ネリー、前作から約3年振りのリリースとなった7th、R&B4位・POP14位を記録。これまでの6作品共にシングルヒットが安定したためアルバムもメガヒットしていましたが、本作においては珍しくコアがないままにリリース。共演なんかではヒットを飛ばしていたので、シングルヒットが無くてもイケルという判断だったんでしょうか。参加ゲストは今まで以上に豪華な様相。自分としてはシングルヒットあってこそ彼の時代への食らいつきを判断して毎度新譜を入手してましたが、今回は後手後手レンタル(洋盤レンタルって半年くらいで入るんですね、1年とかだと思ってた)。1. Get Like Me (ft. Nicki Minaj & Pharrell)
2ndシングル、R&B36位を記録。Pharrell Williams プロデュース、旬な筈なんだけどチャカポカしてて、オープニングの割にはちょっと地味だなぁ。ニッキーも加わっているけど、なんかシッポリし過ぎ
2. Give U Dat (ft. Future)
音は今な感じで未来感、そしてフューチャーの下地なヴォーカルとの融合は域。実直に進んでいる感じだけど、やっぱこれも地味目
3. Rick James (ft. T.I.)
4thシングル。リック・ジェイムスって、あのファンクマン?それとも何かの総称?ま、ネリーらしいフックが利いた突き進みで個人的にはアゲ
4. Heaven (ft. Daley)
3rdシングル。これもなかなか聴き応え、ネリーはやっぱ地で切り口早い方が潔くて、スコーンと抜けてて最高。ゲストの響きが独特で耳残り
5. Maryland, Massachusetts
畳みかけるリリック、じりじり響きつつ、外野的なフックが利いてて面白い昇華。ただ、どこか地味目に聴こえてしまう、お経のように
6. 100K (ft. 2 Chainz)
好みではないけど、暗黒風味にネリーが完全に2チェインズに巻き込まれ気味。音のシリアス度をベースに、メロディやヴォーカルはなんか平たく進められてて、なんか一辺倒にも
7. All Around the World (ft. Trey Songz)
組み合わせに期待通り、正直トレイのヴォーカルがCraig David と間違えてしまった…こんなにスウィートだったっけ?徐々に四つ打ち超になるけど、絶妙なところで保って冒険R&B、面白い曲になってると思います
8. IDGAF (ft. Pharrell & T.I.)
1曲目に続きファレル、更に"Blurred Lines" と同じ布陣としてT.I. 参加ってだけでなく、なんとも裏で雄叫ぶようなフォー連呼は、そのモチーフにも近いし、耳触り(笑)。でも、ポップさよりも荒さが目立つのでヒット性は厳しいかな
9. U Know U Want To
地味にジリジリ、デジタル頼みって感じがして、ネリーのヴォーカルが惹き立ってないかも。メロディ感もなく、祈りの音楽って気がしてきた、あとDrake に近い世界観
13. My Chick Better (ft. Fabolous & Wiz Khalifa)
出だしのギターには期待、そこまで浸れる感じの全体じゃなかった…。でも他の曲よりは断然上向き!粒さに紡いでるし、地声リードも味わい有るけど、惜しい
※インターナショナル盤ではこれが10曲目になってますが、国内盤では13曲目以降としてのボートラ扱いになってて、、、先行シングルを是が非でも本編12曲目に入れ込んでましたが、なぜこういう事が起きてしまってるんだろう…
10. Walk Away (ft. Florida Georgia Line)
"Cruise (Remix)"のお返し共演かな。出だしのギターには期待、他の曲よりは断然上向き!粒さに紡いでるし、地声リードも味わい有
11. Headphones (ft. Nelly Furtado)
これは時代を反映して全体的に響く!女性コーラスが旨み惹きだして、ミディアムの中にもツボとなるべく節を多数用意、いい感じでエンド
<Bonus>
12. Hey Porsche
1stシングル、POP42位を記録(ヒット泣かず飛ばずのためボートラとしてオマケ収録ぽい)。勢いはしっかりあるし、詰め込み具合・メロディ展開もネリー節全開。ヒットのツボありそうなのに、、、R&Bマーケットで新鮮さが無い判断だったのか、惜しいヒット逃し
14. Ciroc & Simply Lemonade (ft. Yo Gotti)
ピコピコしてる中(音はちょっと古臭いかも)、キリキリラップを主体に地味な進行。ゲストの女性ヴォーカルが救いで場を変化
15. Shake Whatever
これも実験的に、音は前曲と同等というか、だけどリリックの入れ方が若干の工夫かな。ストーリー刻み、ただ掴みどころは薄め
16. Mo's Focused
ボートラがここまで、あくまでもボートラだとは…。地味にも似た曲のオンパレード、音もメロディも。なんか有難みが珍しく少ない
<Bonus (Japan)>
17. Hey Porsche (Keys N Krates Remix)
ネリーぽさがなくなってしまい、音を加工して、ネリーのヴォーカルが見当たらずに。音としては悪くないんだけど、原型とどめてないので、なんか嬉しい感じじゃなくなっちゃってるし…
本編12曲・46分程、ボートラ5曲追加で63分超。世間の評価と合致してしまうけど、確かにシングルヒットはおろか、アルバムとしてもなんかどっちつかずな印象を持ってしまったというか。。。ラップ最前線だったらこうい作品も受け入れられたと思うけど、ちょっと時期を逃しちゃった感じなのかもしれないです。曲によっては面白かったけど、これまでのネリーの作品からすると、どうしちゃったんだろう、って印象でした。
<過去レビュ>
2004年 Suit
2004年 Sweat
2010年 5.0
Nelly
Republic
2013-09-30
Nelly
Imports
2013-09-26
ネリー
ユニバーサル ミュージック
2013-10-16
Nelly
Imports
2013-09-26
Universal
2013-12-01