キース・スウェット、前作から2年振りとなる7作目でR&B3位・POP6位を記録。ただし、本作から劇的なシングルヒットが急に無くなったのも一つの転換かな。アルバムは凄いボリュームな一方、これといったインパクトがないままのリリース。ただ、この手のシンガーは息が長く、ファンに愛されているのがUSブラックストリームの状況でもあるので、全体の流れ的にどうなのかを噛みしめたいと思います。1. Intro
これまでのキースの音楽ヒストリーをチャンネルをカチャカチャ買えるように1分
2. Things (ft. Busta Rhymes & Rah Digga)
バスタを迎えて、まるでライヴOPかのように、超絶剛力なスタート。ヴォーカルはクールに!キースらしいかは微妙だけど、ミレニアムに入りキースも新たな音を探っている模様
3. Whatcha Like
コーラスにはOl' Skool 懐かしい!ミディアムに心地良いトラック、既に3曲目にして秋めいている感じだけど、(リードには書いてないけど)女性リード・女性ラップとのバランス・相性がなかなか(これがKiki, Dee Dee??)
4. Satisfy You
シリアス風、ライヴだったらしんみり歌うストリート風か、はたまたダンサーが裏で踊ってるか。意気ではありつつ、流れでこそ活きてくる曲、若干3分弱
5. I Put U On
Rodney Jerkins pro.、リードもコーラスも気合入ってる。うねうね絡まりあって進行、ロドニーぽくなくナチュラルなR&Bかな、ちょっと鍵盤も強め?!
6. He Say She Say (ft. T-Boz)
個人的に惹き!共に歌う感じだけど、TボズってTLCならではのヴォーカルラインってのがあったから、ちょっと別個な印象が強いけど。アーティストの魅力はあっても、なんか裏方に近いな、リードなのに
7. Real Man
2ndシングル、R&B73位を記録。女性コーラスたちが、ほのかにサポートし、暖かい雰囲気。ヴォーカルよりも、キースが対峙する当時の音を楽しむ作品かな
8. Kiss You
前半はイントロ?インタールード?ホーンも入りつつ、王道にミディアムスロー。明るみで、清々しい!ちょっぴりインディーズに方向?なんか、大御所入りする手前の音って感じがする、なんとなく何だけど
9. I'll Trade (A Million Bucks) (Interlude ft. Lil Mo)
あとでメイン曲も出てくるけど、リル・モーも参加で1分弱のインタールード、オートチューン既に…
10. Don't Have Me (ft. Dave Hollister)
個人的に興味深い共演、喉のぶつかり!LSG経た後、こういった融合に近いヴォーカルって、キースの度量が分かるから好き。デイヴ・ホリスターも堂々と若きエモーションをソフトに塗し
11. Tonite
1分弱のインタールード、普通に歌ってもいるけど
12. Caught Up
ここから5曲駆け抜け!!ミディアムスローに、聴かせるパート。コーラスには当時新進気鋭のMen of Vision 参加。キースは丁寧に歌い好感、メン・オブ〜は個性少なくともしっかり曲に合うイメージでのサポート
13. Games
音はアコギ含め涼しげなんだけど、ヴォーカルは粘っこさ。スロウが並んでも、彼の個性は継続、コーラスとのバランス取って延々と聴かせ
14. I'll Trade (A Million Bucks) (ft. Lil Mo)
1stシングル、R&B36位を記録。10曲目のインタールードに次いで、メイン。ただ、先行曲としては地味、メンツ的にも惹きにならなかったかも。確かに当時流行ったすばしっこさを用いながら、それでいて官能的・刹那を入れ込んでるけど、ラジオ等でヘビロテにしたくなる曲ではないかな、しんみり浸る感じで
15. Only Wanna Please You
美術館曲?上質なカルチャーに生きる曲のよう、音自体は探ってるけど、メジャーって感じはしない。ただ、優しいコーラスがどうにも反則、男でも酔えちゃう、良い意味で
16. Why U Treat Me So Cold (ft. Lil Wayne)
実質ラストは、ちょっとの躍動はあるけど、終わりって感じはせずに、自然消滅で終わっていくような流れ。思った以上に流れは、ちょっとどっちつかずだった気も・・・
17. I'll Trade (A Million Bucks) (Remix ft. Lil Mo)
14曲目のリミックスとて結構前半から音色は変えてるけど(オートチューン随所)、音自体は変わらない。ここでは鈴木雅之と被りまくる、グラサンで白い手袋
17曲(リミックス1曲・インタールード的なのが3曲)でちょうど60分。流れ的には重たいものがあったかも。さらっと聴けないので、ファンとして気合と想いを込めて聴けば文句なし。なんだ、どこか詰まってる印象があるんだよね。メンツはそこそこ良いところを揃えてるけどマンネリ感に行きつこうとしているのは、やっぱり流れ。ねっとり進む展開は良いけど、抑揚がもう少しあってもって思いました。
<過去レビュー>
1991年 Keep It Comin'
1994年 How Do You Like It? ft. Left Eye
2007年 A Christmas of Love
2008年 Just Me
2010年 Ridin' Solo
2011年 Till The Morning
キース・スウェット
イーストウエスト・ジャパン
2000-11-22
Keith Sweat
Elektra / Wea
2000-11-13