ジョルジオ・モロダー7作目。彼がソロ作品として勢いに乗っていた時期。御年73歳にして、先月末にビルボード東京にて初来日を果たしていました。更には、現在ヒット中のDaft Punk 作品にて、彼の魅力がふんだんに再評価されたような試作が行われており、彼を取り上げるには絶好のタイミング!どの作品をレビューしようかと思ったのですが、中でもヒットしたもので、ダフト・パンク新作に近い味のものを主観的に取り出してみました。1. From Here To Eternity
1stシングル、Dance2位を記録。ダフト・パンクを聴いた後に、これを聴くと・・・36年もの差があるとは感じないというか。それよりも、本曲はDonna Summer「I Feel Love」を完全にモチーフにしたような軸、ちょっと古臭い音や声高のリードはちょっとキツイかも。ただ、ダフトの今の音に近いから、こういうのも違和感なくなってくる時代に逆戻りしてくのかもなぁ
2. Faster Than The Speed Of Love
前曲と繋がって2分、疾走感と完全ディスコデジタル。バシバシと心無しに痛快に進行
3. Lost Angeles
またも前曲と繋がって3分、うねうねしたベースライン(これもシンセかな?)、単に駆け抜けていくようで、こりゃ天使もいなくなるわーって感じのドライダンス
4. Utopia - Me Giorgio
音は1曲目から変わらず、コーラスが薄ら青春じみてる印象。勢いだね、このアルバムは。ただ、ノンストップってのもあって、当時は相当にアゲだったんだろうなぁ
5. From Here To Eternity (Reprise)
A面にて、この曲のみ独立曲。再び1曲目のよいとこ取り1分半
6. First Hand Experience In Second Hand Love
B面スタートはLipps Inc. とまではいかないけど可愛らしいサウンドにて。オートチューンは相変わらず多様。ほっとするような穏便ヴォーカルは、ダフトの継承にも繋がってるような
7. I'm Left, Your Right, She's Gone
テンポを緩めて、新たな趣向を。タイトルに反して、ほのぼのし過ぎ。そのあっけらかんとしたスタイルは彼ならでは、メッセージ性をあざ笑うかのようにポップ
8. Too Hot To Handle
ラストは、相当にあっけらかんとコーラス頼み。もっと骨があってもいいのかもしれないけど、ファンクやソウルの時代にこの軽さってのは面白かったのかもね。ちょっとチープさは否めないんだけど
8曲・30分ほど。流行りのダフトつながりで聴いたとしても、完全にダフトを超えてるとは言えないなぁ。当時にしては最先端を極めていたって印象が強いかも。アルバムとしては短いし、単調なので、シチュエーションによって気休めに聴けば楽しめるかもって止まり。。
アーティスト:Giorgio Moroder
出版:Repertoire
(2013-07-02)
アーティスト:Giorgio Moroder
出版:Repertoire
(2000-01-25)