61XFyztIFIL__SL160_出ました、トラディショナルなマライア16年振り。さっそく、POP4位を記録するなど絶好調。たぶん、前作は凌がないって気持ちで聴くファンがほとんどかもしれないけど(主観です…)、ここのところR&B一直線で来ていた彼女が、再びトラディショナルと対峙するにあたりどう処理するのか、自身のクリスマスディーヴァ的なイメージをどう塗り替えるのか、そのあたりが僕としては気になってました。

1.「Santa Claus Is Coming to Town (Intro)
25秒ほどのストリングスイントロ
2.「Oh Santa!
Bryan Michael Cox, Jermaine Dupri と共作のオリジナル。PVは前のイントロを交えた繋がり。なんか、こういう曲をリード曲に持ってくるとは、意外な感じがしました。ポンポン跳ねるビートで、肝心の歌はおぼつかなさがあって、おっかなくて(爆)、チアガールを想像する第2の恋人たちのクリスマス〜
3.「O Little Town of Bethlehem / Little Drummer Boy (Medley)
Randy Jackson プロデュース、低域でしっとり。こういうのはマライアの原点な感じがしました。3分半でメドレーとしちゃうのは、ちょっと欲張りな感じも。ただ、すごく自然の流れの繋ぎ。高域はゾクゾクしました。いいですね、トラディショナルでの彼女は
4.「Christmas Time Is in the Air Again
Shaiman との共作オリジナル、スロウしんみり。主体は延々ファルセットで歌いつなぐ、スタンダード性高い仕上がり
5.「The First Noel / Born is the King (Interlude)
前曲同様ファルセット攻めですが、これまで以上に大人っぽい声質というか、マライアぽくない印象がして、新鮮でした。後半は壮大に決めてますが、総合的にこれは好き。曲に繋げた理由は分からないけど、今なR&Bにも通ずるインタールード1分程と合体。このインタールードも素敵
6.「When Christmas Comes
James Poyser との共作オリジナル。声が可愛い(?)加工で、だいぶ無理に若返ってるなぁと。もしかしたら、だいぶ昔にレコーディングしてたのかなぁ。高音の張りなんかも、今になかなか無いような凄みがあって不思議な気分。「I Wish You Knew」みたいな曲
7.「Here Comes Santa Claus (Right Down Santa Claus Lane) / Housetop Celebration
軽めのディスコハウス調、JD プロデュース。うきうきキュート。こういうめっきり自由度の高いクリスマスソングってのも今のマライアならではって気がします
8.「Charlie Brown Christmas
ジャズなマライア、これも新しかった!出だしの雑踏から、急転スロウに。3分足らずの曲ながら、そそるポイント多々
9.「O Come All Ye Faithful/ Hallelujah Chorus (ft. Patricia Carey)
前者はルーサーのカヴァーでも有名、実際なら1曲だけでしっかり歌いこんでほしかった希望はあるけど。それでも、マライアの母ちゃんがオペラ参加してるってのはビックリ。気合感化されたのか、マライアの超ファルセットも登場し仰天
10.「O Holy Night  Live From WPC in South Central
これって「O Holy Night 2000」として発表の同一内容じゃん。疑似ライヴながら当時は完成度の高さにびっくらこいたものです。10年前のレコーディング曲を入れてくるとなると、もうコンセプトなんてちゃぶ台状態
11.「One Child
Shaiman との共作オリジナル。16年前のクリスマスアルバムにも多くあったけど、子供の声が入るスロウなクリスマス・ソングって、彼女の要素の一部になってた気がするので、このアレンジは好印象
12.「All I Want for Christmas Is You - Extra Festive
吹き込み4度目?リミックスも多々、オリジナルがクリスマスの定番になるのは改めて素晴らしいなぁと。イントロはドキドキながら、それでもオリジナルに忠実に歌い直しってのは楽しめます
13.「Auld Lang Syne - The New Year's Anthem
日本では違和感あるかもしれないけど、向こうではクリスマスアルバム=ホリディアルバムになっているわけで、ニューイヤーを迎える蛍の光は、案外自然。ここでもしっとり新年を!!と思ったら、まるでダイアナ・ロスばりに、ラストはダンスミュージックに切り替わってノリノリ。面白い流れだったなぁ

コンセプトは第1弾作と比較すると苦だけど、それと切り分けて創られたクリスマスアルバムって感じがしました。収録分数的にもちょうど良い感じだったけど、あれこれ要素詰め込めすぎてて、案外忙しいアルバムだなぁって感想も。曲としては流れが急なものも多いので、かいつまんで味わうのも手かな。


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