PlacidoDomingo94邦題タイトルは『ラヴ・フォーエヴァー』になってましたが、3大テノールが主軸となるライヴアルバム“クリスマス・イン・ウィーン”シリーズの第2弾(ちなみに、第1弾はホセ・カレーラスとダイアナ・ロスでCDリリース済)。今回、なぜディオンヌとドミンゴが顔合わせになったのかは不思議ですが、ウィーン交響楽団、モーツァルト少年合唱団とともに繰り広げられる音楽は実に深みがあります。普段ソウル畑の音楽を聴くことが多いものの、こういった形でオーケストレーションに触れられ、なんか教養を得た感じ(笑)。

1.「Smile
最近では、Michael Jackson 追悼式典で兄Jermaine Jackson がカヴァーして話題になった、チャップリン映画“モダン・タイムス”挿入歌。ディオンヌとドミンゴがどう対峙するのか興味深かったのですが、なにげにディオンヌの歌唱法が普段と異なり、オペラ式になっているかのよう。重みのある仕上がりでした
2.「Hear My Song
これはドミンゴ単独。実に壮大なヴォーカルに、改めてテノールの凄みを痛感。ここまではクリスマスって感じはあんまりしないけど
3.「O Holy Night
ディオンヌのドス声のまま淡々と披露。耳だけで聴くと、ちょっと物足りない感じもしたなぁ
4.「Golondrinas
オリエンタルな風味はあるけど、これもクリスマス?声の迫力にただただ脱帽
5.「Over the Rainbow
ミュージカル“オズの魔法使い”より、邦題『虹のかなたに』。1曲目につづきデュエットですが、ドミンゴが凄すぎました。でも、ちゃんと高らかに歌ってくれる時のディオンヌは頼もしいです
6.「What the World Needs Now Is Love
Burt Bacharach 作、ディオンヌのヒットでお馴染み1972年の作品。90年以降も、自身のさまざまなヴァージョンを披露しているが、ここでは原曲に忠実な再現
7.「Ultima Canzone
完全にオペラ劇中歌?迫力負けな自分
8.「As Time Goes By
映画“カサブランカ”より、邦題『時のたつまま』。張り付くディオンヌの声、哀愁あるアレンジ、自然と穏やかな雰囲気に。クリスマスムードというよりもオーケストレーションを楽しめる作品
9.「Die Musik
ドミンゴ〜。この手は詳しくないですので、あはは…
10.「Ave Maria
共演3曲目。教会ソングながら、クリスマスソングとしても歌い継がれる作品。オリジナルテイストよりは新たな印象を伺わせる展開は注目。両者、なかなかヴォーカルパートをうまく分け与えていて、そんなところは聴きどころかな
11.「Medley : Mary's Boy Child / God Rest Ye Merry, Gentlemen / Once Again, It's Christmas Time This Year / Ven A Mi Casa, Esta Navidad / The Christmas Song Feliz Navidad
6曲を繋いだハイライト。これは映像で見たらもっと面白そう。この曲だけでも、クリスマスの神聖な夜を美しく彩ってくれそう
12.「Still Nacht (Silent Night)
合唱団の美しいハーモニーが前半に、そしてディオンヌとドミンゴも加わり3分ほどで終了へ

2人の掛け合いは注目する箇所も多かったです。でも、両者の音楽を楽しむことができなくては、中だるみも発生するかな(ともに素敵な音楽なんだけど、ジャンルが違いすぎる人選だと思うんで)。個人的には、11曲目につきるかな。オペラ的なのもすこぶる良いはずだけど、ディオンヌの影がひそめすぎてて、期待はずれな部分も仕方ないような。。


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おすすめ度:4.0
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