Tempts-a-song-for-youR&B1位(1週)・POP13位を記録。Leon Russell の大ヒット曲をタイトルに持ってきたアルバム。数年前に限定CDとして復刻発売された前作『1990』と制作チーム・としてテンプスのメンバー自体は変わらず。R&B1位曲を2曲収録しているっていうのも話題になると思いますが、P-Funk 参加ってのがかなり大きいのでは。彼らが根ざしてきたファンクを、継続してきた極みをカタチにできているアルバムだと感じる一方、彼らのオリジナルを好きだったファンは徐々に離れていた頃だったんだろうなぁと憶測。

1.「Happy People
先行シングル、R&B1位・POP40位。オリジナルはThe Commodores。テンプス云々関係なく、BPM速めのファンクサウンドにやられます。ギターのテケテケ、ホーン、しゃがれたヴォーカル、これはなかなか旨み!
2.「Glasshouse (ft. P-Funk)」
3rdシングル、R&B9位・POP37位。再びBPM良い感じで、ずんどこ。ベースライン快調、自由にヴォーカルを繰り広げて、ソロも多重音もゴキゲン
3.「Shakey Ground (ft. P-Funk)」
2ndシングル、R&B1位・POP26位。かっ飛ばすシングルカット集。これはテンプスにとっては実験的な音。ファンクというよりもロック的なアレンジ。ヴォーカルもアタックとしゃがれとシャウト強め。テンプスが、またまた変わっちゃったなぁという印象。でも、はっちゃけてるから許せる範囲
4.「Prophet
バリトンの声の処理が面白いです。以降はいつものテンプスのヴォーカルアレンジ。だけど、不思議な空気を漂わせるアレンジがいただきにくい。2曲目までのテンプスはいずこへ…
5.「Happy People (Instrumental by The Commodores)
1曲目「Happy People」のインストヴァージョン3分弱。この曲に頼りすぎるのはどうかと思いますが、やっぱり曲が良い!インストっていっても、コーラスは被ってくるのでOK
6.「Song for You
B面、急にしっとりするのは素敵な展開。というかAretha Franklin1974年作『Let Me In Your Life』にも似てる。。オーソドックスな曲での彼らは、やはり的を得ていて安心できます
7.「Memories
レアグルーヴ的に心地よいサウンド、ベタかもしれないけどメロディの軸がしっかりしていて聴きごたえあり。ただし、アレンジに好き嫌いが出そう
8.「I'm a Bachelor
リードとコーラスの掛け合いがポイント。アレンジはストリングのせいだけではないと思うんだけど、どこか甘酸っぱい。きっと、これはメルヴィン効果というか、テンプスの声の魅力他ならないかなぁと
9.「Firefly
6曲目のタイトル曲だけに頼らないバラードが、このラストトラック。一見地味だけど、起承転結具合良し!途中挟まれる会話メロディも、青臭くて好き

前半のファンクビートは1・2曲目でノックダウン。途中だれそうだったけど5曲目でハイパー復活。B面最初(6曲目)は文句なしというか、オリジナルとの対比で面白く。その後、盲点ありつつも9曲目で素敵なフィナーレ。70年代中期のアルバムの中では普通に良いアルバムだと思います。


アーティスト:The Temptations
販売元:Umvd Special Markets
発売日:2007-06-06
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アーティスト:The Temptations
販売元:Motown
発売日:1998-10-20
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アーティスト:The Temptations
販売元:Universal/Motown
発売日:2004-08-09
おすすめ度:5.0
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