51nxXkW2sJL__SL160_51O9PmUtlpL__SL160_ロバータ・フラック、『Robarta』から3年振りのリリースはホリディ作。プロデュースは、Robbie Buchanan, Roberta Flack, Jerry Barnes, Philip Hamilton 。今年、ボートラ1曲を加えた新装盤『Christmas Songs』がリリースされた事を知り、そういえば前にロバータのクリスマス・アルバム買った記憶あるなぁと、棚を探して…ありました。多分まったく聴いてないと思います(爆)。今年、それなりにソウルファンには話題になるかもしれないので、流れに乗っ取りレビューしてみました。

1. The Christmas Song (Chestnuts Roasting On An Open Fire)
だいぶ、しっとりした夜にふと酔いたくなるような、スロウ。崩しも多く、ロバータ節健在という印象
2. There's Still My Joy
揺らぎありつつ、不確かなヴォーカルだけど、色々と汲める情景多々。上質に控えめなストリングスやピアノ、ロバータの憂いを輝かせるが所以
3. We Three Kings Of Orient Are
ゴスペルを地にしつつも、淡々と物悲しげに進行するのは独特。ブルースにも近い泣きツボあり
4. 25th Of Last December
スロウ+伸びやかなヴォーカル、アコースティックで冷たさも。後半、無力に延々と奏でられる音に、不思議な世界に惹きこまれていくよう
5. As Long As There's Christmas (with Peabo Bryson)
同年、ディズニー映画『Beauty and the Beast: The Enchanted Christmas』で使用されたデュエット曲。更に、共演の仲良しピーボとは久々のタッグ。それも同じタイミングで共に初のクリスマス作をリリース(ピーボのタイトルは『Peace on Earth』)。二人の大人の魅力がムーディに、美しく緩やかに映えるバラード


6. Because This Child Was Born
高らかなヴォーカルをスロウに聴かせ、艶やかな味わいも。クワイアが後半入るけど、基本はロバータの切なさの詰まり。クリスマスの音色は伝わるけど、それ以上に引き締まる思い強し
7. When There's Love
やや柔らかみを帯びて、ライトに歌われ流れるように展開。後半ギターや強めの音も出てきて、だいぶアルバムの盛り上がりが立ってきたなぁと。音にこだわった6分半って感じかな、ロッカバラードテイスト
8. Little Drummer Boy
出だし1分近くアカペラでスタート、その後はシンプルなアレンジながら続編的に淡々と。掴みは薄くも、包まれるような音に魅力
9. Oh Come All Ye Faithful
ラストは王道にゴスペル、低域で歌われつつもアルバム一貫のラスト締めくくり大成功。派手ではないけど、心地良く景色を演出

9曲・43分。あっという間の流れでしたが、これまでに感じたことのないクリスマスアルバムっていう印象。なんていうか、しんみりするというか、ロバータならではの作品って思うと納得というか。ブルークリスマスをアルバム1枚に纏めたって言えば分かるかな。沈んだ時にはより深みにはめてくれそう。2003年には『Holiday』なるコンピも出てますが、当時は廉価な発売あってかピーボとの共演曲だけ抜けてしまっているみたい。対して、今年リリースの新装盤は…1曲の追加目当てに買い直しは、ちょっとやめておこうかな…。

<過去レビュー>
1973年 Killing Me Softly
1979年 Roberta Flack ft. Donny Hathaway
2012年 Let It Be - Roberta Roberta Flack Sings The Beatles


アーティスト:Roberta Flack
販売元:Capitol
(2007-09-04)
販売元:Amazon.co.jp


アーティスト:Roberta Flack
販売元:Punahele Productions
(2003-09-09)
販売元:Amazon.co.jp


アーティスト:Roberta Flack
販売元:Varese Fontana
(2012-11-13)
販売元:Amazon.co.jp