クール・アンド・ザ・ギャング全面参加で、主にフィーチャーゲストにヴォーカルを託したリローディッドなアルバム。前作から3年振り・22作目、UK56位を記録。今回はVirgin からのリリースで、それも2枚組。本作を中古ながら見かけて、UK的なシンガーが多いものの、あからさまに自分好みのアーティストも多く参加していて、これはチェックしないと、と。自分は国内盤ゲットなんですが、有難いことに全曲解説付き。ま、ここは自分の聴いた所感を中心に書いていきます。<Disc.1>
1. Steppin' Out (ft. Beverley Knight)
1曲目流れて、これ夏にピッタシだと思って、レビュー23曲やっちゃうかと決意出来ました。それくらいに、涼やかで軽快で、ビバリーの可愛らしくも頼もしいヴォーカルが心地よい!1981年R&B12位・POP81位
2. Get Down On It (ft. Blue, Lil Kim)
本作からの2ndシングルカット。ブルーがこんな粋な歌唱を披露するとは、K&Gに合わせてきたな。それも、リル・キムが参加ってのも異色。全体的にはファンクだけど、これも纏まりあって涼しい印象。1981年R&B4位・POP12位
3. Stressin'
これだけはクール新曲扱い?途中Al Green "Love & Hapiness" を入れ込んだり、遊んだ緩いファンク
4. Cherish (ft. Ashanti)
1984年R&B1位・POP2位のカヴァー、アシャンティが実にToni Braxton のような妖艶な下地に色を塗すんだけど(音は最高)、やっぱり可愛いヴォーカルで、なんかちょっとだけチグハグ
5. Ladies Night (ft. Atomic Kitten)
本作からの1stシングル。堂々としてても、やっぱアイドルカヴァーって印象が否めず、ファンクで歓迎なんだけど、なんか気持ち微妙です
6. Hollywood Swingin' (ft. Jamiroquai)
1973年R&B1位・POP6位のカヴァー、高校の頃ジャミ好きだったんで懐かしさ優先なんだけど、なんかデジタルじゃなくてファンクは何かマッチしないなぁと。インパクトが残せてない気が…選曲ミス?
7 Straight Ahead (ft. Jamelia)
1983年R&B49位・POP103位のカヴァー、新進気鋭のシンガーだったようですが、ま堂々としてて安定感もあるんだけど、ここで披露されるエッジたったサウンドがツボ
8. Celebration (ft. Lulu, London Community Gospel Choir)
1980年R&B・POP1位のカヴァー、ルル参加ってのは案外ツボ!健在のリズム感、大ヒットに負けじのグルーヴ披露、更にバックコーラスの厚みが旨み!
9. Fresh (ft. Liberty X)
1984年R&B1位・POP9位のカヴァー、音はどこまでも惹き立つなぁ。ほんとご機嫌、男女混成のヴォーカルは何気に上手くてしっかり聴けました
10. Jones vs Jones (ft. Angie Stone)
1981年R&B33位・POP39位のカヴァー、アンジーは事前チェックポイント!緩やかに自分の曲のように取り込んでいる点、他のシンガーと格が違うなぁと。独自の解釈、こういうのも混ざっていることが好感
11. Ooh La La Let's Go Dancin (ft. Jimmy Cliff & Bounty Killer)
1982年R&B7位・POP30位のカヴァー、レゲエで味わうK&Gってのも面白い!おどけてて楽しい雰囲気だけど自分好みではないんです
12. Summer Madness (ft. Youssou N'Dour)
1975年R&B36位のカヴァー、なんとコーラスにはLauryn Hill が参加しているんです!それくらいに、このセネガルのシンガーは何気にチェック対象かも。独特のループ感にて味わう不思議な感触
<Disc.2>
1. Jungle Boogie (ft. Redman)
1973年R&B2位・POP4位のカヴァー、リル・キム異常に異色だったかも、レッドマンがかなりあくせくラップにてクールに!聴き逃す暇無い程に、どこまでも声が渦と化
2. Funky Stuff (ft. Big Brovaz)
1973年R&B5位・POP29位のカヴァー、ラップ続き、K&G自身も挑戦を続けているのが伝わる!ファンクとクラシカルの融合、そこにラップにて独自進行、未来な響き
3. Take My Heart (ft. Blu Cantrell)
1981年R&B1位・POP17位のカヴァー、ブルー・カントレル懐かしい!これも自分の中の事前チェックポイント。ただ、期待のR&Bというよりもレゲエ色にてカヴァー、ヴォーカルの渋みとは合ってるけど、だけど…
4. Joanna (ft. Blazin Squad)
1983年R&B1位・POP2位のカヴァー、若々しいんだけどラップにて。なんか消化曲な感じ、個人的に。スムーズ過ぎて淡々と
5. Ladies Night (ft. Sean Paul, Spanner Banner)
1979年R&B1位・POP8位のカヴァー、当時勢いあったショーンも参加ってのは見事。ただレゲエだからね、エッジ効いてるんだけど個人的にはダレてきましたが
6. Misled (ft. Tony Hadley)
1984年R&B4位・POP10位のカヴァー、ポップ・ロック路線。きれいに真摯なヴォーカルだからかな、甘いし、伸びやかで、でーも自分好みでは無かったりする…
7. In The Heart (ft. D Side)
最新アイドル達も取り込み商業臭さを感じてしまうけど、仕上がりとしては涼しげ、悪く無いんじゃないかな、なかなかのバランス
8. Too Hot (ft. Lisa Stansfield)
1979年R&B3位・POP5位のカヴァー、リサは90年代中盤から好きだったけど、2000年代になってからはノーチェックだったので、妖艶で結構いいじゃんね!音も爽やか且つウネウネで好きだな
9. No Show (ft. Blackstreet)
1981年チャート圏外、これはラストに聴きどころ満載!甘くて、カッケー!!音も裏切らないR&B仕立て、彼らもまた健在だ
<Bonus>
10. Cherish (ft. Natural)
ディスク1のアシャンティと異なるアコースティック風サウンド、なんか程良い甘さながらホワイティな印象が強く、胸に自然と響かなかった・・
11. Take My Heart (Alternate Mix ft. Blu Cantrell)
3曲目ではレゲエで低評価になっちゃったけど、ここではR&Bじゃんね、嬉しいボートラ収録!実に伸び伸びと歌われて、これはブルーにあってる!すきだなぁ、ライヴ感もあるし
1枚目は12曲・約50分、2枚目は本編9曲・35分ほど(よって計21曲・85分)、ボートラ2曲追加で計95分ほど。ディスク1が自分的には楽しさ満載でしたが、2枚目は敢えてのアルバムとしてのコンセプトを持ってのサウンドを創りだしてたんじゃないかなと推測、これは通して聴いた感想ですが。全体的には、攻めてる感じが良かったなぁ。K&Gはあまり参加してる感は無いけど、数々のアーティストがカヴァーしても様になっててカッコ良かった。とにかく音が良いね、そしてヒッツに偽りないくらいに、30年の間のヒット曲多すぎと思いました、改めて。
<過去レビュー>
1984年 Emergency
1989年 Sweat
オムニバス
ビクターエンタテインメント
2004-04-21
Kool & The Gang
Edel Europe
2006-08-18
Various
Virgin TV
2004-06-14
Kool & The Gang
Music World
2004-10-05
Kool & The Gang
Universal