51zZHqyZe9L__SL160_オリジナルとしては4年振りとなる1995年作、邦題『思い出にかわるまで』。確か、1990年代後半ともなるとアメリカでの人気はもとより、イギリスや日本での人気が確固たるものになっていたので、本アルバムについてはUS盤と異なる曲順になってたり(3〜10曲目の中で入れ替え)、更に国内盤は12曲目に「If We Hold On Together」を入れ込むあたり、なんか強引な販売手法の表れかな?!僕は、高校生の頃にレンタルでMDにしてた以来、MDを聴かなくなって、いつかCDを買おう買おうと思って、今年ようやくゲットしました、US盤にて。ほぼほぼ、シングル曲以外はまっさらな感覚で聴きます。たぶんMDのときも、そんな聴きこんだ記憶なし…。R&B38位・POP114位(UKでは10位を記録)。

1.「Take Me Higher
タイトル曲で1stシングル、R&B77位・POP114位・Dance1位を記録(UK32位)。現役感を押し出した最新ダンスサウンドに乗せた、軽やかなヴォーカルを堪能。Narada Michael Walden 担当。当時のライヴのオープニングなどでも活躍してました
2.「If You're Not Gonna Love Me Right
2ndシングル、R&B67位を記録。かっちょいいクラブマター通用のR&Bビート、しなやかで心地よくて一貫して彼女が今に対峙して繰り広げられる世界観、なかなかの旨み
3.「Voice Of The Heart
4thシングル、AC28位を記録。チャートが示しているように、アダコン風味プンプン。起承転結分かりやすいスムースなバラード、丁重に登りゆくヴォーカルも上々
4.「Let Somebody Know
Bunny Huff, Brenda Russell 担当、ほんわか優しげなバラード。タイトルを鼓舞するサビが堂々としてて心地よいくらいに大御所吟味
5.「Keep It Right There
Babyface 作、当時のLaFaceの香り漂うコーラスを持って、いつものダイアナ節淡々と歌われるミディアムR&B
6.「Don't Stop
Chuck Boom 担当、ヴォーカル少々加工。だからこそ、ダイアナの若さが顕著で、旬のアーティストが歌っているように錯覚起こす新たな魅力引き出し成功
7.「Gone
UKでシングルカット、36位を記録。Jon John 担当。確かベストに収録されてたから覚えあり。大人風味の無難なバラード
8.「Only Love Can Conquer All
1曲目に続きNarada Michael Walden 担当、ここではバラード。なんともコーラスにPatti Austin, Angela Bifill 参加。後半の盛り上がりが聴きどころ、流石ゲストを集めただけある壮大さは要チェック
9.「I Never Loved A Man Before
Gerry Goffin 曲参加。スパニッシュギターが世界を広げつつ、薄めの音の中を情景豊かに思わせるシリアスドラマタッチの歌唱。いまいち盛り上がり箇所はないけど、アルバムの奥行きを広げる出来
10.「I Thought That We Were Still In Love
アルバム最大のハイライトは、あんま目立たないけど豊かな音を目いっぱい散りばめ、オーケストレーションが似合うベテラン度に。でも少々実験的かな、もっと張り上げても良い気もするけど、ピアノやサックスが泣き誘い
11.「I Will Survive
3rdシングル、Dance37位を記録(UK14位)。アルバム最初とラストのみダンスで括り、Gloria Gaynor カヴァー。悪くないんだけど、どうにも2曲だけのダンスってのは散漫な印象も与えかねないよね。それでも、プロモ的には重要だったのかな

多分、ソウルファンは評価し難くも、大人なR&Bを聴きたいリスナーには惹きとなるアルバムだったと思います。1・11曲目を除き、曲調は似てるけど、カラフルな印象を持たせてくれるのはゲスト陣・制作陣の手腕もしっかり発揮されてこそ。ブックレットであれこれ写真集状態になってるのは、なんだろね。面白かったけど。

 


アーティスト:ダイアナ・ロス
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アーティスト:Diana Ross
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