Atlantic で2枚のアルバムを残して4年振りに古巣Motown に戻ってリリースされた第1弾、R&B13位・POP45位を記録。1980年代中盤に1度CD化されたものの、以来リイシューされていないため、市場にはレコードばかりが溢れている始末。ただ自分は、先日レコファン渋谷店でCDを見つけたものの、なんと税込7480円…ひえーーー。自分は恥ずかしながら、このCDジャケも見た覚えも無かった…。それで、先日ニューオーリンズ行った時に3ドルで購入したレコードより。彼らのアルバムは、リイシューが行われず放置されているものも多い中、これは最近価格でビックリしただけに、お安く聴けてうれしい限り(日本だとレコードも高そうだけど)。ジャケは地味だけど(プロモ状況不明ながら)、長年の仲間 Berry Gordy, Smokey, Robinson の手も借りて一念発起。これまでのスパンでは最も大きい2年近くを空けてのリリース。A1. Power
1stシングル、R&B11位・POP43位を記録。何とも地味な低域アカペラで始まると思って唾を飲んでいると、だんだんダンクラな流れに。ストリングスもご機嫌だし秀逸な噛み合わせ。新たな挑戦ガシガシ伝わるなぁと。 Dennis Edwards, Glenn Leonard, Richard Street, Melvin Franklin それぞれの思いや個性が詰まった不思議ループ感
A2. Struck by Lightning Twice
2ndシングル、R&B55位を記録。Dennis Edwards リード、ポップなんだけどゆったり気味(ちょっと腰抜け感も)。ただ、全体的には彼らの落ち着き度が充満してて爽快
A3. Isn't the Night Fantastic
Richard Street リードで高らかな上質R&B的かな、当時ならでは。柔らかハーモニー、ほんわか進行
A4. How Can I Resist Your Love
Dennis Edwards リード、サポート陣のキュンキュンコーラスが引き立つポップな平和リズム。テンテケテンなミディアムスロウも彼らに巧妙フィット
B1. Shadow of Your Love
Dennis Edwards リード、色っぽい惚れっぽい大人のクールなバラード。昔を思い出す、古臭さ・塩辛さもたまらんとです。サウンドのベタな哀愁感も妙にマッチ、彼らのツボ
B2. Can't You See Sweet Thing
哀愁攻撃では、Dennis Edwards, Glenn Leonardに続いてOtis Williams も頭角。大人のドゥーワップ、コーラスグループの台頭。テンプスがやけに丸くなったなぁと思わせるほどのキュンキュン
B3. Go For It
Glenn Leonard のファルセットでB面は愛に包まれまくり、ここまでゴリ推しラヴはインパクトか、それとも強烈なメッセージとして伝わったか。自分としては、正直けだるくなってきちゃったんです…悪くないし、丁寧な作風なんだけどなぁ
B4. I'm Coming Home
ラストは帰宅の詩、古巣のことを言ってる?Dennis Edwards がうまく締めてくれました。オープニングにも使えそうな元気なサウンド、BPM上々回復。テンプスこうじゃなきゃ、アルバムタイトルのパワーじゃないよ。楽しいワクワク全体感成功
8曲・38分、再起を試行錯誤したであろう作品だと思うけど、結構肩の力が抜けた作品に感じました。タイトル曲だけは如何せん激しさ増し。あとは60〜70年代のインパクトには及ばず、80年代ならではの新たな幕開けって位置づけでしょうかね。