メアリーのトリビュート盤ではなく、メアリーのヒット曲をあんまり有名でないアーティストがジャズカバーしたというアルバム。ストリートワイズ・オールスターズが手掛ける同様のアルバムは他にもありますが、どれも趣向を凝らしたというよりは、無難にジャズアレンジに変化させたという程度。それでも、それぞれ取り上げられたファンには嬉しいツボもあるので、そこらへんは要チェック。

1.「Be Happy
まったり展開するスムースな展開
2.「Family Affair
激しい音を抑え、シンセ音でチープに彩ってます。サビでのコーラスはメアリーに似てます
3.「Not Gon' Cry
スローテンポでのこの曲は、ジャズアレンジにはなかなかもってこい
4.「Love No Limit
男性コーラスが加わり、味わいも深くなります。サックスやフルートの音色は、結構聴けるポイント
5.「I Can Love You
3曲目とはテンポは異なれど、メアリーを意識した好アレンジ
6.「Real Love
楽曲自体がポップなだけあって、ジャズというコンセプトからはずれるのが惜しい。単純なフュージョン?!
7.「I'm Goin' Down
チープでありつつも、ソウルフルな展開、アレンジに、個人的には優秀賞
8.「All That I Can Say
原曲に近いアレンジすぎるので、単純な再演的な印象
9.「Mary Jane (All Night Long)
無難。落ち着いて聴ける流れではありますが、メアリーのファンでもなければ、このへんでだれてくること必至
10.「Be Without You
この楽曲がジャズ??と思いきや、コーラスをあまり入れずピアノにメロディを託し、案外成り立つ仕上がり。ただし、コーラスは入れなかったほうが良かったと思います、メアリーを思い起こすというより、かわいこちゃん
11.「Just Fine
アルバムとして捉えると華やかなラストですが、ジャズというコンセプトからはずれてますね

スーパーで流れてる音とは少々違いますが、ファン以外にはあんまりお薦めしにくいアルバム。コンセプトも総仕上がりも、なんか良く分かりません。だけど、なにげに口ずさめてアレンジも楽しめるには楽しめる展開で、たまにはこういうのも有り。


アーティスト:Streetwize
販売元:Shanachie
発売日:2008-07-22
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