514J6m6NB2L__SL160_ナタリー・コール、空白に近い1980年代前半を乗り越えてリリースされたElektra から発表された前作『Everlasting』から2年振りに発表されたポップアルバムで、R&B21位・POP59位を記録。90年代からはジャズの大ヒットでジャンルが変っていってしまうことから、これまでの持ち味を聴ける貴重な作品。

1. Safe
80年代ビート継続、ナタリーの実力がポップファンクに織り交ざった感じかな。まるでJanet Jackson みたいだし。どんな音が飛び出してくるか、ジャケでは分からなかったけど、結構ぐいぐい進行させる勇ましさ
2. As A Matter Of Fact
4thシングル、R&B52位を記録。おどけたポップなんだけど、ナタリーのヴォーカルが上手すぎてキレがあるので、凛とした表情になるのは凄み。放課後ブラリ散策〜


3. Rest Of The Night
3rdシングル。音楽として素敵な階層、安心して聴けるメロディ。ここには癖もなく、淡々と。でも煌めきの世界しっかり


4. Miss You Like Crazy
1stシングル、R&B1位・POP7位を記録。ナタリー、80年代における最高のR&Bヒットとなりました。これも前曲を凌ぐ、美しいメロディと歌いあげにこそ魅力。激しさよりも優しさ、そんなエモーションがフィット


5. I Do (with Freddie Jackson)
2ndシングル、R&B7位を記録。バラード続き、聴かせるアダコンデュエット。これ、1曲目にだまされちゃダメだね、痛快のスウィート。双方にセクシー、艶あってキラキラ


6. Good To Be Back
タイトル曲のキレは爽快、サビの突き抜けもなかなか。ポップ過ぎるんだけど、それを覆うヴォーカルが跳躍でたまらん魅力
7. Gonna Make You Mine
穏やかな奏で、張りあるヴォーカルは押さえつつも、サビが頭に連呼するインパクト有。豊かな気持ちになれるなぁ
8. Starting Over Again
5thシングル。これは更に上質の先、ストリングス含め温かで、豪勢な包括。後半は、ナタリーならではの輝く伝う高音パンチでの伸び、うっとり
9. Don't Mention My Heartache
休息、癒し。ただ、まだまだ攻勢を感じさせるアグレッシヴバラード。ソウルの息吹も沙耶かに。しっとりしっとり、後半は若干のウネリも
10. I Can't Cry
エッジを利かせて、少々実験要素のR&Bバラード。ほんと捨て曲ない流れ。ヴォーカルの信頼感あって、どこまでもクリア
11. Someone's Rockin' My Dreamboat
ラストは、90年代のジャズ本腰を予告させるようなジャズ編成。美しいし、アルバムの流れにてタメライも無し。単に余裕のスキャットなんかもイイネ

11曲・47分、さっくりしていつつも無駄が無いのが凄み。ジャケからすると、相当に軽いのかなぁと思ったら、上質に重き。凄いじゃんね、勿体ない、なんかジャケが…。これは、これまで安く中古で見かけるばかりだったけど、評価されるべき作品だね、これは。今やジャズのイメージが強いナタリーだけど、勢いあります。


アーティスト:ナタリー・コール
出版:ダブリューイーエー・ジャパン
(1991-07-25)


アーティスト:Natalie Cole
出版:Rhino Flashback
(2008-09-30)


アーティスト:Natalie Cole
出版:Elektra / Wea
(1995-03-15)


アーティスト:Natalie Cole
出版:Capitol
(1990-10-25)