クール・アンド・ザ・ギャング、1年振りとなる16枚目の作品で、R&B3位・POP13位を記録。そして15年に亘り在籍してきたDe-Lite における最終作。70年代末から80年代中盤まで、結構コンスタントにヒットを記録していた往年グループ。緊急を歌っている割に、ジャケットはオチャラケ。なんか、こんなところからもファンクの面白さが飛び出してきそうでワクワク。まだまだ彼らを聴きこなせてないけど(ベストはさらっと聴いてるとしても)、どんな音楽性か良く分かってませんが、短めの作品なんでレビューしやすそうだなぁと思って取り上げてますが、何よりA面全部がシングル大ヒット!1. Emergency
4thシングル、R&B7位・POP18位・Dance41位を記録。ファンクをベースに、デジタルもうまく取り入れ、健全なポップって感じになってる。今聴くとコレぞっていうポイント薄いと思うんだけど纏まり感・安定感は絶対。
2. Fresh
1stシングル、R&B1位・POP9位・Dance1位を記録。洗練されたヴォーカル、ブラックさが薄いかな。AORぽくもあるけどベースラインやファルセットなんかは削げてて新鮮で、乗れる要素も確かに納得(最初の方にプレスされたヴァージョンがアルバムヴァージョンで、途中からは1分ほどカットされたアルバムエディットヴァージョンが収録されているらしい…ということで自分が聴いているのも4分半くらいの尺)
3. Misled
2ndシングル、R&B3位・POP10位・Dance9位を記録。ギターを若干強めにして、アグレッシヴさ再来。でも本来想像してた彼らと若干イメージ違うなぁ。凄い洗練されちゃってて、なんか大人びてるというか
4. Cherish
3rdシングル、R&B1位・POP2位を記録。これも意外、普通にきれいなバラードだし。なんかThe Bee Gees みたいにコーラス入ってくるし、どこに向かってるんだ?当時のヒットとして抑えてあった流れなのかな、ちょっと違和感になってきた
5. Surrender
80年代らしいポップ・ループ、コーラスだったりシンセの弾けだったり。ただ、ちょっと飽きてきちゃった…最初は良かったんだけど、なんか同じ繰り返しに感じてきてしまい…
6. Bad Woman
4曲目と異なるけど、バラード風味もちょっとシリアスというか、情をこめたようなサウンド。ただしヴォーカルが熱くなく淡々としているので、なんか腰抜け。ただこの涼しげな感じが当時の最前線ってことで強制認識
7. You Are The One
サウンド的にはフットルースみたいな感じで始まったと思えば、ちょっと変則にも、普通のミディアム。リズム取りにくいけど、なんかこれがラストってのはちょっと斬新。ほんわかしてるし、それでいて7分も同じような感じで淡々と…
7曲・37分ちょい、自分にはスムースには受け入れにくかった部分もあり。ただA面は確かにヒットメイカーとしての所以随所に感じました。ただ、こんなに落ち着いたグルーヴを醸し出していたとは、意外過ぎました。70年代と違うアプローチで攻めるにしても、だいぶコジンマリしているというか。それでも時代には確実に合わせてきてたんだろうなぁと。なんか、学んだーという感じです。
<過去レビュー>
1989年 Sweat
Kool & The Gang
Mca Special Products
1990-10-25
Kool & the Gang
Import
2000-01-01