Rケリー6作目は、1995年『R. Kelly』以来2度目となる2枚組作品。『Happy People/U Saved Me』のディスク1が、前作『Chocolate Factory』の流れを直球でを継承するシカゴステップな作品、。ディスク2は、完全なるゴスペル作品。この対極にある作品をPOP2位にまで押し上げてきたのも、彼の実力だったり範疇の広さだったりするのかな。今回はディスク1のみレビューしますが、これまでの彼の作品の中では最も好きな流れのアルバムなんです。最近出たアルバムも捨てがたいけど、これは何気なく音をかけていたくなるんです。ドライヴでも家ソングとしても、ほんと最適な50分のアルバム。1.「Weatherman」
“1,2,3 L-O-V-E”〜当アルバムの恒例挿入パートからスタート。弦が軽やかにミディアム調。2分半程のさっくりステップ
2.「Red Carpet (Pause, Flash)」
ステップ感ご機嫌。低域→ファルセット連呼なんて、セクシーポップ。激しいヴォーカルは無くて好感持てる流れ
3.「Love Signals」
ケリーさん節好調に、高らかなヴォーカルも自然に音に溶け込んでます。ライヴ感ある自然な付きあげヴォーカルも最高
4.「Love Street」
ホーンのご機嫌さは、時に今のネオソウルのアーティストが採用する手法。懐かしさとちょっとしたソウルレクイエム込めた絶妙な感触をさらりと表現
5.「Ladies' Night (Treat Her Like Heaven)」
中間曲だからのゆったりまったり展開。リリックも歌唱法も実にリラックス。ギターの軽やかなテケテケがたまらなく心地良い〜
6.「If」
ちょっと夕方モードというか、明るさを少々落としたシカゴステップ弱腰。それでも5曲までの流れを少々崩したのはナイスカンフル。即興風なこぶしは惹かれるなぁ
7.「The Greatest Show On Earth」
更にナイトモードへ。テンポもここからは変わって、スロウテンポのメロウグルーヴ。お洒落空間と、ソウル好きにはたまらない熱さとこぶしを兼ね備えた秀作
8.「It's Your Birthday」
BPMカンバック。それでもリズムの取り方は少々変則。さらりと歌うパート、小刻みに歌うコーラス。結構誕生日ソングって貴重というか、これは演出の一つとして(知識としてでも)覚えておきたい曲。さらり2分半ちょい
9.「Steppin' Into Heaven」
タイトル通り、1曲目にも近い彼らしいシカゴステップ再来。後半の力強さは今のR&Bシンガーの中でも高く存在感を示すべく、シンボル的な曲として創りこまれているよーに感じます
10.「If I could Make The World Dance」
ゆったり波打ち際ダンス。この独特なもっていき方、流石で賞。BPM崩しても世界観は一貫しているよう
11.「Happy People」
1stシングル、R&B7位・POP19位を記録。ラストは、タイトル曲でもありこのアルバムの看板エンディング。もうソァゴステップの集大成。ラストの掛け合いまで、流れが絶妙の7分半
Rケリーの実力が詰まった11曲。きっとこのジャンルなら『Chocolate Factory』が過半数を取りそうですが、たっぷりリピートしたくなっちゃう推しは、やっぱこれ。くどくないし、何よりソウルアルバムのように流れを汲み、そしてラジオのような感覚を取り入れた粋な手法がなんといってもキュンキュン。アルバム、色あせてないなぁと改めて。
<過去レビュー>
1996年 Down Low (Nobody Has To Know) ft. Ronald Isley
2009年 Untitled
2010年 Essential Mixes
アーティスト:R Kelly
Jive(2004-08-24)
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アーティスト:R.ケリー
BMG JAPAN(2004-09-08)
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