて、御年70歳のダイアナ・ロスからすると21歳の頃の作品。でも、音楽は輝いたまま!お馴染みの曲もズラリ。自分は2in1 で購入してますが、単体CDはボートラとかは無いようなので、ま、買い直し等はしてない感じです。全体的にH-D-H 曲が並んでます。

1. Love Is Like An Itching In My Heart
1stシングル、R&B7位・POP9位を記録。ダイアナの強く芯のあるヴォーカルは、淡々とポップなモータウンサウンドに燦然とマッチ、ツボは薄めだけど


2. This Old Heart Of Mine (Is Weak For You)
The Isley Brothers カヴァー。もっさりポップなオリジナルから、テンポアップで爽快な曲に。Mary Wilson, Florence Ballard の薄らコーラスも心地よく
3. You Can't Hurry Love
2ndシングル、R&B・POP1位を記録。日本でもお馴染み、邦題“恋はあせらず”。CMでも有名だし、Phil Collins のカヴァーなんかでも有名。どこまでも止る事の無いヴォーカル、リズム、これぞ彼女たちの勢いたる


4. Shake Me, Wake Me (When It's Over)
同年The Four Tops のカヴァー、モータウンならではの次々早期再利用な手法。ダイアナの重厚でキャチーなヴォーカルは躍動感
5. Baby I Need Your Loving
続いて、同じくThe Four Tops カヴァー。淡々と進んでくけど、どの曲にも存在感はすこぶる。ここではコーラスの魅力は無いに近い、ダイアナ節のみにて
6. These Boots Are Made For Walking
Nancy Sinatra 同年UK1曲、モータウンじゃないけどダイアナに合いそうなものは果敢に取り入れていく手法。可愛いさ、ウェスタンぽさがあったりと、曲調が変わって楽しめる流れに
7. I Can't Help Myself
4・5曲目に続いてフォー・トップス、なんかフォー・トップス カヴァー集になってきた(笑)。でもヒットチューンって流れなので、文句なしに楽しめる。ストリングス前衛にフワり浮いたアレンジ、でもダイアナは揺らがず淡々
8. Get Ready
Smokey Robinson 作、The Temptations カヴァー。男性カヴァーが多いのも特徴、彼女なりの表現とて新たな解釈も生まれる、ここでは粒に溢れたような全体、柔らかな伸びも良い
9. Put Yourself In My Place
2ndシングルB面。The Elgins' カヴァー、独自にランランラン。肩の力を抜いてゆったり歌われ、コーラスの身軽さも聴き心地に
10. Money (That's What I Want)
Barrett Strong カヴァー、ポップなんだけどソウルぽいアレンジ、コーラスが惹き。けだるさ、でも艶あるダイアナの声とのバランスがツボだったり
11. Come And Get These Memories
Martha and the Vandellas カヴァー、コーラスから、リード担当のMary Wilson まで新鮮さ!でも録音のせいか、なんかパンチが無い…曲は悪くないけど
12. Hang On Sloopy
The McCoys カヴァー、最後はおどけたような音に、中高域ヴォーカルにて。なんか、これで終わっちゃうのかぁと、なんか消化不良な音加減だけど、可愛らしさ、歌いっぷりは既に凄い

12曲・32分弱。シングル以外は、10曲カヴァーという、遣り過ぎ作品のような気もするけど…。でも、この時代ならでは。カヴァーしあって、曲の価値を高めて、さらには各アーティストの存在感も増していくというか。特にシュプリームスはその路線で大成功。今で言うMay J., 徳永英明?アメリカでは当たり前のように流通している売り方ですよね、今も昔も(サンプリングだって過去へのトリビュート入ってるし)。

<過去レビュー>
1962年 Meet The Supremes The Supremes
1965年 More Hits by The Supremes The Supremes
1965年 At The Copa The Supremes
1965年 Merry Christmas The Supremes
1968年 Live at London's Talk of The Tower & Supremes
1970年 Everything Is Everything (Expanded Edition)
1973年 Diana & Marvin & Marvin Gaye
1976年 Diana Ross
1976年 Diana Ross (Bonus Track)
1977年 Baby It's Me
1978年 Ross
1979年 The Boss
1987年 Red Hot Rhythm & Blues
1989年 Greatest Hits Live
1991年 The Force Behind The Power
1993年 Christmas In Vienna - The Gift of Love with Placido Domingo & Hose Carreras
1994年 A Very Special Season
1995年 Take Me Higher
1999年 Every Day Is A New Day
2006年* Blue
2007年 Last Time I Saw Him (Expanded Edition)
2012年 Diana Ross (Expanded Edition Disc.2)
2012年 At The Copa (Expanded Edition)

ダイアナ・ロス&シュープリームス
ユニバーサル インターナショナル
2001-09-27

ダイアナ・ロス&シュープリームス
ユニバーサル ミュージック
2013-10-16

Supremes
Culture Factory
2013-06-18

ダイアナ・ロス&シュープリームス
ユニバーサル インターナショナル
2007-06-27

Diana Ross & the Supremes
Universal UK
2004-08-09